2025年3回めの多摩川テナガエビ釣りはいつも通り!

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2025年3回めの多摩川テナガエビ釣りはいつも同じくらいだな

2025年5月11日

2025年3回めのテナガエビ釣りに行ってきました。

 

ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)

天気:晴れ

釣行時間:7時00分(潮位122cm下げ4分)〜9時00分(潮位44cm下げ8分)大潮

釣果:7匹(7cm〜15cm)

 

竿:「GR愁渓」2.1mと「清滝」2.1m

道糸:フロロカーボン2号

ハリス:ホンテロン0.8号

ハリ:タナゴ針-極小新半月

ウキ:発泡スチロールの玉浮き

オモリ:中通し1号&ナスオモリ2号

エサ:ミミズ(自己調達)

仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛け&胴付き仕掛け

 

 

本日もいつものように多摩川でのテナガエビ釣りだ。

 

たぶんどんな釣りものにも共通していると思うけど、エビも昔ほどは釣れなくなった。

 

魚の数自体が減っているのと、魚の生息環境が悪くなっているんだと思う。

 

ただ、都市河川について言えば、昭和の時代には水質汚染が酷かったから、あの時代に比べれば水質だけは良くなっているハズ。

 

なのに、数が減っているということは、魚が繁殖出来る環境が破壊されているから。

 

つまり、河川の護岸工事等で生育できる環境にないということ。

 

日本は台風の通り道だし、国土の地形的に河川傾斜がキツイから、大雨が降れば氾濫の危険性が高い。

 

一度氾濫が起きれば、とてつもない被害となる。

 

なので古来より、この国の河川事業は氾濫との戦い。

 

国は国民の財産を守らなければならないから、河川整備は国家事業の最も重要な位置づけのひとつになっている。

 

というわけで、お魚環境なんて度外視で、人間の生活優先の河川整備が進行しております。

 

まぁ、国民の財産とお魚釣りを天秤にかければ、比べるべくもないよね〜

 

オッサンの勝手な思い込みだけど、多摩川の土手やら護岸整備等の河川事業が目につくようになったのが、2020年くらいから。

 

その原因は2019年10月、関東を直撃した過去最強クラスの台風19号。

 

多くの河川で氾濫や堤防決壊被害を出したこの台風は、多摩川にも深い爪痕を残しました。

 

氾濫や決壊は免れたものの、護岸などが少なくとも二十カ所でえぐられたり崩れたりする被害が発生。

 

増水時に水が流れる高水敷部分が削り取られる「洗掘(せんくつ)」も起きていました。

 

そもそも事前の計画通りなのかも知れんが、あの最強台風の被害以来、多摩川最下流域のいろんなところで工事してる気がするんだよね〜

 

テナガエビが生息しているのは水際のゴロタ石帯。

 

石組みが自然で複雑であればあるほど、テナガエビが生きてゆくには適していると思われる。

 

蛇行した河川流路は複雑な流速を生み、河川断面も浅場や深みと変化に富む。

 

そんな環境は、豊かな生物圏となっている。

 

しかし、そんな環境は河川事業側にとっては無用の長物。

 

流路や河川断面は直線かつ明瞭なのが理想で、複雑な石組みなんぞは水流の邪魔以外のなにものでもない。

 

っというわけで、多摩川の其処此処で現在も人工的な工事が進行中なのであります。

 

毎年のようにテナガエビ釣り場が無くなりつつあるこのご時世。

 

オッサンにとってのテナガエビ釣りは、ハゼ釣り開幕までのつなぎ程度の位置づけではあるものの、壊れてゆくテナガ環境を目の当たりにすると複雑な想いです。

 

 

本日もいつものテナガ釣り場で、ココはまだ工事の魔の手が及んでないパラダイス。

 

とは言うものの、たいして釣れんのだが一応はエビ様は釣れるので、ココがいつ何時壊されやしないかヒヤヒヤだ。

 

本日は早朝から午前中が引き潮だから、いつものオッサン秘密のお宝ポイントで釣りができる日。

 

ただ、大潮だからアッという間に潮が引いて釣りにならなくなる。

 

恐らくは、釣りになるのはせいぜい2時間ってところ…

 

まぁ、大潮で大きく潮が引くからこそ、お宝ポイントで釣りができるのも事実ではあるが…

 

なので、いつもよりも早めに自宅を出発。

 

まだ朝は早いが、お日柄が良いもんだからそれほど寒くはない。

 

気持ちは急いてるが、もうお歳なもんだから身体がついていかなくて、チンタラと愛車を漕ぐ。

 

多摩川の河川敷に出ると、高齢者の集団がなにやら怪しい動きをしている。

 

どうやらラジオ体操的なものらしいが、オッサンが知ってるラジオ体操第一ではない。

 

「コレって何の踊り?第二?第三?」

 

ちなみにオッサンは第一しか知らないけど、ラジオ体操は第一が一番ライトで、第二、第三となるにつれて激しくなるらしい。

 

第三なんてかなりハード&複雑で、それ故に普及しなかったらしい。

 

どうやら第一から第三のどれでもなさそうで、令和の時代にはラジオ体操は消滅しているのかも知れない。

 

いつもより早いから、高齢者達の怪しい踊りが見れたらしい。

 

中国では、健康目的で大音量で音楽を流しながら集団で同じ動きをする暴走団なる迷惑行為があるらしいが、事情を知らない外国人がこの朝のラジオ体操もどきを見たら、全く同じように思うのかもね。

 

橋を渡り対岸に来ると、いつものように川崎競馬の練習場が見えてくる。

 

んでこっちも朝早いからか、いつもと違って猛烈なスピードで走り込んでる馬もいる。

 

中には鞭入れしてるのもいて、本腰モードらしい。

スピードが増すと迫力が違うね〜!

 

オッサンも身が締まる思いでエビ釣り場を目指す。

 

程なくオッサンの指定席に到着するが、相変わらず釣り人は皆無だ。

もうテナガエビシーズンですが…

 

昨日は結構な雨降りだったので、上流から大量のゴミが流れてくる。

大雨だったからね〜

 

雨上がりだからテナガエビが釣れるか心配だが、そもそもがいつも釣れないから別に気にしない!

 

 

まだ潮位が少し高いが、お宝ポイントへはかろうじてアプローチできた。

 

とりあえず釣りにはなりそうだからまずはひと安心で、釣りの準備をば。

 

本日の仕掛けはいつもの直線的な奴の他、胴付き仕掛けを使ってみます。

 

っというのも、2号ナスオモリが大量に余っているのでソレを消費するため。

 

なんでこのオモリが大量にあるのか?サッパリ見当がつかないが、何かトチ狂って手に入れたんだろうね〜

ナスオモリ消費用の胴付き仕掛け

 

ハゼ釣りでもそうなんだけど、底から餌を浮かすと喰ってこないと思われるかも知れませんが、ハゼもテナガエビもけっこう上まで餌を突いてくるから問題なし!

 

逆に、餌が水底から浮いてるから目立つし、ユラユラ揺れたりすれば良い誘いにもなるから、かえって釣れるんじゃね?という期待もある。

絶対釣れるよ!たぶん…

 

餌はいつものように近所の公園からほじくってきたミミズ。

タダは偉大だ!

 

ハサミでみじん切りにして使うんだけど、ブチュ!って中からなにかが出てきて気持ち悪い。

 

タダで手に入るのはありがたいが、気持ち悪いのはカンベン…

ミミズのみじん切り

 

タナゴ針に刺し通し。

この餌はちょっと大きいかな

 

オッサンは二本竿を置き竿にしているから、竿安定グッズを使っている。

竿安定グッズて…

 

ご覧の通り、洗濯バサミに挟み、スパイクオモリで重しにしただけの物体。

 

こんなモンでもいろいろとお試しし、行き着いた成れの果てがコレでございます。

テナガエビの活性は上がりつつある

さてエビ釣り開始ですが、まずは実績穴からスタートダッシュ作戦。

 

間違いなくテナガエビが釣れるであろう穴に落とすと、すぐに浮きがピョコン!と反応する。

 

「しめしめ…、エビがおるわぃ…」

 

テナガエビ釣りの定番餌のアカムシなら、30秒から長くても1分待ってから聞きアワセれば釣れるけど、オッサンのはミミズ餌なので数分は我慢の子。

 

さっさと竿を上げたい気持ちを抑え、腕時計とにらめっこ。

 

まずは長めに3分も待ってから、ゆ〜〜〜っくり&そ〜〜〜っと竿を上げるとピュン!と軽い振動を残してエビが逃げてしまった!

 

「チッ!雑魚がぁ!!」

 

アレだけ待ってもハリ掛かりしないということは、5cm級の小エビだろうて。

 

気を取り直して、もう一本の竿を慎重に上げると、またしてもピュン!と逃げられた!

 

「チッ!みそっカスがぁ!!」

 

開始早々に連続で逃げられ、気分が悪いオッサン。

 

ミミズ餌だとどうしても小物は拾えない。

 

まぁ、そんな小さいのは釣れてもすぐ死んじゃうから別にいいんだけども…

 

なんだけど、まだいるだろう…と同じ穴に落としても、また同じように逃げられるぞ。

 

「コンチキショ〜!アカムシ餌なら釣れただろうに…」という気持ちがないわけではないが、ミミズしか餌がないんだからコレでやるしかない。

 

しつこく同じ穴に落とし、いつもよりも長めに喰わせ時間をとる。

 

すると…

 

ビクン!ビクン!と派手に暴れて、やっと本日の一匹目が上がってきた。

やっとだよ〜

 

やはりミミズ餌の場合は、コレくらいのサイズじゃないとなかなかハリ掛りしない。

 

と思ってたら、次は小エビが釣れた。

お、珍しいサイズが釣れた

 

ちなみに、この二匹ともに胴突き仕掛けで釣れました。

 

餌が底から浮いてても、ちゃんと釣れるんですよ!

 

釣れた穴を攻め続けるのは、ハゼ釣りでもエビ釣りでも同じだけど、何度もやっているとさすがに反応がなくなる。

 

コレは警戒されているためで、実績穴のような良穴なら複数匹はいるはずなので、反応が無くなったら一度その穴を休ませる。

 

しばらく他の穴をやって、また戻って来ると釣れることが多い。

また釣れるよ〜!

 

同じ穴をザワつかせ過ぎるとスレるから、適度なインターバルをおくのが有効になります。

 

しかしコイツは元気が良くて、ハリを外そうと掴んだらガシガシ!と攻撃してきた!

元気良いな〜

 

テナガエビのハサミって、小さいから大した事ないと思われるかも知れませんが、挟まれるとけっこう痛い!

 

一投目からしつこくやっていた穴でも、アタリが無くなったのでしばらく他の穴を攻めて休ませ、頃合いで戻ってきたら今シーズン最大サイズが上がってきた。

15cmクラス

 

このように、アタリがないからといってもうソコをやらないのはかなりもったいない。

 

エビがいるということはソコは良物件なので、複数匹いることも多く、何度もチャレンジする価値はあると思います。

 

 

本日は大潮なので、かなりのスピードで潮が引いてゆく。

 

みるみるうちに良物件が浅くなり、釣りにならなくなる。

 

焦りつつも沖側の穴に落として、なんとかしてテナガエビを探し出す。

まだ釣れるには釣れるが…

 

相変わらず小エビが突いてくる事も多くて、浮きは反応はするんだけど針には掛からない。

このサイズだと厳しい

 

ミミズ餌だと小エビのお口には大きいので、長めに喰わせ時間を取ってるんだけど、長すぎると今度は完食されてしまう。

いい食べっぷりだぜ!

 

エビサイズによって喰わせる時間が違うから難しいんだよね〜

 

どんなサイズが喰ってきてるか?なんて分からんし。

 

最後はまた小エビにて終了。

ラストも小エビ

 

潮位が低くなり過ぎて釣りにならなくなり、2時間で7匹と相変わらずの貧果。

ヒェ〜!

 

15cmのエビは昇天してしまった。

 

彼はちょっと針掛かりが深かったので、”マズイな〜…”って思ってたら案の定だった。

 

ごめんなさい。

 

 

一般的にテナガエビ釣りのハイシーズンは梅雨時と言われてるんだけど、今日の感じだとまだもう少し時間が掛かりそう。

 

とは言え、少し前はウキが全く動かなくて居食いみたいな感じだったけど、本日はすぐに反応する時もあったし、しばらく放っておくとやっと反応することもあった。

 

どちらにせよ、エビの活性が上がりつつあるのは間違いないと思います。

 

 

いつもの一直線な仕掛けだと、エビが餌を持って移動すれば、浮きがグィ〜ン!って大きく動くのでテンションが上がる。

 

でも胴付き仕掛けだと、浮きがピョン!って小さく動くだけなので、ビジュアル的に面白くない。

 

やはり、いつもの仕掛けの方が釣りしてても面白いな〜

 

今シーズンのテナガエビ釣りはまだ3回目だけど、いまだにツ抜けすらない。

 

もしかして今年はツ抜けしないかもネ!

 

まぁ、それでもいっかぁ〜!

 

 

次の記事>>>「2025年4回めの多摩川テナガエビ釣りはビッグアーム登場!」へ

 

 

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