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  • 2023年度6回目のハゼ釣りはパッとしないな…
    2023年夏シーズン6回目のハゼ釣りはなんだかパッとしない…2023年7月2日。2023年6回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:晴れ釣行時間:5時00分くらい(潮位:177cm下げ2分)~9時30分くらい(潮位:13cm下げ9分)大潮水温:24℃釣果:マハゼ108匹(6cm~14.5cm)竿:3.5m(清流X 硬調)→2.1m(行雲流水)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けオッサンは一年間にだいたい40回ほどハゼ釣りしているらしい。別に数えているわけじゃなくて、このブログの記事を眺めていると、そういうことらしい。一年で40回…考え方や捉え方によって違うんだけど、一年は52~54週間ある。そのうちの40回をハゼ釣りに出掛けているという、驚愕の事実。仕事で凹み、憤り、疲れ切った心身のリカバリーをしなければならない大切な週末の日曜日。そんな貴重な一日の始まりは、まだ薄明かりの時間に起き出し、愛車を漕ぎ、魚臭くなりながら釣り糸を垂れ、帰宅後にこのトホホな文章作業…ふと気付くともう夕方で、明日からまた仕事か…とダークに浸るサザエさん症候群なオッサン。ちなみに、『サザエさん』は少し前までは平均視聴率は20%を超え、最高視聴率は40%近くを叩き出すなど、昭和を代表する国民的人気アニメだった。しかし、昨今のテレビ離れなどの影響で、現在の視聴率は10%前後らしい。とは言え、アニメ部門では何十年もトップを独走し続けているんだから、モンスター・コンテンツなのは間違いない。オッサンもサザエさんを観なくなって久しいが、その理由を考えてみた。結婚し子供が生まれ、家族と過ごすようになってから観なくなった気がする。テレビを観る時間帯が変わったからだと思うが、一番の理由が声優さんが変わったからかな?サザエさんの声優は加藤みどりさんで、驚くことに、番組開始から現在まで頑張っていらっしゃいます。しかし、その他のキャラクターは全て声優さんが交代してしまいました。昔を知ってるオッサン世代には、やっぱり違和感があるんですよね~観ていても、声が変わってしまうと、ストーリーが自然に入ってこないんですよ。同じ事は『ドラえもん』や『ルパン三世』にも言えて、なんか違う番組を観ているような気がしてくる。長寿になればなるほどそのリスクは当然で、ずっと同じ声優さんが演じ続けるのは不可能なのは頭では理解している。しかし、ど~にも感情移入できない自分がいる。基本的に、長い期間やっているアニメや漫画のキャラクターは、歳をとらない不老不死な存在。まる子ちゃんは30年以上も小学校三年生だし、磯野カツオに至っては50年も小学校五年生だ。タマなんて、50年以上も生きている世界最長老の猫で、あ~見えても既に妖怪『猫又』にジョブチェンジしているハズだ。ちなみにサザエさんは24歳という設定なんだけど、この歳でタラちゃんという3歳の息子がいるということは、21歳の時に産んだということで、種付けは下手すりゃ~ハタチだよ!なにやっとるんじゃ~マスオ!責任とらんかい!! by 波平そう考えると、サザエさんってちょっとヤンキー入ってたのかな?※うがった見方で申し訳ないですサザエさんのキャラを考えると、「それもありえるな…」と妙に納得がゆく。サザエさんの父親の波平は54歳でオッサンと同年代なんだけど、ちょっと老人過ぎない?一本ハゲに、部屋着はいつも浴衣みたいな着物。趣味は、囲碁に盆栽、俳句に骨董品収集…今の時代にこんな粉っぽい54歳いる?唯一、共感できるのが釣りという趣味なんだけど、いつもボウズばかりで、釣り帰りに魚屋で買って帰るところが家族思いでホッコリする。声が変わったとは言え、不老不死なアニメのキャラクター達。しかし、そんなに不老不死って良いもんかね?秦の始皇帝をはじめ、世界の王や権力者が不老不死を手に入れるために、ありとあらゆる手を尽くしたが、ついに不老不死を得ることはなかったらしい。もしかしたら、この世界に不老不死なのが存在してるのかもしれんが、その人ってどんな感じなんだろう?よく映画や漫画とで「不老不死を手に入れ、世界を支配しちゃる!!」みたいのが出てくる。永遠の時間があって、地道に活動し続ければ世界征服なんぞできるような気もするが、そんなのはミジンコみたいな話だよね。1回くらいはやってみてもいいが、すぐに飽きるだろうて…周りはどんどん変わってゆくのに、自分だけはいつまでもそのまま…それが永遠に続くと思うと、マトモな精神ではいられないと思う。もし、インモータルな存在が実在しているとしたら、きっと誰とも接触せず、人っ子一人いない外界で仙人みたいになっているんだと思う。不老不死なんて地獄だよ。なんて思いながら、『インディ・シリーズ最終章!「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」』の予告編を観た。「まだインディーシリーズやるんだ!」と驚愕したんだけど、さすがのインディアナ・ジョーンズ博士もすっかりお歳を召して白髪になり、年齢的には既にショーン・コネリーの域だった。しかしショーン・コネリーの方は、毛髪が寂しい限りなんだけど、インディーは白髪とは言えふさふさで、遺伝しなくて良かったねと言うしかないのである。(※劇中では親子という設定です。)歳取ったとは言え、行動は相変わらずバイタリティで、やはりスリリングなアクション満載らしく、楽しみな作品である。もし、インディー・ジョーンズがどこかの遺跡で不老不死を見つけたとしたら…きっと父親のヘンリー・ジョーンズ(ショーン・コネリー)は言うだろう。「インディアナ…、インディアナ。ほっておけ」インディー、あんたこそ永遠だよ!オッサンもインディーシリーズは全て映画館で観たから、最後も是非!沖狙いじゃないの!?昨日は結構な雨が降った。そこそこ程度の雨なら問題ないが、降水量が多いとハゼが釣れなくなるんだよな~もう夏至は過ぎてるので、少しずつ昼間が短くなってゆく。まだ外は薄暗く、「昼も短くなってきたのかな?」と思ったが、まだ7月に入ったばかりだから、そんな事もないだろ?オッサンが自宅を出発する時、昨日からの雨がまだチョッピリ降り続いていた。「あ~、雨だから暗いのか…」すぐに晴れる予報だったから、お天気自体は気にしてなかったが、問題は水潮かな。まだアスファルトが濡れている道路を、釣り場に向けて進む。釣り場が見えてくる橋から眺めると、既に8人くらいのハゼ釣り人がいる。もうハゼ釣り本番の景色オッサンだって頑張って早起きしてるんだけど、一体、この人達はどんだけ早起きしてるんだろう?もう5年以上昔になるけど、今と違って、ハゼがわんさと釣れた頃は、オッサンが釣り場にやってくるのは7時頃だった。釣り場に到着すると、釣り船が通り始めていたから、よく覚えている。今でこそ、釣り船が来る時間以降はハゼが釣れなくなるけど、その頃はそんなことは全く無くて、釣り船が来とるのにガンガンに釣れていた。最初の一時間のタイムアタックでは、1束超えなんて当たり前だった。今はタイムアタックなんてやらなくなったな~一時間に1束なんて、今ではシーズンに数回あるかどうかだもんな~でも、そのタイムアタックのおかげで、手返しが早くなったんだよな~懐かしいメモリーに浸りながら本日のポイント【はぜつき磯】にやってくると、既にMR氏とTZ氏が釣り糸を垂れていた。「全然アタらないよ…」のTZ氏と「ハゼが小さい…」のMR氏。”やっぱり…”まぁ、さすがに先週ほどの釣れ具合はないだろうてと覚悟はしていたが、少しくらいは釣れてもの期待が無かったわけでもない。しかし、いざダメが現実になると凹むな~一応、【夕やけなぎさ】の様子も見に行く。あ、やっぱりというか、当然というか…園内のBBQ工事は未だに完了していません。何を工事しているのか知らんが、かれこれ数週間前と全く変わらない景色となっております。一応、7月上旬が竣工予定のハズだが…【夕やけなぎさ】にやってくるが、釣り人はまばら程度で、見ていてもほとんど竿が上がってない。う~ん…、こちらも厳しいか…ハゼが釣れなくはないと思うけど、こちらは型が小さいから、針掛かりが難しいよね。小ハゼ釣っても面白くないし。まだまだ厳しい【夕やけなぎさ】予定通り【はぜつき磯】に戻り、釣りの準備を始める。本日使う竿は、3.5mの長竿『清流X 硬調』今現在は大潮の満潮から下げ始めで、まだ潮位が高いもんだから、長い竿を使ってハゼがいる沖目狙いの作戦。MR氏が小さいながらもハゼを釣っていて、TZ氏にはアタリすら無いというのは、使っている竿の長さの違い。MR氏はオッサンと同じ竿を使ってて、TZ氏は2.4mで少し短く、ハゼのいる地帯に届いていないということ。同じくらいの3.6mの竿で『軽極ハゼ 硬式』も持ってるけど、こちらは胴に荷重が乗る感じで、ミャク釣りなら清流Xの方がやりやすいかな。リンクオッサンの布教活動により、仲間の釣り師も清流X派が多い。長竿ならこの一振り仕掛けはいつも通り、ハリス3cmの胴付きミャク釣り仕掛け。先週は針を忘れて焦りまくったが、本日は針を忘れないよう、しっかり指差確認して持ってきた。今日は大丈夫!餌は当然ながらボイルベビーホタテ。この時期はまだハゼが小さいから、サイズ調整が容易なホタテ一択。今シーズンは小さめのホタテを選んだけど、小さいから当然すぐに無くなるんだよね~たいして釣れないひと釣行でも、10個ほど消費する。小さすぎたとチョッピリ反省してて、来シーズンは元のサイズに戻そうと思ってます。この時期はこのサイズでも良いが、すぐに無くなるあと、ホタテの貝柱を使うんだけど、餌つけ時には貝柱の両端を指で潰すようにしています。こうすると、水中で餌がフワッ!と広がり、ハゼへのアピールと針掛かりのアップを狙ってます。両端を指で潰すすると!水中で広がるハズ、ハズ使うビクは、今週も網目から小ハゼが脱走しにくい旧式。ぶっ壊れているが、背に腹はかえられん!水温は24℃で温かいと思うが、コレで釣れるとは限らないところが、水温計測が無意味と感じるところ。24℃って釣れんの?さぁ、ハゼ釣り開始と思ったが、まずは水分補給。脱水状態はシャレにならないので、夏場はこまめな水分補給は必須。当然ながら、このような高級ドリンクは、賞味期限の切れた奴がオッサンに廻ってくる。まぁ、一家の主にはこのような食料が配給されるのは、どの家庭でも同じようなモンだろうて。賞味期限が3ヶ月ほど過ぎてますが…なにせ初めて飲むシロモノなので、新しい古いの味の違いは分からん!さぁ、開始じゃ!と水に立ち込むが、思ったよりも冷たいのね。ヒャー!冷っこい!水辺に立ち込みながらビクをセットしたりで、仕掛けを水中に落としてモタモタしてたら、意図せずダボハゼが喰い付いてやがった!この釣り場はダボハゼとマハゼの生息帯がクッキリ分かれるので、変なところに落とすとダボハゼが喰ってくる。なにすんねん!まずは期待しての第一投。ス~っと円弧状に落として軟着底するが、反応なし!スンスンと数cm動かして誘ってみるが、生命反応なし!ムムム…、やはりアタリが遠いか…何度か角度を変えて入れ直してみるが、アタって来ないな~開始から10分ほどで、やっと小さなアタリが来たんだけど、どうみても小ハゼの反応。3.5mの長竿で相手をするサイズではないんだけど、とりあえずは釣っておく。やっぱりこのサイズ…次も全く同じスポットへ落とすとすぐに上がってきたのは、合格サイズ。せっかくの長竿だから、コレくらいは欲しいよね!次も同じスポットへ…、なんだけどすぐに小ハゼの反応になり、針に掛からないので次のスポット探し。小移動を繰り返し、アタって来るスポットをやっと見つけるが、最初の1~2匹目くらいは合格サイズが釣れても続かず、すぐに小ハゼになってしまう。コレくらいの合格サイズが続かないんだよね~しかし、ハゼも10cmを超えると、深場での釣りは横走りするので楽しい。とは言え、アタリが無いのは如何ともし難い。今現在の状況を勘案するに、やるべきことはただひとつ。大移動じゃ!それでも少しずつサイズアップやってきたのは、先程からすぐ近くのモニュメント前。ココらも少し深くなってて、そこそこサイズのハゼがそこそこ上がってきたりして、困った時は頼りになるエリア。ただ、結構デカい岩が沈んでて、邪魔といったら邪魔なんだけど、それゆえに岩陰狙いでナイスサイズが居たりもする。困った時のモニュメント前なんだけど、今日も水は濁ってて、水の中なんて見えやしない。だもんで、オモリの挙動で水中の塩梅に当たりを付けるしかない。こういう時は、オモリを円弧状に落とし、竿先の挙動で水中を推し量る。オモリが水底に柔着底すると竿先がクン!と1~2cm上がるんだけど、岩とかにぶつかるとソレが無くて、竿先の変化がほぼ無い。もっと分かりやすいのが、引きずる誘いを入れてみると、水底では竿先がズズ…といった挙動をするんだけど、岩とかに当たってると、浮いていたオモリが落ちるので、クン!と竿先が拝む。慣れないとハゼのアタリと勘違いしがちなんだけど、明らかにハゼの挙動と違うので、引っ掛かりと分かる。まぁ、ミャク釣り限定の判断法なんだけど、コレが分かるくらいに竿先の挙動に敏感になってください。そうすれば、釣れるようになりますよ!たぶん…っという訳で、大きな岩陰狙いでやっていると、居た居たそこそこサイズのハゼが。やっぱりこのクラスがいるじゃん10cmクラスのハゼが、気持ち良い横走りで上がってくる。爆釣とは程遠いけど、居るスポットに当たれば数匹続く。アタリが無くなると、次のスポットを探すんだけど、そんなに苦労すること無く見つかるのでありがたい。ココらへんとかこんなんとかこんなんとかちゃんと居るには居るんですよね~ただ、平場に落としてみると、やっぱり小ハゼになるから、岩のヘチ狙いが楽しいな!チョロチョロと良型ハゼを釣っていると、釣り船が通る時間になる。オッサンが今立っているのは大きな岩場の上だから、釣り船の立波から避難することもなくて、釣り続行。普段は迷惑なほどの大きな波なんだけど、こういう時は逆にチャンスタイムになる。波が立つ時の水中の動きは自然な誘いになるから、何もしなくてもハゼがアタって来る。逆にこういう時は竿は動かさずにジッとしていると、ハゼが寄ってきていれば、ほぼアタって来る。人間の下手な誘いよりも、水の動きに同調した自然な餌の動きは、最高の誘いになる。ナイスサイズが釣れるとは言え、さすがに長竿のミャク釣りも疲れてくる。釣り船の通過が一段落し、波で濁った水が落ち着くまで休憩タイム。っと思ったら、思いのほか長くダベってしまい、陸に上げていたビク内のハゼが何匹か昇天してしまった。申し訳ない!ノルマの一束までは釣り続ける。長竿で疲れたのと、そろそろ潮位も下がってきたので、お次は2.1mの竿にて。やはり短い竿の方が扱いやすいリンクしかし、なかなかハゼがアタって来ない。ムムム…、竿が短くてハゼ地帯に届いてないのかな?小移動を繰り返し、やっとハゼの居るスポットを見つけたんだけど、やはり小ハゼばかり…釣れるとは言え、小ハゼ相手はつまらん!さっきのモニュメント前に戻るか?でも長竿も疲れるしな~…しかし、小ハゼ釣りも面白くないぞ。んじゃ~どうするん?悩みながらウロウロしていると、あるスポットを見つける。10cm前後クラスがチョロチョロと喰ってくるスポット。さっきの小ハゼとは明らかに違う群れ。テンポ良くとは言えないけど、飽きない程度にそのクラスが上がってくる。時おり、10数cmクラスが掛かると、道糸をヒュンヒュン鳴らしてくるから面白い!そして本日のメインイベントが今日イチサイズの14.5cm。掛けた途端に走り出して、全然上がって来なかったから、チンチン(クロダイの子供)でも掛かったのかな?と思って、引きをいなしてたら、上がってきたのは太ったハゼだった。今シーズン最大のハゼお~!このサイズだと最高だね!良型ハゼ釣りのキーワードは、付ける餌のサイズ。毎度ここでしつこいくらいに言ってるんだけど、本当に餌のサイズで釣れるハゼのサイズが決まるんですよ!あと、釣れる数も全然違います。釣れないとかハゼが小さいって言ってる人に限って、餌がみみっちい…もっとデカく付けようよ!もったいない!と思ってるのかも知れないけど、何のためにこんな日曜日にこんな所に来てるん?釣れない小ハゼ相手に来てるん?やるなら良型大型をたくさん釣りたいじゃん!騙されたと思って、いつもの倍の量の餌を持ってきて、倍のサイズで餌を付けてみましょう!アタリもサイズも違うハズですよ!一日やってれば適切な餌サイズが分かってきます。付け餌のサイズ変更は、大→小を間違えないようにしましょう!とは言え、本当に騙された!と思われたら申し訳ないです。この場をお借りして、詫ておきます。でも一度でいいから、その日を人生から切り取るつもりでチャレンジしてみてください。っという訳で、4時間半粘って108匹にて納竿。水が如何に濁っていたか分かります?まぁ、なんとかノルマは達成したんだけど、先週みたいに入れ喰いサービスタイムが無くて、今日はずっとポツリポツリなペースだったな~とは言え、ちょっとずつだけどハゼもサイズアップはしています。問題は、どこでもナイスサイズが上がるわけではなく、未だに6~8cm程度の小ハゼも多い。どこにナイスサイズが居るのかはやってみないと分からないけど、頑張って探すしかないですね~絶対どこかに良型の群れが居るハズです。しかし、水の濁りが取れないですね。濁りっぱなしと言っても過言ではないこの状況。常連に聞いても、原因は分からず。オッサン的には7月は一番数が釣れると思っているので、今月は勝負の月。でも状況を読み違うと、玉砕もあり得るのがこの時期。dead or deadどちらに転んでも、人生は世知辛い。次の記事>>>「2023年度7回目のハゼ釣りは判断ミス!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな~って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度8回目のハゼ釣りは素直になれなくて…
    2023年8回目のハゼ釣りは『素直になれなくて』2023年7月17日。2023年8回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯→はぜつき磯】天気:晴れ釣行時間:5時30分くらい(潮位:175cm下げ1分)~9時30分くらい(潮位:40cm下げ8分)大潮水温:測り忘れた釣果:マハゼ102匹(6.5cm~12cm)竿:3.6m(軽極ハゼ 硬式)→2.1m(行雲流水)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメ→ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け全てとは言わんが、たいていの事柄は素直な方が上達が早く、結果が出やすい。デキル人の言うこと・やることを自分のフィルターを通さずに、その通りに実行する。最初は何がなんだか分からずにやっていたけど、その内に「あ~こういうことだったんだ!」と理解するようになってくる。そして、今やっていることの意味と意義、社会的な価値の深さを実感するようになる。自分の実力も、いつの間にやら高みに位置していることを後になってから気づく。【守破離】という言葉がある。守破離とは、もともと日本の古武道、芸事の修行における段階を表した言葉で、師の教えを乞う人の取るべき態度や考え方を示している。・最初は「守る」。基本の型を身に付ける段階。・次に「破る」。型を破って応用する段階。・最後に「離れる」。それらに創意工夫を加え、自分独自のものを追求する段階。どんな道でも、それぞれを極めていくためには、順を追って階段を一つ一つ登っていく必要があるということ。しかし、多くの人は「守」の中盤くらいの段階で終わると思う。ひとつの事をやり続けるのは多大な根気や時間が必要。そしてなによりも、人間って自分勝手な生きものなので、ちょっぴり慣れた程度でもう「自分は完璧!」なつもりになってしまい、横道に逸れてゆく。まだ本質なんて全然分かってないクセに、自分のテイストで味付けしてしまうのだ。当然、んなもん食えたモノではない!ハゼ釣りでもそう思う。別にハゼ釣りごときで、守破離なんてタイソーな話を持ち出すのもなんだけど…釣りが少し楽しくなってきて、本格的に釣り場の通い始める。そこでよく見かけるよく釣る人と親しくなり、少し教えてもらう。仕掛けや餌、釣り方etc、etc…数回は教えてもらった通りのアイテムと、まだ出来ないけど、なんとなく同じような釣り方でやってみて、今までよりも確実に釣れるようになり、ますますのめり込んでゆく。ココまではまだ素直に”守”を実践してるんだけど、大体がここら辺りから怪しくなってくる。もっと釣るにはどうしたら良いのか?その心意気は素晴らしいんだけど、問題はその解決法を自分の「味」でやり始めてしまうのである。もうのめり込んでるので、ネットやらでいろんな情報をかき集め、上手い人達それぞれの良いとこ取りをしようとアレンジしまくる。もうこうなると出口の見えない迷宮一直線である。あ~でもない、こ~でもないと毎回毎回やるんだけど、ちっとも結果が伴わず…更に悪いことにその原因は自分にあるとは一切思わず、「このアイテムはあの釣り場には向かなかったかな…」と、もっとデープな情報を求めてネットサーフィン。結局は、そこそこ釣れる人止まりで実力は全く上達しなくて、その時々の状況に釣果が左右されるだけ。よくある話だけど、とてももったいないと思います。せっかくやる気があって、セッセと釣り場に通っているのに、本質から逸脱したボーンヘッドなアイテムと釣り方で無駄にしてしまう。別に自分のやり方で楽しむのならそれで良いんだけど、もっと上を目指すなら、お手本となる人を見つけるのが近道だと思います。そして、その人の完全コピーをまずは目指してみる。全く同じ竿と仕掛け、餌、釣り方…同じ時間に同じポイントで並んで釣りをする。まぁ、なんでも質問ばかりするのは失礼かもしれないけれど、釣り人って聞かれるのは嫌いじゃない人が多いから、あまり釣れてない時間帯に質問するのはOKだと思います。そして、目標とする人と同じ釣果とは言わないけれど、少なくとも8割以上か大目に見ても7割はコンスタントに釣れるようになったら、”破”の段階に行くのもアリかな?釣れる釣れないってすごく微妙な差なんだけど、そのミニマムな差を意識するかしないかが、絶対的な釣果の差となって目に見えてきます。本質となるコアな部分ってとても漫然としていて、口では簡単に説明できない事が多い。でも確実に存在していて、そのコアをその人と共有出来るようになれば、もう次の段階に行っても良いと思います。っとエラそうに講釈垂れましたが、かく言うオッサンは誰にも教えを請うたことがありません。というのも、既に目標とするその方は他界しているからです。なので、その人のカタチだけの足跡を真似ているだけなので、こんな程度なのかも知れません。恐らく、オッサンはこれからもずっと”守”のままなんだと思います。ちなみにタイトルの『素直になれなくて』は、アメリカのロックバンドChicagoの代表曲のひとつ。原題は『Hard To Say I’m Sorry』なんだけど、ちょうどこの頃(1980年代)は洋楽のタイトルにやたら邦題をネーミングするのが流行っていた。それが歌詞に沿ったマトを得たネーミングならいざ知らず、絶対にウケを狙ってんだろ?と思わせるようなトンチンカンなモノも多かった。 「Tell Her About It/Billy Joel」→邦題『あの娘にアタック!』「Beat It/Michael Jackson」→邦題『今夜はビートイット』ここら辺ならまだマシな方で、   「Girls Just Want To Have Fun/Cyndi Lauper」→邦題『ハイスクールはダンステリア』これなんかは、邦題を聞いた本人(シンディ)が激怒したというズレっぷり。   更には、「Sweet Emotion/Aerosmith」に至っては、邦題『やりたい気持ち』一瞬「何をじゃ!?」とツッコミたくなるほど困惑するが、もうここまで来ると、タイトルにモザイクかけなくちゃ!と思わせるほどのド直球のストレートである。まぁ、エアロ・スミスに上品を求めるのは間違っているのですが、「なにも、そこまでして邦題を付けなくても…」と憤る。1980年代とは無軌道な頃だったので、欧米のアーティストが曲中に日本語の歌詞を入れてる楽曲もけっこうあった。まぁ、あの頃はバブル全盛期で、金に物言わせて日本が世界を席巻し、国中がブイブイ言わしてたからなぁ~海外のアーティストも「意味は分からんが、とりあえず日本語入れときゃ~売れんだろ!?」的なノリだったんだろうな…全然掛からないじゃんかよ!ハゼ釣り常連の中では、オッサンの朝は遅い方である。週に一日しかないなけなしの休日に、なんでまだ暗いうちから起きて、ハゼ釣らなあかんねん?なのである。とは言え、オッサンみたいな貧乏人にあるのはせいぜい時間だけで、ハゼ釣りでもしなけりゃ~その時間さえも潰れることがない。っというわけで今週もハゼ釣りに勤しむのであった。もう夏至は過ぎてるので、だんだんと昼間の時間も短くなってきている。いつもの時間に起きて自宅を出発したんだけど、まだ少し薄暗くて「昼の時間も短くなってるんだな~」と実感する。おひさまが出るのも遅くなってきたんで、釣り場が見える橋から眺めると、既に知ってる顔ぶれがズラリと並んでいる。ひゃ~!もうみんな釣り糸垂れてるよ!常連たちがズラ~っとね園路には彼奴らの自転車もスラリとね。ちなみにBBQ工事は、いつものように全く進展してません。もうBBQやらなくていいんぢゃね?まずは【はぜつき磯】の様子を伺う。同じエリアで同じ釣りモノとは言え、良型狙いやら数釣りやらとその狙いは人それぞれ。オッサンはこの釣り場を熟知しているので、どこでハゼ釣りしているのかによって、その狙いをうかがい知ることが出来る。まぁ、中には何も知らないで、単に空いている所で適当にやってる釣り人もいるが…どこで釣りするかで内容が変わるO氏、T氏、K氏は良型狙いのエリアで、H2氏やMR氏は数釣りエリアに陣取っていた。確かに、それぞれの好みで分かれていて微笑ましい。ハテ?オッサンはどうするやら…一瞬考えたが、やはり当初の目的通りに【はぜつき磯】を後にする。やってきたのは【夕やけなぎさ】こちらは意外にもハゼ釣り人は少なかった。今期は釣れるハゼがまだ小さいんだけど、【夕やけなぎさ】は数は釣れるが、やはりハゼが小さいから人気がイマイチだな。かつての人気エリアも寂しい限りだんで、オッサンはこちらもスルー。やってきたのは【しおじ磯】今期は初めてで、ずっと気になっていたエリア。こちらは【はぜつき磯】や【夕やけなぎさ】に比べ、ハゼ釣り人がほとんど居なくて、閑古鳥がすすり泣くくらいに寂しい雰囲気。釣り人は少ないだろうなと思ってたけど、ここまで人が居ないとは思わなんだ。え~!ここまで人気ないもんか?オッサンの勘では、そこまで釣れなくないとは思うんだけど…少々いぶかしがりながらも「もうここまで来ちゃったもんだから、今更戻れないよな…」と釣りの準備を始める。本日の竿は「軽極ハゼ 硬式 3.6m」ハゼ釣り用の長竿で二軍落ちして以来、滅多に使わなくなったけど、たまにはコイツに新鮮な空気を吸わせな!という親心で持ってきた。この軽極ハゼは、硬式と豪語しているくせにちょっと柔らかくて、胴側に荷重が乗る感じなので、ミャク釣りには向いてないと思ってます。まぁ、竿調子の加減は人ぞれぞれに感じ方が違うんだけど、オッサンにはちょっと合わないかな?ただ、さすが『軽極』というくらい、長いくせに軽く、この長さで竿尻を手の平で包み込む持ち方が出来る竿は、あまりお目にかかれないと思います。竿調子はともかく軽さは秀逸仕掛けは当然ハリス3cmの胴突き仕掛け。コレを超える仕掛けはあるのだろうか?そして本日の餌は珍しくアオイソメ。実は昨日は別の釣りモノに行ってまして…それに使おうと思っていたこのイソメをきっちり忘れてしまい、本日のハゼ釣りで使うハメになりました。まさかこの時期にイソメを使うなんて…まだハゼが小さいから、イソメの垂らしは5mmにてスタート。垂らし5mmでも大きいと思うちなみに本日のカウンターは高級な金属もの。いつもの100均カウンターはぶっ壊れてしまい、急遽持ってきた。なんでこんなカウンターを持っているのかはてんで見当がつかないが、ハゼ釣りなんぞに使うにはもったいない高級品。ハゼ釣りで使わなければ何に使うん?準備完了した時は、既に結構な時間だった。釣り仲間とダベったり、チンタラと準備してたりで、いったい何のために早起きしたんだか…まずは適当に第一投。このポイントは約3mほどの深さがあるから、着水してから着底するまでに5秒ほどかかる。使い慣れた竿ならスン…と軟着底するんだけど、軽極ハゼは久しぶりに使うのでワンバンにて着底し、あらためて道糸のテンションを張らなければならなかった。スンスン…と誘いを入れるが、生命反応なし。3度ほど入れ直してやっと僅かなアタリをキャッチするが、どうみても子ハゼの反応。アオイソメってエサ持ちが良いと言われるが、オッサン的にはそんな事はなくて、アタリの度に餌を取られる。しつこくアタリがあったスポットに落とし続けて、やっと掛かったのがやっぱりなサイズだった。まぁ、このサイズだよね~今日は落とせばどこでもアタる訳ではなくて、ちゃんと探さなくちゃならないけど、アタるポイントが見つかればチャンと喰ってくる。んだけど、如何せん針に掛からない。原因はハゼが小さ過ぎるから…その証拠に、たま~に10cm弱クラスのハゼが喰って来ると、一発で針掛かりする。んがしかし、今日は小ハゼしか動いてないらしく、アタっては来るが掛からんぞ!んで、針に掛からない原因のもうひとつが、餌がアオイソメだからという理由もあると思う。オッサンの使っている針は、袖1号のスレ針だからなんだろうけど、針に掛からないので、慎重になって喰わせてみてもスルン!と餌ばかり取られる。イソメの部位によって違うんだけど、頭側は太さもボリュームもあるから、小さな針だと喰ってきても掛かりづらくなるわな~尻尾の方なら掛かりは良好なんだども…さらには使い慣れてない柔らかめの竿というのも、釣れない原因かな?アタリを感じてアワセても、竿がしなって針が実際に動き出すまで2テンポくらい遅れるので、時すでに遅しな状態が続く。何度やっても針に掛からないもんだから、オッサンはもう発狂しそうになっていて、ここに石が落ちていたらハゼに向かって投げつけていたであろう、そんな状況だ。もう我慢ならなかったので、予備のボイルベビーホタテでやってみる。ホタテなら釣れるだろ?さすがホタテである。チェンジした一投目でしっかり釣れた。やっぱり餌はホタテだよね!このサイズがしっかり釣れるんだから、やはりホタテは素晴らしい!まぁ、こんなサイズ釣ってもしょうがないんだけどサ…ここからがハゼ釣り本番である。もうアオイソメなんぞ使ってられなくて、ホタテ餌一択である。相変わらず子ハゼがほとんどだけど、たま~に合格サイズも上がってくる。このサイズが釣れれば文句ないが子ハゼ釣りを楽しんでいると、釣り船が通り過ぎる時間帯になった。大波が来るからといって避難はしなくて、オッサン的には、むしろチャンスタイム到来。波のゆらぎは上質で自然な誘いになっているので、波に耐えて釣り糸を垂れているとほぼアタって来る。このタイミングでスマホが鳴る。間違いなく【はぜつき磯】でやっているH2氏からで、「休憩しようよ!」ということなんだろう。多くの釣人は釣り船が通る時間帯は、波が来るし、海底の砂が巻き上がって荒れるので、静になるまで休憩タイムに入る。しか~し!先述した通り、オッサンにとってはチャンスタイムなのである。大波に耐えながらチョロチョロと釣り上げ、この時点で小ハゼばかりが60匹ほど…んで【はぜつき磯】に移動開始。やっぱり素直が一番早朝はアレだけ釣り人がいた【はぜつき磯】も、釣り船の後は帰ってしまう人も多く、残っているのはマゾい常連たちだけになっていた。日陰が無くなり、おひさまがsunsunと照らし、熱中症まっしぐらだ。おひさまギンギンだぜ!当然、H2氏やMR氏は釣り続行グループだ。釣れ具合を聞くと「良い型が釣れてるよ!」とのこと。眺めていると、10cm前後のハゼが、小気味よい竿のしなりで上がってくるではありませんか!?「だから、朝からこっちでやりなよって言ったのに!」確かに。そう言われたような気もする。しかし、既にオッサンの中では【しおじ磯】モードだったので、聞く耳持たず。遅ればせながら、オッサンも並んで釣り糸を垂れる。どこでもアタって来るわけじゃないけど、ハゼが喰ってくるスポットを見つければナイスサイズが上がってくる。ここらへんが釣れっぞ!か~!失敗したな~。今日はコッチだったか…そこそこサイズが5匹くらい釣れると、サイズダウンしてくるので、小移動しながら次の良型スポットを探すといった感じ。砂地エリアはちょっと小さめになるので、ゴロタ石帯方面にマトを絞る。やはりこちらは型が良いのが上がってくる。このサイズが釣れれば楽しいよね!石帯なので、当然コイツも釣れる。これはしょうがないわな…水が澄んでいれば石を避けられるんだけど、如何せん濁っているので石なんて見えなくて、オモリの挙動で感じるしかない。狙いは石と石と間の平場。そういうところなら、餌を落とせば周りの石陰から良型ハゼが喰ってくる。サイズが良くなれば針掛かりも良好になるんだけど、いまさらアオイソメを使う気にもならないので、イソメは放流した。おひさまはますます容赦ない日射を浴びせかけ、もうそろそろヤバくなりそうだったので納竿。4時間で102匹とやっとノルマを達成した程度。まぁ、なんとか1束に届いたくそ~!H2氏から言われた、通り最初から【はぜつき磯】でやってれば数もサイズもけっこういったと思う。『素直になれなくて』やはり人間素直が一番!我を通したために今まで何度痛い目をみてきたか…これは皆が経験し、散々思い知らされて来たハズなんだけど、その時になると当の本人だけが意固地になり、ありがたいアドヴァイスを固辞してしまうのである。人間って歳取ると、自分勝手になり、素直になんかなりゃしない!でも次のハゼ釣りでは、人様の言う事を聞いてみようかな…次の記事>>>「2023年度9回目のハゼ釣りはど~にもくすぶるぞ!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな~って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度9回目のハゼ釣りはど~にもくすぶるぞ!
    2023年夏シーズン9回目のハゼ釣りはくすぶるな~…2023年7月23日。2023年9回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯→夕やけなぎさ】天気:晴れ釣行時間:5時30分くらい(潮位:145cm上げ5分)~9時30分くらい(潮位:155cm下げ2分)中潮水温:27℃釣果:マハゼ110匹(6cm~11cm)竿:3.5m(清流X 硬調)→2.1m(行雲流水と彩峰Ⅱの合体竿)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けいつものようにハゼ釣りネットワークから、最新のハゼ釣り釣果情報が入ってくる。「この前なんて入れ喰いで、スゴい釣れたよ!」コレがいつものパターンだけど、たいていこの状況は平日。平日にハゼ釣ってるなんてリタイヤ層やちょっとズレた業種の方くらいなもんで、普通のサラリーマンは出来ません!んで、昨日の土曜日の釣果は、釣れまくり!かと思ってたら「酷い有様…」だったらしい。サイズも数も上がらず、常連たちは良型や入れ喰いを求めて様々なポイントを移動しまくるが、どこも玉砕だったらしい。2023年の大井ふ頭中央海浜公園のハゼ釣りは、サイズも数もイマイチで、例年よりもちょっとどころか、ひと月くらいは遅れてる感じ。7月のハゼ釣りと言えば、サイズは小さめだけど数だけはポンポン釣れるんだけど、今期はどうにもくすぶるな~まぁ、ひと月遅れと考えれば、お盆明けくらいから楽しいハゼ釣りになるかもしんまい!と期待するが、その頃って赤潮だったりするから、どうなるやら…真夏で暑いとは言え、ここしばらくは暑さも少し和らいだのか、それとも身体が慣れてきたのか、幾分は過ごしやすくなったと思う。だもんで熟睡しまくって、今朝はすっかり朝寝坊。「次こそは早く起きて、ハゼ釣り頑張ろう!」と毎回思ってるんだけど、いざその時になると寝坊したり、面倒くさ~!となったりで、なかなか実行に移せず。多くの常連よりも遅れて釣り場にやってくる始末。今日も遅刻だもんでダッシュで釣り場に向かうが、到着した頃には、既にズラ~っとハゼ釣り人が並んでいた。うわ~、もうあんなにいるよ!釣れそうなスポット毎に知っている常連が居るので、それぞれにハゼ釣りの塩梅を伺うが、全員が浮かない顔である。「う~ん…、やはり今日も厳しいのか」一応、オッサンのお目当てのスポットには誰も入ってなかったので、とりあえず唾付けといてから【夕やけなぎさ】の様子も見にゆく。やはりこちらも厳しいらしく、そこそこのハゼ釣り人が、そこそこ程度に釣り上げる感じ。それほど混んでないのには理由があるやはり、予定通りのスポットでやろう!と【はぜつき磯】に戻る。今期の【はぜつき磯】は釣れているとは言えないが、【夕やけなぎさ】よりはサイズが良いもんだから、こちらに人が集まってくる。ズラ~っと並ぶハゼ釣り人達あ、ちなみにいつものようにBBQ場は未だにopenしてないので、BBQやりたい人はもうしばらくお待ち下さい。一体いつになったらグランドオープンするのか知らんが、ここまで作っちゃってるんだから、その内にやるんだと思う。たぶん…サイトの有料化とか申し込み制にするらしく、管理する事務所みたいのも作るらしいので、ソレで手こずってる感じ。未だに事務所建設の気配がしないから、まだ当分は先かもね?早くopenしないとシーズンが終わっちゃうよ!釣りする側としては、公園内が静かだからこのままでも良いんだけど、せっかく整備したなら早く使えるようにすれば良いのに…とも思う。オッサンがやってきたのは、【はぜつき磯】でも深場のエリア。ハゼネットワークによると、手前よりも沖側の方がハゼが居るらしいので、本日は3.5mの竿からスタート。持ってきた長竿は、軽くて使いやすい『ダイワ 清流X』張りがある先調子なので、誘いがやりやすくてアワセやすいミャク釣りにはもってこいの竿。長竿ならこの一本!水温は27℃だけど、水に触った感じだともうちょっと高い気がする。もっと高くないか?ヌルいくらいだけど餌はやはりボイルベビーホタテ一択!先週はのっぴきならない理由によりアオイソメを使い、あまりに針に掛からないもんだから発狂しそうになった。今期のハゼの小ささならベビーホタテが一番釣れると思う。ちなみにこのホタテのサイズはMサイズだけど、実際はもっと小さいSとか下手すりゃ~SSサイズな気もするが、ホタテのサイズって統一基準あるのかな?オッサン的には、このサイズでひと釣行10個は消費する。この時期ならこのサイズがベスト!仕掛けはいつものようにハリス3cmの胴付き仕掛け。いつも代わり映えしないな~この仕掛けってすんごく単純なんだけど、それゆえにデリケート。すぐに壊れるとかじゃなくて、ハリスの長さとか針の付け位置とか5mm単位になる。この仕掛けもけっこう普及して、釣り人なりにそれぞれアレンジしているのを見かける。釣りって各人で楽しめれば良いから、アレンジは素晴らしいことだけど、根本的に間違えてる仕掛けも見受けられる。この仕掛けはホンの僅かな前アタリに気付けるか?がキモ。ハゼが餌を咥えた瞬間のその振動を取るための仕掛けなので、その極微な変化を邪魔するようなパーツやらは必要ないと思います。日本の釣りアイテムって異常なまでのラインナップだから、釣具屋さんで見かけて「こんなのあるんだ!?使ってみよう!」とト・キ・メ・クんだけど、オッサンの気まぐれな持論では単純であればあるほどよく釣れるです。余計なパーツを入れれば入れるほど、それがクッションになってしまいアタリがボヤける。特に小物釣りでは、ボヤけてしまっては命取りになるので、ハゼ釣り仕掛けはSimple is best!を合言葉に考えるのが吉です。ちなみに『Simple is best.』は「単純が一番」という意味ではなく、「これ以上削るものがなくなった状態」という意味。様々な無駄を削っていった結果、これだけはどうしても削れないモノ。それが本当に大切なモノ、必要なモノということ。小説『星の王子さま』の著者・アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの言葉。『完璧とは、付け加えるべきものがなくなった時ではなく、取り去るべきものがなくなった時のこと』完璧な状態、つまりbestな状態とは、「もうこれ以上加えるモノはない」ということではなく、「これ以上削ることは出来ない」状態である、と。このブログ作業もこうでありたいと常々思う。そう思ってはいるんだけど、現実はSimple is bestとは程遠く、余計でくだらん駄文のオンパレードだ。ほとんどの方は読み飛ばしていると思うし、時おり、読者からありがたいクレームメールを頂き、凹む事も多々ありマス。文章や絵画、音楽など全ての『表現』においては、その表現者の人間性が色濃く出てしまう。このブログが読者を不快にさせてしまうのは申し訳ないですが、オッサンはそういう無駄な人間ということで勘弁してください。あと、先週ぶっ壊れたカンターも新調しました。いつもの100均カウンターカウンターと言えば、常連のMT氏が指に付けるデジタルタイプのカウンター(「デジまめカウンター」というらしい)を使ってて、カッチョエ~な!と思ってたら、「100均ショップで買える」とのこと。「ナヌ!?コレが100均で手に入るだと!」スゴい時代になったもんだ!と思ってたら、「防水じゃないです…」との言葉に撃沈。釣りで使うのに防水じゃないのは…まぁ、いつものカウンターも防水じゃないけど、電気で動くデジタルものが非防水というのはかなりのリスクだな~MT氏も「一度水に漬けて壊れました」らしい。100均で買えるなら玉砕覚悟で試してみてもいいかな?良型ハゼはいずこ!?いつものように、くだらん前置きが長くなって申し訳ないです。いよいよ釣り開始です。ハゼがいるスポットを探る時の一投目は、餌のホタテは大きめに付けます。コレでも小さい方だけど…今いるポイントは水深2mはあるので、ス~っと落ちてから着底まではそこそこの時間かかる。スン…と着底するが、長竿を使ってる時はこの着底したままだと少々テンションが緩いので、いま一度テンションを張り直さなければならない。この作業が長竿を使う時の最大のデメリット。ハゼ釣りにおいては、着底瞬間のアタリが一番針にかかりやすい。そのためにわざわざカーブフォールをやってるのに、一番大事な瞬間に竿を動かすなんて愚の骨頂である。でも道糸のテンションを張り直さないとアタリ取れないし…スンスン…と誘いを入れるが、音沙汰なし。3回ほど入れ直すとやっと小ハゼのアタリが来た!んだけど、やっぱり針に掛かりづらい。しつこく同じスポットに落とし続け、やっと上がってきたのはやっぱりサイズだった。まぁ、このサイズだよね~一応、同じスポットに落とせば次のハゼが喰ってくるんだけど、サイズアップせず、同じような小ハゼが上がってくる。しかも、そのスポットでせいぜい3匹釣り上げるとアタリすら無くなり、次のホットスポットを探さなければならない。一応、今の立ち位置からは5か所ほどホットスポットが見つかり、そのローテションで釣れ続けるが、爆釣とは程遠くポツリポツリ程度の釣れ具合。時おり、10cm弱程度が顔を見せるが、本当にたま~に程度。たま~にコレくらいが釣れるが…しかも、どういう訳か良型が上がった後ってソレが続かず、余計に小さいのが上がってくるんだよね。何かの嫌がらせかな?せっかく良型サイズを期待して長竿を使って深場を攻めてるのに、コレじゃ~長竿を使う意味ないんぢゃね?憤りながら釣りを続けるが、周りの釣れ具合を見渡す限り、まだ長竿使ってたほうがマシと思えるくらいの塩梅だった。先述の通り、長竿釣りのデメリットであるテンションの掛け直し作業中にアタって来る事も多々あり、「あ、今やられたな!」と思っても時すでに遅しで針に掛からず、餌だけ取られる事が多発。今期は長竿が活躍する機会が多そうだから、なんとかしてこのデメリットを克服しなくちゃだわ!腑に落ちないまま釣りをしていると、釣り船が通る時間帯になり常連たちは小休憩に入る。当然オッサンは釣り続行である。釣り船通過時はチャンスタイム!大波に揉まれながらポツポツ釣り上げるオッサン。後方では常連たちがダベっとる声が聞こえるが、「昨日も釣りしとる余裕なあんたらと違って、オッサンには日曜日しかないんじゃ!」「オッサンは、土曜日と日曜日の二日分を今日一日で取り返さなアカンのじゃ~!」の勢いなのである。しかし、その意気込みもHAWKS笹川ばりのフルスイング空振りに終わる。深場での長竿作戦も失敗ではないが、成功とは言えない小ハゼの群れで終了。もう長竿は疲れたので、短竿でやることにするがハテ?どこに行ったら良いのでしょう?5秒ほど熟考し、やってきたのは【夕やけなぎさ】こちらでは既におひさまがギンギンに照りつける中、K氏とMT氏が釣りしてたんだけど、やはりサイズも数も全然な感じ。一瞬迷うが、もうここまで来ちゃったし、どこ行くアテも無いしで、覚悟を決めて釣り糸を垂れる。使う竿は、2.1mの『行雲流水と彩峰Ⅱの合体竿』やっと短竿で出来るよ~水に立ち込むんだけど、日向だからもうお湯みたいに温かい。狙いは石と石の間の平場なんだけど、水が濁ってるから水中はほとんど見えなくて、ほぼ勘とオモリの挙動で探るしかない。何度か落としてみるが、なかなかアタって来ないな~やっとアタって来ても、深場同様に小ハゼが突いている感じ。もうどこに移動しても同じようなもんだから、とにかく釣れれば良いんじゃ~!で諦める。ただ、今やっているエリアは岩場ゾーンだから、そこそこな良型も上がってくることもある。コレくらいが上がれば楽しいね!でもやはり連打が少なくて、数匹上げるとすぐに音沙汰が無くなり、次のスポットを探すハメになる。ハゼが群れてなくて、適当に散らばっている感じ。一応、数は上がらないけどサイズ的には整っていて、良型サイズが続くこともあり。同じスポットからは同じようなサイズが上がる岩場ゾーンだから当然コイツも上がる。いつでも休みなく喰ってくるな~おひさまの熱射と戦いながら悶々と釣りをしてたら、背後から「うわっ!」と声が聞こえバシャ!と水の音。いつの間にか背後で常連のY氏が釣ってたんだけど、石の上に立とうとして石が転がり、漫画みたいに尻からズッコケていた。バランスを崩した時に、ポケットに入れてたスマホを守るために変な体勢で転んだらしい。単に足を着けば済むものを、変に取り繕おうと余計に事態を重大にしてしまう典型である。まぁ、スマホは無事だったらしいが…そう言えばこの御方、以前もズッコケてて、たぶん誰も見てないところでは相当数なズッコケを披露してるんだと思う。注意力散漫というか、警戒心が薄いというか…以前、穴釣りでズッコケた時に、またしても変な転び方をして腕を骨折していた。しかしその翌週も、ギプスで固定しながら釣りをしていたという不死鳥。その心意気は見習うべきかもしれんが、真似するべきではないだろう。ズッコケてからかわれたオッサンに、「その石の上に乗れば(釣り場が)良く見えますよ!」と自分が転んだ石を勧め、しっかり仕返しをしようとするところも因果応報であろう。結局、4時間で110匹となんとかノルマの1束は超えたんだけど、なんだかな~頑張れば釣れなくはないが…アタリはあるんですよ!アタリはね。ただ、針に掛からないような小さい餌取りが多くて、その中でどれだけ良型を拾えるか?という感じの釣りになります。大事なのは餌取りサイズで粘らないで、すぐに次の良型を求めて気持ちを切り替えられるか?が勝負になるかな。そのためには、仕掛けは大事だと思います。今喰ってきたハゼがどれくらいのサイズなのか?そのアタリ方でハゼサイズを推測し、ソイツを仕留めるのか?粘らないで次に行くのか?オッサンが使っている仕掛けはソレがよく分かるのですが、先述の通り、なんとなくの形だけ真似して本質が間違っていると釣れないし、時間を浪費するという結果に。常連さんのMT氏がそんな感じだった。試しに使わせてもらったんだけど、MT氏の仕掛けは良い線ではあるんだけど、詰めが甘くて、前アタリが取りにくい仕掛けになっていた。間違いのほとんどはこのタイプで、派手なアタリは取れるんだけど、小さな前アタリが出にくい。派手なアタリのほとんどは、ハゼが餌の違和感に気付いて逃げる時のアタリ。スタコラ~!っと逃げの体勢なので、当然針に掛かりにくい。自分が釣ったハゼの口のどこに針が掛かっているのかを見て下さい。上顎に掛かっていれば前アタリが取れてて、口の横とか下顎に掛かってたら前アタリが取れてないということです。前アタリが取れてないと、当然バレやすいです。何で釣れないのか?をトコトン追求してきましょう!それを試行錯誤し続けるのも、ハゼ釣りのおかしみだと思います。しかし、難しい釣りが続きますな~!でも考えようによっては、小さいのがあれだけウジャウジャいるんだから、それらが成長すれば、来月以降は面白いハゼ釣りが出来なくもないと思います。今はくすぶるけど、今後の希望を持って釣り場に向かいたいと思います。次の記事>>>「2023年度10回目のハゼ釣りは重大インシデント発生!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな~って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度10回目のハゼ釣りは重大インシデント発生!
    2023年10回目のハゼ釣りはやばいインシデントが!2023年7月29日。2023年10回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:晴れ釣行時間:5時30分くらい(潮位:95cm下げ5分)~8時30分くらい(潮位:40cm干潮)中潮水温:測り忘れた釣果:マハゼたぶん130匹くらい(7cm~11cm)竿:2.0m(ダイワ「そよ風」)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アミエビ&ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け本日は土曜日。基本的にオッサンは日曜日と祝日しか休みではないが、本日は夜勤明けの休日。完全週休二日制なリッチな方にとっては当たり前だが、オッサンには土曜日も休みという贅沢な週末は一年にあるかないかであり、ウキウキである。人間の体内時計の性能は素晴らしく、3時間睡眠でも目覚まし無しでも目が覚める。一応、目は開いたんだけど、すこぶるダルい、眠い、面倒くさい…「なんで夜勤明けのこんな早朝に、ハゼを釣りに行かなあかんねん!」寝る前のウキウキはどこかへやらで、もうこのまま布団でイモムシになってよう!と思ったが、いつものO氏のせせら笑いの顔が浮かぶ。「なんで来なかったの?大型が入れ喰いだったのに!」と思うと、悔しさ100万%になったので、身体にバラ鞭打って出撃。たぶんオッサンは他人様よりも長く寝ないとダメなタイプ。だもんで、3時間程度の睡眠では全く足りず、居眠り運転の惰性で愛車を漕ぐ。いつもよりも道路を通行する車が多いな~と思ってたら、今日は土曜日だったことを思い出す。まだ早朝なのにこの車の通行数をみていると、「土曜日って、未だに休みじゃないところも多いんだな~。オッサンもだけど…」いつものように橋から釣り場を見渡すと、既に多くのハゼ釣り人がいるんだけど、日曜日よりは少ないかな?みんなよく早起きできるな~いつもの常連達は【はぜつき磯】に陣取っている。今期はこちらのエリアの方がハゼの型が良いので人気だけど、いつ突然に【夕やけなぎさ】や【しおじ磯】に良型ハゼが集結するか分からないので油断ならない。常連には毎日ように釣り場に来てるのもいるから、どこでどういった塩梅でハゼが釣れるかの情報は、ほぼリアルタイムで入ってくるので問題ない。【はぜつき磯】を通過しながら、それぞれの常連達から情報収集。総合すると、入れ喰いとはいかないが、そこそこサイズがポツリポツリと釣れているらしい。んで、オッサンはいつものように【夕やけなぎさ】の様子も見にゆく。別に【夕やけなぎさ】でハゼ釣りする気もなくて、単にどれくらいの釣り人がいるのか?の好奇心だけなんだけどね。BBQの整備工事は、相変わらず進捗が全く感じられない。コレってどうすんだろ?やる気のないBBQ場はいつもの風景なので気にしないが、【夕やけなぎさ】に近づくと、先週とはまるで全く違う風景が飛び込んでくる。なんだアレ?【夕やけなぎさ】のすぐ脇、BBQ場の管理事務所が出来ると噂のスペースに、湿気たハゼ釣り場に完全に場違いな物体が鎮座している。は?何でこんな物体がこんなところに?そこには、映画や海外ドラマで観るような、アメリカンなスクールバスがディスプレイされていたのである。まだ夢見心地のオッサンの脳みそが一瞬混乱する。回り込んで確認するが、どこからどうみてもアメリカンである。コレがBBQの管理事務所?もしくは売店かな?工事現場の仮説コンテナ事務所をイメージしてたんだけど、全くの予想外の展開である。コレが売店なら、アンナミラーズみたいにフリフリのドレスにエプロンのダイナーガールが、お盆を片手に出てきそうな雰囲気だ。気分はハリウッド!スクールバスは固定されているみたいで、入り口には階段もあるから、仮設ではなく常設らしい。しかもこのバスは中古ではなく新車で、おそらくはナビスター・インターナショナル社製の本物のスクールバスだ。レアな車両でしかも新車だから、かなりの税金をぶち込んだハズである。バスにはナンバープレートが付いているから、自走して持ってきたんだと思う。ここまで本格的にやるのなら、イベントとかで体験試乗会とかやればきっと面白いと思うよ!っていうか、こんな湿気たハゼ釣り場に停めておくのはもったいないので、品川水族館とかの送迎バスとかに使えば話題沸騰だと思うんだけど…当然、バスガイドはアンナミラーズ風なダイナーガールのコスプレなのは言うまでもない。んで、いよいよBBQ場もグランドオープンらしいぞ!Xデーは8月5日で、以前は予約無しの無料だったけど、今後は予約制の有料になるらしい。いよいよ営業開始!詳しくはWEBで!チラッと覗いてみたが、大人用のBBQ器材レンタルセットが1,650円とか、小学生向けが550円とかあったけど、コレって利用人数ひとりの値段で、人数分払うのかな?なんか料金形態がよく分からなかった。あと、自前のBBQグリルの持ち込みは良いみたいだけど、自前のテントやタープの設営はダメみたいですね。こうなると、BBQ屋さんは入り込めそうもないですね~オープン当初は、メディアとかでも取り上げられるかもしれないですね。ということは、スクールバスの横の地味なテントはBBQ器材の倉庫みたいですね。しかし、火を扱う器材をあんな燃えやすいテントに入れておくなんて恐ろしや~でも「本当にBBQ始まっちゃうのか…」以前の無法地帯ほどではないにしろ、またあの喧騒が始まるのか…と思うと、釣り人としてはアンニュイな気分になります。あまりに突飛な風景だったので混乱したが、ついでに【夕やけなぎさ】の様子も眺めるが、いつにもましてハゼ釣り人が少なくて寂しい限りだった。ココに釣り人が戻るのはいるの日か…アタリは多いがサイズがね…再び【はぜつき磯】に戻るんだけど、ハテ?どこでやろうかな?愛車を漕ぎながらうろつくが、結局は端っこの深場エリアにやってくる。こちらでは既にMR氏が釣り糸を垂れていて、「釣れるんだけど、ハゼが小さい…」とのこと。まぁ、今日はどこでやっても同じようなもんだと思うので、人が居ないこちらから始めることにする。本日の竿は久しぶりの登場の「そよ風」。先週、MT氏の「そよ風」をちょっと触らせてもらい、やっぱり良いな~!と思ったので持ってきました。一応、ミャク釣りの名竿と呼ばれているらしい餌はオキアミといつものベビーボイルホタテ。海鮮丼コラボ先日O氏から「11cmクラスが入れ喰いだよ!」の情報を期待して、そのクラスならオキアミでも釣れる!との読み。問題は、タレコミ元がガセも多い情報源なのでどうなるやら…そして本日の秘密兵器。指にはめるタイプのデジタルカウンターでございます。MT氏が使っていて気になっていた。オッサンら年寄り世代はカウンターと言えば、100均のカチカチ押す安っぽい奴を愛用してるんだけど、MT氏はまだ若いデジタル世代。世代の違いを見せつけられ、悔しいのでオッサンもデジタリたい!と思ってたら、考えることは同じで、T氏がネットでいくつか購入しオッサンにもひとつくれた。ナイスタイミング!T氏はそこそこな歳のクセに、ネットショッピングやるんだよね~年寄ってデジタルを食わず嫌いする傾向にあるんだけど、T氏はこういうところが偉いよな~さっそく装着してみる。ちょっと付けづらいが、なかなかお洒落である。隠れたおしゃれ上級者!左手で釣れたハゼを掴んだりするから、やはりカウンターはこの角度になるかな。この角度がちょうど良さそうだ腰に付けたアナログのカウンターだとよく押し忘れたりするから、コレなら手軽にカウント出来そうなのでエエぞぃ!気を付けるべきは、防水ではないので、不意に手を水に浸けないようにしないとね。あと、電池温存のため自動的に電源がオフになるオートオフ機能があるので、カウントする際は確認が必要かな?オートオフ機能は、だいたい1分ちょっとくらいで作動するみたいです。準備完了にて、さぁやるぞ!と思ったら、いつものクセでちゃっかりアナログのカウンターも装着してて、自分にガッカリする。歳は取りたくないやね~適当な場所から釣り始めるが、今日も水が濁りまくってて、水中の様子なんぞ見えやしない。この濁りはなんとかならんかね?まずは期待を込めて、アミエビからやってみる。オッサンは背中にチョン掛け深場エリアとは言え、今現在は潮が引いているし、実はあまりに深いスポットはアタリすら無いのが現状なので、水深は1m程度の場所。ス~っと軟着底すると同時にアタって来る。「お!さすがアミエビ!」アミエビもホタテに負けず劣らず喰いが良い餌。しかし問題が…この問題とは、ハゼの型が良くないと針に掛からないということ。その形状ゆえにアミエビをバク!とひと口で飲み込むサイズじゃないと、針に掛かりづらいのです。んで、ソレが現実となる。アタっては来るんだけど、針に掛からん!やはりハゼが小さいらしい。それでもしつこくアタるスポットに落とし続けていると、やっと掛かった!上がってきたのは9cmハゼ。最初にアタって来てたのはもっと小さいハゼだったから、やっと針に掛かるサイズが喰ってきたといった感じ。このサイズなら掛かる小さいのを拾ってもしょうがないので、10cm以上クラス狙いでアミエビ餌でやり続ける。やはり、そこそこサイズなら針に掛かって、小ハゼは針に掛からない。ここらへんなら掛かりも良好!しかし、今日は微妙な釣れ具合。そこそこアタリはあって、ハゼが喰ってくるスポットも自分の立ち位置から3~4か所は見つかるんだけど、最初の数匹上げるとすぐに小ハゼになってしまう感じ。そうなるとすぐに小移動。カーブフォールからの軟着底の瞬間にアタって来ることもあり、誘いもオモリを揺らすか、2cmほどズラせば喰ってくるので喰い自体はよろしい。ただ、やはりハゼがちょっと小さくて、何もしなければ8cmくらいが主体かな。このサイズだとアミエビだと空振りが多いので、喰いの割には数が伸びない。コレではノルマが怪しいのでホタテ餌も並行して使ってみる。我慢ならずにホタテ登場!さすがはホタテ様で、一投目からハゼが上がってくる。やはり安定のホタテ餌ハゼのサイズに関係なく、問答無用で掛けてくる。アミエビ餌は基本的に一匹をチョン掛けするから、掛かるハゼサイズは決まってくるけど、ホタテ餌の場合は付ける貝柱のサイズを調整すれば、釣れるハゼサイズもだいたいなんとかなる。単純に餌サイズを大きくすれば良型サイズで、小さく付ければ小ハゼも掛かる。まぁ、小ハゼを釣ってもしょうがないんだけど、あまりにしつこい奴は餌を小さく付けて成敗してくれる!ここらへん以上ばかりなら楽しいんだけど…指に付けるデジタルカウンターはすこぶる調子が良くて、いちいちカウンターを押す動作がいらないから楽ちんだ。今日のハゼの喰いなら、オートオフになる前に釣れてたから問題なかった。でも一応、毎回カウントの確認はしてたけどね。釣り船が通る時間になるとアタリが遠のき、上がってくるハゼも小さくなった。ハテ?どうしようか?ここで粘ればハゼは小さいが数は釣れると思う。んがしかし、小ハゼ相手も飽きたので移動を決断。重大なインシデント発生!※このページには少々グロテスクな画像や表現が出てきますので、苦手な方は飛ばして下さい!やってきたのは同じ【はぜつき磯】ではあるんだけど、浅いエリアでゴロタ石帯。早朝から常連達が並んで釣ってて、朝方は17cmだの18cmだのと景気の良いことを言っていた。【はぜつき磯】の浅場エリアんだば、オッサンもご相伴に預かろうと釣り始めるが、またしても小ハゼの群れ…しかも、アタリが遠くて、なかなかハゼのホットスポットが見つからない。んで気付いたのが、沖側にハゼが居るらしいので、今使っている2mの竿では短く、腕を目一杯伸ばし正面を狙ってやっと釣れる感じ。う~ん…、3.5mの長竿を出すか?でも、出すのも面倒くさいし、長竿は疲れるし…と、くすぶりながら短い竿でやり続ける。小ハゼが主体ではあるんだけど、中には10cmクラスが混ざるので悪くもない。でも、やはり続かなくて、良型ハゼを求めて小移動を繰り返しながら拾ってゆく。そして悲劇が訪れる。ある時、水中の石に不用意に乗ってしまい、ソレが運悪く転がる。ザブン!とズッコケてしまい、両手を石に付きながら屈むような格好で、胸のアタリまで水浸し。チクショ~!と思ったのも束の間。両手が沁みるので見ると、出血しているではありませんか!うわ~、やっちゃたよ!釣り場ってフジツボがびっちりな石もあるから、ソレに触ると鋭く切れる。両手からは派手にダラダラ血が流れる。海水の塩分で余計に沁みる。本当はもっとダラダラに出血してますすぐに陸に上がり、水道水で洗浄し圧迫止血。ちょうどハゼ釣り終了の時間帯だったので、常連達が集まってきてオッサンの惨状を知る。さすがは様々な経験を積んできた釣り師達。痛い目に会ったのも一度や二度ではない。消毒剤や大きめのキズパッドを持っていて、即座にオッサンの治療が始まる。しかし、問題だったのは消毒剤。T氏が取り出したのは『コロスキン』なる得体の知れない傷用消毒剤。ズタズタになったオッサンの手のひら部に消毒剤を塗りつけるないなや(=as soon as)激痛が走る!声が出せないくらいに沁みまくり、オッサンは立ってられずに、しゃがみこんで息を止めて激痛に耐える。オッサンの苦痛をニコやかに眺めながら「コレ沁みるんだよ!」とT氏。マジか!?これ本当に薬なの?ニオイは接着剤みたいで、本当に接着剤みたいに固まってきた。薬の説明によると、コロスキンは、小切傷・すりきず・さかむけ(ささくれ)・あかぎれなどにぬると一瞬しみますが、透明な膜を作り、傷をホコリやバイキンから守ります。被膜は炊事・洗濯などの水仕事でもはがれにくいので、コロスキンはホータイのいらない傷ぐすりです。確かに、薬剤が瞬間接着剤みたいにかたまり、被膜が出来て、傷口を保護してくれた。んがしかし、オッサンの傷口が酷かったからなのかは知らんが、あの沁み方は尋常ではなかったぞ!そもそもが『コロスキン』というネーミングもどうよ!本当に「殺す気かよ!?」というくらいに沁みたんだよ。心配だったのが、『次の部位には使用しないこと』の中に、『多量出血している患部、傷口の大きい患部』とあり、ど~みてもオッサンはコレに該当するのですが…そして、その上からO氏が大きめのキズパッドを貼ってくれた。こんな緊急事態に備えているなんて、持つべきは頼りになる仲間だと改めて実感したのでした。これとは対極位置するのが、オッサンのズッコケを間近で見ていたY氏。前回Y氏がずっこけたのをからかっていたオッサンに、ここぞとばかりに仕返しをしてくる。オッサンが水浸しになっていると「大丈夫ですか?」と口では心配している風だが、口元は半笑いで、心の中は明らかに”ザマー見ろ!”の悪党顔を覗かせている。「良いネタになりましたね!」血だらけのオッサンを見て、元気付けてるつもりなのかも知れないが、いやいや…ネタのために血を滴らせながら、ここまで身体を張らないよね?当然ながら、ハゼ釣りは強制終了。3時間で130匹くらいだったと思う。たぶん130匹くらい”くらい”というのも、本日デビューのデジタルカウンターがご臨終になりました。非防水なくせに派手に行水したので。デビュー当日にお星さまになったアレだけ気を付けて水を浸けないようにしてたのに。不憫に思ったのか、T氏がもう一つくれた。ありがたや~ありがたや~のんびりに見えるハゼ釣り場にも、このような落とし穴が待ち構えています。しかもかなり危険な落とし穴で、普通の怪我では済まない事が多々あります。一番危ないのが、オッサンみたいに水の中を移動する時。たいていは石につまずき、足や手をズタズタに切ってしまう事態。今期は水がず~っと濁っているので、水中が見えづらく余計に危険です。コレを予防するには、長靴とかウェーダーを履くとか、夏場だったら足全体をガードするサンダルが必須。そして移動も普通に歩くのではなく、足を底に擦るようにして下さい。なによりも、移動する際は最短距離で横に移動するのではなく、一度まっすぐ陸に上がってから横移動し、再び水に入って下さい。面倒臭いですが、怪我するよりは遥かにマシです。一瞬の油断が大きな怪我を招きます。普段のオッサンなら用心深く移動するのですが、本日は夜勤明けで身体がダルく、普段よりも判断力が鈍くなっていたんだと思います。釣りには危険がつきものなので、万全の体調で臨むようにして下さい。しかし、大事な手に怪我しちゃったし、明日のハゼ釣りはどうしよう…次の記事>>>「2023年度11回目のハゼ釣りは厳しくとも釣れるカモ」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな~って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度11回目のハゼ釣りは厳しくとも釣れるカモ
    2023年11回めのハゼ釣りは厳しい中でも…2023年7月30日。2023年11回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:晴れ釣行時間:5時30分くらい(潮位:85cm下げ6分)~9時30分くらい(潮位:24cm干潮)中潮水温:28℃釣果:マハゼ130匹(7cm~13cm)竿:3.5m(清流X 硬調)→2.1m(行雲流水)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテ時々アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けしかし暑い!北海道と沖縄を除いた本島は連日の酷暑で、雨も期待できず…この灼熱地獄がお盆頃まで続くというのだから、もう拷問である。コレは日本のみならず世界的な傾向らしく、世界気象機関(WMO)によると、この夏、観測史上最も暑い夏になる可能性があるらしい。っていうか、もう既になってるよね?どうみても尋常な暑さじゃないもん。熱中症への警戒が必要ですが、基本的には酷暑日の行動制限、水分補給や涼しい環境の確保など「自分の身は自分で守る」対策を講じるしかない。んで、本日もハゼ釣りなんだけど、早朝は涼しいとまではいかないが、少なくとも暑くはない。暑くはないが、身体はダルい。昨日のハゼ釣りの疲労が残ってるし、ハゼ釣り場でのアクシデントのダメージも未だに癒えず。手を怪我してしまったので、愛車のハンドルをまともに握れず、思うように前進しない。「こんなんでハゼ釣り出来るのかな?」本来なら、明日から仕事もあるし、今日はゆっくり休んで、怪我と疲労の回復に専念するのが自分のためでもあるし、社会人としてのマナーであろう。しかし、オッサンんちでは、昼間はエアコンを稼働させないという謎のルールがある。(ちなみに扇風機はOK!)いやいや…、こんな酷暑でそんな事やったら命に関わるよマジで!なんだけど、妻のこだわりというか、もうここまで来るとムキになっているとしか思えん!そんな訳で、オッサンは涼を求めて近所のスーパーに避難する。なにを買うわけでもないのに、しょっちゅうスーパーをウロウロしていると目立つらしく、「この貧乏人が!万引きでもしようもんなら、即しょっぴいてやっからな!!」の店員の視線が痛い。オッサンのお気になスポットは、店内でも一番涼しい鮮魚コーナー。いろいろな魚の水揚げと季節の移り代わりが良く分かって面白い。ただ、魚嫌いのオッサンとしては、少々魚臭いのが玉にキズ。そんな訳で、灼熱地獄の自宅から避難するという意味でも、ハゼ釣りに行かなくちゃならないオッサン。橋から釣り場を見渡すが、今日はすこぶるハゼ釣り人が多いぞ!こんな早朝なのに既に20人以上はズラリと並んでいて、自宅に居たくないのはオッサンだけじゃないんだな~としみじみ思う。同志があんなに大勢!?いつものように【はぜつき磯】を舐めるように通り過ぎる。昨日もハゼ釣りしていたいつもの常連達の出席を確認しながら、【夕やけなぎさ】の様子も見にゆく。ハゼ釣り人でごった返す【はぜつき磯】とは対象的に、【夕やけなぎさ】はひっそりと静寂に包まれていた。すぐ隣りなのに、ここまで雰囲気が違うもんかね?酷暑の中、あまりにお寒い【夕やけなぎさ】の雰囲気に凍え死そうになり【はぜつき磯】に戻る。どこで釣り糸を垂れるか決めてないので、各常連たちにハゼ釣りの塩梅を伺いまくる。共通しているのが、釣れなくはないが、入れ喰いというほどでもないらしい。ハゼサイズは、それぞれの場所毎に感想が違うのはしょうがないところ…サイズを狙えば数は上がらんし、その逆もしかりで、数もサイズも両方!というワガママはダメな日らしい。とは言え、多くのハゼ釣り人の群れなので、既にオッサンが釣り糸を垂れる隙間も無いに等しいのですが…オッサンの付け入る隙間がないっとういわけで、やってきたのはいつもの深場エリア。ココは今期はちょっと厳しいがために人気がなくて、普通の釣り人は近寄らない。だもんで、静かに黙々とハゼ釣りしたい人にはうってつけではある。MR氏とT氏がやってるんだけど、確かにこの二人はそんなタイプではあるな!オッサンも混んでる釣り場は苦手というか、すぐに小移動を繰り返すので、動きが取れない釣り場は窮屈でいかん!MR氏に釣りの塩梅を伺うが「昨日よりもアタリが遠く、ハゼも小さい…」らしい。まぁいいや!今日はどこでやってもたいして変わらんだろうて…やっと釣りの準備を始める。釣り場に到着してからウロウロしたり、ダベってたりで無駄な時間を浪費し、早起きした甲斐が全くない。まぁいつもの事なんだけど、人間関係は挨拶が基本であり、釣り場のリアルタイムの情報収集はとても大事である。大事ではあるんだけど、オッサンの場合は、どこで釣り糸垂れてもやることは同じだから、一応常連達の生存確認の目的が主かな。本日はまずは長竿からのスタート。できれば2mくらいの短竿でやりたいんだけど、今現在は微妙に潮位が高いし、沖の方がハゼの型が良いという裏情報も入ってるので。長竿と言えばこの一竿餌はボイルベビーホタテを主に、昨日の余りのアミエビも少々。主力はホタテだけどんで、指にはデジタルカウンターを装着しまして…今日は壊さないようにしなくちゃ!ちなみに昨日の怪我はこんな感じ。まだジワリと出血しているオッサンももう歳なので、長期戦になるかな…水温は28℃で、水に立ち込むとぬるいくらい。手が汚いなどうにも…準備完了にてやっと釣り開始だけど、この時既に、釣り場に到着してから30分は過ぎていたのでした。ラストスパートにて盛り返しまだホタテ餌が凍っていたので使いものにならず、アミエビから始める。針に掛からないだろうな~ス~っとカーブフォールで落とすが、思いのほか浅くて水深は2mもないな。スンスン…と誘ってみるがアタリはない。角度を変えて入れ直すんだけど、どこも生命反応が無かった。ムムム…、今日はこんな感じか。つまり、どこかにはハゼがアタってくるスポットはあるんだけど、アタックエリアが狭いので、しっかり丁寧に探らないとアタリが出ないということ。厳しい日って口を揃えて「全然アタらないよ!」が決まり文句なんだけど、確かにアタリづらいけど、喰ってくるアタックエリアは絶対にどこかにあるんです。ソレをしっかり探し当てたか?が釣れる釣れないの分かれ道になります。オッサンの感覚的に、厳しい時のアタックエリアは半径10cm以内。その範囲を探り当てられれば釣れるハズ。自分は全然釣れないのに、すぐお隣りさんは入れ喰いという現象は、マメに探れたかどうか?の違いです。絶対どこかにアタックエリアがあるはず…と信じて探っていると、やっとアタリがあった。やはり小ハゼのアタリで、アミエビでは針に掛からず…「掛かるサイズが喰ってこい!」と念じながらしつこく攻めるが、アタっては来るが針掛かりしないんですけど…もう我慢ならないので、凍ってるホタテを力ずくで壊し、無理やり餌つけして投入。すると一発で上がってきた!やっぱり餌はホタテって感じだね!アタって来てたのはもっと小さい奴のハズだけど、釣れればいいや!ホットスポットが見つかればコッチのものである。同じスポットに落とせば連打が始まる。んだけど、9cm程度の量産型のハゼばかりで、ちっともサイズアップしない。5匹ほど釣り上げると打ち止めで、次のエリアを探さなければならない。不思議なもので、最初は探しても探しても見つからなかったホットスポットが、一か所見つけると、その後はけっこう簡単に見つかる事が多い。思うに、一匹目が餌を喰ったのを皮切りに、その周りのハゼ達の食い気が上がり、ついにはそのエリア全体がザワつくからかも知れない。とは言え、自分が立っている場所から見つかるホットスポットもせいぜい3~4か所程度で、それを釣り切っちゃうと小移動しなくちゃならない。たま~に10cmオーバーの良型も上がるが、基本的には8cm程度が多いかな。このサイズが釣れ続ければ楽しいが…こんな感じでポツリポツリと釣り続ける。ちなみに、以前問題提起した長竿のデメリットの軟着底時後の竿の再操作。コレは着底時に道糸が緩んでテンションが掛からないので、アタリを取るために竿を上げるなりしてテンションを掛け直す作業が必要になる。でもこれは一番針に掛かりやすい着底すぐのアタリが取りづらい、というデメリットになるというお話。今日はこのデメリットをどうやったら解消できるか?を試してたんだけど、一応、現時点での解決法をば。いつものように、仕掛けをカーブフォールで落とし、着底しそうな頃合いに竿をそのままの角度で手前に10cmほど水平方向に引くと上手くいくことが多かった。着底すぐのアタリも取れていたので、とりあえずは成功ということで。ちなみに竿の操作は肘でやること!のべ竿って軽いから手首で操作することが多いと思いますが、竿の操作は肘でやれ!が基本。上手い人は手首での操作も可能ですが、そうでない人が手首だけでやろうとすると、動作が大げさになってしまいます。そうすると仕掛けが大きく動いてしまい、せっかく餌に寄って来ていたハゼがビックリして散ってしまいます。こうなると「何のために誘ってるのか?」と本末転倒です。肘を意識して竿を操作すると、けっこう繊細な竿操作ができると思いますよ~しばらくは長竿でやってたんだけど、思ったよりも良型ハゼ釣れねぇ~し!根掛かりロストのタイミングで短竿にチェンジ。2.1mの行雲流水まぁ、けっこう手前でもアタって来てたから釣れるだろ?と思ってたら、意外にも良型ハゼが上がりだした!なんだよ!手前にいるじゃんかよ!!もちろん小ハゼもいるんだけど、10cmオーバークラスが普通に上ってくる。手前でもこのクラスが上がるちょうど潮位が低くなり、手前でも釣れ出したらしい。ここから一気に数釣りに様変わり。短竿の手返しの速さとアタリが多くなったので、カウンターがフル回転し出す。正直「今日は1束のノルマは難しいかな…」と半分諦めだったけど、この釣れ具合なら確実に達成できっぞ!チョロチョロと小移動を繰り返しながら、手の届く範囲のハゼを拾いまくるオッサン。最初は厳しかったけど、結局は4時間で130匹とラストスパートで盛り返しました。なんとかノルマはこなしたこのクソ暑い中、二日連続でのハゼ釣りで思った。「ハゼ釣りって週一回で十分だ!」正直、二日続けてやってられんわ!週休二日制が当たり前の昨今。貴重な休日を土日連続でハゼ釣りしているハゼフリークも珍しくない。毎週のように、連日ハゼ釣り場へ通ってしまうMR氏を見ていて、オッサンも羨ましいな~と思うこともあったけど、そんな考えはもう萎えた。「よく土日連続でハゼ釣りできるね!?」とMR氏に言ってみたら、「もう前の日なんて、楽しみで夜も眠れないよ!」と遠足前の小学生みたいに目を輝かせていた。思えば、オッサンもそんな頃があったな~ハゼ釣りする度に釣果が伸びて、あ~でもない、こ~でもないやりながら、シャドーハゼ釣りを繰り返す。思い通りに釣れれば嬉しくて、そうでなければ凹み、脳髄を絞り切るまで考える。ハゼ釣りなんぞではなく、もっと人生に有意義な事柄にここまで情熱を傾けられれば、きっと一角の人物にでもなったであろうに…限りある人的エネルギーを使う方向を間違ってしまったための悲劇。ハゼ釣りへの情熱が線香花火に湿気った現在のオッサンには、MR氏の立ち位置が羨ましくもあり、そして不憫にも感じるオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度12回目のハゼ釣りは『昨日』とは違う!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな~って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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