2025年9月28日。
釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。
天気:くもりのち晴れ
釣行時間:6時00分くらい(潮位:121cm上げ7分)〜10時00分くらい(潮位:156cmほぼ満潮)小潮
釣果:マハゼ131匹(9cm〜14cm)
竿:4.5m(ゼロサム初梅)
道糸:ナイロン0.8号
ハリス:ホンテロン0.6号
ハリ:袖スレ1号
オモリ:自作Fe(鉄)オモリ(1号相当の重さ)
エサ:ボイルベビーホタテ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
誰にでも、無意識に出来ることってあると思う。
頭で考えずとも自動的に身体が動いて、いつの間にやら出来てしまう事柄。
スポーツ選手とか武道家とかは、その最たるものかもしれない。
よくトップレベルの選手が「無意識に身体が動いた!」とコメントしたりするんだけど、繰り返しそのプレーをやりこみ、成功体験を積み重ねてることで無意識にとっさに出るんだろう。
逆にこのクラスになると、いちいち頭で考えてたら間に合わないんだと思う。
オッサンのハゼ釣りにおけるノルマは1束(100匹)。
とりあえず1束釣らないと、ハゼ釣りに来た気がしないし、やった気もしない。
ハゼ釣りにおけるシーズン毎の釣れるハゼの違いって、大まかにはこんな感じだと思う。
・7月〜8月はハゼは小さいけれど数釣りが出来る時期。
・9月〜10月くらいはサイズとそこそこの数の両方を狙える時期。
・11月〜1月くらいは数は全く期待できないけれど、釣れれば大型ハゼが期待できる時期。
まぁ、この考え方はとりあえずの傾向なので、釣り場とその時の状況によっては、真冬でも1束釣れることもある。
逆に、数が釣れる時期でもパッタリ釣れなくなる日があったりして、油断ならないのがハゼ釣り。
ここ最近の10回ばかりは連続でノルマをこなせてはいる。
もちろん台風や集中豪雨の影響で壊滅的に釣れない日もあったけど、すぐに大移動して釣れる釣り場へ向かったのが幸いしたりした。
とてもアバウトな表現になってしまうけど、普通に釣れるのなら意識しなくても1束は釣れる。
「普通ってなんだよ!」ですが、一般的に表現すると「ボチボチ釣れる」くらいの釣れ方って言う感じかな?
入れ喰いではなくて、何ヶ所か落としてみて、やっとホットスポットが見つかる程度に釣れる日。
コレくらいの釣れ具合なら、脳ミソ空っぽ状態で釣りしてても1束は釣れると思う。
まぁ、この状態でハゼ釣りしていると餌を付けずに落としたり、釣り上げたハゼをビクに入れずに放り投げたりと、ボケた釣りになってしまうことも無きにしもあらず。
ただ、意識しないとせいぜい150匹に届かない程度かな。
150匹以上とか2束を目指すとなると、やはり「頑張ってやらねば!」と意識しないと厳しいな。
手返しを早くとか、釣れたスポットから5cm以内どころか本当にピンポイントで落とし、着底すぐに喰わせて時間の無駄を無くすとか…
今シーズンのハゼ釣りを振り返ってみると、150匹以上釣っている時はやっぱり「あ〜、あそこで頑張ってたな…」と思い起こせる。
せいぜい1束超える程度の釣果の時って、ほとんど記憶にないもんな〜
オッサンとトップレベルの選手を比べるのもおこがましいが、たぶんトップレベル選手もそうだと思う。
その時の作戦というか対応というかはキチンと頭でイメージしていないと、いくら身体が自動的に動くといってもそれはある程度までのお話で、全力もしくはソレ以上の出力が必要な場合は、頭で考えて意識しておかないと対応はできないと思う。
本日のハゼ釣り現場も【秘密の花園3】である。
正直、この釣り場も飽きてて、ホームグラウンドである『大井ふ頭中央海浜公園』に戻ろうかな?とも思ってるんだけど、お仲間情報によると、釣れるは釣れるけどちぃサイズらしいのでどうだかな〜
っというわけで、本日も【秘密の花園3】に向かっています。
もう秋の気配が濃くなっているので水に立ち込むのも厳しくなっていて、先週は長靴を履いてハゼ釣りしてたんだけど、やはり長靴だと行動がかなり制限されるから思ったポイントに行けなかった。
「今の状況ならアソコでできれば釣れるのになぁ〜…」と悔しい思いをしたので、本日は冷たい水に立ち込む覚悟で短パン&サンダルスタイルにて愛車を漕ぐ。
ウェーダー着ようかな?とも思ったが、気象庁の1ヶ月予報によると、全国的に気温が高くて秋の深まりが遅いらしいし、10月上旬に至っては10年に一度レベルの高温予想なんて言われているから、ウェーダーなんぞ着てたら熱中症になるよ!
っと思ったので、夏をリバイバル!のスタイルでございます。
とは言え、まだ早朝の夜明け前はちょっと寒いくらいで、「コレで水に立ち込んで大丈夫かな…?」と心配になる。
【秘密の花園3】に到着すると、遠くのメインステージに何人かのハゼ釣り人が見える。
人影のシルエットからハゼ釣り仲間だろうけど、本日の作戦は限定エリアでのスタートダッシュ!なので、そちらへは行かずに目的のエリアへ。
思った通り、このエリアのちょうど良いあんばいの潮位だったので期待できるハズ、ハズ…
まずは釣りの準備。
本日の竿は4.5mのゼロサム初梅。
3.5mの清流Xと迷ったけれど、広く探れる4.5mで様子をみて、手前でも釣れるようなら3.5mにチェンジして手返し良くな作戦。
まずは4.5mの竿から
仕掛けはいつも通りのミャク釣り仕掛け。
先週の始めはオモリを0.5号に変えてやってみたけれど、潮流に流されるし思ったところに落としづらかったので、いつもの1号に戻しました。
竿的には軽いオモリ推奨なんだろうけれど、やりづらいんじゃ〜本末転倒。
まぁ、オッサンの慣れの問題だろうね。
いつものミャク釣り仕掛け
餌はこれまたいつものボイルベビーホタテ。
まだカチンコチン
もうこの時期は餌は大きめに付けないと喰ってきません。
大きめがポイント
ハゼが喰ってくるポイントを探す時は、とにかく餌は大きめ!
一度喰ってきたり、釣れたりで、同じスポットを続けて狙う時は小さめでも喰ってくることもあるけれど、大きめの方が勝負が早いし、餌サイズと釣れるハゼサイズは比例するのでそういう事です。
餌をちまちま使って余らせるよりも、ジャンジャン使ってデカいハゼ釣りたいじゃん!
ふと見ると、足元にくたびれたルアーが落ちていた。
以前はマメに拾って持ち帰りキレイにしていたんだけど、もう見向きもしなくなったな〜
釣り場にはけっこう落ちていて、オッサンの拾ったルアーコレクションもそこそこの数になった。
ルアーやらないし、別に何に使うわけじゃないけど、根っからの貧乏性なもんで…
高そうなのも落ちてるんだよね〜
さぁ爆釣開始じゃ〜!
水に立ち込むが「冷めてぇ〜!」
ヒャ〜冷たいぞ!
冷たいのを我慢して、まずはこのエリアでも一番の実績スポットに移動するんだけど、思ったよりも水深が深い。
ちんたら釣りの準備している間に潮位が高くなったようだ。
しかし、虎穴に入らずんば虎子を得ず、ハイリスク・ハイリターン、身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ。
危険を顧みずに飛び込んでこそ、爆釣になるのであ〜る!
と思ったけど、以前この釣り場で会った常連オヤジから「今年は土左衛門が2体…」の話を思い出し及び腰になる。
危ないので一歩下がって安パイ位置からスタート。釣りは安全第一でございます!
まずは真正面沖に向かって第一投。
ス〜っと仕掛けが落ちて着底。
さぁ、アタって来い!との意気込み虚しくアタリなし…
釣れる時はすぐにアタるんだけどなぁ〜
しょうがないので、スンスン…と小刻みに誘ってみるが喰ってこないな〜
なので、しばらく止めてジ〜っとしているとツン!と喰ってきた!
電撃フッキングにて本日の一匹目。
お、ナイスサイズ!
次も同じスポットに落とすと着底すぐにアタって来て二匹目。
ハゼしぼんだ…
んでお次はちょっとサイズアップ。
ココらがスタンダードサイズかな?
さらにお次はまたダウン…
アレ?しぼむな〜
なんなんだ!この統一性の無さは!?と思うが、コレが結果だし、とにかく釣れればいいや!
もうこの時期になるとどこに落としてもアタリあり!という釣りではなくなっていて、ハゼのホットスポットを探さなくちゃならない。
探す手掛かりがないわけじゃないけれど、説明するのは難しいし長くなるので割愛。
簡単なヒントは地形ですかね…
本日は一か所で5匹程度釣ったら、針に掛からない小ハゼが突付き始めるから、そうなったら次を探す。
ただ、上がってくるハゼが小さいな〜
せいぜい10〜11cm程度が多い。
それでも今使っている4.5mの竿は柔らかいもんだから、それなりに引きは楽しめるんだけど、もうちょっとサイズアップしてくれんかね?
せめてコレくらいには
チョロチョロと小移動を繰り返しながら、ホットスポットを求めて釣り歩く。
普通の釣り場なら、4.5mの長竿を左右に大きく振り回しながら移動しまくるなんて出来ないけれど、いかんせん、このエリアにはオッサンひとりしかいない。
遠くに何人もの釣り仲間がやっているのが見えるんだけど、アッチは釣れてるのかな〜
チョロチョロ動いているのが見えるから、たぶんこちらと同じようにちょっと釣ったら小移動している感じ。
ならば、大きく動けるこちらの方が結果的には釣れると思うんだけど…
まぁ、人の心配より自分のハゼ釣りじゃ!
そのスポットでの第一投は、着底後にアタリが無かったら、10秒ほど動かさずにいた方がアタって来ることが多かった。
すぐに動かすとハゼが警戒する感じ。
一度アタって来ればハゼもやる気になるみたいで、スポットさえ外さなければアタリ続けた。
やはりいつものパターンで、最初は良型ハゼが喰ってきて、釣り続けると次第にハゼがしぼんでゆく…
最初は良型が喰ってくる
でも、良型が続くことは少なくて、すぐにハゼが小さくなってくる。
たぶんハゼが群れてなくて、バラバラに活動してるんだろうね。
だからこそ、餌を大きめに付け、ハゼを掛けた時にホタテ餌がバラけることでコマセになり、周りのハゼを寄せるという作戦が有効になる。
つまり、ハゼを針掛かりさせたらすぐに抜き上げようとしないで、しばらく暴れさせてホタテコマセをバラまくもありです。
オッサンは今日はコレをやってました。
コレがホタテ餌のメリットだから、しっかり活用しないとね!
とは言え、ひとつのスポットで粘るのも考えもの。
本日はハゼの活性があまり良くないので、頑張って寄せるなら次のスポットを探した方がサイズも数も稼げる感じだった。
粘るのか?見切りをつけるのか?
ここらへんのバランスはその時々の釣れ具合で見極めるしかないかな。
ひと通りこのエリアを釣りきった所で、O氏からの電話が鳴る。
しかしオッサンは無視!
っていうか、今は水に立ち込んでいるので、万が一スマホを落としたらシャレにならんので、電話には出ないことにしている。
たぶん「釣ったハゼ持って来い!」という要件だろうて。
時間的にO氏はもう釣りに飽きてて、他の釣り場へ移動するつもりだろうから、手土産にこちらのハゼを持って行きたいんだと思う。
まぁ、こちらもキリが良いので移動開始。
他の仲間に釣りのあんばいを聞いてみるが、どうにもパッとしないとのこと。
オッサンがやっていたエリアが一番マシだったらしい。
っというわけで、4時間で131匹と無意識釣り程度の結果でした。
まぁ、こんなもんか…
最大サイズは14cmで、もうひと超え欲しかったな〜
15cmは欲しかった…
本日は全体的にハゼが小粒だったけどアタリだけは頻繁にあって、釣れるかどうかは別にして、ひと落としの度にアタって来る感じだった。
ただ、狙いのホットスポットに寸分違わずに落とさないとアタらないので、ソコは惰性でなく集中しなくちゃならない。
活性が良くて、ハゼもウロウロしている夏場だったら多少ズレてもなんとかなるけど、これからの時期はちょっとズレるとハゼは知らんぷりになります。
まぁ、今シーズンひたすらに集中し続け、狙いにピッタリ落とせるようになったあなたならきっと問題ないと思いますんが!
やはり自分の思った通りのスポットを狙えるというのは、水に立ち込めるメリットだな〜
長靴だったら、下手すりゃ〜1束いかなかったかもね。
っということは、次も短パンか?それともウェーダーか?
もういっそのこと寒くなればウェーダー一択なんだけど、中途半端に暑いのも困るんだよな〜
オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。
結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…
正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったらのぞいてみて下さい。
販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。
売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。
なるべく頑張って製作します。