自作ひとつテンヤ【塗装編】

マニキュアを買いに100円ショップへ

当初は塗装するつもりはありませんでしたが、せっかくここまで作ったのだから欲が出ました。

 

「鉛のままだと色気がない・・・色が欲しいぞ。しかし何色?」

 

いつものJS屋さんで色々と物色した結果、緑系と赤系に決定。理由はあるアングラーさんの意見で「それ系の色が目立つから」ということのみです。

 

ついでにひらめいたのが、夜光のシールを貼ることでした。

 

 

今回目指しているのは年末の釣行で、比較的深場の釣りになりそうです。大体30〜40mにもなると色の識別はほとんどできなくなります。(あくまで人の場合で魚にはどう見えるのかは分かりませんが・・・)

 

ということは、薄暗い中で目立たせるには自ら発光する必要があります。

 

夜光塗料も売られてはいますが、お値段の割には発光力が弱い気がします。

 

 

という訳で買ってきたのが「高輝度蓄光テープ」です。このシールは通常の蓄光シールよりも明るい高輝度タイプでかつ発光時間も長いのです。

通常の蓄光シールと比べてみると発光照度がぜんぜん違う!

 

このシールを丸くカットしてテンヤに貼ってみようという作戦です。

 

 

 

使用する塗料は、100円ショップのマニュキュアです。

 

鉛にしっかりと乗るし、筆も付属しているし、乾きも早い、色のバリエーションも多い、何よりも安いと良いことずくめです。

 

ただひとつの欠点が、オッサンが買うには勇気がいるということです。

 

 

早速、近所の100円ショップでマニュキュアコーナーを物色する。傍から見ると、ただの怪しいオッサンにしか見えません。

 

ずらりと並んだマニュキュアをよく見ると、キラキララメ入りのマニュキュアもあるではありませんか。「お〜これいいじゃん!」と思っていたのですが、赤系はあるが緑系がない。

 

そもそも緑系のマニュキュアってあまりないらしい。

 

よせばいいのに近くにいた若い女性店員さんに聞いてみる。オッサン:「緑系のキラキラ入ってるマニキュアってないんですか?」

 

店員:「・・・・・そ、そこにあるだけですぅ!・・・・」

 

オッサンとかなりの距離をとりながら答える若い女性店員。

 

そうなんだ、緑系のマニュキュアって少ないんだな。少し賢くなったオッサンなのでした。

 

というわけで買ってきたのがこのマニキュア達です。

マニキュアを買ったのは人生初だ

赤系のひとつテンヤ塗装

マニキュアってラッカー系の臭いが結構強烈です。

 

作業時は部屋の換気をしてくださいね。

 

まずは赤系のひとつテンヤから塗っていきます。

 

いきなりラメ入りマニキュアでやってみたのですが・・・

 

全然色がのらない。そもそもラメ入りのマニキュアは半透明がベースらしい。

右が一度塗りしてみた結果。これは何度塗ってもダメそう

 

 

というわけで、通常の明るめの赤を塗ってみました。

 

 

一度塗りしてみた結果・・・かなりムラになりました。

 

「しっかり濃密!2度塗り不要!!」って書いてあるのに2度塗りしないとだめじゃん!

マニキュアは鉛に塗るのを前提にしてないからね・・・

 

 

二度塗りするとしっかりと塗装出来ました。

 

乾きが速いから他のオモリを塗っていれば、最初に塗ったオモリは乾いていきます。滞りなく流れ作業で塗装が進んでいきます。

 

乾かす時は、収納や扉の取っ手に親鈎で引っ掛けておけばOKです。

 

 

赤のベースが塗り終わったら、せっかく買ったので赤ラメ入りも塗リ重ねてみました。

 

 

写真ではわかりづらいですが、結構キラキラしてキレイな仕上がりになりました。赤系のひとつテンヤ完成です!

緑系のひとつテンヤ塗装

お次は緑系のひとつテンヤを塗装します。

 

 

こちらも赤系同様に一度塗りはムラムラです。

 

 

実は緑系は3度塗りしました。深い意味はないのですが、2度塗りよりはキレイかなと・・・

 

すぐ乾くし、塗る面も少ないので、2度塗りも3度塗りも大して手間は変わらないと思います。

3度塗りしてみました

 

 

マニキュアが乾いたら秘密兵器の「高輝度蓄光テープ」登場です。大きさが二種類あるのはオモリの号数によって貼り付けるシールを変えています。

 

 

オモリの左右に蓄光シールを貼り付けたら、シールが剥がれないように透明のマニキュアで全体をコーティングします。

 

 

透明マニキュアが乾けば完成です。

 

 

暗闇で怪しく光る謎の物体。果たして、この発光シールが吉と出るか凶と出るか・・・それはマダイに聞いてみないとわかりません。

結構怪しく光るなぁ〜大丈夫かなぁ〜

 

 

 

あっ!最後にオモリと水糸の接点に耐水の接着剤を塗っておきました。たぶん大丈夫だろうけど、オモリと水糸が擦れて弱くなったりしないためにやっておきます。

 

 

これで本当に完成です。

 

 

ちなみに一番使った緑のマニキュアの使用量はこんな程度です。

全体の1/5も使っていないかもしれません。コスパ良すぎな100円マニキュア。

 

クセになりそう!!

 

 

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