タコエギ天秤の自作【余談編】

タコエギ天秤自作と言っても、いろいろと事情はあるわけで…

今回はタコエギを引っ掛けるスナップにハワイアンフックと普通のスナップの二種類で製作しました。

 

強度だけで言えば4号のハワイアンフックは37kgの強度を持っていますが、いくらタコ釣りでもそこまでの強度は必要ないとも思います。

 

それよりもタコエギの動きで勘案すると、普通のスナップの方が可動範囲が広く、自然に動くので普通のスナップの方が良いのかなとも思います。

上がハワイアンフック、下が普通のスナップ

 

 

 

2号に納品後、追加発注があった。

 

その時はスイベルとスナップ付きスイベルをもう少し小さくしても問題ないと踏んだらしく、1号から2号にダウンサイジングしたものを持ってきた。

スナップは4号のままだけど、スイベルとスナップ付きスイベルが2号になった。確かに1号は大きかったよ!

 

 

 

本家本元の『踊るタコエギ天秤』はアームが二本用と三本用があります。

 

三本用はセンターアームにブレードやタコベイトを取り付ける仕様になってます。

 

今回制作したタコエギ天秤は二本用ですが、リーダー側のアイにスナップ等を使ってブレードやタコベイトを取り付ければ三本用と同じような仕様になるのではないでしょうか?

こんな感じでどうでしょう?

タコエギ持ってないので百均のイカエギで勘弁してください

 

まぁ、作ろうと思えば三本用もできるけどサ!

 

 

 

実は、このカタチに落ち着くまではいくつかのプロトタイプを作りました。

 

最初はもっと簡単に作れるように、芯材とアーム材を電線を結束する圧着端子スリーブで固定しものを作ったのですが、強度に難ありで失敗。

 

次は今回のステンレス線巻き&ハンダ付け仕様だったのですが、オモリ部の長さをもっと長くしていて、完成品を眺めていたら「これは長すぎだろ!」ということに気がつきました。

オモリ部が長すぎてタコエギが浮きすぎるのでは…

 

という訳で現在のカタチに落ち着いた次第です。

 

とまぁ、ここまでには紆余曲折があったわけでして…

 

でも一番の問題は、そもそもオッサンがタコ釣りをやったこともなく今後もやる予定もないということでして…

 

実釣テストは2号がやってくれるので、実験結果を楽しみに待つとしましょう。

 

ど〜せタコが釣れなくてもオッサンには関係ないし…

2号が実釣してきた感想をば

後日、オッサン2号がタコエギ天秤を使ってタコ釣りに行ってきたので、オッサンが自作したタコエギ天秤の他人によるインプレッションです。

 

その時は乗り合い船ではなく、贅沢に会社の釣り部で船を仕立てやがったようである。

 

 

まず結果をご報告いたしますと、当日はタコの活性が悪かったらしく釣果は………だった。

 

いつも思うが、2号の釣り部企画で「すげぇ〜釣れて、大成功だったよ!」という台詞は聞いたことがない。

 

釣り部には自分の会社の会長や次期社長も在籍してるので、釣り企画を成功させないと釣り部の存続はもとより、自分自身の存続すらも危ぶまれるのでは?

 

もっと綿密に情報収集して、確実に釣果が出るであろう釣りモノにすればいいのに、2号は何かと自分の欲望のままに浪漫系の釣りモノを選んでしまうので失敗が多い。

 

せっかく会長をはじめとするお偉方と親密になれてるのに、この男はず〜っとヒラ社員だな。

 

まさにリアル釣りバカ日誌である。

 

 

 

一応、タコエギ天秤で普通に釣れたらしいが、タコエギとの接続にハワイアンフックを使うのは良くないらしい。

 

原因は分からないけどエギが外れやすくなるようだ。

 

なので、通常のスナップでエギと接続することをオススメします。

 

これ以外は特に問題はなかったようである。

 

 

あと、これはその時のタコの機嫌が原因だと思うけど、それまではタコテンヤで釣りをしていてさっぱり釣れなかった仲間が、この天秤にチェンジした途端、3匹たて続けにタコを上げたらしい。

 

曰く「もうタコエギ天秤しか使わない!」と宣言したそうな。

 

2号は「固定客がついたよ!」と言っていたが、いやいや普通は市販品を買うか自分で作っちゃうでしょ!とオッサンは思った。

 

 

でも自作したアイテムで結果が出たと聞くとやはり嬉しいですね〜

 

自分で釣ればもっと嬉しいけど、タコ釣りは行かないかな…

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