2024年8回目の夏シーズン東京ハゼ釣りはもうヘトヘト

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2024年8回目の東京ハゼ釣りは疲労で動けん!

2024年7月14日。

2024年夏シーズン8回目のハゼ釣りに行ってきました。


釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】

天気:雨時々曇り

釣行時間:5時30分くらい(潮位:88cm干潮)〜9時30分くらい(潮位:140cmほぼ満潮)小潮

釣果:マハゼ139匹(7cm〜11cm)


竿:2.1m(行雲流水)

道糸:ナイロン0.8号

ハリス:ホンテロン0.6号

ハリ:袖スレ1号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:アオイソメ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け



何事も身体が資本だ。


例えやる気があったとしても、肝心の身体が元気でなければ、何をするにしてもおぼつかない。



昨日は仕事を失敬して、釣り仲間のH2氏と東京湾でアジ釣りに行っていた。


アジ釣りとはいっても、昨日のはお手軽なライトアジではなくて、重い電動リール付きのロッドと130号オモリのビシカゴをブンブン振り回し、40cm級の大アジ相手に格闘する釣りものである。


コレがまた、雨降り覚悟で行ったんだけど、予想が外れてピーカンになりやがって、暑いのなんの。


それでも、海の上なんだから風が吹いてくれれば心地よいが、無風で海はベタ凪。


んでまた、そこそこ数が釣れたから忙しくて、沖上がり時にはもう疲労困憊。


オッサン二匹はヘトヘトになって帰ってきた。


やっと帰宅し、ひんやりカフェモカシェイクを飲んでホッとひと息…


っという事は全く無くて、息をつく暇もなく釣ってきたアジを捌かなければならない。


アジをやっつけ、今度は釣りアイテムをキレイにして後片付け…


こんな調子だったので、全て終わった頃には疲労困憊どころか、ボロ雑巾のよう精根尽き果てていたオッサン。



オッサンももう歳なので、たったひと晩眠った程度では回復なんてしなくて、ハゼ釣りのために早起きなんて出来るはずもない。


今朝、疲れでポワンポワンの脳みそで「今日はハゼなんぞ釣ってないで休もう…」と真剣に考えてたんだけど、昨日、H2氏との別れ際に「んじゃ〜、また明日!」と爽やかに言っちゃったもんだから引っ込みがつかない。


一番の問題は、昨日アジ釣りの餌用に買っておいたアオイソメが大量に余っている。


しかも、別の友人からもイソメ頂いちゃってたもんだから、オッサンちの冷蔵庫の野菜室はイソメまみれ。


連休だし、一日くらいはハゼ釣りせんでもなんとかなるっしょ!という量ではなくて、2日間のハゼ釣りで消費できるか?っと思われるほどの量なのである。


布団でイモムシになりながら、腐ったイソメとハゼ釣りの画像が交互にフラッシュバックする。


もうひとつ、イモムシが動けない理由が、外からしっかりと雨音がしていること。


予報通り、本日は雨のハゼ釣りである。


『雨の日はハゼが釣れる』


どこぞのブログでそんなアホな事が書いてあった気がするが、まぁそうかもしれんが、雨天の釣りは決して心地良いものではない。


布団の中で雨音を聞きながら考える。


否、たぶん思考停止していて、脳みそ空っぽ状態だったと思う。


しかし、イモムシは意を決して起き出した!


身体にムチ打って起き出した理由は、”やはり冷蔵庫のイソメはあのままではマズイ…”


”次からお邪魔させてくれなくなるかもしんまい…”っという、釣りをするならどのご家庭でもありそうな事情。


まだ薄暗い中、現場に向けて愛車を漕ぎ出すが、本格的な雨になってくる。


「ハァ〜、今日は雨のハゼ釣りか…」


疲労と雨のダブルパンチで釣りをする前から、ダウナーなオッサンなのでした。



いつものように現場を見渡すと、既にズラリと並んだハゼ釣り人。


「マジか!?この人たちは。雨降っとるんだぞ!」

雨の中のハゼ釣り


常連たちが同じエリアで並んでたから不思議だったんだけど、聞けば昨日は爆釣Dayだったらしい。


いつもはたいして釣らない輩も200匹とか釣れたそうな。


すげぇな〜!とは思ったが、こちらも昨日はアジがけっこう釣れたから、羨ましいとは思わかなかった。


アジとハゼどっち?と聞かれたら、迷わずアジを選ぶね。


アジは食えるが、ハゼは食えん!


んで肝心の「今日は釣れんの?」の問いには、「釣れなくはないが昨日ほどでは…」という、いつも通りなネガチブなお返事。


「やっぱりね…」


本日はこの現場に来るだけで疲れ切ったので、「どこで釣りしよう?」なんて気は失せてて、常連たちが並んでやっている眼の前でオッサンも釣り糸を垂れることにする。

”昨日は”爆釣だった【はぜつき磯】


本日の竿は、”本物の”行雲流水(2.1m)


いつもは合体竿のなんちゃって行雲流水なんだけど、今日は純正な行雲流水です。

久しぶりに使うな〜


軽くて、先調子で、張りがあるし、なによりもリーズナブルなので、ハゼのミャク釣りにはもってこいで、1.8mとか2.1mを愛用している常連も多い。


ちなみに本日は竿先に糸を結び、目印を付けてみた。


オッサンも目が悪くなってきて、竿先のアタリがよく見えなくなってきた。


コレをやると年寄りっぽくて嫌だから極力避けてきたんだけど、もう格好悪いなんぞ言ってられん!


逃げ疲れて自首するような気分だ。

オッサンも年寄りの仲間入りだ


仕掛けはいつも同じ。

手が汚いな…


餌は当然ながらアオイソメ。

こいつのせいで!


イソメは小さくつけて、垂らしは5mmほど。

ちっちゃくね!

ハゼ地蔵

もう釣りの準備だけでダル〜って感じで、とにかくいつもの惰性で釣り糸を垂れる。


水に立ち込むと思いの外、冷たかった。

冷たいな〜


ス〜っと落とすが、案の定、音沙汰なし!


スンスン…と誘うんだけど、もう身体が言うことを聞かなくて、荒い誘いになってしまう。


いつもよりも竿が重く感じるし…


ダメだこりゃ〜…


自分でも、今日のハゼ釣りは問題外だと実感する。


しばらくボケ〜っとしていると、竿をひったくるようにして持っていかれ、自動的に本日の一匹目。

自動的に釣れた


同じスポットから二匹目。

同じようなサイズ


ハゼはある程度かたまっているようで、ホットスポットから外さなければ連打になるようだ。


サイズもそこそこ良い感じ。


とは言うものの、やはりオッサン側に問題があるらしく、チョロチョロ釣り上げている常連たちを尻目にオッサンひとりで釣れない時間が長い。


いつもだったら、悔しい想いがこみ上げてくるが、本日はな〜んも感情が湧いてこない。


微動だにせずモサ〜っと、ただ釣り糸を垂れるだけのオッサン。


隣りで釣っていたMR氏からは「今日は全く覇気が感じられない。お地蔵さんみたい」と言われた。


たぶんその通りだと思う。


いつもなら、釣れなきゃ即移動を繰り返すんだけど、本日は釣れなくとも一歩も動く気がせん!


オッサンは毎週のように銭湯に行ってサウナにも入るんだけど、サウナで温められた身体の熱が水風呂の冷たい水で冷やされ、熱交換していくうちに身体の表面の温度が少しずつ上昇し、自分の身体と冷たい水の間に温度が上がったぬるい水の層ができる。


この層が「温度境界層(専門用語では「羽衣」)」と呼ばれ、とても心地の良い状態になる。


オッサンがあまりにも動かないもんだから、この「羽衣」が形成されているらしく、足元が心地良い。


問題はハゼが全然釣れないのと、ここが水がキレイとは言えない運河の中という事かな。


オッサン地蔵は皆さんの釣りの安全を見守っております!


って、いつまでもお地蔵の役目ではマズイので、休憩の後はひとり別のエリアに移動。


まぁ、適当にやってたもんだから、仕掛けが二度も根掛かりしてロスト。


作り直すものかったるいので、長竿でやることにした。



やって来たのはオッサンのお気にな深場ゾーン。


もちろん竿は3.5mの長竿にチェンジ。


準備完了にて、さぁ!本気出しちゃおっかな〜!っと意気込んでんたけど、一投目で道糸がリリアンからすっぽ抜けてさようなら…


なんじゃそりゃ〜!


ダメな時は何をやってもダメなんだな…


もう力が抜けて、10分ほど放心状態だった。


誰もいない釣り場でしばらくボケ〜っとしてたんだけど、んな事やってても始まらないので、再び2.1mの竿で仕掛けを作り直して釣り続行。


ちょっと脇の浅場ゾーンでやり始めたんだけど、入れ喰いになった。

良型が入れ喰いじゃん!


なんだよ、最初からここでやれば、ちょっとはやる気になったのに…


今季のオッサンはエリアの選定ミスが目立ってて、ダメな方ダメな方に動いてしまう傾向にある。


「今日はここに腰を据えよう!」と覚悟を決めて、前半のダメを取り返す。


基本的に5匹ほど連打すると、アタリが遠くなるので、その場合はすぐに角度を変えて次を探す。


全体を攻め終わると5mほど横移動し、リピート。


そこも終わるとまた戻ってきてリピート、といった塩梅。


結局、最後までやり続け4時間で139匹と、まぁ挽回できたかな。

1束超えればいいっしょ!


帰り際【夕やけなぎさ】ではファミリーフィッシングな風景だった。


雨が降ってたけど…

雨の中ようやるな〜


本日はマジで身体が言う事きかなかったよ。


何をするにしてもどっこいしょ!で当然釣りには全く集中できない。


H2氏も同じで、ふたり地蔵だった。



釣りは体調万全でやるべきですね〜


本当に釣果に影響するし、なによりも危ないですよ!


皆さんも体調を整えて、楽しい釣りを心がけてくださいね。



さて、本日はもうひと仕事。


今度はアジを調理しなければならない。


なめろう、アジ餃子、アジバーグ、アジのつみれ汁…


「そこまでやって釣りでしょ!」妻の名言がメリーゴランドのように頭の中をグルグルと巡るオッサンなのでした。



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