タコエギ天秤の自作【キッカケ編】

今度はタコエギ天秤だってサ!

このブログの準主役と言っても過言ではない沖釣り専のオッサン2号。

 

オッサンも2号も二匹の子持ちである。

 

何の因果か偶然か、その二匹とも同じ歳なもんだから子どもがらみの話題や悩みも同時期にシンクロする。

 

 

多くの親がそうであるように、子どもの悩みといえば進学がらみ。

 

高校授業料無償化とは言うものの、喜んでばかりはいられない。

 

本来なら学校の授業だけで事足りすハズだが、昨今の加熱し過ぎた受験戦争ではそれではかなりの戦力不足。

 

なので「予備校」という部隊に配属になるのだが、これがまた多大な出費を伴う。

 

もう大学の学費のほうが安いじゃん!というレベル。

 

リアルな戦争しかり、どんな戦争にも金はかかるのである。

 

親としては戦争反対!と叫びたいが、叫んでコトが収まるくらいなら誰も苦労しない。

 

 

 

この世で一番粗利が高いのは武器関係と言われるように、お受験戦争にも学力というリーサル・ウェポンを手に入れるには、分かっちゃいるけど高額な出費を覚悟しなければならない。

 

 

多くの親は子どものために泥水をすするような無駄を省いた生活をしているのである。

 

しかし、たまには気晴らしも必要で、オッサンは安いハゼ釣りでごまかせるが、沖釣りとなると二の足を踏んでしまう。

 

 

沖釣り専門の2号も、今年くらいは子どものために釣りを我慢しておとなしくしてるんだろうと思いきや、先日一本の電話が入った。

 

2号:「タコ釣りでさ〜『踊るタコエギ天秤』ていうのがあるんだけど…」

 

オッサン:「はぁ?この前デビルなんとかっていうの作ったよね?」

 

2号:「まぁ、それはそれとして。今の流行りは天秤なんだよね〜」

 

タコ釣りもファストファッション並にトレンドの移り変わりが早いようである。

 

以下、タコエギ天秤のなんたるかを力説をされたが、実物を知らないから全くイメージが湧かない。

 

 

2号:「んじゃ、今度材料持って行くから勉強しといてね〜」

 

ほら来た!

 

2号からの連絡と言えば大体がメールなんだけど(オッサンはガラケー持ちなのでラインとかではない)、電話が来る時は大概がこのパターン。

 

まぁ2号も律儀なもので、お願い系は”一応”じかに話をした方がよいと踏んでるらしいが、メールでチマチマ文字を打ち込むよりは話した方が手っ取り早いんだろう。

 

 

 

数日後、自分で釣った5枚おろしのヒラメを手土産にタコエギ天秤の材料を持ってきた。

 

この男、子どものために節約なんてしてなくて沖釣りに行きまくってたらしいぞ!

 

 

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