2019年2回目の多摩川テナガエビ釣り【六郷橋-東京側】

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2019年2回目の多摩川テナガエビ釣りは激渋な予感

2019年4月14日
2019年シーズン2回目のテナガエビ釣りに行ってきました。


ポイント:六郷橋(東京側)
天気:晴れ
釣行時間:7時00分(潮位112cm干潮)〜8時30分(潮位115cmほぼ干潮)長潮
釣果:テナガエビ1匹  


竿:1.8m(SZM「渓流」)&2.1m(シモツケ「清滝」) 
道糸:フロロ1.5号 ハリス:ナイロン1号 ハリ:袖スレ1号 ウキ:玉ウキ8号 テナガエビ用十字テンビン(竿しば釣具店製を真似た自作もの) 
エサ:白サシ
一時:1号中通しオモリのミャク釣り仕掛け



今回は久しぶりにボウズを覚悟したテナガエビ釣行になりました。


かろうじて一匹は釣れたものの、それだけで何一つトピックも起きないもんだから今回ブログに書くネタもない。


面倒臭いから今回の釣行は無かったことにしようかとも思ったが、貴重な休日に頑張って早起きしたもんで、何とかネタを絞り出そうと思います。




先週のテナガエビ釣りは4匹とトホホな釣果で、今週は先週よりはマシだろうと期待したいところではある。


しかし先日は4月にしては記録的な寒さで、東京でさえ雪が落ちるほどの事態。


コレはマズイな…


雪が積もるニュース映像を見ながら、週末のエビ釣りはもうあきらめムードだった。


でも、もしかしたら!
という釣り人特有の根拠のない期待がムクムクと湧き上がり、オッサンの背中を必要以上の押すのでした。


昨日、H氏からの釣果報告があり、厳しいは厳しいけど釣れないこともないという感じ。




釣りの時は目覚まし時計をセットしなくても自然に目が覚める。


仕事では目覚ましが鳴り響いても目覚めないが、やはり楽しみが控えていると勝手に起き出すようだ。


人間の体内時計はかくもゲンキンな奴である。



半分眠りながら愛車に釣り道具をブチ込み漕ぎ始めるが、やはり寒い!


コレはマズイな〜と足取り重く現場に向かう。


心配なのが、本日目指すポイントはテナガエビ釣りの人気スポット。


ここは早起き過ぎる常連がいつも陣取っているので、この時間からだと場所が取れない可能性が大きい。


でも、まだシーズンじゃないから大丈夫かな?


いや、そろそろ様子見の釣りをしていてもおかしくないだろう。


いや、しかし…


葛藤しながら現場に向かうが、気持ちは急いでいるんだけど身体はまだ起きてないので、自分が思ってるよりもスピードが出ない。


「きっと高齢者の移動ってこんな感じにもどかしいんだろうな…」


ジワジワ近づいてくる自身の高齢化を実感しながら、段々とお年寄りに寄り添う歳になってきたと痛感するオッサンなのでした。

最後に釣れた珠玉の一匹!

多摩川の河川敷に出てドキドキしながら現場に到着すると、お年寄りがひとりいただけで何とか場所をゲットできてホッとする。


挨拶を交わし、釣果を聞いてみるが「厳しい」の一言。


やっぱりダメか…


のっけから不都合な現実をぶつけられたが「んじゃ!帰ります!」というのも何だし、朝もはよからここまできたし、「コイツがダメでもオッサンは爆釣じゃね?」とまたもや釣り人特有のお花畑思考で釣りの準備を始める。

まずは釣り場を確保!


思ったよりも潮位が低いな


本日も二本の竿にいつものエビ天(秤)をセット。

頼むぞ!


エサは先週の余りの白サシ(ウジ)。


冷蔵庫の野菜室の隅っこに隠しておいて、皆さん元気でした。


一応、スライスチーズの欠片をエサとして入れて”チーズサシ”のイメージだったんだけど全く食べてなくて、タダのウジ虫のままだ。

見る人によっては【閲覧注意】な映像だね



そして本日はNewアイテムあり!


君の名は(←古すぎだろ!)『ソーラーエアポンプ』



言わずもがな、バケツに入れるブクブクでして、釣れたテナガエビを元気に活かしておくアイテム。


実は本日はこのアイテムを試したくて、期待できないエビ釣りにやってきたのでした。



今までは自作のエビ用ビク”エビ元気1号”を使ってたんだけど、今年は電気的アイテムを試してみようと思います。


まぁ、本当はテナガエビ釣り用ではなくミジンコ養殖に使おうと購入したんだけど、ちょっとエビにも使ってみようと思った次第であります。

ソーラー式なので日が当たればモーターが作動する


実は電池とソーラーのハイブリット。おひさまが無くても作動するスグレモノだが、日が当たれば電池を入れなくてもブクブクする


使用例。On the バケツ!


透明なアクリルケースはオッサンの自作もの。


このエアーポンプについては、また後日に記事を書く予定です。
(乞うご期待!ってほどでもないが…)




ウジを装着してコンクリートのお立ち台の足元にエビ天を落とす。


この足元の護岸は下がエグれていて、そのエグレがテナガエビの絶好の住処になっている。


ココは多摩川に突き出ているからモロに川流がぶつかり、その水流で土砂が削れてエグレも深くなってる気がする。


その影響なのか知らないが、天端のヒビ割れが年々成長していて、護岸としていつ崩落してもおかしくないシロモノ。


まぁ、レジャーとは命を危険にさらしてこそ心から楽しめるのだが、オッサンがいるときだけは崩れるなよ!と願うばかりである。




さぁ、爆釣じゃ!という期待とは裏腹に、しばらく経っても何の音沙汰もない。


この仕掛けは明確なアタリが出ないから、適当な時間のタイム釣りになるんだけど、かなり長い時間喰わしていても生命反応なし!


エサのウジもキレイに残ったままである。



テナガエビ居ないのかな?と水中のエビ天を凝視する。


この仕掛けはウキにエビの反応が出るのではなく、天秤のアームがピクピクと動いたり、クルリ!と回転すると「エビが来たな!」と分かる。


確かにアームは反応してるんだけど、これだけ喰わしてもハリにも掛からないということは、マイクロエビが突いているだけということである。



いろいろとポイントをズラして探ってみるが全く反応がない。


サシも頻繁に活きの良い奴に付け替えたり、二匹掛けで強力アピールしてみるが状況変わらず。


ハイブリットソーラーシステムのブクブク音だけが虚しく響く…



これはヤバイな!


今日はマジでボウズを覚悟した。


時間だけが無情に過ぎてゆくエビ釣り場。



最後の手段で、一本だけミャク釣り仕掛けにチェンジしてピンポイント狙いに切り替える。


コレでダメなら泣いて帰ろう。



エビ天では狙えなかった石と石の僅かな隙間を探ってゆくが、全く反応がない。


もうコレは本当にダメだな…と諦めていた時だった、ある隙間に落とすとスルスルと50cm程落ちていった。


ずいぶん深いな…と思うが、昨日H氏から「水温が低いから、まだエビは深場にいる」という報告を受けていたのを思い出す。


10秒ほど待っているとクンクン!と反応あり!!


いた〜!!


長めに喰わせてから、ゆっくり聞き上げるがハリ掛かりせず。


「次で仕留めちゃる!」


エサを付け直してゆっくりス〜っと落とす。


着底するとでエサが移動しない程度にチョンチョンと動かして喰い気を誘うとエビが触ってきた。


長めに40秒待ってから、ゆ〜っくり聞き上げると掛かった!


やっと来たエビバックの引き!!


しかも結構力強く引いてくるから、型が良さそうだ。



上がってきたのはこの時期にしては良型のキレイなオス。


やっと釣れたよ〜!!


この一匹が遠かった。

やっとだよ〜!


この時期にしてはナイスサイズ


やっとソーラーシステムが役に立った。テナガ様も喜んでおります


同じ穴を探ってみるがこの一匹のみでした。



これだけやってダメならもう無理だろう。


しかも悪いことに、ウェイクボードのボートまでやってきやがったので、もう全く期待できない状態。



1時間30分で1匹と切なすぎて泣きたくなるような釣果。


まぁ、まだ水温も冷たいし、今日は長潮の干潮時間帯だったから余計に釣れなかったんだろうな。


たった1匹だったけど釣れたからヨシとしましょう!



これから暖かくなってくればエビも釣れるようになってくると思います。



やはりエビ天だけでなくピンポイントで狙える仕掛けも必要だな!と今更ながら痛感したオッサンなのでした。




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