本日のテナガエビ釣りは六郷橋の東京側
2017年4月30日 2017年シーズン2回目のテナガエビ釣りに行ってきました。
ポイント:六郷橋(東京側)
天気:晴れ
釣行時間:6時(潮位173cm)〜10時くらい(潮位116cm) 中潮
釣果:テナガエビ30匹(うち4匹リリース) 外道ダボハゼ2匹
竿:1.8m 道糸:1.0号 ハリス:0.4号 ハリ:エビ2号 ウキ:玉ウキ4号 オモリ:0.5号中通しオモリ エサ:赤虫
竿:2.1m 道糸:2.0号 ハリス:0.4号 ハリ:エビ2号 ウキ:玉ウキ8号 テナガエビ用十字テンビン(竿しば釣具店製)
本日も二本竿での釣行です。
ちなみに道糸の長さは通常は竿と同じくらいですが、二本竿の場合は置き竿になるので竿プラス60cm長めにしています。
少々取り扱いづらいのですが、テナガエビ釣りの場合は道糸は長めのほうが吉となることが多いと思います。
邪魔だと思えば、切ればいいし!
三本鉄橋下はちと厳しいかな・・・
本日はH氏と”六郷橋”の釣り場で落ち合う予定ですが、待ち合わせ時間が早朝である。
H氏はこのポイントのスペシャリストなので釣れる時間帯を指定してきたと思うが、いかんせんこの人は早朝がらみの仕事なので朝はめっぽう強い。
「夜明けから6時を目安に・・・」と言ってきたのだが、オッサンは通常時間帯を生きているので”夜明けって何?”というレスポンスである。
それでも頑張って6時到着を目指して、早朝から自転車立ちこぎで現場へ向かう。
まだ早朝なので六郷グラウンドも人はまばらだ
現場には早くもテナガエビ釣り人が二人いたが、H氏は見当たらない。
あれ?あっちの方かな?とH氏を探して少々移動する。
”六郷橋”と言っても、ここには橋がいくつもあるのでどの橋なのかは定かでない。
隣の橋下に移動したがH氏はいなかった。
まぁいいや、その内に来るだろうっと釣りの準備をする。
しかし、この時間は水位が高いぞ!
これでテナガエビ釣りになるのか?
少々不安になるがH氏が言うんだから大丈夫なんだろう。
ほとんど護岸の上端まで水があがっている
先週のテナガエビ釣行の余りの赤虫を常温保存していたので、全滅していないかと心配だったが何とか生きていた。
赤虫って結構生命力強いんだな
本日もテナガエビ用十字天秤の出番である。
2017年より使い始めた十字天秤
そしてこのポイントに必需品の”耳栓”。
ここには京浜東北線・東海道本線・京浜急行線とご丁寧に三本の鉄橋が掛かっていて、ひっきりなしに電車が通過する。
頭上を電車が通過するたびに騒音が身体に響いてくる。
この耳栓もどきはウレタン棒といって、いろいろな場所の隙間を埋めるスポンジみたいなもの。
コレを適当にちぎって耳に突っ込む。
こんなもんでもかなりの防音効果がある
十字天秤仕掛けを投入したが、満潮に近いのでテナガエビがいそうなポイントなんぞ見えやしない。
本当に大丈夫か?
2回ほど聞きアワセしてみたが全く生体反応なし!!
これはダメだろう・・・と、最初の場所に行ってみるとH氏が来ていたので、この状況のポイントを教えてもらい気分一新して釣り始める。
こちら側は所々にエビポイントが見える
しかし、十字天秤はけっこう横幅があるので狭い隙間を攻めるには向いていない。
ここのポイントは石と石の狭い隙間を攻めるので十字天秤を入れるポイントが数えるほどしかない。
なので、もう一方の通常仕掛けが主力となる。
それでも本日の一匹目は十字天秤に来た。
すぐ足元の比較的広い割れ目から上がってきたのはかわいいサイズのテナガ君。
まだ時期的にこのサイズだな
それでも一匹釣れればホッ!とするもので、いそいそとテナガエビ用ビク「エビ元気1号」に入れておく。
今日も活躍「エビ元気1号」
まだあのサイズくらいがスタンダードだな〜っと思っていたら、強い引きで通常仕掛けにくっついてきたのは、本日最大サイズのきれいな形のエビが上がってきた。
久しぶりにエビのキックバックの感触だった
しかし、今日は喰いがよくないらしくパッとしない時間帯が続く。
2時間ほどでまだ6匹しか釣れていない。
この状況でH氏が移動を決断。
下流の「六郷橋」に移動する。
六郷橋下で爆釣タイム
こちらが本当の「六郷橋」である。
国道15号線の車両用の道路橋なので鉄橋とは比べ物にならないほど静かだ。
やはり釣りは静かにやりたいものだ
オッサンはこのポイントは初めてだが、H氏は経験があるらしくエビポイントを教えてくれた。
するとすぐにテナガエビが上がってきた。
サイズ的には・・・まぁね
ここからが忙しかった。二本竿にひっきりなしにエビの反応がある。
一方で釣り上げてエビ外し⇒エサ付け⇒投入後、もう一方を上げるとエビがかかっているといった塩梅だ。
コレが二本竿の利点である。
二本針のお楽しみ、ダブルも3回あった
当然、コヤツも掛かって来る
いいね〜このポイント。と思っていたら嫌な音が近づいてくる。
水上スキーのボートである。
「なんでこんなところに来るねん!」
テナガエビ釣りは浅場の釣りになるから、ボートの波で底砂が舞い上がると釣りにならないし、波で竿を持っていかれないように、上げておかなければならない。
非常に迷惑である。
他の釣り人も「まったく!石でも投げつけてやりたいよ!!」と文句を言っていた。
ごもっともな言い分である。
楽しくも忙しいエビ釣りも赤虫エサがなくなって終了。
まさかエサを全て使い切るとは思っていなかった!
今日持ってきた赤虫は多分50匹はいたと思うが、爆釣すると無くなっちゃうんだ!?
オッサンが赤虫を購入した上州屋さんでは、ひとつで150匹入っている感じで「こんなに必要ないよ・・・」と思っていたのだが、この釣れ具合なら「確かに必要です!!」
4時間の釣行でテナガエビが30匹という結果でした。
初めからここでやっていればもっとスゴイことになっていたでしょう。
その前にエサがなくなってたかな・・・
ビクの中も賑やかだ
テナガエビ釣りをしていて思ったこと
テナガエビは同じ場所でバンバン上がってくるんですね。
多分、テナガエビって釣りをしているとワラワラと集まって来るんだと思う。
そうじゃなきゃ、全く同じピンポイントであれほどのエビが釣れるわけがない。
そしてそれは多分エサに寄ってくるだけではない。
今日はこの仮説を裏付ける出来事がありました。
ハリ掛かりした良いサイズのエビがキックバックで粘っていたので竿を上げないで”いなし”ていると、他のエビがピュー!って寄ってきたのです。
「ん?逃げるんじゃなくて寄ってきたぞ!」
この状況は、ハゼ釣りで良く目撃していました。
ハリ掛かりしたハゼが暴れていると、他のハゼが寄ってくるのです。
オッサンはこの習性を利用して、ワザと竿を上げないでいることもあるのです。
「ハゼって魚類の中でもトップクラスに何も考えてないんだな〜」っと思っていたんだけれど、テナガエビが同じことやってるのを目撃すると考えなくてはいけません。
つまり、テナガエビに限らず”魚がエサをくわえて暴れている”という状況を作ることによって他の魚を集めるというテクニックも有効だということです。
仲間が釣られてるんだから危険な状況と人間的には考えがちですが、実は魚からみると仲間がエサにありついてるからオレもエサが欲しい!ということなのかもしれません。
釣りってハリ掛かりさせたあとも、まだまだやることがあるんだな〜

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