2024年11月24日。
2024年38回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:【秘密の花園2】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。
天気:晴れ
釣行時間:10時00分くらい(潮位:139cm上げ6分)〜12時00分くらい(潮位:159cm満潮)小潮
釣果:マハゼ10匹(15cm〜17.5cm)
竿:1.5m(行雲流水)
道糸:ナイロン1.5号
ハリス:ホンテロン0.8号
ハリ:競技キススペシャル8号→袖スレ4号
オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ
エサ:ジャリメという名の糸ミミズ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
まだ時期尚早かもしれないけど、年末に近いので忘年会の予定がチラホラと入っている。
12月に入ると、公私共になにかと忙しなくなるもんだから、今年は早めの開宴という事らしい。
昨日は外房へのハゼ釣り遠征で、まだ早朝というより夜中から活動を開始してたんだけど、トホホな釣りになってしまい早々に撤収。
帰宅するとすぐに忘年会へ行かなくてはならない過密スケジュール。
宴の最中もハゼ釣り遠征玉砕が尾を引いてて、”今夜は夜釣りでリベンジしちゃる!”と密かに闘志を燃やしていたのでした。
しこたま飲んだけど早めに帰宅し、釣りファッションに身を包み1時間の仮眠で体力回復を図るつもり。だった…
んだけどしっかり爆睡し、おひさまがけっこう高くまで登っていた時間に目が覚める。
「アレ?ここはどこ?私は誰?」状態でしばし混乱する。
つまりは夜釣りのリベンジ失敗だったが、そりゃ〜そうだよね!
忘年会ともなれば、若い頃のように飲んで暴れて壊れてとまではいかないが、晩酌とは違ってそこそこの深酒になるんだから、1時間の仮眠で起きれるわけないじゃん!
そもそもが、酔っ払って夜釣りなんて自殺行為だよ。
釣れる夜釣りに行けなかったのはたいそう悔しかったが、結果的には命拾いしたんだから、起きた時はホッと胸を撫で下ろしたのが正直なところ。
という訳で、たまにはハゼ釣りなんぞしてないで自宅でモサ〜っとゆっくりしてよう…、とはいかないのですね〜
実は、昨日の遠征で使ったジャリメがたんまり余っている。
大枚はたいて買ったもんだから、そこら辺の土に返すのはもったいないではないか?
っというわけで、本日もハゼ釣りへGo!となったのでした。
道具一式を愛車にぶち込んでとりあえず出発するんだけど、はたしてどの釣り場へ行くべきか?
愛車を漕ぎながら、目的地さえ決まってないオッサン。
当然、この時期のハゼ釣りといえば穴釣りしか無いんだけど、【秘密の花園】へ行くべきか、【秘密の花園2】にするのか迷う。
信号待ちでしばし考えるが、今季の【秘密の花園】は未だに調子良くないらしいので、【秘密の花園2】へ向かうことにする。
心配なのが【秘密の花園2】はオッサンちから一番遠い釣り場ということと、今季の【秘密の花園2】もまたそれほど釣れていないという事。
とは言え、オッサンが行った時は爆釣かもしんまい!という釣り人特有のお花畑的思考だけが頼みの綱だ。
愛車を漕ぐこと小一時間ほどで【秘密の花園2】に到着。
広大な釣り場には4人ものハゼ釣り人で大盛況だった。
いつもの御老人が居たのでサツを交わし、穴釣りの塩梅を伺うと「今日は渋いね〜…」といけずなお返事。
お花畑の花が散る。
そして、この釣り場の主であるS氏もいたが、この御方に釣果を聞いても良く分からないレスポンスしか返って来ないので、適当な世間話だけで終了。
せっかくなので、ダメ元で普段は行かないエリアまで移動する。
しかし、今日はお日柄が良くて、日向ぼっこ日和だ!
快晴なうえ無風なので、ぽかぽかと心地よい。
もうハゼ釣りしなくても良いかな?と思うほどの小春日和な陽気。
荷物を下ろし、しばらく日向ぼっこで粉っぽくなるオッサン。
遠くの釣り人達を眺めながら、「しょうがないからハゼ釣りでもしよっかな〜」と渋々釣りの準備を始める。
本日の竿は穴釣り用の1.5mの短竿。
穴釣りと言えばこの竿
仕掛けは穴釣りと言えども、いつもの胴突き仕掛け。
穴釣りでもこの仕掛け
ただ、針は昨日の遠征で使った余りのキス針。
もう今季は遠征も行かないだろうから、全部使い果たす予定。
んで餌は、本日ハゼ釣りに来るハメになった原因のジャリメども。
コイツらのせいで!
けっこう余っているので、豪華に2本掛けだ。
コレなら喰って来るだろうて
さぁ、爆釣じゃ!
今現在は悪くはない潮位で、これから潮が上がってくるから期待はしている。
とは言え、穴釣りの場合は下げ潮の方が釣れるのは事実。
潮が上がるとともにハゼも手前の穴に移動して来る。
つまりは上げ潮の場合は、手前の穴にはまだハゼが入ってきていないという事。
逆に、下げ潮の時は、まだ手前にもハゼが残っていたりする。
という訳で、上げ潮よりも下げ潮の方が釣れるのは自明の理。
今は上げ潮だけれども、少なくとも潮位が低すぎて釣りになりまへん!という事が無いから、釣りにはなる。
とりあえずは目に付く適当な穴から始めるんだけど、やはりちょっぴり低潮位だからカニがちょっかい出してくる。
本日の餌はジャリメで、しかもやたら細いジャリメだから、カニにひとつまみされただけで切れてしまう。
だもんで、深めの穴に落とせばカニの猛攻から時間は稼げるので、深めの穴探しが仕事だ。
しばらくご機嫌な深い穴が見つからなかったんだけど、やっと良さげな穴を発見!
「ココ絶対ハゼがいる!」
オッサンほどの専門家ともなると、穴の様子でハゼが居るか居ないかがなんとなく分かってくる。
スンスン…と5回ほど誘っていると、グン!グン!とマハゼのアタリが!?
いつものようにス〜〜〜っとゆっくり竿を上げると、グイン!と大きく引っ張った!
アワセると針掛りして、小魚用の竿がしなる。
少々強引に穴から引きずり出して、水中を泳がせて疲れさせてから落ち着いて取り込む。
まずはそこそこサイズの1匹目。
とりあえず、ボウズのがれ
一匹釣ると心に余裕ができる。
さぁ!次の良穴はどこだ?と探すんだけど、なかなか無いんだよね〜
今日はいつもとは違うエリアで、普段からコッチはあまり釣り人が入らない。
釣り人が敬遠するということは、やはり理由がありまして…
ココの場合は、深めの良穴が少ないという事ですな。
ただ人が来ない分、釣れれば良型大型が期待できるという事でもありまして…
ソレを期待してココでやってるんだけど、穴が無いんだよね〜
とにかく穴に落としてみないと何も分からないから、シラミ潰しに落としまくってるんだけど、浅い穴だと落とした瞬間にカニが悪さをしてくる。
排除するために竿を上げると、カニが数匹付いてくるカニ団子も珍しくない。
「カニも生きるために必死なんだな〜」
専門家は懐が深い。
とは言え、貴重なジャリメをカニごときにくれてやる筋合いはない。
なるべくジャリメに傷をつけないようカニを外すんだけど、ただでさえ細くて柔いジャリメをカニにぶった切られると「何してけつかんねん!」とカニを遠投。
「チヌに喰われてしまえ!」
専門家は気が短い。
こんな感じでカニと格闘しながらの穴釣り。
マハゼのアタリも遠くて…
深めの穴を見つけると長めにしつこく誘うんだけど、アタらないな〜
ソレでも全然釣れないこともなくて、忘れた頃に釣れたりする。
釣れないこともないが…
一度だけ、同じ穴から二匹釣れたが、あとは単発のみ…
最初はより大きい方から喰ってくる
まだ、本格的な穴釣りには少しだけ早いんだけど、それでも穴にハゼが入っていない感じだ。
もしかして、今季の穴釣りはあまり良くないのかも知れないな…
とも思うが、原因はこのジャリメなのでは?という疑惑がムクムクと鎌首をもたげてくる。
このジャリメは細くて弱々しい…
購入してから二日経っているから弱々しいのはしょうがないとして、あまりにも細すぎないかい?
オッサンの老眼のせいかも知れないが、針を刺し通すにも難儀するスレンダーさだよ。
それでも刺し通す気になる奴ならともかく、半分以上は糸ミミズかよ!?と思わせるくらいの細&小。
釣り始めからなるべく使えそうな奴を選んでたんだけど、終盤になると使えないジャリメ改め糸ミミズしか残ってなくて、ほぼ捨ててた。
これじゃ〜使いモノにならんぞ!
購入したのは地元の釣りチェーン店Jだけど、前もアオイソメを買った時に思ったけど、餌が貧相なんだよね。
同じチェーン店Cはけっこう立派な餌だけど、Jの餌は使えないよ!
コレはオッサンだけじゃなく、釣り仲間も意見が一致する。
たまたま地元の店がハズレなのかもしれないが、餌って釣りでは重要な要素だし、全国展開のチェーン店なんだからしっかりしてよ!
もう二度とJでは餌は買わない!と誓ったオッサンなのでした。
なんとか糸ミミズをかき集めてラスト一匹を釣り上げて納竿。
ラストは本日最大サイズ
わずか2時間で10匹とトホホな貧果でした。
はぁ〜、コレだけか…
もうちょっと長い時間釣りができると思ったけど、半分くらいはジャリメを捨ててたからなぁ…
きっとジャリメが糸ミミズじゃなかったら、もっと釣れていたハズだ!
今日の穴釣りがダメだったのは、オッサンがおやつを食べながら日向ぼっこしていた時間が長かったからでも、ちょっと釣り場を散歩していたからでもなくて、餌のせいに違いない!
そうだ!そうに決まった!!
っというわけで、釣りでは餌がいかに釣果を左右するのか、を改めて実感したオッサンなのでした。
次の記事>>>「2024年39回目の東京ハゼ釣りは釣れるには釣れるが…」へ
オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。
結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…
正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。
販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。
売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。
なるべく頑張って製作します。