2025年9月14日。
釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。
天気:曇り時々晴れ
釣行時間:7時00分くらい(潮位:117cm上げ5分)〜10時00分くらい(潮位:160cm満潮)小潮
釣果:マハゼ152匹(7cm〜15cm)
竿:4.5m(ゼロサム初梅)
道糸:ナイロン0.8号
ハリス:ホンテロン0.6号
ハリ:袖スレ1号
オモリ:自作Fe(鉄)オモリ(1号相当の重さ)
エサ:ボイルベビーホタテ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
オッサンが住んでいる地域では、3日前にはメディアでニュースになるほどの集中豪雨が降った。
一時間に120mmというとんでもない雨量で、記録的短時間大雨情報が発表されたくらいだった。
オッサンはというと、ちょうどその時間帯に現場から車で帰社途中で、大雨が降る予報だったからフルスロットルでかっ飛ばしていた。
「雨が降る前に帰らねば…」
あと20分ほどで帰社出来る地点で、フロントガラスにポツリポツリと雨粒が落てきたと思ったら、突然ドワ〜っと大雨!
それでもまだ車を動かせる程度だったんだけど、そのうちに強風も吹き始め、雷が激しく鳴り出す。
凄まじい稲光とともにますます雨は酷くなる一方で、荒れ狂う雷雨に包まれるオッサン。
ワイパーを最高速度にしても前が見えないくらいの壊滅的な雷雨になったので、安全第一で路肩に車を停める。
前が真っ白になり、視界がきかないくらいの雨だった。
しばらく様子見なんだけど、本当にものすごい豪雨で「バケツを引っくり返したような雨って、こういう事を言うんだろうな…」と実感した。
まだ昼過ぎくらいの時間帯だったけど、周囲は日没くらいの暗さになり、雨が止む気配が全くない。
横を通り過ぎる車両は全てライトオンだけど、「よくこんな中、車を動かす気になれるな…」と感心した。
そのうちに雨音がおかしくなってきた。
バチン!バチン!とどう聞いても水が落ちる音じゃなくて、固形物がぶつかってくる音だった。
外を凝視すると、1cmくらい、大きいものは2cmはあろうかという大きな雹(ひょう)が落ちてきた。
デカい!
ちなみに、
雹(ひょう):直径5mm以上の氷の粒
霰(あられ):直径5mm未満の氷の粒
霙(みぞれ):雪と雨が同時に降るさま
という分類らしい。
以前、海外の動画で、車がボコボコになるくらいの巨大なヒョウが降ってくるのを見たことがあった。
「あのクラスが降ってきたら、オラもジ・エンドだな…」
会社のこんなクソ軽トラに閉じ込められ、逃げることもできずに絶体絶命なオッサン。
ほどなくヒョウは止むが、豪雨は降り続く…
「うわ〜、帰れるかなコレ?」と心配していると、スマホから聞いたことがない警報が鳴り始める。
あわてて見ると、この付近に避難情報で危険度が最も高い警戒レベル5の「緊急安全確保」が発令!
ただちに避難してください!との表示が!?
「避難って言われても、こちとらは動けねぇ〜んだよ!」とツッコミを入れる。
ハテ?困ったな…
オッサンが途方に暮れていると、少しばかり空が明るくなってきた。
天気予報のレーダーによると、あと10分ほどで酷い雷雨が抜けるらしい。
このタイミングで移動開始。
ゆっく〜り安全運転なんだけど、道路が冠水している区間が何か所もあった。
酷い所は膝上くらいまで道路に水が乗っていて、もう後戻りも出来ないから突っ込むしかないんだけど、「ここでタイヤが空回りしたら終わりだな…」と慎重かつ繊細なアクセルワークで突破する。
アレほど緊張して車を運転したのは、コレまでの運転歴で初めてだったよ。
横を走っていたスクーターは浸水でエンジンが止まったらしく、膝まで水に浸かりながら押していた。可哀想に…
出来る限り広い幹線道路で帰ったんだけど、考えることは皆同じらしく大渋滞だった。
無事に帰ったけど、近所には床上浸水した家屋や店舗もあって、コンビニなんてアイスやスイーツの冷凍冷蔵棚が未だに使えないままだからね〜
アレほどの豪雨は生まれて初めての経験だったので、改めて自然の恐ろしさを実感したオッサンだったのでした。
先週は台風による豪雨で、いつものハゼ釣り場『大井ふ頭中央海浜公園』は壊滅的な釣れっぷり。
釣りにならんので大移動にて夜のハゼ釣り場【秘密の花園3】に行ってみたら、嘘のような1束釣りになった。
んで前述の通り、本日も先日の地獄のような豪雨後なので、大井ふ頭中央海浜公園はダメだろうて…というのは、オッサンはおろか岩場をうろついているフナムシでさえわかるだろう。
しかし、本日は大井ふ頭に行かねばならない理由があったので、いそいそと向かっているのであった。
いつもの橋から釣り場を眺めるが、いつものようにけっこうなハゼ釣り人が見える。
「どう考えても釣れるわけないじゃん!」と思いながら公園内に入る。
釣れないよね〜…
【はぜつき磯】にはズラリと常連が並んでいたので、サツがてらハゼのあんばいを聞いてみる。
「ほとんど釣れない…。釣れても小さい…」とのこと。
オッサンとしては逆に「あ、釣れるんだ!」と思った。
【はぜつき磯】は釣り人ズラリ
とはいえ、オッサン的にはココで釣り糸を垂れる気にならず…
お目当ては【しおじ磯】にいるだろうて…とそっち方向へ移動を始める。
途中、【夕やけなぎさ】を通過するが、こちらも思ったよりも釣り人がいた。
釣れないと思うけど…
【しおじ磯】に到着するとこちらにも何人かの常連がいたんだけど、やはり「釣れない…」とのこと。
でしょうね〜!
問題はオッサンのお目当てが見当たらないぞ。
まずいな…。さっさと用事を済ませて移動しなくちゃならないんだけど…
しょうがないので、時間潰しでハゼ釣りでもやっちゃおっかな〜!と準備を始める。
ちょっと風が吹いているので、竿は4.5mではなくて3.5mから。
餌は定番のボイルベビーホタテ。
地道に消費中
仕掛けはいつもの胴突き仕掛け。
コレも定番仕掛け
水に立ち込むと、先週同様に冷たいくらい。
9月の残暑厳しいらしいけど、水はしっかり冷たくなっているからハゼも活性が低いかな。
水は冷たいくらい…
まずは適当に落としてみるが、やはり全くアタリが無い…
手を変え品を変え、探ってみるんだけどアタらないな〜
とりあえずは一匹だけ、ビクに入れたくもない小ハゼが釣れただけだった。
ダメだこりゃ〜っと思いながら仕掛けを回収していると、異変に気づく…
アレ?竿の角度と仕掛けの位置関係がおかしいぞ?っと確認すると…
ガビ〜ん!竿先が折れてしまった!
リリアンの付け根あたりでポッキリと折れているではありませんか!!
うわ〜マジか!?
皆さんも経験あると思いますが、この部分から竿が折れるのはよくあるんですよ!
一番負担が掛かる所だからね〜
一気にオッサンのやる気スイッチがオフになる。
ハァ〜…。もうダメだ…。移動しよ…
っと【はぜつき磯】に戻って来る。
相変わらず釣れないようだけど、とにかく用事が済むまではココらへんで待機していなくちゃならない。
4.5mの竿を取り出し、形ばかりのハゼ釣りを始める。
もうこの竿しかない
とはいえ、全くアタらないからな〜んもやることがない。
竿は折れるわ、アタリはないわで完全に不貞腐れモードになっていると、やっとお目当てのG氏がやってきた。
本日はG氏がお土産をくれるというので、待ち合わせしていたのでした。
その楽しみなお土産とは…
ん?ナニコレ?花火?
最初はマジで花火?かと思ったんだけど、花火にしてはズッシリと重くて…
その正体は、知る人ぞ知る羊羹なのでした。
調べてみると、函館の方では有名な羊羹らしい。
このG氏は先日、なんと北海道へハゼ釣り旅行を決行してしまい、その時のお土産らしい。
五勝手屋羊羹(ごかってやようかん)美味しゅうございました!
ありがたや〜、ありがたや〜ではあるが、オッサンが物欲しそうな顔しているからか、いろいろと人様から頂く事が多い。
しかも羊羹がダントツに多い。
まぁ、このブログで羊羹羊羹言ってるからだろうけど…
本当にありがたいのですが、考えてみれば、オッサンってみんなから餌付けされてるよね?
とりあえず食い物恵んでやりゃ〜なつくだろ?のノリか!?
オッサンは野良猫か!
まぁ、オッサンも野良ぬこも同じようなもんだが、羊羹を筆頭にスイーツ全般いつでも受付中でございまふ!ヨロシコ!
っというわけで、本日の用事が完遂したので移動開始。
目指すは先週同様に【秘密の花園3】
まさか二週連続で大移動するとは思わなんだ!
先週は余計な寄り道をしたけれど、本日は【秘密の花園3】に直行でございます。
愛車を立ち漕ぎで汗だくになりながら到着すると、なんと既にTG氏が釣り糸を垂れていた。
サツを済ませハゼの様子を伺うと「う〜ん…、釣れなくもないけど…、入れ喰いでもあるし…」となんとも歯切れの悪いコメント。
記録的な豪雨で水質が酷い有様だ!を危惧していたけれど、見る限りはそうでもなさそうで、ハゼも釣れるらしいからやる気にはなる。
「夜釣りいつからやるの?」
このTG氏は夜釣り専の変態ハゼ釣り師。
オッサンのこの質問に「もうやってるよ!」とニコヤかに笑うのでした。
では、さっそく釣り開始。
ココからが本日のハゼ釣り本番じゃ!
本日もそこそこの強風が吹いている。
本来ならこの風だと3.5mの竿なんだけど、さっき折れたので4.5mの竿でやるしかない。
とはいえ、オッサンは風対策はバッチリなので問題なかろうて。
先週もココに書いたけれど、忘れやすい君へ!もう一度復習しておきます。
強風時は基本的には風下方向へ竿を向けますが、釣り場や風向きによってはそうもいかない事が多々あると思います。
そんな時は、思い切って風上真正面へ向きましょう!
竿全体の角度を風向きと全く同じになるように向ければ、ハゼ釣りに支障のない程度にはアタリがとれるはずです。
コレを知っていれば風も怖くないサ!なので、ぜひやってみてくださいませ。
っという感じで第一投し、着底と同時にアタって来た!
先週と同じパターンだったので心の準備は出来ていたから、「オラ来た!」とアワセるとハリ掛かりして暴れ始める。
ナイスファイトで上がってきたのは、まるまる太ったナイスサイズの一匹目。
ボウズ逃れの一匹目
次も同じスポットに落とすと、着底前に竿先を拝ませる欲しがりなハゼ君。
すかさずアワセると一匹目よりも重量感のある引きで、少々やりとりしながら上がってきたのは、サイズアップのコレまた良型ハゼ。
良い型だね〜!
お次も三連打で、一投一匹ペースで楽しいオッサン。
一投一匹って気持ち良いよね〜
同じスポットへ落とせば連打が始まるので、今週も束釣りを期待する。
「コレって先週と同じくらい。否、先週よりも活性が高いよね!」
先程、大井ふ頭の釣り場でくすぶっていた連中が可哀想になってくる。
彼奴らを相憐れみながら、楽しいハゼ釣りは続く。
TG氏が言うように「入れ喰いか?」と聞かれれば、確かに迷う釣れ具合ではある。
どこでもアタるわけではなくて、アタる所もあれば全然アタらない所もある。
良型が続くスポットもあれば、ハリ掛かりしない小ハゼばかり突いてくるスポットもある。
コレばっかりは、どんなに釣れててもハゼ釣りとはそういうもんだと思うしかない。
オッサン的には、コレだけハゼの活性が高いのであれば、良型ハゼを釣り切って10cm以下の小ハゼが釣れるようになったら、即次のスポットを探すようにしました。
粘って釣り上げても小ハゼじゃ〜面白くないし、何度も粘るのは労力と時間の無駄だと思うから。
すぐそばで良型ハゼが餌が落ちてくるのを待ち構えているのに、ハリ掛かりしずらい小ハゼを相手にするなんて笑止千万、ヘソが茶を沸かすぜぃ!
このような釣れ具合の時は、仕掛けの着底前後が一番アタリやすいから、そのタイミングは絶対にアタリが取れるように準備しておかなければならない。
具体的には、円弧状に仕掛けを落とすようにして、水深がどれくらいかを予想しながら、着底しそうなタイミングの時は道糸がピンと張っていなければならないということ。
ミャク釣りやってる人でけっこう見かけるのが、着底時に糸ふけが出ているのが多いんだよね。
仕掛けが落ちたのを確認してから、やっと道糸を張り始める人。
これじゃ〜何のためのミャク釣りなのか?
そんな釣り方するなら、ウキ釣りにした方が良いと思いますよ。マジで。
一番アタリやすく一番ハリ掛かりしやすいのがこの着底前後のアタリなんだから、ココを見逃すのはとてつもない損失ですよ〜
ココを見逃すのとしっかり取れるのでは、釣果が倍違うと言っても過言ではないと思います。
本日も多彩なゲストがお目見えした。
まずはこの釣り場の定番ゲストのクサフグ君。
まさかの二連打。「ン、ケケケ…」
定番ゲストのウロハゼ。
大型来た!と思ったのに…
んで、今シーズンお初のコトヒキ君。
背びれが痛い
風は強いし、ハゼの型が良いので、4.5mの長竿だと竿を持つ手がキツくなってくる。
数10匹程度なら竿尻を握る持ち方でも良いけど、1束以上の釣りとなると竿を持つ手の負担はことさらだ。
なので、こういう時はオッサンは竿を短く持っています。
竿の握り部よりも上を持ち、竿尻を二の腕の側面に当てて安定させる感じになります。
こうすると手や手首がかなり楽になりますよ。
アタリは手に伝わってくるから問題はないと思います。
ただ多少アワセが遅れるんだけど、長竿を使っている時点でソレは覚悟の上。
それよりも手に負担を掛けずに、キッチリ釣りをやり切るほうが大事だと思います。
こんな感じ
本日は型が良くて、秋が近くなってくるとハゼもまるまる太ってくる。
アベレージサイズは12cmくらい。
ここら辺がアベレージサイズ
最大は15cmとハゼも成長しています。
本日の最大サイズ
型が良いね〜!と思ってたら、こんなんが釣れたりもする…
ちっさ…
でも、このサイズのバリエーションは、この釣り場のハゼが豊富で世代交代が出来ているという証です。
なので、夜釣りも楽しみだな〜!
釣り始めからず〜っとコンスタントに釣れ続け、3時間で152匹と先週を上回りました。
ナイスサイズ揃い!
ここへ来てから休憩なしで釣り続けていたのでヘトヘト…
釣り後の羊羹は最高だじぇ!
今週もよく釣れたので、大移動が吉と出ました。
確かに、大井ふ頭から【秘密の花園3】へ大移動するのは勇気がいるし、正直、面倒臭いと思う。
しかし、その勇気ある一歩を踏み出すのか?留まるのか?で結果は変わります。
まぁ、そこまで狂奔してハゼ釣りたいのか?と問われれば、ひとそれぞれだと思うけども…
でも、先週コレをやったから、オッサンにはある程度「今日も釣れる!」という確信はありました。
釣れると分かっていれば、大移動も苦じゃなくなるし、移動距離も短く感じるものです。
釣りなんだから絶対釣れる保証はないけれど、一度経験すれば次はもっと気楽に行動出来るハズですよ。
一度やってみたらどうでしょう?
ただ、釣れなくて玉砕しても、オッサンに責任はないのは言うまでもない。
オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。
結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…
正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったらのぞいてみて下さい。
販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。
売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。
なるべく頑張って製作します。