2022年3回目の多摩川テナガエビ釣りはやはり原因は…

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2022年3回めの多摩川テナガエビ釣りは「餌に原因あり?」

2022年5月5日
2022年3回目のテナガエビ釣りに行ってきました。


ポイント:多摩川緑地の対岸(川崎側)
天気:晴れ
釣行時間:6時30分(潮位178cm満潮)〜9時30分(潮位120cm下げ4分)中潮
水温:20℃
釣果:2匹 


竿:2.1m(彩峰Uと行雲流水の合体竿)&2.1m(シモツケ「清滝」) 
道糸:フロロカーボン1.5号 ハリス:ナイロン0.3号
ハリ:タナゴ-極小新半月 ウキ:玉ウキ-ジンタン7号 
オモリ:ガン球-B エサ:ミミズ
仕掛け:ハリス3cmの枝ス式二本針




いよいよオッサンのGWもラスト。


世の中にはこのバケーションがまだまだ続きがある方もいるだろうが、零細企業所属の社畜にそんな優雅な休みは与えられていない。


まぁ、業種によっては休みすらもままならない方もいるんだから、休めるだけマシとしましょう。


この休み中にも、一応釣り活動はしていたんだけど全然パッとしなくて、もうくすぶりを超えてふて腐れモードで、このブログの記事すらも書く気が失せていた。


オッサンが釣り糸を垂れるタイミングが悪いのか、日頃の行いのせいなのか、てんでダメだったGW釣行。


確かにその原因もあると思うが、ソレだけでもないと思う。


かなり以前から言われていたように、東京湾は魚の数も質もサイズも悪い方向に向かってる気がしている。


以前だったら普通に釣れてた釣りモノが全然釣れなかったり、やたらサイズが小さかったり…


反対に「ココでこんなのが釣れるの!?」というトンチンカンな魚が釣れたり…



地球環境は少しづつ変化していて、野生生物はその変化を敏感に感じ取っているから、生息域も移動してゆくのは当然だ。


そんな中、人間だけが取り残されている。


生活環境と経済活動がその変化を前提としていないから、分かっちゃいるんだけどソレを受け入れることが出来ないのだろう。


現代は高度にグローバルな世界になってしまったので、何かひとつ変えようとすると、ソレに付随するあらゆるものもチェンジしなければならない。


何かひとつ舵を切ろうにも事がおおごとになってしまい、やり切れない状態になり、かえって身動きが取れないのが現代社会。



なんでもかんでも異常気象のせいにしているが、異常なのは人間の方である。


地球も生き物だから、常に変化している。


恐らく、今現在は変化のスピードが少し早い時期なんだと思う。


居心地の良い生活がず〜っと変わらないと信じ込みたい人間は、そのスピードに対応出来ず、ただ嘆いてばかり…


野生生物のように、着のみ着のまま、何も所有せずに身ひとつの生き方に原点回帰でもしない限りは、人間はこの地球から消えるんだろうな…


もしくはSFみたいに、地球環境を人間に都合の良く徹底的にテラフォーミングでもするか。


はてまた、人間側を改造するべきか。


しかし、いくら生き延びるためとは言え、オッサン的には人間サイズのコックローチにされるのはマジ勘弁である。



人間社会もいつかは終焉を逢えるだろうけど、その時はどんな世の中になってるんだろう?


自暴自棄になって暴れまくる奴、何かを悟って全てを達観してる奴、宗教にしがみつく奴…


いろいろいるんだろうて…


「10年前に”終わり”が発表された時は、『終わりの時、あなたは何しますか?』みたいなビジネスも流行ったもんですが、もうすぐ終わりともなるととても静かですな〜」


「全くですな〜。世の中もっと混乱するのかと思ったのですが、みんな諦めてますからな〜」


「おや?お出かけですか?」


「ちょっと銀行まで」


「全額引き落としですか?」


「いえ、貯金です!」


「ほう、そりゃ〜風流ですなぁ〜」


SF映画のように、何かしらの救済があるから助かりたいがための争いが起きるのであって、結局、誰にでも平等に訪れる”終わり”なんて大した問題ではないのである。


しかし映画の世界も変化していて、以前はそんな世の中でも必ず助かる人がいて希望が持てたんだけど、最近は全滅パターンもそこそこある。


そんなのを観るたびに「まぁ、コレが現実だよね…」と希望を持てないストーリーに妙な共感を覚えるのだが、後味が悪く、気分が重くなるのも確かである。

GWなのに誰もいないテナガエビ釣り聖地

そんなくすぶるGWのラスト釣行。


最後くらいは華々しく飾りたい!と意気込んでいた朝。


陽気も申し分なく、潮位もちょうど良い感じ。


今日は絶対釣れるね!そう信じて疑わないオッサン。


愛車を漕ぐペダルも軽快である。


多摩川の土手に出ると、今日もラジオ体操の時間帯だったので後期高齢者達が踊っていた。


ちょっと疑問なんだけど、この行事って誰が主催してるんだろう?


誰がラジオを持ってきてるの?


町会とか自治会とかでやってるのかな?


もしかすると「全国ラジオ体操友の会」みたいな影の組織でもあるのかな?


すると黒幕はNHKか!


資金源は強制徴収した受信料だろうから、そこからラジオ・電池代やらお手当が幹部に手渡されてるんだろうて。


勧誘して会員を増やし、その会員がまた勧誘して…っと、マルチ商法的に組織員を増やしてゆく。


恐るべし悪のレィディオ体操組織!


NHKもウハウハって感じだね!


そんな闇をイマジンしながら愛車は多摩川の対岸へと進む。


川崎競馬場の練習場でサラブレッドを眺めながら進むと、堤防の工事箇所で迂回を余儀なくされる。


どんな工事をやるのか知らんが、現場には屈折ピラミッドのような形状で砂がうず高く積まれている。


背景が多摩川じゃなければここはエジプトか!?と勘違いするほどシンボリックな風景。

エジプト?は大げさだが、かなりの量ではある


ほどなくテナガエビポイントに到着。


まぁいつも同じポイントなんだけど、水際へ移動するのにちょっとだけ草むらを通過しなければならない。


実はこの瞬間がけっこう恐ろしい。


多摩川も環境が変化していて、実はけっこう危険生物もいるらしい。


水中にはカミツキガメやピラニア、アリゲーターガーなどなど。


河川敷にはマダニやセアカゴケグモは当然ながら、ニシキヘビやヤドクガエル、タランチュラ系の毒蜘蛛、果てはサソリなんかもいるらしい。


「飼っていた○○タランチュラ(名前を忘れたけど人を死に至らしめる毒蜘蛛)飼えなくなったので、多摩川に逃してやりました!」


会社のアホな後輩が気軽にほざいてたが、オマエみたいなのがいるから河川環境がおかしくなるんじゃ〜!


温暖化で危険な外来種も冬を超えて生き残るから、とても危険である。


本日もテナガエビ釣りの聖地にはオッサンおひとりである。


せっかくのGWなんだから誰かしら釣り人がいてもおかしくないのだが、オッサンのロンリーフィッシング。

エビ釣りもせんと、みんな何してるんだろ…


いま現在は満潮で潮位がそこそこに高いので、狙うポイントが難しい。


本日は中潮なんだけど既に潮が引き始めているので、ほどなくちょうど良い塩梅になると思う。

ちょっと潮位が高いけど、そのうち良くなるだろうて


潮位が高いから、狙うべきポイントには漂流物が堆積している。


まずは漂流物を取り除かなければならない。

狙うに狙えないので、掃除から


テキトーに掃除したら、水温計を竿にセットして水温を測る。


その間に仕掛けの準備をば。


とはいえ、竿に道糸を付けるだけなのですぐに終わるが、問題は餌である。


本日も自宅の近所で捕まえてきたミミズが餌なんだけど、ミミズってイソメみたいにニョロニョロしてるイメージだけど、さにあらず!


捕まえようとして刺激するとピョンピョン跳ね回るので、すぐに逃げ出す。


本日も一匹脱走して多摩川へ落ちていった。

意外にすばしっこいズミミ様


ミミズをハサミでみじん切りにしたら準備完了。


水温は20℃でコレが釣れる温度なのかどうかは分からんが、先週よりもわずかに温かいので釣れるハズ、ハズ…

20℃だからどうした?だが、今年はデータ採取が目的

やはりこの時期はズミミ様は厳しいか…

ではさっそく始めるが、潮位があるのでハテ?どうしよう…


一本はまだ深さはあるけど実績ポイントへ落とすが、もう一本をどこに落とすかウロウロする。


せっかくなので普段は水が無くて出来ないポイントへぶっ込んでみた。


チラっとウキを眺めていたが何の反応もしないので、しばらくそのままにステイ。


ブレックファーストで時間を潰していると、お隣り(とは言っても数10mは離れてるけど)にテナガエビ釣りの方がやって来た。


お、同志よ!今季初のテナガエビ釣り人を見た。


でもなんとなく見覚えがある方なので、たぶん昨年もあそこら辺でエビ釣りしてた人だと思う。


まぁ、向こうも同じこと思ってるんだろうけどね。



一本目の実績ポイントは空振りで何も生命反応は無かったが、もう一本の竿をソロリソロリ上げるとビクンビクン!とエビ反応が!!


上がってきたのは本日一匹目のナイスエビ。

10cmくらいかな


お〜、一発目で釣れたぞ!


さっそくバケツに入れるが、ソーラーエアポンプの『おひさまの力』もセット。


今日はナイスな五月晴れなのでエアポンプも元気で、自転車で移動してる時から「ブ〜〜ン」って唸って出番を催促されていた。

出番があって良かったね〜


今日は釣れるぞ〜!っと俄然やる気になるオッサン。


次も同じポイントで二匹目のエビを狙うとすぐに釣れた。

小ぶりだけど食べごろサイズ。食べないけど…


スタートダッシュを決めたオッサンだが、この後が続かない。


アタリが全然ない訳ではない。


でも、がんがんアタって来るわけでもなくて、たまに反応があるくらい。


今日のアタリ方はウキを持っていくようなアタリではなくて、ス〜っと竿を上げた時にピクンピクンと反応する感じ。


針掛かりしないので長めに喰わせるんだけど、それでも掛からないのばかり。


釣れる時って仕掛けを落とすと、すぐにウキがチョン!と動いたり、ス〜っと持っていかれたりの動きをするんだけど、今日はほぼ無反応。


ウキが動く時って、当然その穴にエビがいて、しかもエビ一匹ではなくて複数匹で餌を奪い合うようなかたちになり、餌をつまんだエビが逃げたり威嚇したりでウキにその反応が出る。


今日みたいにウキが動かないけど、竿を上げた時だけエビが反応するのは、その穴にエビが一匹だけということになる。


つまり、まだエビの絶対数が少ないという事になります。


針に掛からないのは、やはりミミズ餌が原因なのかな?


いくら細かくみじん切りにしているとは言え、太さはそこそこあるので、エビが小さい今の時期はバク!っと口に咥えられないから、針に掛からないのだと思います。


竿を上げるとピクン!と反応するんだけど、すぐにプイっと餌を離してしまうのばっかだった。


かわりに釣れるのがコヤツ。

コイツだけはいつでもどこでもバク!っと喰ってくる


全然釣れなくてオッサンがくすぶっていると、更に悪いことにゃ〜、根掛かりで仕掛け丸ごとロスト。


もう終盤だったので仕掛けを作り直すのも面倒臭くて、一本竿を余儀なくされた。


竿一本になると手持ち無沙汰になるもんだから、チョイチョイ竿をいぢくっていまい、ますます釣れない悪循環。


お隣りの方はず〜っと一本竿でやってるんだけど、「よく一本でやってるな〜」と感心した。


まぁ、オッサン同様に釣れてないようだったけど…



ダメだこりゃ〜なんだけど、本日はお日柄も良く、無意味に粘ってしまったがついに力尽きた。


結局、3時間粘って2匹…

う〜ん最初に2匹釣れただけ…



最後にドラマがあって、もうお終いだ!ってス〜っと竿を上げるとググン!っと竿ごと持っていかれた。


どうみてもテナガエビではないが、この重量感はダボでもなさそうだ!


いったい何が掛かってるんだ?


得体の知れない重量感に期待が高まる。


穴の下に潜られ、全然上がってこないので、しばらく張らず緩めずで相手が動くのを待っていると、奴がしびれを切らしたらしくククン!と動いたタイミングで抜き上げる。


ズルン!と穴から出てきたのは15cmはあろうと思われるダボハゼ君!

ナイスダボ!っていらんわ〜!


ど〜りで重い訳だ。


ハリス0.3号でよく上がってきたな〜とも思うが、しょせんは外道だ。



アタリはあるんだからそこそこは釣れると思うんだけど、針に掛からないんですよね〜


この原因はやはりミミズ餌だからかな。


たぶんもっと喰い込みの良いアカムシだったら、もう少しはマシだったと思います。


梅雨時とかテナガエビ釣りのハイシーズンだったら、ミミズとかサシ(ウジ虫)とかの方が釣れるんだろうけど、まだエビが小さいこの時期はまだ厳しいかな?


とはいえ、オッサンはハイシーズンにテナガエビ釣りしたことないからどうしたもんか…


毎年毎年「今年こそはハイシーズンのエビ釣りをやろう!」と思ってはいるんだけど、ついついハゼ釣りに行っちゃうんですよね〜


そうこうしているうちに今月の終わりにはハゼ釣りが始まるから、エビ釣りも残り少ないな。



多摩川の環境が変わってしまい、ゴキゲンなテナガエビ釣り場が無くなってしまった。


よく釣れたポイントで出会ったエビ釣り師達は、一体どこへ行ってしまったんだろう?


みんなそこそこの歳だったから既にあの世に旅立ったのかもしれんが、きっとどこかに珠玉のエビポイントを見つけて、良い思いをしているハズだ!


彼奴らがそう簡単に諦めるはずがない。


怨霊でも魑魅魍魎でもデーモンでもなんにでもなってて構わないから、せめてナイスなエビポイントを教えてくれんかな〜




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