2016年最初のシロギス釣り-「根岸丸」

※ 当ページのリンクにはプロモーション(広告)が含まれています。

 

初めての冬のシロギス釣り

2016年1月31日。2016年最初のシロギス釣りに行ってきました。
船宿:根岸丸
釣り場:猿島付近〜中の瀬
天気:曇り
釣行時間:8時00分〜14時00分くらい(延長あり)
釣果:シロギス27匹(12cm〜22cm)


ロッド:1.8m リール:2000番 ライン:0.8号 リーダー:2号 幹糸:1.5号 ハリス:0.8号 ハリ:ナノヤマメ(5号) オモリ:15号 エサ:アオイソメ
胴付一本バリ仕掛け


※掲載予定の写真がPCからどこかへ消えてしまったので、今回は文章だけで失礼します。
やはり、windows10へのアップデートは罠だったか・・・




2016年初めのシロギス釣りは、例年になく寒い冬に行くことになった。


いつもならば暖かい5月〜の釣行となるが、沖釣り専の友人の強力プッシュに負けた。



まぁ、冬の激渋シロギス釣りを体験したいということもあったし、冬のシロギスは脂が乗って美味しいらしいので食してみたいと思ったので。


というわけで、覚悟を決めて出勤を決めたのでした。




当日は今季一番の寒気襲来!という、寒さに弱いオッサンの心を砕く心無い予報が発令される。


同行する友人は必要以上の”肉じゅばん”で生身の防寒対策を施しているが、オッサンはどちらかというと肉がないタイプ。


なので寒さにてんで弱く、今まで冬の釣り活動は冬眠状態となっていた。



今回は冬眠から叩き起こされたうえ、沖釣りときたもんだ。


一度、沖釣り時に寒さ死ぬかと思った(この時は冬ではなく9月の釣行だったにもかかわらず)ので、今回はスキー場クラスの防寒対策を練る。



インナーは上下ともにヒートテックの二枚重ねの上、裏がフリースの防寒スーツ。


首にはネックウォーマー、頭はニット帽で決めてみた。


一番アウターは自分で改造したPVCのレインウェアだ。
ご興味があればレインウェア改造の記事はこちらから



当然ながら、随所に使い捨てカイロを装着。


一番冷えると思われる足先は、分厚い靴下二枚履きの上、足先にもカイロを忍ばせた。


これで完璧だ!どこも寒くない。この時だけは・・・

渋〜!シロギスがこんなに難しい釣りとは・・・

今回もシロギス釣りの常宿である「根岸丸」さんにお世話になる。


この船宿は変わったサービスをしていて、

  • 25.5cm以上をお釣りになった方は、なんと乗船半額券を発行致します。
  • 27cm以上をお釣りになった方は、なんと乗船無料と致します!
  • 30cm以上をお釣りになった方は、1年間に限り\3,000で乗り放題となります。
  • (船長のブログより抜粋)

と、なんとも射幸心をくすぐられるのだ。


とはいうものの、簡単にサービスサイズが釣れるわけではない。


同行の友人は何度もサービス券をゲットしているのだが、オッサンは一度も手に入れたことがない。


単にオッサンの腕が未熟なだけだが、友人に聞くと大キスを釣るにはそれなりのテクニックがあるらしい。


かなり悔しいので何度もアドバイスを頂くのだが、せっかちなオッサンには眠くなりそうな内容なので実践していない。


だから大キスが釣れないんだけどさ!



まぁ、今日は時期的に大キスが上がることもないだろうが、「もしかしたら・・・」という期待がないわけでもない。




オッサンは一本竿で胴付き一本バリという男気あふれる仕掛けで、シロギスさんに失礼のない様に一匹一匹を丁寧に釣りあげる。


というよりも、天秤仕掛けが苦手なだけなんだけどね。




出船まで時間があるので、アオイソメを小さく付けて沈めてみるが全くアタリがない。


この桟橋は、夏場なら結構大きいハゼが上がってくる。


船長がダメなアオイソメをポイポイ捨てるもんだから、それを食べて大きくなるのだろう。


誰も釣られることはないから、大きくなるもの必然だ。


昨年は友人がここで18cmの大ハゼを釣ったらしいが、それも頷ける。


一度でいいから、ここで真剣にハゼ釣りをしたいものだ!





時間になり、いよいよ出船。


あんなに防寒対策したのに、船が走り始めた途端に寒ぃ〜〜〜!


隣の友人は寒いという気配さえない。やはり肉の差はデカい!!


かといって、キャビンに逃げるのも負けた気がするので「ちっとも寒くないやい!」という素振りで耐える。



最初の目当てのポイントは、全然釣れない情報が入ったらしく一気に遠征。「猿島」へと向かう。



猿島まで来るのは珍しいが、オッサンが申年なせいでもないだろうが、猿島とは相性が良いので好きだったりする。


ひたすらに船をブッ飛ばして猿島ポイントに到着。



期待を込めて、アオイソメを房掛けにしてアピール重視。


20mくらいのチョイ投げで記念すべき今年の第一投!



水深27mとちょい深目ですが、着底し糸フケを取るとすぐに”コツン!”と小さなアタリが!


「オッ!幸先良いかもよ〜!!」と本アタリを待つが全然来ない・・・



「う〜ん・・・一発でエサとられたかな」っと回収するが、かじられただけでしっかりとエサは付いていました。



これがウワサに聞く激渋のシロギス釣りかと納得するが、何せ初めてな冬キス釣りなので策のないまま通常業務を繰り返す。



船中ではポツリポツリと小ぶりながらも釣れているが、オッサンにはアタリさえない・・・


隣の友人もチョコチョコ釣りあげている。


「何か根本的に間違っているのだろうか?同じエサを付けてるんだからお知らせくらいあってもよさそうなのだが・・・」


「今年もダメな年の始まりなのかな・・・」とネガティブになっていると、


”クン!クククン!!”とシロギス特有のアタリが来た!


反射的にアワセるとしっかりとハリ掛かりした。


柔らかいロッドがしなり、ググン!ググン!とシロギスの引きをしてくる。


茶ピンクの魚体が見えて抜きあげる。


「今年初のシロギス釣れたよぉ〜!」


と心の中でガッツポーズを決める。


自作のシロギススケールで測ると22cmとこの時期にしては良型だった。




しかし、後が続かず・・・


オッサンは当然のこと船中もパッとしない様子。




船長が移動を決断。


一路「中の瀬」へと向かう。




  • まぁ、この時期は中の瀬くらいしか釣りにならないよね〜
  • でも中の瀬に来るということは、大キスを諦めるということでもあるんだよね〜
  • 型狙いなんだけれども、釣れなきゃしょうがないもんね〜



というわけで中の瀬到着。


思っていたよりも釣り船が少ないな。


釣れないってことなのかな?っとシロギス一匹しかいないバケツをチラ見する。


「イカン!このままでは帰れん。何とかせねば!!」と気合を入れる。



とにかく数釣りに徹することにする。


胴付き一本バリの仕掛けしかないからこれでやるしかないが、エサは房掛けをやめて5〜6cmの一本掛け。


時期的にエサをチョコチョコ動すよりも、大きく誘ってしっかり止めて喰わせタイムを長めにとることにする。


もうピンギスだろうがなんだろうが釣れればいい!



10数cm〜20cm前後まで。型はみれないがさすがは困ったときの中の瀬だ。


アベレージサイズは15cmくらいですね。



しかし、アタリは多いのですがハリ掛かりしないことが多い。


これが冬キスの難しさなんだろう。


上手い人はこれを掛けるのだろうけれど、オッサンには無理でした。



結局27匹と寂しい限りですが、晩御飯のオカズにはなりそうです。


竿頭が63匹なので、”竿頭の半分”という密かな目標には届きませんでした。


まだまだ未熟さを痛感しました。




しかし寒かった!!


やはり釣りは暖かくなってからにしよう!心に誓ったオッサンなのでした。

スポンサーリンク