2025年夏シーズン16回目の東京ハゼ釣りは長竿一本!

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2025年夏シーズン16回目の東京ハゼ釣りは長竿一本勝負!

2025年8月24日。

2025年夏シーズン16回目のハゼ釣りに行ってきました。


釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】

天気:晴れ

釣行時間:5時30分くらい(潮位:206cm満潮)〜9時00分くらい(潮位:115cm下げ5分)大潮

釣果:マハゼ165匹(9cm〜12.5cm)


竿:4.5m(ゼロサム初梅)

道糸:ナイロン0.8号

ハリス:ホンテロン0.6号

ハリ:袖スレ1号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ(1号相当の重さ)

エサ:ボイルベビーホタテ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け



お盆が明け、いよいよ夏も後半と思いたいけれど、相変わらずの狂った暑さ。


お天気ニュースでは連日危険な暑さを報道していて、気温分布図では、数年前までは赤色が最高気温だったのに、今度はその上が紫色になり、今年あたりからは茶色が一番暑い色になっている。


果たして、この上の気温になると何色だ?黒色?


黒色って最低気温の酷い奴のイメージだけど…


とにかく、まだまだ猛暑は続くようなので、みなさんご自愛ください。



んで今朝ハゼ釣りへ赴くために、自宅の扉を開けた途端ムア〜っと蒸し暑い外気のアタック!


まだ夜明け前の東雲(しののめ)の時間でこの暑さ。


本日もなまら暑いハゼ釣りを覚悟する。


チンタラ自転車を漕いでハゼ釣り場へ向かうが、まだ薄暗いからライトオン!


暑い夏はまだまだ続きそうだけど、ちょっと前までは同じ時間帯でもっと明るかったから、季節は確実に移り変わっています。


いつもの橋に到着するが、おひさまはもうすぐ顔を出すくらいか。

もうすぐ夜明け


釣り場もまだ薄暗いな〜


公園に入ると園路の街灯はまだ点いている。

お!街灯がまだ点いとる


いつもの仲間は【はぜつき磯】にズラリと並んで釣り糸を垂れていた。


ハゼ釣りのあんばいを伺うが「釣れる!とは言い難い状況…」らしい。


う〜ん…、やはりそう来たか。


お盆期間中は釣れまくったから、そろそろハゼも釣れなくなってくるのは致し方ないところか…


一応、【夕やけなぎさ】の様子も見に行くが、こちらはハゼ釣り人が少ないな〜

そんなに釣れないかい?


ハテ?迷うな〜


【はぜつき磯】に戻るか?いっそのこと【しおじ磯】に行くべきか?


大井ふ頭中央海浜公園のハゼ釣り場は、【はぜつき磯】と【夕やけなぎさ】はすぐお隣りなんだけど、【しおじ磯】はちょっと離れている。


なので、両方のエリアでお試ししてみるという選択肢はない。


まぁできなくはないんだけど、移動時間のロスが大きいので、どちらかに腹を決めるしかない。


まだ寝ぼけた脳ミソをフル回転し、決定!


【しおじ磯】に移動する。


この決断が本日の罠とは知らずに…



【しおじ磯】にやってくると、そこそこのハゼ釣り人がいた。


もうこの時期になると、ハゼもコンスタントに釣れるようになってくるから、こちらも大盛況のご様子。

けっこう釣り人多いな


一概に【しおじ磯】とは言うものの、そこそこに広いエリア。


普通の釣り人はセンター部の遠浅エリアにいることが多いが、オッサンはここからちょっぴり外れる。


やって来たのは深場エリア。


実はこのエリアは今シーズンに何度か訪れているんだけど、全然パッとしなかった。


「釣れないはずないんだけど…」と思ってるんだけど、ダメなんですよね〜


なので、本日も様子を見にやってきました。


いつものように誰もいないかな?と思ったら、このエリアの主がいた。


この主君はよくここでやっていて、顔見知りになった御方。


サツを済ませ例のごとくハゼ釣りのあんばいを伺うと「アタリはありますよ!型もそこそこ良いです!」とナイスなレスポンス。


なぬ!そんな耳障りの良いお返事されたら、ココでやらないわけにはいかないじゃん!


っというわけで、こちらで釣りの準備を始める。


このエリアは深場だし、今現在の潮位は大潮の満潮なので4.5mの長竿一択。


オッサンの4.5m竿と言えばいつものコレ↓

宇崎日新の『ゼロサム初梅450』


大枚はたいて買ったんだけど、たかがハゼ釣るのにココまで出すか?


買っちまったからにゃ〜、元を取るために短竿でも出来るポイントでも使ったりしている。


当然ながら、常識ある人は手を出さないので、ココらへんの竿がオススメ。


実はこの竿も選択肢に入っていた。


『硬硬調』というのがどれくらいの調子が分からなかったのと、やはりゼロサムに比べると竿の重さが…


んで、本日このエリアの主君が『ファインモード流 硬硬調450』を使っていて触らせてもらった。


さすが硬硬調というだけあって、竿先に張りがありミャク釣りには使いやすそうだった。


ちょっと重心が前のめりかな?と思ったけど、4.5mの長さになるとソレはしょうがないところ。


良いなこの竿!


思わず「この竿ちょうだい!」と言ってしまいそうだった。


次にこのクラスの竿を考える時は、選択肢の筆頭に来ると思った。


しかし、メーカーの宇崎日新って良い竿作るんだよな〜


オッサンが持っている『ゼロサム初梅』も『軽極ハゼ』も宇崎日新だし。


まぁ、細かく言いたい事がないわけじゃないけど、あえてひとつだけ言わせてもらえば「もっと安くしてくれ!」だけども…



餌はいつものボイルベビーホタテ。


今年はホタテを2kg仕入れたんだけど、やっと半分消費しました。


もうお盆が終わったから、ちょっと余りそうかな?


穴釣りや夜釣りは基本アオイソメを使うし…

地道に消費しているホタテ


本日のお初アイテムはカウンター。


言わずもがな釣ったハゼを数えるんだけど、多くの釣り人同様、オッサンも今までは100均のカウンターを使っていた。


釣りで使用後、水道水で中まで洗って水をよく切って乾かしてるんだけど、どうしても内部がサビて壊れる。


人様がどうか知らないが、オッサンはひとシーズンに2〜3個は買い直している。


つまり、毎年毎年220〜330円はこのカウンターのために出資しているということだ。


100均商品に品質は求めてないが、よ〜く考えてみれば、もったいないという気がしないでもない。


そして何より困るのは、カウンターが使いものにならん!と気づくのは釣り場でがほとんど。


なので対処しようがない上、たいていは釣りの途中で数を確認するとカウントしてなかった!という有り様で、釣り上げたハゼの数すらも分からん!というトホホな事態。


コレがひとシーズンに数回発生するということ。


っというわけで、今回はキチンとしたカウンターを導入してみることにしました。


オッサンがチョイスしたカウンターは『シンワ測定株式会社』の製品。


この会社は知る人ぞ知る日本の測定機器のメーカーなので、カウンターと言えどもちゃんとしているだろうてと思ったから。


お値段もそれほどではないので、3シーズンもってくれれば100均製よりもリーズナブル。

3シーズンもってくれよ〜


準備完了にて水際に仁王立ちするが、水が濁っているな。


赤潮の濁りじゃなさそうだから、釣れなくもないんだろうて。

水は濁り気味


水にジャブジャブ入るとぬるくて気持ち悪い。


この生温かい水温だから濁っているのか!

ぬるい…


ふと10mほど沖を見ると、今までなかった物体が浮いている。


最初はゴミかな?と思ったけど、流れてないのでどうやら固定してあるようだ。


ブイというか目印のようで、たぶん水質計測機器か何かを沈めているのかな?

何アレ?

ハゼ釣り大会へのゲリラ参加

では、ハゼ釣り開始。


まずは真正面の沖に向かって振り込む。


着水し、仕掛けが落ちてゆき着底。


水深は2.5mはあるな。


着底すぐのアタリはなく、スンスン…と誘ってみるが音沙汰なし。


誘いながら手前まで探ってみるが、アタらないね〜


角度を変えてやってみるが、生命反応がないんですけど…



「やはり、このエリアは今シーズンはダメなのかな?」


大移動を覚悟しながら、最後の望みでエリア内を移動。


やってきたのは、このエリア内で一番実績があるポイント。


「ここでダメなら【はぜつき磯】に行くしかないかな?」と思いながら、仕掛けを振り込むと着底と同時にアタって来た!


竿先を10cm以上派手に拝ませながら、上がってきたのは本日の一匹目。

まぁ、このサイズだよね…


派手にアタって来るのは、コレくらいのサイズが多い。


良型ハゼのアタリはもっとおとなしい。


次も同じスポットに落とすと、同じく着底すぐに喰って来る。

このサイズなら合格


しばらくは同じスポットでアタリ続けるが、釣れるハゼが小さくなったり、ハリ掛かりしづらい小サイズのアタリばかりなったら、探る角度を変える。


ありがたいことにすぐに次のホットスポットが見つかるから、このエリアもようやく釣りになってきたようだ。


そのスポットでは、最初は10数cmクラスの良型ハゼが釣れて、その後はだんだんとサイズダウン。


最後は、ハリに掛からない小ハゼが突くアタリになってくる。


っという分かりやすいパターンなので、小ハゼばかりが釣れてくるようになったら、次を探すようにした。

このサイズが数匹続くとお次へ!


本日はけっこうコンスタントに釣れているんだけど、まだ本調子ではないというか、ハゼの喰い方がまだ入れ喰いと呼ぶには弱い。


着底すぐにアタって来るのが一番なんだけど、そうでない場合は誘いを入れる。


いつもはスン…と数cmズル引きして喰わせる感じだけど、本日はコレだとアタって来ないわけじゃないけど、アタリが遠い。


なので、オモリを動かさない程度に餌を揺らし、5秒くらい待っているとアタって来ることが多かった。


このエリアに限らず今シーズンはコレが多くて、積極的に誘うよりも静かに揺らして止めるという方がアタって来るな〜



特に長竿を使う時の注意点なんだけど。


このブログでも何回か書いたことがあるんだけど、ホタテ餌を使っていた場合、ホタテの両端を指で潰すようにしています。


こうすることで、水中でホタテがフワッと広がってハゼにアピールするとともに、ホタテ臭が出やすくなるというメリットがあります。


あと、ホタテの貝柱って繊維状だから、針から抜けやすくなるじゃん?


じゃん?って別に馴れ馴れしくなることもないんだけど、抜けやすくなりますよね?


抜けるのは着水の衝撃時がほとんどで、特に長竿を使っていると余計に抜けやすい。


オッサンの思い込みかもしれないけど、ホタテを潰すと抜けづらくなる気がしています。


コレのデメリットは数秒程度だけど時間が掛かるくらい。


メリットの方が大きいので、オッサンは長竿を使う場合はほぼ毎回コレをやっています。

ホタテ餌の両端を潰す


釣れるよ〜!



こんな感じでやってるんだけど、この実績エリアをちょっと外れるとアタリが遠いし、小ハゼばかりの印象。


なのでアッチの主君は釣れてるのかな?と思って、そちらを見るといつの間にか姿を消していた。


「釣れるんじゃなかったんかい!」とツッコミを入れるが、たぶん最初は釣れてたんだと思う。


どこか別のエリアに行ったんだろうて…と思ってたら、なぜかとんでもない方で釣り糸垂れているのが見えた。


「おもしろいな〜、主君!」


確かに、この釣れ具合ならアッチも釣れるかもしれないが、アッチは時期的にまだ尚早かな?


あとひと月後くらいじゃないと厳しい気がするが…



本日というか今シーズンは、やたらシロギスが釣れてくる。


本日も4匹上がった。

今シーズンは多いな!


ハリ掛かりするとグイン!グイン!引くから面白いんだけど、ハゼとは全く違う引っ張り方だからすぐに分かる。


15cmくらいのサイズが何匹も揃えば良いお土産になるかもしれないが、ビクに入れててもすぐに死んじゃうからキャッチ&リリース。



そろそろこのエリアも釣り切ったし、同じエリアも飽きたので移動するか?と動いた瞬間にSS氏がやって来た。


もう帰るようで、帰り際に帰省土産を持ってきてくれたらしい。


「あっちは人がスゴイからこっちにいたんですね!」


「はぃ???」


「ハゼ釣り大会やってるんで50人くらいズラリと並んでますよ!!」


エ〜!!もう飽きたからアッチに行こうと思ってたんだけど!」

お土産美味しゅうございました


毎年やってるんだけど、ハゼ釣り大会は今日だったんだ!知らんかった。


このエリアはちょっと奥まっているから見えなんだ。


どうりでこの並びにハゼ釣り人が多いと思ってたんだよな〜


ハテ?どうしよう…?


しょうがないので、もうしばらくこのエリアで粘ってみるが、釣れないことはないがこの飽きっぽさはどうしようもない。


ハゼ釣り大会ってどんな感じだろう?


くだらないと言っちゃ失礼だけど、くだらない興味がムクムクと鎌首をもたげる。


んでそのハゼ釣り大会とやらに行ってみよう!と移動開始。


まぁ、すぐに到着したんだけど、確かにスゴイ人、人、人…

ズラリと人が並ぶ


大会本部にはトロフィーとか並んでる


面白そうだ!


少年少女ハゼ釣り大会となっているが、その親なのか少年少女じゃないのも釣り糸垂れている。


っていうか、親どころか親の親みたいな高齢者も混ざっていて、それならオッサンも参加していいジャマイカ!


っというわけで、飛び入り参加でオッサンも大会に混ざってみる。


人が密集しているエリアだと邪魔してしまうので、ちょっと端っこの方にて。


この大会の規定なのか?ほとんどが大きな球ウキを付けた市販の仕掛けを使っていた。


あとで調べたんだけど、某有名釣り具メーカーもこの大会を協賛していたから、使う仕掛けは決まっているのかもね。


釣り大会って、よくこういう縛りあるじゃん。


でも、あの仕掛けだとかなり厳しいよね…


しかもこの人出だと、さすがのハゼも警戒するよ。


オッサンがやっているエリアも実績エリアなんだけど、いつもと違ってアタリが遠い。


とは言え、釣れないわけじゃなくてチョロチョロとハゼが上がる。

釣れないわけでもない


周りは全然釣れてないもんだから、ハゼを釣る度に周りの視線が痛い。


オッサンがハゼが大量に入ったビクをぶら下げていると、「うわ!なにアレ?」っという侮蔑的というか、不審者を見る視線が刺さる。


20分くらいやってたんだけど、やっぱり「アレ?場違いだった?」と気づいたので早々に退散。


でも優勝者に進呈される『ゴールド・ビック・ハゼトロフィー』欲しかったな〜



っというわけで3時間半で165匹という結果でした。


4.5mの長竿一本のみで勝負してこの釣果なら良いっしょ!

まぁ、良いっしょ!


カウンターはすこぶる調子良かった。


100均製とは違って、やはり日本の一流メーカーらしく押し心地が良かった。


あとは3シーズンもってくれれば…

もちはどうでしょう?



しかし、久しぶりに4.5mの竿使ったけど疲れたな〜


終わりに【はぜつき磯】に戻るとまだ仲間がいた。


どうやらこちらも釣れていたようだった。


浅場で短竿でも釣れるのに、わざわざ深場で長竿使わなくてもいいのに…っと自分でも思った。



ここで宣伝です!

オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。


結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…


正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったらのぞいてみて下さい。


販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。


オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!


売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。


なるべく頑張って製作します。

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