2022年祝!テナガエビ釣り開幕!なんだけどねぇ…

2022年祝!テナガエビ釣り開幕!なんだけどねぇ…

2022年多摩川テナガエビ釣り開幕だったけど…

2022年4月10日
2022年初のテナガエビ釣りに行ってきました。

 

ポイント:多摩川緑地の対岸(川崎側)
天気:晴れ
釣行時間:7時30分(潮位132cmほぼ満潮)〜9時30分(潮位136cmほぼ満潮)長潮
水温:17℃
釣果:ボウズ!!(ダボハゼは10匹くらい…) 

 

竿:2.1m(彩峰Uと行雲流水の合体竿)&2.1m(シモツケ「清滝」) 
道糸:フロロカーボン1.5号 ハリス:ナイロン0.3号
ハリ:タナゴ-極小新半月 ウキ:玉ウキ-ジンタン7号 
オモリ:ガン球-B エサ:ミミズ
仕掛け:ハリス3cmの枝ス式二本針

 

 

いよいよ2022年シーズンも本格的な釣りのシーズンに入ってまいりました!

 

釣りのオフシーズンは、このブログのネタも無いもんだから、けっこうネタをヒネリ出すのも苦労していた。

 

なので、ここ数回はしょうもないネタで時間稼ぎ。

 

そして本日、桜が散った時候で温かい陽気ですが、正直テナガエビ釣りにはまだ早過ぎる!

 

コレは分かりきっている。

 

現に昨年もこんな時期にノコノコとテナガエビ釣りに出かけ、玉砕を食らったのは記憶に新しい。

 

んがしかし、ネタがないんじゃ〜!だし、オッサンもやることがなくてヒマだ。

 

そして本日はお日柄も良く、東京も25℃を超える夏日なんて言われてるもんだから、もしかしてエビ釣れるんぢゃね?という釣り人特有のお花畑思考で出撃。

 

 

事前にテナガエビ釣りの餌であるミミズを近所の公園でほじくり、仕掛け作りなどの準備も済ませ、エビ釣り開幕に備えていた。

 

んで今朝、自然に目が覚めるが、いつものように面倒臭い病でしばらく布団でイモムシになっていた。

 

「こんな時期にエビ釣り行ったって、ど〜せ釣れないんだから無駄じゃね?」

 

「いや、ミミズ獲ったし、準備もしたろ!行けよ!!」

 

「ミミズなんて、そこら辺の植栽にでもバラ撒いておけば大丈夫だ!休日は心身共の休息のためにあるんだぞ!」

 

「いやいや、片手で数えるほどのブログの読者のためにもエビ行くべきだろ!」

 

「そんなにいね〜よ!!」

 

「いやしかし…」

 

やはり餌が0円で手に入るというのは、釣りに行くためのモチベーションとして弱いので、なかなか布団から起き出せない。

 

しばらく葛藤するが、やっとイモムシは起き出した。

 

決め手は、昨日妻に「明日エビ釣りに行ってくる!」と宣言してしまったことだった。

 

何か行動する時は、誰かに宣言するとやらざるを得なくなるので有効な手段であるが、たかが近所にエビ釣りに行くのにこの最終手段を実行するのも考えものだ。

 

昨晩、そう宣言した時の「だからそれがどうした!?」的な妻の冷ややかな表情がソレを物語っていた。

 

 

とにかく釣りアイテムをカゴにブチ込んで、愛車を漕ぎ出す。

 

夏日予報とは言え、朝は少し冷える。

 

漕ぎながら、どのポイントに行くべきか?を思案するが、やはり昨年発見したポイントに行き先を定める。

 

別に爆釣するポイントではないけど、他の釣り人もいないから気楽だ。

 

テナガエビ釣りって釣れる場所が限られるから、良いポイントは早いもの勝ちになる。

 

せっかく張り切って釣り場にやってきたのに、先客がいて移動するハメになるのはガッカリなので、確実に取れるポイントへ向かう。

 

問題は、多摩川の反対側まで移動しなくちゃならないので、すこぶるかったるい。

 

チンタラと多摩川を渡り、川崎競馬場の練習馬場を通過しているとサラブレッドがいた。

競走馬ってキレイだな

 

堤防の反対側には馬の厩舎があって、そこからプ〜ンっとナイスな香りが漂ってくる。

 

ハァ〜、生きてるって感じだね!

 

 

胸いっぱいに馬臭を楽しみながら、エビポイント目指して進む。

 

ロードには両側に胸くらいの高さまで草花が咲き誇っていたが、植物に何の興味も無いので何の花なのかサッパリ分からん。

何かの植物が咲いとる!

 

もうすぐ目指すポイントだ!

波乱ずくめの釣り準備

ほどなく懐かしのテナガエビ釣り場へ到着。

 

ここは多摩川テナガエビ釣りの聖地として、よく釣り雑誌などに取り上げられている一帯。

 

まぁ、聖地なんて言うほど釣れないけど、釣れないこともない程度。

 

常連の釣り人はみんな分かっているんだけど、メディアで取り上げられる釣り場って一流ポイントでないことがほとんど。

 

たぶん情報を扱う側もソレは分かっていて、常連たちの大切なポイントを荒らされないように、という配慮なんだと思う。

一年ぶりのテナガエビ釣り場

 

まずは釣り場のチェックから。

 

今現在は思ったよりも潮位が低い。

 

今日は長潮で午前中はほぼ潮が動かないから、釣れなくても状況が改善するのは期待できない。

う〜ん、潮が低いな…

 

まぁ、エビ釣り出来ないほどの低さではないんだけど、もっと問題な事が…

 

昨年の実績ポイントにゴミやら浮遊物が堆積していて、とてもソコを攻められる状況ではない。

いろいろ流れてくるからな〜

 

「このエリアの掃除をしないと釣りにならんな…」っと思ったが、まずはブレックファースト。

 

さっさとやれよ!って感じですが、ゴミ撤去作業したり、ミミズ切ったりとかすると手が汚れるから、その手で御飯食べる気にはなれないもんで…

手が本格的に汚れる前にね

 

食後にゴミやらの撤去をしたので、お次は釣りの準備。

 

2022年のテナガエビ釣りに使う竿は昨年も使っていた「清滝」と、いままでハゼ釣りに使っていた「彩峰U」と「行雲流水」の合体竿で、どちらも2.1mの長さ。

 

この釣り場はテトラ帯なので、水面まで高さがあるのでコレくらいの長さが必要になります。

今年も頼むぞ!

 

まずは作っておいたエビ仕掛けを装着しましてっと、竿を出してみると…

 

なぬ〜!!清滝のリリアン無いじゃん!?

ガビ〜ン!リリアンが付いてないぞ!

 

なんでリリアンが付いてないのが皆目見当がつかないが、コレでは釣りにならんぞ!

 

まさか、こっちの合体竿も…

 

恐る恐る竿を出してみると、こちらにはしっかりリリアンが付いていてホッとする。

こっちにはあった!良かった〜

 

まさかのサプライズで、不意な一本竿勝負を余儀なくされたオッサン。

 

たいそう動揺したんだけど、気を取り直して仕掛けをセッティングしていると何かの違和感を感じる。

 

作ってきた仕掛けをマジマジ見るとウキ付いてないじゃん!

 

再びショッキングを受けるオッサン。

 

オッサンは釣りにウキを使う習慣がないもんで、すっかり忘れていた。

 

まぁ、ウキは付ければ良いだけだから被害は少ない。

使うのは小さいジンタン7号ウキ

 

波乱の準備がやっと完了。

 

落ち着いて次の作業に取りかかる。

 

取り出しましたるは、2022年から採用の秘密兵器。

コレは何でしょう??

 

その正体は「水温計」です。

普通の水温計じゃ!

 

ちなみに今現在の気温は20℃らしい。

気温も測れるぞ!別にいいんだけども…

 

釣り仲間のI氏によると、釣りでは水温ってとても大切らしい。

 

I氏は釣りをする時は水温を測っていて、何℃になると釣れる釣れないという統計をとっているらしい。

 

まずは釣りをする前に測り、釣れた時にも測ると水温と釣りの相関関係が分かってくるらしい。

 

オッサン的には「もう釣り場に来ちゃってるんだから、もう釣り糸垂れるしかないじゃん!」

 

「水温がやばいから今日は止めときます」とはならんだろうが!

 

今まではこんな感じのテキトーなノリだったんだけど、確かにI氏の言うことにも一理ある。

 

なにかのキッカケになれば…と思ったので、今年から水温計を導入。

 

現在では水に入れないでも測れる非接触型もあるらしいですが、それは水面温度っていうのを聞いたことがあるし、誤差も出るらしい。

 

オッサンの釣りターゲットであるテナガエビやハゼは水底に生息する生物なので、確実に底の温度が測れるアナログ式にしました。

 

万が一、水中に落としても目立つゴールド色をチョイス。

 

秘密兵器を仕掛けに取り付け、ポイントに落として測定開始。

竿受け代わりの洗濯バサミは今年も活躍

 

測定している間に餌の準備。

 

餌は近所で確保したズミミ様。

今回はなかなか見つからなくて苦労した一品

 

ミミズってノソ〜ってしているイメージかも知れませんが、刺激を与えるとピョンピョン跳ねて暴れるんですよ!

 

なので、取り扱いに注意しないと暴れて逃げてゆく。

 

今日はそんなズミミ様が一匹水中へ逃亡した。

 

ムンズ!と掴んで、ハサミでみじん切り。

 

ブチュ!っと得体の知れない汁が出てきて気持ち悪いが、その汁がエビを引き寄せるハズ。

ハサミでチョキチョキとね

 

んで水温計を上げて底の水温を確認。

 

17℃だが、だから何?

 

今日から測り始めたので、この17℃が釣れるのか釣れないのかサッパリ分からん。

これから統計をとるんだから長い目でみよう!

 

針にミミズをセットしたら、いよいよ釣り開始じゃ!

今年も二本針仕掛け

何も釣れないよりはマシだけど…

さぁ、始まったぞ!と意気込むが、やはりというか、どこに落としてもシ〜〜〜ン…という音が聞こえてきそうなくらいに何の反応もない。

 

昨年の実績ポイントをシラミ潰しで落としてゆくが、どこもかしこも生命反応はゼロである。

 

だよね〜…

 

確か去年も4月の初めに来てボウズを食らい、次は4月の終わりに来てやっとテナガエビの顔見れたんだよな〜

 

まだ早いよね〜

 

しかも竿が一本しかないから、手持ち無沙汰でやることないもんだから、ロクに待たずにチョコチョコ竿を上げてしまう。

 

岩と岩の間のある狭い隙間に落とした時だった。

 

着底するとすぐにウキがピョコン!と動いた。

 

「お、反応あり!」

 

20秒ほど喰わせてからそ〜っと竿を上げると、ググン!と引いてから離れてしまった。

 

そうだよな〜、今の時期は相手も小さいから、本当ならアカムシ餌の方がハリ掛かりが良い。

 

それは分かってるんだけど、釣れるか釣れないかのこの時期に、餌代はたくのはもったいないというせこいオッサン。

 

餌を付け替え、再び同じポイントに落とすとすぐに反応してきた!

 

次は長めにファーストタッチから1分ほど我慢する。

 

アカムシ餌なら待ち過ぎで、餌を取られて終わりだろうけど、ミミズなら待っても大丈夫だろうて。

 

ス〜っと竿を上げるとビクン!ビクン!と今度はしっかりハリ掛かりしていそうだ。

 

んで、上がってきたのはやっぱりコイツだった。

年中無休で釣れるダボハゼ君

 

だよね〜!

 

ウキの動き方といい、ハリ掛かりの暴れ方といい、どうみてもダボハゼだったもん!

 

 

気を取り直して次を探す、必ずどこかにテナガエビがいると信じて。

 

そして、すぐにその時が来た!

 

今度も落とすとすぐに反応あり。

 

テナガエビがいれば、たいていは落としてすぐに反応してくる。

 

ジッと我慢して30秒後に竿を上げると、今度は一気に潜ってしまい出てこなくなった。

 

これはデカいぞ〜!

 

強引にならないよう、引っ張る角度と力加減に気をつけてジワジワ上げてみるとやっと抜けた!

 

上がってきたのはナイスサイズな奴だった。

ナイスダボ!

 

いらんわ〜!

 

いくらナイスサイズでも外道は外道。

 

本命は一体いつ釣れるんだ、そもそもいるのかエビは…

 

その後も外道だけが上がって来るばかり。

 

 

そして、外道はダボハゼだけにあらず。

 

遠くから嫌な音とともにやってきた外道『ウェイクボード』である。

 

こいつも年中無休で現れる奴だ。

 

どういう訳か釣りをしている時にどこからともなく現れ、釣り人を不愉快にさせる外道。

 

釣り人のいない場所でやればいいもんを、人がいるところでやり始めるんだよね〜

 

しかも何度も往復し、時には目の前で転んだりする。

 

「コイツわざとやってんのかな!(怒)」

 

オッサンが投げ釣りするならボートに狙って投げてるだろうな、と思わせるほどの怒りを覚える。

 

まぁ彼らも商売だし、ちゃんと許可とってやってるんだろうが、釣り人のいない場所で出来ないもんだろうか。

 

釣りにはシーズンがあるんだから、釣りのオフシーズンな時期と場所なら思う存分やっても良くってよ!

 

商売なら、その程度を調べるくらいの労力は惜しむべきではないだろう。

 

 

その後、ダボを10匹ほど上げたところでギブアップ。

 

2022年初のテナガエビ釣りは、めでたくボウズという結果に終わりました。

 

まぁ、案の定な結果だったなぁ〜

 

水中を眺めているとダボハゼしかいなくて、エビなんて影も形も見れなかったもんな〜

 

せっかく捕ってきた10匹のミミズも一匹しか使わず、残りはリリース。

 

 

 

本日はうららかな夏日の天候とは反比例して、テナガエビは釣れませんでした。

 

あまりにも天気が良いもんだから、持参したソーラーエアポンプ『おひさまの力(ちから)』はすこぶる元気だったが、空のバケツが虚しかった。

虚しいブクブク

 

 

帰り支度でプラケースに入れていた水温計の温度をふと見ると、まだ9時半頃なのに既に40℃を突破していた。

さっきフタを閉じただけなのに、もうこの温度!

 

よく夏場の車中で幼児置き去り死などのニュースをやっているが、この時期でこの温度なんだから、夏なんて僅かな時間でとんでもない温度になるんだろうな…

 

毎年毎年そんな事件が起きる度に心が痛むんだけど、加害者の親とか大人の言い訳が「ちょっと目を離したスキに…」とかだけど、ホンのちょっとでアッという間にコレだけ温度が上昇するというのを理解するべきだろう。

 

絶対にそんな事のないよう、細心の注意をして欲しいものだ。

 

 

 

まだテナガエビ釣りには早かったようで、たぶん釣れるのはあと二週間ほど先な気もするけど、昨今は温暖化傾向だからもっと早く釣りになるかな…

 

次はいつ出撃しようかな…

 

ミミズ餌ならタダだから、釣れなくて失うものはオッサンの労力と気力だけだから問題ないだろうて。

 

ただ、釣れない報告をこのブログで全世界に向けて発表するのはオッサンのプライドが傷つくが、そんな安っぽいプライドなんてクソ食らえだ!

 

 

 

次の記事>>>「2022年2回目の多摩川テナガエビ釣りはやっと顔見れた!」へ

スポンサーリンク