2019年テナガエビ釣りシーズン前にフラフラと…

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対岸のテナガエビ釣り場に異変が!

前回のハゼ釣り場の徘徊に続き、今回はテナガエビ釣り場へ行ってみました。


6月頃から始まるハゼ釣りと違って、テナガエビ釣りはあと2週間位で開幕するから、暇つぶしを兼ねて釣り場の偵察です。



向かう先はやはり多摩川下流、東京サイドのテナガエビ釣りスポットである【六郷橋】のたもと。


ちなみに多摩川のテナガエビ釣りのメッカといえば、対岸の川崎サイドと相場は決まっていて、エビ釣り場も広大な区間が続いている。


んがしかし、オッサンの住んでいる東京サイドにはしょぼいテナガスポットしかない。


まぁ、反対側に遠征すればいいんだろうけど、多摩川の下流域なもんで渡る橋も長いから結構面倒くさいんですよね〜




久しぶりにやってきた釣り場はいつもよりも綺麗に見えた。


冬の間は釣り人なんていないだろうから捨てられるゴミも少ないからと思う。


全部が全部という訳ではないだろうけど、釣り場のゴミは釣り人が捨ててるという現実を目の当たりにすると少々さびしくなる。



この釣り場は少々問題があって、一番人気のスポットの足場が年々崩れてきてるという恐ろしい現状。


今年こそは立入禁止になってるんじゃないかとドキドキしながらやってきたんけど今のところまだ侵入しても良さそうでホッとした。

一応単管パイプで仕切りがしてある


一応ご注意くださいな看板もある。行政ってちょっと危ないとすぐに立入禁止にするんだけど、珍しく寛大なご配慮でございます


脇の獣道から侵入すると


コンクリート製のお立ち台に出ます


なんか昨年よりもビビ割れが大きくなっている気が…


ここも昨年と違う形になってる気が…


このコンクリート製のお立ち台がオッサンが釣りしている時に崩落しないことを願うばかりである。



ちょうど訪れたときはかなり潮位が上がっていたので、水底の状況は分からなかった。


まぁ、あと2週間もすればテナガエビ釣りが始まるから、釣れるかどうかはその時にハッキリするでしょう。



ショッキングだったのが、向かい側の風景が昨年とは大きく違っていたことであ〜る!


何かの工事を大々的にやってるらしい。


護岸工事をしているようだが問題はその場所である。


あの場所はオッサンが昨年チョッピリ通いつめたテナガエビスポットではないですか!?


オラの釣り場に何しとるんじゃぁ〜!!と石を投げてみたが、遠すぎてオッサンのイチローばりのレーザービームも全く届かず、工事は粛々と進められたのでした。

オッサンの見つけたテナガスポットが…


どうやらテトラポットを沈めているらしい


確かにあっち側はテナガエビ釣りのメッカと言われるだけあってテトラポットがワンサと沈んでるんだけど、そ〜いえば今工事している区間にはテトラポットがなかったな。


あの状態だと今年は釣りにならないけど、来年にはテナガエビが居付いて良い釣り場になるかもしれない。


あそこは来年に期待しよう!

オッサンの大冒険

さて、ついでにもうひとつのテナガエビ釣りスポットである【三本鉄橋】に行ってみることにする。


言わずもがな鉄道の鉄橋が三本並んでいるからこういう名称なんだけど…ってアレ?この名称ってオッサンが勝手に言ってるだけで他で聞いたことないな。


でも三本鉄橋って言えば地元の人間ならすぐにイメージ出来るだろうから、それでいいや!




三本鉄橋は今いる場所からすぐ上流なんだけどここで少し考える。


川伝いに移動すれば最短距離なんだけど、残念ながらそんな道は整備されていないのでソレは出来ない。


ここの河川敷には竹林が群生してる上、ゴルフの打ちっ放し練習場があって、まともに上流側に行こうとするとそれらを大きく迂回しなければならないのだ。


つまり四角形の三辺のルートを辿らなければならない。


最短距離なら一辺だけで済むのに…



人間ってやつは歳をとると自分のチンケな都合ばかりを考えるものである。



ここでオッサンは決断した。


秘密のルートを行ってみよう!冒険だ!!


実は普通の人が行こうとも思わない道がある。


その道を行くのは、竹林のタケノコを堀りに行くおばちゃんかココを住処にするホームレスさんのどちらかである。


そうでない人は怪しすぎて近寄らないし、そもそもここへ分け入る意味もない。

冒険へGo!


果たして反対側へ続いているのだろうか?かなり不安なオッサン。


写真で見ると綺麗な緑が広がっているように見えるが、不法投棄かホームレスさんが持ち込んだのか知らんがゴミだらけである。



一歩ずつ進むが、ちょっと入っただけでもう怪しい雰囲気が漂う。


藪からいきなりバサッ!とアイスホッケーの面を被り、山刀のマチェットを握りしめた殺人鬼が現れるやもしれん。


長髪を振り乱し、狂った目を剥いて襲ってくる貞子が現れるかもしれん。


まぁ、そんなホラー映画的な事は起きないだろうが、そこら辺に変死体が転がっていてもおかしくない状況だ。

こうやって見ると隣のトトロ風だが、実はゴミだらけ


怪しい雰囲気にさらに輪をかけて不安にさせるのが、道は一本ではないのだ。


いくつも分岐していて、果たしてこの道でいいのか分からなくなる。


道に迷った時の目印にパンの欠片を落とそうとも思ったが、ここに住んでるホームレスさんに食べられてしまうだろうとあきらめた。


ちなみに多くの人が勘違いをしてるのは、目印にパン屑を落とすのはチルチルミチルではなくヘンゼルとグレーテルの方である。


ヘンゼルとグレーテルの話はせつな過ぎる童話なので思い出したくもないが、現代の子供虐待や育児放棄に通ずるようで歴史は繰り返されるんだな〜と思った。


もっと関係ない話だけど、オッサン世代は「チルチルミチル」と聞けば100円ライターを連想する。
↑まぁ、分かる人には分かる話やね!




そんなアホなことを考えながら進むが、意外にもこの藪には住民が多く人の気配は其処此処でするのだが、侵入者であるオッサンは決して歓迎されてないだろうて。


そして程なく道が開けて反対側に出た。


脱出成功だ!

思った通りの場所に出た


反対側の入口


歩き始めて5分も経たずして反対側に出たので、かなりのショートカットになった。


今度からこの道を使おう!とも思ったが、ここに住んでいる人もいるし生活の邪魔はしたくないから、この道を利用するのはできる限り最低限にとどめようと思う。



もしあなたがオッサンのマネをしてこの道を利用し、万が一生きて脱出できなくてもオッサンに一切責任はありません。あしからず!



三本鉄橋の釣り場も特にお変わりなくいつも通りでした。


頭上に鉄道が通過するとやっぱりうるさかった。

特に異常はないな…


果たして今年のテナガエビ釣りはどうなるやら…



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