2025年8月16日。
2025年夏シーズン15回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】
天気:くもりのち晴れ
釣行時間:6時00分くらい(潮位:88cm上げ4分)〜10時00分くらい(潮位:160cm満潮)小潮
釣果:マハゼ202匹(8.5cm〜13cm)
竿:2.1m(行雲流水と彩峰Uの合体竿)のち3.5m(清流X)
道糸:ナイロン0.8号
ハリス:ホンテロン0.6号
ハリ:袖スレ4号のち1号
オモリ:自作Fe(鉄)オモリ(1号相当の重さ)
エサ:ボイル桜エビのちボイルベビーホタテ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
無駄に長かったお盆休みもいよいよ終わり…
今年も帰省はしないし、旅行とかもにも行かないので、な〜んも予定がない。
こういう時はとにかく危険なので、お盆に入る前に誓いを立てる。
毎日欠かさず、ハゼ釣りに行くのだけはやるべからず!
ハゼ釣りをやる方からは羨ましがられるんだけど、オッサンちからハゼ釣り場までは自転車で行ける至近距離。
ここらのハゼ釣り仲間はみんなチャリでやって来ては、実りのない時間を釣り場で過ごすのが、休日のオシャレな過ごし方となってございます。
だもんで、お手軽お気軽しかもリーズナブルに時間を潰せるのがここいらのハゼ釣り。
このような恵まれたハゼ釣り環境なので、油断するとすぐにハゼ釣り場に向かっているので気が抜けない。
何の用事もない長期休暇は格好の餌食。
なので、オッサンはお盆に入る前に、どうしたらハゼ釣りしないで過ごせるのか?を真剣に考えていた。
「いやいや…、映画を観るとか美術鑑賞とか、メルヒェンなコスプレをやるとか、普通にいくらでもあるだろ?」と思うけど、いざ何かで時間を潰すと考えると、なかなか思い浮かばないもんだよ。
結果的には、半分くらいはハゼ釣りに行かない日があった。
釣りに縁ある神社巡りとか、自宅のワックスかけとか、具合が悪くてグロッキーとか…
有意義とは程遠い内容だったけど、とりあえずは誓いを裏切らなかったのはヨシとしましょう。
そんなお盆のハゼ釣りも本日でラストでございます。
昨日はムキになって2束釣りをやり、心身ともに疲れ切ったので、本日はのんびりと釣り糸を垂れる所存でございます。
今朝はちょっぴり遅めに起き、ゆっくりめに釣り場へ向かうが、愛車を漕ぐ足取りが重いから疲れているのを実感する。
今日の天気は、曇り空が広がっていて景色が暗い。
いつもの橋からの風景もどんより灰色だ。
釣り場にもどんより感が
マジで釣り場に来るだけで身体がダルかったので、仲間に挨拶もせず一番近いポイントに陣取る。
ここは昨日もやったエリアでよく釣れた。
今日のあんばいはどうだ?と、水辺に降りるがハゼの姿が見えない。
昨日は水に近づくとワ〜っと大量の良型ハゼが逃げていくのが見えたんだけど、今日は一匹も見えない…
あ、マズイかな…とは思ったけど、ちょっと沖の方にはいるんだろうて。
気を取り直して、本日の竿は昨日も使った2.1mの合体竿。
昨日使ったそのまんま
仕掛けはいつも通りと言いたいところですが、実はちょっと変えてまして。
今回は針を大きくしています。
いつもは袖のスレ針1号を使っていますが、本日は4号からやってみます。
っというのも、ハゼが10cm以上の良型が多くなってきているので、それなら針をもっと大きい方が掛かりが良いかな?と思ったから。
この針は袖4号のカエシが無いスレ針で、15cm以上のハゼが釣れる夜釣りや穴釣りで使っている針です。
昨シーズンぶりに使うので余計に針が大きく見えるが、もう7号とか使っている仲間もいるから特別大きい針でもないんだろうて。
針がデカいな!
餌はボイル桜エビを持ってきた。
前にも使ったけど、桜エビってけっこう大きいから、喰っては来るんだけど針掛かりがすこぶる悪かった。
そろそろハゼが大きくなってきたから、桜エビでも大丈夫かな?と思ったのでお試し。
もう使えるかな?
一匹一匹がけっこう大きい
さて釣り開始と水辺に立つが、けっこう水が濁っている。
ん〜?コレって赤潮が入っている?
曇り空だからハッキリ分からないけど、なんか赤潮気味な水の色。
赤潮入ってね〜?
まぁ、手前にハゼは見えないけど、きっと沖ならいるはずハズっと第一投。
ス〜っと落ちて着底し、早速ツン!とアタって来た!っということは無くて、なにもなかった…
スンスン…と誘うが音沙汰なし。
何か所か探ってみたけど、な〜んも生命反応が無かった。
ダメだこりゃ〜と、即移動を決断。
やって来たのは深場エリア。
赤潮の場合は沖の深場狙いと相場は決まっているので、こちらなら釣れるだろうて。
こちらの水を見ると、やっぱり赤潮が入っているのがよく分かった。
やっぱり入ってたよ!
いつもなら迷わず長竿を出すんだけど、今現在の潮位はちょっと低くて、コレなら短竿でもハゼのいる平場に届くんぢゃね?と短竿で続行。
なるべく沖側に立ち込んで、ス〜っと落とすと、さすがは深場で目の前でも水深が1.5mはある。
着底と同時にスン!とアタって来て、やっと本日の一匹目。
やっと釣れたよ!
同じスポットで二連打。
お!良いサイズ
次も同じスポットで三連打。
続くね〜
浅場では釣れなかったけど、深場なら爆釣じゃね?と思ったけど、そう甘くはなかった。
ハゼ釣りではよくある事なんだけど、移動して最初は何匹が釣れて「お〜釣れるじゃん!」って期待すると、すぐに釣れなくなったり、小ハゼばかりになってハリに掛からなくなる現象。
このような『尻すぼみ現象』、夏らしく表現すると『線香花火的な現象』は、ハゼ釣りにはよくあるあるアル。
今日もそんな感じで、ひとつのスポットで数匹良型が上がるけど、それが長続きしなくて、すぐにアタらなくなったり小ハゼばかりになる。
先述のように本日は4号の大きい針と桜エビを使っているから、良型なら掛かるけど小ハゼになると全くお話にならない。
ストレスMAX『Ride on time』(←知ってる人は知ってるやね〜)
いつもの1号針とホタテ餌なら釣れるのに!と思うこと山の如し。
もう我慢ならなかったので、エビ餌と4号針をあきらめて、いつものホタテ&1号針にジョブチェンジ!
餌はやっぱりホタテだよ!
ちなみにエサ箱の上蓋に装着したクリアファイル製の壁は、すこぶる調子良いです。
ちょっと身体をかがめて斜めになっても餌が落ちないし、イソメも脱走不可です。
今後の定番アイテム決定でございます。
コレ良いね!安っぽいけど
やっぱりハリ掛かりが断然に良い。
9cmクラスのハゼもバッチリさ!って、こんな小ハゼを釣りまくってもしょうがないが、喰ってきたのに空振りだと悔しいではないですか!
さぁ、これからはハゼどもを一網打尽だ!と思ったけど、やはりすぐに釣れなくなる。
とは言え、ちょっと角度を変えるとまたアタって来るから、ハゼはそこそこにいるんだろうね。
一ヶ所に固まってないだけで、目の前にはまばらだけど大量にいるんだと思います。
いつものように、このエリアにはオッサンしかいないから、その立ち位置で釣り切るととすぐに小移動を繰り返し、ハゼを拾ってゆく。
んでひと通りやったら、おもむろに長竿を取り出す。
3.5mの長竿登場
この潮位で赤潮なら絶対沖にいないわけ無いじゃん!
っと、沖いっぱいめがけて振り込むと、着底と同時に竿先を大きく拝ませて派手にアタって来た!
やっぱりいたよ!
同じスポットを攻めるとハゼがアタリまくる。
しかも、そのアタリ方が揃いも揃って、「待ってました!」とばかりに大きく竿先をしならせてくるから、こちらもやり甲斐がある。
このクラスが多い
やっぱり長竿は楽しいな!
もうオッサンのハゼ釣りは長竿がデフォで、短竿はちょっと物足りなく感じている。
長竿を使い、深場から暴れて横走りする良型ハゼを抜き上げるのが、たまらなくカ・イ・カ・ン!
そんなしびれるハゼ釣りも、本日はそう長くは続かず…
沖でも小ハゼが釣れ始めると終わりのサイン。
このクラスが上がると終了
短竿同様に、ひと通り釣り切るとアタリが無くなる。
んで再び短竿にチェンジし、手前側を釣り歩く。
本日はコレの繰り返しで、数を伸ばしてゆく。
オッサンはこんな感じでハゼ釣りをやる。
左右の小移動だけではなく、手前と沖の三次元なハゼ釣り。
なので、短竿と長竿の両方出していることが多い。
なので、人がズラリと並んでいるエリアを避けています。
みんなが短竿でやっている中、長竿でやったりとか、ウロウロ歩き回るのは迷惑になる。
一応、こんなオッサンでも周りに気を使っているんですよ。
どちらにせよ、ハゼの場を休ませると再び釣れるようになる。
また釣れるんですね〜
この釣り方が出来る日は良い日。
今日はのんびりやる気でいたんだけど、いつの間にかけっこう数が伸びていた。
別に釣りまくっていた気はしていなかったけど、カウンターは既に150匹近くの数字だった。
ムムム…、コレは狙え!と言っているのか!?
昨日に引き続き、本日も2束釣りの背中が見えてくる。
んで、これも釣りあるあるで、数を意識すると途端に釣れなくなる。
ちょうど潮止まりの時間帯だったという理由かもしれないが、先程までの好調子から打って変わってパッタリとアタリが止まる。
さてと…
5秒ほど考え移動開始。
たぶん、ハゼはもっと沖にいるハズ。
このエリアのまま、もっと沖を狙える4.5mの竿を出すという選択肢もあったけど、準備するのが面倒くさい。
もうこの時間になると、朝にあれほどズラリと並んでいたハゼ釣り人がいなくなり、もう片手で数えるくらいしかいない。
つまりポイントは選びたい放題。
やって来たのは、少し沖に大きな石が転がっているエリア。
その大石の上に乗れば、3.5mの竿でもより沖を狙えるという事でして。
とは言え、時間的にもこのエリアが最後になるので、ここでダメなら2束はあきらめ。
さぁ、どうだ!と振り込むと、着底と同時にひったくるアタリで良型ハゼが釣れた。
このアタリ方とこのサイズなら期待できる!
本日最大サイズが釣れた!
正直、長竿だと数が伸びないから2束は無理かな?と半分あきらめていたんだけど、このエリアはどこに落としてもアタって来て、順調に数が伸びてゆく。
水深は2m以上あるから良型ハゼが掛かるとこれまた面白くて、竿先がグイン!グイン!道糸をヒュン!ヒュン!鳴らして暴れまくる。
「お〜!楽しいね!」
すっかり時間を忘れて釣りまくるオッサン。
ふと眺めると、遠くで釣っていた仲間がいなくなっていた。
「もう終わりの時間か…」
オッサンはキリの良い2束までもう少し粘る。
程なく、2束を釣り上げて納竿。
4時間粘って202匹と本日も2束釣れました。
今日も釣れたな〜
正直、昨日より良サイズが揃わなかったから全体のボリュームは少ないけど、とりあえず釣れたからヨシとしましょう。
今日はお試しで、この時期にしては大きい4号の針を使ってみましたが、やっぱり針掛かりがイマイチな感想。
いつも使っている1号の方がよく掛かると思いました。
左が4号、右が1号
でも仲間内にはもっと大きい針を使っているのも多いし、みんな普通によく釣るから、その人の好みと釣り方がマッチする針を使えば良いと思います。
ただ、桜エビはこの時期のハゼサイズには合わないと思います。
もっと大型になる秋〜冬なら使えるかと。
このお盆期間中のハゼ釣りは、数とサイズが良くて楽しいハゼ釣りができたと思います。
それに乗じて、連日のハゼ釣りを避けるオッサンの誓いと苦悩を全く顧みず、毎日欠かさずせっせとハゼ釣り場へ通っていた輩もいる。
あえて名前は出さないが、当人たちが一番分かっているだろう。
その場で言う勇気はないから、ここに書く。
自分の胸に手を当てて、このお盆期間に自分が何をしでかしたのか悔い改めなさい!
ハゼ釣り場で怠惰な時間を過ごすくらいなら、家族サービスのひとつもできたであろうに…
家族が相手してくれないなら、ボランティアとか町会のおはようお子様ラジオ体操に参加するとか、世のため人のために役立つこともできただろうに…
そもそも、この国にはお盆に殺生してはいけないという厳しい掟があるのじゃ!
この休み期間だけで、どれほどの命を奪ったのか?
そんな殺生しまくった輩の来世は、きっとアオイソメに違いない。
そういうオッサンはフナムシって感じかな…
オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。
結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…
正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったらのぞいてみて下さい。
販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。
売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。
なるべく頑張って製作します。