2019年7回目の多摩川テナガエビ釣りは記録更新した

2019年7回目のテナガエビ釣りは期待できるカモ

2019年5月19日2019年シーズン7回目のテナガエビ釣りに行ってきました。

 

ポイント:六郷グラウンド付近(東京側)天気:晴れ釣行時間:8時00分(潮位116cm下げ5分)〜11時00分(潮位1cm干潮)大潮釣果:テナガエビ52匹

 

竿:1.8m(SZM「渓流」)&2.1m(シモツケ「清滝」)道糸:ナイロン1号 ハリス:ナイロン0.3号 ハリ:タナゴ-極小新半月 ウキ:玉ウキ-ジンタン7号 オモリ:ガン球-2B&Bエサ:アカムシ仕掛け:ハリス5cmの枝ス式二本針

 

 

今年もアッという間に5月の終盤。

 

特に何もせずモサ〜っとしてる間に年が変わり、元号が変わり、夏日も記録される時期になってしまった。

 

このように無為に時間は流れ、いつの間にか歳をとっていくんだろうけど、オッサンは自分の人生に意味を見出そうとは思わないし、見出す気もない。

 

人は何かに付けて自分の存在に”意味や価値”を見出そうとするけど人の存在なんて些末なものである。

 

人生が無意味とは言わないが、自分の生の価値や生きる理由を考えるから苦しく虚しくなるんだと思う。

 

 

道端を徘徊する蟻ンコが「何で自分は生きてるのか?」を考えて日々苦悩しているだろうか?

 

もしかしたら苦悩する蟻もいるのかも知れないが、ほとんどの蟻はただ今を精一杯生きてるだけなんだと思う。

 

「今やるべきことを力の限りやるだけ」

 

オッサンもこうありたいと思ってる。

 

蟻と人間に価値の差なんて全く無い!

 

 

どんなにお利口な人が束になって考えたって、未来のことなんて予想もつかない。

 

ましてや、オッサンみたいな社会の底辺で生きている輩がどんなに考えたって先のことなんて解りやしない。

 

ならば明日よりも今である!

 

飯を食べてるなら精一杯噛んで消化吸収に良く。

 

歩いているなら姿勢を正しく、大きい動作で頑張って歩く。

 

トイレに座り込んでいるなら全部出し切る!

 

とにかく今を一生懸命頑張れば良いのである。

 

先のことを考えて出し惜しみするなんてくだらないし、力をセーブした所でたかが知れた結果にしかならないだろう。

 

例え自分が受け入れ難い結果であったとしても、結果なんて結果でしかないんだから、その後に善後策を考えればいいだけのことである。

 

だもんで、道端の蟻と同様に今を精一杯生きるだけで、ソレはソレで素晴らしい人生が送れるとオッサンは信じています。

 

 

 

オッサンは6月に入るとハゼ釣りに移行するので、テナガエビ釣りもあと1〜2回といったところ。

 

テナガエビ釣りも本番のシーズンに入っているのでそろそろ結果を出したいが、コレばかりは人間側の都合でなんとななるものでもない。

 

っという訳で、本日も布団の中でイモムシになってテナガエビを釣りに行くか葛藤するオッサン。

 

「明日は仕事で朝早いから今日はセーブして余力を貯めておこう!」と精一杯感は微塵も無いオッサン。

 

こんなだらけたイモムシを蟻が見たら、リングコーナ最上段からフランケンシュタイナーを食らわせたくなるだろう。

 

んなもん食らったらオッサンの頭が胴体にめり込んでしまうのでイモムシは起き出した。

 

 

今日は大潮で、オッサンがいつもテナガエビ釣りをする時間帯が下げ潮〜干潮とベストな潮位となる日でもある。

 

早く行っても潮位が良くないから釣れないが、遅いと常連さん達に良いポイントを取られるやもしれん!

 

まだ少々早いが愛車を漕ぎ出した。

一投一匹の良いペース!

良いポイントが空いているか心配だったけど、現場には誰も釣り人がいなかった。

 

まだ潮位は高いけど良さげなポイントを狙えなくもないし、大潮だからすぐにお目当てのポイントで釣ることができるだろう。

ちょっとドキドキしてたんだけど誰もいなくて拍子抜け

 

まだちょっとばかり潮が高い

 

とりあえず良いポイントは狙えるので釣りの準備を始める。

 

本日はいつものエビ老師直伝の枝ス式二本針なんだけど、一本はいつもの仕掛けで、もう一本はちょっと変えてみた。

 

この仕掛けのキモは、ハリのすぐ上にガン玉を付けてエサが動かないようにしてエビが喰いやすくしている。

 

しかし、そのガン玉のせいでハリスがよく絡む。

 

エビ老師は「全然絡まないよ!」と言ってたからオッサンのやり方が悪いんだろうけど、自動的によく絡み、その度に釣り場で知恵の輪が始まり、コッチがブチ切れそうになる。

 

なので、今回はハリスのガン玉を付けずに、サルカンのすぐ近くにガン玉を付けてみた。

 

ハリス長さは3cmと短くしているから、それほどエサが暴れないハズでコレならエビもエサを食べやすいと思うんだけど。

できればハリスはもう少し短くしたいが

 

エサは先週の余りのアカムシ。

1週間位なら冷蔵庫の野菜室に入れておくだけでOK!奥さんに見つからなければだけどね

 

ソーラーパネル式エアポンプ「おひさまの力」もセッティング完了。

実は「おひさまの力」に問題発覚。近い内にご報告予定。乞うご期待!

 

 

まずはガン玉付きの仕掛けから投入し、もう一方の竿の準備&投入後にこちらの竿を上げると早速かわいいテナガエビが付いてきた。

本日のかわいい一匹目

 

お次は少しサイズアップして二匹目。

ん?ガン玉付きにしかエビが来ないぞ!

 

ガン玉付きにしかテナガエビが釣れないからちょっと不安になったが、3匹目はガン玉が無い方に釣れてホッとする。

段々とサイズアップしてきた

 

今日はテナガエビの活性が良いらしく、一投一匹な感じでテナガエビが上がってくる。

 

こりゃ〜期待しちゃうね!

 

テナガエビ釣行最多&最大サイズ

調子よくエビが上がってくるが、残念なのが釣れてくるテナガエビのサイズが小さいな…

 

5〜6cm程度が多くてたまに10cm弱くらいのが上がってくる程度。

 

まぁ釣れないよりはマシだけど、エビが小さいと気を付けてハリを外してもすぐに死んじゃうんだよね。

 

 

今日は釣れるとは言うものの、一ヶ所である程度釣るとアタリが無くなったり、マイクロエビばかりになって釣れなくなるから少しずつポイント移動する。

 

実はオッサンの本命のスポットがあって、まだ潮位が高くて狙えないんだけど、そこを取られまいと潮が引く度にブロックしながら近づいているのだ。

 

さすがに常連達は釣れる状況を熟知しているので、潮が低くなってこの釣り場の状況が良くなると続々とやってくる。

 

 

拾い釣りをしながら本命ポイントにやっとたどり着いたのが、釣りを始めてから90分程経過したときだった。

 

「やっと到着!これからが本番じゃ!!」と気合を入れ直していると、エビ老師がやって来た。

 

「どお!釣れた?」と聞かれたので「30匹です」と答えると「30!腕を上げたね〜」と言ってくれた。

 

エビ老師は「ココも釣れるんだよ!」とオッサンの隣で釣りを始めた。

 

何せこの御方、エビの時期はほぼ毎日来ているから、どの状況でどこが釣れるのかを熟知し過ぎていて怖いもんなしである。

 

早速釣り上げて「一投すると(エビが)付いてるね〜!」と嬉しそうだった。

 

 

今まで隣りで釣りをすることがなかったからいろいろと話をしながら作業するが、その口調と内容から”もしかして、この人はオッサンが思っているほど歳ではないのかな?”と思い始めた。

 

そう言えば以前に老師が釣り場の様子を見に来ただけのことがあって、その時は釣りの格好じゃなくて、その身なりが妙にファンキーでロッケンロールだった。

 

 

『老師』というアダ名はちょっと失礼かな?と思ったが、そもそもアダ名とは残酷なものなのでエビ老師でいいや!

 

このアダ名はオッサンとこのブログ内だけだし、本人はこのブログの存在なんて知らないんだから…と思いたい。

 

今まで出会った特徴的な釣り師に勝手に失礼なアダ名を付けまくってるんだけど、その方達がこのブログの存在に気づかないことを願うばかりである。

 

 

そんな実りはないが暖はある話をしていると、あるポイントでそ〜っと聞き上げると、エビバックの引きはないけどやたらと重い重量感が伝わってきた。

 

上がってくると何やら枝のような物体がぶら下がっている。

 

「ん?朽ち果てた枝がハリ掛かりしたのかな…」と思ったが、そうではなかった!

 

この物体Xの正体はテナガエビで、しかも今まで釣った中でも最大サイズの奴。

 

ぶら〜んと垂れ下がったままで身じろぎもせず、長過ぎるアームは二本ともあらぬ方向に伸びている。

 

なんだこのやる気の無さは!!とハリを外そうとつかむと全身がグニョ!と柔らかい。

 

なるほど!脱皮間近な奴だったらしい。

 

しかし、こんな無防備な緊急事態にエサを食べるかね?

 

でもこのビッグアームサイズでガンガンに引かれたら、0.3号のハリスなんてブッち切られるだろうな…

 

あまりにもキモいからバケツに入れるのもはばかられたので、記念写真を撮ったら即リリース。

20cmは今までで最大サイズのビッグアーム。無事、多摩川へお帰りになられました

 

正直「今までで最大サイズが釣れた!」という実感も感動もなく、ただ「ブヨブヨした気持ち悪いエビが釣れた…」という感想。

 

エビ老師も「脱皮のエビは気持ち良いもんじゃないよね」と言っていた。

 

この人も脱皮エビを釣り上げたことがあるらしい。

 

 

この脱皮エビを境にエビの活性がすっかりトーンダウンで釣れなくなった。

 

ちょうど干潮で潮の動きが止まったからという理由もあったと思う。

 

最後は本日二度目のダブルで納竿。

ダブルだと引きも違うね〜。やる気ない脱皮エビよりも余程引くわ!

 

3時間粘って52匹と今までのテナガエビ釣行で最多記録となりました。

最多記録なんだけどサイズが小さいので全体のボリュームが…

 

本日実験したハリスのガン玉の有無は、どちらかと言うとガン玉がある方がハリ掛かりが良い気がした。

 

しかし、イラつきながら知恵の輪するくらいなら、多少の釣果を犠牲にしてでも気持ちよく釣りができる方をとるかな…

 

ガン玉に色を付けるのも面倒くさいしなぁ〜

 

ちなみにマニキュアで色を付けるという作業はエビ老師もやっていたのでビックリした。

 

人間って考えることは同じなんだな〜

 

老師に「オモリに色を付けるとエビの寄りは違うか?」を聞いてみたけど、「変わらないね〜」とバッサリだった。

 

 

 

やはり釣りって釣れる状況だと結果が出るものだ。

 

でも数は出てるんだけどまだサイズが小さいな。

 

抱卵メスもまだ見ないから、これからがサイズアップの時期になるのかな…

 

エビの最盛期はオッサンはハゼ釣りしてるから、オッサンは本当のテナガエビ釣りを知らないんだと思います。

 

 

本来ならここでエビ釣りのいろんなツボやらエビ釣りの何たるかをご紹介するべきだと思いますが、オッサンが実践してる仕掛けは勝手にハリ掛かりするものばかりなのでテクニックもクソもないのである。

 

要はテナガエビが居る場所を如何に見つけるかがキモという釣法で、”釣り”の醍醐味が全く味わえないというトホホな行為。

 

それでもハリ掛かりすれば、エビバック引きはヤミつきになるから止められないんだな〜

 

 

あと少しのエビ釣りも、毎年試行錯誤しながら少しづつ上達はしてるのかな?

 

 

 

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