2024年17回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは探せばあるよ!

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2024年17回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは探せば釣れる!

2024年8月14日。

2024年夏シーズン17回目のハゼ釣りに行ってきました。


釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】→【しおじ磯】

天気:晴れ

釣行時間:6時00分くらい(潮位:69cm干潮)〜9時30分くらい(潮位:105cm上げ4分)若潮

釣果:マハゼ104匹(8cm〜12cm)


竿:4.5m(ゼロサム初梅)

道糸:ナイロン0.8号

ハリス:ホンテロン0.6号

ハリ:袖スレ1号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:アオイソメ→ボイルベビーホタテ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け



オッサンの夏季休暇もいよいよ折り返しだ。


恐ろしいことに、夏休みが始まってから毎日釣りをしている。


毎朝、仕事日よりもかなり早い時間に起きて、せっせと釣り場へ通う。


健康的と思われるかも知れないが、全くそういう自覚はなくて、このクソ暑さと戦いながらの釣り。


もう疲労困憊で身体はダルく疲れ切っている。


「そんなんじゃ〜、釣りなんぞやらないで休めばいいじゃん!なんための休暇だよ」


まったくだ。オッサンも激しく同意。


いつものハゼ釣り場へ行くと、当たり前のようにいつもの常連たちが集まってくる。


お盆のくせに毎日釣り場へやってくる不信心な奴らに、「あいつ、釣りに来ないじゃん!ひよりやがって!」と思われるのもシャクなので、釣りに行かざるを得ない。


小奴らに「せっかくのお盆なのだから帰省してお墓参りとかしないの?」と聞くと、「田舎はない!」というお返事。


「例え田舎はなくとも、ご先祖様はいるんだからお墓参りはするべきでは?」と食い下がると、「そんなの別に暑い今じゃななくてもいいじゃん!」とご先祖もブチ切れるであろうアンサー。


そもそも、お盆には『殺生はしてはいけません!』とか、『海とか川に近付いてはいけません!』とか言われているハズだが、運河沿いの釣り場で殺生をしまくっている釣り人達。


ちなみに『針仕事など怪我の恐れのある作業』とかも、やってはいけないらしい。


釣りなんて釣り針を扱うし、岩場をウロウロするもんだから『怪我の恐れのある作業』って、釣り自体がその作業まんまだよね。


そんな古来からのしきたりを全く無視する、けしからん罰当たり者が釣り人という人種である。


ちなみに昨日の釣りモノはアジ釣りだった。


アジ釣りとは言っても、東京湾名物のライトアジではなくて、この時期でも水深50mほどの深さに落とし、130号オモリのビシカゴをブンブン振り回す体力勝負の男気溢れる釣りである。


海の沖は暑さが多少和らぐが、それでもやっぱり暑いもんだから、余計に体力を削られもうヘトヘトだ。



ふと今朝目覚めると、部屋はすっかり明るくなっていた。


時間を確認するが、もうとっくに釣り糸を垂れていなくちゃならない時間だった。


「もうハゼ釣りなんていいじゃん!このまま寝てようっと!」と思ったが、重大な事を思い出す。


「やっぱり釣りに行かねばならんか…」


渋々起き出し、釣り道具を愛車にブチ込んで出発。


相変わらず、こんな朝でも空気がムア〜っとしてて既に暑い。


「いつになったら、爽やかな朝になるのかな…?」


もう疲れ切ってるので、いつも以上にチンタラと愛車を漕いでやっと釣り場に到着。


釣り場を見渡すが、いつもよりもハゼ釣り人が少ない気がする。


やはりお盆なんだから、殺生を控える常識ある方が多いんだろうて。

ハゼ釣り人、少ないな…


釣り場脇を移動していると、MR氏がいてハゼ釣りの塩梅を伺うが「どこも釣れない…」らしい。


MR氏と話し込んでいると、昨日アジ釣りに同行したH2氏もやって来た。


いつもはオッサンよりも早く釣り場に来ているが、さすがのH2氏も疲れて起きれなかったらしい。


どこも釣れないとなると、ハテ?どこで釣り糸を垂れようかな?


10秒ほど考えるが、やはり実績ポイントの【はぜつき磯】の深場ゾーンから始める。


結局、どこも釣れない時って、自分の実績ポイントに行くことが多いと思う。


オッサンはMR氏とこの深場ゾーンから始める。

いつもの実績ポイント


水はちょっと赤潮が入ってるかな。


いつものように水際にはワンサとアミが泳いでいる。


コレが食物連鎖の底辺を支えているんだから、ありがたや〜

アミがすごい群れている


取り出しましたるは、4.5mの長竿『ゼロサム初梅』


釣れないんだから、釣れない人と同じ事をやっても結果は見えている。


なので、人と違うことをやれば、なにか違う結果になるかもしんまいっという、浅はかな考えから。

今日もコレで爆釣だぜ!


仕掛けはいつもの。

毎回紹介するまでもないが…


本日の餌はアオイソメ。


実はコイツが今日も釣りに来るハメになった原因だ。


昨日のアジ釣りの餌が大量に余ってしまったので、コイツを消費するために身体を引きずってまでも釣りに来たのでした。


沖釣りって大枚はたいてるし、大漁以外に考えないから、用意する餌だって多めになるじゃん!


ほとんどは今回のようにズッコケるから、このように餌が大量に余るのは、釣りあるあるだよね〜

コイツのせいで!


ハゼもそこそこに大きくなってきているので、イソメの垂らしは1cmくらいかな。

釣れるハゼサイズによって

最後の最後で挽回

お隣りのMR氏によれば「釣れないよ…」らしいが、オッサンは4.5mの竿だから爆釣間違いなしじゃ〜!


第1投目を振りかぶって、軟着底するとすぐに竿先をひったくるアタリで本日の1匹目。

初手から釣れた!


さすがに沖にはハゼが居るらしく、次も連打で上がってきた。


しかし、ここから大人しくなる。


どこに落としても、いくら誘っても、ほとんどアタリが来なくなる。


たま〜にスン!とアタって来ても、針掛かりしない事が多発。


ムムム…、ハゼが小さいか、イソメ餌だからか…


忘れた頃にポツリポツリと釣れるが、10cmにも満たない小ハゼしか釣れない。


しびれを切らしたMR氏はO氏から「【しおじ磯】で入れ喰いだよ!」のガセネタに一縷の望みを託して移動して行った。


捨て台詞が「詐欺情報に嵌ってきます!」だった。


まぁO氏の入れ喰いほどアテにならないものはないが、移動するキッカケになればソレも無駄ではないんだろうて。


ひとり残されたオッサンも相変わらずポツリポツリ程度にしか釣れない。


全然アタリもしない!っというなら即移動を決断するが、釣れなくもないんだけど…というところが判断を鈍らせる。

たま〜に釣れるのがいやらしい


しかし、ひと通り釣り歩いたタイミングでオッサンも移動を開始。



目指すは【しおじ磯】だけど、途中【夕やけなぎさ】の様子も見るが、釣り人はそこそこに居るんだけど釣れる気配が全くしない。

【夕やけなぎさ】は釣れそうもないね〜


やって来たよ【しおじ磯】


この釣り場は釣り人はあまりいないんだけど、釣れるポイントを間違わなければ入れ喰いも多いエリア。


ただ、その入れ喰いエリアが全く予想できないから、とにかくやってみるしかない。

当たり外れが極端な釣り場


浅場ではO氏、H2氏、MR氏が並んで釣り糸を垂れていたが、「入れ喰いなの?」との問いに「さっきまでは…」とO氏。


コレも釣りあるあるで、釣れるから仲間を呼ぶと釣れなくなるんだよね〜


っという訳で、オッサンはこちらでも深場ゾーンへ行ってみる。


コチラの深場ゾーンは数は上がるんだけど、サイズが小さい。


しかし、本日はそんな贅沢は言ってられなくて、とにかく釣れれば良いや!


なんだけど、こちらでもポツリポツリで楽しくない。


頼みの綱もブッツリ!切れたタイミングで釣り船が通過しだしたので小休憩。


休憩後、各々が自分の予想の釣り場に散っていった。


オッサンは先程三人が並んでいた浅場でやってみる。


この時期はほとんどのハゼ釣り人が2mくらいの短竿を使っているから、手前しか探れないんだよね〜


4.5mの竿だと沖側も探れるから、人が「釣れないよ…」と言ったスポットでも違う結果になることもある。


っという理由で、浅場ゾーンの沖狙いなんだけど釣れるんですね〜!


手練れ3人が散々やったエリアでも、狙いが違えば結果も違う。


ただ、浅場だからかハゼサイズが小さいな。

ちょっち小さいな…


釣れなくはないが、こちらもひと通りやっちゃうとアタリが遠のいたので移動開始。


移動先はオッサンは今季初のエリア。


既にMR氏が入ってて、塩梅を伺うと「実は釣れてる!」との事。


MR氏はO氏と違って慎重派なので、釣れてても黙ってる事が多いムッツリタイプ。


聞けば口を開くんだけど、聞かないと黙々とひとりで良い思いをしている野郎だ!



んだばオッサンも参戦。


竿は相変わらず4.5mだから、MR氏と被っても狙い所が違うから問題ない。


こちらはちょっと深場になるのでス〜っと仕掛けが落ちてゆき、軟着底と同時に竿先をひったくられる。


上がってきのは本日の最大サイズ。

コレが上がれば良いね!


ココからが入れ喰いタイム!


落とせば喰って来て、サイズも10cmを超えるから針掛りも良好。


深場だから暴れるハゼを抜き上げるのが楽しい!


しかし問題が…


オッサンがスレ針を使っているからか、今日はやたらイソメが自動的に外れるんだよね〜


絶対に喰ってくるスポットに落としてるんだけどアタらなくて。


おかしいな〜…?と思いながら竿を上げると、イソメが無くなっている事が多発。


アタリを見逃しているのではなくて、仕掛けが落ちてゆく時にイソメが針から外れるんだろうね。


まぁ度々あるんだけど今日はやたら多くて、釣れる時にこういう事が起きると時間がもったいない。



もうひとつの問題が、やはり竿が長いな〜


広く探れるのは良いんだけど、沖なら良いのではなくて、ハゼがアタって来る地帯ってその時で決まっている。


今はちょうど3.5mの竿でちょうど良い距離で、4.5mの竿だとけっこう立てなくちゃだわだから、釣りにくいったらありゃしない!


3.5mの竿も持ってきてるんだからチェンジしろよ!なんだけど、面倒臭いという理由の他に問題もあって…


作業時間はわずか数分だろうけど、一度現場から離れると、釣れていたスポットが分からなくなるじゃん!


あと、そのスポットで連打になるようせっかくハゼを寄せてるのに、そんな事をしてたらまたハゼが散っちゃうよ!


コレてすごく大事で、寄せたハゼが餌に興味があるのは、ほんの僅かな時間です。


その僅かな時間で勝負を掛けないと、またハゼを寄せるのに時間を使うのでもったいないんです。


なので、釣れる時はほんの僅かな時間でもその場を離れたくないし、離れるわけにはいかない。


でも、こういう時に限って人が話しかけてきたりするもんで…


こちらも大人の対応はするが心中は、”っざけんじゃねぇ〜よ!いまそれどころじゃねぇ〜んだよ!”だ。


なのでみなさん、人に話しかける時は、そのタイミングを間違わないようにしましょう。


釣れてるからと言って話しかけるのはお控えください。


そんな時はスゴい忙しくて集中しているので、邪魔されると機嫌が悪くなり、噛みつかれるかも知れませんよ!



っという訳で、終盤に爆釣で挽回。


絶対余ると思っていたイソメが無くなり、MR氏にホタテ餌を恵んでもらった。


やはりハゼ釣りの餌はホタテだね〜


手返しも早くて、針掛りも良好!間違いないね!

ハゼの餌はホタテだよ!


一気にオッサンの手もカウンターもフル回転。


今日という日は人生から切り取ろう…と諦めていたが、思わぬ爆釣Dayとなり楽しかった。



本日は【はぜつき磯】→【しおじ磯】と釣り歩き、3時間半ほどの釣行だったけど、最後の爆釣は40分くらいで、他はほとんど死んでいた。


3時間半で104匹とノルマを達成できて良かった良かった。

今日は無理だと思ったけど…


こういう日は難しいよね。


どこへ行っても、なにをやっても釣れないし…


ただ、これだけ広い釣り場だから、どこかしらに釣れるスポットが絶対にあるんですよ!


釣れる釣れないって、ソレを諦めないで探すがどうか?の違いだけだと思います。


いつも同じエリアで釣ってる人がいるんだけど、そういうのは選択肢がすごく限られてしまいますよね。


そのエリアの状況で釣れる釣れないが決まってしまう。


ソコで釣れれば良いけど、そうじゃない場合はどうするのか?


いつも釣る人って、その選択肢がとても多い人です。


あと、大前提が諦めが悪い人。


釣りは、この諦めの悪さが上達の絶対条件だと思います。


釣りの神様がいるとしたら、最後に微笑むのは、この諦めない人に対してだと思いますよ〜


とは言え、オッサンの場合は諦めないというより、『しつこい』とか『ねちっこい』方のタイプだから始末が悪い。


諦めないとしつこいの意味をまとめると、

【諦めない】:くじけずにやり遂げることを表すポジティブな意味

【しつこい】:物事に粘着する性格やくどい様子を表すネガティブな意味

だろうから、オッサンは後者だよね。


別にいいんだよ、どっちでも!


釣れりゃ〜いいんじゃ!釣れりゃ〜!


しょせん、釣ったもん勝ちだよ!ケッ!!



次の記事>>>「2024年18回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは居るところには居る!」へ



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オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。


結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…


正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。


販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。


オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!


売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。


なるべく頑張って製作します。

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