2023年第三回目の多摩川テナガエビ釣りは判断ミスか!?

2023年第三回目の多摩川テナガエビ釣りは判断ミスか!?

2023年3回目の多摩川テナガエビ釣りはポイント違ったかな?

2023年5月4日

2023年第三回目のテナガエビ釣りに行ってきました。

 

ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)

天気:晴れ

釣行時間:7時30分(潮位100cm下げ5分)〜9時30分(潮位35cm下げ9分)大潮

水温:水温計忘れた

釣果:5匹(8cm〜14cm)

竿:「GR愁渓」2.4m&「清滝」2.1m

道糸:フロロカーボン1.5号

ハリス:ナイロン0.8号

ハリ:タナゴ針-極小新半月

ウキ:発泡スチロールの玉浮き

オモリ:ガン球-B

エサ:ミミズ(自己調達)

仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛け

 

 

2023年の現在、世間では9連休のGWだったりするが、オッサンは暦通りのお休みなので、5月3日からやっとGW到来といった感じ。

 

しかし考えてみれば、昭和の時代は『ゴールデンウィーク』なんて無かった。

 

当時の祝日は、

4月29日:天皇誕生日

5月3日:憲法記念日

5月5日:こどもの日

程度で、『飛び石連休』と読ばれていた。

 

週休二日制でも無かったし、その年によって、うまくいけば日曜日が飛び石に絡んでくると連休発生!といった感じ。

 

そのうちに、5月4日が休みになる『国民の休日』となり、昭和天皇の崩御されて『みどりの日』となる。

 

今現在は『みどりの日』は5月4日なんだけど、以前は4月29日だったと記憶しております。

 

そして、オッサンの勤めているクソ会社は休みじゃないけど、土曜日も当たり前のように休日となる週休二日制となり、世間では9連休だ!10連休だ!の景気の良い話になった。

 

メディアはこの時期には行楽地からの中継で、イベントやらで多くの人出で賑わってまっせ!的な誇大広告をタレ流す。

 

楽しい!幸せ!ビバ・バケーション!をしきりにアピールするんだけど、余計なお世話とはこのことだ。

 

どこへ行っても混んでるし、お高い特別料金設定、ムダな時間を浪費するばかり…

 

ゆっくりなんてできやしない!

 

なによりも、客側で一番納得出来ないのが、宿泊費や交通費が高く設定されてること。

 

こちとらが受けるサービスは変わらないハズなのに、何で値段がこんなに違うんじゃ?

 

足元見た卑しい商売しやがって!と皆が憤っていると思う。

 

この腑に落ちない価格設定の内容は、サービスを提供する側の言い分だと「機会損失分が上乗せされているから」ということらしい。

 

例えば、ある宿泊施設では、GWや年末年始などには多くの予約の申込みがあるのに、施設のキャパシティーを超えてしまっている分は予約をお断りしなければならない。

 

「この客全員が宿泊することができたら、どれだけ儲かっただろう。」

 

「そして断った分は、儲けにならないどころか損しちゃってる。」

 

つまり、施設側にとって断った分は『機会損失=マイナス』になっているという発想で、その「損失」を取り戻す価格を付けるのが当たり前の当然というのがアッチ側の屁理屈である。

 

んな訳ね〜じゃん!

 

どんだけ自己中な発想なんだよ!

 

繁忙期に望む利用客の全てを宿泊させるなんてことは、出来る訳ないじゃん!

 

 

世の中には数多のヒット商品があるが、ウェーブ中は製作が追いつかず、品切れが続くことも珍しくない。

 

製作側も、売り出す前はどれくらい売れるのか?なんてハッキリ分からないから、ある程度の制限はかける。

 

思いのほか売れてしまえば、その時欲しい人全てに行き渡らせることは出来ない。

 

「もっと作っておけばよかった…」と悔しがりながら追加生産や増産し、次に売り出す時でも、通常の発想なら「機会損失したんだから、値上げします!」なんてやらないはず。

 

翻って、宿泊業界や交通業界はどうだ!

 

繁忙期は、機会損失を言い訳に当たり前のように法外な価格設定をしてくる。

 

この愚挙に、ほとんどの顧客が嫌悪感を抱いているハズである。

 

コレが閑散期とは一味違うサービスでもあれば、納得はせずとも「しょうがねぇな〜」と振り上げた拳を納めるが、下手すりゃ〜、忙しいを理由にぞんざいな扱いを受けたりするもんだから、怒りの鬼(おに)太郎である。

 

という納得できない特別価格もあるもんだから、オッサンは長めの連休時期は出掛ける気になれない。

 

なので、いつものように近所でくすぶるしかないんだけど、昨日は2023年度GW唯一の大型企画だった横須賀の沖アジ釣りに行ってきた。

 

つまりGW初日にしてオッサンの連休は打ち止め。

 

残りはノープランで、無為なGWを満喫したいと思います。

どうみても釣れる状況では…

まぁ、やることはひとつで、多摩川へテナガエビ釣りに行くナイスな案しか思い浮かばない。

 

んで、やっぱりそういう事になる。

 

今朝起きると、昨日のアジ釣りの疲れが全然取れてない。

 

アジ釣りとは言え、流行りのライトアジではなく、130号の重量感あふれるビシを半日中ブンブン振り回してるもんだから体力が削られる。

 

おまけに帰宅するやいなや、釣ったアジを捌かなければならないから、任務完了時にはもうヘトヘトだった。

 

オッサンももう歳なので、一晩寝れば精力回復!ということはなくて、ひたすらにダルい、眠い、かったるい…

 

なんでこんな日にエビ釣りせにゃ〜ならんねん!

 

自分でも憤るが、GW後半は天気が悪い予報なので、前半で頑張らなアカン!

 

老体にバラ鞭打ってエビ釣りに出撃するが、愛車を漕ぐ足取りも重い。

 

途中、コンクリ三面張りの都市河川をまたぐように、ちびっ子達の手作り鯉のぼりがはためいてて、気分がホッコリする。

そうか!鯉のぼりの時期だったか

 

多摩川河川敷では、川崎競馬場の練習馬場でサラブレッドが朝練していた。

競走馬はかっちょエエな〜

この標識もココでしか見ない

 

目的のポイントへ到着すると、既に二人のエビ釣り人がいた。

 

約1kmにもおよぶテトラポット帯に、なんと二人も釣り人がいるとは、さすがGWである。

珍しく釣り人がおるぞ!

 

その昔はテナガエビ釣りのメッカなんて呼ばれてた時代もあったが、最近はてんでパッとしないもんだから、誰も釣りなんぞに来やしない。

 

まぁ、オッサンはエビ釣りにこだわってる訳でもなく、誰も来ないから気楽で良いや!のノリでココに来てるんだけどサ。

 

しかし、問題は現在の潮位。

 

思ったよりも潮位が低くて、このポイントで釣りになる状況ではなくなっている。

 

到着した途端に「コレは終わったんちゃう?」を確信した。

コレは釣りにならんな…

 

とは言え、本日はアジ釣りの後遺症だもんで、いまさら移動する元気も瞬発力もないから、覚悟を決めて釣りの準備を始める。

 

本日の竿は、釣り仲間のO氏からもらった訳の分からん2.4mの竿と清流2.1m。

エビ釣りに竿の性能は求めてない

 

現在の潮位だと、たぶんテトラポットの上からじゃなくて、地べたに降りて釣りする事になりそうだから、2.4mの竿は長いかな?

 

仕掛けはいつもの一本針のウキ仕掛け。

何の変哲もない、いつもの奴

 

餌は当然ながらズミミ様。

 

前回のテナガエビ釣行時に採取してきたそのまんまだったから、果たしてご存命なのか心配…

ミミズ生きてんのかな?

 

多少くたびれてたが、どうやら生きてたらしい。

ミミズって意外に生命力あるな!

 

とは言え、すぐにみじん切りにされるんだけどサ。

可哀想に…

 

本日はおひさまが出ているからソーラーエアーポンプ『おひさまの力』(←;勝手にネーミング)も持参。

やっぱりコレがあるとエビが元気だ

 


 

こんな感じにオッサンがチンタラ準備しているうちに、潮はドンドン引いてしまい、既に絶望的な状況。

 

さぁ、希望を捨てずに釣り開始じゃ〜!

ボウズよりはマシだけど

まずはいつもの実績ポイントから始めたいのだが、残念ながら水が引いてしまって陸の一部と化していた。

 

さすが大潮!アッという間って感じだね!!

 

チクショ〜、どうすんだよ!コレ…

 

とりあえず、適当な岩陰に落としてみるが、やはりな〜んもない。

 

もうここまで水が引いてしまうと、岩と岩の間の穴らしいポイントも無くて、岩陰みたいなヘチみたいなところしか見当たらない。

 

釣り開始から1時間が経過するものの、生命反応はゼロで無の世界。

 

こういう時こそマメに餌は変えないと、釣れるもんも釣れないので餌替えだけはやってるんだけど、基地に帰る度にエアポンプの空バケツが虚しくブクブク音をたてている。

 

さすがに前回に引き続き、ボウズの連チャンを覚悟し始める。

 

すると、あるスポットで仕掛けを落としてすぐにウキが反応する。

 

「やっと来たか!?コレを逃すとボウズだぞ!」

 

必要以上に慎重に喰わせ、いつも以上にゆ〜っくりと竿を上げて聞いてみる。

 

ビクン!ビクン!と針掛かりしている反応。

 

針に掛かってるとは言え、油断できないのがエビ釣りである。

 

エビが暴れて仕掛けが絡んでのラインブレイクもなきにしもあらずなので、慎重かつエビに主導権は渡さない竿の操作で本日の一匹めをゲット。

やっと釣れたよ〜!

 

ボウズ逃れでホッとするオッサン。

 

すぐに同じスポットで二匹め。

ヨシヨシ!

 

しかし次が続かず、再び沈黙のエビ釣り。

 

エビもけっこう居ると思うんだけど、喰ってこないんだよね〜

 

忘れた頃に釣れる程度で、連打スポットは見つからず…

 

可愛いサイズを最後に納竿。

ミミズ餌には珍しいサイズ

 

2時間で5匹と寂しい結果なのでした。

いや〜、厳しいな〜

 

まぁ、もともと爆釣する釣り場じゃないのは理解してるんだけど、もうちょっと反応があってもバチは当たらないと思うよ。

 

テナガエビの特性上、潮位にとても敏感な釣りモノだから、その時の状況で全く違う釣果になるのは否めない。

 

オッサンも多摩川でのテナガエビ釣り歴はかれこれ7〜8年にもなるので、釣り場の特徴や釣れる状況はある程度なら理解しているつもり。

 

こういう潮位の時はあの釣り場で…という知識はあるんだけど、近年は多摩川の環境が激変し、その上護岸工事が頻繁に行われているのでエビ釣り場が激減。

 

テナガエビが居付く環境ってキレイに整備された護岸ではなく、崩れた瓦礫やらゴロタ石帯だったりする。

 

そういう地点は河川の治水サイドにとってはウィークポイントにあたるので、放っておくわけにはイカンらしい。

 

最近はやたら護岸工事やってて、エビ釣り環境が悪化の一途。

 

なので、釣り場の選択肢がほぼ無いに等しいので、こんな場末の釣れないエビ釣り場でお茶を濁すしかないのである。

 

きっとどこかにエビパラダイスはあると思うんだけど、それを探す探究心も気力も無い。

 

生きる環境を奪われたテナガエビが、たとえ細々にでも暮らしてゆける環境に土足で入り込むような事はしたくないので、今の釣り場でやっていくしかないかな…

 

 

次の記事>>>「2023年第四回目の多摩川テナガエビ釣りは釣れないこともないが」へ

 

 

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