2025年10月5日。
釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。
天気:晴れ
釣行時間:6時00分くらい(潮位:160cm下げ3分)〜10時00分くらい(潮位:41cm干潮)大潮
釣果:マハゼ136匹(9cm〜15cm)
竿:4.5m(ゼロサム初梅)
道糸:ナイロン0.8号
ハリス:ホンテロン0.6号
ハリ:袖スレ1号
オモリ:自作Fe(鉄)オモリ(1号相当の重さ)
エサ:ボイルベビーホタテ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
いよいよ10月に突入し、2025年もあと3ヶ月を切った。
だからどうした?と言われればそれまでだが、「月日が経つのは早いね〜!」と言ってみる。
このセリフってよく高齢者から聞くことが多く、若年層からはあまり耳にする事がないように思う。
『時間』という概念が存在するのかどうかはさておいて、1年365日8760時間という時(とき)は誰でも平等に刻んだと思うんだけど、その感覚はそれぞれに違うらしい。
オッサン思うに、若年層は毎日どこかで新たな体験をし続けていて、年寄りは毎日がマンネリ化しているからだと思う。
自分にとって良いか悪いかは別にして、未知なる体験を『未体験』と捉える若者に対して、同じように未知なる体験を既知の枠に当てはめて知ったかぶりする高齢者。
これじゃ〜毎日に新鮮味なんてないわな〜
なので、一日どころか一年なんてあっという間に過ぎ、一年一年が加速してゆくからのあのセリフなんだと思う。
っというわけで10月突入記念で、さすがにもう夏と呼ぶには季節外れなので、このブログのタイトルから『夏シーズン』を外しました。
正直、本日のハゼ釣り現場は迷いに迷った。
ここしばらくHOTだった【秘密の花園3】もそろそろ良型爆釣ではなくなってきたし、そもそもがもうこの釣り場にも飽きた。
否が応でも11月になれば夜釣りで通うんだから、それまでは別の釣り場へでも…
ホームグラウンドの大井ふ頭は、サイズはともかく数が釣れているらしいので、そろそろそちらの様子でも見に行こうかな?という気がしないでもない。
しかし、数釣りが終わったこの時期に小ハゼを釣って面白いかい?
ならば、サイズが期待できる【秘密の花園3】がマシなのでは?
いやしかし…
今朝、自宅を出発し【秘密の花園3】と大井ふ頭への分岐点ギリギリまで迷っていた。
頭ではどうしようか?と思っていたが、身体は自然に【秘密の花園3】へとハンドルを切っていた。
習慣とは恐ろしいが、こうなったらもう【秘密の花園3】に向かうしかない…
現場に到着するが、先週同様に本日もメインステージから離れたオッサンの実績エリアから。
遠くのメインステージには誰かがいるようで、遠くかすんでよく見えないが、オッサンの仲間ではなさそうだな。
今現在は満潮から潮が引き始めている時間帯。
本日は大潮だからアッという間に潮位が低くなる。
このエリアはどちらかというと潮位が高い方が釣れるので、急がねば!
本日使う竿は迷わず4.5mのゼロサム初梅。
もう4.5mじゃないと釣りにならん!
現在の潮位的には3.5mの清流Xでもいけそうだけど、潮はガンガンに引いているのですぐに使いものにならんだろうて…
っというわけで始めから4.5mの竿にて。
餌はいつものようにボイルベビーホタテ。
夜釣りになればアオイソメとかエビ餌になるから今のうちに使っているんだけど、なかなか減らないんだよね〜
余らせて来シーズンまで冷凍庫に入れておくと、冷凍焼けでポソポソになって使いづらくなるんだよね〜
けっこう燃費が良いホタテ餌
まだカチンコチンなので水に漬けて解凍。
コレが一番早い
何度も言いますが、餌付けはとにかく大きめ!
もうこの時期になると、付け餌が小さいと喰ってこないですよ〜
ホタテ餌をちんまり付けて粘ってる人がいるけど、んなもん時間の無駄じゃ!
大きく付けてサッサと釣ってしまえ〜!
準備完了にて釣り開始。
まずは超実績エリアから。
ジャブジャブと水に入るが、本日はウェーダー着用でございます。
実は本日はウェーダーを着るべきかどうか?も迷っていた。
早朝だけで考えればウェーダー着ても問題ないと思うけど、釣りの後半になると絶対に暑くなるはず!と思っていた。
それでも短パン&サンダルスタイルにしなかったのは、釣り始めは潮位が高いから、短パンよりも深く立ち込めるウェーダー着用でスタートダッシュ決めたいから。
今日は絶対にスタートダッシュかまさないとヤバい日なので、できる限り深く立ち込んでサッサと釣ってしまえ!な作戦。
久しぶりのウェーダー
ちなみにウェーダーを着用してヒザくらいまで立ち込むと、水圧で足が痛くなりますよね?
エっ?ならない?そんな高級品を使っている奴は相手にせんわ!
普通のウェーダーはヒザ付近まで立ち込むと、水圧で潰されて足が痛くなります。絶対そうなんですよ!
そこでオッサン的解決法はコレ↓
なんじゃこりゃ〜?
某ダイソーで買った『スニーカーキーパー』なる商品。
なんでも、靴の中に入れて靴の型崩れを防止するゴキゲンなアイテムらしい。
そういうのって靴を脱いで保管しておく時に入れるもんだと思うけれど、コレは靴を履いたまま使う商品らしい。
なので、薄いプラスチックという感じでできていて、コレを靴に入れてそのまま履いてしまうらしい。
薄っぺらい感じの商品
ガチガチに硬いわけじゃないから、完璧に水圧から足を守ります!という訳にいかないけれど、足の痛みはかなり軽減されます。
まだ温かいからやらないけれど、この商品を入れて厚手の靴下を2枚重ねて履けば、ほぼ足の痛みは解消しました。
できる限りギリギリまで前進し、本日の第一投!
仕掛けがス〜っと落ちてゆき着底。
すぐにアタリ始めて爆釣開始!というほど甘くなくて、スンスン…と誘えど誘えど全くアタリなし…
何度か角度を変えて探ってみるんだけど、全くアタらず…
「あ、マズい奴だ!コレ!」
もうこの時期は、どこに落としてもアタって来る事なんてほぼ無いのは分かるんだけど、もうちょっと反応して欲しいな〜
と思ってたら、ツン!と小さくアタって来た。
どうみても小ハゼのアタリ方なんだけど、ボウズ逃れせにゃ〜ならんので三度目の正直で本日の一匹目。
やっぱりこのサイズだよね…
んで次も同じスポットで…と思ってたんだけど、全然アタらないんですね〜
うわ〜、本当にヤバいぞ!今日は…
他を探ってみてやっとアタる場所を見つけたんだけど、上がってくるのはやっぱりなサイズ…
なんだよ!コレはよ〜
お次でやっとスタンダードサイズが釣れたんだけど、ひとつのスポットから一匹ずつしか釣れない…
せめてこのサイズだよね…
探っても探ってもアタリは無いし、やっと釣れても連チャンが来ない単発のみ…
たま〜に連チャンが来るけれど、せいぜい3連くらいでサイズは言わずもがな…
けっこう丁寧に釣り歩いているんだけど、本日はコレの繰り返しばかり…
「この調子だと今日は1束いかないな…。コレなら大井ふ頭に移動するべきか?」
迷うんだけど、移動時間もそこそこあるから、その時間がもったいない。
んじゃ〜、このエリアを見切って他のエリアに移動するべきか?と思ってたら、主(あるじ)君が登場した。
主君は他のエリアでやっていたようだが、パッとしないからこちらにやってきたようだ。
ムムム…、他も同じようなものか?
まぁ、この実績エリアもまだ1/4くらいしか探ってないから、もしかしたら…という期待がないわけでもないが、一番の実績エリアでコレだもんな〜
大移動も面倒臭いので、このエリアでの続行を決断するが1束釣りは諦めることにする。
くすぶるハゼ釣りを余儀なくされたオッサンだったけど、ダメ元でヒザ上くらいまで深く立ち込み、竿もできる長く持って思いっきり沖狙いをやってみた。すると!
着底と同時に竿先をひったくられ、アワセると重量級の暴れまくりでナイスサイズが上がってきた!
なんだ!沖にいるんじゃん!
きっとこのためのウェーダー装備だったんだ!
そうだ!そうに決まった!
ここからが本日のハゼ釣り本番である。
天気予報が変わってすっかりお天気模様になり、日が高く登って水温が上がったのも幸いしたのかもしれない。
お〜!沖にいるじゃん!
ハゼがいる所が分かればこっちのモンである。
ヒザ上まで立ち込んでの沖狙いで、先ほどの単発小ハゼ釣りとは打って変わって、良型ハゼが連打で上がってくる。
このサイズが連発!
まぁ、どこでも釣れる訳じゃないし、たまには11cm程度のハゼだったりもするけれど、基本的には13cmクラス以上がほとんどのナイス釣行に早変わり。
オッサンのやる気にもターボがかかる。
約5mおきに移動しながら、角度を変えて探っていると、少なくとも2ヶ所くらいはホットスポットが見つかる。
ほとんどが着底と同時にアタって来る事が多いから、ソコに寸分違わずに落とし続ければ釣れる。
問題は見切りである。
いつもなら、良型ハゼを釣り切ると針掛りしない小ハゼのアタリになって終了…って感じなんだけど、今日は違った!
僅かなアタリでアワセても針に掛からないから小ハゼかな?と思いながらも、「それでも、もしかして…」の気持ちでしつこく狙い続け、やっと掛けてみるとグイングイン!重量級の大暴れ。
上がってきたのはナイスサイズ!
このサイズだったりする
あの僅かなアタリでこのサイズかよ!とツッコミを入れるが、こうなってくると見切るに見切れないから、また迷うんだよね〜
本当に小ハゼだったらサッサと次のエリアに移動すれば、また良型サイズ連チャン!もあり得るんだけど、このサイズを見逃すのももったいないし…
っというわけで、本日はなるべく小さいアタリは粘るようにしていました。
そう言えば、最近はオッサンの布教もあって、4.5mクラスの長竿を使う仲間も増えた。
手前で釣れなくても、沖だと釣れることも少なくない。
特に今日みたいな日は、長竿の優位性が際立つから使わない手はない。
みなさんいろいろな長竿を使っていて、それぞれに一長一短があると思う。
長竿となるとウキ釣りではなくてミャク釣りになるんだけど、一般的にミャク釣りの竿は張りがある方が扱いやすいように言われる。
確かに張りがある竿だとアワセが入れやすいから、やりやすいのは間違いないと思います。
実はオッサンの竿は柔かいのが多い。
コレにはちゃんと理由があってアタリが取りやすいから。
普通のアタリは竿先を下に拝ませるのがほとんど。
もちろんそのアタリも取れるんだけど、柔らかい竿だと喰い上げのアタリが取りやすいから。
ヘラブナ釣りをやっている方ならよくご存知と思いますが、喰い上げのアタリとは、魚が餌をくわえて浮上する時に出るアタリの事。
ハゼの場合は、餌をくわえて釣り人方面に向かってくる時に出るアタリになります。
この時は竿先が上に持ち上がる反応になるので、慣れてない人はアタリと判定しづらいかもしれません。
竿が柔らかい場合は、動かさずにアタリを待っている時って竿先が大きく曲がっているので、喰い上げのアタリが分かりやすいのです。
このアタリってけっこう頻繁にあって、オッサンの感覚的には1割くらいは喰い上げのアタリが来ると実感してます。
ちなみに喰い上げのアタリが多い時は、ハゼの活性が良い時です。
ちょうど餌のキリが良い所で納竿。
4時間で136匹と終わってみたら1束超えてましたね〜
いつの間にかけっこう釣ってたんだ!
最大サイズは15cm。
こいつも暴れたんだよな〜
いつもなら、ハゼの集合写真を撮ってお片付けして終了なんだけど、本日はもうひと仕事。
ハゼの重さを測らなきゃならない。
っというのも、【ハゼがお金になる】というある記事を見つけたから。
オッサンは釣ったハゼは仲間にあげたり、リリースしたりで済ませる。
持って帰った事はたった一度もないね。実際。
魚を食するのは嫌いで、食うならやっぱり肉だね!
そんな奴はハゼ釣りする資格なし!
もっともだ。
なのでたまに思うよ。「ハゼ金になんねぇ〜かな?」
別にハゼ御殿をおっ建てるとかじゃなくて、せめて餌代とかで良いから、なにかの足しにならんかな?と。
ハゼ釣りする方ならみんな思ってるハズ。
そんな時に「ハゼが売れる」というお話に食いつかないわけ無いじゃん!
それは愛知県豊橋市にある平松食品さんのお話。
なんでも8月1日〜10月31日までの期間限定で、三河湾で釣れたハゼの買取をしているらしい。
平松食品さんは佃煮の老舗でハゼの甘露煮の材料にということらしい。
以下、平松食品さんHPより抜粋。
【買取に際するご注意事項】
・三河湾産マハゼのみ買取いたします。
(他の地域で釣ったもの、育てたまたは買ったもの、他の魚はNG)
・当日に釣り上げたもののみとさせていただきます。
(生きているマハゼのみ。)
(ドングロ、鮮度の悪いハゼ、ペンキなど外傷があるものは
お引き取りできません)
・初めての方は身分証明書をご持参くださいませ。
(未成年の方は保護者の方と一緒にご来店下さい)
・買取は100g〜です。
100gに満たない場合はお断りさせていただきます。
買取期間:2025年8月1日(金)〜10月31日(金)
買取場所:平松食品工場直売店「美食倶楽部」店頭
(〒441-0155 愛知県豊橋市梅藪町字折地2-1)
買取受付時間は9時30分から17時までです。
買取価格:100g=(税込)70円
近所にこの制度があったら、オッサンも売りに行くのかな?
売れるとなれば、誰もハゼを人にあげようなんてやらないだろうね!
常連はみな目を血走らせてハゼ釣ってるだろうし、そもそも一匹一匹釣るなんてみみっちい事やらずに投網で一網打尽だよ!
なので、釣り場は殺伐とした雰囲気だろうて。
買い取り価格が100g=70円とのことだけど、100g分のハゼってどれくらい?っと全く想像できなかった。
そう言えば、今までハゼの重さなんて気にしたこともなかったな〜
せっかくの機会だから、実際に測ってみることにする。
本日は自宅から妻に黙ってキッチンスケールを失敬してきた。
まずは、いつもハゼの長さを測っている自作のスケールを乗せてゼロ設定。
スケールを乗せてゼログラムに設定
暴れるハゼにワンパン食らわせ黙らせてからそれぞれに測定開始。
11cmは11g
13cmは19g
15cmは22g
太ってる痩せてるなどの個体差はあるし、13cmと15cmの差がもっとあっても良いと思ったけれど、だいたいこんな感じでした。
例えば、ひと釣行分の餌代としてアオイソメの相場を40g/500円としたら、ハゼ720gくらいを売りさばかなけりゃならない。
測ってないから正確じゃないけれど、たぶん本日の釣行分のハゼの重さは1.5kgくらいだと思うから、お!元取れるな〜
でも、儲けようと思うと絶対にハゼ釣れなくなるよね。
ギャンブルがそうじゃん?
だもんで、頭真っ白にしてのんびり釣り糸垂れてる方が平和だよ。
でも、もし売れるのなら…な野望が無いわけでもないオッサンなのでした。
オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。
結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…
正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったらのぞいてみて下さい。
販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。
売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。
なるべく頑張って製作します。