2023年度21回目のハゼ釣りはこの時期に穴釣り!?

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2023年21回目のハゼ釣りはなんでこの時期に穴釣り?

2023年9月17日。

2023年21回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:【秘密の花園2】(ハゼの穴釣り場)

天気:晴れ

釣行時間:6時00分くらい(潮位:203cm満潮)〜10時00分くらい(潮位:112cm下げ6分)中潮

水温:27℃

釣果:マハゼ68匹(6.5cm〜17.5cm)

 

竿:2.1m(行雲流水)→1.5m(行雲流水)

道糸:ナイロン1.5号

ハリス:ホンテロン0.6号

ハリ:袖スレ1号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:ベビーボイルホタテ&アミエビ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

本日のハゼ釣りはタイトル通り、ハゼの穴釣りです。

 

穴釣りとはご存知のように、岩と岩の隙間に仕掛けを落とし、その中に潜むハゼを釣り上げるハゼにとっては迷惑な釣法。

 

そんな場所にひっそりと隠れて生活しているハゼは、シーバスやチヌなどの捕食者の魔の手から逃れ、ホッとしているであろうに…

 

爪に火を灯すように細々と暮らしているハゼを、コレでもかと追いかけて釣り上げてしまおう!という無慈悲なこの釣りもの。

 

ハゼの穴釣りは、季節的にはもっと寒くなってくる晩秋〜冬の釣りものになる。

 

その頃になると、ハゼも10cm代後半〜大きいものになると20cmオーバーも顔を出すくらいになり、夏ハゼとは全く違った重量級の引きを見せてくれる。

 

んがしかし、そう簡単にホイホイ釣れるものでもないので、穴釣りまでやってしまう釣り人は余程の変わり者である。

 

まだ暑い日もあるこの時期にやっても釣れなくはないが、重量級とは程遠いサイズ。

 

だもんで、夏が続いているこの時期に穴釣りをやるなんて全くのナンセンスである。

 

「んじゃ〜、なんで穴釣りやるんだよ!?」ですが、のっぴきならない理由がありまして…

 

実は、いつもの大井ふ頭中央海浜公園の釣り場に大事件が起きまして…

 

一昨日の大雨の影響なのか、昨日の大井ふ頭中央海浜公園のハゼ釣り場に異変が発生!

 

O氏の言葉を借りて表現すれば「ハゼが死んでる!」だった。

 

 

いつものように土曜日も仕事に勤しむオッサンに、O氏からSNSにてハゼの釣果報告が入る。

 

そこには「ハゼが死んでる!」の一言。

 

オッサンは「しょうがねぇな〜、またいつものように釣れなかったんだろうな〜。死んでるのはO氏の方だよ!」とこの時まではお気楽に受け流していた。

 

しかし、その後の電話連絡で大井ふ頭中央海浜公園の異変を知る事になる。

 

なんでも、釣り場に重油みたいな油が押し寄せていて、水底もヘドロっぽくなり、ニオイもある。

 

ハゼは酸欠状態で口をパクパクして、波打ち際には大量のハゼが瀕死の状態で横たわっているとのこと。

 

半世紀以上ハゼ釣りを見つめてきたO氏すらも「あんなのは初めて見たよ!」な大事件らしい。

 

当然、釣りになるわけもない。

 

中にはそんな瀕死のハゼを網とかで捕まえて、持って帰るツワモノもいたらしいが、そんな怪しいハゼを食べるなんて恐ろしい。

 

オッサンは実際に見ていないんだけど、釣り仲間が動画を撮っているので、興味のある方は確認してみて下さい。

『自然の猛威、大雨の後のハゼ釣り場が大変な被害に』(youtubeの動画に飛びます)

※動画内に【閲覧注意】とあります。あくまで自己責任でお願いします。

 

 

っという訳で、せっかくの連休にも関わらず、ハゼ釣りのホームグラウンド『大井ふ頭中央海浜公園』では釣りにならず。

 

ハテ?どうしようか?と途方に暮れていると、ハゼの穴釣り場【秘密の花園2】では釣れているらしいとの情報が。

 

どんな世界にも変わり者がいて、こんなトンチンカンな時期にも穴釣りをやっているハゼ釣り人がいる。

 

その情報によると、どうやら型も良くて数も上がっているらしい。

 

オッサン的には、「あの釣り場は穴釣りの本格的なシーズンまで温めておこう!」と思っていた。

 

とは言え、他に調子の良さげなハゼ釣り場も見当たらないし、まぁ、ちょっと様子見でも行きましょか?のノリで行ってみることにした。

 

 

ちなみに、今回のハゼの穴釣り場は【秘密の花園2】となっている。

 

まぁ、オッサンが勝手にネーミングしているんだけど、残念ながら釣り場はご紹介できません。

 

知る人ぞ知る釣り場なんだけど、穴釣り場ってキャパシティが決まっているので、大勢のハゼ釣り人が押し寄せたら釣り場が荒れる為、ご了承下さい。

 

当然、”2”があるということは”1”もあります。

 

ソコも違う穴釣り場になりますが、同じ理由により釣り場は秘密でございます。

やはり季節外れの穴釣りは厳しいな

約半年ぶりに【秘密の花園2】へ向かうが、ココはオッサンちから一番遠い現場。

 

一応スタートダッシュをかましたいので、オッサンには珍しく、まだ暗いうちから起き出して出発。

 

愛車で約1時間弱の道のりをチンタラと漕ぐ。

 

オッサンの愛車はもう27年ほど乗っているクラシック・バイシクーなもんで、ライトがタイヤに発電機を押し付けるリムダイナモタイプ。

 

ナイスミドル世代以上は経験してると思うが、このタイプはライトオンすると漕ぐのが重いんだ!

 

ダイナモがウィ〜ン、ウィ〜ン鳴って、「今、オレ発電してるんだな!」という実感が湧く。

 

ライトの球もLEDなんて明るくおしゃれなシロモノではなく、暗くてオレンジ色の豆電球…

 

最近は白くて明るいLEDライトばかりで、バイク?と思って近づいてくると自転車だったりする。

 

オッサンみたいな豆電球ライトはほとんど見かけなくなったな〜

 

別に好きでやってるんじゃなくて、夜はほとんど自転車に乗らないから、LEDライトの必要性がないだけなんだけど…

 

 

自家発電しながら、ハゼ釣り現場に到着する頃はすっかり朝になっていた。

 

もう既にO氏、H2氏、MR氏の自転車が置いてある。

 

本日のオッサンは精一杯の早起きで来たんだけど、「もっと早く来ているとは!」

 

ちなみに、この輩も大井ふ頭のあぶれ者だ。

 

久しぶりにやって来た【秘密の花園2】なんだけど、今現在は満潮時間なので潮位が高い。

 

おまけに妙に水が濁っていて、狙うべき穴がよく見えないぞ!

 

一応、ハゼがいるラインというのがあって、結構下の方なんだけど、今現在の状況だと全く狙えないな…

満潮&水の濁りで厳しそうだ!

 

まぁ、潮が下がってくればなんとかなるだろうて…

 

通常の穴釣りなら1.5mの短い竿を使うんだけど、今現在は潮位が高く沖の穴狙いになるので2.1mの竿から始める。

まずは沖穴狙いなので

 

仕掛けはいつもの胴付き仕掛け。

 

穴釣りって、狭い穴の中に入れるもんだから、直線的な中通しオモリの仕掛けの人が多いけど、オッサン的には胴突き仕掛けでも根掛かり率は変わらないと思っているので、使い慣れた方にて。

 

餌はベビーボイルホタテとアミエビなんだけど、両方ともに何度か冷凍&解凍を繰り返しているので、ニオイがキツイし、感触がボソボソなので使いづらそうだ。

いつもの胴付き仕掛け

 

水温は27℃。

そう言えば、30℃超えたことないな

 

まずは試しに、穴ではなく沖の岩と平場の境目に落としてみる。

 

着底と同時にすぐにアタリあり!

 

針に掛からなかったけど、小さいな…

 

次で掛けたけど、やっぱりなサイズ。

まぁ、このサイズだよね…

 

とは言え、一投目でアタってきたからハゼは濃いのかな?

 

次も同じスポットを狙ってみるが音沙汰なし…

 

入れ直していると、まぁまぁサイズが上がってきた!

尾びれがハチワレ君

 

何度か岩と平場のヘチをやってみたが、どうにもパッとしない。

 

なので、穴を狙ってみるって、そもそもが穴釣りに来てるんだし!

 

なんだけど、シ〜〜〜ン…と何の反応もない。

 

なんだよ!全然アタって来ないやん!!

 

事前情報とは程遠く、なかなかハゼが喰ってこないのでした。

 

手前の穴はよく見えるから狙いやすいが、どうもアタリが遠い。

 

なるべく沖側の穴を狙いたいんだけど、水が濁っているので良く見えない。

 

なんとなく薄っすらと黒くなっている部分が穴なんだけど、ちょっと深めの良さげな穴ってなかなか無いんだよね〜

 

たま〜にアタリはあるんだけど、針に掛からず。

 

暇なので沖に落としてみると、小ハゼが喰ってくる有様。

コレじゃ〜ねぇ…

 

さっきから、アタって来ては針に掛からない事態が多発していたんだけど、その原因が分かった!

 

穴釣りだから無意識に餌を喰わせていて、しっかりエサを取られていたらしい。

 

冬の穴釣りでは、餌はアオイソメをメインに使っているから、ハゼが針まで口に入れた頃合いまでしっかり喰わせてからアワセるのがセオリー。

 

しかし、今日はホタテとアミエビ餌だから、そんな事してたら餌を取られるに決まっている。

 

おまけにちょっと古めのボソボソな餌だから、ハゼがちょっと触っただけで簡単にエサが針からハズレてしまう。

 

なので、いつものように喰わせないで、アタリに即アワセでやってみたら、普通に釣れた!

ドサクサに紛れて今期最大サイズ

程なくして、潮が引き始めてくると沖側の穴も見えてきて、ソコを狙うとハゼが釣れ始めた。

 

すかさず、竿を1.5mにチェンジ。

穴釣り用の短竿

 

やはり穴釣りはこの小物用の竿がおもしろい!

 

まだ穴釣りサイズではないんだけど、針に掛け、暴れるハゼを竿の操作で穴に潜らせずに穴から引きずり出し、しばらく水中を泳がせ大人しくなってから取り込み、という一連の手順が楽しい。

まだまだ穴釣りサイズではないけど、釣れれば楽しい!

 

まだ本格的に穴に入って無いようで、ひとつの穴からは一匹、もしくはせいぜい数匹程度しか釣れない。

ひとつの物件に付き、一匹のワンルームタイプ

 

穴釣り本番シーズンなら、多い時なんてひとつの穴から10匹以上釣れることもあるから、寂しい限りだ。

 

当然、外道のダボハゼやカニがちょっかい出してくる。

 

ハゼがいる良物件に限っているもんだから、さっさと釣り上げて駆除しなければならない。

さっさと釣り上げ、沖にブン投げる!

 

ダボハゼは簡単に釣れるから良いんだけど、カニは厄介者だ!

 

小さいくせにパワーがあるので、カニに餌をハリごと掴まれると根掛かりみたいになって外れない時もある。

 

酷い時は、そのまま仕掛けをぶった切られることもあるから、本当に邪魔者である。

 

 

釣り開始から3時間経った頃。

 

いよいよ時合いのチャンスタイム到来。

 

どの穴に落としてもアタって来て、しかもひとつの穴から連打!

 

10数cmクラスがポンポン上がってきて、「これだけ居るのに、なんで最初からアタって来ないかな?」と不思議になる程の釣れっぷり。

このクラスがホイホイ釣れる!

 

調子よく釣っていると、ある時、小さなアタリでアワセると、根掛かったように動かなくなった。

 

コレはよくあって、針掛かりしなくてアワセた反動で根掛かってしまう事態。

 

今釣れてるから早く回収しないと、っと角度を変えて引っ張ってみると、いきなりグ〜ン!と強烈な引きと重量感。

 

うぉ!掛かってたんだ!!

 

ココは慌てずに、引きをいなしながらも潜られないように絶妙なテンションをかけて穴から引っ張り出す。

 

出てきた魚体は、今期初の大物サイズ。

 

「外れるなよ〜!」っと願いなら、大人しくなるまで水中を泳がせてから取り込み。

 

その重量で小物竿がグン!としなる。

 

上がってきたのは今期最大の17.5cm。

お〜!今期最大サイズ

 

このサイズが上がってくるんだから、穴釣りは楽しいやね〜!

 

ますます楽しいオッサン。

 

しかし、サービスタイムも長くは続かず…

 

程なく潮位が低くなり過ぎて、アタリがパッタリ止まる。

 

そうだよな〜…、今日は中潮でそこそこ潮が早いから、時合いも長く続かないよな〜

 

っという訳で、4時間で68匹にて納竿。

水が濁ってて、ビクの中でさえ見えないですな〜

 

なんとか終盤に挽回したから良かったものの、前半の2時間くらいは死んでたからな〜

 

釣れる状況じゃ〜なかったのもあるけど、穴釣りもしばらくぶりだったから勘が鈍ってたし、釣り方をすっかり忘れてたのも痛かったな。

 

 

久しぶりの穴釣りでしたが、まぁまぁ釣れて良かった良かった。

 

とは言え、やはり穴釣りには季節外れな気がしました。

 

ハゼが穴に入ってないし、サイズも小さいし…

 

たま〜に様子見に来るのも良いかもしれないけど、できるなら本番シーズンまでこの釣り場は温存しておきたいところ。

 

それまでにハゼの数もサイズもアップしてくれれば良いんだけど、釣り人は釣れるとなると根こそぎ釣っちゃう人種。

 

ハゼが成長するまでなんて待ってらんないよね〜、実際。

 

 

しかし、大井ふ頭の釣り場も早く回復してくれないかな?

 

うまくいけば、来週にはいつものように釣れてて欲しいんだけど、どうなるやら…

 

 

次の記事>>>「2023年度22回目のハゼ釣りはとりあえず多摩川にて」へ

 

 

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