2017年第四回めのテナガエビ釣り(in六郷橋-東京側)

人生から切り取る覚悟でのテナガエビ釣り

2017年5月5日 2017年シーズン4回目のテナガエビ釣りに行ってきました。ポイント:六郷橋(東京側)天気:晴れ釣行時間:5時30分(潮位120cm)〜12時くらい(潮位129cm) 長潮釣果:テナガエビ49匹(うち12匹リリース) 外道ダボハゼ多数

 

竿:1.8m 道糸:1.5号 ハリス:0.4号 ハリ:エビ2号 ウキ:玉ウキ8号 テナガエビ用十字テンビン(竿しば釣具店製) エサ:赤虫

 

竿:2.1m 道糸:2.0号 ハリス:0.4号 ハリ:エビ2号 ウキ:玉ウキ8号 テナガエビ用十字テンビン(竿しば釣具店製)

 

 

昨日に引き続き、本日もゴールデンウィーク特別企画「テナガエビ釣り」でございます。

 

昨日は一級ポイントが取れなかったから、本日は好ポイントをゲットすべく気合を入れて早朝に出動!

 

今日という日を人生から切り取るつもりで、しっかりと腰を据えてテナガエビ釣りにいそしみたいと思います。

目当てのポイントゲット!

まだ朝の5時前ですが目覚まし時計が鳴った。

 

一瞬何が起こったのかと思ったが、ふと我に返って思い出す。

 

「そうだ!テナガエビ釣りのためにこんな狂った時間に目覚ましかけたんだ。」

 

 

いそいそとテナガエビセットを愛車(ママチャリ)に突っ込んで出動。愛車のサドルには霜が降りていた。

 

 

まだ早朝なので、すれ違うのは新聞屋さんか徘徊している高齢者ばかりだ。

 

 

半分居眠り運転しながら、やっと多摩川が見えてきた。

 

「こんな朝早く来たんだから、釣り場空いていてくれよ〜!」オッサンは雨乞いのような祈りを捧げた。

 

 

現場が見えてくると二人のテナガ釣りストがいたが、オッサンの目当てのポイントは空いていた。

早朝の六郷橋下。今日は風もなく静かだ

 

ホッ!と一安心しながら挨拶を交わす。

 

お二人ともこの釣り場でいつも(と言ってもオッサンはここはまだ三回目なんだけれど)見かける常連さんだ。

 

一番手の人は朝5時には来ていたらしい。すげ〜!

 

 

 

思っていたよりも潮は引いている。

 

今日は長潮であまり良くないんだけれど、テナガエビ釣りなら何とかなりそうだと思っていた。この時は・・・

もうちょっと潮が多いほうがココは釣れる

 

 

テナガエビ用十字天秤の二刀流でエビ”漁”開始

本日は禁断のテナガエビ用十字天秤を二本竿で攻めます。

 

とにかく”どれくらい釣れるか?”がテーマなので内容は度外視!

 

数釣ってなんぼのもんじゃい!が今日のテーマなのである。

 

 

二本の竿に十字天秤を装着&スローイン!

 

水が澄んでいるので沈んでいる天秤がよく見える。

 

 

まだエビが小さいというのもあるけれど、この仕掛けはテナガエビの喰いをウキで判断できるわけではない。

 

根掛かり防止のために天秤に重量を持たせ、エビをその場で居食いさせるという仕掛けである。

 

エビが来ているかどうかの判断は、天秤のアームがクルリ!と回転したり、クイクイ!っとアームを引っ張っているのが見えるので「お、来たな!」って分かる。

 

 

落としてすぐにアームがクルン!って回ったから、10秒ほど喰わせて聞いてみると本日の一匹目が釣れた。

早速一匹目が!サイズは・・・まぁこんなもんでしょ

 

エビを外し⇒エサ付け⇒スローインしてから、もう一方の竿を聞きあげるとピクンピクンとこちらも心地よい引きが来ている。

 

一匹目のクローンみたいな同じサイズがあがってくる。

ここは数が釣れるけどサイズがね・・・

 

「これじゃあ今日は何匹釣れちゃうのかな〜」っと気分良くなっていると、次にあがってきたのはコイツだった。

ダボハゼさえもこのサイズかよ!

 

 

テナガエビ釣りは日向に限る

サイズはともかく、リズム良く飽きないペースで釣れ続けるので楽しい気分に浸っていると、お隣のお年を召したテナガ釣りストが十字天秤に興味を示した。

 

「ちょっと見せて!」と十字天秤を手に取って観察して、いろいろと聞いてくる。

 

オッサンも聞かれたことはなるべく答えるようにしているので、出来る限りお答えした。

 

 

テナガエビが釣れる度に「お〜!釣れるね〜」っと言ってくれる。

 

いわずもがなこの賞賛は十字天秤に対してだが、宇宙規模の勘違いをしているオッサンは小鼻を膨らませて得意顔である。

 

 

 

初めの一時間で15匹は超えていたけれど、サービスタイムもここまででパッタリと釣れなくなる。

 

今日は長潮なので、ジワリジワリと潮が動く程度で時合は期待できそうにない。

 

時折、忘れかけていたようにエビが釣れる程度になってきた。

 

 

エビの釣れ具合に反比例して、釣り人が集まってくる。

 

よく釣れる釣り場は皆さん知っているようで感心した。

気づくと釣り人で釣り場がなくなってきている

 

 

隣の老テナガ釣りストは顔が広いらしく、同じような年齢層の人達がひっきりなしに話しかけに来る。

 

その度にオッサンの十字天秤を宣伝してくれているので、オッサンもますます鼻が膨らんでくる。

 

 

十字天秤の布教ができて、良い事をした気分のオッサンだが製造販売元の場所が”新小岩”なのが微妙である。

 

わざわざエビのために新小岩まで行くのか?

 

オッサンのように”偶然についでに寄ってみただけ”というならともかく、貴重な休日を潰してまで行くのか?

 

多摩川流域での十字天秤の布教はまだ始まったばかりだ・・・

 

 

 

 

おひさまが高い位置に来るとオッサンの釣り場にも日が当たってきた。

ちょっと寒いくらいだったから、おひさまはありがたいものだ

 

 

テナガ釣りとおひさまは関係が深い。

 

っというのも、日向になっている部分の日陰にテナガエビが避難することが多いからだ。

 

 

まだ我慢できる程度の陽気だけれど、本格的なテナガシーズンになると暑い日が多い。

 

釣り人は涼しい日陰に逃げて釣りをしたいと思うだろうが、エビが欲しけりゃ日向に出て石の隙間とか影になっているポイントを狙うと連打することも多い。

 

 

オッサンが日陰部分を積極的に狙っていると、十字天秤を引きずっていくアタリが来た。

 

「これはデカいぞ!」と慎重にやり取りしていると、あがってきたのは本日の最大サイズだった。

このサイズが来ると楽しい引きが味わえる

 

正直、こんな程度のサイズでも十字天秤を引っ張っていくんだ!

 

もっと大型がダブルできたらどんなことになっちゃうんだろう?とウキウキしながらもう一方の竿を上げてみると、こちらにはよりサイズアップのエビが来ていた。

エビに指を挟まれる感触も久しぶりだ

 

 

やはりテナガエビ釣りは日向に限る!

 

しかし良型もこの二発で終了。

 

そしてどこに仕掛けを落としてもパッタリとアタリが無くなる。

 

 

 

もうお昼になっていたので、ここに6時間以上も陣取っていたことになる。

 

本日の釣果は6時間半で49匹と長時間の割にはイマイチだった。

賑やかな「エビ元気一号」内

 

まぁ、まだ本格的なシーズンに入っていないし、連休だから連日多くの釣人が来て、テナガエビが移動してくる以上に釣られてしまっていて数が伸びなかったのだろうと思われます。

 

 

今日は人生から切り取るつもりでテナガエビ釣りに来たが、もうこんな長時間エビ釣りをすることもないだろう。

 

 

釣ったテナガエビはファミリーに差し上げました。

 

子供がオッサンエビの数を見て「すげぇ〜!」っと喜んでいたが、その”すげぇ”はオッサンに対してじゃなくて、十字天秤への”すげぇ”というのは言うまでもない。

 

 

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