2023年第五回目の多摩川テナガエビ釣りは、ラストを飾れず!

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2023年5回目の多摩川テナガエビ釣りは最後もやはり…

2023年5月21日

2023年第五回目のテナガエビ釣りに行ってきました。


ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)

天気:薄曇りのち晴れ

釣行時間:7時30分(潮位145cm下げ3分)〜10時00分(潮位44cm下げ5分)大潮

水温:21℃

釣果:6匹(7cm〜17cm)


竿:「GR愁渓」2.4m×2

道糸:フロロカーボン1.5号

ハリス:ナイロン0.8号

ハリ:タナゴ針-極小新半月

ウキ:発泡スチロールの玉浮き

オモリ:中通しマル0.8号

エサ:ミミズ(自己調達)

仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛け



いよいよ2023年のテナガエビ釣りも最後となりました。


テナガエビ釣りと言えば、本来ならこれからが本番のシーズンですが、オッサンはハゼ釣りが始まるのでそっちへ行ってしまう。


そもそもが、オッサンの中でのテナガエビ釣りの位置付けは、ハゼ釣りが始まる前の手持ち無沙汰な時期の暇つぶし。


このようなふざけた態度は、本気でテナガエビ釣りをやっている方に失礼千万であり、場合によってはエビを投げつけられるほど大激怒されるかもしれない。


そもそもが、命を掛けてエサに喰らい付いてくるテナガエビ様に失礼である。


とは言え、2023年度の貧果なテナガエビ釣りにおいて、釣り上げたエビ様は全員バケツの中でご存命でした。


なので、オッサンが”直接”殺生したエビは皆無だけど、人に差し上げたエビがどうなったのか?は言わずもがなだけども…



余命幾ばくも無いオッサンは、いつものように勝手に目が覚めるんだけど、今朝の目覚めには迷いがなかった。


その理由は2023年のエビ釣りがラストだから。


今期も例年のようにパッとしないテナガエビ釣りだったけど、最後くらいはひと花咲かせたいもんで、気合い充分である。


そんなやる気を削ぐのが、『足』の不備である。


昨日気付いたんだけど、オッサンの愛車がパンクしていた。


つい最近、虫ゴムを交換したばかりなので、虫ゴムが原因でのエア漏れじゃないのは明らかだ。


つまり原因は、やはりチューブだろうて…



オッサンの愛車はもう27年目にもなる。


別にこだわりはないんだけど、気がついたらそんな年数になっていた。


よくよく考えてみれば、オッサンの人生の半分をこの愛車と過ごしてきたわけで…


そう考えると感慨深く、熱いものが込み上げてくる、っということはなくて、スキあらば新しい自転車(しかも、今流行りの電気的自転車)が欲しいんだけど、いつものように”ちゃんころ”が無い。


コレが自動車なら、重税やら毎年車検やら故障の頻発などで買い替えの余地はあるが、オッサンの愛車はど〜か?というほどにすこぶる調子が良く、付け入るスキが無い。


という訳で現在に至り、このままではオッサンの棺桶にこのチャリも一緒に放り込まれてしまいそうな勢いである。


いくら調子が良いとは言え、フレームとホイール以外は全て手を入れてて、タイヤなんて何回チェンジしてるのか覚えていないくらい。


オッサンくらいの年代だと、チャリのメンテナンスは自分でやるのが当然の当たり前。


たかがパンク修理に1,000円〜2,000円も出すなんて信じらんね!


こんなノリだから、自転車の不調子なんてすぐに何が原因か?は分かるもんで。


今回はチューブだろうけど、いかんせん、今履いてるのもオバケイドロ真っ青なパンク修理だらけだから、もうダメだろ…


タイヤの溝もツルツルで、ヒビ割れている。


ハゼシーズンも始まるし、一時的に修理しても現地先での不具合が一番困るから、もう全交換しよう!とリムバンド&チューブ&タイヤの前後セットを発注した。


ちなみにタイヤの溝ですが、自転車くらいの細いタイヤだと、溝の有無で滑りやすいとかは関係ないらしい。


それよりもゴムの質が滑りを左右するので、後輪は駆動側だから安くて硬いタイヤでも良いんだけど、前輪は滑りにくい質の良いタイヤにした方が良いと思います。



っという訳で、今朝は妻のママチャリを漕いでるわけでして…


オッサンの愛車は『シティサイクル』系でそこそこ軽快にスピードが出るんだけど、妻のソレは絵に描いたような普通のママチャリなので、一生懸命漕いでも漕いでもスピードが出ないぞ!


「よくこんなのに乗ってるな〜。全然進まないじゃん!」


いつもの倍の時間と労力をかけ、いつものテナガエビ釣り場へ汗だくで向かう。

急がないと釣りが出来なくなるぞ!

やっと到着したエビ釣り場。


相変わらず見渡す限りのロンリー釣り場かと思ったら、数10m離れた所にもう一人の釣り人がいた。


どうやら、テナガエビ釣りをやっているようで、なとなく見覚えがある人だったから、たぶん以前にも会ったんだろうね。

全然釣り人いないな〜


今現在は潮が引いてる状態で、本日は大潮だから、これからドンドン水位が低くなってゆく。


急がないと、エビ穴が無くなるぞ!

まだ釣りになるが、急がないと!


空は薄曇りだから、ソーラーエアポンプは動くのかな?と思ってたら、しっかり息していた。

曇でも動くんだよね!


本日も使う竿は、釣り仲間から貰った訳の分からん2.4mの竿を2本。

すっかりエビ釣り用の竿になった


仕掛けは中通しオモリのウキ仕掛け。

コレくらい重さがある方が使いやすい


ウキは輪ゴムを突っ込んだ、ただの丸い発泡スチロール。

コレで十分だ


問題は餌のミミズ。


先週は雨でエビ釣り出来なくて、容器に入れたまま放っておいたけど、生きてるのかな?

ミミズ生きてるんかな?


まぁ、生死なんて関係なくて、すぐにミジン切りになるからどっちでもいいんだけど…


土をほじくると、ミミズがピョンピョン跳ね回る!


ミミズってノソ〜っとしてるイメージなんだけど、実はそんな事なくて、土から飛び出すとピョンピョン跳ねるんですよ!

意外に俊敏なズミミ様


水温は21℃と温かい。

外気は暑くても水温はココらへんが上限かな?


チンタラ準備している間にすっかり潮も引いてしまい、怪しいテナガエビ釣り開始。

小エビば突いてくるばかり…

まずはスタートダッシュを決めるべく、実績穴から始める。


2本の竿をセッティングしてしばらくウキを眺めるが、相変わらずピクリとも動かない。


この釣り場って小さい穴をピンポイントで攻めるから、エビが餌を突いてもウキが反応しないことが多い。


なので、ある程度の時間が経ったら、適当に竿を上げて聞き上げることになる。


ス〜っと竿をゆっくり上げると、ピクン!と道糸が振動して逃げられた!


「あ〜、小エビが突いてたな…」


使っているエサがミミズでボリュームがあるから、5cm以下くらいの小エビだとまず針掛かりしない。


アカムシ餌なら掛かるんだろうけど、それすらも買うのがもったいないと思ってしまうセコいオッサン。


なので、あくまでターゲットは良型、大型エビである。


たいてい朝イチはエビの反応が良いんだけど、本日はイマイチ良くないな…


居るには居るんですよ!


ただ、型が小さいらしく、そこそこの時間喰わせてもピクン!って道糸が震えて、逃げられてばかり。


「今日は小さいのばかりだな〜」


「今期最後のエビ釣りくらいは、アカムシ餌でやるべきだったかな…?」


開始30分以上経過してから、やっと釣れたのは小さめサイズ。

やっと釣れたよ!


すぐに同じスポットから同じサイズがもう一匹。

う〜ん…、今日はこのサイズか…


この二匹を最後にパッタリとアタリが止まる。


どこに落としても、何の生命反応もない。


うわ〜、厳しいな…


もうひと通り、めぼしいスポットはやったけど、全然アタリが無いんだよね。



あとは少し離れたエリアが最後の頼みの綱なんだけど、そちらを攻めるにはもう少し潮が引かないと釣りにならない。


しばらくは望みのないエリアでやってみるが、案の定、何も反応がなかった。


やっと頼みの綱エリアでやってみると、すぐにナイスサイズが上がってきた。

本日最大サイズ!


コイツは脱皮したばかりなのか、フニャフニャしてて気持ちが悪かった。


すぐに同じスポットからもう一匹。

やっぱりこのサイズだと針掛かりが良いね〜


これから一気に挽回!


と思ったが、そう上手くいかず…、またしてもアタリが遠のく。


相変わらず、小エビが突いてくるだけで良型サイズは音沙汰なし!


しょうがないので、小エビと遊び始める。


オッサンの足元に小エビがいたので、竿を使わずに手だけで道糸をツ〜っと垂らして、鼻先に餌を置いてみる。


すぐにハサミでちょっかい出して来たから、コイツはヤル気があるようだ!


やはりエビもハリスとか針はしっかり見えていて、最初は邪魔なハリスをいぢくって退けようとしていた。


しかし諦めたらしく、今度はエサを挟んで口に持ってゆく。


コレからが勝負で、いつどのタイミングでアワセるか様子を伺う。


エサを口の中に入れてモグモグやってるんだけど、針の向きが掛かるのと反対方向を向いているので、まだアワセられず…


「早く喰えよ!」と思うが、モグモグやってるだけで針の向きが悪い。


ミミズを完食すると針を吐き出すから、それだけはヤメてくれ〜と願いつつ見ていると、針がクルン!と回転し、掛かる方向に向いた!


アワセたいのを我慢して、10秒後にス〜っと上げると掛かった!

コレくらいがミミズエサで釣れる最小サイズかな


もう一匹同じように遊んで掛け、飽きたので納竿。


2時間半で僅かに6匹の貧果にて終了。

ひゃ〜、今日も釣れなかったな!


2023年最後のテナガエビ釣りも爆釣とは、程遠い釣果でした。


しかし、この多摩川にテナガエビを爆釣出来るポイントはまだあるんかな?と疑いたくなるほど、どこにも釣り場がない。


他のエビ釣り人に聞いても、「以前はアッチでも釣れたんだけど、釣れなくなった…」だの「工事が入って、釣り場が無くなった…」だの寂しいコメントばかり。


かくして、エビ釣り場を求めて多摩川沿川を徘徊する『テナガ難民』ばかりになったのでした。


でも、きっとどこかにあると思います。


テナガエビのオアシスが!


しかし、万が一オッサンがそのポイントを見つける、もしくは情報を得たとしても、そのポイントは【秘密のエビ園】として、公開はしないだろうな。


真剣にエビ釣りと向き合っている釣り師に対して、オッサンみたいにふざけたのが興味本位で土足で荒らすようなマネはしたくないもんで。



早くも終わってしまった2023年のテナガエビ釣り。


今期は同じ釣り場だけでやってたんだけど、来年は新しい釣り場を求めて、もっと視野を広げてみようかな〜



ここで宣伝です!

オッサンが毎回ハゼやテナガエビサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。


結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…


正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。


販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。


オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!


売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。


なるべく頑張って製作します。

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