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  • 2023年度3回目のハゼ釣りはやっと初日(1束)が出ました
    2023年3回目のハゼ釣りはやっと1束超え2023年6月11日。2023年3回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【夕やけなぎさ】天気:雨釣行時間:5時30分くらい(潮位:110cm干潮)〜9時00分くらい(潮位:140cmほぼ満潮)小潮水温:22℃釣果:マハゼ104匹(4.5cm〜12.5cm)約半分が脱走竿:2.1m(行雲流水と彩峰?の合体竿)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレオモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け関東地方も梅雨入りしたようで。昔は『梅雨』と言えば、小雨がシトシトの長雨で、雨に濡れた紫陽花とカタツムリ的な風流なイメージだった。んがしかし、昨今の梅雨は結構な大雨だし、台風絡みともなれば豪雨になることも珍しくなく、風流とは程遠い災害もあり得るから恐ろしい。とは言え、この時期にしっかり雨が降ってくれないと、ダムなどに十分な水が貯まらずに水不足となる。ただでさえ、電気料金高騰のあおりで節電を余儀なくされ、扇風機とうちわでしのごうとしとるのに、その上、水も満足に使えんでは踏んだり蹴ったりである。という訳で、”適度な雨”は必要なんだけど、自然相手で適度は難しいよね〜2023年は4年ぶりにエルニーニョ現象が発生したみたいで、世界的な異常気象が懸念されています。しかも今回のエルニーニョはスーパーエルニーニョ現象の可能性があるらしい。何だ?そのスーパーエルニーニョって?調べてみると、『エルニーニョ監視海域の海面水温の基準値との差の5か月移動平均値の振り幅が大きい』ものを言うらしい。何だかよく分からんが、日本への影響としては、冷夏になり農産物への影響があるようだ。サイヤ人しかり、銭湯しかりで、スーパーが付くと意味は分からんが、ただ凄そうだ!日本でも勢力の強い台風が多くやってくるかも知れないので、「警戒を強く呼びかけています」とのこと。しかし、警戒しろって言われてもなぁ〜庶民に出来ることと言えば、玄関先に土のうを積んだり、乾パンと水を確保するくらいしかできんよ!ちなみに乾パンで思い出したんだけど、オッサンはなぜか乾パンが好きだ!異常に硬いあの食感といい、口の水分を全部持っていかれるあの感じといい…ずっと噛んでると味が濃くなっていく気がするんだよね〜んで、フィニッシュは一緒に入ってる氷砂糖でお口直し。実家にストックしてあった乾パン(小さい缶のやつじゃなくて、大袋Ver.ね)を食べ尽くしてしまい、母親に怒られた事も一度や二度ではなかったなぁ〜良き思ひ出だ!あの頃は「どうせ食わないんだからいいじゃん!」って思っていた。実家は飲食店をやっていたもんで、「イザって時はこんな貧乏臭い保存食じゃなくて、もっと他に食い物あるじゃん!」という自分勝手な理由で蛮行を繰り返していた。実際に使わなかったから良かったものの、本当にイザが来たら、オッサンは自力での食料調達を余儀なくされたんだろうな…危なかったな〜!っという訳で梅雨に突入したのですが、ハゼ釣りは梅雨だろうがカンケーない。むしろ雨歓迎!なくらいである。なぜなら雨の時はハゼが釣れるから。もちろん程度はありますよ!台風や雷雨じゃ〜、ハゼ釣りなんぞしとる場合ではなかろうて。ちなみに釣り仲間のO氏は雷雨時にハゼ釣りしてて、目の前の建物に雷が落ち、その電気が竿を伝ってきたらしい。「いや〜危なかったよ!死んだかと思ったよ」とその時を述懐していたが、その時に天に召されれば良かったのに…とオッサンは思った。『サンダーボルトを喰らっても竿を握りしめていたハゼ釣り師』として伝説となったろうに、生きてるのが惜しい男である。まぁ、普通の雨くらいならハゼは釣れるというか、通常よりも釣れる事が多いのは事実です。魚種にもよるんだけど、雨天時は晴天よりも暗いし、魚の警戒心が薄れるから釣れるという図式らしい。コレが冬の穴釣りだと寒くて雨天の釣りなんぞやってられんが、もうこの時期なら問題ないので雨予報は全然気にならない。という訳で、本日もハゼ釣り場へGo!の通常営業だ。やっとハゼ釣りになってきた!問題は釣り場をどうするのか?である。2023年の夏ハゼシーズンも3回目なんだけど、未だにてんでダメなハゼ釣りで、そろそろ結果を残したいところ…昨年のデータによると、この時期は羽田方面の釣り場で数を釣っているから、今期も!と狙っていた。んで、本日は羽田が良さそうな潮周なんだけど、いかんせん羽田ポイントはオッサンちから遠い。「この雨の中、カッパを着て愛車を40分漕ぐのか…」今朝自宅を出発する直前まで悩んだけど、結局は一番近い釣り場の大井ふ頭中央海浜公園へ向かっていた。こういうところが弱いというか、真剣味が足りないというか…だってしょうがないじゃん!たかがハゼ釣りだもん!下半身は戦闘服(ウェーダー)で上半身はカッパのヘンテコなスタイルで愛車を漕ぐ。時おり、雨が強く打ち付ける。”台風発電とか雷発電とか出来ないもんかな〜。スゴいエネルギーだと思うんだけど…”くだらん妄想をしながら愛車は釣り場へ向かう。いつもの橋から釣り場を見渡すがやっぱり誰もハゼ釣り人はいなかった。まぁ、こちらには釣り人いないわな〜ちなみに公園工事は今週も終わってません。先週と全く同じ風景本当に7月上旬で終わるのかな?まぁ、BBQ出来ないから、このままでも良いんだけどね。本日の釣り場【夕やけなぎさ】に到着すると、既に4人ものハゼ釣り師が釣り糸を垂れていた。やっぱり居るよね〜!すげぇな〜この人達!挨拶を交わし、ハゼ釣りの塩梅を伺うが「ダボハゼばかり!」のローレスポンス。う〜ん、厳しいか…昨日は結構釣れてて、各方面からナイス釣果の報告が来ていた。ありがたいことにオッサンは土曜日も仕事なので、そんな浮かれた報告を奥歯が噛み砕ける想いで受け取っていた。「チッ!土曜日が釣れる日が多いのは分かっとるんじゃ〜!」「しかし、こちとらは仕事なんじゃ〜!」心を落ち着けて釣りの準備を始める。本日の竿は行雲流水と彩峰?の合体竿。竿先側の半分が「行雲流水」で、持ち手側半分が「彩峰?」の構成。別に何かのこだわりがあるのではなく、単に「折れた竿同士で使えないかな?」とやってみたらピッタリ合ったので、こうなっただけ。でもバランスも良く使いやすいので、意外にお気にな一品。貧乏たらしくパーツをとっておくと、こういう事も起きるエサは当然ながらベビーボイルホタテ。やはりホタテ餌は安パイ仕掛けはいつも通りのハリス3cmの胴付きミャク釣り仕掛け。よくこんな仕掛けで釣れるもんだ水温は22℃と温かく感じる。もっと冷たいと思ってたから、今日は釣れるかもしんまい!思ったよりも温かいんだば、釣り開始。まずはこの時期に常連が集中する岩場ゾーンから始める。このエリアは岩がゴロゴロしてるんだけど、他のエリアと比べてハゼのサイズがちょっと大きいので、まだハゼが小さいこの時期はこちらに釣り人が集中する。ただ、ゴロタ石帯なので、斜めに仕掛けを落とすとすぐに根掛かりしてしまうのが玉にキズ。水中がよく見える時は岩を避ければいいんだけど、見えない時は仕掛けを垂直に落とせば根掛かりも回避できます。落として5秒ほどステイしているとすぐにアタって来た!即アワセで上がってきたのはいつものダボハゼ。だよね〜!このエリアは岩場だからダボがワンサといる。ソレでもハゼもいるんだろ?と同じスポットに落とすとまたしてもダボ。先客の常連が言ってた「今日はダボハゼだらけ!」の通りな感じ。やはりダボか…ダボと遊ぶ時間がもったいないのですぐに移動を決断。やってきたのは【夕やけなぎさ】の中央エリア。【夕やけなぎさ】は基本的に石が多いから、砂地という表現は正しくないけど、それほど岩が密になっていないエリア。ここらはちょっと深いエリアなので、釣れればチョッピリ型が良い傾向にある。釣れればね…ス〜っと円弧状に落として軟着底させるとすぐにアタってくる。そのアタリ加減からどうみても小ハゼなんだけど、アタって来たからにゃ〜見逃すわけにもいかん!一発目は空振りだったけど、次も寸分違わずにピンポイントで落とすとすぐに喰ってくる。前アタリの即アワセで上がってきのは、やっぱりなサイズだった。まぁ、このサイズだよね!同じスポットに落とすと連打が始まって、お次はこの時期では合格サイズ。このサイズならヨシとしましょう!雨中の変態たち今日は雨だからかハゼの活性が良くて、アタるスポットを間違わなければ連打になる。サイズは言わずもがななんだけど、喰いは良さそうなので釣りとしては楽しい。自分のいる地点から2〜3箇所はハゼが連打でアタって来るホットスポットが見つかる。サイズはマチマチで、全然針に掛からない赤ちゃんハゼばかりもあれば、ようやく針に掛かる5〜8cm前後クラスが上がってくる事もあり。基本的に赤ちゃんが突いてくればそのスポットはスルーになるかな。コレじゃ〜ね〜…今日は雨なのでハゼ釣り人は少なくて、今現在はH2氏、MR氏、HF氏とオッサンの4人だけ。なので釣り場は選びたい放題で、釣れなくなったり、赤ちゃんアタックだけになったらすぐに移動を繰り返す。しかし、オッサン以外の3人である。この御方々、揃いも揃って昨日もハゼ釣りに来てたらしい。オッサンは日曜日しか来れないから少々無理してでもやるけど、その他の連中は昨日そこそこ釣れたんだから、こんな雨の日に来なくてもいいじゃん!ガッツがあるというか、粘着質というか、変態というか…しかもMR氏は、こんな雨の中でも、相変わらず短パンサンダルスタイルでやっちゃってるし!今日は結構ハッキリとアタって来るからやりやすい。ス〜っと軟着底させたら5秒待ってアタらなければ、スッっと柔らかく2cmズル引きして5秒ステイ。数回ズル引きすると、ハゼが寄って来ていれば喰ってきました。チョン!とオモリを浮かせたり、動かし方が大きいと厳しくなるかな?アタリがハッキリとは言え、竿先を1cm拝ませる程度なんだけど、ミャク釣りではそのアタリ方で十分です。ただ、喰わせても針に掛からないので、しっかりと前アタリでアワセないと空振ります。8cm前後クラスなら比較的針掛かりしやすいけど、それ以下のサイズの場合はホタテの餌付けにひと工夫。基本的には貝柱の真ん中にチョン掛けだけど、小ハゼ相手の場合は針に2回通して団子状にした方が掛かりやすいと思います。まぁ、ここまでして小ハゼを狙うのもど〜かと思うが、『ハゼに食い逃げを許すな!』のハゼ名人の御言葉通り、喰ってきたからにゃ〜釣り上げるのがハゼ釣り人の性。釣り上げたらどんなに小さくてもビクに入れてるんだけど、異変を感じたのは休憩時に陸に上がった時だった。しばらくぶりにビクを覗いてみたら、カウンターとビクの中のハゼの数が明らかに合っていない。やっぱり脱走してたんだ!そう、今使っているビクの網目はそこそこ大きいタイプだから、小ハゼはその網目を抜けて逃げてたんですね〜この網目じゃ〜逃げるよねだいたい6cm以下は脱走していたようです。実はそんな気がしていて、釣ったハゼをビクに入れると、たま〜に何かの生物がコツン!と足に当たっていたから、アレは脱走したハゼだったんだと今更ながら気付いた。コレくらいは脱走サイズここら辺は豚箱サイズなんとか目標の一束(100匹)を達成し、気持ちに余裕が出来たのでちょっと型狙い。この【夕やけなぎさ】では、ナイスな型が上がるスポットがある。知ってる人は知ってるので、いつも常連が陣取ってることが多いんだけど、本日は釣り人が居ないので狙い放題。何でココで良型が釣れやすいのかは謎なんだけど、粘ってると上がるんだよね〜そして、一匹だけ上がってきたヒネハゼ(昨年遅く生まれたハゼが生き残って、年を越した個体)がコレ↓ヒネハゼにしては少々小さいが…身体は痩せて頭でっかちになっていたが、頑張って生き残ってきたと思うと感慨深い。結局、3時間半ほどで104匹。ビクに残ったのはこんな程度釣り上げた半分くらいは脱走したらしい。一生懸命釣り上げたハゼに逃げられたと思うと悔しいが、あの小ハゼ達が大きく成長し、再びオッサンと相まみえると思えば、ソレもまた良し!オッサンが帰る頃には【夕やけなぎさ】は誰も居なくなっていた。ハゼが釣れる時期に、この釣り場に誰も居ないのも珍しい光景だ。誰も居ない【夕やけなぎさ】いよいよハゼ釣りと言えるようになって来ました。毎週末ごとにサイズアップし、数も上がってきています。再来週くらいになれば、脱走ハゼサイズも釣らなくて済むようになるかな〜次の記事>>>「2023年度4回目のハゼ釣りは釣れない訳ではないんだけど…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度4回目のハゼ釣りは釣れない訳ではないんだけど…
    2023年4回目のハゼ釣りは釣れない訳じゃ〜ないんだけど…2023年6月18日。2023年4回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【夕やけなぎさ→はぜつき磯】天気:晴れ釣行時間:5時00分くらい(潮位:189cm満潮)〜9時30分くらい(潮位:35cm下げ8分)大潮水温:24℃釣果:マハゼ107匹(4.5cm〜10.5cm)また相当数が脱走した竿:2.1m(行雲流水)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレオモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け信用とか信頼とかは極めて玉虫色だ。人間関係って信用で成り立ってるみたいにキレイ事を言う輩がいるが、間違ってるとは言わんが、そんな単純でもないだろう。そもそも信用のレベルってとても幅広い。電車やバスの中で、見ず知らずの人と隣り合わせに座るのも、相手を信用している事に他ならないから、呑気にスマホをいぢくりながら座ってられるのである。街を歩いててアカの他人と普通にすれ違う時だって、相手が猟奇殺人鬼と思ったら、すれ違うことさえためらうだろう。例えば、生きるか死ぬかの瀬戸際でアカの他人に背中を預けられるか?ほとんどの人がNo!だろう。まぁコレは極端な例だけど、ほとんどの人が不信以上信用以下の人間関係で生活しているのが現実。薄っぺらいプチ信用社会で生きてるから、スマホをいぢくりながら平気で街を歩けるのである。昨今では自動運転の交通機関も登場しているが、多くは未だに人の手で運行している。オッサンも好きなんだけど、バスの運転手のすぐ横の少し高くなってる席が一等席で、そこに座ると前方も運ちゃんの操縦も見れるので楽しい。電車でもサービス精神がある運ちゃんだと、正面の窓から前方を見えるようにしてくれたりする。なので、オッサンはバスでも電車でも一番前がお気に入り。家族からは「もし事故が起きれば危ないから、一番前はヤメれ!」と警告されるが、事故になったらどこに居てもダメだろう…その時はその時である。こう考えると、その一番前の一等席に座ってる輩って、オッサンタイプの少々怪しい奴と疑ってかかるべきなのかもしんまい。電車なら運ちゃんと客の間に仕切りがあるからまだマシだが、バスになると運転手と乗客との間には壁などなく、完全に丸見えの丸腰。もし一等席の客が何かの拍子に発狂したら…以前バスに乗った時、狙っていた一等席には小太りのサラリーマンが陣取ってやがった。「チッ!オラの席を取りやがって!!さっさと降りやがれ!!」と後方から眼力で念を送るオッサン。念を送りながらソイツを観察すると、おかしな事に気付く。ソイツはエアコンの効いたバスの車中で、ずっと嫌な汗をかいている。小刻みに震えながら、挙動も不審。水色のYシャツは、来日したスティングのTシャツの脇の下のように汗ですっかり変色。”もし、こいつがこの場で発狂したら…”そう考えた途端、こっちが恐怖のあまり発狂しそうになった。なぜなら、ソイツの横には運ちゃんがスタンガンを携行するわけでもなく、丸腰で運転に集中している。隣りの挙動不審人物を警戒するでもなく、前方だけを見据えている。ソイツが手を伸ばせば、すぐに運転手の首。「調子に乗ってんじゃねぇぞコノヤロ〜!オレは降りる!!今すぐ降ろせ〜!!」と運ちゃんの首を締め始めれば、もう終わり。そうなる前に、未然にこの小デブをオッサンが締め殺すべきか!?車内は殺伐とした緊迫状態が続く…”もし、こいつがおかしくなったら…”よくよく考えてみると、我々の生活はある場面においては、完全に自分の命を人任せにしていることがある。車を運転している時だって、コッチは交通ルールを守っているが、逆走やセンターラインオーバーでもされた日にゃ〜、それでジ・エンドである。普通に生活している中でも、否が応でも見ず知らずの人を信用するしかない場面が多々ある。信用って奴は、意識するとなかなか実践しにくい事柄だ。一緒に過ごした時間が長ければ長いほど信用が深くなる?親しい関係ならば、絶対的に信用できる?んな訳無いじゃん!たったひとつの隠れたサムシングで、今まで培ってきた信用を一瞬で失うことだってある。そして、一度失った信用を取り戻すのは、ほぼ不可能と言って良いだろう。このように信用とは、形になりにくいものであり、かつ壊れやすいものでもある。とは言え、レベルの差はあるけれど、この世は信用で成り立っているのも事実。人を信用するのに長い時間やその人物との関係性は問題ではない。人を信用するのに必要なのは時間や関係ではなく、熱いドラマなのである。先週よりもミニマムなハゼたち本日は、梅雨のこの時期には珍しく、お天気な週末。昨日の土曜日はオッサンは仕事で「こんなに良い陽気ならハゼもさぞや釣れてんだろうな〜」と思ってたら、O氏から「水が濁ってて、ハゼも小さいのばかりで…」とローレスポンスな情報。とは言え、自分が釣り糸を垂れる時だけは爆釣に違いない!というおめでたい思考が釣り人。こんだけ晴れてるんだから釣れないわけないじゃん!と釣れないとは一ミリも疑わないオッサン。今朝は珍しく早くに目が覚めた。一応、ハゼ釣りに行く気があるらしいのは、自分でも分かっていた。速攻で準備完了して、愛車を漕ぎ出す。昨日に引き続き、本日も30℃超えの真夏日予報なので、いつもの戦闘服(ウェーダー)ではなく、短パン&サンダルのミッドサマースタイル。早朝だと少し肌寒いかな?と思ってたけど、全然寒くなくて、サイクリング運動が心地よい。いつもの橋から釣り場を見渡すと、4〜5人ほどの釣り人が見える。「もうコッチにも釣り人来てるんだな〜」と思いながら、運河を見下ろすと、情報通り水が濁っている。できれば水は澄んでたほうがハゼは釣れやすいんだけど、まぁなんとかなるっしょ!と深く考えない。水は濁ってますが…本日も目指す釣り場は【夕やけなぎさ】なので、そちらへ向かう。今週もBBQ会場はオープンならず…もうこのままでいいんじゃない?本日の釣り場【夕やけなぎさ】に到着すると、驚いたことに既に20人ほどのハゼ釣り人で賑わっていた。うわマジ!?今日は早めに来たから空いてるかな〜のノリだったのに、既にオッサンが釣り糸を垂れるスポットが限られている。うげ!スゴい人なんですが…まぁ、お天気な週末だからだと思うが、それにしてもまだ釣れるハゼが小さいんだから、無理してくることもないのに…まずは知ってる連中にご挨拶がてら、ハゼ釣り塩梅の情報収集。釣れないわけじゃないけど、小さくてアタリが遠い…との事。う〜ん、まだそんな感じなのかぁ…アタリ云々はしょうがないとして、今週はハゼもちょっぴり成長し、サイズが良くなってると思ってたんだけど、どうやら期待していたほどではないようだ。渋々釣りの準備を始める。本日の竿は本物の「行雲流水2.1m」いつもは半分行雲流水のなんちゃって合体竿だもんで、今日は期待ができる。懸念されるのは、本物は手持ち部分が細いんですよね〜細いと竿の微妙な操作がやりにくいので、それが今日の釣りにどう影響するのか?本日は本物で勝負じゃ!エサは当然ボイルベビーホタテ。まだハゼがミニマムなこの時期はホタテ一択。まぁ、そこまでして小ハゼ釣りたいか?と聞かれれば、そんな事ないんだけどホタテしかエサ持ってきてないし…そもそも、この釣り場ではホタテ餌率が異常に高い。お手軽だし、餌サイズとか調整できるからだろうね〜気をつけるべきは、ハゼが小さいからといって、付ける餌を小さくするとますますドツボにはまります。小ハゼ相手で針掛かりが悪いから、餌も小さくして…の釣り人も多いけど、ある程度の餌サイズにしないと、逆に喰いも掛かりも悪くなる。そしてコレが一番の問題なんだけど、基本的に餌サイズ=釣れるハゼサイズになるので、餌を小さくすると釣れるハゼも小さくなりますよ〜とは言え、デカけりゃ〜いいもんでもなく、バランスを取らなくちゃならないけど、餌は少し大きめが吉と思ってください。餌サイズは釣果にかなり影響します仕掛けはいつも通り!餌サイズは本日はこんな感じ水温は24℃と昨日から真夏日だったからか、温かい。やはり温かいな〜さぁ、釣り開始じゃ!今日は釣り船が動き出すまでが勝負じゃ〜っと、意気込んで水に立ち込むが、思ったよりも冷たく感じた。本当に24℃あるんかな?冷たいんですけど…出来れば岩場エリアでやりたかったが、既にオッサンが付け入る隙間が無かったので、ポッカリ空いてた【夕やけなぎさ】の中央付近から始める。ス〜っと円弧状に落として軟着底すると、すぐにアタって来る。そのアタリ方からどうみても小ハゼで、少々凹む。次で掛けたんだけどやっぱりだった。まぁ、このサイズだよね…アタリはそれほど遠くなくて、どこでもという訳でもないけど、そこそこアタっては来る。問題はハゼのサイズ。オッサンが使っている1号の袖針にさえ掛からない、赤ちゃんハゼの猛アタック!赤ちゃんは針に掛からなくていいんだけど、それでも中には掛かってくるサイズもあるかもしんまいとしつこくやってると、やはりなサイズが掛かってくる。コレくらいなら掛かるんだけど…先週もそうだったけど、だいたい6cm以下のハゼはオッサンのビクの網目から脱走する。オッサンが使っているのは普通のビクの網目よりも大きいので、そうなる。別に小ハゼはいらないんだけど、一応、このブログに捕れ高を載せなきゃならないじゃん?オッサンが「◯◯匹釣れましたぁ〜!」と書いたところで誰も信用しなくて、やはり画像で見せないとダメじゃん?でも、ハゼは脱走するじゃん?一応、小さくても釣れればビクに入れて、カウンターをひと押しするんだけど「絶対、ビクから逃げるよな…」と思いながら、虚しい作業を繰り返す。今日もかなりの脱走が見込まれるから、誰も信用しないんだろうな〜っと、開始30分もしないうちにもうふてくされモードである。このサイズだと脱走出来ないんだけど…あまりにも赤ちゃん〜小ハゼばかりなので、心が折れて移動を決断。まさかの延長戦突入!やってきたのは岩場エリア。こちらは型がちょっぴりアップするから常連ばかりで、知らない釣り人だとなかなか入りにくい。人見知りのオッサンも少々はにかんでしまうが、このままだと嘘つき呼ばわりのオオカミ少年ならぬオオカミジジィになってしまうので、ズカズカと押し入る。まぁ、知ってる常連ばかりなので、石投げようが泳ごうがど〜でもいいんだけど、一応、ハゼ釣りしようしとこうかな〜岩場なので、油断するとすぐに根掛かりロストになるので、注意深く水面を凝視し、岩と岩の間の平場に狙いを定める。ハゼがいるのはちょっと広めの平場になるんだけど、やはり今日も水が濁ってて見えにくい。なので、勘とオモリの挙動で探るしかない。余談ですが、水が澄んで見える時は、岩の上に乗って少し目線を高くすると平場が見つけやすいです。ただ、滑ったり転がる石も多いから、気をつけてくださいね。相変わらず小ハゼも釣れるけど、合格サイズも少しは上がってくる。コレくらいなら良いよねただ、岩場なのでダボハゼが多いのはしょうがないところ…ダボハゼは針掛かりも良好だ!今日はそこそこキチンとやらないと、アタリが出ないことが多かった。このエリアは浅いから、ドスン!と落としがちになるけど、それだとハゼが逃げてしまうので、丁寧に仕掛けを着底させる。あとはしっかりと誘うこと。しっかりというのは、大きくとか派手にという意味じゃなくて、明確に数cm動かすとか、オモリをしっかり起こしたり寝かしたりするということ。曖昧な動かし方だとアタリづらくて、小さくともハッキリ動かさないとアタらないことが多かった。当然、アタリ方もわずかで竿先を0.5〜1cm震わせる程度とか、竿先に出ないスン…!という振動だけのアタリも多かった。まぁ、派手はアタリはしてこないので、釣れるハゼも小ぶり。本日最小のハゼ大きくてもこんな程度かな…さすがにこんなハゼ釣りだとみんなやる気が失せて、おひさまが照る頃には諦めて納竿になる。オッサンもくすぶりながらも陸に上がる。ビク内はやはり、脱走ハゼサイズは居なくて、そこそこサイズしか残っていなかった。恐らくは2/3は脱走したと思う。【夕やけなぎさ】での釣果今日は小粒ばかりだったので、ビクの中は寂しい限りだった。どうしよう…いくらなんでも、このままではオオカミ少年確定だな。カウンターは85匹になっていたが、ビク内はどうみてもそんなビジュアルではない。人間は目で見たものを信じるので、ただでさえ信用がないオッサンだけど、ますます奈落の底へ落ちてゆくだろうて…そもそも1束いってないのが悔しい。なので、延長戦!常連たちに別れを告げ、向かうは【はぜつき磯】今日も相変わらずO氏はハゼ釣りもせんと、ウロウロして、しゃべってばかりだった。なんだけど、実はO氏は仕事で腰を痛めてしまい、釣りどころではなかったという事情も知っていただけに不憫ではあるが、同情するとつけ上がるので黙っておいた。そんなO氏情報によると、【はぜつき磯】のあるポイントではそこそこの良型が上がっていたらしい。っという訳で【はぜつき磯】にやってきたんだけど、オッサンがやってきたの良型ポイントではなく、お気に入りの深場エリア。実は、先々週も帰り際にココでやってみて、感触的には悪くはなかった。例年は【夕やけなぎさ】からひと月くらい遅れて【はぜつき磯】で釣れ始める。しかし、今年はそもそもが【夕やけなぎさ】のハゼが遅れてる感じで、それに加えて【はぜつき磯】でももう釣れている傾向にある。なので、今のこの潮位なら絶対釣れる!という確信があった。んでやってきたんだけど、コッチは【夕やけなぎさ】よりも濃厚に水が濁っていた。マズイかな…疑いながらス〜っと仕掛けを落とす。さすがに深場なので水深は2m弱といったところ。スンスン!と誘うといきなりクン!と分かりやすいアタリ。あまりに分かりやすかったので、ビックリしてアワセが遅れた。「お〜!良いサイズがいるじゃん!」ウキウキしながら同じスポットに落とすと、着底と同時にアタって来て、アワセると針に掛かって横走りする。「コレだよ!この感触が味わいたくて深場に来たんだよ!!」上がってきたのは合格サイズ。こんなサイズでも結構走る一か所で数匹程度で、そこそこサイズを上げたら小ハゼになり、針に掛からなくなるといった感じ。とは言え、最初の数匹は9cm前後だから釣ってて楽しい。なによりも、このエリアは狙いさえ間違わなければ、ダボハゼはまず来ないから、アタればハゼと思って間違いない。オッサンも早朝から釣りしてたので、少々お疲れモード。ホタテ餌ひとつだけ限定の延長戦だったので、餌が無くなり納竿。とは言え、なんだかんだで20匹ほど釣っていた。もちろん脱走サイズも居たけど、ほとんどはそこそこサイズで最後は楽しい釣りになりました。という訳で、4時間半ほど粘り107匹とカウンター数とビク内が一致してないのは心が痛い。まぁ、信じるか信じないかはあなた次第です!【はぜつき磯】でのおかわり分まぁ正直、こんなハゼ釣りでは釣れた釣れないなんてど〜でも良いんだけど、一応、常連たちはオッサンのカウンター数を信じてくれてるんだと思う。否…、信じてないかな…?まぁ、どうでもいいや!たかがハゼ釣りなんぞで熱いドラマは発生しないのだが、生ヌルい仲間意識は芽生える。その仲間意識はハゼが爆釣の時に「みんな釣れて楽しいね〜!」のソレではない。全くアタリが無い激渋や手がかじかみ鼻水をすすりながらの冬の穴釣りといった、厳しい中でも釣り糸を垂れ続けたつらい外圧によって磨かれた仲間意識である。『楽しい時だけが仲間じゃないだろ♪(byケツメイシ)』に通じるものがある。しかし、もうちょっとハゼが成長しててもいいんじゃね?6月も来週末で終わる。7月が数釣り本番だから、この調子で大丈夫なのかな〜ちょっぴり不安になるオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度5回目のハゼ釣りは上向きになってきたかな」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度6回目のハゼ釣りはパッとしないな…
    2023年夏シーズン6回目のハゼ釣りはなんだかパッとしない…2023年7月2日。2023年6回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:晴れ釣行時間:5時00分くらい(潮位:177cm下げ2分)〜9時30分くらい(潮位:13cm下げ9分)大潮水温:24℃釣果:マハゼ108匹(6cm〜14.5cm)竿:3.5m(清流X 硬調)→2.1m(行雲流水)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けオッサンは一年間にだいたい40回ほどハゼ釣りしているらしい。別に数えているわけじゃなくて、このブログの記事を眺めていると、そういうことらしい。一年で40回…考え方や捉え方によって違うんだけど、一年は52〜54週間ある。そのうちの40回をハゼ釣りに出掛けているという、驚愕の事実。仕事で凹み、憤り、疲れ切った心身のリカバリーをしなければならない大切な週末の日曜日。そんな貴重な一日の始まりは、まだ薄明かりの時間に起き出し、愛車を漕ぎ、魚臭くなりながら釣り糸を垂れ、帰宅後にこのトホホな文章作業…ふと気付くともう夕方で、明日からまた仕事か…とダークに浸るサザエさん症候群なオッサン。ちなみに、『サザエさん』は少し前までは平均視聴率は20%を超え、最高視聴率は40%近くを叩き出すなど、昭和を代表する国民的人気アニメだった。しかし、昨今のテレビ離れなどの影響で、現在の視聴率は10%前後らしい。とは言え、アニメ部門では何十年もトップを独走し続けているんだから、モンスター・コンテンツなのは間違いない。オッサンもサザエさんを観なくなって久しいが、その理由を考えてみた。結婚し子供が生まれ、家族と過ごすようになってから観なくなった気がする。テレビを観る時間帯が変わったからだと思うが、一番の理由が声優さんが変わったからかな?サザエさんの声優は加藤みどりさんで、驚くことに、番組開始から現在まで頑張っていらっしゃいます。しかし、その他のキャラクターは全て声優さんが交代してしまいました。昔を知ってるオッサン世代には、やっぱり違和感があるんですよね〜観ていても、声が変わってしまうと、ストーリーが自然に入ってこないんですよ。同じ事は『ドラえもん』や『ルパン三世』にも言えて、なんか違う番組を観ているような気がしてくる。長寿になればなるほどそのリスクは当然で、ずっと同じ声優さんが演じ続けるのは不可能なのは頭では理解している。しかし、ど〜にも感情移入できない自分がいる。基本的に、長い期間やっているアニメや漫画のキャラクターは、歳をとらない不老不死な存在。まる子ちゃんは30年以上も小学校三年生だし、磯野カツオに至っては50年も小学校五年生だ。タマなんて、50年以上も生きている世界最長老の猫で、あ〜見えても既に妖怪『猫又』にジョブチェンジしているハズだ。ちなみにサザエさんは24歳という設定なんだけど、この歳でタラちゃんという3歳の息子がいるということは、21歳の時に産んだということで、種付けは下手すりゃ〜ハタチだよ!なにやっとるんじゃ〜マスオ!責任とらんかい!! by 波平そう考えると、サザエさんってちょっとヤンキー入ってたのかな?※うがった見方で申し訳ないですサザエさんのキャラを考えると、「それもありえるな…」と妙に納得がゆく。サザエさんの父親の波平は54歳でオッサンと同年代なんだけど、ちょっと老人過ぎない?一本ハゲに、部屋着はいつも浴衣みたいな着物。趣味は、囲碁に盆栽、俳句に骨董品収集…今の時代にこんな粉っぽい54歳いる?唯一、共感できるのが釣りという趣味なんだけど、いつもボウズばかりで、釣り帰りに魚屋で買って帰るところが家族思いでホッコリする。声が変わったとは言え、不老不死なアニメのキャラクター達。しかし、そんなに不老不死って良いもんかね?秦の始皇帝をはじめ、世界の王や権力者が不老不死を手に入れるために、ありとあらゆる手を尽くしたが、ついに不老不死を得ることはなかったらしい。もしかしたら、この世界に不老不死なのが存在してるのかもしれんが、その人ってどんな感じなんだろう?よく映画や漫画とで「不老不死を手に入れ、世界を支配しちゃる!!」みたいのが出てくる。永遠の時間があって、地道に活動し続ければ世界征服なんぞできるような気もするが、そんなのはミジンコみたいな話だよね。1回くらいはやってみてもいいが、すぐに飽きるだろうて…周りはどんどん変わってゆくのに、自分だけはいつまでもそのまま…それが永遠に続くと思うと、マトモな精神ではいられないと思う。もし、インモータルな存在が実在しているとしたら、きっと誰とも接触せず、人っ子一人いない外界で仙人みたいになっているんだと思う。不老不死なんて地獄だよ。なんて思いながら、『インディ・シリーズ最終章!「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」』の予告編を観た。「まだインディーシリーズやるんだ!」と驚愕したんだけど、さすがのインディアナ・ジョーンズ博士もすっかりお歳を召して白髪になり、年齢的には既にショーン・コネリーの域だった。しかしショーン・コネリーの方は、毛髪が寂しい限りなんだけど、インディーは白髪とは言えふさふさで、遺伝しなくて良かったねと言うしかないのである。(※劇中では親子という設定です。)歳取ったとは言え、行動は相変わらずバイタリティで、やはりスリリングなアクション満載らしく、楽しみな作品である。もし、インディー・ジョーンズがどこかの遺跡で不老不死を見つけたとしたら…きっと父親のヘンリー・ジョーンズ(ショーン・コネリー)は言うだろう。「インディアナ…、インディアナ。ほっておけ」インディー、あんたこそ永遠だよ!オッサンもインディーシリーズは全て映画館で観たから、最後も是非!沖狙いじゃないの!?昨日は結構な雨が降った。そこそこ程度の雨なら問題ないが、降水量が多いとハゼが釣れなくなるんだよな〜もう夏至は過ぎてるので、少しずつ昼間が短くなってゆく。まだ外は薄暗く、「昼も短くなってきたのかな?」と思ったが、まだ7月に入ったばかりだから、そんな事もないだろ?オッサンが自宅を出発する時、昨日からの雨がまだチョッピリ降り続いていた。「あ〜、雨だから暗いのか…」すぐに晴れる予報だったから、お天気自体は気にしてなかったが、問題は水潮かな。まだアスファルトが濡れている道路を、釣り場に向けて進む。釣り場が見えてくる橋から眺めると、既に8人くらいのハゼ釣り人がいる。もうハゼ釣り本番の景色オッサンだって頑張って早起きしてるんだけど、一体、この人達はどんだけ早起きしてるんだろう?もう5年以上昔になるけど、今と違って、ハゼがわんさと釣れた頃は、オッサンが釣り場にやってくるのは7時頃だった。釣り場に到着すると、釣り船が通り始めていたから、よく覚えている。今でこそ、釣り船が来る時間以降はハゼが釣れなくなるけど、その頃はそんなことは全く無くて、釣り船が来とるのにガンガンに釣れていた。最初の一時間のタイムアタックでは、1束超えなんて当たり前だった。今はタイムアタックなんてやらなくなったな〜一時間に1束なんて、今ではシーズンに数回あるかどうかだもんな〜でも、そのタイムアタックのおかげで、手返しが早くなったんだよな〜懐かしいメモリーに浸りながら本日のポイント【はぜつき磯】にやってくると、既にMR氏とTZ氏が釣り糸を垂れていた。「全然アタらないよ…」のTZ氏と「ハゼが小さい…」のMR氏。”やっぱり…”まぁ、さすがに先週ほどの釣れ具合はないだろうてと覚悟はしていたが、少しくらいは釣れてもの期待が無かったわけでもない。しかし、いざダメが現実になると凹むな〜一応、【夕やけなぎさ】の様子も見に行く。あ、やっぱりというか、当然というか…園内のBBQ工事は未だに完了していません。何を工事しているのか知らんが、かれこれ数週間前と全く変わらない景色となっております。一応、7月上旬が竣工予定のハズだが…【夕やけなぎさ】にやってくるが、釣り人はまばら程度で、見ていてもほとんど竿が上がってない。う〜ん…、こちらも厳しいか…ハゼが釣れなくはないと思うけど、こちらは型が小さいから、針掛かりが難しいよね。小ハゼ釣っても面白くないし。まだまだ厳しい【夕やけなぎさ】予定通り【はぜつき磯】に戻り、釣りの準備を始める。本日使う竿は、3.5mの長竿『清流X 硬調』今現在は大潮の満潮から下げ始めで、まだ潮位が高いもんだから、長い竿を使ってハゼがいる沖目狙いの作戦。MR氏が小さいながらもハゼを釣っていて、TZ氏にはアタリすら無いというのは、使っている竿の長さの違い。MR氏はオッサンと同じ竿を使ってて、TZ氏は2.4mで少し短く、ハゼのいる地帯に届いていないということ。同じくらいの3.6mの竿で『軽極ハゼ 硬式』も持ってるけど、こちらは胴に荷重が乗る感じで、ミャク釣りなら清流Xの方がやりやすいかな。【ダイワ】清流X 硬調 35楽天で購入オッサンの布教活動により、仲間の釣り師も清流X派が多い。長竿ならこの一振り仕掛けはいつも通り、ハリス3cmの胴付きミャク釣り仕掛け。先週は針を忘れて焦りまくったが、本日は針を忘れないよう、しっかり指差確認して持ってきた。今日は大丈夫!餌は当然ながらボイルベビーホタテ。この時期はまだハゼが小さいから、サイズ調整が容易なホタテ一択。今シーズンは小さめのホタテを選んだけど、小さいから当然すぐに無くなるんだよね〜たいして釣れないひと釣行でも、10個ほど消費する。小さすぎたとチョッピリ反省してて、来シーズンは元のサイズに戻そうと思ってます。この時期はこのサイズでも良いが、すぐに無くなるあと、ホタテの貝柱を使うんだけど、餌つけ時には貝柱の両端を指で潰すようにしています。こうすると、水中で餌がフワッ!と広がり、ハゼへのアピールと針掛かりのアップを狙ってます。両端を指で潰すすると!水中で広がるハズ、ハズ使うビクは、今週も網目から小ハゼが脱走しにくい旧式。ぶっ壊れているが、背に腹はかえられん!水温は24℃で温かいと思うが、コレで釣れるとは限らないところが、水温計測が無意味と感じるところ。24℃って釣れんの?さぁ、ハゼ釣り開始と思ったが、まずは水分補給。脱水状態はシャレにならないので、夏場はこまめな水分補給は必須。当然ながら、このような高級ドリンクは、賞味期限の切れた奴がオッサンに廻ってくる。まぁ、一家の主にはこのような食料が配給されるのは、どの家庭でも同じようなモンだろうて。賞味期限が3ヶ月ほど過ぎてますが…なにせ初めて飲むシロモノなので、新しい古いの味の違いは分からん!さぁ、開始じゃ!と水に立ち込むが、思ったよりも冷たいのね。ヒャー!冷っこい!水辺に立ち込みながらビクをセットしたりで、仕掛けを水中に落としてモタモタしてたら、意図せずダボハゼが喰い付いてやがった!この釣り場はダボハゼとマハゼの生息帯がクッキリ分かれるので、変なところに落とすとダボハゼが喰ってくる。なにすんねん!まずは期待しての第一投。ス〜っと円弧状に落として軟着底するが、反応なし!スンスンと数cm動かして誘ってみるが、生命反応なし!ムムム…、やはりアタリが遠いか…何度か角度を変えて入れ直してみるが、アタって来ないな〜開始から10分ほどで、やっと小さなアタリが来たんだけど、どうみても小ハゼの反応。3.5mの長竿で相手をするサイズではないんだけど、とりあえずは釣っておく。やっぱりこのサイズ…次も全く同じスポットへ落とすとすぐに上がってきたのは、合格サイズ。せっかくの長竿だから、コレくらいは欲しいよね!次も同じスポットへ…、なんだけどすぐに小ハゼの反応になり、針に掛からないので次のスポット探し。小移動を繰り返し、アタって来るスポットをやっと見つけるが、最初の1〜2匹目くらいは合格サイズが釣れても続かず、すぐに小ハゼになってしまう。コレくらいの合格サイズが続かないんだよね~しかし、ハゼも10cmを超えると、深場での釣りは横走りするので楽しい。とは言え、アタリが無いのは如何ともし難い。今現在の状況を勘案するに、やるべきことはただひとつ。大移動じゃ!それでも少しずつサイズアップやってきたのは、先程からすぐ近くのモニュメント前。ココらも少し深くなってて、そこそこサイズのハゼがそこそこ上がってきたりして、困った時は頼りになるエリア。ただ、結構デカい岩が沈んでて、邪魔といったら邪魔なんだけど、それゆえに岩陰狙いでナイスサイズが居たりもする。困った時のモニュメント前なんだけど、今日も水は濁ってて、水の中なんて見えやしない。だもんで、オモリの挙動で水中の塩梅に当たりを付けるしかない。こういう時は、オモリを円弧状に落とし、竿先の挙動で水中を推し量る。オモリが水底に柔着底すると竿先がクン!と1〜2cm上がるんだけど、岩とかにぶつかるとソレが無くて、竿先の変化がほぼ無い。もっと分かりやすいのが、引きずる誘いを入れてみると、水底では竿先がズズ…といった挙動をするんだけど、岩とかに当たってると、浮いていたオモリが落ちるので、クン!と竿先が拝む。慣れないとハゼのアタリと勘違いしがちなんだけど、明らかにハゼの挙動と違うので、引っ掛かりと分かる。まぁ、ミャク釣り限定の判断法なんだけど、コレが分かるくらいに竿先の挙動に敏感になってください。そうすれば、釣れるようになりますよ!たぶん…っという訳で、大きな岩陰狙いでやっていると、居た居たそこそこサイズのハゼが。やっぱりこのクラスがいるじゃん10cmクラスのハゼが、気持ち良い横走りで上がってくる。爆釣とは程遠いけど、居るスポットに当たれば数匹続く。アタリが無くなると、次のスポットを探すんだけど、そんなに苦労すること無く見つかるのでありがたい。ココらへんとかこんなんとかこんなんとかちゃんと居るには居るんですよね〜ただ、平場に落としてみると、やっぱり小ハゼになるから、岩のヘチ狙いが楽しいな!チョロチョロと良型ハゼを釣っていると、釣り船が通る時間になる。オッサンが今立っているのは大きな岩場の上だから、釣り船の立波から避難することもなくて、釣り続行。普段は迷惑なほどの大きな波なんだけど、こういう時は逆にチャンスタイムになる。波が立つ時の水中の動きは自然な誘いになるから、何もしなくてもハゼがアタって来る。逆にこういう時は竿は動かさずにジッとしていると、ハゼが寄ってきていれば、ほぼアタって来る。人間の下手な誘いよりも、水の動きに同調した自然な餌の動きは、最高の誘いになる。ナイスサイズが釣れるとは言え、さすがに長竿のミャク釣りも疲れてくる。釣り船の通過が一段落し、波で濁った水が落ち着くまで休憩タイム。っと思ったら、思いのほか長くダベってしまい、陸に上げていたビク内のハゼが何匹か昇天してしまった。申し訳ない!ノルマの一束までは釣り続ける。長竿で疲れたのと、そろそろ潮位も下がってきたので、お次は2.1mの竿にて。やはり短い竿の方が扱いやすいしかし、なかなかハゼがアタって来ない。ムムム…、竿が短くてハゼ地帯に届いてないのかな?小移動を繰り返し、やっとハゼの居るスポットを見つけたんだけど、やはり小ハゼばかり…釣れるとは言え、小ハゼ相手はつまらん!さっきのモニュメント前に戻るか?でも長竿も疲れるしな〜…しかし、小ハゼ釣りも面白くないぞ。んじゃ〜どうするん?悩みながらウロウロしていると、あるスポットを見つける。10cm前後クラスがチョロチョロと喰ってくるスポット。さっきの小ハゼとは明らかに違う群れ。テンポ良くとは言えないけど、飽きない程度にそのクラスが上がってくる。時おり、10数cmクラスが掛かると、道糸をヒュンヒュン鳴らしてくるから面白い!そして本日のメインイベントが今日イチサイズの14.5cm。掛けた途端に走り出して、全然上がって来なかったから、チンチン(クロダイの子供)でも掛かったのかな?と思って、引きをいなしてたら、上がってきたのは太ったハゼだった。今シーズン最大のハゼお〜!このサイズだと最高だね!良型ハゼ釣りのキーワードは、付ける餌のサイズ。毎度ここでしつこいくらいに言ってるんだけど、本当に餌のサイズで釣れるハゼのサイズが決まるんですよ!あと、釣れる数も全然違います。釣れないとかハゼが小さいって言ってる人に限って、餌がみみっちい…もっとデカく付けようよ!もったいない!と思ってるのかも知れないけど、何のためにこんな日曜日にこんな所に来てるん?釣れない小ハゼ相手に来てるん?やるなら良型大型をたくさん釣りたいじゃん!騙されたと思って、いつもの倍の量の餌を持ってきて、倍のサイズで餌を付けてみましょう!アタリもサイズも違うハズですよ!一日やってれば適切な餌サイズが分かってきます。付け餌のサイズ変更は、大→小を間違えないようにしましょう!とは言え、本当に騙された!と思われたら申し訳ないです。この場をお借りして、詫ておきます。でも一度でいいから、その日を人生から切り取るつもりでチャレンジしてみてください。っという訳で、4時間半粘って108匹にて納竿。水が如何に濁っていたか分かります?まぁ、なんとかノルマは達成したんだけど、先週みたいに入れ喰いサービスタイムが無くて、今日はずっとポツリポツリなペースだったな〜とは言え、ちょっとずつだけどハゼもサイズアップはしています。問題は、どこでもナイスサイズが上がるわけではなく、未だに6〜8cm程度の小ハゼも多い。どこにナイスサイズが居るのかはやってみないと分からないけど、頑張って探すしかないですね〜絶対どこかに良型の群れが居るハズです。しかし、水の濁りが取れないですね。濁りっぱなしと言っても過言ではないこの状況。常連に聞いても、原因は分からず。オッサン的には7月は一番数が釣れると思っているので、今月は勝負の月。でも状況を読み違うと、玉砕もあり得るのがこの時期。dead or deadどちらに転んでも、人生は世知辛い。次の記事>>>「2023年度7回目のハゼ釣りは判断ミス!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度7回目のハゼ釣りは判断ミス!
    2023年7回目のハゼ釣りは痛恨のポイントミス!2023年7月9日。2023年7回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:晴れ釣行時間:5時30分くらい(潮位:120cm上げ4分)〜9時30分くらい(潮位:169cmほぼ満潮)小潮水温:26℃釣果:マハゼ208匹(5cm〜11.5cm)竿:2.1m(行雲流水と彩峰?の合体竿)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレオモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け・二兎を追う者は一兎をも得ず・虻蜂取らず・一も取らず二も取らず・花も折らず実も取らず 表現は違えど、その意味は『二つのことを同時に成し遂げようとして、結局どちらも失敗に終わるさま』まぁ確かに、間違ってはいないと思う。例え大利は得られないとしても、欲をかかずに、確実にそこそこの利益を得られる可能性の高い行動を取る人の方が多いと思う。そして、確実にひとつずつの事を成し遂げようとする姿勢は、周りの共感を得やすいのかも知れない。プロスペクト理論なるものがある。プロスペクト(prospect)とは「期待、見込み」という意味。単語が表わす通り、プロスペクト理論は「不確実性が伴う状況において、ある事象が生じる確率やそこから得られる損得が分かっている場合に、どのような意思決定を行うか」を表す理論。う〜ん少々分かりづらいが、要は「損したくない!!」という人間が、行動を選択する際の心理のことらしい。「利益を得る」場面では、確実に取れる利益を確実に得たいと感じ、「損失がある」場面では、損失の全面回避を最優先にする心理。例えば、【質問1】A:何もせずに100万円を受け取れるB:コインを投げて表が出たら200万円受け取れるが、裏が出たら何も受け取れないこの場合、ほとんどの人は「確実に100万円受け取れるAの選択肢を選ぶ」といわれている。【質問2】一方、200万円の借金を抱えている前提で、以下の2つの選択肢が提示された場合はどちらを選ぶだろうか?A:何もせずに100万円の借金が免除され、残りの借金は100万円となるB:コインを投げて表が出たら200万円の借金が免除されるが、裏が出たら何も受け取れない多少の文言が違うが、質問1と質問2の選択肢の内容はまったく同じ。選択肢Aなら、確実に100万円分のメリットを享受できる。選択肢Bなら、50%の確率で200万円分のメリットを享受できるが、50%の確率で何のメリットも得られない。しかし、「借金を抱えている」という前提がつくことで、【質問2】では多くの人がBの選択肢を選ぶらしい。とりあえず当座のお金に困っていない人は、安パイの100万円を選び、借金を背負っている人は、all or nathingで一か八かに掛けるという事。このように、その人の切羽詰まり度によって意思決定が左右されるのである。さて、オッサンだったらどうするか?オッサンの借金と言えば、地獄の住宅ローンくらいである。まぁ、そんなローンが致命的ではあるんだけど、とりあえずは、家族にも言えないような甲斐性のない借金はしていない。オッサンがもし、冒頭の質問をされたとしたら…迷わず、コイントスの方を選ぶだろうて。だって、どうせ元々は無かった金でしょ!苦労して得た金なら一円でも無駄にしたくないが、人から恵んでもらうあぶく銭なんぞは、あってもなくてもどっちでもいい!オッサンならダメ元で200万か、ゼロかだね!例えゼロだったとしてもな〜んの後悔も無いし、200万ゲットしても家族旅行でもしてパ〜っと使っちまうね!そんなロクでもない金は、取っておいても良い方には転がらないよ。考えてみればオッサンの人生はこんな感じが多かった。満額か?オケラか?そして、たいていは無になった事が多かったと記憶しております。『二兎を追うものは一兎をも得ず』を地で行くオッサンの人生。「♪運が悪けりゃ死ぬだけさ〜」(男達のメロディー by SHOGUN)は、日本のジム・モリスン沖雅也主演の名ドラマ『俺たちは天使だ』の主題歌。家族持ちの一家の主が言うべきではない無責任なセリフですが、人間諦めも肝心。諦めの境地の先にきっと光があるハズだ!と、宝くじ並みの極低当選率ギャンブルな人生でございます。そして、この思想はハゼ釣りにおいても遺憾なく発揮しているのでした。悩んだ釣り場例のごとく、ハゼ釣りの情報が入ってくる。金曜日は良かったけど、土曜日は全然ダメだったよ…釣りという野郎は、たった一日で天国と地獄が入れ替わるギャンブルみたいなものだ。しかし、オッサンの経験値と勘によると本日は釣れる!ハズ、ハズ、ハズ…ハゼが居るスポットへ落とせば、確実に釣れるハズ、ハズ、ハズ…本日も目指すハゼ釣りスポットは、【はぜつき磯】の深場エリア。しかし、そのポイントは潮位によって竿が届く届かないがあるので、竿は3.6m、3.0m、2.1mをご用意し、必勝体制で臨む。今日は5時からハゼ釣り開始を目指し、釣り場へ向かうオッサン。いつもの橋からハゼ釣り場を見渡すと、既に8人ほどのハゼ釣り人が見える。釣り人の行動開始時間が年々早くなってて、そのうちにG氏のように丑三つ時からのハゼ釣りがスタンダードになりそうで怖い。うわ〜、もうあんなにいるよ!ひとつ気がかりなのは、オッサンお目当ての深場エリアには誰も入ってなかった。あれ?なして?いつものMR氏すらもソコには居なかった。別に用事は無いんだけど、一応【夕やけなぎさ】も見に行ってみる。こちらは10人くらいのハゼ釣り人がいたけど、なんか釣れる雰囲気ではなかった。たぶん小ハゼの嵐だろうな…ヨシヨシ…って何が良いのか分からんが、妙に納得したので【はぜつき磯】に戻る。ちなみにBBQ場の整備工事は今週も異常なしです。一体何をやってるのか知らないが、工事風景に全く変化が見られません。7月上旬が竣工予定なんだけど、もう期限切れだよね?BBQ場はどうでも良いし期待してないけど、せめて水場は使えるようにしてくれんかな?もう約束の竣工日は過ぎていると思うが…【はぜつき磯】の浅場エリアは、既に10人ほどになっていて、なぜかMR氏もその中にいた。見たことある人ばかりMR氏は休みとあればハゼ釣りばかりしていて、土日はおろか、有給とってハゼ釣ってる『ハゼキチ』である。家族からは「バっカじゃないの!?」と言われているらしい。家族の指摘もごもっともだ。聞けばお年頃の娘さんも居るらしいから、「ハゼ釣っとらんと、ちゃんと家族サービスした方が良いんじゃない?」と心配するオッサンに、「帰ってからしてます!」と力説した。帰宅し、釣ってきたハゼを振る舞うという間違ったサービスじゃないことを願うばかりである。そんな家族から見放されたMR氏は昨日もココに来てたので、今日の好釣ポイントは熟知しているのだろう。「入れ喰いですよ!ガンガンに釣れてますよ!」とMR氏。ナヌ!オッサンのやる気スイッチに電源が入る。今日はコッチなのか!ではではとオッサンも釣りの準備を始める。すると、ある視線を感じてそちらを見ると…視線の主は野良猫絶滅したと言われていた、この釣り場の野良猫が復活していた。そしてその雰囲気に見覚えがある。ん?こいつ『マーヴェリック』の子供じゃね?マーヴェリックとは、以前この釣り場に居着いていた野良猫で、オッサンが勝手につけた名前。身体の模様の雰囲気と目つきの悪さが、そこはかとなくマーヴェリックに似ている。まだ人馴れしてないらしく、8mくらい離れているのにそちらに行く素振りを見せただけで逃げる態勢である。そう!それでいい。人馴れすると動物愛護センターに連行されるからね。本日の竿は、なんちゃって行雲流水の合体竿。なんだかんだで、この竿で一番数釣ってる竿を伸ばそうとすると…アレ?出てこないな?とトントンやってみたが出ないぞ!っていうか、無いじゃん!?なんと!竿の持ち手だけで中身が空っぽだ!そうだ!コッチの竿に組み直したんだ。3mの竿も持ってきていて、合体竿の中身をこちらの竿の中に入れたんだ!この3mの竿は、折れて捨てられていたのを拾ってリサイクルしてます。竿銘が同じだから、ちゃんと合体する水温は26℃と温かいから、ガンガンに釣れてるのかな?26℃は温かいな仕掛けはいつも変わらずの胴付き仕掛け。コレが一番やりやすいと思う当然ながら、本日も餌はボイルベビーホタテ一択!ではございません!いつものベビーボイルホタテいつも同じ餌ばかりだと思ってたら大間違いだ!本日のゲストはマルキューさんの『ハゼほたて』コレが『ハゼほたて』だ!知る人ぞ知る常温保存可能な餌で、以前は関東限定での販売だったけど、この度全国展開に踏み切ったらしい。ハゼ釣り=アオイソメが一般的だったけど、やっとホタテ餌も市民権を勝ち取ったらしい。少し大きめなホタテが2つ入ってます。ちょい大きめかな?この硬い部分はいらないんだよな〜この部分でもハゼは喰って来るんだけど、硬いから針掛かりがすこぶる悪い。だもんで、オッサンはいつもこの部分は捨ててます。ちなみにこの部分は、二本ある貝柱のうちのもう一本の貝柱らしい。この部分はいらないぞ!普通のボイルホタテに比べると少し堅めな印象。割ってみるとさけるチーズみたいに貝柱の繊維質が千切れる。さけるチーズみたい堅めだから針に掛けやすくなってます。針をつまんで、チョイチョイ!と貝柱にこするようにすると、ごきげんに餌付けできました。しかも、水中でフワリとなる感じに餌が付くので、ハゼへのアピールも良好だと思います。簡単、フワっと餌が付くなるほどね〜!さすが釣り餌のマルキューさんが開発しただけはあるな!あとは、実際に釣れるかどうか?だけどね。ちなみにこの『はぜホタテ』は、近所の釣り好きな友人が「使ってみてよ!」とわざわざ持って来てくれたシロモノ。その友人はハゼ釣りなんてみみっちい釣りではなく、もっと大物狙いの釣り専門なんだけど、ハゼ釣りに使えそうなアイテムを何かと持ってきてくれる、ありがたき存在なのである。しかし、今回は値段聞いてビックリだったけどね!あと、ビクを新調しました。ご存知のように昔のビクは壊れていたし、その次に新しくしたビクは網目が大きくて小ハゼが脱走しまくっていたので。今回のビクは昔のビクと同じ24cmタイプで、網目も細かい。んでいつものように、水が貯まる底の部分を改造しました。厚めの糸入りビニール素材で、ハゼもキレイに写るフォトジェニックなビクになってございます。新しいアイテムは気持ち良いね〜ちなみに今回はH2氏の分もやっておいた。ふたつやるのは結構骨が折れる作業一見同じに見えるけど、実は底の厚さを変えていて、H2氏のはスタンダードなタイプで、オッサンのは厚底タイプに仕上げました。左がスタンダードで右が厚底タイプ前置きが長々となって申し訳ないです。さぁ!いよいよ爆釣開始じゃ!なハズなんだけど、釣りの準備をしながらず〜っと迷っていた。入れ喰いはヨシとして、問題はMR氏のビクの中身。チラッとビクを覗いてみたらハゼが小さい…ムムム…、コレはどうなんだろう?この浅場だからこのサイズであって、深場エリアに行けばもっと良型が入れ喰いなのでは?射幸心にも似た欲が、ワシャワシャと鎌首をもたげる。そして決断する。移動じゃ!この瞬間が地獄の入り口だと思いもせず…移動した途端に起死回生やってきたのは、お気に入りの深場エリア。誰も居ないのが不思議だったが、オッサンは良型&爆釣を独り占めを信じて疑わなかった。一応、来る前から作戦を立てていて、現在は潮位が低めだから2.1mの竿でスタートダッシュで数を上げ、潮が高くなってきたら3m→3.6mの竿へとチェンジしてゆくイメージ。なので、まずは2.1mの竿から始めます。水も濁っていないから釣れないわけがない。今日は水もキレイだ期待しての第一投。ス〜っと深場に落ちてゆき、着底と同時にアタって来る。上がってきたのは、やはりなサイズ。まぁ、ご愛嬌という事でサイズはともかく、一投目で上がって来たから良い兆候。次も寸分狂いなく同じスポットに落とすが、またしても小ハゼなアタリ…しかも小さくて針に掛かってこない。角度を変えて他のスポットを探るが、アタリが遠く、アタっても小ハゼな感じ…コレじゃ〜ね〜…ん〜〜〜?小ハゼばかりだな…しかし、ココは深場なんだから、どこかに良型ハゼの群れが潜んでいるはずだ!ソコに当たれば良型爆釣間違いなし!今までも、こんな展開はよくあったではないか!?どこかに良型ハゼが絶対!を合言葉に探りまくる。居なくはないんですよ!たま〜にだけど、そこそこサイズも居るは居るんです。こんなのとかこんなのがしかし、アタリはあっても、針掛かりしないような小ハゼばかり…サッサと見切りを付けて大移動すれば良いものを、今までの成功体験がソレを拒む。結局、90分ほどかけてこの深場エリアをひと通り探ってみたものの、状況変わらず。っと言うよりも、アタリがほとんど無くなり、更に悪い方向へと…挙句の果ては、ダボハゼまで釣れてくる始末。このエリアでダボが釣れるということは、ハゼの居るゾーンに届いていないということ。コイツが釣れてくるということは、もうダメということ竿をもっと長いのにチェンジするべきか?一瞬悩んだが、今更チェンジしても大きくは改善しないだろうて…移動じゃ!その2やってきたのは浅場エリア。いつの間にか常連釣り師が増えてて、どうやら釣れているらしい。ず〜っとココでやっていたMR氏に釣れ具合を伺うと「入れ喰い継続中!」とのこと。目ぼしいスポットは既に釣り師達が入っていたので、オッサンは端っこの方でこじんまりと釣り糸を垂れる。すると…確かに釣れるね!適当に落とせばまずアタっては来るけど、やはり6cm程度の小ハゼが多い。ただ、その中に10cmくらいの良型ハゼが混ざって来る感じ。やはり小ハゼが多いのは致し方ないが、この際ゼイタクは言ってられん!ポイントの選択ミスを挽回すべく、オッサンのカウンターがフル回転し始める。型は目をつぶり、数で誤魔化すしかないぞ!餌を大きめに付け、狙いのスポットにハゼを集め、集めたハゼを一網打尽にする。一か所で5匹前後上げると、針に掛からない小ハゼばかりになるので、すぐに他をあたる。小ハゼの群れとは言え、中には良型も混ざるので面白くはある。たま〜にこのサイズも上がってくるマメに探れば、立ち位置から4〜5か所はハゼが釣れるホットスポットが見つかるので、ソレを釣り切ったら少移動。ほとんどのアタリが着底すぐか、一回誘うとアタって来るので、ソレ以上の粘りは時間の無駄。粘るよりも、アタるエリアをどんどん見つけてゆくほうが効率が良い。アッという間に1束を超え、気持ちに少し余裕が出来たので、型狙いに走る。良型は岩場周りに居ることが多いので、岩場のヘチ狙いだけど、狙う岩の形がキモ。この釣り場は運河なので、しょっちゅう船が通る。その船が立てる波に侵食され、下がエグレている岩がある。そんな岩を見つけ、そのエグレ部を集中攻撃すると良型ハゼが上がって来やすい。居るんだよ〜!やはり平場は、小さめのハゼが多いかな。雨が降る予報だったけど、しっかりおひさまが当たってきやがってジリジリと暑い。「雨が降るって言ってたじゃんかよ〜!雨前提だから日焼け止め塗ってないし、カッパも持って来てるんですけど…」MR氏は入れ喰いに満足らしく、240匹ほど釣るとサッサと帰ってしまった。チクショ〜!コッチは釣り場の選択ミスでスタートダッシュ失敗したから、取り返さなくちゃだわ!先程よりアタリが遠くなり、サイズもこじんまりしてくるが、2束の大台に乗せたい。後頭部を焼かれながら釣りを続けるが、ハッキリ言ってもう飽きた!「なんで最初からコッチでやらなかったかな〜」ブツブツ独り言を言いながら、釣り続ける。首の後ろが痛くなり始めた頃にやっと納竿。4時間粘って208匹でした。コレだけ釣れば良いだろ!とりあえず…”二兎を追うものは一兎をも得ず”の通り、良型ハゼと数釣りを両方追い求めたのが今日の敗因だったかな…最初から数釣りに絞って、浅場エリアだけでやってたら、3束を目指せる釣れ具合だった。釣りにおいて一番重要なのがどこで釣り糸たれるのか?は間違いない。どんなに技術があっても、どんなに高価な釣具を使おうとも、釣れないポイントでやってては全て無意味なのである。こう考えると、釣りに一番必要な技術は、釣れるポイントを見極める能力ですな。でもそれが出来れば誰も苦労しないし、分からないからこそが釣りのおかしみなんだとも思う。釣りって奥が深いな〜しっかり晴れやがって!ここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。【特別付録】『ハゼほたて』インプレッション今回初めて話題の釣り餌『ハゼほたて』を使ってみたので、オッサンなりの感想を偉そうに述べてみたいと思います。尚、あくまでオッサンの個人的な感想なので、別の人には「そんな事ないぜ!」は多々あると思いますので、参考までに。《メリット》◯常温保存がきく生エサ『生エサ』という表現が正しいのかは分かりませんが、おつまみホタテみたいに乾燥しているわけでもないから、生エサなのかな?生エサのメリットは、ハゼの喰いも針掛かりも良い所だと思います。保存も釣り道具に入れておけば良いだけだから、当日忘れる心配も無し。今回は使い切ったので、もし釣り後に余ったら、ジッパー付きのビニールにそのまま入れて保存で良いのかどうかは謎。一度でも使うと触るし汚れるから、常温保存でカビとか傷んだりとかしないのかどうか?しかし常温保存できるボイルホタテって、いったいどんな技術なんだろう?◯餌付けがし易いいつも使っているボイルホタテは柔らかいので、針に付ける時は、使う量だけ針ごとつまんだりすることがあります。しかし『はぜホタテ』は少し硬くしまっているので、餌付けは針をホタテにこするようにすれば簡単に餌が付きます。◯ハゼにアピールし易い餌を針につけると、貝柱の繊維がひと塊で付くのではなく、繊維が広がって付く感じになります。このため、餌がフワっ!と水中で広がるので、ハゼへのアピール力が高いと思います。《デメリット》●サイズが大きい天然素材なので個体差はありますが、『はぜホタテ』は直径が約3cmで厚さが1.5〜2cmくらい。針につけるとホタテの繊維幅は2.5cmくらいに広がります。6月〜7月くらいのハゼはまだ10cmにも満たないハゼが多いので、餌の端ばかり突き、針に掛からないハゼが多かったです。ハゼ釣りハイシーズンの9月頃のハゼなら、今回のサイズでも問題ないと思います。なので、今後はSサイズとかMサイズとか、サイズ違いを展開するのも良いと思います。●餌が針から外れやすいコレはオッサンの使っている針が、スレの袖1号だからかも知れませんが、仕掛けが着底する前に針から餌が外れることがそこそこありました。ちょっと堅く乾燥気味なので、粘りがないためかな?と思います。●価格が高いコレが最大のデメリットになると思います。このサイズのホタテが、ふたつで600円前後は考えてしまいます。600円出せばアオイソメがひとパック買えるので、アオイソメを買えば一日釣りができると思います。正直、このサイズのホタテふたつではアオイソメほどはもたないハズ。虫エサが苦手な方でも『はぜホタテ』なら使えるという意見もあると思いますが、スーパーでボイルホタテやエビは普通に売ってるし、むしろコチラの方が容量も多く、安い。もし余っても、そのまま冷凍すれば次回も使えるし。今回『はぜホタテ』を使ってみて、正直「どこにメリットを見い出せば良いのやら…」と考えてしまった。オッサンがいつも使っているボイルベビーホタテと比較して、喰いが良いわけでもない、釣れるわけでもない。いやむしろ、普通のベビーボイルホタテの方が喰いも針掛かりも良いという印象でした。マイナスな印象を持たれると嫌なので言っておきますが、『はぜホタテ』は普通に釣れますよ!オッサンが言いたいのは、市販のベビーボイルホタテと比較してメリットが薄いという事です。唯一の思いついたメリットが餌が足りなくなった場合の非常用餌として、道具箱に常備するくらいかな。あと肝心の味なんだけど、MR氏がひとつまみ食べてみたらしい。ホンマもんの釣り師は、釣り餌を実際に食し、使うかどうかを決めるらしい。愛犬家や愛猫家がペットフードを自分で食べてから、ペットに与えるのと同じ感覚なのかもしれない。んでMR氏の反応はというと…”おつまみの珍味「ホタテ貝柱」みたい!”を期待してたら「苦い!」だった。「食べ物の苦さではなく、なにかポイズン的な苦さで、まるまるひとつ食べたら致死量だよ!」的なヤバい味だったらしい。まぁハゼが喰うんだから人間が食べても死なないと思うが、それくらいの苦さをくらったらしい。一応パッケージには【天然&食品素材100%】と書いてあるからチャンとホタテなんだろうけど。他にも【アミノ酸添加”うまみ”アップで食い込み抜群!】ってあるから、苦味の原因はアミノ酸関係か、もしくはこの柔らかさで常温保存を可能にした企業秘密に隠されているかもしんまい。次のハゼ釣りでMR氏を見かけなかったら、天に召されたと見て間違いないだろう。MR氏もハゼの餌で昇天したなら、きっと本望だろうて。っと『はぜホタテ』を批判するような内容になってしまいましたが、ハゼ釣り専用の釣り餌として、一石を投じた意味はすごく大きいと思います。ハゼ釣り餌の新機軸として、広まることを期待しています。次の記事>>>「2023年度8回目のハゼ釣りは素直になれなくて…」へ
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  • 2023年度8回目のハゼ釣りは素直になれなくて…
    2023年8回目のハゼ釣りは『素直になれなくて』2023年7月17日。2023年8回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯→はぜつき磯】天気:晴れ釣行時間:5時30分くらい(潮位:175cm下げ1分)〜9時30分くらい(潮位:40cm下げ8分)大潮水温:測り忘れた釣果:マハゼ102匹(6.5cm〜12cm)竿:3.6m(軽極ハゼ 硬式)→2.1m(行雲流水)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメ→ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け全てとは言わんが、たいていの事柄は素直な方が上達が早く、結果が出やすい。デキル人の言うこと・やることを自分のフィルターを通さずに、その通りに実行する。最初は何がなんだか分からずにやっていたけど、その内に「あ〜こういうことだったんだ!」と理解するようになってくる。そして、今やっていることの意味と意義、社会的な価値の深さを実感するようになる。自分の実力も、いつの間にやら高みに位置していることを後になってから気づく。【守破離】という言葉がある。守破離とは、もともと日本の古武道、芸事の修行における段階を表した言葉で、師の教えを乞う人の取るべき態度や考え方を示している。・最初は「守る」。基本の型を身に付ける段階。・次に「破る」。型を破って応用する段階。・最後に「離れる」。それらに創意工夫を加え、自分独自のものを追求する段階。どんな道でも、それぞれを極めていくためには、順を追って階段を一つ一つ登っていく必要があるということ。しかし、多くの人は「守」の中盤くらいの段階で終わると思う。ひとつの事をやり続けるのは多大な根気や時間が必要。そしてなによりも、人間って自分勝手な生きものなので、ちょっぴり慣れた程度でもう「自分は完璧!」なつもりになってしまい、横道に逸れてゆく。まだ本質なんて全然分かってないクセに、自分のテイストで味付けしてしまうのだ。当然、んなもん食えたモノではない!ハゼ釣りでもそう思う。別にハゼ釣りごときで、守破離なんてタイソーな話を持ち出すのもなんだけど…釣りが少し楽しくなってきて、本格的に釣り場の通い始める。そこでよく見かけるよく釣る人と親しくなり、少し教えてもらう。仕掛けや餌、釣り方etc、etc…数回は教えてもらった通りのアイテムと、まだ出来ないけど、なんとなく同じような釣り方でやってみて、今までよりも確実に釣れるようになり、ますますのめり込んでゆく。ココまではまだ素直に”守”を実践してるんだけど、大体がここら辺りから怪しくなってくる。もっと釣るにはどうしたら良いのか?その心意気は素晴らしいんだけど、問題はその解決法を自分の「味」でやり始めてしまうのである。もうのめり込んでるので、ネットやらでいろんな情報をかき集め、上手い人達それぞれの良いとこ取りをしようとアレンジしまくる。もうこうなると出口の見えない迷宮一直線である。あ〜でもない、こ〜でもないと毎回毎回やるんだけど、ちっとも結果が伴わず…更に悪いことにその原因は自分にあるとは一切思わず、「このアイテムはあの釣り場には向かなかったかな…」と、もっとデープな情報を求めてネットサーフィン。結局は、そこそこ釣れる人止まりで実力は全く上達しなくて、その時々の状況に釣果が左右されるだけ。よくある話だけど、とてももったいないと思います。せっかくやる気があって、セッセと釣り場に通っているのに、本質から逸脱したボーンヘッドなアイテムと釣り方で無駄にしてしまう。別に自分のやり方で楽しむのならそれで良いんだけど、もっと上を目指すなら、お手本となる人を見つけるのが近道だと思います。そして、その人の完全コピーをまずは目指してみる。全く同じ竿と仕掛け、餌、釣り方…同じ時間に同じポイントで並んで釣りをする。まぁ、なんでも質問ばかりするのは失礼かもしれないけれど、釣り人って聞かれるのは嫌いじゃない人が多いから、あまり釣れてない時間帯に質問するのはOKだと思います。そして、目標とする人と同じ釣果とは言わないけれど、少なくとも8割以上か大目に見ても7割はコンスタントに釣れるようになったら、”破”の段階に行くのもアリかな?釣れる釣れないってすごく微妙な差なんだけど、そのミニマムな差を意識するかしないかが、絶対的な釣果の差となって目に見えてきます。本質となるコアな部分ってとても漫然としていて、口では簡単に説明できない事が多い。でも確実に存在していて、そのコアをその人と共有出来るようになれば、もう次の段階に行っても良いと思います。っとエラそうに講釈垂れましたが、かく言うオッサンは誰にも教えを請うたことがありません。というのも、既に目標とするその方は他界しているからです。なので、その人のカタチだけの足跡を真似ているだけなので、こんな程度なのかも知れません。恐らく、オッサンはこれからもずっと”守”のままなんだと思います。ちなみにタイトルの『素直になれなくて』は、アメリカのロックバンドChicagoの代表曲のひとつ。原題は『Hard To Say I’m Sorry』なんだけど、ちょうどこの頃(1980年代)は洋楽のタイトルにやたら邦題をネーミングするのが流行っていた。それが歌詞に沿ったマトを得たネーミングならいざ知らず、絶対にウケを狙ってんだろ?と思わせるようなトンチンカンなモノも多かった。 「Tell Her About It/Billy Joel」→邦題『あの娘にアタック!』「Beat It/Michael Jackson」→邦題『今夜はビートイット』ここら辺ならまだマシな方で、   「Girls Just Want To Have Fun/Cyndi Lauper」→邦題『ハイスクールはダンステリア』これなんかは、邦題を聞いた本人(シンディ)が激怒したというズレっぷり。   更には、「Sweet Emotion/Aerosmith」に至っては、邦題『やりたい気持ち』一瞬「何をじゃ!?」とツッコミたくなるほど困惑するが、もうここまで来ると、タイトルにモザイクかけなくちゃ!と思わせるほどのド直球のストレートである。まぁ、エアロ・スミスに上品を求めるのは間違っているのですが、「なにも、そこまでして邦題を付けなくても…」と憤る。1980年代とは無軌道な頃だったので、欧米のアーティストが曲中に日本語の歌詞を入れてる楽曲もけっこうあった。まぁ、あの頃はバブル全盛期で、金に物言わせて日本が世界を席巻し、国中がブイブイ言わしてたからなぁ〜海外のアーティストも「意味は分からんが、とりあえず日本語入れときゃ〜売れんだろ!?」的なノリだったんだろうな…全然掛からないじゃんかよ!ハゼ釣り常連の中では、オッサンの朝は遅い方である。週に一日しかないなけなしの休日に、なんでまだ暗いうちから起きて、ハゼ釣らなあかんねん?なのである。とは言え、オッサンみたいな貧乏人にあるのはせいぜい時間だけで、ハゼ釣りでもしなけりゃ〜その時間さえも潰れることがない。っというわけで今週もハゼ釣りに勤しむのであった。もう夏至は過ぎてるので、だんだんと昼間の時間も短くなってきている。いつもの時間に起きて自宅を出発したんだけど、まだ少し薄暗くて「昼の時間も短くなってるんだな〜」と実感する。おひさまが出るのも遅くなってきたんで、釣り場が見える橋から眺めると、既に知ってる顔ぶれがズラリと並んでいる。ひゃ〜!もうみんな釣り糸垂れてるよ!常連たちがズラ〜っとね園路には彼奴らの自転車もスラリとね。ちなみにBBQ工事は、いつものように全く進展してません。もうBBQやらなくていいんぢゃね?まずは【はぜつき磯】の様子を伺う。同じエリアで同じ釣りモノとは言え、良型狙いやら数釣りやらとその狙いは人それぞれ。オッサンはこの釣り場を熟知しているので、どこでハゼ釣りしているのかによって、その狙いをうかがい知ることが出来る。まぁ、中には何も知らないで、単に空いている所で適当にやってる釣り人もいるが…どこで釣りするかで内容が変わるO氏、T氏、K氏は良型狙いのエリアで、H2氏やMR氏は数釣りエリアに陣取っていた。確かに、それぞれの好みで分かれていて微笑ましい。ハテ?オッサンはどうするやら…一瞬考えたが、やはり当初の目的通りに【はぜつき磯】を後にする。やってきたのは【夕やけなぎさ】こちらは意外にもハゼ釣り人は少なかった。今期は釣れるハゼがまだ小さいんだけど、【夕やけなぎさ】は数は釣れるが、やはりハゼが小さいから人気がイマイチだな。かつての人気エリアも寂しい限りだんで、オッサンはこちらもスルー。やってきたのは【しおじ磯】今期は初めてで、ずっと気になっていたエリア。こちらは【はぜつき磯】や【夕やけなぎさ】に比べ、ハゼ釣り人がほとんど居なくて、閑古鳥がすすり泣くくらいに寂しい雰囲気。釣り人は少ないだろうなと思ってたけど、ここまで人が居ないとは思わなんだ。え〜!ここまで人気ないもんか?オッサンの勘では、そこまで釣れなくないとは思うんだけど…少々いぶかしがりながらも「もうここまで来ちゃったもんだから、今更戻れないよな…」と釣りの準備を始める。本日の竿は「軽極ハゼ 硬式 3.6m」ハゼ釣り用の長竿で二軍落ちして以来、滅多に使わなくなったけど、たまにはコイツに新鮮な空気を吸わせな!という親心で持ってきた。この軽極ハゼは、硬式と豪語しているくせにちょっと柔らかくて、胴側に荷重が乗る感じなので、ミャク釣りには向いてないと思ってます。まぁ、竿調子の加減は人ぞれぞれに感じ方が違うんだけど、オッサンにはちょっと合わないかな?ただ、さすが『軽極』というくらい、長いくせに軽く、この長さで竿尻を手の平で包み込む持ち方が出来る竿は、あまりお目にかかれないと思います。竿調子はともかく軽さは秀逸仕掛けは当然ハリス3cmの胴突き仕掛け。コレを超える仕掛けはあるのだろうか?そして本日の餌は珍しくアオイソメ。実は昨日は別の釣りモノに行ってまして…それに使おうと思っていたこのイソメをきっちり忘れてしまい、本日のハゼ釣りで使うハメになりました。まさかこの時期にイソメを使うなんて…まだハゼが小さいから、イソメの垂らしは5mmにてスタート。垂らし5mmでも大きいと思うちなみに本日のカウンターは高級な金属もの。いつもの100均カウンターはぶっ壊れてしまい、急遽持ってきた。なんでこんなカウンターを持っているのかはてんで見当がつかないが、ハゼ釣りなんぞに使うにはもったいない高級品。ハゼ釣りで使わなければ何に使うん?準備完了した時は、既に結構な時間だった。釣り仲間とダベったり、チンタラと準備してたりで、いったい何のために早起きしたんだか…まずは適当に第一投。このポイントは約3mほどの深さがあるから、着水してから着底するまでに5秒ほどかかる。使い慣れた竿ならスン…と軟着底するんだけど、軽極ハゼは久しぶりに使うのでワンバンにて着底し、あらためて道糸のテンションを張らなければならなかった。スンスン…と誘いを入れるが、生命反応なし。3度ほど入れ直してやっと僅かなアタリをキャッチするが、どうみても子ハゼの反応。アオイソメってエサ持ちが良いと言われるが、オッサン的にはそんな事はなくて、アタリの度に餌を取られる。しつこくアタリがあったスポットに落とし続けて、やっと掛かったのがやっぱりなサイズだった。まぁ、このサイズだよね〜今日は落とせばどこでもアタる訳ではなくて、ちゃんと探さなくちゃならないけど、アタるポイントが見つかればチャンと喰ってくる。んだけど、如何せん針に掛からない。原因はハゼが小さ過ぎるから…その証拠に、たま〜に10cm弱クラスのハゼが喰って来ると、一発で針掛かりする。んがしかし、今日は小ハゼしか動いてないらしく、アタっては来るが掛からんぞ!んで、針に掛からない原因のもうひとつが、餌がアオイソメだからという理由もあると思う。オッサンの使っている針は、袖1号のスレ針だからなんだろうけど、針に掛からないので、慎重になって喰わせてみてもスルン!と餌ばかり取られる。イソメの部位によって違うんだけど、頭側は太さもボリュームもあるから、小さな針だと喰ってきても掛かりづらくなるわな〜尻尾の方なら掛かりは良好なんだども…さらには使い慣れてない柔らかめの竿というのも、釣れない原因かな?アタリを感じてアワセても、竿がしなって針が実際に動き出すまで2テンポくらい遅れるので、時すでに遅しな状態が続く。何度やっても針に掛からないもんだから、オッサンはもう発狂しそうになっていて、ここに石が落ちていたらハゼに向かって投げつけていたであろう、そんな状況だ。もう我慢ならなかったので、予備のボイルベビーホタテでやってみる。ホタテなら釣れるだろ?さすがホタテである。チェンジした一投目でしっかり釣れた。やっぱり餌はホタテだよね!このサイズがしっかり釣れるんだから、やはりホタテは素晴らしい!まぁ、こんなサイズ釣ってもしょうがないんだけどサ…ここからがハゼ釣り本番である。もうアオイソメなんぞ使ってられなくて、ホタテ餌一択である。相変わらず子ハゼがほとんどだけど、たま〜に合格サイズも上がってくる。このサイズが釣れれば文句ないが子ハゼ釣りを楽しんでいると、釣り船が通り過ぎる時間帯になった。大波が来るからといって避難はしなくて、オッサン的には、むしろチャンスタイム到来。波のゆらぎは上質で自然な誘いになっているので、波に耐えて釣り糸を垂れているとほぼアタって来る。このタイミングでスマホが鳴る。間違いなく【はぜつき磯】でやっているH2氏からで、「休憩しようよ!」ということなんだろう。多くの釣人は釣り船が通る時間帯は、波が来るし、海底の砂が巻き上がって荒れるので、静になるまで休憩タイムに入る。しか〜し!先述した通り、オッサンにとってはチャンスタイムなのである。大波に耐えながらチョロチョロと釣り上げ、この時点で小ハゼばかりが60匹ほど…んで【はぜつき磯】に移動開始。やっぱり素直が一番早朝はアレだけ釣り人がいた【はぜつき磯】も、釣り船の後は帰ってしまう人も多く、残っているのはマゾい常連たちだけになっていた。日陰が無くなり、おひさまがsunsunと照らし、熱中症まっしぐらだ。おひさまギンギンだぜ!当然、H2氏やMR氏は釣り続行グループだ。釣れ具合を聞くと「良い型が釣れてるよ!」とのこと。眺めていると、10cm前後のハゼが、小気味よい竿のしなりで上がってくるではありませんか!?「だから、朝からこっちでやりなよって言ったのに!」確かに。そう言われたような気もする。しかし、既にオッサンの中では【しおじ磯】モードだったので、聞く耳持たず。遅ればせながら、オッサンも並んで釣り糸を垂れる。どこでもアタって来るわけじゃないけど、ハゼが喰ってくるスポットを見つければナイスサイズが上がってくる。ここらへんが釣れっぞ!か〜!失敗したな〜。今日はコッチだったか…そこそこサイズが5匹くらい釣れると、サイズダウンしてくるので、小移動しながら次の良型スポットを探すといった感じ。砂地エリアはちょっと小さめになるので、ゴロタ石帯方面にマトを絞る。やはりこちらは型が良いのが上がってくる。このサイズが釣れれば楽しいよね!石帯なので、当然コイツも釣れる。これはしょうがないわな…水が澄んでいれば石を避けられるんだけど、如何せん濁っているので石なんて見えなくて、オモリの挙動で感じるしかない。狙いは石と石と間の平場。そういうところなら、餌を落とせば周りの石陰から良型ハゼが喰ってくる。サイズが良くなれば針掛かりも良好になるんだけど、いまさらアオイソメを使う気にもならないので、イソメは放流した。おひさまはますます容赦ない日射を浴びせかけ、もうそろそろヤバくなりそうだったので納竿。4時間で102匹とやっとノルマを達成した程度。まぁ、なんとか1束に届いたくそ〜!H2氏から言われた、通り最初から【はぜつき磯】でやってれば数もサイズもけっこういったと思う。『素直になれなくて』やはり人間素直が一番!我を通したために今まで何度痛い目をみてきたか…これは皆が経験し、散々思い知らされて来たハズなんだけど、その時になると当の本人だけが意固地になり、ありがたいアドヴァイスを固辞してしまうのである。人間って歳取ると、自分勝手になり、素直になんかなりゃしない!でも次のハゼ釣りでは、人様の言う事を聞いてみようかな…次の記事>>>「2023年度9回目のハゼ釣りはど〜にもくすぶるぞ!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度9回目のハゼ釣りはど〜にもくすぶるぞ!
    2023年夏シーズン9回目のハゼ釣りはくすぶるな〜…2023年7月23日。2023年9回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯→夕やけなぎさ】天気:晴れ釣行時間:5時30分くらい(潮位:145cm上げ5分)〜9時30分くらい(潮位:155cm下げ2分)中潮水温:27℃釣果:マハゼ110匹(6cm〜11cm)竿:3.5m(清流X 硬調)→2.1m(行雲流水と彩峰?の合体竿)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けいつものようにハゼ釣りネットワークから、最新のハゼ釣り釣果情報が入ってくる。「この前なんて入れ喰いで、スゴい釣れたよ!」コレがいつものパターンだけど、たいていこの状況は平日。平日にハゼ釣ってるなんてリタイヤ層やちょっとズレた業種の方くらいなもんで、普通のサラリーマンは出来ません!んで、昨日の土曜日の釣果は、釣れまくり!かと思ってたら「酷い有様…」だったらしい。サイズも数も上がらず、常連たちは良型や入れ喰いを求めて様々なポイントを移動しまくるが、どこも玉砕だったらしい。2023年の大井ふ頭中央海浜公園のハゼ釣りは、サイズも数もイマイチで、例年よりもちょっとどころか、ひと月くらいは遅れてる感じ。7月のハゼ釣りと言えば、サイズは小さめだけど数だけはポンポン釣れるんだけど、今期はどうにもくすぶるな〜まぁ、ひと月遅れと考えれば、お盆明けくらいから楽しいハゼ釣りになるかもしんまい!と期待するが、その頃って赤潮だったりするから、どうなるやら…真夏で暑いとは言え、ここしばらくは暑さも少し和らいだのか、それとも身体が慣れてきたのか、幾分は過ごしやすくなったと思う。だもんで熟睡しまくって、今朝はすっかり朝寝坊。「次こそは早く起きて、ハゼ釣り頑張ろう!」と毎回思ってるんだけど、いざその時になると寝坊したり、面倒くさ〜!となったりで、なかなか実行に移せず。多くの常連よりも遅れて釣り場にやってくる始末。今日も遅刻だもんでダッシュで釣り場に向かうが、到着した頃には、既にズラ~っとハゼ釣り人が並んでいた。うわ〜、もうあんなにいるよ!釣れそうなスポット毎に知っている常連が居るので、それぞれにハゼ釣りの塩梅を伺うが、全員が浮かない顔である。「う〜ん…、やはり今日も厳しいのか」一応、オッサンのお目当てのスポットには誰も入ってなかったので、とりあえず唾付けといてから【夕やけなぎさ】の様子も見にゆく。やはりこちらも厳しいらしく、そこそこのハゼ釣り人が、そこそこ程度に釣り上げる感じ。それほど混んでないのには理由があるやはり、予定通りのスポットでやろう!と【はぜつき磯】に戻る。今期の【はぜつき磯】は釣れているとは言えないが、【夕やけなぎさ】よりはサイズが良いもんだから、こちらに人が集まってくる。ズラ~っと並ぶハゼ釣り人達あ、ちなみにいつものようにBBQ場は未だにopenしてないので、BBQやりたい人はもうしばらくお待ち下さい。一体いつになったらグランドオープンするのか知らんが、ここまで作っちゃってるんだから、その内にやるんだと思う。たぶん…サイトの有料化とか申し込み制にするらしく、管理する事務所みたいのも作るらしいので、ソレで手こずってる感じ。未だに事務所建設の気配がしないから、まだ当分は先かもね?早くopenしないとシーズンが終わっちゃうよ!釣りする側としては、公園内が静かだからこのままでも良いんだけど、せっかく整備したなら早く使えるようにすれば良いのに…とも思う。オッサンがやってきたのは、【はぜつき磯】でも深場のエリア。ハゼネットワークによると、手前よりも沖側の方がハゼが居るらしいので、本日は3.5mの竿からスタート。持ってきた長竿は、軽くて使いやすい『ダイワ 清流X』張りがある先調子なので、誘いがやりやすくてアワセやすいミャク釣りにはもってこいの竿。長竿ならこの一本!水温は27℃だけど、水に触った感じだともうちょっと高い気がする。もっと高くないか?ヌルいくらいだけど餌はやはりボイルベビーホタテ一択!先週はのっぴきならない理由によりアオイソメを使い、あまりに針に掛からないもんだから発狂しそうになった。今期のハゼの小ささならベビーホタテが一番釣れると思う。ちなみにこのホタテのサイズはMサイズだけど、実際はもっと小さいSとか下手すりゃ〜SSサイズな気もするが、ホタテのサイズって統一基準あるのかな?オッサン的には、このサイズでひと釣行10個は消費する。この時期ならこのサイズがベスト!仕掛けはいつものようにハリス3cmの胴付き仕掛け。いつも代わり映えしないな〜この仕掛けってすんごく単純なんだけど、それゆえにデリケート。すぐに壊れるとかじゃなくて、ハリスの長さとか針の付け位置とか5mm単位になる。この仕掛けもけっこう普及して、釣り人なりにそれぞれアレンジしているのを見かける。釣りって各人で楽しめれば良いから、アレンジは素晴らしいことだけど、根本的に間違えてる仕掛けも見受けられる。この仕掛けはホンの僅かな前アタリに気付けるか?がキモ。ハゼが餌を咥えた瞬間のその振動を取るための仕掛けなので、その極微な変化を邪魔するようなパーツやらは必要ないと思います。日本の釣りアイテムって異常なまでのラインナップだから、釣具屋さんで見かけて「こんなのあるんだ!?使ってみよう!」とト・キ・メ・クんだけど、オッサンの気まぐれな持論では単純であればあるほどよく釣れるです。余計なパーツを入れれば入れるほど、それがクッションになってしまいアタリがボヤける。特に小物釣りでは、ボヤけてしまっては命取りになるので、ハゼ釣り仕掛けはSimple is best!を合言葉に考えるのが吉です。ちなみに『Simple is best.』は「単純が一番」という意味ではなく、「これ以上削るものがなくなった状態」という意味。様々な無駄を削っていった結果、これだけはどうしても削れないモノ。それが本当に大切なモノ、必要なモノということ。小説『星の王子さま』の著者・アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの言葉。『完璧とは、付け加えるべきものがなくなった時ではなく、取り去るべきものがなくなった時のこと』完璧な状態、つまりbestな状態とは、「もうこれ以上加えるモノはない」ということではなく、「これ以上削ることは出来ない」状態である、と。このブログ作業もこうでありたいと常々思う。そう思ってはいるんだけど、現実はSimple is bestとは程遠く、余計でくだらん駄文のオンパレードだ。ほとんどの方は読み飛ばしていると思うし、時おり、読者からありがたいクレームメールを頂き、凹む事も多々ありマス。文章や絵画、音楽など全ての『表現』においては、その表現者の人間性が色濃く出てしまう。このブログが読者を不快にさせてしまうのは申し訳ないですが、オッサンはそういう無駄な人間ということで勘弁してください。あと、先週ぶっ壊れたカンターも新調しました。いつもの100均カウンターカウンターと言えば、常連のMT氏が指に付けるデジタルタイプのカウンター(「デジまめカウンター」というらしい)を使ってて、カッチョエ〜な!と思ってたら、「100均ショップで買える」とのこと。「ナヌ!?コレが100均で手に入るだと!」スゴい時代になったもんだ!と思ってたら、「防水じゃないです…」との言葉に撃沈。釣りで使うのに防水じゃないのは…まぁ、いつものカウンターも防水じゃないけど、電気で動くデジタルものが非防水というのはかなりのリスクだな〜MT氏も「一度水に漬けて壊れました」らしい。100均で買えるなら玉砕覚悟で試してみてもいいかな?良型ハゼはいずこ!?いつものように、くだらん前置きが長くなって申し訳ないです。いよいよ釣り開始です。ハゼがいるスポットを探る時の一投目は、餌のホタテは大きめに付けます。コレでも小さい方だけど…今いるポイントは水深2mはあるので、ス〜っと落ちてから着底まではそこそこの時間かかる。スン…と着底するが、長竿を使ってる時はこの着底したままだと少々テンションが緩いので、いま一度テンションを張り直さなければならない。この作業が長竿を使う時の最大のデメリット。ハゼ釣りにおいては、着底瞬間のアタリが一番針にかかりやすい。そのためにわざわざカーブフォールをやってるのに、一番大事な瞬間に竿を動かすなんて愚の骨頂である。でも道糸のテンションを張り直さないとアタリ取れないし…スンスン…と誘いを入れるが、音沙汰なし。3回ほど入れ直すとやっと小ハゼのアタリが来た!んだけど、やっぱり針に掛かりづらい。しつこく同じスポットに落とし続け、やっと上がってきたのはやっぱりサイズだった。まぁ、このサイズだよね~一応、同じスポットに落とせば次のハゼが喰ってくるんだけど、サイズアップせず、同じような小ハゼが上がってくる。しかも、そのスポットでせいぜい3匹釣り上げるとアタリすら無くなり、次のホットスポットを探さなければならない。一応、今の立ち位置からは5か所ほどホットスポットが見つかり、そのローテションで釣れ続けるが、爆釣とは程遠くポツリポツリ程度の釣れ具合。時おり、10cm弱程度が顔を見せるが、本当にたま〜に程度。たま〜にコレくらいが釣れるが…しかも、どういう訳か良型が上がった後ってソレが続かず、余計に小さいのが上がってくるんだよね。何かの嫌がらせかな?せっかく良型サイズを期待して長竿を使って深場を攻めてるのに、コレじゃ〜長竿を使う意味ないんぢゃね?憤りながら釣りを続けるが、周りの釣れ具合を見渡す限り、まだ長竿使ってたほうがマシと思えるくらいの塩梅だった。先述の通り、長竿釣りのデメリットであるテンションの掛け直し作業中にアタって来る事も多々あり、「あ、今やられたな!」と思っても時すでに遅しで針に掛からず、餌だけ取られる事が多発。今期は長竿が活躍する機会が多そうだから、なんとかしてこのデメリットを克服しなくちゃだわ!腑に落ちないまま釣りをしていると、釣り船が通る時間帯になり常連たちは小休憩に入る。当然オッサンは釣り続行である。釣り船通過時はチャンスタイム!大波に揉まれながらポツポツ釣り上げるオッサン。後方では常連たちがダベっとる声が聞こえるが、「昨日も釣りしとる余裕なあんたらと違って、オッサンには日曜日しかないんじゃ!」「オッサンは、土曜日と日曜日の二日分を今日一日で取り返さなアカンのじゃ〜!」の勢いなのである。しかし、その意気込みもHAWKS笹川ばりのフルスイング空振りに終わる。深場での長竿作戦も失敗ではないが、成功とは言えない小ハゼの群れで終了。もう長竿は疲れたので、短竿でやることにするがハテ?どこに行ったら良いのでしょう?5秒ほど熟考し、やってきたのは【夕やけなぎさ】こちらでは既におひさまがギンギンに照りつける中、K氏とMT氏が釣りしてたんだけど、やはりサイズも数も全然な感じ。一瞬迷うが、もうここまで来ちゃったし、どこ行くアテも無いしで、覚悟を決めて釣り糸を垂れる。使う竿は、2.1mの『行雲流水と彩峰?の合体竿』やっと短竿で出来るよ〜水に立ち込むんだけど、日向だからもうお湯みたいに温かい。狙いは石と石の間の平場なんだけど、水が濁ってるから水中はほとんど見えなくて、ほぼ勘とオモリの挙動で探るしかない。何度か落としてみるが、なかなかアタって来ないな~やっとアタって来ても、深場同様に小ハゼが突いている感じ。もうどこに移動しても同じようなもんだから、とにかく釣れれば良いんじゃ〜!で諦める。ただ、今やっているエリアは岩場ゾーンだから、そこそこな良型も上がってくることもある。コレくらいが上がれば楽しいね!でもやはり連打が少なくて、数匹上げるとすぐに音沙汰が無くなり、次のスポットを探すハメになる。ハゼが群れてなくて、適当に散らばっている感じ。一応、数は上がらないけどサイズ的には整っていて、良型サイズが続くこともあり。同じスポットからは同じようなサイズが上がる岩場ゾーンだから当然コイツも上がる。いつでも休みなく喰ってくるな~おひさまの熱射と戦いながら悶々と釣りをしてたら、背後から「うわっ!」と声が聞こえバシャ!と水の音。いつの間にか背後で常連のY氏が釣ってたんだけど、石の上に立とうとして石が転がり、漫画みたいに尻からズッコケていた。バランスを崩した時に、ポケットに入れてたスマホを守るために変な体勢で転んだらしい。単に足を着けば済むものを、変に取り繕おうと余計に事態を重大にしてしまう典型である。まぁ、スマホは無事だったらしいが…そう言えばこの御方、以前もズッコケてて、たぶん誰も見てないところでは相当数なズッコケを披露してるんだと思う。注意力散漫というか、警戒心が薄いというか…以前、穴釣りでズッコケた時に、またしても変な転び方をして腕を骨折していた。しかしその翌週も、ギプスで固定しながら釣りをしていたという不死鳥。その心意気は見習うべきかもしれんが、真似するべきではないだろう。ズッコケてからかわれたオッサンに、「その石の上に乗れば(釣り場が)良く見えますよ!」と自分が転んだ石を勧め、しっかり仕返しをしようとするところも因果応報であろう。結局、4時間で110匹となんとかノルマの1束は超えたんだけど、なんだかな〜頑張れば釣れなくはないが…アタリはあるんですよ!アタリはね。ただ、針に掛からないような小さい餌取りが多くて、その中でどれだけ良型を拾えるか?という感じの釣りになります。大事なのは餌取りサイズで粘らないで、すぐに次の良型を求めて気持ちを切り替えられるか?が勝負になるかな。そのためには、仕掛けは大事だと思います。今喰ってきたハゼがどれくらいのサイズなのか?そのアタリ方でハゼサイズを推測し、ソイツを仕留めるのか?粘らないで次に行くのか?オッサンが使っている仕掛けはソレがよく分かるのですが、先述の通り、なんとなくの形だけ真似して本質が間違っていると釣れないし、時間を浪費するという結果に。常連さんのMT氏がそんな感じだった。試しに使わせてもらったんだけど、MT氏の仕掛けは良い線ではあるんだけど、詰めが甘くて、前アタリが取りにくい仕掛けになっていた。間違いのほとんどはこのタイプで、派手なアタリは取れるんだけど、小さな前アタリが出にくい。派手なアタリのほとんどは、ハゼが餌の違和感に気付いて逃げる時のアタリ。スタコラ〜!っと逃げの体勢なので、当然針に掛かりにくい。自分が釣ったハゼの口のどこに針が掛かっているのかを見て下さい。上顎に掛かっていれば前アタリが取れてて、口の横とか下顎に掛かってたら前アタリが取れてないということです。前アタリが取れてないと、当然バレやすいです。何で釣れないのか?をトコトン追求してきましょう!それを試行錯誤し続けるのも、ハゼ釣りのおかしみだと思います。しかし、難しい釣りが続きますな〜!でも考えようによっては、小さいのがあれだけウジャウジャいるんだから、それらが成長すれば、来月以降は面白いハゼ釣りが出来なくもないと思います。今はくすぶるけど、今後の希望を持って釣り場に向かいたいと思います。次の記事>>>「2023年度10回目のハゼ釣りは重大インシデント発生!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度10回目のハゼ釣りは重大インシデント発生!
    2023年10回目のハゼ釣りはやばいインシデントが!2023年7月29日。2023年10回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:晴れ釣行時間:5時30分くらい(潮位:95cm下げ5分)〜8時30分くらい(潮位:40cm干潮)中潮水温:測り忘れた釣果:マハゼたぶん130匹くらい(7cm〜11cm)竿:2.0m(ダイワ「そよ風」)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アミエビ&ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け本日は土曜日。基本的にオッサンは日曜日と祝日しか休みではないが、本日は夜勤明けの休日。完全週休二日制なリッチな方にとっては当たり前だが、オッサンには土曜日も休みという贅沢な週末は一年にあるかないかであり、ウキウキである。人間の体内時計の性能は素晴らしく、3時間睡眠でも目覚まし無しでも目が覚める。一応、目は開いたんだけど、すこぶるダルい、眠い、面倒くさい…「なんで夜勤明けのこんな早朝に、ハゼを釣りに行かなあかんねん!」寝る前のウキウキはどこかへやらで、もうこのまま布団でイモムシになってよう!と思ったが、いつものO氏のせせら笑いの顔が浮かぶ。「なんで来なかったの?大型が入れ喰いだったのに!」と思うと、悔しさ100万%になったので、身体にバラ鞭打って出撃。たぶんオッサンは他人様よりも長く寝ないとダメなタイプ。だもんで、3時間程度の睡眠では全く足りず、居眠り運転の惰性で愛車を漕ぐ。いつもよりも道路を通行する車が多いな〜と思ってたら、今日は土曜日だったことを思い出す。まだ早朝なのにこの車の通行数をみていると、「土曜日って、未だに休みじゃないところも多いんだな~。オッサンもだけど…」いつものように橋から釣り場を見渡すと、既に多くのハゼ釣り人がいるんだけど、日曜日よりは少ないかな?みんなよく早起きできるな〜いつもの常連達は【はぜつき磯】に陣取っている。今期はこちらのエリアの方がハゼの型が良いので人気だけど、いつ突然に【夕やけなぎさ】や【しおじ磯】に良型ハゼが集結するか分からないので油断ならない。常連には毎日ように釣り場に来てるのもいるから、どこでどういった塩梅でハゼが釣れるかの情報は、ほぼリアルタイムで入ってくるので問題ない。【はぜつき磯】を通過しながら、それぞれの常連達から情報収集。総合すると、入れ喰いとはいかないが、そこそこサイズがポツリポツリと釣れているらしい。んで、オッサンはいつものように【夕やけなぎさ】の様子も見にゆく。別に【夕やけなぎさ】でハゼ釣りする気もなくて、単にどれくらいの釣り人がいるのか?の好奇心だけなんだけどね。BBQの整備工事は、相変わらず進捗が全く感じられない。コレってどうすんだろ?やる気のないBBQ場はいつもの風景なので気にしないが、【夕やけなぎさ】に近づくと、先週とはまるで全く違う風景が飛び込んでくる。なんだアレ?【夕やけなぎさ】のすぐ脇、BBQ場の管理事務所が出来ると噂のスペースに、湿気たハゼ釣り場に完全に場違いな物体が鎮座している。は?何でこんな物体がこんなところに?そこには、映画や海外ドラマで観るような、アメリカンなスクールバスがディスプレイされていたのである。まだ夢見心地のオッサンの脳みそが一瞬混乱する。回り込んで確認するが、どこからどうみてもアメリカンである。コレがBBQの管理事務所?もしくは売店かな?工事現場の仮説コンテナ事務所をイメージしてたんだけど、全くの予想外の展開である。コレが売店なら、アンナミラーズみたいにフリフリのドレスにエプロンのダイナーガールが、お盆を片手に出てきそうな雰囲気だ。気分はハリウッド!スクールバスは固定されているみたいで、入り口には階段もあるから、仮設ではなく常設らしい。しかもこのバスは中古ではなく新車で、おそらくはナビスター・インターナショナル社製の本物のスクールバスだ。レアな車両でしかも新車だから、かなりの税金をぶち込んだハズである。バスにはナンバープレートが付いているから、自走して持ってきたんだと思う。ここまで本格的にやるのなら、イベントとかで体験試乗会とかやればきっと面白いと思うよ!っていうか、こんな湿気たハゼ釣り場に停めておくのはもったいないので、品川水族館とかの送迎バスとかに使えば話題沸騰だと思うんだけど…当然、バスガイドはアンナミラーズ風なダイナーガールのコスプレなのは言うまでもない。んで、いよいよBBQ場もグランドオープンらしいぞ!Xデーは8月5日で、以前は予約無しの無料だったけど、今後は予約制の有料になるらしい。いよいよ営業開始!詳しくはWEBで!チラッと覗いてみたが、大人用のBBQ器材レンタルセットが1,650円とか、小学生向けが550円とかあったけど、コレって利用人数ひとりの値段で、人数分払うのかな?なんか料金形態がよく分からなかった。あと、自前のBBQグリルの持ち込みは良いみたいだけど、自前のテントやタープの設営はダメみたいですね。こうなると、BBQ屋さんは入り込めそうもないですね〜オープン当初は、メディアとかでも取り上げられるかもしれないですね。ということは、スクールバスの横の地味なテントはBBQ器材の倉庫みたいですね。しかし、火を扱う器材をあんな燃えやすいテントに入れておくなんて恐ろしや〜でも「本当にBBQ始まっちゃうのか…」以前の無法地帯ほどではないにしろ、またあの喧騒が始まるのか…と思うと、釣り人としてはアンニュイな気分になります。あまりに突飛な風景だったので混乱したが、ついでに【夕やけなぎさ】の様子も眺めるが、いつにもましてハゼ釣り人が少なくて寂しい限りだった。ココに釣り人が戻るのはいるの日か…アタリは多いがサイズがね…再び【はぜつき磯】に戻るんだけど、ハテ?どこでやろうかな?愛車を漕ぎながらうろつくが、結局は端っこの深場エリアにやってくる。こちらでは既にMR氏が釣り糸を垂れていて、「釣れるんだけど、ハゼが小さい…」とのこと。まぁ、今日はどこでやっても同じようなもんだと思うので、人が居ないこちらから始めることにする。本日の竿は久しぶりの登場の「そよ風」。先週、MT氏の「そよ風」をちょっと触らせてもらい、やっぱり良いな〜!と思ったので持ってきました。一応、ミャク釣りの名竿と呼ばれているらしい餌はオキアミといつものベビーボイルホタテ。海鮮丼コラボ先日O氏から「11cmクラスが入れ喰いだよ!」の情報を期待して、そのクラスならオキアミでも釣れる!との読み。問題は、タレコミ元がガセも多い情報源なのでどうなるやら…そして本日の秘密兵器。指にはめるタイプのデジタルカウンターでございます。MT氏が使っていて気になっていた。オッサンら年寄り世代はカウンターと言えば、100均のカチカチ押す安っぽい奴を愛用してるんだけど、MT氏はまだ若いデジタル世代。世代の違いを見せつけられ、悔しいのでオッサンもデジタリたい!と思ってたら、考えることは同じで、T氏がネットでいくつか購入しオッサンにもひとつくれた。ナイスタイミング!T氏はそこそこな歳のクセに、ネットショッピングやるんだよね〜年寄ってデジタルを食わず嫌いする傾向にあるんだけど、T氏はこういうところが偉いよな〜さっそく装着してみる。ちょっと付けづらいが、なかなかお洒落である。隠れたおしゃれ上級者!左手で釣れたハゼを掴んだりするから、やはりカウンターはこの角度になるかな。この角度がちょうど良さそうだ腰に付けたアナログのカウンターだとよく押し忘れたりするから、コレなら手軽にカウント出来そうなのでエエぞぃ!気を付けるべきは、防水ではないので、不意に手を水に浸けないようにしないとね。あと、電池温存のため自動的に電源がオフになるオートオフ機能があるので、カウントする際は確認が必要かな?オートオフ機能は、だいたい1分ちょっとくらいで作動するみたいです。準備完了にて、さぁやるぞ!と思ったら、いつものクセでちゃっかりアナログのカウンターも装着してて、自分にガッカリする。歳は取りたくないやね〜適当な場所から釣り始めるが、今日も水が濁りまくってて、水中の様子なんぞ見えやしない。この濁りはなんとかならんかね?まずは期待を込めて、アミエビからやってみる。オッサンは背中にチョン掛け深場エリアとは言え、今現在は潮が引いているし、実はあまりに深いスポットはアタリすら無いのが現状なので、水深は1m程度の場所。ス〜っと軟着底すると同時にアタって来る。「お!さすがアミエビ!」アミエビもホタテに負けず劣らず喰いが良い餌。しかし問題が…この問題とは、ハゼの型が良くないと針に掛からないということ。その形状ゆえにアミエビをバク!とひと口で飲み込むサイズじゃないと、針に掛かりづらいのです。んで、ソレが現実となる。アタっては来るんだけど、針に掛からん!やはりハゼが小さいらしい。それでもしつこくアタるスポットに落とし続けていると、やっと掛かった!上がってきたのは9cmハゼ。最初にアタって来てたのはもっと小さいハゼだったから、やっと針に掛かるサイズが喰ってきたといった感じ。このサイズなら掛かる小さいのを拾ってもしょうがないので、10cm以上クラス狙いでアミエビ餌でやり続ける。やはり、そこそこサイズなら針に掛かって、小ハゼは針に掛からない。ここらへんなら掛かりも良好!しかし、今日は微妙な釣れ具合。そこそこアタリはあって、ハゼが喰ってくるスポットも自分の立ち位置から3〜4か所は見つかるんだけど、最初の数匹上げるとすぐに小ハゼになってしまう感じ。そうなるとすぐに小移動。カーブフォールからの軟着底の瞬間にアタって来ることもあり、誘いもオモリを揺らすか、2cmほどズラせば喰ってくるので喰い自体はよろしい。ただ、やはりハゼがちょっと小さくて、何もしなければ8cmくらいが主体かな。このサイズだとアミエビだと空振りが多いので、喰いの割には数が伸びない。コレではノルマが怪しいのでホタテ餌も並行して使ってみる。我慢ならずにホタテ登場!さすがはホタテ様で、一投目からハゼが上がってくる。やはり安定のホタテ餌ハゼのサイズに関係なく、問答無用で掛けてくる。アミエビ餌は基本的に一匹をチョン掛けするから、掛かるハゼサイズは決まってくるけど、ホタテ餌の場合は付ける貝柱のサイズを調整すれば、釣れるハゼサイズもだいたいなんとかなる。単純に餌サイズを大きくすれば良型サイズで、小さく付ければ小ハゼも掛かる。まぁ、小ハゼを釣ってもしょうがないんだけど、あまりにしつこい奴は餌を小さく付けて成敗してくれる!ここらへん以上ばかりなら楽しいんだけど…指に付けるデジタルカウンターはすこぶる調子が良くて、いちいちカウンターを押す動作がいらないから楽ちんだ。今日のハゼの喰いなら、オートオフになる前に釣れてたから問題なかった。でも一応、毎回カウントの確認はしてたけどね。釣り船が通る時間になるとアタリが遠のき、上がってくるハゼも小さくなった。ハテ?どうしようか?ここで粘ればハゼは小さいが数は釣れると思う。んがしかし、小ハゼ相手も飽きたので移動を決断。重大なインシデント発生!※このページには少々グロテスクな画像や表現が出てきますので、苦手な方は飛ばして下さい!やってきたのは同じ【はぜつき磯】ではあるんだけど、浅いエリアでゴロタ石帯。早朝から常連達が並んで釣ってて、朝方は17cmだの18cmだのと景気の良いことを言っていた。【はぜつき磯】の浅場エリアんだば、オッサンもご相伴に預かろうと釣り始めるが、またしても小ハゼの群れ…しかも、アタリが遠くて、なかなかハゼのホットスポットが見つからない。んで気付いたのが、沖側にハゼが居るらしいので、今使っている2mの竿では短く、腕を目一杯伸ばし正面を狙ってやっと釣れる感じ。う〜ん…、3.5mの長竿を出すか?でも、出すのも面倒くさいし、長竿は疲れるし…と、くすぶりながら短い竿でやり続ける。小ハゼが主体ではあるんだけど、中には10cmクラスが混ざるので悪くもない。でも、やはり続かなくて、良型ハゼを求めて小移動を繰り返しながら拾ってゆく。そして悲劇が訪れる。ある時、水中の石に不用意に乗ってしまい、ソレが運悪く転がる。ザブン!とズッコケてしまい、両手を石に付きながら屈むような格好で、胸のアタリまで水浸し。チクショ〜!と思ったのも束の間。両手が沁みるので見ると、出血しているではありませんか!うわ〜、やっちゃたよ!釣り場ってフジツボがびっちりな石もあるから、ソレに触ると鋭く切れる。両手からは派手にダラダラ血が流れる。海水の塩分で余計に沁みる。本当はもっとダラダラに出血してますすぐに陸に上がり、水道水で洗浄し圧迫止血。ちょうどハゼ釣り終了の時間帯だったので、常連達が集まってきてオッサンの惨状を知る。さすがは様々な経験を積んできた釣り師達。痛い目に会ったのも一度や二度ではない。消毒剤や大きめのキズパッドを持っていて、即座にオッサンの治療が始まる。しかし、問題だったのは消毒剤。T氏が取り出したのは『コロスキン』なる得体の知れない傷用消毒剤。ズタズタになったオッサンの手のひら部に消毒剤を塗りつけるないなや(=as soon as)激痛が走る!声が出せないくらいに沁みまくり、オッサンは立ってられずに、しゃがみこんで息を止めて激痛に耐える。オッサンの苦痛をニコやかに眺めながら「コレ沁みるんだよ!」とT氏。マジか!?これ本当に薬なの?ニオイは接着剤みたいで、本当に接着剤みたいに固まってきた。薬の説明によると、コロスキンは、小切傷・すりきず・さかむけ(ささくれ)・あかぎれなどにぬると一瞬しみますが、透明な膜を作り、傷をホコリやバイキンから守ります。被膜は炊事・洗濯などの水仕事でもはがれにくいので、コロスキンはホータイのいらない傷ぐすりです。確かに、薬剤が瞬間接着剤みたいにかたまり、被膜が出来て、傷口を保護してくれた。んがしかし、オッサンの傷口が酷かったからなのかは知らんが、あの沁み方は尋常ではなかったぞ!そもそもが『コロスキン』というネーミングもどうよ!本当に「殺す気かよ!?」というくらいに沁みたんだよ。心配だったのが、『次の部位には使用しないこと』の中に、『多量出血している患部、傷口の大きい患部』とあり、ど〜みてもオッサンはコレに該当するのですが…そして、その上からO氏が大きめのキズパッドを貼ってくれた。こんな緊急事態に備えているなんて、持つべきは頼りになる仲間だと改めて実感したのでした。これとは対極位置するのが、オッサンのズッコケを間近で見ていたY氏。前回Y氏がずっこけたのをからかっていたオッサンに、ここぞとばかりに仕返しをしてくる。オッサンが水浸しになっていると「大丈夫ですか?」と口では心配している風だが、口元は半笑いで、心の中は明らかに”ザマー見ろ!”の悪党顔を覗かせている。「良いネタになりましたね!」血だらけのオッサンを見て、元気付けてるつもりなのかも知れないが、いやいや…ネタのために血を滴らせながら、ここまで身体を張らないよね?当然ながら、ハゼ釣りは強制終了。3時間で130匹くらいだったと思う。たぶん130匹くらい”くらい”というのも、本日デビューのデジタルカウンターがご臨終になりました。非防水なくせに派手に行水したので。デビュー当日にお星さまになったアレだけ気を付けて水を浸けないようにしてたのに。不憫に思ったのか、T氏がもう一つくれた。ありがたや〜ありがたや〜のんびりに見えるハゼ釣り場にも、このような落とし穴が待ち構えています。しかもかなり危険な落とし穴で、普通の怪我では済まない事が多々あります。一番危ないのが、オッサンみたいに水の中を移動する時。たいていは石につまずき、足や手をズタズタに切ってしまう事態。今期は水がず〜っと濁っているので、水中が見えづらく余計に危険です。コレを予防するには、長靴とかウェーダーを履くとか、夏場だったら足全体をガードするサンダルが必須。そして移動も普通に歩くのではなく、足を底に擦るようにして下さい。なによりも、移動する際は最短距離で横に移動するのではなく、一度まっすぐ陸に上がってから横移動し、再び水に入って下さい。面倒臭いですが、怪我するよりは遥かにマシです。一瞬の油断が大きな怪我を招きます。普段のオッサンなら用心深く移動するのですが、本日は夜勤明けで身体がダルく、普段よりも判断力が鈍くなっていたんだと思います。釣りには危険がつきものなので、万全の体調で臨むようにして下さい。しかし、大事な手に怪我しちゃったし、明日のハゼ釣りはどうしよう…次の記事>>>「2023年度11回目のハゼ釣りは厳しくとも釣れるカモ」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度11回目のハゼ釣りは厳しくとも釣れるカモ
    2023年11回めのハゼ釣りは厳しい中でも…2023年7月30日。2023年11回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:晴れ釣行時間:5時30分くらい(潮位:85cm下げ6分)〜9時30分くらい(潮位:24cm干潮)中潮水温:28℃釣果:マハゼ130匹(7cm〜13cm)竿:3.5m(清流X 硬調)→2.1m(行雲流水)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテ時々アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けしかし暑い!北海道と沖縄を除いた本島は連日の酷暑で、雨も期待できず…この灼熱地獄がお盆頃まで続くというのだから、もう拷問である。コレは日本のみならず世界的な傾向らしく、世界気象機関(WMO)によると、この夏、観測史上最も暑い夏になる可能性があるらしい。っていうか、もう既になってるよね?どうみても尋常な暑さじゃないもん。熱中症への警戒が必要ですが、基本的には酷暑日の行動制限、水分補給や涼しい環境の確保など「自分の身は自分で守る」対策を講じるしかない。んで、本日もハゼ釣りなんだけど、早朝は涼しいとまではいかないが、少なくとも暑くはない。暑くはないが、身体はダルい。昨日のハゼ釣りの疲労が残ってるし、ハゼ釣り場でのアクシデントのダメージも未だに癒えず。手を怪我してしまったので、愛車のハンドルをまともに握れず、思うように前進しない。「こんなんでハゼ釣り出来るのかな?」本来なら、明日から仕事もあるし、今日はゆっくり休んで、怪我と疲労の回復に専念するのが自分のためでもあるし、社会人としてのマナーであろう。しかし、オッサンんちでは、昼間はエアコンを稼働させないという謎のルールがある。(ちなみに扇風機はOK!)いやいや…、こんな酷暑でそんな事やったら命に関わるよマジで!なんだけど、妻のこだわりというか、もうここまで来るとムキになっているとしか思えん!そんな訳で、オッサンは涼を求めて近所のスーパーに避難する。なにを買うわけでもないのに、しょっちゅうスーパーをウロウロしていると目立つらしく、「この貧乏人が!万引きでもしようもんなら、即しょっぴいてやっからな!!」の店員の視線が痛い。オッサンのお気になスポットは、店内でも一番涼しい鮮魚コーナー。いろいろな魚の水揚げと季節の移り代わりが良く分かって面白い。ただ、魚嫌いのオッサンとしては、少々魚臭いのが玉にキズ。そんな訳で、灼熱地獄の自宅から避難するという意味でも、ハゼ釣りに行かなくちゃならないオッサン。橋から釣り場を見渡すが、今日はすこぶるハゼ釣り人が多いぞ!こんな早朝なのに既に20人以上はズラリと並んでいて、自宅に居たくないのはオッサンだけじゃないんだな〜としみじみ思う。同志があんなに大勢!?いつものように【はぜつき磯】を舐めるように通り過ぎる。昨日もハゼ釣りしていたいつもの常連達の出席を確認しながら、【夕やけなぎさ】の様子も見にゆく。ハゼ釣り人でごった返す【はぜつき磯】とは対象的に、【夕やけなぎさ】はひっそりと静寂に包まれていた。すぐ隣りなのに、ここまで雰囲気が違うもんかね?酷暑の中、あまりにお寒い【夕やけなぎさ】の雰囲気に凍え死そうになり【はぜつき磯】に戻る。どこで釣り糸を垂れるか決めてないので、各常連たちにハゼ釣りの塩梅を伺いまくる。共通しているのが、釣れなくはないが、入れ喰いというほどでもないらしい。ハゼサイズは、それぞれの場所毎に感想が違うのはしょうがないところ…サイズを狙えば数は上がらんし、その逆もしかりで、数もサイズも両方!というワガママはダメな日らしい。とは言え、多くのハゼ釣り人の群れなので、既にオッサンが釣り糸を垂れる隙間も無いに等しいのですが…オッサンの付け入る隙間がないっとういわけで、やってきたのはいつもの深場エリア。ココは今期はちょっと厳しいがために人気がなくて、普通の釣り人は近寄らない。だもんで、静かに黙々とハゼ釣りしたい人にはうってつけではある。MR氏とT氏がやってるんだけど、確かにこの二人はそんなタイプではあるな!オッサンも混んでる釣り場は苦手というか、すぐに小移動を繰り返すので、動きが取れない釣り場は窮屈でいかん!MR氏に釣りの塩梅を伺うが「昨日よりもアタリが遠く、ハゼも小さい…」らしい。まぁいいや!今日はどこでやってもたいして変わらんだろうて…やっと釣りの準備を始める。釣り場に到着してからウロウロしたり、ダベってたりで無駄な時間を浪費し、早起きした甲斐が全くない。まぁいつもの事なんだけど、人間関係は挨拶が基本であり、釣り場のリアルタイムの情報収集はとても大事である。大事ではあるんだけど、オッサンの場合は、どこで釣り糸垂れてもやることは同じだから、一応常連達の生存確認の目的が主かな。本日はまずは長竿からのスタート。できれば2mくらいの短竿でやりたいんだけど、今現在は微妙に潮位が高いし、沖の方がハゼの型が良いという裏情報も入ってるので。長竿と言えばこの一竿餌はボイルベビーホタテを主に、昨日の余りのアミエビも少々。主力はホタテだけどんで、指にはデジタルカウンターを装着しまして…今日は壊さないようにしなくちゃ!ちなみに昨日の怪我はこんな感じ。まだジワリと出血しているオッサンももう歳なので、長期戦になるかな…水温は28℃で、水に立ち込むとぬるいくらい。手が汚いなどうにも…準備完了にてやっと釣り開始だけど、この時既に、釣り場に到着してから30分は過ぎていたのでした。ラストスパートにて盛り返しまだホタテ餌が凍っていたので使いものにならず、アミエビから始める。針に掛からないだろうな〜ス〜っとカーブフォールで落とすが、思いのほか浅くて水深は2mもないな。スンスン…と誘ってみるがアタリはない。角度を変えて入れ直すんだけど、どこも生命反応が無かった。ムムム…、今日はこんな感じか。つまり、どこかにはハゼがアタってくるスポットはあるんだけど、アタックエリアが狭いので、しっかり丁寧に探らないとアタリが出ないということ。厳しい日って口を揃えて「全然アタらないよ!」が決まり文句なんだけど、確かにアタリづらいけど、喰ってくるアタックエリアは絶対にどこかにあるんです。ソレをしっかり探し当てたか?が釣れる釣れないの分かれ道になります。オッサンの感覚的に、厳しい時のアタックエリアは半径10cm以内。その範囲を探り当てられれば釣れるハズ。自分は全然釣れないのに、すぐお隣りさんは入れ喰いという現象は、マメに探れたかどうか?の違いです。絶対どこかにアタックエリアがあるはず…と信じて探っていると、やっとアタリがあった。やはり小ハゼのアタリで、アミエビでは針に掛からず…「掛かるサイズが喰ってこい!」と念じながらしつこく攻めるが、アタっては来るが針掛かりしないんですけど…もう我慢ならないので、凍ってるホタテを力ずくで壊し、無理やり餌つけして投入。すると一発で上がってきた!やっぱり餌はホタテって感じだね!アタって来てたのはもっと小さい奴のハズだけど、釣れればいいや!ホットスポットが見つかればコッチのものである。同じスポットに落とせば連打が始まる。んだけど、9cm程度の量産型のハゼばかりで、ちっともサイズアップしない。5匹ほど釣り上げると打ち止めで、次のエリアを探さなければならない。不思議なもので、最初は探しても探しても見つからなかったホットスポットが、一か所見つけると、その後はけっこう簡単に見つかる事が多い。思うに、一匹目が餌を喰ったのを皮切りに、その周りのハゼ達の食い気が上がり、ついにはそのエリア全体がザワつくからかも知れない。とは言え、自分が立っている場所から見つかるホットスポットもせいぜい3〜4か所程度で、それを釣り切っちゃうと小移動しなくちゃならない。たま〜に10cmオーバーの良型も上がるが、基本的には8cm程度が多いかな。このサイズが釣れ続ければ楽しいが…こんな感じでポツリポツリと釣り続ける。ちなみに、以前問題提起した長竿のデメリットの軟着底時後の竿の再操作。コレは着底時に道糸が緩んでテンションが掛からないので、アタリを取るために竿を上げるなりしてテンションを掛け直す作業が必要になる。でもこれは一番針に掛かりやすい着底すぐのアタリが取りづらい、というデメリットになるというお話。今日はこのデメリットをどうやったら解消できるか?を試してたんだけど、一応、現時点での解決法をば。いつものように、仕掛けをカーブフォールで落とし、着底しそうな頃合いに竿をそのままの角度で手前に10cmほど水平方向に引くと上手くいくことが多かった。着底すぐのアタリも取れていたので、とりあえずは成功ということで。ちなみに竿の操作は肘でやること!のべ竿って軽いから手首で操作することが多いと思いますが、竿の操作は肘でやれ!が基本。上手い人は手首での操作も可能ですが、そうでない人が手首だけでやろうとすると、動作が大げさになってしまいます。そうすると仕掛けが大きく動いてしまい、せっかく餌に寄って来ていたハゼがビックリして散ってしまいます。こうなると「何のために誘ってるのか?」と本末転倒です。肘を意識して竿を操作すると、けっこう繊細な竿操作ができると思いますよ〜しばらくは長竿でやってたんだけど、思ったよりも良型ハゼ釣れねぇ〜し!根掛かりロストのタイミングで短竿にチェンジ。2.1mの行雲流水まぁ、けっこう手前でもアタって来てたから釣れるだろ?と思ってたら、意外にも良型ハゼが上がりだした!なんだよ!手前にいるじゃんかよ!!もちろん小ハゼもいるんだけど、10cmオーバークラスが普通に上ってくる。手前でもこのクラスが上がるちょうど潮位が低くなり、手前でも釣れ出したらしい。ここから一気に数釣りに様変わり。短竿の手返しの速さとアタリが多くなったので、カウンターがフル回転し出す。正直「今日は1束のノルマは難しいかな…」と半分諦めだったけど、この釣れ具合なら確実に達成できっぞ!チョロチョロと小移動を繰り返しながら、手の届く範囲のハゼを拾いまくるオッサン。最初は厳しかったけど、結局は4時間で130匹とラストスパートで盛り返しました。なんとかノルマはこなしたこのクソ暑い中、二日連続でのハゼ釣りで思った。「ハゼ釣りって週一回で十分だ!」正直、二日続けてやってられんわ!週休二日制が当たり前の昨今。貴重な休日を土日連続でハゼ釣りしているハゼフリークも珍しくない。毎週のように、連日ハゼ釣り場へ通ってしまうMR氏を見ていて、オッサンも羨ましいな〜と思うこともあったけど、そんな考えはもう萎えた。「よく土日連続でハゼ釣りできるね!?」とMR氏に言ってみたら、「もう前の日なんて、楽しみで夜も眠れないよ!」と遠足前の小学生みたいに目を輝かせていた。思えば、オッサンもそんな頃があったな〜ハゼ釣りする度に釣果が伸びて、あ〜でもない、こ〜でもないやりながら、シャドーハゼ釣りを繰り返す。思い通りに釣れれば嬉しくて、そうでなければ凹み、脳髄を絞り切るまで考える。ハゼ釣りなんぞではなく、もっと人生に有意義な事柄にここまで情熱を傾けられれば、きっと一角の人物にでもなったであろうに…限りある人的エネルギーを使う方向を間違ってしまったための悲劇。ハゼ釣りへの情熱が線香花火に湿気った現在のオッサンには、MR氏の立ち位置が羨ましくもあり、そして不憫にも感じるオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度12回目のハゼ釣りは『昨日』とは違う!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度12回目のハゼ釣りは『昨日』とは違う!
    2023年12回目のハゼ釣りは昨日はあくまで昨日だけ2023年8月6日。2023年12回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:晴れ(一瞬雨)釣行時間:5時30分くらい(潮位:120cm上げ4分)〜10時00分くらい(潮位:164cm下げ3分)中潮水温:29℃釣果:マハゼ111匹(6cm〜11.5cm)竿:3.5m(清流X 硬調)→2.1m(行雲流水と彩峰?の合体竿)→竿:3.5m(清流X 硬調)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けオッサンが土曜日も仕事に勤しんでいると、いつものようにハゼ釣り情報が入ってくる。んで、いつものように『今日は爆釣だった!』という内容だった。10数cmクラスの良型ハゼが入れ喰いで、常連たちほぼ全員が1束超えは当たり前の日だったらしい。「チッ!またかよ!!」と思ったけど、昨日と今日ではそれほど状況は変わらないハズだから、本日も当然釣れる!と期待は高まるばかり!なハズだったけど…しかし、このハゼ釣り情報はありがたい。どのポイントでどれくらいハゼが釣れたという情報が、リアルタイムで入ってくる。とは言え、釣り人の話なんて多少の尾ヒレは付きもの。まぁ、そこらへんはオッサンも心得ているので、話全部を鵜呑みにする訳ではないけれど、情報源はハゼ釣りの老巧ばかりだから、当たらずとも遠からずである。話に登場するそれぞれの登場人物の釣り方の特徴や力量を鑑みながら、”オッサンがやってたらこのくらいの釣果かな?”と推測し、明日のハゼ釣りの作戦をイメージする。情報社会の現代においては、例えこんな場末のハゼ釣りでも、釣果情報は強力な武器になる。しかし考えてみれば、オッサンがまだひとりでハゼ釣り活動していた時代には、まるで考えられなかった事態である。あの頃は自分の勘と興味だけで釣り場を決めて、一喜一憂していた。始末の悪いことに、オッサンは飽きっぽいので、毎回同じ釣り場・同じポイントでハゼ釣りすることもほぼなかったもんだから、よく見かけるお隣さんという出会いも無かった。だもんで、釣り場でのお隣りさんは常に違う人で、挨拶くらいはするが「私の母親は私が生まれる3年前に死んじまって、それからは日本海のサバに育てられたんですよ!」といった込み入った話なんて出来るハズもない。毎回毎回が一期一会のハゼ釣り場。それがオッサンの出会いだった。出会いにも色々ある。多くの人は「出会いがない」と口にするが、実際には、誰しもが出会いの連続の中で暮らしているのである。もちろん、出会いがないという人にも出会いはある。しかし、なぜその人達は「出会いがない」と言うのか?それは、自分にとって都合が良く、好かんたらしい出会いが起きていないからなのである。好都合でボナンザな予期せぬ出会い。いい歳こいた主婦が、いつか私にも白馬に乗った王子様が迎えに来ると望んだりするが、結局は、その王子様も出会い系サイトで知り合ったりして。自分から探しに行ったものは、予期せぬ出会いとは言い難いのである。オッサンにおいて、今現在の多くの釣り仲間との出会いも、出会い系サイトではなく、ハゼ釣り活動をしていたから。当初は釣り場での出会いから始まり、このブログの事は他言してなかった。今現在ではブログはもう古臭いメディアで、You TubeやSNSでの情報発信が増えたけど、当時はハゼ釣りなんぞをテーマにしたブログなんてほぼ見かけなくて、結構レアな存在だった。しかも、釣り場はここら一帯ばかりなので、ここいらをハゼ釣りのねぐらにしてる常連達には、このブログの存在は知られていたらしい。しかし、オッサンは黙っていたから『オッサン=完熟おやじ』という図式にならず、オッサンにも「なんか『完熟おやじ』って人がいるらしいよ!」と言われる始末。”画像に載せてるんだから、身につけてる道具とか使ってる竿とかで気づけよ!”と思ったが、人間の記憶なんてそんな程度である。さすがに程なくして面が割れ、「なんか言われるかな?」と思ったけど、誰からも何も言われなかった。このブログのノリがノリだけに、あまり関わらない方がよいと思われたんだと思う。その証拠に、オッサンと下手に絡むとこのブログでディスられるもんだから、釣り場でも他の釣り人との車間距離よりも、オッサンとの車間距離が遠い気がするんだけど…まぁ、相互の距離感は人それぞれだから、ソレはソレでヨシとしましょう!かくして、出会いが出会いを生み、現在のハゼネットワークが形成されていったのである。キラキラ仕掛け登場!昨日の情報が情報だけに、本日は期待度MAX!今朝は早起きして!と思って就寝したハズだけど、目が覚めると、いつものように既に釣り場に向かってなくちゃならない時間だった。ムムム…、やはりオッサンに早起きは無理っぽいぞ!自宅を出発し、チンタラと愛車を漕ぐ。いつもの橋から釣り場を見渡すと、既にかなりのハゼ釣り人が釣り糸を垂れている。きっとこの人たちは、昨日もココに居たんだろうな〜「昨日は爆釣Dayで楽しめたんだから、今日は来なくてもいいじゃんかよ!」と思うが、釣りはギャンブルに似ていて、ハマると依存性がある。昨日も来てたんだから、今日は釣りしなくてもいいんぢゃね?園路に入るがBBQ場はいつもと同じ風景…アレ?BBQ場は昨日グランドオープンしたハズなんだけど?BBQ場はやってない感じ…予約までとっておきながら営業せんのか?チャリを運転しながら、【はぜつき磯】の釣り人の顔ぶれを確認。いつもの常連は当然来てるんだけど、どうにも竿が上がってないご様子。ん〜〜〜〜?どうやら爆釣Dayではないらしいぞ…嫌な予感を感じながら【夕やけなぎさ】の様子も見にゆく。こちらは相変わらずパラパラ程度の人出で、まだまだ本調子じゃないようだ。どうも人気が上がって来ないな〜気になったのでBBQ事務所の様子をば。先週との変化は、何やら簡易な壁みたいのが出来てたくらいかな?営業しているのかどうかは分からじ。壁が出来とるバス用のエアコン室外機も設置されていた。たぶん車用のエアコンもあるだろうけど、エンジン回す訳にもいかないだろうし…まぁ、そりゃそうなるわな昨日オープンなハズだけどやってないのかな?ここまでハッキリ表示してるし後から聞いた話なんだけど、ここのスタッフさん曰く。「昨日は予約ゼロの開店休業状態で、本日は数組予約がある」との事。しかし開店休業とは…こういうところがお役所仕事なんだよな〜、せっかく整備したんだから、メディア呼んで大々的に宣伝すりゃ〜良いもんを!せっかくアメリカンなスクールバスという広告塔があるのにね。ちなみにこのバスは、ここの男性スタッフがはるばる新潟から運んできたらしい。言われてみれば、新潟ナンバー付いてるし。っという訳で、【はぜつき磯】にリターン。問題はどこで釣り糸垂れるのか?である。ひと口に【はぜつき磯】とは言うものの、だいたい5くらいのゾーンに分かれる。更には、そのゾーン内でも、ピンポイントでこのエリアというのもある。ぞれぞれに細かい特徴があって、それぞれに釣れるハゼの傾向が違ったりする。昨日はウハウハだったMR氏は今日も同じエリアでやってるんだけど、本日の塩梅を伺うと「………」だった。I氏が違うエリアにいたので聞いてみると「アタリはあるが、とにかくハゼが細かい」だった。「ハァ〜…、やっぱり日曜日はこうなんだよな…」今期の傾向は、ハゼはアタっては来るんだけど、とにかく5〜6cm程度メダカみたいに小さくて、良型サイズが喰ってこない。昨日は珍しく良型サイズが動いたから、楽しいハゼ釣りになったようだけど、本日はまた元に戻ってしまったようだ。数をとるのか?サイズを狙うのか?できれば両方だけど、どっちかひとつと言われれば、サイズを重視したい。っという訳で、やってきたのはいつもの深場エリア。こちらにはひとりだけハゼ釣り人がいて、空いてて良かったね〜今現在の潮位はけっこう高くて、これから更に潮が満ちてくる。今でも潮が高いが、これから更に高くなる元々が深場のエリアだけど、更に高潮位となれば長竿を使わねば釣りにならない。長い竿は手返しが悪くなるし、針に掛けにくいし、なによりも疲れる。だから長竿必須のこのエリアは人気が無いんだろうけど、しょうがないじゃん!メダカばかり釣ってても面白くないでしょ!当然ながら、使う竿は長竿と言えば『清流X 硬調35』ちなみに、この竿は売れているのか?どこでも品切れで現在は手に入らない。Y氏が血眼になってネット通販で探しまくったんだけど、どこにも無かったらしく残念がっていた。オッサンももう一本持ってても良いと思っているが、恐らくは、ハゼ釣りシーズンが終わった秋〜冬あたりになればまた出てくると思うよ!運が良ければ、オンシーズンでも見つかるかもね!しかし、ハゼが釣れる書き入れ時に何で売ってないのかね?増産ヨロシコ!ダイワさん!!本日の仕掛けは少々おしゃれに!キラキラだぜ!オモリの上に、ブリリアントカットとは言わんが、キラキラなビーズを入れてみました。もう何年も前になるけど、釣り雑誌のハゼ釣り特集で、あるハゼ名人が仕掛けにこんなビーズを入れていた。好奇心旺盛なハゼがビーズに興味を持ち、集まってくるらしいとこのこと。その時は、中通しオモリ仕掛けで試したと思うが、今現在使っていないということは、釣果が芳しくなかったんだろうね…今期のハゼ釣りがパッとしないもんだから、マンネリ打破の意味も含めて、とっておいたビーズを引っ張り出してきた。現在の胴突き仕掛けでは試してないから、釣果は如何に!?水温は29℃と、熱帯魚も茹で上がる水温だぜ!水温も高いな〜餌は当然、ベビーボイルホタテ。ハゼが小さいならホタテ一択しかし、いくらハゼが小さいからといっても餌は大きめに付けるのが吉。餌が小さいと釣れるハゼも小さくなるし、なによりも釣れるまでに時間がかかる。みみっちく小さく付けないで、デカくしちゃいなよ!YOU!!餌はデカくが基本!ヤングなデジタリアンのオッサンとしては、デジタルカウンターは当然の装備。本日もデジタルカウンターにてちなみにお手々の怪我は、細かいのは塞がったが、デカいのはまだ時間が必要。歳をとると治りが遅いぜ準備完了にて釣り開始!滑り込み1束まずは正面に振り込むが、本日は風が吹いていて、少々やりづらくはある。ス〜っと仕掛けが落ちてゆき、スン…と着底する。水深は2.5mってところかな。前回やってみた、長竿の着底時に竿を引く操作をやろうとしたんだけど、今日はその必要もなく、自動的に軟着底になった。恐らくは、キラキラビーズが水の抵抗とか浮力とかになり、オモリの落ちるスピードを緩めてるんだと思う。着底するやいなやアタリあり!上がってきた本日の一匹目。まぁ、このサイズか…残念サイズで、今日”も”期待してなかったけど、一投目から釣れるのは幸先が良い。次も全く同じスポットに落とすと、またすぐに釣れた!ここらへんが最低ラインお〜!今日は他はダメっぽいけど、オッサンだけウハウハなパターンか!?っと思ったが、人生それほど甘くなく続かず…他を探るが、小ハゼのアタリばかりで針にすら掛からず。短竿なら掛かると思うが、長竿になると小ハゼを掛けるのはなかなか難しい。良型ハゼを求めて小移動を繰り返すが、たま〜に顔を見る程度で、基本的には8cmクラスばかり。コレでは長竿使っている意味がない。ひとつのアタリスポットで数匹釣ったら打ち止めで、次のスポットを探さなくちゃならないし。この釣れ方ではノルマの1束なんて、無理かな…どこかで手返しの良い短竿を使って、数だけでも挽回しなくてはならないが、短竿でやると言ってもどこでやるよ?メダカ釣りはさすがに心が折れるぞ!今日はサイズはともかく、活性自体は悪くない日。アタリを出すこと自体はそれほど難しくなく、小さく優しく誘えば、それほどしつこくやらなくともアタって来た。勘違いしている人もいるんだけど、誘いとは餌を動かすことです。こんな常識的な事をいまさら偉そうにオッサンに言われるまでもないと怒られそうですが、果たしてそうですかね〜?あなたは本当に誘えてますか〜?『餌を動かす』ということは、必然的に仕掛け全体を動かさなければならないと勘違いしてませんか?つまり餌だけを動かせれば、仕掛けは動かさない方が良いハズです。だって、せっかく寄ってきていたハゼが、仕掛けを動かす事によってビックリして散ってしまう可能性が高いからです。んじゃ〜、どうすんだよ!ですが、今度気が向いたら図解で説明するカモ知れませんが、今は面倒なので文章のみで。オッサンがやっている餌のみ動かす誘いは、・オモリをパタンパタンと上げ下げ・道糸を左右に振るです。あ、この誘いはミャク釣りの胴付き仕掛け前提の説明なので、そうではない場合はあしからず。【オモリパタンパタン】は、文字通り、オモリを立てたり寝かせたりする誘い。これは細長いナス型のオモリならやりやすく、竿先を1cmほど上げ下げする動作。注意すべきは、竿先を垂直に上下させること。手首だけでクイクイやろうとすると、餌だけでなく仕掛け全体が動きやすいので、前回の記事で書いたように竿の操作は肘でやれ!を忘れずに。もうひとつの【道糸を左右に振る】はもっと簡単です。竿は真正面で、道糸のテンションを張っているとします。そのテンションのまま、オモリを動かさないよう、オモリを支点に竿を右左に45度くらいの角度まで振る誘い。胴突き仕掛けは、オモリよりも餌の方が少し上にあるので、道糸が振られると餌も左右に動く事になります。コレが誘いになるという訳です。実はコレの派生型で、上記パタンパタン誘いのノリで、オモリを動かさずに、道糸だけを上下させて餌を動かす縦型もあります。どんな誘いにも共通するのは、誘った後は5秒は動かさないで下さい。ハゼが餌を喰う『間』を必ずあげて下さい。とは言え、アタりと針掛かりは別問題なので、アタって来るからと言って釣れるとは限らない。なかなか針に掛からんな…っと、くすぶりながら長竿でやっていると、根掛かりロストにてビーズもろとも仕掛け全体が無くなってしまった。釣れていればすぐに仕掛けを作り直すんだけど、どうにもパッとしないもんだから、よい機会とばかりに短竿にチェンジ!竿は合体竿にてもちろん仕掛けはおしゃれさんだ!キラキラ2号実は本日はビーズ付きの仕掛けしか作ってなくて…この時点でほぼ満潮の高潮位になっていて、本来なら長竿でやるべきですが、長竿釣りはもう疲れた。手前の大きい岩下狙いで良型が釣れればラッキー!というノリ。んですぐに釣れた!お!釣れんじゃん!!そこそこサイズが!と期待させたが、やはり続かず…アタリすら遠くなっていったのでした。ハテ?どうしよっか…と10秒ほど長考し、やってきたのは浅場エリア。ココではMR氏がずっと粘ってて、釣果を伺うが、もうムスっと不貞腐れていた。んでオッサンもやってみたが、その不貞腐れの意味を理解した。メダカサイズが突いて来るだけで、全く面白くない。ダメだこりゃ〜!すぐに元の深場エリアにトンボ返り。長竿の仕掛けを作り直し、頑張ってみる。やはり仕掛けはシンプル・イズ・ベスト!満潮時間帯なのでアタリは少々遠いが、釣れればそこそこサイズ。このサイズならヨシとしましょう!程なくして、H2氏が帰るようなので、ビク内のハゼをお渡し。とりあえず朝〜の分この時点でノルマの1束に届くかどうかの微妙な釣れ具合。本日の感じだとちょっと厳しいか…常連達は昨日とは打って変わってのダメな状況にギブアップで、皆帰ってしまった。しかし、オッサンは最後の望みを託し、本日一番最初に陣取ったエリアで続行。ココは朝イチ後に誰も入ってなかったので、ハゼが集まってきている可能性が高いとの読み。んで、その読みは大当たり!どこに落としても入れ喰いで一気に数を稼ぐ。サイズは小さめだけど、そこそこサイズも混ざる。30分ほどでさっさと目標を上回り、餌のキリの良い所で終了。4時間半ほどで111匹となんとかノルマを達成できて良かった!良かった!おかわり分オッサンが釣りを終え、気づくと【はぜつき磯】は釣り人もなく、ひっそりと静寂に包まれていた。ひとりだけ釣り人がいたけど朝イチはあれだけ釣り人がいたんだけど、本日の悲惨なハゼ釣り状況により、釣り船の時間帯になると蜘蛛の子を散らすように消えていった。誰もいなくなったハズの寂しいハゼ釣り場に、なぜか知ってる顔がまだウロウロしていた。O氏である。「潮位がちょうど良さそうだから、ちょっとやってみるよ!」と、おもむろに釣り糸を垂れだした。何もこんな暑い昼間の時間帯にやらんでも…しばらく眺めていたが、釣れると言えば釣れていたから、O氏も楽しそうである。もうO氏くらいになると釣果なんてど〜でも良くて、釣り場にいること自体がかけがえのない時間なんだと思う。たった一日違いでも、状況が天と地ほどの差となるのが釣りの恐ろしいところ。しかしいずれにしても、日曜日よりは土曜日の方が釣れるのは間違いない。オッサンの務めるブラック会社も、早く土曜休みにしてくれんかな〜ちなみにキラキラビーズ作戦ですが、デメリットが目立ったかな。・ビーズが邪魔しているのか、アタリがボヤける・ハリスが絡まる事が多い・根掛かりやすいビーズを付けたからといって、付けないよりも釣れる感じがしなかった。唯一のメリットは軟着底がやりやすかった程度。やはり、釣りの仕掛けはシンプル・イズ・ベスト!余計な安っぽい飾りなど一切付けずに、贅肉を削ぎ落とし、洗練されたキラーアイテムが一番だ!っと、最近ついてきた腹の脂肪を眺めるオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度13回目のハゼ釣りは悪くは無いんだけどテクニカル」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度13回目のハゼ釣りは悪くは無いんだけどテクニカル
    2023年13回目のハゼ釣りは悪くはないがテクニカル2023年8月11日。2023年13回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:晴れ(一瞬雨)釣行時間:5時30分くらい(潮位:70cmほぼ干潮)〜9時30分くらい(潮位:80cm上げ2分)長潮水温:29℃釣果:マハゼ137匹(6.5cm〜13cm)竿:3.5m(清流X 硬調)→2.1m(行雲流水と彩峰?の合体竿)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け本日からお盆休み開始。職種によっては、「こんな書き入れ時で休むなんてとんでもない!」という方もいるだろうが、一般的なサラリーマンは”Obon holiday”開始だと思う。しかし、問題は台風7号。お盆の真っ只中に、日本直撃コースまっしぐら!予報通りなら、日本の真ん中ドテっ腹にズドン!である。なんでも、とても強い勢力のままノロノロやってくるので、大きな被害が出るかも知れません。今年は帰省する方も多いらしいので、帰省先からの帰宅は台風の動きを注視しながら、余裕をもって行動して下さい。オッサンのお盆休みはいつも『天国に一番近い島』ニューカレドニアのコンドミニアムでのんびり…っという事は全く無くて、出かける用事も先立つものもないもんだから、自宅近くだけでモサ〜っとする予定。せっかくの長期休暇だから、ハゼ釣りなんぞしてないでのんびりと…といきたいところだが、昼間はエアコンを稼働させないという鉄の掟があるので、自宅内は灼熱地獄。自宅に居ても死にそうになるので、本日もハゼ釣りという名目の逃避行である。しかし、ハゼ釣りを終えると、ど〜しても帰らなければならない。っという訳で、今も『地獄に一番近い我が家』にて、このブログを製作してるって感じかな!今朝、ふと目が覚めると、まだ朝ぼらけ前で外は暗かった。耳を澄ませば、パラパラと雨音も聞こえる。「今日は雨か…」いつものように、『ハゼ釣り<<<<面倒臭い』になってるんだけど、台風が接近しつつあるので、お盆後半はハゼ釣りが出来ない可能性大。更には、雨のハゼ釣りは釣れる!ので、最近くすぶっていたハゼ釣りも今日は爆釣かもしんまい!っと起き出す。準備完了にて自宅の扉を開けると、雨はどこへやら?ですっかり晴れていた。「せっかくカッパも用意したのに…」また雨が降るかも知れないので、カッパ持参にて釣り場へGo!明け方は雨が降ってたのに、すっかり青空になりやがって、本日も暑くなりそうだ。朝日がまぶしいぜ!いつもの橋から【はぜつき磯】を眺めるが、心なしかハゼ釣り人が少ない気がする。やはりお盆はハゼ釣りどころでないだろ。普通先週からBBQ場は営業開始しているが、宣伝不足もあり客足が遠く、オープンしているのは管理事務所付近のみ。まだここらにはバリケードがしてある管理事務所辺りにはサイトナンバーが立っている。たぶん酔っ払いが倒すと思うが…管理事務所のアメリカンスクールバスには、いつも間にやらコレまたアメリカンなテーブルが!?レッ◯ブルが協賛してるんかね?そんな事よりも、BBQをやるやらないはど〜でもいいんだけど、早く水場を開放してくれんかな?手とか足を洗いたいんだけど、ちゃっかり蛇口ハンドルを外してあって使えんのだが…今、使えなくする意味ってある?【夕やけなぎさ】は相変わらず不人気で、ハゼ釣り人も少ない。まだ釣れてないみたいだね〜所々に常連たちがいるので、本日のハゼ釣りの塩梅を聞いて回るが、揃いも揃って「全然ダメ!」とのこと。むぅ〜、今日もパッとしないか…一昨日あたりはかなり釣れたらしいが、本当にオッサンが来る時ってダメが多いんだよね〜日頃の行いと言われればそれまでだが、オッサンだけが悪いわけでもないと思うが…ハテ?どこで釣ろうかな?10秒ほど長考してやってきたのが、やはり【はぜつき磯】の深場ゾーン。やはり困った時はこちらの方が安パイ。手前の浅場は小ハゼばかりなので、ちょっとでも沖が良いのでは?という読み。困った時の深場ゾーンただこちらは岩場地帯なので、移動に細心の注意が必要。デカい岩場に、フジツボがびっちりついてる岩もあるから、こんな所でズッコケたら怪我じゃすまないよ!マジで!!オッサンもここでコケたことがあって、その時は腕をフジツボ岩に擦って血だらけになったと記憶しております。深場で沖狙いだから、当然ながら長竿からのスタート。長竿といえばコレ餌はベビーボイルホタテ。釣れるハゼが10cm〜だったらアミエビでもいいんだけど、未だに小さいのも多いからホタテ餌になっちゃうな〜釣れるハゼのサイズを問わないホタテ餌水温は29℃を超えてるな。30℃までいくことがあるのかな?浅場とは言え、29℃ってかなり高いよね?本日はカウンターをいつもの100均カウンターに戻しました。やはり使い慣れた100均カウンターがエエな!指に付けるデジタルカウンターも悪くはないんだけど、カウントの度にいちいち目視で指差し確認することになるから、面倒臭かったりするんだよね。カウントする度に”ピッ!”って鳴ったりすれば、確認する必要もないんだけどな〜その点、100均カウンターは”カチャ!”ってしっかり押すから目視しなくて良いし!そして何よりも、デジタルカウンターを付けていると、手が洗えないのがキツイな〜ダボハゼとかを触った後は手がヌルヌルして気持ち悪いから、どうしても洗いたいんだよね。コイツを触った後は手洗い必須後半は巻き返し準備完了にて釣り開始。付けるホタテ餌はちょっと大きめが基本。餌が小さいと喰ってくるハゼが小さいし、釣れるのに時間がかかる。餌サイズはコレくらいが最低ラインまずは適当に落としてみるんだけど、オッサンの場合は真正面よりも少々ズラす事が多い。っというのも、真正面って竿の挙動が見にくい。少しでもズラすと竿先が見やすくなるから、釣っている最中も正面に落とすことは少ないかな。ス〜っと落ちてゆき、スン!と着底。もちろん、着底直前に竿を少し手前に引き、着底すぐのアタリが取れるように準備をしておく。するとすぐにクン!とアタリあり!慌ててアワセるが針に掛からず…しかし、オッサンに居場所を教えたのが運の尽き。すぐに同じスポットに落とすと着底と同時にアタって来て、本日最初のハゼが上がってくる。期待してなかったけど、まぁまぁサイズ連打を狙って同じスポットを攻めるが、次からはハゼがしぼんで8cm程度ばかりになった。ただ、落とす度にハゼがアタっては来るから、他のようにアタリすら遠いという程でもないからヨシとしましょう!しかし、さっきから気になるのが足元。今立っているのは砂地じゃなく岩の上で、フナムシがうじゃうじゃいる。【閲覧注意!】フナムシの群れもうフナムシも見慣れたので、それ自体は何てことないが、オッサンを餌と勘違いしているらしく、時おり肌の露出したオッサンの足を噛んでくる。コレがけっこう痛いし、何かの病原体を持ってそうで、すこぶる不気味である。先日、オッサンが釣り場でズッコケて血だらけになり、岩場に滴り落ちた血にフナムシが群がっていて、それを見て背筋が寒くなった。フナムシって何でも食べる。ソレは人間も例外ではないんだろうな〜ちょっと怖気づいたので、フナムシを避けるために水に立ち込む。コレで安心。とりあえずこれでハゼ釣りに集中出来る。最初は落とせばどこでもアタってきたけど、その内にアタリの範囲が狭くなってきた。恐らくは、ハゼもそれほど多くなく、群れてもいないんだと思う。こうなると、ハゼがアタってくるホットスポットを探すんだけど、今日はこのスポットが小さいな。通常は半径10cmはあるんだけど、今日はその半分くらいだから、ピンポイントで狙わないとアタリが来なかった。ただ、ホットスポットにしっかり落とせばアタってきたから、ソレは正直で良かった。一応、上がればそこそこサイズだったけど、やはり小さいのもいて、それはしょうがないかな…このサイズばかりなら楽しいが…こうなると……まぁ、これはどんな爆釣な時でも起こるから、しょうがないところ…今日も爆釣には程遠いが、飽きない程度には釣れてて、集中していたらスマホが鳴る。この気配は恐らくO氏からだろうて…「コッチは大きいのが入れ喰いだよ〜!」という内容なのは分かりきっているので知らんぷりしてたら、近所で釣っていたH2氏のスマホが鳴る。人の良いH2氏は電話に出てしまうが、やっぱりO氏から案の定の内容だった。こちらがてんでダメなら移動も考えなくもないが、期待しながら移動したら「さっきまで入れ喰いだったのに、今釣れなくなっちゃったよ〜!」がお決まりなパターン。まぁ、こちらもそこそこ楽しめているので放っておく。こっちでもコレくらいは上がってくるし…程なく、釣り船が通る時間になるんだけど、いつもならチャンスタイムで船の大きい波でもハゼがアタってくるが、今日は全然だめでしばらく休憩タイム。この時点で、思ったよりも数が上がってなくて、どこかで取り返さなきゃノルマがやばいぞ!長竿で疲れたのとノルマをこなすために、お次は短竿で数狙い。なんだかんだで一番活躍する竿干潮から潮が上がり始めで釣れる状況ではあるが、本日は長潮なので大きな状況の変化は期待できないのも事実。果たして、手前でも釣れるのか?と思ってたら、意外にもアタリが多く、上がってくるハゼも10cm前後でそこそこサイズ。お〜!釣れんじゃん!!それでもやはりホットスポットは狭くて、しっかり探らないとアタリすら出せない感じ。んで、どうやってアタリを出すのか?ですが、やはり誘いをしっかり出来るかどうか?が大きいと思います。誘いとは、ざっくり説明すると魚に餌を喰わせる動作です。単に餌を動かすのではなく、どういう動きならハゼが餌に興味を持つのか?ハゼ相手の場合は、大きな動きだと逃げてしまうので、そこは優しく小さくが基本。具体的には前回説明した・オモリをパタンパタンと上げ下げ・道糸を左右に振るですが、この誘いは静的な誘いになります。つまり、仕掛けを動かさないで餌だけを動かす誘いです。この誘いが有効なのは、ゴロタ石帯で仕掛けごと動かすと根掛かりする時とか、ピンポイントでしかアタらない時とかです。通常ver.の誘いは、仕掛けごと動かすもっと動的な誘いです。動かすとは言うもののせいぜい2cmくらいで、本日有効だった誘いはオモリを2cmズル引きの誘いでした。「貴様!毎回言ってること違うじゃんかよ!!」とのご意見、痛み入ります。その通りで御座いますが、自然相手の釣りとは臨機応変で、同じ状況なんぞ二度とありまへん!その時々で、どうやったら釣れるか?を追求し続けるのが釣りなのでございやす。という訳で、本日オッサンの誘いのパターンは、?軟着底したら5秒待つ→?2cmズル引きする度に3秒待つ→?ホットスポットに入ったら、道糸を左右に振るが基本の流れでした。落として軟着底直後にアタリを出せれば最高ですが、今日の場合は、せいぜい10回に1回くらいだったかな…しかも、喰いが立っているのは小型が多くて、良型クラスは警戒心が強いので、大人しく誘い、しばらく待ってるとやっと僅かな居喰いのアタリをしてくるのが多い。このクラスは派手にアタって来ないんだよね〜イマイチパッとしないとは言え、さすがに短竿は手返しが良くて、アッという間にノルマを超えてゆく。おひさまも高くなってきて、オッサンが釣っているエリアにも強烈に日差しをぶつけてきたので、そろそろ納竿。4時間粘って137匹と後半巻き返せて良かった!良かった!画像がピンボケで申し訳ないっす!今日は”Obon holiday”初日で気持ちに余裕があったのか、みんな粘って、釣れない割には各々が数を上げて来て、みんなの釣ったハゼを押し付けられたH2氏のクーラーボックスがエラいことになってた。うわ〜!もう嫌がらせだよねそこそこ釣れるレベルになると、それからさらに釣れる釣れない人に分かれてゆくんだけど、その分かれ目って1回を無駄にするかしないかだと思います。無駄な落としなんて一投もない。オッサンは小学校から社会人までサッカーをやってたんだけど、試合中は無駄なスプリント(ダッシュ)なんて一回もなかった。サッカーでは、自分がボールに触ってる時間なんてほんの僅かで、ほとんどはボールタッチの無いダッシュの繰り返し。ボールを貰うためにダッシュを繰り返す時でも、例え10回に1回しかボールが来なくとも、その他の9回は無駄な走りではなく、その1回のための布石になっている。他にもボールが来ないと分かってても、敵をおびき寄せるオトリの動きとかも多い。テレビとかだとボール周辺しか映らないから見えないんだけど、ほとんどの動きはスペースへの走り込みとか、スペースを作るための動きだったり、常に相手との駆け引きをしている。無駄な走りなんてひとつもなくて、全ての動きに意味があり、意志がある。コレはハゼ釣りでも同じ。無駄な一投なんて無くて、全てが一匹のハゼを釣るための伏線。だから、集中してなかったり、意図が明確でない無駄な一投はやるべきではないと思います。釣りって釣り始めは釣れるんだけど、どこかで釣れない時間帯に突入する。ソレは釣れない状況に入ったからという外的な要素もあるけど、ほとんどは自分自身の問題だと思います。かくいうオッサンだってエラそうに御託を並べてますが、やはり後半は集中力を欠くことが多くなります。その証拠に、最初の1時間の倍がその日の釣果になることが多い。コレは、釣りを3時間やっても4時間やってもこの傾向にある。つまり最初の一時間はものすごく集中してるけど、それ以降は最初ほどの集中力でハゼ釣りをしていないからだと思います。人間って長時間集中し続けるのは難しいけど、出来る限りは集中し続けて、真剣に釣りに向き合う方が結果が出るはずです。餌付けに始まり、仕掛けを振り込む強さ・角度、着水させるポイント、着底するまでの仕掛けの挙動、着底させるスピードと角度、誘いの種類と強さ、落としている間は目と手の感覚を研ぎ澄まし、僅かな変化も見逃さない。そしてアワセの角度と強度、掛けたハゼの引きをいなしながらどこまで泳がせるのか?、そして取り込みビクに入れるまで油断は出来ません。この一連の動作全てを意識し続けるのは至難の技でもあります。たかがハゼ釣り。レジャー釣りの代表でアットホームな釣りものだけど、こうやって文字にすると大変な作業してるんだな〜っとつくづく思う。そして他方に、もっとお気楽でもいいぢゃん!と思う自分もいる。次の記事>>>「2023年度14回目のハゼ釣りはポイント選びが!?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度14回目のハゼ釣りはポイント選びが!?
    2023年14回目のハゼ釣りはポイント選びがムズいな2023年8月14日。2023年14回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】天気:晴れ時々雨釣行時間:6時00分くらい(潮位:140cm下げ3分)〜10時00分くらい(潮位:30cm干潮)中潮水温:測ってません!釣果:マハゼ157匹(7cm〜12cm)竿:3.5m(清流X 硬調)→2.1m(行雲流水)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けお盆とは、あなたの知らない世界から一時的に戻ってきたご先祖様の霊を家族とともに迎え入れ、感謝の気持ちを伝えて供養する期間。昨今は『田舎』という響きも希薄になりつつあり、それ故に、ご先祖様から続くお墓という存在自体も消滅しつつある。お盆は田舎に帰省というしきたりも、少なからず無くなってきているらしい。確かに、オッサン側はもう田舎が無くなりました。片や、妻側はまだ強力に残っていて、田舎には親類がうじゃうじゃいるもんだから、オッサンも一昨日から昨日にかけて妻方の田舎に帰省してました。今年は、子どもと休日が合わなかったもんだから、一泊二日の弾丸帰省だった。妻方の田舎だから、さぞ肩身の狭い想いをされて気の毒に…と思われるかもしれませんが、持ち前の図々しさと人懐っこさをフル活用して、あたかも近い親族のような地位をゲット!先方宅へお邪魔した途端に靴下を脱ぎ、上げ膳据え膳で新鮮な野菜やモロコシを頬張り、ゴロンと横になりながら手枕で甲子園を観戦するオッサン。ここ3年はコロナ騒ぎで帰省することができなかったけど、こうして高校野球を観戦しているとあ〜田舎って良いなぁ〜!とつくづく思う瞬間である。でも、親類でもないひとんちなんだけどサ!とは言え、それほどのんびりする暇もなく、ひと通り墓参りや挨拶回りと、”一応”やることはやって来ました。しっかし、暑かった!田舎は標高が高い地域にあり、東京の地獄の暑さから逃れ、爽やかで清々しい高原のフレッシュエアーを期待してたんだけど、今年は田舎でも異常に暑いらしい。まぁ、標高が高いので元々は紫外線はキツめではあったけど、ちょっと今年は厳しいな。それでも日陰に入れば涼いし、朝晩は寒いくらいで、湿度も低いから気持ちが良い。帰ってきて東京の地に降り立った途端、ジメジメとした高湿度で毛穴が全開になるのを実感する。通常なら2〜3泊かけるお盆帰省を1泊に凝縮したもんだから、野球のタイブレークのような短期決戦。だもんで、疲労困憊で帰ったきた。「もう明日のハゼ釣りは考えないで、とにかく身体を休めよう…」と帰宅するやいなや、前から倒れ込むように就寝。実は手前にいるんだな〜んで今朝目覚めると、いつもなら釣り糸を垂れている時間だった。ハテ?どうするべきか…通常なら「もういいから、寝てよう…」なんだけど、「台風が来てるから、明日もハゼ釣りが出来るかどうかはすこぶる怪しい」一番の問題は、ハゼ釣り常連達にお土産を買ってきてしまった事。コイツをさっさと押し付けねばならない。お土産の定番といえば、三角のペナントやタツノオトシゴの砂時計、木刀…etc、etcこんな昭和レトロなお土産も見かけなくなったが、お土産はやはり後腐れのない”消えもの=食い物”に限る。オッサンとしては好物の甘いお菓子系にしたいが、なにせ常連達は年寄りばかりなもんで「食べてたら歯持っていかれた!」だの「入れ歯に挟まって…」だの、因縁つけられてはかなわん!なので、エイジング系(だけどお菓子)をチョイス。コレをさっさと渡してしまおう!の一心で身体を引きずって釣り場へ向かう。「まだ早朝なのに、東京はやっぱり空気がジメジメよどんでいる…」ますます身体がダルくなる。釣り場を見渡す橋から眺めるが、さすがお盆WEEK【はぜつき磯】には5人くらいしかハゼ釣り人がいない。さすがお盆WEEK!さっそくターゲットの常連がいたので、釣りの邪魔をするのも申し訳ないので、停めてあるチャリンコのカゴにサンタクロースの如く、お土産を忍び込ませておく。“Ho-ho-ho!! Merry Christmas!”季節的にも時期的にもサンタとは程遠いが、気分は『聖ニコラウス』オッサンサンタは「さぁ!次の良い子(常連)はどこかな?」と移動開始。次は【夕やけなぎさ】にやって来るが、2人しかハゼ釣り人がいなくて寂しい限りだ。いくらお盆とは言え、コレは少なすぎだろ…寂しすぎね…!?そんなに釣れてないのかね?当然、常連は誰もいないのでサンタも移動。最後にやってきたのは【しおじ磯】実は連絡は来ていて、オッサンがいない時は【しおじ磯】がホットな釣り場になっていたらしい。こちらには残りのターゲット達が揃っていた。到着した途端にオッサンサンタは見つかってしまったので、必然手渡しになった。「お代官様、今回はコレでどうかひとつ…」「お主も悪よのう」「いえいえ、お代官様ほどでは…」「(一同)フォ、フォ、フォ…!」といったアダルトな取引があった訳でもないが、とにかく全部渡せて良かった、良かった。ひとつでも残ったら、持って帰らなにゃ〜ならんからね!っという訳で本日の任務は完了したので、帰宅の途に着く…というのもなんなんで、ついでにハゼ釣りでもしちゃおっかな〜!問題はどこでハゼ釣りするのか?である。お目当てのスポットは今日はダメらしく、常連達が移動を始める時だった。”まったく!オッサンが来る時に限ってダメになるんだよね”んでオッサンはどこでやろうかな?【しおじ磯】内もけっこう変化に富んでいるので、狙いによって釣り糸を垂れるエリアが分かれる。さて、どこに行こうかね?やってきたのは、やはりいつもの深場エリア。ここは良型は期待できないが、安定して数だけは釣れるエリア。深場狙いなので、当然長竿の登場。長竿ならこの一竿未だハゼが小さいらしいので、餌はベビーボイルホタテ。ハゼが大きくなればアミエビもだけど水温は測り忘れたというよりも、測るのが面倒臭かったのでやりませんでした。ハゼ釣りをする前からもう疲れ切っていたので、やってられなかった。まずは最深部から始める。ポチョン!と着水しス〜っとオモリが弧を描いて落ちてゆくが、ココは深さが3m近くあるもんで、なかなか着底しない。スン!と着底し、ハゼのアタリに備えるが、シ〜ン…となんの反応もしない。スンスン…と誘ってみるが、状況変わらず。角度を変えて他も探ってみるが、な〜んも反応が無かった。アレ?ハゼもお盆休みで帰省してるんですかね?残念なことに、正面の3mクラスの深場では全くアタリがなかった。試しに、横方向の2m足らずの手前を探ってみたら、クンクン!とハゼ様の反応あり!「あ〜、コッチにいたんだ!」今期のハゼ釣りは沖方面の深場ばかりだったから、深場にいるもんだと思ってたら、今日は手前にいるらしい。なので、横を向いて手前を攻め始める。アタったスポットに落とすとすぐに喰ってきて、本日の一匹目。まぁ、このサイズだよね〜ハゼがいるところが分かればコッチのもの。今日はお盆週間で他に釣り人が少ないもんだから、長竿で横を向いても迷惑にならない。やっとハゼが釣れ始めるが、サイズは10cmに満たないのばかり。まぁ、しょうがないか…釣れるだけでもヨシとしましょう。でもたま〜に10cmオーバーも上がってくるのが、せめてもの救い。ココらへんばかりならね〜チョロチョロと釣れてはいるが、ふと考える。「この深さなら長竿じゃなくても良くね?」「手返しが遅いから数が上がらないし、なによりも疲れるし」っという訳で、短竿にチェンジ!やっと見つけた爆釣ポイントだったが…本日の短竿は純粋な「行雲流水」短竿で手返し良く!もう型は目をつぶるとして、数だけ稼ぐ作戦。手前とは言え、深場ゾーンなので水深は2mくらいはある。スン…と着底するとすぐに喰ってくる。針掛かりすると、深場なもんだから10cmに満たないハゼでも横走りして面白い。このサイズでも楽しい深場釣り基本的には8〜10cm程度が多いけど、たま〜に10cmオーバーも上がってくるから飽きない。深場でこのクラスが掛かると暴れるぞ!釣れるとは言えハゼが群れてないようで、ひとつのスポットで4〜5匹釣ると、針に掛かりにくい小ハゼばかりになる。こうなると小移動で、次のスポットへ…これを繰り返すと、その内にここら一帯を釣り切ってしまった。ムムム…、また最初に戻るべきか?でも、ハゼが群れていないこの感じだと、戻っても小ハゼばかりだろうて…釣り人はほぼいないので、釣り場はどこでも選び放題。試しに、浅場の様子でも見てみましょうかね?と滅多にやらないエリアにやってくる。ココら辺はもう何年も前にやった記憶があるが、たいして釣れないイメージなんだよな〜と期待しないでやってみると…浅場ゾーンなのでヒザまで水に立ち込み、仕掛けを振込み、着底と同時に竿が一気にひったくられる!通常、竿先をグン!と持っていかれるのは10cmに満たない小さめのハゼが多いけど、竿ごと持っていかれたのでコレは小さくないぞ!油断していたので掛からなかったけど、次で掛けちゃる!全く同じスポットに落とすと同時にまたしてもグン!と派手に竿ごと持っていこうとする。すかさず、アワセると竿がヒュンヒュン!鳴り出して横走りを始める。お〜!良いね〜〜!しばらくいなしながら引きを楽しみ、落ち着いた所で取り込む。上がってきのは12cm程度だけど、まるまる太ったメタボハゼ。ナイスファイト!ココから楽しいハゼ釣り開始!当たり前に10cmオーバーが上がってきて、ナイスファイトをしてくれる。なんだ!こんなところにいたんじゃん!!落とせばどこでもアタって来て、カウンターがフル回転する。コレは期待できるぞ!と思うないなや、遠くから嫌な音がしてくる。漁師の船がやってきた。本日は台風の関係で釣り船は出ないが、漁師は出ていたらしい。深場なら船の波もたいして問題ないが、ココは浅場。マズイな…船の大波で海底の砂が舞い上がり、澄んでいた水が赤茶色に濁る。嫌な予感は的中し、アタリがパッタリ無くなる。チッ!これからだっちゅうのに…諦めて小休憩し、水が落ち着いてからトライしてみる。アタリは無くはないんだけど、先ほどみたいな落とせばどこでもフィーバー!なんて程遠くて、きっちり探さないとアタって来ない。おまけに釣れるハゼも8〜9cm程度にしぼんでしまい、せっかくのやる気が萎えてしまった。一気に暇になったので、ここら一帯を探ってみるが、どこにもフィーバーゾーンは見つからなくて、ますます萎える…もう常連達も帰ってしまったが、オッサンは遅く来たので続行。空の雲行きも怪しいが、まぁ雨が降ってもたいしたことないだろうし、そもそもが水に立ち込む前提の格好をしてるので、多少濡れても気にならない。時おり雨が降ってくるが、青空が見える箇所もあるからすぐに止む。ハゼ釣りの塩梅は相変わらずパッとしなくて、10cm弱クラスがチョロっと釣れる程度。餌のキリが良い所で納竿。4時間で157匹と数だけは揃った。もっと上がると思ったけどな~最初からアソコでやってれば確実に2束はいってたろうけど、釣りにタラレバは禁物で、結果が全て。疲れきった身体を引きずりながら愛車を漕いでいると、あと10分で帰宅という所で土砂降りの雨。チャリに乗ってても雨が痛いくらいで、コレ以上濡れないまで濡れきった。「なんでこうなるかな…」憤りながら、雨宿りする気にもならずにずぶ濡れのまま帰宅。すると雨がピタリと止み、ご丁寧に日差しまで出て来やがって!「なめとんのか!?」粘らないで他の常連達と同じタイミングで帰ってれば、こんなにひとつ残らず濡れなくて済んだものを…否!たぶんそうだったとしても、ずぶ濡れだったと思う。釣りにタラレバは禁物である。次の記事>>>「2023年度15回目のハゼ釣りはどっちかな?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度15回目のハゼ釣りはどっちかな?
    2023年15回目のハゼ釣りは釣れるかどうか?2023年8月15日。2023年15回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】天気:晴れ時々曇釣行時間:6時00分くらい(潮位:165cm下げ2分)〜10時30分くらい(潮位:30cmほぼ干潮)大潮水温:29℃釣果:マハゼ195匹(7cm〜13cm)竿:3.5m(清流X 硬調)→2.0m(そよ風)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け現在、台風7号が近畿地方を縦断中。影響を受けてしまう地域では、被害が少ないことを願うばかりです。けっこう前の予報では、東海から関東地方あたりに直撃だったけど、かなりそれた。それた地方にしてみればホッと胸をなでおろし、直撃な地方にしてみれば「なんでコッチやねん!」と憤る。この世はバランスが取れているので、良い思いの人がいれば、逆に被害者もいる。それたとは言え、こちらでも昨晩〜夜中にかけてかなりの雨が降った。オッサン的には、多少の雨でもハゼ釣りへ強行突破の覚悟でいたから「明日のハゼ釣りはどうなるかな?」と少々心配だった。台風や豪雨など大きな気象現象後の釣りは、どちらかに大きく振れる。爆釣or激渋だいたいが激渋なんだけど、時おりあり得ないような爆釣だったという情報が入る度に、その常識を刺激する。まだ夜中の時間帯でも激しい雨が降っていたから、「釣り場も水潮で厳しいかな…」と思っていた。そもそも「この豪雨で釣りになるんかな?」の方が正解だろう。んで、まだ薄暗い時間帯に目が覚めると、外は静かになっていた。「アレ?雨が止んでる?」と思いながら窓から確認すると、雨どころか晴れ間が見えているではないですか!?これはハゼ釣り行くしかないだろう!しかし問題は何を着ていくのか?だった。予報では雨マークも出ているし、昨日はハゼ釣り帰りに地獄のような土砂降りに直撃され、コレ以上濡れまへん!というくらいにビショ濡れになった。二日連続で濡れてはかなわん!ので、自宅を出る時からカッパを装着し、万全の態勢で出撃。道路には其処此処に水たまりがあり、昨晩の激しい雨を物語っている。しかし、暑い!一応透湿系のカッパではあるが、防水には違いないので爽やかとは程遠く、出発から10分も経たないうちに既に汗だくである。「早く水に立ち込みてぇ〜」の一心で愛車を漕ぐ。空を見上げると、すっかり青空が広がっていて、雨の気配は全くない。こんなに晴れる予報だっけ?「せっかくカッパ着てるんだから、雨降らんかな?」ついつい、雨の神様への雨乞いのおまじないを唱え始める。「ウンディーネ、ガンジ、ガンジ、ガンガンジ…」いつもの橋から【はぜつき磯】を見渡すと、さすがはお盆WEEKの最終にして最大重要日の15日だからか、それとも台風の影響を警戒して自宅待機しているのか、ハゼ釣り人はわずかに3人。ここまで少ないのも見たことないな【夕やけなぎさ】に至っては、たったひとりだけのロンリー・アングラー。おひとり様でよろしかったですか?本日お目当ての釣り場は【しおじ磯】昨日もこの【しおじ磯】でハゼ釣りやってて、釣り人はあまりいないんだけど、釣りの感触は悪くなかったので、本日も継続審議のつもりで連日の調査。まだ誰も釣り人がいない…オッサンが到着すると、既にH2氏とTG氏がいて情報交換中だった。ん〜?H2氏は「今日はハゼ釣りやらない!」と言ってた気がするんだけど…そう言えば【はぜつき磯】にMR氏もいて、MR氏も同じことを言ってた気がする。まぁ、予報に反してお天気になったから、ジッとしてられなかったんだと思う。サツを交わし、それぞれお目当てのポイントに散る。オッサンは迷わず、昨日良型を連発したエリアにやってくる。このエリアは深場ではないんだけど、どうやら沖の方に良型ハゼがいるようなので、本日も長竿からスタート。今日もよろしく!餌はいつものベビーボイルホタテ。今年はいつまで経ってもホタテ餌のまま水温は29℃くらい。さすがに30℃はいかないかな…仕掛けはミャク釣りの胴付き仕掛け。オモリがサビてるが新品だよ!水は澄んでいるとは言わんが、心配していた水潮でもない。いつものように濁ってはいるんだけど、濁りの色が変わった感じ。コレが良いのか悪いのか良く分からんが、まぁ、釣りを始めればハッキリするんだろうて…アタる範囲は狭小いよいよ釣り開始!まずはスタートダッシュを決めたいので、昨日の実績ポイントから攻めるが、アタリなし!角度を変えて何度か入れ直してみるが、シ〜ン…という音が聞こえてきそうなくらいに、な〜んも生命反応が無い。アレ?やはり昨日の雨が影響してるのかな?昨日の記憶を呼び起こしながら、ハゼがアタって来たスポットを丁寧に探る。すると、やっとハゼの反応があった。今期の特徴なんだけど、ハゼが喰ってくる範囲がものすごく狭くて、体感的に直径約10cmくらい。そこを少しでも逸れると全くアタって来なくなる。この10cmを探せるかどうか?が釣果に大きく影響します。そのアタリからどうみても小ハゼなんだけど、まずは本日の一匹目。まずは釣れればいいや!一匹目が上がるとそのエリアを外さなければ、連打が始まる。昨日のような良型が上がり続ける!のではなく、10cm弱クラスばかりなんだけど、とにかく釣れる内に釣っておきましょう!ただ、たまに10cmオーバーも釣れるから楽しくはある。さすがお盆にもなるとハゼも成長してて、そこそこの良型クラスはまるまる太ったハゼも多く、メタボハゼはパワーもあるからナイスファイトをしてくれる。メタボハゼはパワーもあるぜ!釣り始めは小ハゼも多かったけど、その内に10cmオーバーの良型も多く上がり始める。良型が連打になると楽しいね!不思議なもので、一度釣れ始めると、ハゼが釣れるホットスポットがどんどん見つかるようになる。恐らくは、一匹のハゼが餌を喰うことにより、他のハゼ達も刺激され、最終的にはそのエリア全体がサワつき始め、全体のハゼの活性が上がっているからだと思う。とは言え、爆釣という釣れ具合ではないので、丁寧にハゼスポットを探さなきゃならないけどね。ハゼが喰ってくる範囲が狭いので、誘いも派手やるとホットスポットから外れてしまうので、必然小さめの誘いになる。今日有効だったのは、竿をブルブル振動させる誘い。竿を左右に振ると竿先がブルブルと震え、その振動が餌にも伝わるという仕組み。コレもおとなしめではなく、けっこう派手にやる方がハゼの反応が良かった。ブルブルは3往復くらいかな。振った後に竿をピタッと止めると、ハゼのアタリが来るといった塩梅。コレって長竿だとハゼが反応するんだけど、不思議なことに短竿だと無反応なんだよね。なんでだろ?80匹ほど釣り上げたところでH2氏がやってきた。「こっちはどうよ?」「そこそこサイズがそこそこ釣れてますよ!」「あっちはスゴイよ!すぐ手前で10cm以上が入れ喰いだよ!!」「マジ!?」オッサン的には、こちらでも面白かったのでこのままステイでも良かったが、長竿を使っているので手返しがいまいち悪い。短竿なら手返しも早くなるから、数も稼げるし、そもそも良型が入れ喰いだと!?っという訳で移動開始。釣り”あるある”やってきたのは、超浅場エリア。H2氏は朝イチからずっとここでやってて、遠目から見て全然動かなかったから、釣れてんだろうな〜と思っていた。もちろん竿は短竿にチェンジ。本日の短竿は「そよ風」少々柔らかめだから数釣りは苦手さぁ、良型入れ喰いタイム開始!なハズだったがそう甘くはなく、アタリが遠い。いくつか入れ替えてやっとアタって来たが、良型とは程遠いサイズ。良型!?コレも釣りあるある。良型が入れ喰いになり、『この喜びを分かちあおう!』と地獄に咲いた一輪の良心で仲間を呼び寄せると、先程とは打って変わって渋くなる。「アレ〜?さっきまで良かったんだけど…」せっかくの善行が偽善になり、終いには嘘つき呼ばわり。よくある!よくある!と分かっちゃいるが、ど〜にもくすぶるのは否めない。とは言え、ハゼは虚報よりしぼんだが、アタリ自体は多い。このまま短竿で手返し良く釣り上げ、数を稼ぐ作戦に変更。基本的には9cmクラスが多いが、中には報告通りに良型と言えるサイズも上がってくる。このクラスが上がれば申し分ないただ、岩場でもあるのでコイツが邪魔をしてくる。お前はいらんのだが…あと気になったのが、すっぽ抜けが頻発した。確実に針に掛かっているであろうが、そろそろ抜き上げようかな?というタイミングでスポ〜ン!とハゼが外れる。オッサンが使っている針が、スレ針の袖1号だからかもしれないが、コレほど抜けるかな?ありがちなのが、ホタテ餌が団子状になってると針掛かりが浅くなり、抜けることがある。釣れる度に餌をチェンジしてれば問題ないが、手返し重視で何度か連続して使ってると、ホタテの貝柱が丸く固まり団子状になる。こんな感じになるなので、ホタテをマメに付け直すんだけど、それでも抜けるんだよな〜やはり竿かな?今使っている『そよ風』はけっこう柔らかいから、ハゼを掛けた時に暴れ、道糸のテンションが緩くなる瞬間の時間帯が長いのかな?なので、あまりに硬い竿は逆にハゼを弾いてコレまた抜けるんだけど、ある程度は硬めの竿の方が外れにくいと思います。実はオッサンが『そよ風』をあまり使わないのは、この理由もあるんだよね〜本日も昨日に引き続き、台風の影響で釣り船が通らない。常連達は口を揃えて言う。「船が通らないと、全然違うよね!」ハゼの釣れ具合といい、水の濁り具合といい、船が通る度に邪魔をされる不愉快さといい…だもんで、みんな珍しく粘っている。予報に反して、悲しいくらいにお天気で、おひさまも照らしてくる。オッサンの願い虚しく、時おり、数られる程度にポツリポツリと雨が落ちてくる程度。自宅からカッパを着込み「いつでも雨カモ〜ン!」の必勝体制だったけど、全く必要なかった。雨あるあるで、用心深く雨具の用意をしていると降らずに、油断して無防備だと雨に会ったりする。当然、身体はサウナ状態で、服の中は汗がダラダラと滴り落ちる。我慢ならずに納竿。4時間半粘って195匹とあとわずかで2束だったが、ど〜でもいい!ビク内は賑やか!今日は型も揃ったから、釣れたハゼもボリューミーだった。願わくば、どこの釣り場でも数&型が揃えば良いんだけど、なかなかそうもいかないわな〜昨今はハゼも目に見えて少なくなっているので、一か所固定で釣れ続けるという事もほぼ無くなった。なので、小移動を繰り返しながら釣り歩かないと、釣果も厳しい。”一応”ハゼ釣りの最盛期は秋と言われているので、これから釣り場が混んでくるのかな?そうなると動きづらくなるね〜次の記事>>>「2023年度16回目のハゼ釣りは昼間の強風でもなんとか!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度16回目のハゼ釣りは昼間の強風でもなんとか!
    2023年16回目のハゼ釣りは昼間で強風!2023年8月16日。2023年16回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】天気:晴れ釣行時間:8時30分くらい(潮位:100cm下げ5分)〜11時30分くらい(潮位:25cm干潮)大潮水温:29℃釣果:マハゼ147匹(8cm〜12cm)竿:2.1m(行雲流水と彩峰?の合体竿)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けいよいよお盆WEEK最終日。数年ぶりに短期で帰省した以外は、ハゼ釣りしかやってない。「もっと他にやることあんだろ!?」もっともだ。しかし、オッサンはまだマシな方である。ハゼ釣り常連のH2氏やMR氏なんて、”Obon holiday”突入からず〜っと皆勤でハゼ釣り場へ通っていた。MR氏に至っては、来週まで休みが続くらしいので、彼のハゼ釣りLOADはまだまだ続くのでした。そう言えば、MR氏はオッサンが帰省している間に、釣り場でズッコケたらしい。MR氏に「怪我は大丈夫でしたか?」とリップサービスなんだけど、本心はこの時の顛末を聞き出そうとした。すると「みんな勘違いしてるんだけど、アレは転んだんじゃなくて、暑かったから、ちょっとしゃがんでみただけなんだよ!」と小学生並みの言い訳。物は言いようだが、よしんば、暑いからしゃがんでみただけだとしても、分別のある大人の行動ではないよね…そもそもが、お盆期間中休みなくハゼ釣りしている時点で、分別があるとは思えんが…オッサンのように出血ダラダラではなく、「全っ然、大丈夫!」を装ってはいたが、恐らくその時にやったであろう、薄っすらと手に血が滲んでいたのをオッサンは見逃さなかった。オッサンしかり、MR氏しかりで、これだけ場馴れしててもちょっとした油断が怪我を招くので、皆さんも釣り場では慎重に行動するよう心がけて下さい。今朝はちょっと野暮用があったもんで、早朝からのハゼ釣りではなく、かなり遅めの出撃となった。もう通勤時間帯に釣り場へ向けて愛車を漕いでいると、既に仕事が始まっている気配が街中の其処此処から感じられる。「ハァ〜…、オラも明日からまた仕事か…」何十年間仕事していても、このどんより感は慣れることがない。果たして、この世にいるんですかね?「よ〜し!明日から仕事だ!!頑張るぞぉ〜!!!」っと、心躍らせる人が!?もし実在するとして、その人はどんな職種で、どんな役職で、どんな人生だったのか?とても興味がある。もしオッサンがその人と同じ境遇にいたとしても、恐らくは「頑張るぞぇ〜!」っと目を輝かせることは無いと思う。そして、その人はどんな境遇にいても、常にバイタリティ溢れるダイナマイト女子(または男子)なんだと思う。とは言え、その人自身がダイナマイトなだけで、きっと周囲はその熱についていけないし、かえって迷惑な存在で、もうウンザリに違いない。っと、くだらない現実逃避をしながら、いつもの橋から釣り場を眺める。本日は強風が吹き荒れているので、水面が揺れていた。強風だからか、もうこんな時間だからか、ハゼ釣り人は少なくて7〜8人くらい。知っている常連は誰もいない…普通は明日から仕事だからねまぁ、強風は予報通りなんだけど、雨よりも風の方が釣りの障害になるんだよな〜【夕やけなぎさ】にやってくると、こちらは【はぜつき磯】とは打って変わって、いつもよりも釣り人が多かった。昨日はひとりぼっちだったけどっということは、常連たちは【しおじ磯】に違いない。んで【しおじ磯】に行くと、案の定みんな居たんだけど、既にハゼ釣りも終了しダベっていた。止めるの早くね?アレ?いくらなんでも、もう終わりですかい?聞けば「たいして釣れないし、もう疲れちゃったよ!」らしい。ですよね〜!お盆関係なくず〜っとハゼ釣りしてたんだから、『もう飽きた!』が本心だと思う。型も小さいし、数も昨日の半分程度のようである。まぁ、この強風だとかなり釣りずらいから、その釣果はしょうがないだろうな…ハテ?どこで釣り糸垂れようかな?この強風では長竿は使えないだろうから、短竿使用限定のポイントになる。っとなると、今ここでたむろしとる常連たちがやっていたエリアが筆頭候補なんだけど、彼奴らが荒らしまくっただろうから釣れんだろうて…今期、オッサンのハゼ釣り場選定の判断基準は『人の手垢がついてないエリア』今期の傾向として、今までの実績ポイントを辿ってもたいしたことがない印象。なので、人が入ってないであろう釣り場で、フットワーク軽く釣り歩く方が釣果が良い傾向。っという訳で、人がやっていないであろうエリアでやることにする。オッサンがそちらへ向かおうとすると、O氏曰く「アッチは今朝やったらひとつもアタリが無くて、すぐに移動しちゃったよ!」だからこそ行くんだよ!それが狙いなんだからサ!やってきたのは【しおじ磯】の端っこエリア。眼の前は、東京モノレールの大井競馬場駅。ココはかなり注意が必要なエリア。急傾斜の岩場地帯だから、油断すると危険である。明日から仕事が始まる大事な身、オッサンも慎重な移動を心がける。潮位的には短竿を使う頃合いで、これから更に引くから問題なかろうて…使う竿は2.1mの「行雲流水」と「彩峰?」の合体竿。こんな強風の時は柔らかい竿だとアタリが取りづらいので、少々硬めの竿が吉。この竿なら問題なかろう水温は29℃なんだけど、ここらへんが上限なのかな?きっと30℃オーバーは無いのかな?餌は当然ベビーボイルホタテ。ハゼが小さいからまだホタテ餌オンリーな状況仕掛けもいつも通りなんだけど、この強風だとオモリを2号にした方が、アタリが取りやすいかもしんまい。けど、2号のオモリは持ってないんだけどサ。1号オモリだと軽いかな?トンチンカンちん、気にしない〜♪準備完了にて釣り開始。ス〜っと落とすと以外にも浅くて、水深は1m程度かな。するとすぐにアタリあり!一投目で上がってきたのは、まぁしょうがないか…なサイズ。このサイズなら最低限かな次も同じスポットへ!なんだけど、強風に煽られて20cmばかり狙いがズレる。「ズレたけど、喰ってくるかな?」と思ってたら、しっかり喰ってきてくれて、すぐに二匹目。「お!今日はハゼの活性が良いかも知れないぞ!」ここしばらくは、少しでもハゼが釣れるホットスポットからズレると喰って来なかったけど、このズレでも喰ってくるということは期待できる。一投一匹のペースで上がってくるがそれほど長続きせず、だいたい5匹も釣れば針に掛からない小ハゼになるので、次のスポット探し。とは言え、すぐに次も見つかるからありがたい。上がってくる型も悪くなくて、10cm程度がスタンダード。ここらへんが平均サイズ本日は強風対策で、自分の真正面から風下方向のみを探る事になります。風に逆らっても、竿が煽られてアタリなんぞ分からないので、必然、風に乗せるような竿方向になります。だもんで、通常の半分しか探れないので、数mの小移動を繰り返しながらの拾い釣りをすることになります。もうひとつが、道糸のテンションを少し張り気味にして、竿先を見るアタリよりも手元の振動のアタリを分かりやすくする。風に煽られるので、竿先のアタリなんてアテにならないもんで。先述の通り、オモリを重くすればもっと簡単なんだけど、持って来てないんだよね〜こんな感じで風対策をやりながら、小移動を繰り返す。しかし、このエリアは急勾配の岩場なので、移動するにもおっかなびっくりで、しゃがみながら、手をつきながら慎重になる。なにせ、身体ごと持っていかれるような強風が吹き付けてくることもあるので、シャレにならん!チョロチョロと動きながらなんだけど、時には10cmオーバーゾーンを見つけると、良型が連打で上がってくるエリアもある。ここらへんが連打になると楽しいね!釣り上げて手元にハゼを寄せようとするんだけど、風に吹かれてハゼがなかなか手元に近づいてこない。ハゼも諦めているのか知らんが、風に吹かれている時はプラ〜ン…となすがままで身動きしない。ハゼが近づいて来ないんですが…釣りに強風は大敵で、雨なんぞよりもはるかにタチが悪い。だもんで、風が吹くと釣りを止めて帰ってしまう人もいる。こういう厳しい条件の時は心が折れると負けなので、とにかく風を気にしないのが一番だ。周囲に誰もいないのを確認し、おまじないを唱える。「♪トンチンカンちん、トンチンカンちん、気にっしぃない!!。気にしない〜!気にしない〜!気ぃにしないぃ〜〜〜!!♪」かれこれ40年ほど前のアニメ『一休さん』の主題歌。オッサンが気持ちよく歌っていると、いつの間にか背後にO氏が幽霊のように立っていた。うげ!まだ居たんだ!常連はとっくに帰ったと思ってた。オッサンが良型を連打しているのを見て、さすがのO氏も釣り糸を垂れ始めた。しかし、この強風の中、そう簡単に釣れるもんでもない。更に悪いことに、風はますます強くなり、上がってくるハゼもしぼんできた。ハゼがミニマムになっているので、針掛かりも厳しい。以前、このブログのどこかに書いたと思うんだけど、ホタテ餌も付ける時はひと工夫が必要。針を貝柱にこするようにしてフワッ!と付けられればそのままでも良いんだけど、そう簡単にもいかない。だもんで、グサッと貝柱に針を刺したら、望みのボリュームを指で摘んで千切る事も多いと思います。そこからもうひと手間。ホタテ餌の両端を指で潰します。そうすることで、ホタテの両端が水中でフワッ!となり、ハゼへのアピール力が増えるとともに、ホタテエキスがより多く流出するという作戦。更には、針掛かりもより良くなると思います。キュッ!とホタテの両端を潰す本日は条件が厳しいので、様々な手間を掛けながらの釣りになりましたが、餌のキリの良い所で納竿。3時間で147匹と昼間の強風下でよくこれだけ釣ったと、自分で自分を褒めた。良く頑張ったよ!俺!!釣りは自然相手だから、ハゼだけではなく、自然環境とも向き合わなくてはならない。時には、今日みたいな強風でも。良い状況の時に釣り糸を垂れたいのは誰でも同じだけど、悪い状況下の釣り方も模索し続けていかないと、厳しくなると思います。その時の状況任せだけでは、結果を出し続けるのは難しいかな。厳しい時は頑張るおまじない。「トンチンカンちん、トンチンカンちん、気にっしない!」あなたも一曲どうですか?次の記事>>>「2023年度17回目のハゼ釣りは今季初の多摩川羽田遠征」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度18回目のハゼ釣りは4割2分5厘
    2023年18回目のハゼ釣りは4割超え打者だったんだ!2023年8月27日。2023年18回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】天気:曇のち晴れ一瞬雨釣行時間:6時00分くらい(潮位:76cm下げ7分)〜10時00分くらい(潮位:65cm上げ2分)中潮水温:28℃釣果:マハゼ119匹(7.5cm〜13.5cm)竿:2.1m(行雲流水)→3.5m(清流X 硬調)→2.1m(行雲流水)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテ時々アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け4割2分5厘。オッサンの打率だ!っと、いきなり言われても、サッパリ分からないと思う。「いい歳こいて、コイツ野球始めたんか?」と思われるかもしれませんが、野球ではございません。ハゼ釣りの打率でございます。はい?ハゼ釣りで打率とはコレ如何に?ですが、要は【ハゼが釣れた数/竿を上げ下げした数】の割合です。本日は、ハゼが釣れた数は119匹で、竿を上げ下げした回数は280回。つまり、119÷280=0.425なので、4割2分5厘というわけです。野球で言うところの打率とは、厳密には【打率 = ヒット数 ÷ 打席数−(犠打 + 犠飛 + 四死球)】なのですが、ハゼ釣りで犠打とかファーボールないしなぁ…まぁ、ハゼを掛け損ねてのポッチャ!はファールとか、ダボハゼとかの外道が釣れたら犠打、針が自分に引っ掛かったらデッドボールみたいな気がしないでもない。こう考えると、『ストライク=餌を取られる』とか『ボール=アタリ無し!』とか、いろいろと考えたりするが、キリがないので止めておきます。先週は多摩川羽田ポイントへの遠征で、けっこう釣れたし、型も良かったしで面白いハゼ釣りになりました。本日は潮回りの関係で羽田では釣りにならんので、いつものホームグラウンド『大井ふ頭中央海浜公園』でございます。問題はどこで釣り糸垂れるか?だ。大井ふ頭中央海浜公園には、【はぜつき磯】・【夕やけなぎさ】・【しおじ磯】・【みどりが浜】と大きく4つの釣り場がある。【夕やけなぎさ】と【みどりが浜】は、オッサンはあまり好きではないのでオミット。となると【はぜつき磯】or【しおじ磯】の二択になるが、どちらも甲乙つけ難い。一昨日と昨日の釣果はすこぶる良かったようなので、どちらの釣り場でも釣りになるだろうて。更に頭を悩ませるのが、各釣り場の中のどのエリアでやるのか?である。なまじっか、各釣り場を細かく知ってるもんだから”こういう状況の時はこのエリアで…”と頭を悩ませる。釣れる釣れないなんて、実際に釣り糸垂れないと分からないんだけど、できれば、釣れるところからスタートダッシュを決めたいのが人情だ。まぁ、釣り場でいろいろ情報を集めてから考えよう!と、至極マットーな結論に落ち着く。いつものように寝坊気味で自宅を出発し、半居眠り運転で愛車を漕いでいると、後方から聞き慣れたベルの音がする。O氏である。O氏も腰痛のせいなのか、最近は釣り場に来るのが遅くて、オッサン並みになっている。まぁ、この御方はたいして釣りをしないもんだから、早く来ようが遅く来ようが変わらないんだけども…ここからはO氏と一緒に仲良く現場に向かう…なんて事は全く無い。O氏はオッサンよりも半馬身でも早く先に到着したいようで、信号無視やスピードオーバーといった数々の交通違反を駆使して、オッサンの前を立ち漕ぎで走ってゆく。O氏のケツを拝みながら思う。「人間って、歳とって円熟するなんて絶対無ぇ〜な!」コレはO氏のみならず、様々な高齢者を見てきたオッサンの真理である。人間の精神年齢って、どこかの年齢(人によって違うんだけど、たぶん30代か40代のどこか)を頂点として放物線を描くものと確信している。若い頃がアホなのは当然として、頂点を過ぎると、再びアホになってゆくのである。しかし、頂点を過ぎたアホはタチが悪い。若い頃は純粋に自分の欲求に従ったり、思慮が足りないがためのパッパラパー言動である。ソコには、体当たりと迂闊さを混ぜ返したような哀愁が漂っていて、見ているこちらとしても、許容し、手を差し伸べようと共感できる想いが込み上げる。しかし、頂点を過ぎた場合は、共感や救済なんて微塵も発生しない。なまじっか長生きしてるもんだから、教訓めいた言葉や哲学的な言い回しを会話にブチ込んで来ては、『仙人のように人生を達観した私』を演出してくる。まぁ、たいていは薄っぺらい上、ソレを使用する環境もタイミングも悪い。「なに言ってんだ、コイツ?」と思われてしまうバッドタイミングで、「どこかで使ってやろう!」と仕込んできた言い回しを発表してしまうのである。言葉自体は問題ないんだけど、ソレを発するタイミングが悪い。このように、せっかくのいい言葉も重い告白も、環境を考えなければ大笑いの素になってしまうのである。とは言え、オッサンも大笑いの素世代で、いつものようにこのブログもくだらん話で長くなって申し訳ないです。釣れれば型は悪くない。釣れればね!いつもの橋から【はぜつき磯】を見渡すが、思っていたよりも釣り人が少ない。ん〜?昨日はハゼが釣れたみたいだから、もっと釣り人が多いと思ったけど…ハゼ釣り人少ないな…何人か知ってる常連さんがいたので、ハゼ釣りの塩梅を伺うが、「釣れないし、小さい…」とのこと。うげ!、やっぱり日曜日だね〜釣れない小さいのダブルアタック一応、【夕やけなぎさ】の様子も見に行ってみる。あ、BBQ場はオープンしてるんだけど、未だ半分も開放してない。予約が入らないらしいけど、そりゃ〜マトモに宣伝してないんだから無理っしょ!You tubeやTikTokなどを活用すりゃ〜いいのに…と思うが、行政だと出来ないのかな?ほぼ開店休業状態のようですが…【夕やけなぎさ】は地道にハゼ釣り人が増えているな〜まぁ、いよいよハゼ釣り本番のシーズンに入ってきたからね。とは言え、まだまだ少ないいつもの常連はこちらにも居ないので、彼奴らは【しおじ磯】だろうて。O氏も未だに【夕やけなぎさ】をウロウロしている。ほぼ同時に釣り場に到着したんだけど、オッサンもO氏もいろんな常連釣り人と話し込んでるもんだから、いつまで経っても釣りにならない。やはり本日は【しおじ磯】が釣りになりそうなので、そちらへ向かう。【しおじ磯】に到着すると、そこそこの釣り人が居て、いつもの常連たちもズラリと並んで釣り糸を垂れていた。さぞかし釣れるんだろうと思ってたら、やはりこちらも「釣れない&小さい」らしい。ハゼ釣り人は多いけどね~ハテ?どこで釣りしようかな?常連たちが並んでいるところではやる気にならんので、なるべく人目を避けた端っこに来てみた。こちらでは既にT氏がやってたんだけど、T氏の釣りをしばらく眺めていたら、やはりこちらでも「……」ダメだ!とてもやる気にならんので、反対側の端っこにやって来た。もう動くのは面倒臭いので、こちらで覚悟を決めて釣りの準備。まずはカウンターを装着。本日は竿を落とし込む回数を数えなくちゃならんので、指に装着するタイプのカウンターも持ってきた。このカウンターは防水ではないので、うっかり水に浸けないように気をつけなくては。うっかり注意!もちろん腰には釣ったハゼ用のカウンターも装着で、ダブルカウンターアタック!な装備。まずは手前からの様子見なので、竿は短い2.1mの『行雲流水』から。手前で釣れれば簡単だが餌はボイルホタテとアミエビなんだけど、釣れるハゼが小さいとホタテオンリーになるかな?先週の余りのエサ仕掛けはいつものハリス3cmの胴付き仕掛けなんだけど、実はハリスを付ける位置に違いがある。道糸に結び目を作ってハリスが動かないようにしてるんだけど、実はその結び目を3つ作っているんです。一番下は、オモリ用のチチワ結び用の結び目。その1cm上にふたつ目。更に、その1cm上にもうひとつ結び目を作ってるんです。通常なら、下からふたつ目の結び目で完結するんですが、オッサンはその時の釣れ具合によって一番上にハリスを付けることもあります。一番上は喰いが良い時用になります。ハゼって地べたでボケ〜っとしているイメージかもしれませんが、餌を活発に喰う時ってけっこう浮き上がってくるんです。なので、喰いが良い時は上に針を付けて、浮き上がったハゼが餌を喰ったまま下に落ちてゆき、自動的に針掛かりするというイメージ。もともと、この仕掛けはエサが底から浮いているのですが、エサをより高くすることによって、より針掛かりを良くするのと、よりハッキリとアタリを取るためにこうしています。まぁ、本日は残念ながら、少々厳しそうなので下段にハリスを装着ですが…まずは下段からか…一応、水温は28℃です。一応ね!んだば!釣り開始。適当に投げるが、指のカウンターを押し忘れないようにね!ス〜っと仕掛けが落ちて着底するが、案の定、なんの音沙汰もない…ひと通り誘ってみるが、音沙汰なし…「フッ…、こんなもんか…」何度か角度を変えて入れ直すんだけど、アタらねぇ〜な〜…いつもは「そのうちにアタるっしょ!」と気にしないんだけど、今日は落とし込みをカウントしてるもんだから、無駄な一投をしたくないんだよね〜心なしか、いつもよりも丁寧に誘っては、喰わせる時間を長めにとってしまうオッサン。しばらくジ〜っとしていると、やっと僅かなアタリが!?アワセるとしっかり掛かって、本日の一匹目。まぁ、このサイズならね!釣れたらお腰のカウンターをカチリ!とね。一匹釣れれば爆釣開始!という事は全く無くて、本日はハゼが群れてないようなので、数匹拾ったら次のホットスポットを探さなければならない。コレがなかなか見つからないんだ!とりあえず、今の立ち位置から3か所くらいは見つかるんだけど、ソレもかな〜り丁寧に探らないと見逃してしまうくらいに狭いスポット。コレじゃ〜周りも釣れないわけだ…オッサンは3mくらいの小移動を繰り返して、ハゼがアタってくるホットスポットを探し出す。こんな日は、1か所で粘っても数が伸びないからね〜アタリが遠いとは言え、上がってくればそこそこ良い型なので楽しい。型が良いので針掛かりも良好だから、アタリに気づけばハゼは釣れる。型が良いから楽しいね〜竿先を派手に持ってゆくのは小ハゼなんだけど、本日の良型クラスは、いつにも増して大人しいアタリ方をしてくる。竿先を1cmス〜っと拝ませるくらいのアタリなので、集中してないと掛けるのは難しいかな。小ハゼに限って派手なんだよねここら辺のアタリなんて竿先に出ないよ本日は難しい釣りだけど、時には入れ喰いタイムもあって楽しいが、遠くから嫌な音がしてくる。釣り船が通過する時間になった。チッ!せっかく楽しくなってきたのに…と思ってたら、釣り船がUターンして戻ってゆくではありませんか!?あれ?何やってんだ?と思ったら、後で聞いたんだけど、どうやらコマセを忘れたらしくて取りに帰ったらしい。コマセを持ってこなきゃ〜釣りにならんだろ!そんなんで大丈夫かよ?んで戻ってきた釣り船が通過し、大波でやはり海底の砂がめちゃくちゃに舞い上がり、そしてハゼが釣れなくなる。ダメだこりゃ〜。こんな時にはやることはひとつ。休憩じゃ!まさかの4割超え休憩しながら釣り船をやり過ごしていると、ある常連がやって来た。あまり釣れなかったらしく、ハゼが欲しいようだったのでオッサンのハゼをおすそ分け。まずは朝からの分。50匹釣り船が通り過ぎたようなので、ハゼ釣り再開ですが、未だ手前の水は濁ったままなので、沖なら少しはマシだろうで長竿登場。長竿はいつものコイツ濁りの沖を狙うが、どうにもアタリが遠い…たま〜にアタっては来るが、ハゼがしぼんでしまったらしい。しばらく長竿で粘ってみるがどうにも改善しないので、フットワーク重視で、また短い2.1mの竿に戻す。本日はハゼ釣りイベントをやっているので、【しおじ磯】のセンターエリアはファミリーハゼ釣りでごった返している。どうみても釣れそうにない状況&どうみても釣れそうにない釣リアイテムの群れで、遠目から見ても釣れなくてかわいそうになるが、まぁしょうがないよね!そんな状況なので、常連達は追いやられて、釣り場の端っこでズラリ並んで釣れない釣りを楽しんでいるようだった。オッサンはその風情を遠くから楽しく眺めていたが、こっちも釣れないんですけど…ウロウロしながら、しぼんだハゼを拾いまくる。やはり、釣り人の密度が高いとハゼは小さめになる傾向。当然、その反対もしかりなので、オッサン的には釣り人が居ないエリアをチョロチョロと動き回る。なので、小ハゼも拾うが良型ハゼも拾い歩く。探せば良型もいますよ〜一向にハゼ釣りの調子は上がりそうもないので、納竿になる。4時間で119匹となんとかノルマは達成程度。おかわり分昨日とは打って変わっての渋いハゼ釣りでした。特に後半は、落としてすぐにアタって来る事もなくて、誘っては長めに止めてを繰り返して、やっとアタってくる感じでした。オッサン的には、ふたつのカウンターをカチャカチャやってたから、けっこう忙しなかった。無駄な投入をすると打率が悪くなるもんだから、気を使ってたな〜小さいエサ取りハゼがアタって来ると一気に投入回数を持っていかれるから、どこで見切るのか?が難しかった。何度落としてもアタっては来るんだけど、針に掛からない奴なんて「お前はヤクルトの宮本丈(みやもとたけし)か!?」と憤った。※宮本 丈:一振りに懸ける燕の打撃職人。代打の出場機会が多いが、バッターとして粘りまくるので相手ピッチャーが嫌がる存在。『ピッチャーに投げるだけ投げさせる粘りのバッティングで、最後にはファーボールで歩かせる』みたいなハゼもいやがって、ふざけんな!!きっとプロ野球選手ってこんな感じなのかな?無駄な打席なんて無いんだろうけど、一打席一打席が結果(=稼ぎ)に直結してるんだろうから、塁に出ればチャリン!とお金が入り、出なければ減給…プレイをしながら、頭の中で金勘定が常に行われるシビアな世界。ハゼ釣りをしながら、チャリン!チャリン!とお金の鳴る音が脳内を響き渡るオッサン。でも、4割2分5厘という打率は意外だった。今回初めて落とし込みの回数をカウントしてみて、実際は280回だったけど、もっと多く竿を振り込んでいるもんだと思っていた。まぁ、その時の状況によって違うんだろうけど、今日は長めに喰わせないとアタって来なかったから、必然、落とし込む回数も少ない方な気がした。打率も3割か、もしかしたら2.5割くらいと予想していたんだけど、思いの外の4割バッターなオッサン。今までの日本のプロ野球の歴史上、4割バッターはいないから、まさかオッサンが!?※MLBではひとり4割バッターがいるんですよね。そして2023年のMLBでは、マーリンズのルイス・アラエス内野手が、82年ぶりの4割バッターへ期待が高まっているそうな。まぁ、入れ喰いの時なんて10割が続くしな〜このカウント作戦を続けていれば、何かしらの傾向が見えてくるような気もするが、気忙しいし、落ち着かないのでやってられんわな〜自動的にカウントしてくれるアイテムって無いもんかな?今日は【しおじ磯】と【夕やけなぎさ】でハゼ釣りイベントをやっていたから、釣り場は賑やかだった。いつも思うんだけど、この手のイベントの時って釣れない時が多いんだよね…せっかく釣り場に集まって、みんな頑張っているんだけど、頑張ったところで釣れないものは釣れない。なんか可哀想になっちゃうんだよね〜もうオッサンが乱入して釣ってあげよう!とまで思うんだけど、確か2022年にディズニーランドのパレードに乱入して捕まり、ランドを出禁になった無職のオッサンみたいな扱いを受けそうなので止めておいた。次の記事>>>「2023年度19回目のハゼ釣りは早朝の追跡者」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度20回目のハゼ釣りは手強い見釣り
    2023年20回目のハゼ釣りは手強い見釣り2023年9月10日。2023年20回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】→【夕やけなぎさ】天気:晴れ釣行時間:6時00分くらい(潮位:76cm下げ7分)〜10時00分くらい(潮位:65cm上げ2分)中潮水温:26℃釣果:マハゼ100匹(8cm〜13cm)竿:3.5m(清流X 硬調)→2.1m(行雲流水)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けまだ暑いとは言え、いくばくか秋の気配が漂ってきている。ハゼ釣りにおいても数釣りの夏シーズンが過ぎつつあり、いよいよ型狙いにシフトチェンジ。とは言え、2023年は数もまともに上がらなかった。例年なら2束なんて当たり前で、釣れる日は3束も狙えるくらいなんだけど、今期はやっと2束いくかどうか程度…数も釣れないし、ハゼも小さいし…とくすぶっている内に、もう秋の気配である。今年の夏は異常な暑さだったので、夜通しエアコンを付けてないと眠れない日々。なんだけど、エアコンで寝ていると翌朝は身体がすこぶるダルいし、冷房で乾燥するのか喉がイガイガで調子も悪い。しかし、やっと夜は涼しくなり、なんとかエアコン無しで眠れる日も増えてきた。おかげさまで、そんな日は気持ちよく熟睡できる。っという訳で、いつものように朝寝坊の日曜日。目が覚めると、もうハゼ釣りしてなきゃならない時間だった。「ハァ〜、今日もハゼ釣り行くのか…」否、別にハゼ釣りが嫌いなわけじゃなくて、釣り場まで移動するのが面倒臭いだけなんです。「誰か『どこでもドア』作ってくれねぇかな〜」と子供じみた発想を真剣に考えるオッサン。ちなみに『どこでもドア』の公式価格は64万円だそうな。ドラえもんのひみつ道具は公式に値段が決まってて、タイムマシン120万円、もしもボックス62万円、タケコプター1万5千円などなど。ドラミちゃんの本体価格は100万円で、ドラえもんに至ってはなんと20万円の激安価格でございます。まぁ、この価格は1980年代のお値段だから、今現在で換算すると、消費者物価指数を基準にすれば約4.3倍になります。こう考えると、ひみつ道具もホイホイ気軽に買えるシロモノという訳でもなく、何を買うのか考えてしまう。タケコプターあたりなら気軽とは言えんが、お手軽価格だけど、その他はそれなりの出費でローン組まないと買えんな。ロボ本体も考えもので、メンテナンスとか餌とかやらないと動かなくなりそうだし、そもそも家にあんな物体がウロウロしているのも邪魔くさい。だけど、ロボ本体が居ないとひみつ道具売りません!というセット販売となれば、かなりの出費だぞ!?とは言え、やはり『どこでもドア』はかなり魅力的なお買い物だな〜っと思ってたら、ある調査でも一番欲しいと思うひみつ道具はダントツで『どこでもドア』という結果だったらしい。旅は行き先だけではなく、その道中もお楽しみのひとつと言われるが、昨今はそんな時間的・金銭的・心の余裕も無いもんだから、せわしない。っという訳で、目的至上主義の成れの果てが『どこでもドア』という選択なんだろうと思う。ちなみに例えば『どこでもドア』を使って富士山の頂上に行きたいとする。気圧の違いでドアを開けた途端に大惨事。よしんば、ドア部にバリア的なものが張られていたとしても、そのバリアを通過した途端に低酸素で急性高山病は必至でしょう。っと、いつものようにくだらん話で引っ張って申し訳ないです。全く無反応なハゼ夜は秋近しなもんで、天使の眠りを貪るオッサンは熟睡で、いつものように朝寝坊。身体にバラ鞭打って起き出し、ハゼ釣りアイテムを愛車にぶち込んで出発。先週は自転車違反でお巡りに追いかけられたが、今週は慎重に周囲を見渡しながらの違反運転なので、ポリスチェイスは無かった。いつものようにハゼ釣り現場が見えてくるが、既に15人くらいは釣り糸を垂れていた。この時間にもうハゼ釣りしているということは、この人たちは暗いうちから釣り場にいたんだと思う。すげぇ〜やる気!常連がいたのでハゼの塩梅を聞いてみるが「アタリも少なくて小さい…」らしい。コレが「良型が爆釣だよ!」だったら、ウロウロしないで迷わず「お隣りにお邪魔します!」なんだけど、厳しいとなると、ひと通り他の釣り場の様子を見に行くことになる。なんとなくなんだけど、その時の釣り場の雰囲気で良さげな気配というのがあって、オッサンはこんな曖昧な感じで釣り場を決めています。【はぜつき磯】【夕やけなぎさ】【しおじ磯】をひと通りパトロールしたんだけど、どうにも空気が良くない。今日は難しいな…【夕やけなぎさ】は閑古鳥【しおじ磯】もどうもパッとしないちなみにBBQ場はポツリポツリお客さんが来始めているらしい。ボチボチ利用されているようだ今期の傾向として、こういう厳しい時でも、どこかしらで爆釣とまではいかないがホイホイハゼが釣れるスポットがある。ただ、そんなスポットはとても狭い範囲。宝くじ的なスポットに当たれば楽しいハゼ釣りになるんだけど、ホンの4〜5mお隣りはアタリすら無い…という事がけっこうあったりする。「んじゃ〜、どこにそんなのあるんだよ?」なんですが、それば分かればコッチが教えて欲しいくらいだ。実際に釣り糸垂れてみなくちゃ分からんよ!そんなもんは。よしんば、釣り糸垂れた所で狭小なお宝スポットを飛ばして探ってたりしていたら、文字通り宝の持ち腐れ…「絶対にどこかに爆釣スポットがあるハズ!」と丁寧に探っても、ハズレばかりもザラなこの業界。かなり厳しいハゼ釣りになりそうな本日は、運とやる気と根気が試される博打のようなハゼ釣りになりそうだ。ハテ?オッサンはどこでハゼ釣りすっかな?ウロウロした挙げ句、結局は一番最初の【はぜつき磯】の深場に戻ってきた。こちらでは既にTZ氏、T氏、H2氏、MT氏が釣り糸を垂れていて、厳しいながらも良型のハゼも上がっているらしい。皆さん2m程度の竿で足元狙いのようだった。そこで!オッサンはいつもの長竿で沖狙いにて爆釣を目論むのでした。長竿使ってオッサンだけ爆釣って感じ!厳しい時の餌は、ベビーボイルホタテ。ホタテ餌ならいろいろ出来るし仕掛けはいつも通り。もらったオモリはまだ健在水温は26℃でだんだんと水温が下がってきている。夏も終わりに近づいてるね水に入るとちょっと冷たいと感じる季節になってきた。ちょっと前は気持ち良い!だったのにでは釣り開始。すぐ足元狙いの常連たちを横目に、ブ〜〜〜ン!と長竿で沖狙い。ス〜っと仕掛けが落ちてゆき着底。「さぁ、ハゼ爆釣来い!」とアタリを待ち構えるが、見事に裏切られ全く音沙汰なし!誘っても、角度を変えて入れ直してもな〜んの反応も無い!!ポイント選択間違ったかな?と開始5分で移動。やってきたのは安定の実績ポイントなんだけど、こちらも無反応…「うわ〜マズイな…」とちょっと移動していると、大量の良型ハゼが浅場の岩陰からサ〜っと逃げるのが見えた!「あ〜、こういうことか!?」ハゼは沖ではなく手前にいる、しかもかなりの浅場に。他の常連たちが手前狙いだったのはこういう事だったんだ!天の邪鬼で欲深いオッサンは沖狙いで数を数を稼ぐ作戦だったが、あの大量なハゼを見てすぐに竿をチェンジ。2.1mで手前狙いに切り替えるすぐに手前狙いに切り替え、逃げたハゼが居ると思われるゾーンを集中的に攻める。「全然喰って来ない」と聞いてたんだけど、オッサンが攻めているゾーンはガンガンに喰ってきている。ここらへんのサイズがポイポイ釣れる!アッという間に30匹ほど釣り上げると、パタ!っとアタリが遠のく。コレはハゼ釣りあるあるで、まだハゼは居るんだけど全く喰わなくなる現象。その場を荒らしたもんだからハゼがスレるのか、潮の影響なのか、どこに落としても無反応。しょうがないので、小移動を繰り返しながらポツリポツリと拾っていくんだけど、ひとつのスポットで釣れ続けるなんてなくて、一匹一匹違うエリアから上がってくるだけ。釣れればこのサイズだけど…「こりゃ〜厳しいな…」と思ってたら釣り船が通過する時間になり、ポツリポツリすら釣れなくなった。休憩じゃ!かなりテクニカルな見釣り常連たちが集まり反省会&情報会議。本日はどこも似たりよったりで、ハゼはいるんだけど口を使わないらしい。休憩後、ダメ元で【夕やけなぎさ】にやってくる。この時間になると【夕やけなぎさ】はファミリーフィッシングが多くて、常連らしき姿はほとんど見られない。オッサンは、ファミリーの邪魔にならないように端っこの方にて。ファミリーの楽しそうな黄色いはしゃぎ声を遠耳に、オッサンポツンと一軒家で、仲間外れ感を満喫しながらのハゼ釣り。こちらのゾーンは岩場でちょっと危ないので、ファミリーも近寄らない。見ると、岩の上に良型のハゼがうじゃうじゃいる。「コレが全部やる気があればな〜…」ハゼが見えると釣り人としてはテンションが上がるが、見えるのと釣れるのは別問題。往々にして、ハゼが岩の上に乗っている時は、喰わない時が多い。ス〜っとハゼの目の前に餌を落としてみるが、案の定、ハゼは知らんぷり。しつこく口元に餌を踊らせてみるが、”プイ!”とそっぽを向いて逃げてゆく始末。「こんチクショ〜!ご丁寧に尾びれで餌を蹴りやがって!!」こういう時は!っというような魔法はなくて、とにかく喰ってくるハゼを探すしかないのである。多くのハゼは無反応なんだけど、たま〜に奇特なハゼがいて、口を使ってしまう奴がいる。そのハゼを皮切りに、他のハゼも反応して釣れ始めるという事態を作るのである。とにかく最初の地雷になる一匹目を探す。仕掛けを落とす狙いは、岩に囲まれた平場。岩陰よりも平場の方が360度目立つから。平場のセンターに餌を落とすと、無反応なハゼを押しのけるように、岩陰から餌に突進してくるハゼがいる。そいつが地雷ハゼ。(←勝手にネーミング)そいつは間違いなく餌に喰い付き、針に掛けると暴れてホタテ餌を撒き散らす。その散ったホタテがコマセになって、無反応だったハゼが餌に反応するようになる。こういう時によく見えるんだけど、針が付いた餌には反応しないのに、フリーな餌は喰ってくるんですよね。つまり、魚には針もハリスも見えているという証拠なんだと思います。一旦活性が上がると、その周囲のハゼが反応するようになるので、釣れなくなるまで集中的にそのスポットを攻めます。きっかけはマハゼじゃなくて、ダボハゼでも良いんです。とにかく、ホタテコマセを撒き散らかして、そのスポットをザワつかせてくれればいいのである。こんな調子で、釣り続け爆釣とはいかないけど、楽しいハゼ釣りが続く。こちらでも型は良いんだよね〜気をつけるべきは、餌は大きめということと、ホタテの左右端を指で潰し、水中でフワリと広がるようにして目立たせること。この状態は、基本的に活性が良くないので、口を使って来るハゼを一発で仕留めないとセカンド・チャンスは無いと思ったほうが良いです。なので、針掛かり重視。掛かり重視というと、餌を小さめに付ける方がいるかも知れないですが、オッサン的には逆です。餌を大きめに付けることによって、バク!と大きなお口で咥えこむようにするべきだと思います。この餌だともう小さいですよ!エサが大きいと口からはみ出るので、コマセ効果もアップ!とにかくハゼ釣りの餌は大きめが吉です。おひさまが高く登ってきた時間まで粘り、意地で1束のノルマまで持ってゆき納竿。4時間で100匹ジャスト。意地の1束しかし、今日は難しかったな〜オッサンは見釣りは好きではないんだけど、今日はそんな事も言ってられなくて…見釣りって簡単って思われるかもしれませんが、全くそんな事はなくて、結構テクニカルなんですよね〜ハゼが見えるということは超浅場になるから、落とし込みのスピードとか、アワセのタイミングとか。ハゼが喰って来るのが見えている分、お互いの手の内が分かってる中での攻防になる。とりわけ、今日の見釣りは難しかった!どこに落とすのか?どいつが地雷ハゼになるのか?どうやってそのスポットの活性を上げるのか?etc、etc…でも、たまにはこんな見釣りもやってみるもんだと思った。実は今回のブログ記事が遅れた理由が、ハゼ釣り後にH2氏にお呼ばれ頂き、ハゼを肴に飲んだくれてその日中にブログ作業しなかったもんで…H2氏はハゼ釣り現場でハゼを捌いてたんだけど、この作業が異常に早いんだ!100匹なんて10分かからないよ!腹の内側の黒い部分はホースの『カクサン』でやれば一瞬でキレイになるらしい。『カクサン』で一瞬だ!すげぇ〜キレイになるH2氏はみんなからハゼを貰い、毎回何百匹という数になって「いつも大変だな〜」っと同情してたんだけど、この作業を見てたら案外なんとなるもんだと思った。とは言え、さすがに毎回毎回大量のハゼを持って帰ってくるもんだから、かみさんに『冷凍庫に入らないから持ってくんな!』令が出たらしい。世の中、そう上手くはいかないもんですな〜次の記事>>>「2023年度21回目のハゼ釣りはこの時期に穴釣り!?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度23回目のハゼ釣りはダメは分かっちゃいるが…
    2023年23回目のハゼ釣りはダメは覚悟で…2023年9月23日。2023年23回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】→【しおじ磯】→【はぜつき磯】天気:雨時々曇り釣行時間:6時00分くらい(潮位:70cm上げ2分)〜11時00分くらい(潮位:149cm上げ8分)小潮水温:25℃釣果:マハゼ70匹(8cm〜12cm)竿:2.1(行雲流水)→3.5m(清流X 硬調)→2.1m(行雲流水)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテ少しだけアミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け今朝、目が覚めるとまだ雨音がしていた。昨日から結構な雨が降り続いてて、この降り方だとハゼ釣り場は雨水が大量に混ざる、いわゆる『水潮』は確実だろうて。水潮になるとハゼは釣れない。かと言って、他に釣り場も見当たらない。今日の潮回りだと多摩川は釣りにならんし、【秘密の花園2】ははるか彼方の釣り場で、雨天では行く気にもならん。なので、オッサンちから一番近いハゼ釣りのホームグラウンド【大井ふ頭中央海浜公園】に行くしかない。どうせ雨だし!先週は大井ふ頭中央海浜公園にハゼ大量死事件が発生。詳しくはこちらから↓『自然の猛威、大雨の後のハゼ釣り場が大変な被害に』(youtubeの動画に飛びます)※動画内に【閲覧注意】とあります。あくまで自己責任でお願いします。コレは大井ふ頭中央海浜公園のみならず、この近辺のハゼ釣り場において同様の事態となり、2023年のハゼ釣りは終了か!?と御近所のハゼ釣り界隈を賑わせているとか、いないとか…あれから一週間経過し、毎日のようにハゼ釣り場に通っているO氏情報によれば、ハゼは釣れなくもないらしい。アッという間に全滅し、アッという間に回復する。自然の脅威である。っという訳で、本日は大井ふ頭中央海浜公園のハゼがどれくらい回復したのか?の調査がメインテーマ。こんなテーマを掲げるくらいなので、当然釣果は期待できない。大量死のリハビリと大量の雨が混ざった水潮、しかもその雨がずっと降り続いているという、釣れないジェットストリームアタック!ダメなハゼ釣り三連星である。今日は、釣果を期待できないハゼ釣り必至だ!昨日、釣りに持参しようと用意したカッパは、自宅を出る時に着込む。カッパの中はほぼアンダーウェアなので、雨が上がったからと言って、現場でカッパを脱ぐ事は出来ない、雨天のみ覚悟のスタイル。自宅を出発し「カッパ暑いだろうな…」と思ってたら、意外にも少し寒いくらいで、秋の訪れを感じてたんだけど、釣り場に到着する頃にはしっかり汗をかいていた。釣り場が見える橋から眺めると、案の定、文句のつけようのない水潮だった。やっぱりだ〜!「だよな〜…」分かっちゃいるけど、いざ現実を目の当たりにすると力が抜ける。既にH2氏とMR氏が釣り糸を垂れていたので、ハゼ釣りの塩梅を伺うと「まだ始めたばかりだけど釣れてるよ!3匹だけど!!」という微妙なレスポンス。どちらにも転びそうな微妙な状況…とりあえず、いつものように【夕やけなぎさ】の様子も見に行く。雨だからか、先週の大量死の影響なのか、ハゼ釣り人は5人程の大盛況。全く釣れてない雰囲気ちなみにBBQ場受付が派手になっていた。まぁ、地道なトライアル・アンド・エラーで頑張ってくれ!としか言いようがない。コレまた微妙な横断幕【夕やけなぎさ】は死んでいたので【はぜつき磯】に戻る。H2氏、MR氏がやっているゾーンでオッサンも準備に取り掛かる。やはり【はぜつき磯】の方が期待できる先行者によると手前の方で釣れているらしいので、オッサンも短竿をご用意。今日は本物の『行雲流水』餌はベビーボイルホタテと予備でアミエビ。仕掛けはいつもの胴突き仕掛け。この仕掛けの画像ではいつもアミエビ餌を針に付けているのが多いけど、これはアミエビを信用しているからにあらず!本来ならホタテ餌でスタートダッシュをかましたいんだけど、釣り始めはいつもホタテ餌がまだ凍っているので、使いものにならず。ホタテが解凍されるまで、アミエビで時間稼ぎしているだけです。ホタテは解凍中水温は25℃で、だんだん冷たくなりつつあります。季節は移り変わるんだね〜極小なホットスポット準備完了にてハゼ釣り開始!と水に立ち込むと、けっこう冷たくて萎える。思ったより冷っこいぜ!ここは、釣れればそこそこのサイズが期待できる深場エリア。さぁ!爆釣来い!!のオッサンの意気込みはフルスイングの空振り。ハゼの反応が全くないのでした。どこに落としても、誘っても誘っても、し〜〜〜んんんん…という音が聞こえてきそうなくらいに音沙汰なし!うわ〜、やっぱり釣れないよね…水潮だからなのか?大量死からのダメージが未だ尾を引いてるのか?それでもしつこく落とし続けているとやっとアタって来たんだけど、ナイスサイズとは程遠く…このサイズかよ〜…アタって来るエリアは極小で半径10cm程度、それを外すと全くアタリがない。小移動を繰り返しながら、チョロチョロと一匹ずつ小ハゼを拾ってゆくが、一向にサイズアップしない。くすぶっていると、突然真後ろからオッサンを呼ぶ声がする。ニャンキュッパJr.だ!こいつがニャンキュッパJr.コイツはこの釣り場で生活している野良ぬこ。今シーズンから見かけるまだ子猫で、『ニャンキュッパJr.』はオッサンが勝手にネーミング。初代ニャンキュッパは、ハゼの穴釣り場【秘密の花園】で出会った野良ぬこ。オッサンが釣り場で出会ったぬこの中で、ダントツに仲良くなった奴。2シーズンくらいは一緒に穴釣りを楽しんだが、ある年から姿を見かけなくなった。けっこう歳だったから誰かに引き取られたとは考えにくく、恐らくはどこかで野垂れ死んだか、動物愛護センターに拉致されたか…初代『ニャンキュッパ』Jr.と初代ニャンキュッパとは全く繋がりはなく、単に白茶柄というだけが共通点。ニャンキュッパJr.はまだ痩せてるんだけど、前はもっとガリガリに痩せてて、「すぐに死んじゃうんじゃないか?」と釣り仲間で心配していた。野良なので警戒心がとても強くて、餌をあげても喰ってるんだか喰ってないんだかな感じだった。まぁ、餌と言っても釣ったハゼだけど…ところが、ニャンキュッパJr.も「このままではオラ死んじまう!」と悟ったのか知らんが、ちょっと前から突然愛想が良くなった!ハゼをあげると目の前でバクバク喰い始め、呼ぶとニャーニャーお返事しながら近寄ってきて身体をスリスリしてくる。「貴様には野良のプライドがないんか!?」と問い詰めたら、「プライドで腹は膨れんわぃ!」とオッサンが隠し持っていたチュールを要求してきやがった!”おためごかし”作戦が功を奏したようで、釣り人ならず近所のオバサンからも餌をもらい、挙げ句の果ては『保護したい!』との申し出もあるらしい。おかげさまで身体も大きく太りはじめて、毛並みも良くなってきた。人間社会でも猫社会でも、世知辛いこの世を生き抜くには、柔らかい人(猫)当たりである。っという訳で、オッサンもニャンキュッパJr.に釣り上げた貴重なハゼをあげてしまうのでした。貴重な高級魚を10匹ほど献上本日は全然ハゼが釣れないのでとても貴重なんだけど、調子に乗ってビクの中のハゼを全部あげてしまい、ビクは空っぽだ。ハテ?困ったぞ!空っぽのビクでは、このブログを見ている厳しい読者は納得してくれんだろうて…「いや、ニャンキュッパJr.が…」と言い訳しても許してくれんだろう。なんとか挽回せにゃ〜ならんので、お次はオッサンとっておきの実績ポイントへ移動。本当は朝イチからここでやりたかったけど、他の釣り人が入ってたのでいなくなるのを待っていた。案の定釣れなかったようで、すぐに居なくなってくれて良かった、良かった。んで、オッサンがやると釣れるんですね〜!ちゃんと釣れるにょ!ココは狙いどころが決まってて、ソコ以外は余程ハゼの活性が良い時以外は釣れないんですね〜ここから挽回スタート!入れ喰いとはいかないけど、本日の激渋の状況なら釣れるだけでもありがたい。とは言え、いつもよりもちょっとアタリが遠いな…落としてから2〜3回くらいは誘い、しかも5〜10秒くらいは動かさないでジ〜っとしているとやっと喰ってくるといった塩梅。こんな釣れ具合だけど、釣れれば10cmオーバーだから楽しい。これくらいがスタンダードサイズこの”寄りすがりポイント”で良型を30匹ほど稼いだが、釣り船が通過した途端に釣れなくなった。「チッ!釣れるときに限ってコレだ!」ハテ?次はどうするか?他の常連たちは【夕やけなぎさ】に居たんだけど、オッサンは単独で【しおじ磯】に移動する。コレが地獄行きとは知らずに…【しおじ磯】は【はぜつき磯】や【夕やけなぎさ】に比べてポイントの様相にバリエーションがある。超浅場から3mの深場、砂地からゴロタ石帯や牡蠣殻地帯などなど…なので、どこかしらで釣れるエリアがあるはず。深場も探る予定だから、竿は長竿にチェンジ。いつもの長竿本日はハゼの回復度を調査するテーマなもんだから、こちらは通り一遍、片っ端から探ってみることにする。大雑把とは言え、ほぼ全域を探ってみたけど、アレだけ探ってもハゼが釣れたのはたった一ヶ所だけ…しかも直径10cm程度の範囲だけだった。しかもいまいちサイズだし…ソコだけが10匹程度の入れ喰いで、その他は全くの無反応だった。う〜ん…、どういうことなんだろ?単発でも、もっとアタリがあっても良さそうだけど…【しおじ磯】で時間を無駄にし、この時点でそろそろ帰宅時間になっていた。「もう今日は釣れそうもないので、帰ろうかな…」この時点でやっと40匹を超えた程度…どこで釣れるん?再び【はぜつき磯】に戻ってくると、もう納竿してダベってると思っていた常連たちは、まだ粘っていた。聞けば「釣れてるよ!」との事。「ハイ?釣れてるですと!?」ちょうど潮位が良い塩梅になって、ハゼの活性が上がってきたらしい。チキショ〜!またハズレ引いちまったい!!オッサンも慌てて常連たちに並んで釣り糸を垂れてみるが、アタリ無いんですけど…どうやら超浅場にハゼが居るらしく、オッサンもやってみると確かにすぐ足元からハゼが釣れてくる。なんだけど、どうにも小ハゼで面白くない。と、オッサンの頭の上に豆電球がピカリと光る。「こんな足元で釣れるなら、実績ポイントでやればもっと良型が入れ喰いじゃね?」瞬間移動でお目当てのエリアに移動。すると予想通り、10数cmの良型サイズがポイポイ釣れる。一ヶ所で7〜8匹は上がってきて、次のポイントも比較的容易に見つかるから、ずっと釣れ続けるイメージ。ここから一気に挽回なハズだったけど、もう既に長時間の釣行で他の常連たちは納竿。オッサンも今日は雨の中、けっこうな移動距離をウロチョロしていたので疲労困憊。釣り場で無理をして転んだりしたら、普通の怪我では済まないので納竿。5時間粘って70匹ちょうど。10匹ほどニャンキュッパJr.にあげたから少ないな…今日厳しかったのは、水潮の影響が大きかったかな。局地的に釣れるスポットはあったし、釣れる条件さえ揃えばしっかり釣れていたので、ハゼ大量死の影響はもう回復していると思います。自然ってスゴイな〜!コレは渋い時に限らずなんだけど、釣れる釣れないの問題はどこで釣り糸垂れるか?ですね〜釣りは【一場所、二餌、三に腕】と言ったりしますが、言い得て妙です。もっと言えば『場所>>>>>餌=腕』といった感じ。とにかく『どこで釣るのか?』が最重要で最上級な釣れる条件になります。オッサンもこのブログで、餌だの仕掛けだの誘いだの散々偉そうに御託を並べてますが、そんなのは取るに足らない馬の骨程度のお話。んな事よりも、今この状況ではどこで釣り糸を垂れるのか?の方が遥かに大事だし、コレさえ間違わなければ絶対と言い切って良いくらいに釣れます。言わずもがな、こんな事は全ての釣り人が頭では分かってるんだけど、いざ釣り場に来ると「前はこのポイントで爆釣したな!」とか「この潮ならこのポイントが釣れるんだよね!」と決めつけ、「絶対ココで釣れるハズだ〜!」っと釣れないくせに動こうとしないLove is blind。とは言え、どこで釣れるか?が分かれば誰も苦労しないし、それが分からないから釣りは面白いのである。次の記事>>>「2023年度24回目のハゼ釣りはう〜んなんだかな…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度24回目のハゼ釣りはう〜んなんだかな…
    2023年24回目のハゼ釣りはどうにもこうにも…2023年9月24日。2023年24回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】→【はぜつき磯】天気:曇のち晴れ釣行時間:6時00分くらい(潮位:63cm干潮)〜10時00分くらい(潮位:111cm上げ5分)長潮水温:23℃釣果:マハゼ84匹(8cm〜13.5cm)竿:2.1(行雲流水)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテちょっぴりアミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けもう9月も終盤に入っているが、ハゼ釣りも最後の追い込み時期になるのかな?少々歯切れの悪いモノ言いになってしまうのは、オッサンのハゼ釣りは秋で終わりではなく、むしろ、これからが本番を迎えようとしているから。のべ竿を使って浅場を狙うテンプレート的なハゼ釣りは、だいたい9月くらいまでだと思う。数もそこそこ上がり、サイズも10数cmが釣れる時期だから、釣り味も食材としても楽しい時期が今頃。なハズなんだけど、昨今の大井ふ頭中央海浜公園のハゼ釣りは、ハゼはどこに行ったんじゃい?と聞きたくなる釣果となっている。けっして釣れない訳じゃないんですよ!しっかり粘ってハゼが居るスポットを探し当てれば釣れるんですが、適当に落とせばハゼが喰ってくるというには程遠い。最近の傾向として、朝マズメのいわゆる釣れる時間帯のアタリがもの凄く遠くて、昼間の時間帯になってくるとハゼが釣れ始める感じ。しかも、釣れるスポットがコレまたもの凄く狭くて「ここらへん!」と表現する一帯ではなく、本当に手のひらサイズの1点だったりする。なので、テクニカルというよりは、もう宝くじ的な、のるかそるかな釣り物になっている。伝説の山師と言われたオッサンとしては、誰でもホイホイ釣れるよりも、このように鬼が出るか蛇が出るか分からない乾坤一擲な釣りの方が血が騒ぐのだが、ハゼ釣りでここまで苦労するのも考えものである。やっと地獄のような暑さが過ぎたので、釣り場にはファミリーフィッシングが多く繰り出してきた。あわよくば晩御飯の一品のノリでハゼ釣りに来てるんだろうけど、昨今の厳しいハゼ釣りでは、一品どころかやっと釣れた一匹の小ハゼを家族全員で分かち合う、『一杯のかけそば』的な寒風吹きすさぶ食卓風景…ちなみに一杯のかけそばはその昔ブームになり、映画とかにもなったんだけど、案の定、懐疑論が出てきた。・「閉店間際であれば、その日の売れ残りがあって、店主が融通をきかせて人数分出すことができたのでは?」・「1972年であればインスタント麺や普通の食料品店で買える茹で蕎麦があって、それらは150円のかけそばよりも安く購入できたハズ」挙句の果ては「冬の札幌で夜遅くに子供を連れて来店するのは流石に不憫だろ!」などなど。余計なお世話とはこの事である。金があろうが無かろうが、この親子は一杯のそばを皆で分かち合う事に家族の絆を見出し、お店もその事情を察して一杯だけを提供していると思う。このように、サービスを提供する側とされる側の阿吽の呼吸こそが『おもてなし』の精神である。インバウンド客を目当てのくだらん過剰サービスは、おもてなしとは程遠い、ただの自己満足なマ◯タベだ。っと、少々鼻息が荒くなって申し訳ないです。んでなんだっけ?そう、ハゼが釣れない話だった。そんな訳で本日も厳しいハゼ釣りになりましたとさ。アタリ少なし、掛かりも甘しやっと記録的な暑さが過ぎたと思ったら、昨晩なんてタオルケット一枚で寝ていたら寒いくらいだった。寒さで夜中に何度も目が覚め、「このままでは凍死してまう!」と思ってたら、もう起きなきゃならない時間になっていた。昨日は雨天のハゼ釣りだったのでカッパを着込んでたんだけど、今朝は寒いくらいだったので、防寒目的で昨日の魚臭いカッパをもう一度着込んで出発。今日は雨は降ってないけど、昨日よりも寒いくらいだった。釣り場が見える橋に差し掛かり、本日の現場をチェック。風がけっこう吹いてて水面には波が立っているが、昨日の水潮はすっかり無くなっていた。ハゼ釣り人が10人以上はいて、終わりゆくハゼ釣りが名残惜しいのかな?水潮は無いが風が強いな端っこでT氏が釣り糸を垂れてて、さっそく野良ぬこ『ニャンキュッパJr.』に取り憑かれていた。本日のターゲットはT氏らしいオッサンが近寄るとニャンキュッパJr.がご挨拶に来てくれた。懐いてくれて良かった良かったまだまだ子猫だし、かなり痩せこけているから、このままだと恐らくは厳しい冬は越せないだろうと思われる。早く保護して欲しいんだけど、保護オバサンの都合もあるからどうなるやら…【はぜつき磯】にはズラリと常連たちが居たんだけど、ハゼ釣りの塩梅は「釣れなくはないが…」といった印象。昨日のような水潮ではないけれど、どうにもハゼのご機嫌が良くないようだ。どこでやろうかな?と迷っているうちに【夕やけなぎさ】まで来てしまった。こちらは相変わらず釣れる気がしない。絶対釣れないだろうな…もうこの勢いで【しおじ磯】に行ってみることにする。昨日も【しおじ磯】でやってみたんだけど、どこもかしこも釣れなくて玉砕した。「昨日は水潮だったからダメだったけど、今日は昨日のリバウンドで爆釣カモしんまい!」という釣り人特有のお花畑思考。【しおじ磯】にもそこそこのハゼ釣り人が居たんだけど、だいたいがファミリーな感じ。しばらく他の釣り人を眺めてたんだけど、釣れてないな〜う〜ん、厳しいかな?まぁ、せっかくここまで来たので、とりあえずハゼ釣りでもしましょかね?やって来たのは、【しおじ磯】の中でも今シーズンからオッサンが凝っているエリア。良い時はけっこう良型が上がってくるんだけど、ダメな時はど〜しようもない、ってコレはどこでも同じか…本日は風がそこそこ吹いてて、長竿だと風に煽られるから短竿で勝負。今日はちゃんとした『行雲流水』餌はベビーボイルホタテとアミエビなんだけど、ほぼホタテだけだろうな…今期はアミエビ餌の釣れ方ではない仕掛けは言わずもがな、いつもの胴付き仕掛け。着色オモリは貰いもの水温は23℃と今期一番の冷え込み。昨晩は寒かったからね〜まずは適当なところからスタート。そのエリアの一投目とか、ハゼがアタってくる場所を探る時は、付ける餌は大きめにしています。ハゼの活性が良くない時は、餌サイズはてきめんですよ!特にここ最近は活性が良くないので、ハゼがしっかりアタックしてくる餌の大きさにしておかないと、せっかくハゼが居るのに見逃すことになり、もったいないです。最低でもこのくらいの餌付けさぁ、一丁爆釣しちゃおっかな〜!とのオッサンの気合いは、本日も大きくフルスイングの空振り。昨日に引き続き、本日も音沙汰なしなのでした。「昨日の今日で、そううまくもいかないか…」『着底してから5秒待つ→2cm引きずる→5秒待つ→2cm引きずる→5秒待つ』をワンセットで、コレを自分が立っている場所から角度を変えて8か所くらい丁寧に探ってるんだけど、アタらないな〜コレでアタらないなら、ハゼが居ないか喰い気が無いか…まぁ、最近はハゼが釣れるホットスポットは、手のひらくらいの範囲しかないから見逃してる事もなきにしもあらずだが、これ以上丁寧にはやってられんし…しばらくくすぶっていると、やっと待望のアタリが来た!アタって来た箇所はやはり浅場。そうなんだよな〜、ここ最近は深さがせいぜい30〜40cm程度の浅場でしかアタらないんだよね。更には喰いが浅くて、針に掛からなかったり、掛かっても手元に来る前にポチャ!と落ちることが多発する。最初の一匹目も、三回目でやっと針掛かりして上がってきた。やっと釣れたよ〜一匹釣れればそこを集中的に攻めれば連打になるんだけど、掛からなかったりポチャ!で素直に釣れてくれない。せっかく貴重なホットスポットを見つけても、逃してばかりではもったいない!浅場とは言え、釣れれば10数cmサイズばかりだから、釣りとしては面白い。このサイズが上がってくるから楽しいね!どこでも落とせば良いという訳ではなくて、ちゃんと狙いを決めないと時間を無駄にします。今日は岩に囲まれた平場でアタって来ることが多い。んだけど、水潮の濁りが無くなったから水自体は澄んでいるが、風があるから水面が波打ってて水中が良く見えんがな!こういう時は、なるべく自分の視点を高くすると見やすくなります。つまり、沈んでいる岩に乗れば良いのですが、気をつけないと岩が転がったり、滑ったりするので乗る前はキチンと確認してください。誰しも経験はあると思いますが、一度は転びます。それでも、ハゼを釣るためなら危険を顧みず岩に乗り続けるのが、一匹でも多くハゼを釣る近道です!っという程のことでもないが…連打とは言え、せいぜい数匹程度で移動しながら拾ってゆくしかない。なかなかアタって来なくて、しばらくぶりにやっとアタって来た!と思ったら、コイツだったりする。ダボはいらんがな!まぁ、岩場だからダボもいるわな〜なんとか拾ってはいるが、思ったよりもアタリが少ないし、けっこう掛け損ねたり、ポチャ!が多くて憤る。もうこのエリアも探りきったところで、釣り船が通過し始めたので釣り場移動。浅場勝負なので、船の大きな立波後は全く期待できない。この移動時間を利用して移動し、釣り場が落ち着くのを待つことにする。この時点で僅か20匹でトホホ…入れ喰いタイムだけど…やって来たのは【はぜつき磯】お目当てのエリアには先客さんがいてどうにも入れない。釣り場は早いもん勝ちが鉄則。しょうがないので近所で適当にやってみるが、やはり釣れないですな〜どうしよっかな…また移動すべきか?とも思うが、本日はどのエリアもパッとしなくて、常連たちもあっち行ったりこっち行ったりの右往左往状態。「アソコが空けばな〜」っと先客さんに目力で『はよ立ち去れ!』念を送ってみるが、敵もさることながらでなかなか動かない。見ているとやはりその人も釣れてないんだけど、「ソコはそれじゃ〜、釣れないんだよな〜」っともどかしい。いっそのことオッサンが乱入して演技指導してやろうかと思ってたら、諦めたらしく、持ち場を去っていった。瞬間移動でそのエリアに陣取る。「ココはこうやるんじゃ〜!」と一投目からナイスサイズが釣れてくる。ちゃんとやればちゃんと釣れるここから一気に挽回開始。ほぼ入れ喰いで、上がってくるハゼも10cmオーバーは当然の当たり前!オッサンの手とカウンターがフル回転。こちらも浅場だから、とにかくハゼが途切れないよう餌は大きめに付けて、周りからハゼを集める。あと、場が荒れてハゼが散ってしまうので、できる限り掛け損ねには気をつける。いつもよりも慎重に取り込みたいので、針に掛けたらしばらく泳がせてハゼを疲れさせ、グッタリしたところで安全に取り込む。このサイズでも慎重にとは言え、そう簡単にもいかなくて、掛け損ねやポチャ!も頻発。挙句の果てにゃ〜、掴んだハゼがピュ!って逃げ出したりと、ハゼが元気過ぎて意図しないリリースもあり。まぁ、良型揃いだからハゼも元気が良いね!良型はパワーがある!しばらく釣れ続けてたんだけど、根掛かりで仕掛けをロストし、直しているホンのちょっとの間から戻ってきたら全然釣れなくなっていた。マジか〜、終わった…コレってハゼ釣りあるあるで、ホンの僅かな時間でも状況がガラリと変わることがあります。ハゼが餌に興味がある時間はごく僅かで、スレたり餌に飽きるのが早いのもハゼの特徴と言えます。その時間を与えないよう、餌付けはできる限り早くし、餌を投入し続けるのが数を稼ぐ上で必須条件となります。針を飲み込まれて針外しでチンタラやってたり、ましてや根掛かりロストなんぞは問題外だ!爆釣タイム終了…その後はチョロチョロ程度にしか釣れなくて、やむなく納竿。4時間で84匹と始めの激渋からは挽回したが、一束やりたかったな〜全体的に良型揃い今日はけっこうポチャが多かったから、アレを取り込んでたら一束はいってたんだけど、タラレバ言ってもしょうがないですね。この程度がオッサンの実力です。しかし、釣り場も一気に秋の気配。今日なんて風が吹いてたからというのもあったけど、カッパ着てても寒いくらいでした。足元なんてサンダルで立ち込んでたから、陸に上がると足が冷たいくらいで、水に入っている方が暖かかった。殺人的に暑かった夏の日差しも、今日は優しく暖かく感じられた。もう水に立ち込む季節も終わりになってきたかな?毎週のように通ったハゼ釣り場も、いよいよ終わりが見えてきました。終わりが見えてくると寂しいな〜次の記事>>>「2023年度25回目のハゼ釣りは玉砕の多摩川」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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