2023年度37回目のハゼ釣りは今年ラストかな?

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2023年37回目のハゼ釣りは今年も釣り納め?

2023年12月24日。

2023年37回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:【秘密の花園2】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。

天気:曇りのち晴れ

釣行時間:8時30分くらい(潮位:105cmほぼ干潮)〜11時30分くらい(潮位:135cm上げ5分)中潮

水温:11℃

釣果:マハゼ22匹(12cm〜17cm)

 

竿:1.5m(行雲流水)

道糸:フロロ1.5号

ハリス:フロロ1.0号

ハリ:袖スレ4号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:アオイソメ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

オッサンはもうおっさんである。

 

まぁ、当たり前だけど歳をとっている。

 

自分の歳をわきまえているとはいえ、気持ち的には年齢に抗いたいのは皆が思うところ…

 

誰しもが歳をとりなくないし、いつまでも健康で若々しくいたいと思っているハズ。

 

しかし、現実には日々の老化現象が止まることは無く、身体の至る所に故障箇所が発生し、治りもしないままトラブル箇所が増えてゆく…

 

100%の全出力を出すと身体が壊れるのが恐いので、せいぜい70%に抑えながら生活するハメになる。

 

当然、動きは愚鈍になるんだけど、しょうがないとは言え、そんな自分に軽い失望を抱きながら、日々歳を取り続けてゆく…

 

オッサンも少し前までは、こんな現実に抗っていたんだけど、もう止めた!

 

若ぶるのはもう疲れたし、無駄だし、意味がないことだ。

 

なので現実をしっかりと受け止め、歳相応でいようと心に決めた!

 

加齢臭のフレーバーを漂わせようが、耳毛が生えようが、ハゲようが結構ではないか!?

 

おやじギャクが寒いだと!?

 

フッ…、まだまだ青いね!

 

アレは他者を笑わすという魂胆で言っているのではない。

 

滑ろうが、冷ややかな目で失笑されようが、それは問題ではない。

 

全ては自己満足に他ならない。

 

言わずにはおれないのであり、口にしないと気持ちが悪いのであり、その対象は常に自分。

 

観客は自分ひとりという自問自答のギャグ。

 

オヤジの道は極めれば極めるほど孤独であり批判がつきまとう。

 

厳しき漢(おとこ)道である。

 

若い頃は、そのオヤジ的なすべてに批判的な目を向ける。

 

それは自分がそうなりたくないという気持ちがそうさせるのではなく、その孤独批判を受け止める度量が備わっていないからだ。

 

 

では今のオッサンはそんな度量が備わっているのか?

 

少々考えてみたが、オッサンもまだまだ青臭さを漂わせてはいる。

 

しかし、オヤジ道に踏み出してみようと思う。

 

正直、その気持ちにはかなり自虐的な部分があり、「さよなら俺…」的な気分は否めない。

 

だが、もう若くはないどころかどっぷりオッサンな年齢のくせに、中途半端な気合いと昔の記憶だけでオヤジの世界を遠ざけるのは往生際が悪い。

 

逃げて逃げては来たけれど、もう疲れ果てて、自ら交番に出頭する気分である。

 

 

とりあえず何から入るべきだろうか?

 

まず頭に浮かんだのはゴルフだった。

 

オッサン的にゴルフのイメージは、余程の金持ちで若い頃から親とコースを回ってた奴でもない限り、ゴルフをやろうなんてかなり抵抗があると思う。

 

自分の中の若者が死んで、オヤジが生まれるポイントなのかも知れない。

 

あんなものをやりだしたら最後、駅のホームで傘をクラブにみたてて素振りをおっぱじめたり、着もしねぇ〜パステルカラーのセーターを石田純一ばりに肩から掛けて歩いたり…

 

いや、普段着が全て板東英二ライクな、エニタイム、エニプレイス、ゴルフウェアなオヤジになってまうかもしれん!

 

髪型も後ろ髪だけ伸ばしてのジャンボカットが良く思えたりして…

 

このように、ゴルフはとても危険なスポーツである。

 

しかしよくよく考えてみると、ゴルフは先立つものがないと何も始まらない。

 

テーラーメイドなゴルフクラブが何十本必要?

 

PGMなコース回るのもタダではないし…

 

万が一、間違ってホールインワンなんてやっちまったら破産だよ!

 

ダメだ!ゴルフは諦めよう…

 

 

どうしよう…

 

悶々としていた矢先、ふとテレビCMを観ていたら「コレだ!」と見つけた!

 

養命酒である。

 

コレしかない!

 

オッサンにまだ毛が生えてなかった幼少期の頃。

 

亡き父親が毎晩養命酒を飲んでいた記憶がある。

 

「何だ?アレ?ジジ臭せ〜なぁ…」といつも思っていた。

 

まさにオヤジ道アイテムwith養命酒。

 

早速、近所のドラッグストアにゲットしにいくと、人目につかない下段に養命酒が鎮座していた。

 

真紅の箱に怪しいフォントで『養命酒』の文字。

 

よく見ると、大きいのと少し小ぶりな奴の二種類。

 

どちらにするべきか?

 

「まずはお試しだから、小さい奴にしよっかな…」

 

弱い!! 捨てきれてない!!

 

形から入るのは得意なんだが、いかんせん、先立つものがほぼ皆無なのが現実。

 

結局、小さい方を買ってきた。

懐かしの養命酒(小)

 

約45年ぶりに飲んでみたが、焼酎に太田胃散と葛根湯を混ぜたような味だった。

 

「コレは効くぜ!←(何に?)」と実感。

 

ドリンクしながら『するめ』をつまんでみたが、思いのほかマッチせず…

養命酒には合わないかな…

 

意外にもマッチしたのがコレ↓

養命酒にはコレだった!

 

まぁ、単に甘いものが好きなだけなんだけどサ。

 

 

という訳で、まずは養命酒から始めてみたオッサン。

 

しかし、よくよく考えてみれば、もう既にオヤジ活動をしているではないか!?

 

それはいつものハゼ釣りである。

 

コレも立派なオヤジアイテムだと思う。

 

 

オヤジ、オヤジと簡単に言うが、オヤジ道、険しい道なり。

 

その一歩がオヤジになり、その一歩がオヤジになる。

 

迷わず行けよ!行けば分かるさ!!

2023年もありがとうございました!

んで、やっとハゼ釣りのお話である。

 

年末で慌ただしいこの時期。

 

自宅の大掃除そっちのけで呑気にハゼ釣り。

 

そんな穀潰しの面々の釣り仲間によると、昨日は【秘密の花園2】でけっこう数釣れたようである。

 

という訳で、本日の釣り場は迷わず【秘密の花園2】に決定。

 

 

もしかしたら今年最後のハゼ釣りになるやも知れないので、ラスト記念で早めに釣り場に行くつもりだったが、すっかり朝寝坊。

 

思いのほか寒くて、なかなか起き出せずに布団でイモムシになる。

 

もう面倒臭くなってるんだけど、餌のアオイソメがあるので、釣りに行かなくてはならない。

 

モゾモゾと起き出して、光の速さで釣りアイテムを愛車にブチ込んで出発。

 

愛車を漕ぎ出すが「寒〜〜〜ぃぃぃ…」

 

今期はつい最近までハゼの夜釣りしてたんだけど、この冷え方は夜釣りの時よりも寒いな。

 

 

目から涙がちょちょ切れながら本日のハゼ現場【秘密の花園2】に到着。

 

思ったよりも潮位が低いから、ちょっと厳しいかな…と思いながら釣り場を移動していると、既にMR氏、MT氏、S氏が釣り糸を垂れていた。

 

MR氏にハゼ釣りの塩梅を伺うが、「いや〜、厳しいですよ…」とローレスポンス。

 

この寒さと低い潮位だから厳しいのかな…と思っていたら、「ただ、MTさんが19.5cmを二匹上げたようです!」と地獄に咲いた一輪の花情報でやる気になる。

 

釣りって不確定要素がいっぱいなんだけど、真面目に釣りに向き合っている人には必ず結果が出る。

 

MT氏もマメに【秘密の花園2】に通い、今日なんて、まだ暗い朝の5時半くらいから釣り糸を垂れていたからこその19.5cmが2匹というナイスな結果。

 

この真面目なMT氏の爪の垢を焙煎&ドリップして、O氏に飲ましてあげたいくらいだ。

 

聞いてるか?O氏!

 

釣り場に来てウロウロしながらダベっとるんじゃダメだぞ!!

 

分かってんのか?O氏!

 

 

先行者の邪魔をしないよう、少し離れて釣りの準備を始める。

 

穴釣りなので使う竿は1.5mの短竿。

穴釣りと言えばこの竿

 

仕掛けはいつもの胴突き仕掛け。

いつでもどこでもこの仕掛け

 

餌はアオイソメ。

 

やはり、ハゼの穴釣りではイソメ餌の方が喰いが良いし、ハゼとの駆け引きができるから面白い。

 

長細いからハゼへのアピール力があるから釣れるのかな?

 

まだ餌付けしたばかりの時は自らも動いているし、上下にフワフワ誘うと水中でよく揺れるんだと思う。

 

そこそこ餌もちが良いから、アタリ始めから喰い込むまで駆け引きできるくらいに餌は残っている。

 

コレがホタテとかアミエビだと、アッという間に持っていかれるからね〜

 

何よりも、カニがちょっかいを出してきても、強奪される事が少ないからありがたい餌である。

やはり穴釣りにはアオイソメ餌

 

垂らしは3cmくらいで、ハゼサイズが小さい場合はもっと短くすることもあります。

まずは垂らし3cmから始める

 

水温は11℃と今期一番の冷たさ!

ひゃ〜寒いわけだ!

 

準備完了にてさっそく釣り開始!ではなく、まずはホットスポーツドリンクでひと休み。

寒い時はホットスポドリ

 

んで、本当に釣り開始。

 

まずは適当な穴から始めるが、落とした瞬間にいきなりのハゼアタック!

 

穴釣りではたま〜にコレがあって、水底に着底する前にアタって来るのはかなり濃厚なアタリなので、ほぼ100%釣れる案件。

 

いきなりグ〜ン!と引っ張ってきたのでアワセると、針に掛かったがサイズはたいしたことないな感じ…

 

んで、やっぱりなサイズだった。

やる気は認めるがサイズがね…

 

んですぐに次も同じ穴から釣れるんだけど、サイズがね〜

 

だし、なんかハゼが痩せてて細い…

痩せて細いんだよね〜

 

尾ビレもハチワレ(二割れ)とか三割れとかあるんだけど、そんなにキレイに割れてないというか乱れている。

尾ビレがキレイに割れてもいない

 

釣れたハゼの現状を見る限りは、もうハゼ釣りシーズンの終わりが近づいているハゼの形態なんだけど、例年なら1月いっぱいは釣りになるハズで、まだこの乱れハゼが釣れるのは早いんだよな〜

 

婚姻色はまだうっすら程度だから、まだまだ釣れると思うんだけど…

婚姻色はまだ薄い

 

いきなりこの穴を中心に、付近の穴からも合計7匹釣れてスタートダッシュを決めて気持ちの良いオッサン。

 

しかし、この後が続かず…

 

潮位が低いので、ハゼが居付きそうな深めの頃合いの穴が見つからず。

 

しょうがないので、浅めの穴を探るしかない。

 

当然、大きめの穴も探るが、オッサンはなるべく見た目が小さい穴とか、「コレ穴かな?」といった、一見穴なのか分からないような穴を探すようにしています。

 

こういうタイプって見つければお宝穴で、たいていは良型大型ハゼが潜んでいるし、数匹は確実に上がってくる事がほとんどです。

 

とは言え、そう簡単には見つからないんだな〜

本日最大サイズもお宝穴から

 

コイツも同じお宝から

 

なかなかアタリが無いが、かわりに元気なのがダボとカニ。

いつでもどこでも元気いっぱい!

 

特に本日はカニが鬼のようにくっついて来る。

 

酷い時は、三匹が餌にまとわりつくカニ団子になってきたりもした。

 

カニに針ごと掴まれると根掛かりみたいになるから困る。

困ったちゃんのカニ

 

カニに餌を掴まれたら、一刻も早く竿を上げて排除しなきゃならない。

 

オッサンの釣り方は、着底させたらすぐにスンスン…と竿を数cm上げ下げして誘うんだけど、コレはカニが付いてないかを確認する意味もある。

 

とにかくカニは穴釣りの大敵。

 

 

穴釣りでは、時にはひとつの穴から5〜10匹とか釣れるフィーバー穴があるんだけど、本日はフィーバーしなくて単発で、忘れた頃にポツリ…、ポツリ…といった塩梅。

 

ただ、釣り始めは小ハゼが多かったけど、次第にサイズアップしていった。

とは言え、こんな程度のサイズだけど…

 

という訳で、本日は3時間で22匹と数も型も全然でした〜

ひゃ〜厳しいな!

 

こちらはMR氏との合算

 

穴釣りでこの数ならまずまずなんだけど、【秘密の花園2】はポテンシャルが高い釣り場だから、せめて50匹は釣れて欲しいな〜

 

 

さて、2023年もいよいよ終わりが近づいています。

 

今年は世の中的にいろいろあって、心が落ち着かなくてザワザワした年であったと思います。

 

来年こそ良い年であって欲しいし、そうなるようにしたい!と思ってます。

 

今年もありがとうございました。

 

このブログのために皆様の貴重な時間を頂戴し、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちで複雑ですが、来年もよろしくお願い致します。

 

皆様、良いお年を!!

 

そして今夜も、養命酒で一杯なオッサンなのでした。

 

 

次の記事>>>「2023年度38回目のハゼ釣りは明けまして!」へ

 

 

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