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  • 2024年29回目の東京ハゼ釣りは今シーズン初の夜釣り
    2024年29回目の東京ハゼ釣りはシーズン初の夜釣り2024年10月6日。2024年29回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇り釣行時間:2時00分くらい(潮位:47cm上げ1分)〜6時00分くらい(潮位:181cm上げ9分)中潮釣果:マハゼ31匹(9.5cm〜14.5cm)竿:4.5m(ゼロサム初梅)→3.6m(軽極ハゼ)道糸:ナイロン1.0号ハリス:ナイロン0.8号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けいつものようにハゼ釣り場へ向かって愛車を漕ぐオッサン。しかし、本日は少々足取りが重い…なぜなら、愛車のライトのダイナモがウィ〜ンウィ〜ンと作動し、自家発電しているもんだからその分の脚力が必要になる。チャリのライトが必要ということは、今現在は漆黒の闇で夜の時間帯。っというわけで、本日は夜釣りでございます。前回の夜釣り企画がオジャンになったので、本日こそ!の勢いで釣り場へ向かっています。オッサンは、夜はてんで弱い朝型人間。でも、いつもの朝からのハゼ釣りはな〜んかダルいんだけど、夜釣りだとテンションが上ってウキウキするのはなんでだろうね?っというわけで、夜のアーバンストリートを鼻歌交じりでぶっ飛ばし、ハゼ釣り場へ!向かうは【秘密の花園3】【秘密の花園】としているのは、釣れる釣り場って宝物みたいに貴重なので、ここでは発表できません。『釣り場は皆んなのもの』という綺麗事は頭では理解できるが、自分のお気にな釣り場に知らない人がズカズカと入ってきて、荒らされるのは気分の良い事ではないだろう。オッサンも遠征と称してちょっと遠くの釣り場にお邪魔したりするが、地元の人間にしてみれば迷惑な話であると思う。インターネット上には釣り情報がワンサとあって、「こんな釣り場で、こんなにたくさん釣れました〜!」ってよくやってるけど、アレほど無責任で迷惑な情報も無いと思う。まぁ、釣れる状況にはそう簡単に当たらないから、真似して行ったところであまり釣れない事が多いけどね…オッサンも人の事は言えないんだけれども…っというわけで、久しぶりにやって来た【秘密の花園3】当然、釣り場には誰も居ない。ハゼの夜釣りをやるにはまだちょっとだけ時期尚早で、正直あまり期待はしていない。「でも、もしかしてオッサンが来た時だけは良型ハゼが爆釣じゃね?」という我欲が無いわけでもない。今現在の潮位は干潮から上げ始めたくらいだけど、【秘密の花園3】的には潮位が低すぎる。ただこの状態も織り込み済みで、この状態も含めて4.5mの長竿のテストが本日のメインテーマであります。使う竿は当然『ゼロサム初梅 4.5m』本日はこの竿のテストそもそもが『ゼロサム初梅 4.5m』を買ったのは、この夜釣りを想定しての事。この釣り場は遠浅で「もうちょっと沖を狙いたいんだけど…」と思うことが度々あったので、4.5mの竿を購入した次第であります。仕掛けはいつもの胴突き仕掛けだけど、夜釣りの良型ハゼを期待して4号のスレ針にて。夏シーズンは袖1号のスレ針だけど、この夜釣りやもう少し先のシーズンにやる穴釣りは、15〜20cmクラスのハゼがターゲットになるので針もサイズアップ。4号の針ってこんなに大きかったんだ!竿先には、100均のケミカルライトを装着。100均の釣り具って個人的には使えないのばかりだと思ってるんだけど、このケミカルライトだけはありがたくて、消耗品なので安くて助かります。オッサンは37サイズを道糸の一番先に付けています。このライトの付け位置は人それぞれで、オッサンみたいに竿先付近に付ける人やウキに近くにつける人も居ます。どこにつけるのかは、どこを見てアタリを取っているのか?で決まるかな。複数付けると確かに見やすくなるが、釣りの邪魔になるので、最低限の個数に留めるべきだと思いますよ。道糸の一番上にひとつ餌はアミエビ。本来なら夜釣りの餌はアオイソメを使うけど、まだハゼも小さめだし、イソメも高いし、アミエビも余ってるし……で。まだ凍ってるぜ!アミエビは2つ付けてハゼにアピール!チンマリおひとつよりも、ふたつ付けた方が良くアタって来るし、アタリ方も早い。オッサンの経験上、付け餌をケチると無駄な時間ばかり喰うと思う。付け餌はケチらないのが吉う〜ん、どうでしょう…準備完了にて水辺に移動するが、昨日の雨で護岸石が濡れてて滑りそうで怖い。おっかなびっくり一歩一歩移動してやっと水辺へ到着。んでは、今日も殺ったるで〜!と第一投。ブ〜ン!と思いっ切り沖へ向かい、ボチャン!と着水とほぼ同時に着底。ん?もう着底!?さすが遠浅だ!ってこんな浅場でハゼが釣れるんか?と思うが、これ以上沖へは投げられんし、とくかくこれでやるしかない。まぁ、そのうちに潮位も上がってくるでしょ!と思うしかない。スンスン…と誘うが、やはり竿が軟らかいのでやりにくいな〜日中のハゼ釣りで散々この竿で誘いを練習し、それなりに出来るようになったが、昼と夜とではかなり勝手が違うぞ!今見えるのは竿先のケミライトと手元のみで、あとは漆黒の闇だ。日中に竿全体を見ながら竿を操作するのと、ケミライトと手感覚のみで操作するのでは全く違う。オッサン的には数cmズラし続けて誘いたいんだけど、何度かの誘いの後はどうしても仕掛けが引っ掛かったみたいになって、そこで強めに引っ張ると大きく跳ねてしまう。コレではせっかく寄ってきたハゼがびっくらこいて逃げてまう!何度かやっているうちになんとなく掴んできて、竿が寝ていると誘いづらいので、竿は45度くらいに立ててから誘い始める方が細やかな誘いがやりやすい事に気づいた。でも、コレだとけっこう手前からの誘いになるから、4.5mの長竿を使ってる意味が無いな〜っとブツブツ独り言で文句を垂れてると、竿先がスン!と反応する。反射的にアワセるとナイスな引きと重量感で、柔らかい竿がしなる。来た〜!大型ハゼに違いない!と思ったら、そこそこサイズ止まりだった。良型ではあるが…次も同じスポットへ!なつもりなんだけど、やはり夜だと正確には落とせなくて、だいたいの範囲でしか狙えない。でも、ハゼはアタックして来て二匹目。お!また良型次もだいたいに落として三匹目。お〜!良型の連打だ!いきなりの三連打で「今日は良型大型ハゼが大爆釣だぜ!」と思ったら、ココからが苦行始まり。アタリがパッタリと無くなり、それでもマメに探っているとチョン!とアタって来るがアワセてもハリ掛かりせず。それでもしつこく同じ範囲を攻めるとやっと上がってくるが、やはりなサイズ。やはりこのサイズか…なるべく丁寧に探っているんだけど、なかなかアタって来ないね〜…忘れた頃に釣れるんだけど、ハゼが群れていないようで単発ばかり。一匹釣り上げたら、次のハゼスポットを探さなくちゃならない。最初のエリアは探り切ったので、しょうがないので違うエリアに移動する。お次は『島』と呼ばれるエリア。こちらは深場エリアだから潮位が低くても釣りにはなるが、逆に潮が上がってくると水没してしまうので、注意が必要だ。昨年は釣りに夢中になるあまり、潮位の確認を怠って避難路が水没してしまい、長靴の足を入れる口から浸水しながら逃げてきたのを思い出す。もう4.5mの問題点は分かったので、竿をチェンジする。軽極ハゼの3.6mこの竿も柔らかかったけど、竿先を10数cmほどカットしたら操作しやすくなった。ただの偶然だが『ゼロサム初梅』と『軽極ハゼ』は宇崎日新という同じメーカーの竿。なので、ゼロサム初梅もそのくらいは竿先をカットするべきか…浅場がダメなら深場はどうじゃ!と意気込んでみたものの、こちらでもアタリはガンダーラよりも遠く……それでもしつこく粘っているとハゼが上がってくる。釣れなくはないが…こちらは深場だから浅場とは違う魚類が上がることがある。本日やたらちょっかい出してきたのはコイツ。コイツは『コトヒキ』と言います。この釣り場でしか見ないんだけど、コイツは厄介者。分かりやすいアタリ方で針に掛けると細かい引きで暴れるから面白くはあるが、問題は釣り上げた後。背びれやエラぶたにトゲがあり、釣り上げると身体をクネっと曲げて硬直し、そのトゲ全部を立てせて刺そうとする全身凶器みたいな奴である。なので、釣り上げたら針だけを持ってブンブンと振り、魚に触らないようにして振り落とす。全身凶器なビリビリにヤバい奴コイツは群れでいるらしくて、一匹釣れると連続で上がってくるから本当に困る。ちなみにイサキの仲間で、刺し身とか洗いとかにして美味しく食べられるらしいですよ!「釣れねぇな〜…」と半分不貞腐れながら雑に誘っている時だった。仕掛けが全く動かなくなり、「また、根掛かりかよ…」と竿をブンブンやったが外れそうもなかった。このエリアは根掛かり地帯でもあるので、いつものように根掛かりだと思っていた。オモリが根掛かったらしく、もう道糸を切るしかないと竿と道糸を一直線にしてグ〜っと引っ張た時、いきなりググ〜ン!と引っ張り返された!根掛かりじゃない!何か生き物が付いてる!?竿を立てるとグイン!グイン!と重量級に暴れる。ナニコレ珍百景!所でナンじゃこりゃ!?今までハゼ釣りで味わったことのない引きの強さで暴れてくる。引きをいなしながら、その正体を考える。チヌ?シーバス?はたまた鯉?なかなか水面まで上がって来ないが、取り込めない感じでもなさそうだったので、コチラも覚悟を決めて粘る。たぶん数分は水中で暴れた後、やっと水面まで出てきたが、ココからが長かった…バシャバシャ!と水しぶきを上げては潜るを繰り返し、なかなか弱らない。「絶対上げちゃる!」ここまで粘ったんだからコチラも意地だ!3回ほどラインをぶった切られそうになるも、なんとかしのいでやっと水面に顔を上げてきた。暗いからよく分からないんだけど、近付いてきたその正体はチヌだった。やっと取り込んでサイズを見ると35cmほどのチヌやっと上がってきたよ!こんなのがよくハゼの仕掛けで上がってきたな〜たぶん10分くらいは粘ってたと思う。『ゼロサム初梅』だったら竿が折れてたかもね〜否、それ以上にそもそも寄せられなかったと思う。チヌは優しくリリースしました。本日のメインイベント終了。東の空が白々と明るくなってきた。この時間帯が一番眠くなる。ハゼのアタリでもあれば目が覚めるが、相変わらずアタリは遠い…朝マズメのプチサービスタイムで5匹ほど上がったところで納竿。最後は本日の最大サイズで締める。14.5cmここら辺のサイズが一番多かった。もうひと超え欲しかったが…夜通しの4時間で31匹と予想を大幅に下回る貧果にて終了。ムムム、コレだけか…数もサイズも全くダメな今シーズンお初の夜釣りだったのでした。眠気と疲れと貧果で放心状態のまま、燃料補給。「白い恋人」と「黒い愛人」ゼロサム初梅の穂先をカットするのは間違いなくて、10cm〜20cmはカットすることになるだろうて。10cmだとあまり変化はなさそうな気がするし、20cmは切り過ぎになるかな?あまり短くすると何のための長竿なのか?という事態もあるし…切り過ぎの失敗は痛いが、最悪は一番先のブランクのみを買えばまた使えるようになるんだども…なにせ竿のお値段がオッサンのハゼ活動2年分なもんだから、弱気&及び腰になるのは当然だけど、このままではロクに使えないので、思うように使えるようにしなくちゃ買った意味がない。道具は使えてこそなんぼのもんじゃい!である。今日の感じだと、夜釣りはもう2週間くらい後の方が良さそうだ。しかし、その頃になってくると寒さも増してくるだろうて。今日だって上着は3枚で、下半身は股引(ヒートテックとも言う)も履いてたけど寒かったな〜今シーズンお初の夜釣りだったけど、アタリが遠かったので半分居眠りでハゼ釣りしていた。次は居眠りする暇もないくらいに釣れると良いな〜次の記事>>>「2024年30回目の東京ハゼ釣りは釣り場選びが難しい」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年32回目の東京ハゼ釣りは夜釣り最多記録更新
    2024年32回目の東京ハゼ釣りは夜釣り最多記録更新2024年11月4日。2024年32回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:0時00分くらい(潮位:13cm干潮)〜6時00分くらい(潮位:179cmほぼ満潮)中潮釣果:マハゼ90匹(11cm〜17cm)竿:4.5m(ゼロサム初梅)道糸:ナイロン1.5号ハリス:ホンテロン0.8号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメ→アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けまだ本格的なハゼの穴釣りのシーズンでもないこの時期は、すこぶる中途半端な時候でもある。夏のハゼ釣り場では釣りにならないんだけど、全く釣れないわけでもない…穴釣り場の穴にハゼが入っている訳でもない、でもやってみると釣れないこともない…とは言え、どちらもたいして釣れるもんでもないから、わざわざ釣りに来るまでもない…様々なtrial and errorの結果、この時期は夜のハゼ釣りが一番釣果が期待できると知ってしまった。それはつい昨年の事。今までは「なんでYONA YONA WEEKENDERSにハゼ釣りせなあかんねん!」「昼間でもかったるいのに、夜に釣りなんぞやってられん!」と思っていた。しかも夜は魑魅魍魎が闊歩する時間帯。ましてや、夜の水辺になんて近づきたくもない!恐ろしや〜しかし、この中途半端な時期は、ハゼ釣りもパッとしなくてくすぶっていた。釣り仲間にほぼ夜専の変態ハゼ釣り師がいて「昨晩は釣れたよ〜!サイズもよくて面白かったよ!」と景気の良い自慢話を聞かされると、さすがに心が揺れる。釣り仲間内にも、ひとりまたひとりと夜釣りにチャレンジしてみる輩も出てきて、サイズ・数ともに賑やかだったという話で盛り上がる。ソコまで話を盛るのなら、オッサンもご相伴に預かろう!嫌いなクチじゃないし!という事になったのだが、強力な護符と全身に経文を書いて耳なし芳一状態で事にあたったのは言うまでもない。んで夜釣りをやってみると、良型揃いで70匹以上の釣果をいきなり叩き出したのである。こんな中途半端な時期に、良型ハゼ大漁苑に完全にのぼせあがり、以来、夜釣りドハマリしたのでした。問題は、夜中〜朝まで夜通し釣りしてるもんだから気力体力の両方厳しくて、次の日は抜け殻になってしまうこと。まぁ、夜釣りの代償として割り切ってはいるが、爽やかな休日とは対極な、気だるい休日を過ごすハメになるのは間違いない。んで本日も夜釣りである。今シーズン2回目で、前回はまだ時期尚早で釣果もイマイチだったから、今回はそのリベンジ。問題は今夜の潮周があまり良くないこと。夜釣り場である【秘密の花園3】は遠浅のエリアなので、潮位が低すぎると釣りにならない。今夜はスタート時間帯が干潮だから、釣り始めは期待できないかな〜仮眠をとり、予定より早めに自宅を出発。夜のアーバンストリートをブッ飛ばし、漆黒の釣り場へ到着すると、既にO氏が釣り糸を垂れていた。アレ?O氏は明日の早朝から仕事だから夜釣りは来れないと言ってた気がするが…、まぁいい。しばらくO氏の釣りを後ろで眺めるがどうにも釣れなくて、やはり厳しいかな?ボケ〜としててもしょうがないので、オッサンも釣りの準備。今夜の竿は、4.5mのゼロサム初梅。この夜釣りのために購入した長竿なんだけど、ちょっと軟らか過ぎて扱いづらかった。なので10cm+10cmの合計20cm竿先をカットしました。画像は2回目の10cmカット少々お高い竿なのでカットするには勇気がいったけど、使えないんじゃ〜意味がない。道具は使ってナンボじゃ!4.5m改め4.3mの竿仕掛けはいつも通りハリス3cmの胴付き仕掛け。いつものコレなんだけど、良型大型ハゼ仕様で、道糸1.5号でハリスは0.8号にボアアップ。針は4号の袖スレ針です。餌はアオイソメだけど、夜釣りはイソメじゃなくてホタテでもエビでも問題なく喰ってくるし、釣れると思う。安パイのアオイソメイソメ餌だと、喰わせてからどこでアワセを入れるのか?とか、ハゼとの駆け引きができるから面白くはある。ちなみにイソメの垂らしは、人によって違うんだけど、オッサンは穴釣り同様に3cmが基本かな。コレよりも短いと喰ってこないし、長いとイソメだけ咥えて針まで喰ってこないし。ただ、尻尾部分は長めでも問題ないです。って感じで準備してたら、SS氏がやって来た。SS氏は今夜が夜釣りデビュー戦。新しい釣り場って新鮮だから、うらやましい。経験者が居る時にという事で来たらしいが相手が悪くて、オッサンは手の内を見せるほどお花畑ではないのが気の毒だ。聞かれれば答えるが【釣りは自分で発見するもの】というスタンスなので、手取り足取り腰取り教えてやるほどお人好しではない。頑張れ!SS氏。気付けば1束狙いでは夜釣り開始。今現在は干潮時間帯なので海底の砂地が完全に露出してて、ソコまで降りて釣りをするしかないんだけど、泥土でぬかるんでるからけっこう危ない。おっかなびっくり進み、長靴が許せるギリギリまで前進し仕掛けを投入。なんだけど、すごく浅くて着水とほぼ同時に着底。「こんなんで釣りになるんか?」とは言え、コレしか出来ないんだからコレでやるしかない。オッサンの夜釣り時の誘いは、スンスンと数cmずつ小刻みに引き続ける。喰わせる間は取らないで動かし続けます。最初は夏ハゼ釣りみたいにスンスンやったらしばらくステイしてたんだけど、止めてる時じゃなくて動かしてる時ばかりで喰って来るので、今現在はこうなりました。夜でハゼの警戒心が薄いから、動かしてても喰ってくるのかな?と思ってます。あと夜でアタリがよく見えないもんで、止めている時よりも動かしている時の方がアタリが分かりやすいからという理由もある。竿の穂先のすぐ下の道糸にケミカルライトを付けてアタリを見てるんだけど、ソレでも夜はハッキリとは分からないよね〜「もっと潮が高くならないと厳しいかな?」と疑心暗鬼で誘っていると、スン…とケミカルライトが挙動不審な動きをする。この釣り場は基本的に砂地だから、リズムよく等間隔に誘いやすくて、この動きに変化がある時はほぼハゼのアタリに違いねぇ。アタリが来たら、穴釣り同様、ハゼに引っ張らせるためにゆっくりス〜っと引きずるとクン!っと持っていった!コレが本アタリなのでアワセると、ググン!ググン!と良型ハゼの小気味良い引きが来る。しばらくいなしていると、プィ!と外れてしまった!針掛かりが浅かったか、そもそも針掛りしてなかったのか。まぁ、よくある事だよ。気を取り直して、次も同じスポットへ落とす。できれば寸分違わず同じスポットへ落としたいが、暗くてさっきのスポットなんて分からないから「だいたいここら辺かな?」な感じで落とす。まぁ、さすがにさっきと同じハゼはもう喰ってこないだろうけど、近所のハゼが寄ってきてると期待する。魚って仲間が針掛りして暴れてると、何を考えてるのか知らんが、寄ってくるんだよね〜人間だと「危険だから逃げよう!」だけど、魚の場合は「何?何?どうしたの?」って感じで近づいてくるのをオッサンは何度も目撃していた。「さっきはココら辺だったよな?」のタイミングでまたしてもアタリが来た!次も少し喰わせてからグン!と引っ張ったタイミングでアワセると掛かった!今度は間違いなく針掛かりしている。上がってきたのはそこそこサイズで、本日の1匹目。ボウズ逃れじゃ〜次もしつこく同じスポットら辺へ。ハゼ釣りの基本は、アタリが無くなるまでしつこくだ。次もさっき釣れたら辺でアタって来た。今度はアワセると同時にグィン!グィン!持っていかれる。その強引な引きと重量感からすると、なかなかのサイズに違いない!しばらくやり取りして大人しくなったところで取り込むと、本日最大クラス。お〜!良いね〜潮位が低すぎるから釣れないと思ってたんだけど、思いの外、アタリは頻繁にある。どこでもというわけではなくて、広範囲に探るとどこかしらでアタっては来る。面白いのは、さっきはな〜んも反応が無かったスポットでも、今度はアタって来ることも珍しくなくて、どういうことなんだろう?そして、アタリはあるけどすっぽ抜けもそこそこあって、コレはしょうがないと思うしかないかな?餌をホタテとかアミエビとかに変えればちょっとは違うかも知れんが、イソメを余らせてもしょうがないので、今はとにかくイソメを消費することに専念。入れ喰いとは言えないが飽きない程度には釣れ続ける。ありがたいのは、最初に陣取った所から動かずとも釣れていること。ハゼはチョロチョロと動いているらしく、新たなハゼがドンドン入って来てるんだと思う。なんだかんだで釣れ続ける開始から2時間経った頃にMR氏がやって来た。確かこの御方、昨夜もココにいた気がするんだけど、連日の夜釣りとはなんてタフガイだ!MR氏はウェーダーを装着してて、オッサンの近所にやって来たと思ったら、躊躇なくズンズンと前進し、太ももくらいまでの深さで立ち込んで釣り始めた。さすが夜釣りの鬼。ちょっと寒いこの状況でも、当たり前のように水に立ち込むとはなんてタフガイだ!長靴スタイルだから水際でやらざるを得ないオッサンとは違い、MR氏は遥かに沖まで入り込んでるから強くて、いきなりガンガンに釣り始めた。あの深さで泥土にはまれば脱出は不可能で、下手すりゃ〜海の藻屑になるやもしれない危険を顧みず、なんのためらいもなく突き進むMR氏。その心意気は見習うべきだが、その行為は真似するべきではないだろう。はまってしまえ!と念じながら、オッサンも釣り続行。丑三つ時が過ぎた頃に今度はH2氏もやって来た。アタリも遠のいて来たタイミングでオッサンも移動開始。夜釣りの釣り場でも釣り人それぞれに唾を付けてるスポットがあって、メインステージが釣れなくなってくると、お目当てのスポットに散ってゆく…オッサンも少し離れて自分の実績スポットへやって来る。こちらでも釣れないことは無かったけど、イマイチ釣れるハゼが小さくて意気消沈…再び移動開始。次のスポットはアタリで、良型ハゼが釣れて来る。このサイズが上がれば良いね〜釣り場をチョロチョロしているオッサンやMR氏のような経験者とは違い、本日デビュー戦のSS氏はほぼ同じスポットでず〜っと釣り糸を垂れている。移動先を知らないからか、夜釣りを堪能しているのか分からないが、まずはこの釣りものをじっくり実践してみるのが本日のテーマだろうて。なんだかんだでチョロチョロと釣れ続けていたので餌のアオイソメが無くなり、予備に持ってきていたアミエビ餌を投入する。アミエビは2匹ずつのチョン掛け。ケチって1匹だと喰ってこない。アミエビの場合はアタって来たら喰わせる事はしなくて、即アワセ。オッサン的にはコッチの方が釣りやすいし、性に合っているし、勝負が早いので楽しい。アミエビ餌でも良型ハゼは上がってくるので全く問題ない。アミエビでもこのサイズ気付けば1束を狙えるくらいに釣れていた。ならば狙うべし!この時には東の空は白々と明けてきてて、夜釣りも終わりが近づいていた。ラストは実績ポイントでフィニッシュ!と移動するが、コレが見事に裏目に…苦労して移動してきたんだけど、アタリひとつなく大ハズレ。おまけにバッドタイミングで根掛かりしてしまい、仕掛けをロスト。もうヘトヘトだったので、仕掛けを作り直す気力はエンプティ…悔しいがこれにて納竿としました。夜通しの6時間釣行で90匹と昨年の記録だった87匹をわずかに超え、夜釣りの最高記録を更新。意外と釣ってたんだねできるなら1束いきたかったが、1束超えはまた今度の機会に狙ってみるとしましょう。ここのハゼは白っぽく太っててキレイだ。H2氏曰く「腹の中もキレイだったよ!水が汚いところだと腹の中も変な汚いのが入ってて、食べる気がしないよ」らしい。ちなみに20cmカットした4.5mの竿の使い心地ですが、格段に誘いやすくなりました。お陰様で今夜はず〜っとこの竿一本でやり通しました。考えてみれば、4.5m(正確には4.3mだけど)の竿で6時間ぶっ通しで釣りできるなんてスゴいことだと思います。欲を言えば、もう10cmカットしても良いかな?とも思ったが、さすがにソコまでやっちゃうと4.5mの竿の意味が…今年も始まった夜釣りシーズン。やってる時は楽しいんだけど、終わった時の脱力感がハンパ無くて…とにかく眠い…次の記事>>>「2024年33回目の東京?ハゼ釣りは第一次遠征」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年34回目の東京ハゼ釣りは夜釣りタイ記録
    2024年34回目の東京ハゼ釣りは夜釣りタイ記録2024年11月10日。2024年34回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇り時々雨釣行時間:0時00分くらい(潮位:141cmほぼ満潮)〜6時00分くらい(潮位:63cm干潮)長潮釣果:マハゼ90匹(10cm〜17cm)竿:4.5m(ゼロサム初梅)道糸:ナイロン1.5号ハリス:ホンテロン0.8号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ジャリメ→アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け人間のノリというかやる気というのは、時としては厄介だ。余計な事ややらんでも良いことすらも「頑張ろう!」「やってみよう!」と前のめりな行動を起こさせ、自分の許容範囲をリミットオーバーさせる。昨日というか正確には同日なんだけど、大成功のハゼ釣り遠征ですっかり舞い上がり、その勢いのまま夜釣りを決行。朝もまだ暗いうちからのハゼ釣り遠征は良型大型ハゼが大漁で、盛り上がっていた帰りの道中「んじゃ〜、当然ながら今夜の夜釣りは行くよね?」とのオッサンの問いに「行きますか!」と一同即答。唯一、冷静だったSS氏は「あんたらは鬼か!?」という目でオッサン達を見る。きっとこの時は、やる気ホルモンのドーパミンがドバドバ出てたんだと思う。あとで冷静になってみると「キツイな〜!」なんだけど、もう夜釣り行くって言っちゃったし、アオイソメも買っちゃったしで後戻りは出来ない。数時間の仮眠をとり、夜釣りへGo!っというポジティブな気持ちではなくて、もう疲れて身体もダル〜なんですけど…チンタラと愛車を漕いで夜釣り場へ向かうが、オッサンちから一番遠い釣り場なのでなかなか到着しないぞ。「こんなに遠かったっけ?」やっと夜釣り場【秘密の花園3】に到着するがハゼ釣り人はいなくて、ルアーマンが数人いた。一時間弱のチャリ漕ぎで疲れ切ったので、しばらくボ〜っと釣り場を眺めるが、今晩は風が強くて釣りづらそうだな〜ただ、潮位はちょうど良い塩梅で釣れそうな予感はする。せっかく来たんだから、ハゼ釣りでもしましょうかね?と準備に取り掛かる。そう言えば、先日入手した100均の『釣り用活かしバケツ』に少々手を加えました。バケツ自体には問題ないけど、付属のロープが少々心もとなかったので。このバケツ一杯に水を汲むと、計算上で8.4kgにもなる。確かに、釣り場で実際にやってみるとかなりの重量で、付属の細いロープが切れないか?と心配になるほど。万が一ロープが切れた日にゃ〜、せっかく釣り上げたハゼがバケツごとボチャ!と海に奉納する事態になる。しかもメッシュフタのチャックを閉めたままともなれば、バケツのハゼ達は脱出することも出来ずに密室の中で飢えてゆくという運命。ハゼって共食いするから、密室で何が起こるのかは想像に難くないが、最終的には全滅は免れないだろうて。密室サスペンス映画みたいな有り様を想像すると「このままじゃいかん!」と思ったオッサン。っというわけで、このバケツのロープをよりしっかりしたモノにチェンジしました。ロープチェンジ!使ったのは4mmの金剛打ロープで、コレ1本で50kgほど持ち上がる。上が付属のロープ。細くてすぐに切れそうハンドルには2mくらい巻いた。それほど長くなくて十分一番ヤバいのがこのフックで、すぐに壊れそうだ。ココが壊れたら水没間違いなしで、密室サスペンスが現実になる。このフックはヤバい!なので、ロープとロープを直接結ぶことにしました。もやい結びにて夜釣りなので、アタリを取るのに100均のケミカルライトを使ってるんだけど、少々気になる出来事が…左が今年購入、右が昨年購入した商品細かい文字の違いとかはあるけど、決定的で壊滅的な違いとは?こちらでございます!昨年のが6本入りで、今年ものが4本入りでございます。同じ100円(税込み110円)でこの内容差は、いかんともしがたいぞ!?価格高騰によるステルス値上げ、シュリンクフレーションは100均にも及んでいるらしい。しかしこれは気付かない程度ではなく、あからさまな減量。もうステルスではなくて、無遠慮で明確な値上げ。世知辛い世の中だね〜いつものように使う竿は4.5m(正確には4.3m)の『ゼロサム初梅』すっかりお馴染みの竿竿先すぐ下の道糸には、値上げされたケミカルライトを装着しアタリを確認。今年は貴重品だぜ!仕掛けはいつもの胴突き仕掛け。いつも変わらずんで餌は昨日、一宮川での大ハゼ祭りで余ったジャリメから。これだけしか無いけどコレを贅沢に1本掛け。コレなら良型ハゼ釣れるね!さぁ、釣るぞ〜!釣れないと思いきやスンスン誘っていると、さっそくアタって来たんだけどまずは空振り。気を取り直して次も同じようなスポットに落としてスンスンしていると、またしてもアタって来て空振る。ん〜?確実に針掛りするタイミングでアワセを入れてるんだけど、掛からないな〜たぶん、喰って来てるハゼが小さいんだろうね。ジャリメの先っちょだけを喰って来てる感じだもん。試しにジャリメを半分にしてみると、すぐに本日の一匹目が上がってきたんだけど、思っていたよりも良型のハゼだった。あれ?このサイズ?おかしいな〜、どうみてもこのサイズのアタリ方じゃないんだけど…気を取り直して、次からジャリメを半分にしてこじんまり付けてみると、やはりな奴が上がってきた。やっぱりこのサイズだよね!そして、立て続けにこのサイズばかりしか釣れなくなる。今日のハゼは小ハゼ揃いでマズイな…しかも、アタリが遠のいて来る。夜釣りってしつこくやっているとそこそこアタって来るんだけど、今日はアタりが遠いし、釣れても10数cm程度の小ハゼばかり。今日はダメだな…まぁ、昨日は大ハゼ祭りだったから、世の中はバランスが取れているんだね〜っと開き直っていた時だった。スンスンと誘っていると仕掛けが動かなくなった。こういう時は、仕掛けが砂地の凸凹にはまっているか、ハゼが喰い付いてジ〜っとしている時のどちらか。「さぁ、どっちだ?」と竿をス〜っと上げてみると、グングン!と強烈な引きがぁ!お!デカい!その重量感といい、その強引な引きといい「こ、これはココでも20cmオーバーじゃね?」と期待したその正体は?巨大なウロハゼ21cmふざけんな!21cmの丸々太ったウロハゼかよ!今までの最大記録だけどいらんわ〜!と遠投。小ハゼとウロハゼ攻撃でオッサンがくすぶっているとMT氏がやって来た。MT氏は今晩が夜釣りのデビュー戦。今シーズンは夜釣りデビューの釣り仲間が多いんだけど、そりゃ〜この中途半端な時期に釣れるのは夜釣りくらいだから、やってみたくもなるわな。んで申し訳ないが、オッサンは聞かれなきゃ答えないタチなので、デビュー戦とは言え頑張ってください!というスタンス。不憫な事にMT氏は厳しい時に来ちゃったな〜。今日はヤバいから、もしかしたら彼の夜釣りも最初で最後になるかもね…しかし、ヤバいのは人の心配よりも自分の釣りである。メインステージをチョロチョロと小移動しながら釣り歩くが、どうにもパッとしない。しょうがないので大きく移動する。この【秘密の花園3】の夜釣り場では、アソコがダメならココ、ココがダメならアソコっとそれぞれのお気になスポットがある。まぁ、これは夜釣りには限らないけども。やって来たのは、仲間内でもほぼオッサンしかやらないスポット。こっちはどうだ〜!と一投目でハゼが上がってくる。お〜!釣れるじゃんサイズは少々小ぶりだが、今日の釣れ具合で贅沢は言ってられん。このスポットが当たりで、ほぼ一投毎にアタリがある。とは言え、アタリがあるから釣れるという訳ではなくて、掛からないことも多々あります。どうも今晩のハゼは喰いが浅いらしい。アタリは頻繁にあるからあっという間にジャリメが無くなって、買っておいたアオイソメを取り出す。途中、MT氏が居たので「釣れる?」との問いに「ん〜ボチボチ…」という程度だったので、せっかくなのでオッサン珠玉のスポットにご案内。せっかくのデビュー戦に花を添える心意気だ。するとMT氏も釣れ始めた。良かった良かった。んでオッサンは次のスポットへ移動。お次は潮位限定のスポットで、普段は水没してるんだけど潮位によって釣りが可能になる幻のスポット。ココが出現したら迷わずココでやるべし!な珠玉のスポットである。んで、やはり釣れる。ほぼ毎投ごとにアタって来て、しかもサイズも良型がほとんど。このクラスが上がってくるまぁ、オッサンは昨日の大ハゼ釣りでサイズ感がバグっているので、このサイズでもガッカリなんだけど、普段ならナイス!なサイズだ。オッサンがこのスポットから全然動かないもんだから、仲間達が集まってきて全員がココでやり始めた。あ〜、『秘密の花園』のそれまた『秘密の花園』がバレちゃったか…そりゃ〜そうだよね。ハゼの夜釣りではヘッドライトを点け放しでやってるから、どこに誰がいるのかな遠目でもよく分かる。時折、パラパラと雨が落ちてくるが、釣れてる時に止める気なんて微塵もなくて、構わず続行!このサイズが釣れ続ければね〜最初のアタリは落ち着いたけど、コンスタントには釣れ続ける。空は白々と明け、すっかり朝なんだけど、今日は曇りだから爽やかな朝ではないな〜世の中が動き始める時間にやっと納竿。6時間で90匹と前回とタイ記録となりました。けっこう釣れてたんだしかし、前回といい今回といい釣れるね〜特に今回なんて最初は全然ダメだな〜っと思ってたんだけど、セカンド&サードベストなスポットが当たったので楽しい釣りになりました。MT氏もそこそこ釣れたらしく「次も来ますよ!」と鼻息荒くしていた。今年は調子が良い夜釣りだけど、いつまでできるやら…この釣りモノって、釣れなくなって来るとあっという間に釣れなくなるから、油断ならない。しかし昨日の遠征からの夜釣りで身体はヘトヘトだった。帰りの愛車漕ぎが何かの罰ゲームか?と思わせるくらいに、全然進まなくてキツかった〜でも両日ともに素晴らしい釣果だったので、気持ち的には晴れやかだった。なんとなくだけど、たぶんコレが今シーズンのピークなような気がするのはオッサンだけだろうか…次の記事>>>「2024年35回目の東京ハゼ釣りは釣りにならんな…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年40回目の東京ハゼ釣りは夜釣りもラスト!?
    2024年40回目の東京ハゼ釣りは夜釣りラスト!か…2024年12月8日。2024年40回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇りのち晴れ釣行時間:0時00分くらい(潮位:113cm下げ5分)〜6時30分くらい(潮位:85cm上げ4分)小潮釣果:マハゼ89匹(12cm〜18.5cm)竿:4.5m(ゼロサム初梅)道糸:ナイロン1.5号ハリス:ホンテロン0.8号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメ→ベビーボイルホタテ→アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け本日は強烈寒気の影響で、今季一番に冷え込むらしい。そんな中、オッサンは夜中にチャリンコを漕いでいる。向かう先は夜のハゼ釣り場。例のごとく夜ハゼ釣りなんだけど「なにもこんな極寒の中、夜釣りに行かなくても…」と自分でも思う。しかし、しょうがないのである。昨年の実績から、夜のハゼ釣りは12月初旬でシーズン終了とみていた。本日の夜釣りは予定通りと言えばそうなんだけど、予定外が先週と先々週の忘年会。この年末恒例行事により、一番釣れるチャンスに夜釣りに行けなかったのは痛かった。夜釣り出来なかった慰めで昼間に穴釣りをしてたんだけど、全然パッとしなくて、ますますくすぶったのでした。んで本日は恐らくはラストになるであろう夜ハゼ釣り。しかし、バッドタイミングで今季一番の冷え込みときたもんだ!昨日もけっこう冷えて、昨夜に夜釣りしていた仲間は口を揃えて「もう今季の夜釣りは終了!」ということらしい。その原因は、釣果が芳しくなかったのと、異常な寒さがこたえたらしい。んで昨夜に増して寒くなる今夜は、満を持してオッサン登場!である。なんでこんな極寒の夜中にハゼ釣りせなならんねん!鼻水をすすりながら愛車を漕ぎ、自分で自分に憤るが、しょうがないじゃん!今日しかないんだから!!今夜は誰も釣り場にいないロンリーフィッシングになるんだろうな…寒い上にボッチ、さらには急な寒さの影響でハゼも釣れないと思うと、余計に寂しくなる。愛車は釣り場に向かってひた走るが、途中某『chocoZAP』に目が留まる。最近この手の24時間営業のフィットネスジムを見かけるんだけど、24時間営業の意味あるのかね?と常々疑問だった。オッサンの中では、夜中に汗水垂らしてダンベルを上げる必要性が見当たらない。夜の帳が下りた静かな街なかに『chocoZAP』の黄色い看板が煌々と光り輝き、暗闇を照らしている。誰も居ないのにエネルギーの無駄使いだよね〜っと思いながら、眺めると手前には何台もの自転車が停めてあり、中にはトレーニングしているであろう複数の人影らしきが蠢いている。けっこう居るんだ!夜中にダンベル上げるチョコザッパーが!!オッサンは自らの狭い見識の誤りに気づき、襟を正して気持ちを改めねば!と身が締まる思いだった。しかし、あの人達はなんでこんな夜中に好き好んで汗水垂らしているのか?一度聞いてみたい。んで、やっと現場に到着する。案の定、仲間は誰も居ないが、ひとりだけ知らないハゼ釣り人が居た。まぁ良いや!誰も居ないということはポイントは選びたい放題ということだ。どこでやっても良いんだけど、何となく定番のエリアから始めることにする。本日使う竿は4.5mの長竿。本日も水に立ち込む予定でウェーダーを装着しているが、この寒さだからハゼは手前の浅場には居ないと思うので4.5mの長竿で沖狙い。4.5mの長竿といえばこの一竿仕掛けはいつもの胴突き仕掛けで、道糸の一番上にアタリを取る100均のケミカルライトを装着。仕掛けはいつも通り怪しく光るケミカルライト餌は夜釣りの定番アオイソメ。今回は某C店で買ってきて、太くて活きも良いからバッチリだ。夏ハゼだとこの太さがデメリットになるんだけど、夜釣りは良型大型狙いだから釣れるぞ〜ナイスなツヤとハリ新鮮だから元気がよろしい!ピョンピョン跳ねる!餌付けは、太い箇所は3cmくらいの短めの垂らしで、尻尾の方は長めの方が喰いが良い。ハゼのサイズによってはもっと短くてもOKまさかの挽回!今現在の潮位は陸っぱリでちょうど良い感じなので、まずは水に立ち込まずに始める。できれば水に入りたくないし…と思うが、もしかしたら水の方が温かいかもしんまい、という希望がないわけではない。試しに水に触ってみたら「冷たっ!」、やっぱ水に入りたくないや!まずは沖に向かって遠投。スンスンと数cm毎に絶え間なく引きずるのがオッサンスタイル。場所を変えながら3回ほど繰り返すが、音沙汰なし。ムムム…、やはりこの寒さゆえ厳しいか。今度は試しに竿をかなり立てるくらい手前まで引きずってみると、スン…と小さくアタって来た!ひと呼吸置いてから、ス〜っとゆっくり引くと引っ張り返したので、アワセると針掛かりして本日の一匹目。やはりこのサイズか…少々小ぶりだが、この寒さの中では贅沢は言ってられん。次も同じスポットを狙うと、今と全く同じ所でアタって来る。今度はちょっぴりサイズアップんで、次も同じスポットからなんだけど、またしても小さい。小っさ!その後は13cm前後の小ぶりハゼが続く。昨日組の情報によると「ハゼが小さくなった…」との事だったので、この事態は織り込み済み。まぁ、夜釣りラストと思えば、こんな感じのフェードアウトになるのはしょうがなかろうて。最初のスポットでのアタリが遠のいたので、移動を考えなければならないが、ハテ?どうしよう…何も考えなければ、水に立ち込むのが最善策だと思うが、間違いなく水は冷たい。とは言え、今探った感じから推測するに、水に立ち込まずに陸っぱりでやっても、アタリは遠いし釣れても小ハゼの群れだと思う。少々考えるが、このままではラチがあかないので一大決心で水にジャブジャブと入り込む。冷たいは冷たいけど、我慢出来ないほどではない。ヒザ上くらいまで水に浸かり、とにかく沖狙いで探ると、小ぶりハゼも混ざるけど、明らかに釣れるハゼがサイズアップ。15cmくらいの夜釣りスタンダードサイズや、たま〜に17〜18cmクラスも上がってくる。スタンダードサイズ胸キュンサイズ虎穴に入らずんば虎子を得ず、身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ、ハイリスク・ハイリターン。ただ、夜釣り最盛期とは違い、アタって来る範囲が凄く狭い。アタるもしくは釣れたスポットにほぼピンポイントで攻めないと、次が続かない。んで続くと言ってもせいぜい数匹が良いところ。しかも、自分が今立っている場所からはアタる箇所が1箇所程度なので、どんどん移動するハメになる。今夜のオッサンは5m毎の移動でやっていたんだけど、とにかく足を使ってのハゼ釣りになったのでした。ウェーダーを着て釣りしたことのある方ならご存知だろうけど、アレって水圧で足が痛くなってくる。オッサンも冷たさと水圧でそろそろ水から上がろうかと思ってるんだけど、狙っているエリアには最初に居たハゼ釣り人がまだ居る。”アッチは釣れそうなんだけどな〜。早く居なくならないかな〜”と念を送る。しばらく水の中で続けていると、なんとMR氏がやって来た!アレ?この人、昨日も夜釣りしてたハズだけど…この極寒の中、二日連続で夜釣りに来るとはなんてタフガイ!っという訳ではなくて、MR氏は寒さにすこぶる強い体型をしているから、きっと寒さを感じないんだと思う。サツを交わすんだけど、MR氏が立っているスポットは先程別のハゼ釣り人が居たところ。アレ?あの人どこ行ったんだろう?「そこに人が居なかった?」とMR氏に尋ねるが、「ちょっと前から来てたけど、誰も居なかったよ!」とのお返事。あ〜、そういう事か。夜は生の世界ではないので、たま〜にこういう事が起きる。こういうのは気にしないのが一番だ。寒く寂しかった釣り場に花が咲く。仲間が出来てほっこりするオッサン。MR氏がオッサンが目を付けていたエリアでやり始めたので、オッサンも試しにやってみたんだけどサッパリだった。っという事は、お次は大きく移動してみる。釣りとはこういうもので、釣れないエリアで粘っても大きく改善することは難しいので、釣れない時はとにかく足を使うしか方法が無い。ハゼ釣りに限らず、釣りの命題は餌を喰ってくる獲物を探しまくること。釣りで一番大切なのはコレで、タックルやら仕掛けやら餌やらの話は枝葉のようなもの。とにかく喰ってくるハゼを見つけるのが仕事だ。問題は、ソイツを探すのにどれほどのレベルで探りを入れるのか?という事。全然アタらないスポットの20cm横がホットスポットだったりする場合もあるから、なるべく丁寧にの方が良さそうだけど、ダメなエリア内で丁寧にやっても時間の無駄でもあるので、どこらへんで見切りをつけるのか?の判断は正直難しい。とは言え、ホットスポットを見つけるのは全くの偶然でもなくて、運と勘と微妙なサジ加減がモノをいう世界でもあるから、言葉で説明しようがないんだよね〜やって来たのは、オッサンがツバを付けていたエリア。この夜釣り場はけっこう広いんだけど、みんなそれぞれにツバ付けエリアをいくつか持っている。さぁ、コッチはどうだ!と沖に遠投すると、着底と同時に竿をひったくられた!反射的にアワセると、今までに無い重量感と強い引き。「外れるなよ〜!」と願いながら引きをいなして、ハゼが大人しくなるのを待つ。上がってきたのは本日最大級の18cm。お〜!良いね!!次も同じスポットに落とすと、またしても同じクラスのハゼが上がってきた!ここから忙しくなる。アタリは頻繁にあり、上がってくるのは17〜18cmクラスの胸キュンサイズ。ここで一気に挽回じゃ〜!大型ハゼの連続で楽しいオッサン。せっかくなので、MR氏も呼んでこの喜びを分かち合おうと思ったが、MR氏が居るのは遥か彼方…だし、釣れるから親切心で仲間を呼ぶと、途端に釣れなくなるのは誰しもが経験する釣りあるある。なので、MR氏の招集は止めにして、オッサンひとり占め。とにかく今までが嘘のようにアタって来るし、ナイスサイズ揃い。本日最大サイズの18.5cmもココでハゼカウンターは一気にフル回転し、あっという間に本日の目標を突破。小移動しながら拾いまくり、アタリが落ち着いて来た頃にMR氏がやって来た。「釣れてますか?」に「大型釣れまくり!」と答えると、「マジ?」と顔色を変えるMR氏。どうやらMR氏は芳しくなかったご様子で…かなり移動していたんだけど、どこもかしこもダメでハズレを引いたようだった。そんな事もあるさ!と、ココで釣り始めたんだけど、時すでに遅しでもうオッサンが釣りきっちゃった後なんだよね〜空が薄明るくなった時間帯でMR氏はしょんぼり帰宅。オッサンはもうちょっと粘る。実は気になっていた事を確認してみる。今日はやたらポロリとか針に掛けたと思ったら外れる事が多くて、その原因はきっとアレかな?と思っていた。んでやってみると、やはりそうだった!原因はケミライト。このケミライトの重さでアタリが鈍り、必然アワセが遅れる。一番針掛りがしやすい前アタリが取れていないがために、ポロリと掛け損ねが増えていたのでした。もちろんこの寒さで喰いが浅いという事もあるだろうけど、検証の結果は明白だった。明るくなったのでケミライトを外してやってみたら、夏ハゼ釣り同様に僅かな前アタリでアワセることが出来て、掛かりも良好だった。とは言え、暗闇の中でどうやってアタリを感知するのか?仲間にはケミライトを付けないのもいて、聞けば「竿の振動でアタリを取る」らしいのだが、オッサンの使っている柔らかい竿で小さな前アタリでは手元に振動が伝わってこない。ハテ?どうしたものやら…コレで釣り納め本日は夜釣りラスト記念で6時間半粘って89匹でした。意外に釣れた!しかし寒かった〜!手なんて無防備だから、しもやけみたいになったよ。手が腫れた〜!あと今日気付いたんだけど、砂が硬くて歩きやすいところはハゼのアタリが少なくて、泥土みたいになって歩きづらいところだとアタリが多い気がした。気のせいかな?勝手な憶測だけど、マハゼはどうか知らないけど、ハゼには砂の中に潜る種類も居るから、イザという時は潜れるような環境を好むのかもしんまい。夜釣りは今回で今シーズン最後と思ってたんだけど、思ってたよりも釣れたからまだまだいけるのかな?なんとなくまだ釣れそうな気もするんだけど、問題はこの寒さをどうにか克服しないと我慢大会になってまう。今回も寒さ対策はしたつもりだけど、まだ足りないぞ!万が一、寒さ対策出来そうなら泣きのもう一回!あるかもよ〜次の記事>>>「2024年41回目の東京ハゼ釣りは本当に夜釣りラスト!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年41回目の東京ハゼ釣りは本当に夜釣りラスト!
    2024年41回目の東京ハゼ釣りは夜釣りよ今年もありがとう!2024年12月15日。2024年41回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:0時30分くらい(潮位:30cm上げ1分)〜6時30分くらい(潮位:193cm満潮)大潮釣果:マハゼ73匹(11.5cm〜18cm)竿:4.5m(ゼロサム初梅)道糸:ナイロン1.5号ハリス:ホンテロン0.8号ハリ:袖スレ4号オモリ:0.5号→割りビシを加えて0.8号相当にエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け先週は「コレで夜釣りラスト!」と豪語しておきながら、今週もちゃっかり夜釣りでございます。まぁ、人の言うことなんてアテにならないし、信用ならないのは世の常でございます。その昔、60年代に"Dont trust over thirty."(30歳以上の言うことは信じるな)というムーブメントがあった。ヒッピー・ムーブメントが発祥で、ロックをはじめミュージカルなどにも飛び火したと記憶しております。これは20歳代までの思春期にありがちな、社会への反抗心の象徴として若者の間で合言葉となったらしいです。まぁ、オッサンにもそんな年頃があったからこそばゆいが、この思想は若気の至りといえばそうなんだけど、つまりはこういうことなんだと思う。女性の心理は未来永劫わからんので、ここでは至極単純な男性の場合を例にとってみる。男子にとって一番の恐怖、それはオジサンになること。女子の老いたくないという心理は『容貌の衰え』に対して意識が集中するものであるが、男子の恐怖はそれだけではない。男子の心理の中にはオジサンになるとその他大勢の終わってる人になるというイメージがある。なので、男子はオジサンを忌み嫌い、そんな奴らに自分がなってしまうことに恐怖を感じるのだと思う。言い換えれば、若い奴にはオジサンを受け入れる覚悟と度量が備わっていないという事でもある。そんな恐怖から逃避するように、いい歳こいていつまでも若い自分をアピールするチンケな奴もいるが、そんなのに限って人間が薄っぺらい。髪の毛は薄くなり、ベルトに腹の贅肉が乗っかり、オヤジギャグを連発し、世間の白い目を全身で受け止めてこそが真の漢(おとこ)だ。オッサンももう"Dont trust over fifty."どころか"Dont trust over sixty."の足音も聞こえてきた歳であるが、未だに薄っぺらいままだ。せめて腹を突き出さねば!と常々思っているのだが、お昼ご飯が『ふ菓子』ではいかんともし難い。早くしないとオジサンになる前にオジイサンになっちゃうよ〜正直、本日の夜釣りは迷いに迷った。先週の極寒地獄のハゼ釣行により身体の芯から冷えきったんだけど、予想を遥かに上回る好釣行だったから。「あの調子なら絶対まだ釣れる!」とは言え、またあの寒さを夜中じゅう耐えなきゃいけないと思うと及び腰になる。ギリギリまで悩んだけど、寒さ対策を講じて夜釣りへGoサイン。まぁ対策っていってもショボくて、使い捨てカイロを貼りまくるってだけなんだけどサ。オッサンは腰痛もちなので、寒い季節には毎日お腰にカイロを貼っている。なので、この時期は使い捨てカイロを大量に在庫しているから、わざわざ買うわけではないのでノープロブレム。カイロは、背中に4枚、両手両足に一枚づつという贅沢三昧な布陣。贅沢にベタベタとね「そこまでやるならヒーターベストとかあるじゃん!」ですが、オッサンも調べたんだけど、あのベストって最強温度にするとせいぜい5時間程度しか保たない。中とか弱ならもっと保つらしいが、極寒の釣り場じゃ〜高温じゃないと凍えちゃうよ!かといって、大容量のモバイルバッテリーは重くて邪魔になるだけだし。万が一、途中で電池切れになったら死活問題だよ!一番の問題点は、手先足先が冷え切ること。いくらBodyを温めても、手足が冷えるのはこたえる。っという訳で、ヒーターベスト案はボツ。必要以上に厚着をしてるもんだから、ブクブクの着ぶくれ状態にて夜中のアーバンストリートをひた走る。今のところ、どの部位も寒さを感じない。どころか、じんわりと汗をかくくらいに暑い。夜釣りの現場に到着する頃には、汗で冷えるくらいになってしまい逆効果だった。んでやはり、夜釣り場には誰も居ない。ハゼ釣り人はおろか、いつもビュンビュン投げているルアーマンの姿さえ見当たらなかった。「今晩は完全にひとりボッチだな…」寂しいというのもあるけど、万が一、なにか事故とかあった時に周囲に誰も居ないというのは心細い。まずは一服で白湯をすするが、そう呑気にもしていられない。っというのも、本日は大潮で、今現在は干潮からドンドン潮位が上がってくる時間帯。オッサンの経験上、高い潮位よりも低い方が釣れやすい。あ、コレはもちろんウェーダー着用で水に立ち込む前提の考え方です。なので、さっさと釣り始めなければならないから急いで釣りの準備。まずは手の仕込みから。先週は素手でやってたもんだから手がシモヤケで腫れたので、本日は手袋+カイロ作戦。まずはピッタリフィットの天然ゴム手袋を装着。スケキヨ手袋んで、手の甲にカイロを貼り込むってやってみたら、両面テープが全然付かないのねこの素材。全くくっつかない…まぁいいや。その上から、人差し指と親指の先をカットした100均軍手をはめて準備完了。コレでなんとかヨロシク!本日はお試しがあって、ひとつはオモリをもっと軽いのでやってみます。っというのも、本日も4.5mの長竿『ゼロサム初梅』を使うんだけど、この竿の適合ハリスは0.1〜0.4号。つまり、この竿はガン玉とかの軽量オモリを使った流し釣りを前提としている竿。なので、いつも使っている1号のオモリなんて重過ぎるもんだから、竿の操作がイマイチになってしまい、竿先をカットしないと使いモノにならないハメになってたりする。っというわけで、0.5号のオモリでやってみて竿の挙動を確かめたいと思います。0.5号のオモリなんて使った事がないもうひとつのお試しが、ケミカルライトを使わずに釣りになるのか?です。前回、夜が明けた後にケミカルライトを外したらやたら調子良く釣れたので、「針掛りしなかったり、ポロリが多い原因はケミカルライトのせい」と仮定。問題は手元に振動で伝わるハッキリとしたアタリなら良いんだけど、居食い系のアタリは分からないような気がする。本日は手袋してるもんだから、余計にアタリが取れないのでは?と思わないこともない。餌はいつものようにアオイソメ。ド定番のアオイソメアミエビとかホタテ餌はアタリに即掛けだけど、アオイソメは喰わせたりハゼとの駆け引きが出来るから面白くもあるが、ソレが悩みのタネだったりもする。最後もナイスな釣果にて準備完了にて釣り開始。誰も居ないからポイントは選びたい放題だが、早くボウズ逃れしたいのでまずは実績ポイントから。竿を振りかぶって落とすが、オモリが軽いからかどこに落ちたのかよく分からない。なんとなくココらへんに仕掛けがある前提で、スンスンと数cmずつ引き擦りながら誘いを入れるが、コレまた手応えがなくて、どれくらいの感覚で引きずっているのかも分からない。そのうちに慣れるっしょ!と思いながらやっているんだけど、全然アタらないんだよね〜ハゼがアタって来れば分かるハズなんだけど…小移動しながら角度を変えていろいろ探ってるんだけど、全く音沙汰なし。30分ほど生命反応が無い時間が続いたが、やっと小さなアタリがあった。手元に伝わってくる僅かな振動。「居た!居た!」スンスン…と餌を喰ってきている振動が来て、竿を一旦止めてス〜っとゆっくりと引っ張ってみる。グン!と引っ張り返したのでアワセると竿がブルブルと震え「掛かった!」と思ったら、ピュン!って抜けた…マジかよ…もうあそこまで暴れたら奴はもう喰ってこないから、次をあたるしかない。次も同じ辺りでアタって来たから、同じように操作したら、また同じように抜けた…ムムム…、厳しいな。どうやら何匹かソコに居るらしく、餌を喰ってくるけどアワセても針掛りしない。う〜ん、ハゼが小さいのか喰いが極浅なのか、その両方か…未だに釣れないので作戦変更。オモリに割りビシを加えてもっと重くする。コレで0.8号相当の重さあと、やはりケミカルライトは必要。やっぱり夜釣りには必要かなある程度オモリが重くないと竿の操作がやりずらかったのと、軽すぎて狙ったポイントに落とせなかったので。ケミカルライトも、今どこに仕掛けがあるのか?の目印になるのと、振動に出ないアタリが分からなかったのでやはり必要だと思いました。ヨシ!コレで大丈夫だ!っとやってみたら、いきなり釣れた!やっとボウズ逃れオモリ重量アップとケミライトを付けたから狙いにしっかり落とせて、次も全く同じスポットに落とすと二匹目。小さいけど…慣れの問題かも知れないけど、やはりいつもの感じの方が釣りやすいな〜その後もポッツリ、ポッツリ…程度でアタっては来るんだけど、針掛りがしづらい問題は解決せず。原因は、ハゼが小さいのと喰いが浅いということ。このサイズだもん!正直、3回アタっても釣れるのは1匹といった塩梅。この調子を見る限り、もう夜釣りのシーズンも終わりなんだな〜っと痛感。オッサンがしみじみしていると、突然漆黒の空に流れ星が走った!お!東京で流れ星が見えるのは珍しいな。と思ってたら、釣りをしている最中に幾筋もの流れ星がガンガンに流れまくるではないですか!?後で知ったのですが、ちょうど『ふたご座流星群』が見頃だったらしい。数えてたわけじゃないし、ハゼ釣りしながらだったけど、少なくとも10個以上の流れ星は見た。あんなに多くの流れ星を見たのは初めてだった。せっかくなので、お星さまにお願いをしてみた。「今宵、ハゼが釣れますように…」しかし、よく流れ星に願い事を!みたいに言うけど、現実問題、あの一瞬に願い事を詠唱するのは無理だよね?いつどこに出現するか分からんし、流れてる時間なんてゼロコンマの世界だし。しかし、オッサンの純粋無垢なお願いが届いたのか?段々とハゼが上がり始めた。サイズも良くなり、アタリの範囲も広く、アタリ数も増えてきた。このサイズなら良いね〜もちろん、一ヶ所で釣れ続けるほど甘くはなくて常に移動しながらなんだけど、それでも明らかにハゼの活性が上がっている。ただ、相変わらず針掛りは良くなくて、外れるんだよね〜っというわけで、今度は少し送るようにしてみた。今まではハゼがアタって来たら一旦止めてス〜っとゆっくり引いてたんだけど、今度は逆にハゼ側に送ってあげて少々ステイ。違和感なく餌を喰わせてから、頃合いを見計らってアワセると、針掛り率はジャンプアップ!なるほど!こういうふうにやれば掛かるんだ!人間日々成長である。今までだったら、17cm以上のハゼのアタリは竿をひったくるように力強くて強引だったけど、もうこの時期になると居食いとか小ハゼのような大人しいアタリ方になっている。最初のアワセで空振って「あ〜、今のアタリは小ハゼだな…」と思いながら、同じスポットに落とし、再びのアタリで掛けるといきなり大暴れし始め、そのサイズ感をアピールしてくる。本日最大サイズもこんな感じだった東の空が白々と明けてきて、そろそろ納竿の時間。釣り始めは「今日は釣れないし、寒すぎるから早く帰ろう…」と不貞腐れてたんだけど、結局は朝までやってしまった。なんだかんだで6時間で73匹と、終わってみれば目標の50匹を大きく上回る釣果でした。意外にもこんなに釣れたんだ!夜釣りもラストでしたが、思ったよりも釣れてナイスなフィナーレを飾りました。「この分なら来週も釣れるんじゃね?」と一瞬思ったが、いやいや…、もうこの極寒地獄は勘弁してください。カイロ作戦は、背中の4枚はとても暖かくて快適でしたが、やはり手足先は冷え切りますね〜一旦冷えちゃうと、カイロも役に立たないんだよね〜何か良い方法は無いだろうか?コレはまた来シーズンの課題ですな。っという訳で、ハゼの夜釣りも終了となりました。今シーズンは1束釣りも達成したし、毎回そこそこ釣れて楽しい夜釣りでした。また来シーズンが楽しみです!お星さまはオッサンの願いを叶えてくれたよ!次の記事>>>「2024年42回目の東京ハゼ釣りはまた夜釣りですがなにか?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年42回目の東京ハゼ釣りはまた夜釣りですがなにか?
    2024年42回目の東京ハゼ釣りはまた夜釣りですが、なにか?2024年12月22日。2024年42回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:0時00分くらい(潮位:102cm下げ5分)〜6時00分くらい(潮位:92cm上げ3分)小潮釣果:マハゼ114匹(10.5cm〜18.5cm)竿:4.5m(ゼロサム初梅)→3.6m(軽極ハゼ)道糸:ナイロン1.5号ハリス:ホンテロン0.8号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメ→アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け本日もちゃっかりハゼの夜釣りでございます。先週も夜釣りラスト!と書いてあったからといって、当たり前のように最後だと思っているのだとしたら、それは皆さんが人が良すぎる。夜のハゼはまだ釣れるのであ〜る!当たり前のことが、いかに当たり前にいないか。それが世の常だ。酔っ払いの「この一杯で最後!」、パチンコでのまれた奴の「あと千円だけ!」、釣り人の「今回で今シーズン終了!」どの宣言にしても「本当に次でやめる、もう一杯!」「キリのいいとこで、もう千円!」「まだ釣れるから、もうひと釣行!どう!?」という風に、いつまでも終わらないサンセットだ。このようなゆるい最後を口にしていると、本当の終わりが通じにくい人間関係を形成してゆくもので、ふと気がつくと自分の周りに誰も居なくなっていたという事態もありうる。やはりケジメをつけるのは大事であるが、あまりにケジメが過ぎると今度は『真面目すぎてつまらない奴』という評価にもなるから、バランスをとるのは難しいものである。っと御託を並べましたが、とにかく、釣り人のコレで最後!ほどアテにならないものはない。なんだけど、実は今回も夜釣りに行くハメになったのは、あるキッカケがあったのでございやす。先週、先々週と極寒地獄の夜釣りで、身体は芯から冷え切った。特に手足先の感覚が無くなるくらいになって、「もう今シーズンはやってられん!」のでラスト宣言となったのでした。夜釣りも終わったハズのある日、来シーズンの夜釣りに向けてハテ?どうしたものか?と対策を考えていた時だった。誰もが知っている某ECサイトに、タイムセールで2024年式の充電式カイロが40%オフ+1000円引きという悪魔の囁きが!迷わずポチ!っとな。そして、わずか2日後にブツが届いたのでした。っというわけで、せっかくなので来シーズンなんて言わずに、お試ししたいじゃん!夜釣りの救世主!?もうひとつのキッカケが、本日は比較的寒くはない予報だったから。昨日は、昼間も穏やかな小春日和で、夜間も比較的気温が高い状態が続く予報。それならば釣りやすいし、温かいということはハゼも釣れるハズ、ハズ…っという訳で、前言撤回、掟破りの夜釣り決行となったのでした。いくら温かい予報とは言え、辺境の釣り場で夜通し水に立ち込むので対策は万全を期する。背中には4枚の使い捨てカイロをベタ貼りし、今回は足先対策として足の甲専用のカイロを貼ってみた。足の甲専用カイロよく靴用のカイロが売ってるんだけど、「要は形が違うだけっしょ!」と思っていた。しかし、body用と靴用は中身の配合が違うらしい。使い捨てカイロって、空気中の酸素を利用した酸化反応で暖かくなる仕組み。靴用のカイロは、酸素量の少ない靴の中でも発熱が持続するように設計されているらしい。さらには靴用のカイロにも、足裏用と足の甲用があって、足の甲用の方が暖かく感じるらしい。なるほど!ガッテン!ガッテン!っという訳で、準備万端にて夜釣りへGo!なんだけど、自宅を出た瞬間に「お!今日は暖かいぞ!」と思ったが、案の定、愛車を漕いでいると汗をかく。もうネックウォーマーもニット帽もやってられん!と外し、現場に到着する頃には全身汗だくだった。夜釣りの現場にはルアーマンの姿さえ無く、本当に誰も居なかった。「今日は暖かいから誰か夜釣り来るんぢゃね?」という淡い期待は木っ端微塵。まぁいい…、誰も居ないということはポイントは好き放題、選びたい放題だ。んだば、早速釣りの準備。まずは手袋から。ゴムのスケキヨ手袋の上に二本指出しの100均軍手。すっかりおなじみ竿は広く探れる4.5mの長竿。すっかりおなじみ。その2仕掛けは、いつもの胴付き仕掛け。すっかりおなじみ。その3ちなみに本日は自作の鉄オモリにお遊びで発光シールを巻いてみた。よく夜釣りでは、この手の発光アイテムがおすすめされているが、オッサン的にはその効果にははなはだ疑問…まぁ、お遊び程度だねケミカルライトだけど、今回はできる限り小さい奴を使ってみる。っというのも、オッサンはケミカルライトを道糸の一番上に付けるから、正直釣りの邪魔にはなる。だけど無いと小さなアタリが取れないし、仕掛けがどこにあるのか分からないから、どうしても必須になる。っというわけで、今回は直径2.2ミリで長さが20ミリの商品を入手した。怪しい商品サイズは小さい中身はこんなの謎の物体が同包されているんだけど、たぶんこう使うんだと思う。棒ウキがわり?でもフニャフニャで使えないと思うが…このサイズなら釣りの邪魔にならないと思うが、小さいということは老眼には見えにくいということでして…あと発光時間も短いと思う。実用に耐えるのはせいぜい3時間だろうから、朝までなら2つ使うことになる。最初だけは明るいけどね…餌は今回もアオイソメ。最近は高いよね〜!ハゼが小さいので垂らしは2cmくらい。コレくらいでも喰ってくるハズって準備しているだけで、スケキヨ手袋が破けた!前回もそうだったけど、破けるのは決まって左手の親指。オッサンはイソメの頭を切って使うんだけど、その作業は左親指の爪で潰し切りな感じになるから、どちらにせよ手袋は破ける。まだ釣りしてないんですが…そして今回の新兵器『充電式カイロ』を上着のポッケに忍ばせておく。汚い手で触るし、万が一水没した時の事も考えて、ジッパー付きのビニール袋に入れておく。頼むぞ!終わってみれば1束超えんで、釣り開始。今現在はそこそこの潮位があるから、どこでやっても釣れそうな気がするが、まずは安パイで実績エリアから。ス〜っと仕掛けが着底し、スンスン…と数cmおきに引きずり続ける。んだけど、アタらないな〜釣れる時は数回以内にアタって来るんだけど、今日は反応なし!ムムム…、さすがに12月も後半になると厳しいか…いろいろな角度で広範囲に誘うが、生命反応なし。ただ、夜釣りって最初は反応しなかったけど、その内にアタって来る事も多いから、焦らずにその時を待つ。すると…クン!っと、やっとアタリがあった。今日は渋そうなので、少し送ってからス〜っと引っ張ってみるが、ハゼが餌を離してしまって空振り。ん〜?送るのは逆効果だったかな?っと思ったので、次も同じスポットに落とすとすぐにアタって来て、今度はいつものようにゆっくりと引っ張ってみる。すると、グン!っと引っ張り返したのでアワセると掛かって、本日の一匹目。やっぱりこのサイズか…次も同じスポットで連打になるが、サイズダウン…ひぇ〜、小っさ!その次も連打で三匹目。コレくらいが最低サイズでお願いしますその後はアタリ無く小移動しながら探るんだけど、さっきみたいに誘っているとその内にアタって来る場合と、な〜んも反応ない場合があるから、その見切りが難しい。オッサン的には、そのエリアで実績があれば少し粘るかな。やはり釣れるエリアってけっこう決まっているから、そういう所にはハゼが溜まりやすいんだと思う。最初のエリアがパッとしなかったからお次のエリアなんだけど、ここは一番期待していたがフルスイングの空振りに終わる。マジか!?ここで全くアタリが無いとは思わなんだ。次は大移動にて。実はコッチのエリアは潮位限定エリアで、最初は水没していたので時間になるまで待っていました。「水に立ち込むためにウェーダー着てるんだろ!」ですが、このクソ寒い時期になるべくなら水に入りたくないじゃん!とガッツゼロのオッサン。さぁ、どうだ!と一投目でアタって来て、ナイスサイズが上がってくる。やっとこのサイズが来たよ!わざわざ夜に来てるんだから、これくらいのサイズは欲しいよね〜んで、次はサイズアップ!良いね〜!お〜!ここは今日のアタリエリアか!?と思ったら、次からはハゼがしぼんで小さくなってしまった…アタリも頻繁にあるわけではなくて、ポッツリ、ポッツリ程度…他に釣り人が居ないから、どうせなら小移動しながらシラミ潰しに丁寧に探ってみる。このエリアでは時間をたっぷりかけて全体を隈なく探り、大体の傾向は掴めた。今までの経験で『アソコはアタらない…』と思っていたスポットでも、ホンの少しズレただけで頻繁にアタって来たりと、新たな発見もあって面白かったが、いかんせん上がってくるハゼが小ぶりばかり。でも、誰も釣りに来ないこんな時期にハゼが釣れるだけでもヨシとしないとね!最初は小ハゼばっかでチェッ!と思ってたんだけど、その内に開き直り、昔懐かしのアニメ『一休さん』の主題歌を口ずさむオッサン。♪気にしない〜、気にしない〜、気ぃにしぃないぃぃぃぃ〜♪釣り始めは「今日は暖かいな〜」と思っていたんだけど、それほど甘くなくて、時間とともに寒さが増してきた。んでやはり手足先が冷たくなるんだけど、手はポッケに入れていた充電式カイロが大活躍。すごく暖かくて、握っていると心が落ち着く。かたや、足先のカイロは全然ダメで、やはり冷え切っちゃうとな〜んの役にも立たなかった。ので、時折ステップを踏んで足先を温めるための運動をしながらのハゼ釣り。もちろんステップは『ジルバ&マンボ』だ。オッサンが暗闇で社交ダンスのステップでハゼ釣りしてるのは、ハタから見れば気持ち悪い変質者に見えただろう。でも誰も見てないから、そんな事はミジンコのような話である。どこで釣れたとかは無くて、釣り場全体を移動しながらポツリポツリと拾いまくってゆく。お陰様でサイズはともかく、数はそこそこに稼げていて、このペースだと1束を狙える感じ。そろそろラストスパートをかけねば!なんだけど、明け方が近くなってくると寒さも増してくる。足先はもう冷たすぎて、より激しいステップの『ルンバ&サンバ』じゃないととても暖まらない。しかし、お手々は安心って思っていたらアクシデント発生!なんと!充電式カイロのバッテリーがエンプティになっているではありませんか!なんてこったい!これからの時間帯が一番寒さが厳しくなるのにぃ〜!!充電0%の虚しい表示…極寒地獄唯一の希望が消えたのでした。アオイソメが無くなったので、予備に持ってきていたアミエビを使う。持ってきてて良かった!しかし、イソメ50gが無くなるとは、なんだかんだでけっこう釣れてたしアタリもあったんだね〜っと実感する。この時点で、この釣り場もひと通り竿を出していて、ハテ?次はどうしよう?と思っていた。なので、最初始めたエリアに戻り、振り出しに戻る。釣り始めの時とは潮位も状況も違うので、何かしらの変化があるかもしんまい。餌も違うし!んで、一投目の着底と同時にひったくるようなアタリで上がってきたのは、本日最大サイズ。お〜!やっぱ違うんだ!次も大型が釣れた!まさかの18cm二連打そして三連打。かなりしぼんだけど…同じスポットでも、時間をおくとまた釣れたりする事がよくある。調子いいじゃん!と思っていると、急に風が強く吹き出した。マジかよ〜!せっかく釣れてきてるのに…もう4.5mの竿ではアタリが取れないほどの強風なので、竿を3.6mにチェンジ。竿チェンジ!短くなる分、釣れなくなるかな?と思ってたけど、しっかり釣れた。キチンと釣れるじゃん!まぁ、今日は4.5mの長竿を使ってても、比較的手前の方でアタって来てたから、3.6mの竿でも問題なし。東の空が白々と明けてきたので納竿。6時間で114匹と数だけはあがった。数だけはいったね〜願わくばサイズが伴ったら良かったけど、こんな時期にコレだけ釣れただけでもヨシとしましょう。本日の1束超えが、オモリに巻いた発光シールのおかげなのかは、ハゼのみが知るところ。果たして…という訳で夜釣りもコレでラスト!って書いちゃうと「嘘こけぇ!」とツッコまれてしまうので書きませんが、多分ラストです。本当に手足先が冷たくて死んだので。しかし、充電式カイロが消えた時は愕然としました。6時間位は保つだろうと思ったたんだけど、4時間で終わるとは…ずっと電源を入れっぱなしだったから、次からは使い所を考えないとね。コレで2024年のハゼ釣りは今回で終了です。来週はもう自宅の大掃除やらなくちゃだし…次は正月明けの穴釣りですね。2024年もこんなトホホなブログにお付き合いいただき、ありがとうございました!来年も暇だったらよろしくお願いいたします。皆様にとって2025年が良い年でありますように。良いお年を!次の記事>>>「2024年43回目の東京ハゼ釣りはあけましての夜釣り」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年43回目の東京ハゼ釣りはあけましての夜釣り
    2024年43回目の東京ハゼ釣りは新年の夜釣り2025年1月4日。2024年43回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:0時00分くらい(潮位:43cm下げ8分)〜6時00分くらい(潮位:124cm上げ6分)中潮釣果:マハゼ102匹(11cm〜17.5cm)竿:4.5m(ゼロサム初梅)道糸:ナイロン1.5号ハリス:ホンテロン0.8号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け明けましておめでとうございます。2025年もこのトホホなブログにお付き合い頂ける奇特な方がいらしたら、今年もよろしくお願いいたしまする〜さて、いよいよ2025年が始まりましたが、オッサンももう50回以上も新年を迎えているので、これといって新鮮味はない。はるか昔の小学生くらいの時は、大晦日から元日にかけて年をまたぐと、なにか特別感があってワクワクしたんだけど、歳を重ね世間慣れしてスレると無頓着になる。しかし、お正月の特別感が希薄になった原因は世の中のせいでもあると思う。昔はお正月になるとほとんどのお店が休業で、誰しもが出歩かないもんだから、街中がシ〜〜〜ン…と静まり返って不気味な雰囲気だったと記憶しております。片や現代は、コンビニやスーパーは年中無休で、チェーン店も元日営業いたします!は当たり前の時代。お正月とは言え、いつもと変わらない風景だから、そりゃ〜特別感もないわな〜2024年-2025年の年末年始は、『奇跡の9連休』と呼ばれる大型連休。オッサンが勤めるブラック会社も、今年は奇跡の9連休にせざるを得ない状況で渋々大型連休になった。オッサンの年末年始はいつもワイハの別荘で過ごし、寒い日本とはおさらばサ!という事は全くなくて、年末はいつもウサギ小屋にも劣るハムスター小屋の大掃除で終わる。んで年明けは、近所の妻の実家に挨拶とこれまた近所の寺に初詣と、地域密着型の年始イベントで終了。あとはひたすら時間を持て余すのが例年のオシャレな過ごし方。つまり、奇跡の9連休なんぞは全くの無意味だ。やることがないから当然「んじゃ〜、ハゼ釣りでもしましょかね?」という流れになる。この時期のハゼ釣りと言えば穴釣り一択だったけど、今シーズンは夜釣りが釣れてて選択肢が増えた。数釣りの夜釣りor大型狙いの穴釣りで悩むが、オッサン的には数釣りの方が魅力的ではある。しかし、この時期の夜釣りは極寒地獄。今期はこの寒さをどうやって克服するのか?をテーマに夜釣りに臨んでるんだけど、コレが江戸川コナンでも解決できない大問題。bodyはど〜にでもなるんだけど、末端の手足の冷たさはどうにもならない迷宮入り…手は餌付けやら針外しやらの細かい作業するし、のべ竿でのミャク釣りだから、手のひらでアタリをとるもんで分厚い手袋はできない。ウエーダーを履いて水に立ち込んでるもんだから、足は冷える一方。特に足先は、足用のカイロを貼っても冷え切っちゃうと全然暖かくならない。なので、充電式の電熱ソックスのような電気的アイテムが必要になるのかも知れない…とにかく寒いから毎回夜釣りに行くかどうかは悩みどころなんだけど、行けば1束を狙えるから寒さよりも釣果が勝る。っというわけで、今シーズンはしつこく夜釣りに通っている次第でございます。ちなみにもう2025年ですが、オッサンの中では2024年のハゼ釣りシーズン中なので、2024年のカテゴリーに入れています。ご了承ください。んで、新年一発目も夜釣りでございます。前々々回辺りから「夜釣りラスト!」と豪語し続け、未だにラストにならないオオカミ少年なオッサン。だって釣れるんだもん!これが、釣れなくなりました…なら、「あんな寒さの中やってられん!」と終わりにするんだけど、なんか知らんが釣れるんだよね〜もうここまで来ると、「いつまで釣れ続けるのか?」を検証したくなってくる。本日も夜釣りなんだけど、今回のテーマは足回りを固める作戦。そのニューアイテムはコレだ〜!靴下系クロロプレンって何?薄いウェットスーツ素材で作ったソックスらしい。試しにオッサンの極寒部屋で履いてテストしてみたら、暖かいとは言えないが、それほど足先が冷たくならなかった。正直、暖かくて快適♪にはならないと思うが、冷たさが和らぐくらいの働きはするハズと期待したい。本当はさっさと電熱ソックスを買っちゃえばいいんだけど、あの手の電気的アイテムはお値段もそこそこするし、バッテリーが切れた時にはただのソックスになるだけなので余計に寒さが増すハズ。◯◯時間稼働って謳ってるんだけど、オッサンはまるで信用していない。その◯◯時間ってどんな環境で計測したの?暖かい室内ならそ〜かも知れんが、極寒の釣り場だとバッテリー性能が著しく落ちるから言ってる通りにはならないだろうて。バッテリー切れになると、ヒート◯◯◯よりも性能が劣るただのアパレルだから、余計に始末が悪いどころか死活問題だよ!オッサンが電熱系を信用してないのはココなんですよ!夜釣りの釣行時間は約6時間なので、確実に6時間保ってくれれば検討の余地はありますがね…万全を期して、クロロプレン防寒ソックスの甲にカイロも貼ってやった。カイロもプラスさらにこの上にもう一枚厚手のソックスを履いて、ソックスだけで三重の構え。完璧だ!と思っていたが、まさかあんな事が起きるなんて…いつものように【秘密の花園3】に向かって愛車を漕ぐ。正月も三ヶ日が過ぎようとしている時間帯。道中、所々で既に仕事の気配がする。「もうお正月も終わりなんだな…」汗をかきながらやっと現場に到着。当然釣り人は皆無で、本日もオッサンひとりのロンリーフィッシング。今現在はもう少しで干潮になる時間帯。本日は、干潮時にはマイナスになるほどの低い潮位なので、いつもは水中に沈んでいる水底部が大きく露出している。長靴釣行なら絶望的な風景だが、水に立ち込むウエーダー装着なので全く問題なし。とは言え、この状況となると釣果が期待できるエリアは一ヶ所のみ。その一ヶ所とは超低潮位限定のエリアで、ソコで出来れば数もサイズもかなり期待できるから楽しみでもある。早速釣りの準備。本日は広く探れる4.5mの長竿。超軽いから6時間ぶっ通しでもOKさ!仕掛けもいつも通り。オモリは夜光シール付き餌はアオイソメで、釣れるハゼが小さくなってきているので、垂らしはイソメの部位にもよるけど2〜3cmくらいで十分。垂らしが長いと針掛かりしないけど、短いと喰って来ないから、そこら辺のバランスは様子をみながらになる。まずはコレくらいの垂らしから今回も充電式カイロを持ってきているが、スタートから使うと最後までもたないから、寒さの限界が来てから使い始める事にする。もっと長い時間使えればな〜…ちなみに現在の気温は5℃だけど、これでも夜釣り時間中で一番暖かい。夜明け前が一番冷え込むから覚悟しておきなさい!体感的にはもっと寒い気がするが…入れ喰いの代償2025年の初ハゼ釣り開始。まずはド干潮限定エリアに移動する。当然ながらソコは水に立ち込んでの釣りになるが、遠浅エリアをけっこう沖に行かねばならない。水底が砂地だけなら問題ないんだけど、泥土部だったりすると足がズブズブ潜って足を取られる。しかも、所々に泥土よりも柔らかい落とし穴的なスポットもあるから、小股歩行で慎重に移動する。おっかなビックリ移動しながらやっと到着。水深は膝上くらい。さぁ!釣るぞ〜!!と思ってたら、足にヒンヤリと水の気配が…あ〜、やっぱりそうなんだ!ウエーダーが浸水しているようだ。実は前々回くらいから浸水は確認してたんだけど、ジンワリと滲みてきている程度だったから、気にしないようにしていた。しかし、今のこの感触はちょっと滲みてますよ!程度ではなくて、確実に水が侵入しているような水漏れだ。コレはマズイな…と思うが、もうここまで移動してきてるもんだから引き返すのも面倒臭いし、戻ったところで今の潮位で他に釣り糸を垂れるエリアなんて思いつかない。そもそもが目の前に大量のハゼが待ち構えているのに、敵前逃亡など出来ようはずもない。「背中の傷は剣士の恥!」である。剣士じゃなくて釣士だけど…玉砕覚悟でハゼ釣り開始。やはりこのエリアはハゼのパラダイス。一投目からアタって釣れた。小さけど一匹は一匹だんで二連打。ちょっとサイズアップさすがにもう1月だから、どこでもアタる訳じゃなくてホットスポットは探さなきゃならないけど、アタリのスポットをピンポイントで攻めれば連打になる。気になるのが、ハゼのサイズが揃ってなくて、小は10数cm程度〜大は17cmくらいまでがランダムに釣れてくる。あと気になるのが、卵を抱いた腹ボテのハゼもいれば、サイズは大きいけど身体が細くて頭でっかちハゼもいる。こういうのを見ると、そろそろハゼ釣りの季節も終わりなんだな〜っとしみじみする。腹ボテハゼ頭でっかちハゼさすが沖はハゼのパラダイス!もう1月なのに入れ喰いが味わえるなんて思わなんだ!しかし、気になるのが足元である。ウエーダーの浸水が激しくて、既にシューズの中は別府温泉のように水で溢れている。コレが温泉のように暖かければ極楽極楽なんだけど、真冬の海水だから「ひえー!(大分県の方言で「冷たい」の意)」ただでさえ極寒地獄なのに、その上冷水攻めとは八寒地獄の様相。オッサン生きて帰れるかな?とマジで恐怖した。この状況でハゼが釣れてなければ諦めてすぐに帰っただろうに、釣れちゃってるもんだから帰るに帰れん!結局、このエリアで50匹以上を釣り上げてしまう。こうなると「今日は50匹も釣ればヨシとしよう」と思っていたのが、1束狙いに目標変更になるのは自然の流れ。「まぁ、この短時間で50匹釣れたから1束もすぐにいけるだろうて。ウエーダーの水漏れもあるから今日は早めに帰ろう!」と呑気に構えていたのが運の尽き…ここからが本当の地獄の始まりだった。干潮時間帯が終わり水位が上がり始めてはいるが、まだ他のエリアでポイポイ釣れるには低潮位でまだ時間がかかる。なので、ちょっと休憩をしてたんだけど、水から上がると余計に足が冷たくなって、まだ水に浸かっている方がマシという事に気づく。水に立ち込んでボケ〜っとしててもしょうがないので、ハゼ釣りすることになるんだけど、先程のパラダイスとは真逆の厳しいハゼ釣りを余儀なくされる。とにかく、アタリが遠い…小移動しながら丁寧に探ってるんだけど、アタらないんだよね〜動くたびにシューズの中で水がジャブジャブなるんだけど、一体どれくらいの水が入ってるんだろう?ちなみに水没箇所は、両足にまで及んでます。浸水箇所はウエーダーの長靴部のすぐ上からのようで、長靴部自体には問題は無さそう。という事はつまり、長靴部に溜まった水は排水されないということでして…寒いからウエーダーを脱ぐのも嫌だし、例え一度水を抜いてもすぐに浸水してくるんだろうから、このままにしておくことにする。忘れた頃にアタって来て、ソコを攻めれば連打になるんだけど、連打といってもせいぜい数匹〜5匹程度。釣りをしながら気付いたんだけど、【秘密の花園3】のハゼって未だに婚姻色が出てないんですよね〜穴釣り場で釣れるハゼは、口の裏側と吸盤状の腹びれが黒くなる婚姻色が出てるんだけど、この釣り場のハゼは未だに真っ白だ。このクラスでも腹は真っ白だコレってもしかして、ここのハゼはパートナーを見つける気がない?ハゼの結婚離れが、あの真っ白な腹にあらわれているのでは!?我が国の婚姻数の減少問題が、ハゼの世界にまで及んでいるとは…婚姻数の減少=出生数の減少という事でもある。ハゼも個体数が減っているので、少子化は避けて欲しいんだけど…その後も移動を繰り返しながらハゼを拾い続け、空が白々と明けてくる時間にやっと1束達成。6時間で102匹となんとか滑り込みました。明け方にやっと目標達成【秘密の花園3】をほぼ全域を釣り歩いたけど、最初の沖のスポット以外はアタリが少ない中、ポツリポツリと拾ってゆくのが精一杯でした。しかし、まさかウエーダーがあそこまで浸水するとは…11月くらいならまだ長靴の中が気持ち悪い程度で済むんだけど、この極寒地獄の中で浸水なんて、本当に泣きそうになった。こんな悪条件下、最後まで頑張った自分を褒めた。まぁ、このウエーダーも10年以上も前のシロモノ。数年もてば十分と言われるウエーダーを10年も使ってたんだから、そりゃ〜水も漏るよ!なぁオレ!帰宅後、ウエーダーを脱いで逆さにしたら、大げさでなくジャバー!と大量の水が出てきた。そして、10年間頑張ってきたウエーダー君との別れを告げたのでした。「今までありがとう。君のお陰で楽しいハゼ釣りができたよ。さようなら!」とゴミ箱にダンク。そして、その傍らには既に新しいウエーダーが用意されているのでした。追伸、ウエーダーがこんな有り様だったので、今回のニューアイテム『クロロプレン防寒ソックス』の効果は分からじ。また次回にでも…次の記事>>>「2024年44回目の東京ハゼ釣りはまさかの夜釣り二連戦」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年44回目の東京ハゼ釣りはまさかの夜釣り二連戦
    2024年44回目の東京ハゼ釣りは地獄の夜釣り二連戦2025年1月5日。2024年44回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:0時30分くらい(潮位:60cm下げ8分)〜6時30分くらい(潮位:120cm上げ6分)中潮釣果:マハゼ101匹(7cm〜18.5cm)竿:3.6m(軽極ハゼ硬式)道糸:ナイロン1.5号ハリス:ホンテロン0.8号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメ→ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けいよいよ奇跡の9連休も最終日。明日から新たな年の仕事が始まるので、事前にプロジェクトの準備を始めて…っというやる気は微塵もなくて、どんよりと気が重く憂うつなサザエさん症候群なオッサン。しかし、コレはオッサンだけでなく、大多数の社会人が同じ心持ちだと思う。「明日から仕事だ!よ〜し、頑張るぞえ〜!!」って奴はこの世にいるのかね?もし本当にいるのだとしたら、そいつは天職を見つけた人生の勝利者か、思考がまともではない危ない奴のどちらかだと思うよ。オッサン的には、連休最終日も現実逃避のハゼの夜釣り。ハゼ釣り仲間は今の時期は昼間の穴釣りで、オッサンが未だにしつこく夜釣りしてるもんだから「よくやるね〜…」と失笑される。挙句の果てにゃ〜、オッサンが毎週のようにハゼ釣りしてる事に全く無関心だった妻にも、このクソ寒い中、夜な夜な釣りに出かけるオッサンに「な〜にが面白いんだか…」と呆れ顔で言われる始末。それほど真冬の夜釣りとは、常軌を逸したインパクトのある行為なんだろうて。確かに、これらの反応は正しいと思うよ。オッサン自身も「何でだろう?」と自問自答してみるんだけど、たぶん答え合わせに行ってるんだと思う。コレは夜釣りに限ったことではないけど、どこで釣り糸垂れれば釣れるのか?どんな釣り方をすればアタリを出せるのか?etc、etc…釣りは常にTrial and errorの繰り返し。釣れれば正しくて、釣れなきゃ〜正しくない。その場その時で刻一刻と変化する状況に対して、仮説を立て実践を繰り返す。そして、釣りの厄介なところは同じ釣りモノでも人によって正解が異なるし、その時の最適解が次は全く通用しない事が多々あること。このように、絶対的な正解が無いもんだから、ず〜っと悩み続け、妬み、嫉むのも釣りの怪しい魔力。夜釣りの場合は、周囲がハッキリ見えないもんだから余計に情報量が少なくて、自分が見える狭い範囲内だけで判断と改善をしてゆかなくてはならない。特に、釣りスポットの選択と釣れない場合の見切りの判断は、昼間の釣りよりも釣果に大きく影響し、一歩間違えれば取り返しのつかない事も珍しくない。そして本日の夜釣りは、この事を強く実感するハメになったのでした。さすがに冬の夜釣り二連戦は無理がある。完徹の翌日にまた完徹しなければならないし、極寒のダメージから心身ともに完全回復はしないから。一応仮眠はとるけど、所詮は仮眠程度なので眠くてしょうがない。釣り場に向って愛車を漕ぎながら、何度もあくびが出る。「オレって何でこんなアホな事やってるんだろう?」周囲だけでなく本人すらもそう思うが、もう餌のアオイソメも買っちゃったし釣りするしかないのである。オッサンの最終的な言い訳はいつも「もう餌買っちゃったから…」ばかりで、餌を買った時点で釣行は不可避なのである。釣り場に到着するが、案の定、誰も居ない。もうロンリーフィッシングは慣れっこで「広大な釣り場を独り占め!」で好きなように移動できるから答え合わせがやりやすい。ちなみに本日も水に立ち込むんだけど、本日から新たなウエーダーを装着。新品だから浸水はしないと思うけど、たま〜に初期不良で水が漏れたなんて話を聞いたりするから、ちょっぴり心配ではある。まずは釣りの準備。本日の竿は3.6mの硬式軽極ハゼだけど、硬調竿とは言え、オッサンが使うにはちょっと柔らか過ぎたので穂先を10数cmカットしてあります。いつもは4.5mの竿を使ってるんだけど、いくら超軽量竿とは言え、4.5mと3.6mの竿とでは短い方が扱いやすいのは自明の理。水に立ち込むから、竿が短い分は自分の立ち位置を変えればカバーできるっしょ!のノリである。たま〜に登場する軽極ハゼ仕掛けと餌はいつもと変わらじ。ちなみに夜釣りで使ってる手袋は、もったいないけど使い捨てにしています。ひと釣行終えると、手袋にはイソメの体液やらハゼの体表の粘液やらでグショグショになり、とても洗って再利用しようとは思えない状態になるからね。本日の白い軍手は会社から失敬してきた備品だ。ありがたや〜昨日とは全く異なる状況にて昨日の今日で潮周は大きくは変わらないから、本日も初っ端は沖狙い。昨日同様におっかなびっくり移動しながら、沖のスポットに到着。膝上まで立ち込んでるんだけど、ウエーダーの水漏れも無さそうでひと安心。コレで心置きなくハゼ釣りに打ち込めるぜぃ!と第一投。昨日は一投目からの連打でスタートダッシュをかましたから、今日もやっちゃうぞ〜!って思ってたんだけど…シ〜〜〜んんんん…という音が聞こえてきそうなくらいにアタリが無い。どの方向に落としても、生命反応は皆無だ。「このエリアでは今まで釣れなかったことは無いんだけど…。マズイなコレは…」キョロキョロと見回して、次の手を考える。実はこのエリアはそこそこの広さがあるんだけど、今いる場所でしかやったことがなかった。っというのも、ココまで辿り着くには、危険な泥土地帯を慎重に進んでやっと到着するスポット。小移動の際に下手にハマって転倒すれば命に関わるから、命の危険を犯してまで他を探る勇気が出なかった。しかし、アタリすら無いこの状況ではラチが明かないし、まだ潮位が低いので他のエリアも期待が出来ない。「やるしかないか…」一大決心をして移動し始める。一歩一歩慎重に足元探りながら焦らずに進む。なにせ見渡す限り誰も居ないから、何が起ころうとも助けは望めない。10mほど移動し、目的のスポットに到着。全くの当てずっぽうではなくて、ハゼが集まっていそうな雰囲気のあるスポットだ。仕掛けを振込み、着底と同時にひったくるようにアタって来て、やっと本日の一匹目。やっぱりコッチに居たんだ!ハゼは小さいが、この際ぜいたくは言ってられんし、新規開拓で釣れたのはすこぶる嬉しい!んで、次も連打で上がってくる。このサイズなら文句なしまぁ、時期が時期なのでホットスポットは限られるけど、見つければ連打で上がってくる。そして、昨日同様に釣れてくるハゼのサイズが安定しない。大きいのやら小さいのやらが交互に釣れる印象。このサイズなら楽しい尾びれがハチワレ君小さいって言っても本日のは度を超えてて、10cm以下も混ざってくる。挙句の果てにゃ〜、コレだよ!?とは言え、やはり釣れるのは楽しくて、命懸けでココまで来た甲斐があったもんだ!と自分に感心した。同じエリア内で他にも二ヶ所開拓し、選択肢が増えて嬉しいオッサン。もう潮が上がり始めていて、マジで帰れなくなるので早めに撤退し、小休憩。この時点で60匹釣り上げていた。ハテ?次はどこでやろうか?と作戦を練るが、まだ少々潮位が低いので厳しさは続きそう。っと思った通り、他の実績エリアでは空振りばかり。たま〜に釣れるんだけど、せいぜい数匹程度で我慢の釣りを余儀なくされる。絶対にハゼは居るはずなんですよ!沖とは言え、あれだけ入れ喰いになったんだから、ハゼは間違いなく群れているハズ。そして、そいつらが潮の動きと連動して浅場に移動してくれば、絶対に釣れるハズだ!そう思わなきゃ〜、この極寒地獄でハゼ釣りなんぞやってられん!とにかく焦ってもしょうがないので、その時が来るのを待つしかない。勝負スポットは手を付けずに取っておいて、他のエリアで時間を潰す。10数cmクラスの小ハゼが多いけど、たまには良型大型も上がるから、不貞腐れる釣りにはならない。たま〜にはこのサイズもね!そしていよいよ潮位がちょうど良い塩梅になってきた。勝負じゃ!やって来たのは、今まで何度も入れ喰いを体現してきたスポット。この状況で釣れないなんて絶対にあり得ん!と確信している珠玉のスポットだ。ちょっぴり緊張しながら仕掛けを落とし、スンスン…と誘っているとクン!っと小さくアタって来た!このアタリ方は期待できる。ハゼ釣りをある程度やった事がある方なら知ってると思いますが、分かりやすい派手なアタリって小ハゼが出すことが多い。逆に、大型ハゼは居喰いすることが多いので、ギリギリ感じられる程度のおとなしいアタリや、聞きアワセると喰っていた!というのが多い。ゼロテンションにして5秒ほどステイしていると、モゾモゾと餌を喰っているのが伝わってくる。この時点で餌を離していないということはもう頂きだ!と、ハゼゲッチュを確信するオッサン。ス〜っとゆっくり引っ張るとグン!と引っ張り返したので、強めにアワセを入れると掛かった!ググン!ググン!と強引に下に下に引っ張る奴はナイスサイズの証。とても元気が良くて、なかなか魚体を現さない。しばらく泳がせて引きを楽しんでいると、やっと大人しくなったので取り込み。上がってきたのは本日の最大サイズ。18.5cmこのサイズになると暴れるね〜!っと楽しいオッサン。やはりこのスポットを温めておいて良かった。ここから再び入れ喰いタイム。仕掛けを落として誘っていると、ほぼ毎回のようにアタって来る。とは言え、アタって来たからといって必ず釣れる訳じゃなくて、本日はポロリが多い。ハゼ釣りしていると、やたらポロリが多い日とそうでない日に分かれるんだけど、この原因は分からじ。ハゼの活性が低くて喰いが浅いのかな?という気はしてるんだけど、ソレが本当かどうかは謎。とりあえず、ポロったハゼは「最初から釣れる魚じゃなかったんだな…」と思うようにしている。このスポットではハゼサイズが揃っていて、10数cm程度は釣れなくて、15〜18cmの良型大型揃い。このサイズで揃うと楽しいね♪途中、アオイソメが無くなって予備に持ってきていたベビーボイルホタテに餌チェンジ。予備餌は必携だホタテ餌の場合はアタリに即アワセになるから、オッサン的にはこっちの釣り方が性に合っている。餌を変えても釣れ続け、夜があけて明るくなると、先程までの入れ喰いが嘘のようにぱったりとアタリが無くなったので納竿。本日も6時間の長丁場で101匹と連日の1束超えになりました。今日も束釣り一応、目標は達成したのでホッとひと安心。しかし、1月に1束釣れるとは、恐るべし夜釣りの魔力。地獄のような寒さの中、夜通し釣り糸を垂れる強靭な精神力の源泉は、もちろん不撓不屈の精神。っというほど立派なものじゃないけど、ハゼが釣れているから耐えられるのであって、釣れなきゃ〜心が折れて帰るよね。オッサンがいつまで夜釣りをやるのか?一体いつまで釣れるのか?は全く予想がつかないが、この時期に週末が近づくと「また夜釣りに行くのか?…」と自問自答の日々である。悩みはやはり寒さとの戦いなんだけど、手足先の冷たさはどうしたら解決できるのだろうか?ニューアイテムの『クロロプレン防寒ソックス』は、最初の2時間位は「ちょっと寒さが和らいだかな?」と思ったけど、その後はいつも通り、凍るような冷たさを我慢していた。やはり、一旦冷えるとどうにもならないらしい。本日は、釣果的には昨日とほぼ同じにもっていけたけど、本当にたまたま拾えただけ…昨日と同じ潮周で潮位も時間帯も大きく変わらないのに、昨日と全く違う釣れ方で、同じスポットでも釣れる釣れないという結果だった。人間側から言わせてもらえば、同じ条件なら同じような結果になると思うんだけど、そうじゃないのが自然なんだよね〜魚の気持ちは本当に分からない…次の記事>>>「2024年45回目の東京ハゼ釣りはもう勘弁してください…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年45回目の東京ハゼ釣りはもう勘弁してください…
    2024年45回目の東京ハゼ釣りはもういいっしょ!2025年1月12日。2024年45回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れのち曇り釣行時間:23時00分くらい(潮位:16cm上げ1分)〜5時00分くらい(潮位:176cm満潮)中潮釣果:マハゼ58匹(11cm〜17.5cm)竿:4.5m(ゼロサム初梅)道糸:ナイロン1.5号ハリス:ホンテロン0.8号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:芝エビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け今季は北日本から西日本の日本海側を中心に、大雪の影響が多大に出ている。各地で積雪量の記録を更新し、大雪で有名な青森の酸ヶ湯では積雪深が400cmを超え、1月2日までに積雪深が4mに到達したのは全国でも統計史上最も早い記録らしい。交通機関への影響の他、除雪作業中の事故なども発生しているので、地域の皆様はくれぐれもお気をつけください。少しでも被害が少ないことを願っております。翻って、オッサンが生息している東京である。確か、12月の中旬くらいに今季の初雪が観測されたらしいが、ちょろっと雪が舞ってきた程度と記憶しております。大雪が降った地域の方から言わせると「こんなかすかな降雪程度で初雪だとぉ〜!チャンチャラおかしいぜぃ!」と言われそうだ。んで、東京はわずか数cmの積雪で交通網が麻痺するデリケートな街でもある。ホンのちょっとの積雪で、毎回のように「どこぞの電車やバスがストップしました♪」とか「車両がスリップで進めなくて大渋滞発生♪」とか報道されると、豪雪地帯の方からは「コレだから東京モンは…。軟弱過ぎだろ!」と一笑に付されていると思う。住んでいるオッサンでさえ「こんな程度で止まるなよ!あまりにも虚弱過ぎぢゃね?」とも思う。とは言え、こんな程度で…とは言えない理由もあるらしい。関東での積雪はせいぜい年に数回程度なので、行政による除雪能力が雪国と比較にならないほど低く、除雪インフラは最低限の機能しかない。行政としては予算の都合上、あまり降らない雪に備えるよりも、他の道路の維持補修や改修などに予算を回すのは当たり前の当然。そして、ドライバーにも雪に不慣れな人が多い。いつ降るかも分からいないショボい雪のために毎冬スタッドレスタイヤに履き替える?車にタイヤチェーンを常備しておく?いやいやこの厳しいご時世、そんな不確実で金の掛かる事なんてやってらんないっしょ!ど〜せ雪が降っても大したことないんだから…っというのが大多数の言い分だと思う。まぁ、こういうのに限ってスリップで事故ったり、坂道で立ち往生したりするんだけどね。東京都内は意外と道路の起伏が大きいという特徴がある。首都高を含む高速道路や一般道も、立体交差や橋梁などのアップダウンが多く、カーブも急だったりするので、降雪時には決して走りやすい環境とは言えない現実がある。しかも首都圏の交通量は絶対的に多いので、1台でも路上で動けなくなると、あっという間に周りに影響が波及しやすい。このように運転者や道路事情の他にも、実は雪国と関東では、降る雪そのものに違いがあるらしい。北海道や東北に降る雪は、非常に乾燥したパラパラの雪が降り、気温もマイナスであることが多く、積もった雪は溶けることなく地面に残る。まぁ、この雪質は近年では変わってきているらしく、北の方でも湿った重い雪になってきているようだけど…一方、関東に降る雪は非常に湿ったベチャベチャなものになりやすい。特に都心などは気温がマイナスになることも少ないため、降った雪はすぐに溶け出す。スタッドレスタイヤは、低温時でも安定した走行ができる冬用タイヤで、北海道や東北のような気温が低い場所では良くグリップする。雪国の車は4WDが基本だが、2WDの場合は前輪駆動が多いので、雪道でも前輪の駆動力でゴリゴリ進み、犬が走ってるみたいに車体が斜めになったまま前進しているのを見かける。しかし関東の場合は雪がシャーベット状になりグリップが弱くなるので、スタッドレスタイヤでもスリップしやすいというのが理由らしい。でも確かに、東京の雪程度ならスタッドレスで十分!っていう認識になるよね〜車に気を使ってる人は冬季はスタッドレスタイヤに履き替えてて、「あ〜、ちゃんとしているな〜」って思ってたけど、実際にはスタッドレスだけじゃ安心でもないんだね。やはり最強なのはタイヤチェーンで、チェーンを巻いていればシャーベット雪でも問題ないらしい。トラックや配送の車はみんなチェーン履いているから、プロドライバーはそこら辺は抜かりないよね。ただ、積雪がないから、チェーンを巻いた車両がジャリジャリ音をたてながら走っているのは、もはや東京の風物詩である。問題は、スタッドレスすら履いてなくて、坂道の手前でスタックしているアホな一般車のせいでプロもストップしてしまうのは可哀想だよね。まぁ、コレも東京の雪道あるあるだけどサ…そんな年一番のお寒い時期ですが、本日も夜釣りでございます。クソ寒い中、夜な夜な夜釣りに出かけるオッサンに、周囲はもう呆れを通り越してうすら笑いだ。オッサンもマジで今週こそは足を洗おう!と願っていて、ハゼが釣れなくなる日を心待ちにしていた。そんな苦行の夜釣りもいよいよ最後の時がやって来たようだ。んで、今回の夜釣りのお試しは2つありましてって、最後のくせにお試しもクソもないのだが、こんなネタでも仕込まなきゃ〜クソ寒い中、夜釣りなんてやってらんね〜し!まずは最終兵器『ELCTRIC HEATED SOCKS』早い話が、電気力で暖かい電熱靴下である。今まで散々、足先用のカイロやらぽかぽか靴下やら”最強”防寒ソックスやらを試してきたが、どれも決定打にはならず…普段使いならいざ知らず、極寒の夜中に水に立ち込むという想定の商品なんて無いだろうからしょうがないよね〜なにせ釣りをしていると、足先が冷たいを通り越して痛いのである。こうなると体温を利用して系の商品ではどうしようもないらしい。もうここまで来ると、自力では限界があるので他力に頼るしかない。っという訳で、いよいよ最後の手段でバッテリー式の電熱ソックスの登場だ!正直、最後の砦なのでコレが使いモノにならなきゃ〜もう手の施しようがないぞ。果たしてその性能や如何に!?んでもうひとつが、餌の芝エビ。ず〜っと以前にO氏からお試しで貰ってて、夜釣りで試してみたらアオイソメを上回る入れ喰いだった。まぁ、夜釣り最盛期だったという理由もあったかも知れないが、面白いほどに良型大型ハゼが釣れたのであの感動をもう一度。だったけど、芝エビって季節商品だし、そこら辺のスーパーでもなかなかお目にかかれない代物なので手に入らなかった。つい先日やっと見つけたので、迷わずゲットして今回の登場となりました。いよいよ本当に夜釣りラスト!今回はさすがに釣れないだろうて…前回までの夜釣りでは1束超え連発だったが、釣行の度に釣れるエリアと釣れる状況が絞られてゆくのを実感していた。オッサンの中では、もう釣果が期待ができるのは3ヶ所だけに絞られている。そのスポットは釣れる潮位の高低が全くの正反対なので、ド干潮狙いとある程度の高潮位の両方の状況で釣り糸を垂れなければならない。本日は中潮で干潮がかなり低くなるから、まずはその時間帯狙いになるんだけど22時って普通に夜じゃん!バタバタと急いだんだけど、やっと自宅を出発したのが干潮時間になってしまった…ヤバい!潮が上がってくる〜!っと愛車は立ち漕ぎで、汗だくにて現場に到着。現場を見渡すと、いつもは水底の部分が広大な陸地になっていてちょうど良い頃合いだ。いそいそと釣りの準備を始める。竿は広く探れる4.5m。釣れる時なら3.5mの方が手返しも楽だけど、もう広く探らないと難しいっしょ!広範囲に探るしかない仕掛けはいつもの胴付き仕掛け。お遊びでオモリに蓄光テープを貼っているが、貼ったからと言って釣れる訳でもないという感想。テープ付きのオモリが余ってるもんで道糸の一番上に目印のケミライト装着なんだけど、本日はオモリの少し上にも付けたみた。ハゼはどうだか知らんが、アナゴ釣りとかでもライトは集魚効果があるらしいので…蓄光テープ同様に期待してる訳じゃないんだけど、極寒の中、少しでも釣りに来るキッカケというか言い訳が欲しいじゃん!道糸の一番上の他に、オモリの上にももうひとつんで、問題の芝エビ餌は、凍ったまま全く溶けてなかった。まだカチカチじゃん!コレでは釣りにならんので、マイボトルの白湯をぶっかけて強制的に解凍。茹でエビになる前に取り出して針に装着。茹で過ぎ注意!オッサンは針掛かりしやすいように、ホタテ同様に芝エビも指で少し潰して餌付けしています。お目当てのエリアに向けて移動開始。基本的には砂地なんだけど、深みにハマる泥土部もあるから一歩一歩慎重にね。まずは一番の実績スポットから、期待を込めて第一投!やはり、シ〜ン…と生命反応が全く無かった。スンスン…と誘い続けてるんだけど、どの方向に落としても生体反応が無いんですけど…やっぱり、夜釣りももう終わりなんだな〜でももしかして、ハゼ様は芝エビがお気に召さないのかな?という気がしないでもないが、餌はコレしか持ってきてないから、コレでやるしかないのである。エリア内の他のスポットに移動するが、状況変わらず…挙げ句の果てにゃ〜、根掛かりでケミライトごと仕掛けをロスト。「なんでやねん!マジで!」アタリひとつ無いまま、一度基地に帰って仕掛けを作り直す。潮は上がり始めているので余計な時間は食いたくないが、釣れないから別に関係ないか…と開き直る。んで、再び同じスポットへ。実は仕掛けロスト直前に、かすかにアタって来た気がしたんです。もしかしたら誘っている時に砂地の起伏でアタリと勘違いしたのかも知れないけど、ハゼのアタリと思いたかったから。先ほどと全く同じスポットでしばらく止めて、餌をユラユラ揺らしているとクン!とアタって来た!エビ餌の場合はアタリに即アワセで、大げさ気味にアワセを入れると掛かって本日の一匹目。やっとだよ〜!やはりアレはアタリだったんだ!次も同じスポットで連打。この時期貴重な連打さらに三連打。ハゼがしぼんだけど…もうこの際、ハゼのサイズなんて言ってられなくて、とにかくアタリがあればそれだけでありがたい。一番期待していた超低潮位限定エリアは、僅かな釣果で終わってしまった。「コレは本当に終わりの始まりだな…」期待できるあと2ヶ所にはまだ潮位は低いが、とりあえずやってみたら案の定音沙汰なし!しょうがないので他でやるんだけど、どこもかしこも釣れないな〜全くダメな訳じゃなくてたま〜に釣れるんだけど、探って探ってやっと1ヶ所見つかる感じ。しかも、ソレはスポットと表現できるある程度の範囲ではなくて、ホンの1点。その点から10cmもズレるとアタって来ない。でもその点を外さなければ数匹は釣れるから、ありがたくはある。とにかく、その点を探し続けるしかない。ハゼも小さめが多い。このサイズだよ!ただ、たまにはナイスサイズも釣れて、くすぶっていた雰囲気にに華を添える事もあり。このクラスだと寒さを忘れる釣れるハゼにも婚姻色が出ているお歯黒ハゼが多くなっていて、いよいよ終わりが近づいているらしい。お歯黒ハゼオッサンがどんより感で釣り糸を垂れていると、突然背後から「明けましておめでとうございます!」と声高に場違いなご挨拶が!?「ハイ〜???」と振り返ると、なんとMR氏がやって来た!まさかこの極寒&極渋の極限の釣り場に誰かが来るなんて思ってなかったから、ビックリした。しかもMR氏はしばらくハゼ釣りから鳴りを潜めていて、仲間が連絡しても音信不通で「糖尿で入院しているみたい」とか「痛風で釣りすら出来ないみたい」とかあらぬ疑いをかけられていた容疑者。まぁ、この極寒地獄に釣りをしに来る元気があるんだから、疑いは晴れたようだ。オッサンの「何しに来たん?」の問いに、「ハゼ釣り!」と至極当然のお返事。逆に「何してるんですか?」の問いには、「黄昏に…」と答えてあげ、寒い釣り場での暖かい会話にますます寒くなった。本来ならどのエリアで釣れたとか、こういう誘いで喰ってきたとか、今日のパンツの色はとかのハゼ情報をお知らせするべきが釣り仲間。しかし、MR氏は人の言う事をストレートに受け止めずに、千賀のお化けフォーク並に物事を歪曲して捉える馬耳東風タイプ。んで、オッサンも聞かれれば答えてやってもよくってよ!なタイプで、聞かれるまでは何も言わない朴念仁。こんな二人に情報交換なんてオシャレで建設的な行為が出来るはずもなく…この事はお互いに分かりきっていたので、MR氏は黙ってお目当てのエリアに消えていった。とは言え、誰かしら仲間がいるのは心強い。そう言えばハゼが釣れなくて忘れてたけど、電気的靴下は実力を発揮しているようで…暖かくてまるでコタツのようだ!とはリップサービスでも言えるシロモノではなかった。正直言って、足先は冷たくはなるが痛くはない程度という表現になる。そもそもが、長時間使用重視で低温度に設定してあるからだろうけど、いつもの凍るような痛さに比べれば、この程度は我慢できる範囲内である。潮位もジワジワ上がり、やっとお目当てのエリアでも釣りになりそうだったので移動。しかし、期待してたエリアがフルスイングの空振りでアタリひとつなく玉砕…マジか!?もう手は尽くしたので、とにかく釣り場全体を手当たり次第に広く探るしかできる事がなかった。その甲斐あってか、ときどき連打になるスポットが見つかりハゼを拾ってゆく。基本的には10数cm〜15cmクラスが多いけど、忘れた頃に17cmクラスも上がってくる。本日最大は17.5cmしかし、今日の釣りは手が掛かる。スンスン誘っていると僅かにクン!と餌をついばんで来て、その後は喰って来なくなる。んで次で全く同じスポットでステイして、オモリはずらさないで餌だけを揺らしているとやっと喰って来て釣れるといった塩梅。最初の小さなアタリでアワセてもまず針に掛からないから、ハゼは餌の端っこをついばんでるだけなんだろうね。もちろん毎回じゃなくて次が無いことも多々あって、ハゼが居るところは分かってるんだけど、チャンスは1回どころかノーチャンスすらも…とても悔しいが、ハゼが餌を喰ってこないことにゃ〜釣りにならない。【秘密の花園3】のほぼ全域を探りきってしまったのと、一時間ほど前からだったけど期待の電気靴下のバッテリーが切れたらしく、足先が痛くなって痺れていたので納竿。6時間で58匹と釣れなかった印象の割には数はそこそこいってたんだね。ヘッドライトの明かりだけだったから画像がピンボケ本日は早く来たから、夜明けを待たずして撤収。MR氏はもうちょっとやっていくとの事で、先に帰りました。しかしMR氏とまともに話したのは帰りの挨拶時のみ…別に仲が悪いわけじゃなくて、黙っててもその時の状況を見極めてかなり釣るレベルだから余計な情報はいらない間柄。さすがはMR氏で、オッサンと同じくらい釣っていた。たぶんこのお方は、まだまだ夜釣りしそうだな…っという訳で、オッサンの夜釣りは今回でラスト。本当にラストだよ!「58匹も釣れるんだから、まだいけるでしょ!」と思われるかも知れませんが、完全徹夜だし、足場の悪い広大な釣り場全体を水に立ち込んで釣り歩くのは想像以上の難行苦行。おまけに『冬季うつ』という言葉があるくらい、寒さってストレスになるから、もうここらが潮時だろうて…コレだけ頑張ればもう十分っしょ!【秘密の花園3】の釣り場としての終わり方も分かったし、寒さ対策もひと通り試してみてある程度の形にもなったので。しかし、今シーズンの夜釣りは釣れたね〜!まさか、1束釣りが何度もできるなんて思わなんだ。この感じなら来シーズンも楽しみだ!そして、昼間のハゼの穴釣りなんだけど、オッサンがしつこく夜釣りに通っている間にもう釣れなくなったらしく、穴釣りの仲間達も終了したようだ。っという訳で、2024年シーズンのオッサンのハゼ釣りは終了となりました。ちょっぴり寂しいけど、頑張ったよ!俺!今年度もこのトホホなブログにお付き合いいただいた方々、ありがとうございました。あなたのようなヒマ人がいるおかげでオッサンの励みにもなっていますが、こんなモンを読んでるくらいなら、その貴重なお時間を他で使うよう強くオススメします。世界中で争い事が絶えない昨今、ノンビリと釣り糸を垂れられる幸せがいつまでも続きますように。けど、どこかでまだハゼが釣れるという情報が耳に入ったら、行っちゃうかも知れないけどね…ここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度27回目のハゼ釣りは禁断の夜釣り
    2023年27回目のハゼ釣りはまさかの夜釣り2023年10月29日。2023年27回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇り一時雨釣行時間:1時00分くらい(潮位:61cm上げ2分)〜6時30分くらい(潮位:200cmほぼ満潮)大潮水温:19℃釣果:マハゼ73匹(10cm〜16cm)竿:3.6m(軽極ハゼ 硬式)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アミエビ→アオイソメ時々ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けついにやってしまった…出来ることならやりたくなかったが、のっぴきならない理由により、コレだけはやるまい!と心に決めていた事に手を染めてしまった…夜釣りである。夜は釣れる!と釣り界隈では良く言われる。魚の警戒心が薄れるのか、魚が夜行性なのか知らんが、夜釣りで大型・良型サイズが爆釣!というのをよく耳にする。「どこぞでランカーサイズが上がった!」と聞けば、たいていは夜の釣行だったりする。夜は釣れる!はもはや釣り界の合言葉で、釣り人によっては夜間釣行専門の方もいて、暗い釣り場でひたすらに釣り糸を垂れているらしい。オッサンもソレは十分過ぎるほど理解しているが、羨ましく無いと言えば嘘になるが、決して手を出さなかったし、やろうとも思わなかった。なぜなら怖いからだ!夜は人間が活動する時間ではない。太古の昔から人類はおひさまが登ると活動を開始し、おひさまが沈むと飯食って寝るというサイクル。素晴らしいし、ソレが自然の摂理である。ところが現代人ときたらどうだ!朝もはよはよから会社に向かい、深夜残業は当たり前。下手すりゃ〜、昼夜逆転の生活になっているではないか!?そもそもが、夜は人外の存在が蠢く時間である。魑魅魍魎が手ぐすね引いて、こちらの隙を狙っているのである。「こいつまたアホ言ってるよ…」と呆れられていると思いますが、いやマジでそ〜なんだって!夜に外で、しかも水辺で何時間も過ごすなんて、たまんないってマジで!!と思ってたんだけど、ついに禁を破って夜釣りとやらをやってみることにした。そこまでして、やってみよう!と思った理由は、ここ最近のハゼ釣りの悲惨さ。どの釣り場でも、誰がやっても釣れないのオンパレードで、くすぶりを通り越して、もう諦めムードが漂っている。11月以降の本格的な穴釣りシーズンになれば、少しはマシになるカモという期待はあるんだけど、このダメさ加減では穴釣りも怪しいかもしんまい。という訳で、最後の手段で夜釣りという展開になったのでございやす。見えないって難しいな…背水の陣でのぞむ夜釣りの現場は、かなりの実績を叩き出しているポイント。昼間の釣りは全然パッとしないんだけど、夜になると豹変する、知る人ぞ知る穴場スポット。ここまで引っ張っておきながら、残念ながら釣り場は公表できません。ソコはたいして広くもない釣り場なので、噂を聞きつけて釣り人が殺到すると困るので、あしからず。っというわけで、『秘密の花園』第3弾、【秘密の花園3】としておきます。まぁ、地元の釣り人はみんな知ってるけどね!【秘密の花園3】の先達であるT氏によれば、干潮からの上げっぱなが釣れる!らしいので、その時間帯からの釣行を目指す。と思ってたら、その時間帯ってちょうど日が変わるくらいの時間じゃん!ということは、下手すりゃ〜日が変わってから朝までハゼ釣りするの?でも、釣れる時間帯を逃すわけにはいかないので、やるしかないのである。日付が変わった頃に自宅を出発。愛車のライトは、昔懐かしい自家発電のダイナモ&豆電球。”ウィ〜ん、ウィ〜ん”鳴らしながら進むが、現場までにすれ違った自転車は20台はいたが、オッサンのような自家発電ライトはいなかった。夜間釣行なので、服装は冬の出で立ち&腰にカイロを貼り付け。更には天気が思わしくないので、カッパも着込んで万全の体制。出発時にはどこも寒くなくて完璧!と思ってたら、すぐに汗だくになった。程なくして現場が見えてくるが、思ったよりも照明が明るくてホッとした。やっぱり暗いのは怖いぢゃん?誰も居ないと思ってたら、ひとりだけ釣り人がいた。サツを交わし情報交換をすると、その方はシーバス狙いなんだけど、潮がいい塩梅に動くまでハゼ釣りするらしく、のべ竿を握りしめていた。なんでも前回シーバスをやっていた時に近場にワンサとハゼが居たらしく、今回やってみよう!ということらしい。オッサンも釣りの準備を始める。夜だから当然ヘッドライトを持って来てるんだけど、水をライト照らすと魚が逃げる事もあるので気をつけないとね。特にお隣りさんはシーバス狙いなので、気を使うな〜できれば赤色LED付きのネックライトとかがあれば良いが、夜釣り初心者のオッサンがそんなシャレオツなアイテムを持ってるハズもない。今晩の竿は『軽極ハゼ 硬式 360』T氏曰く「水際の石は滑って危ないから、長めの竿でもっと陸側の安全圏から釣りをすることになる」というアドヴァイスだったので3.6mの竿を持ってきた。オッサンの長竿と言えば『清流X 硬調 350』なんだけど、夜間で何かしらのミスで破損しては困るので、二軍の竿を持ってきた。夜釣りでこき使われるとは可哀想に…仕掛けは当然、いつもの胴突き仕掛け。いつでもどこでもこの仕掛け夜だからケミホタルを装着。夜に必須なこの一本!問題は釣りの邪魔をしないとなると小さい25タイプだけど、こっちは3時間しかもたない。でももう一つ上の37だと6時間光るんだけど、大きいから釣りの邪魔になるな〜とちょっと迷ったが、釣り優先で25に決定。二本入りだから、消えたらもう一本出せば良いし。色は魚の警戒心が薄れるという赤色をチョイス。赤色ってそう言われるけど、本当かな?どこにケミホタルを装着するのか?だけど、T氏によればウキと同じような位置に付けるらしい。アタリが分かるように竿の穂先に付けるなんて情報もあったが、投げ竿ならともかく、繊細なのべ竿の穂先に付けたら邪魔だろうし、下手すりゃ〜竿先が折れるよ!とうわけで、道糸の適当な位置に付け、釣りをしながら調整する。餌は良型・大型を期待してアミエビから始める。当然二匹掛け水温は19℃と触ると温かいくらい。水は温かいんで、忘れてはならないのがお守り。オッサンは釣りの時はいつもこのお守りを持ち歩いている。しかし、本日は大漁祈願ではなく、魔除けのお守りが必要なのでは?大漁祈願のお守りなんですが…お守りがトンチンカンでしょうがないので、『耳なし芳一』みたく身体中に経文を書いたのは言うまでもない。もちろん耳にもチン◯にもね。この昔話を『まんが日本昔話』で観たのをハッキリと覚えているが、あの番組って子ども向け番組だけど、かなりシュールでドギツい回もあったよね。今の世の中だと、とてもオンエアーできないお話。ここで、あまりにもヘビーでお茶の間の子どもたちにトラウマを植え付けたお話ベストスリー。『三本枝のかみそり狐』『吉作落とし(きっさくおとし)』『飯降山(いぶりやま)』※興味のある方はストーリー等調べてみてくださいね。とても子どもが観る内容じゃないので…準備完了にて釣り開始なんだけど、ハテ?どこからやろうかな?今現在は干潮から潮が上がり始めた時間帯。本日は大潮なので、かなり潮位が下がっていて、ここらへんが釣れそうだな〜と感じるポイントが陸地になっている。しょうがないので、水に立ち込んで釣り糸を垂れようと、ジャブジャブ水に入ってみるが早くも問題発生!長靴が浸水するではありませんか!?「ゲ!ダメじゃんこの長靴!?」速攻陸に引き返し、他をあたることにする。適当なエリアで始めるが、落としてすぐにアタリあり!という事は全く無くて、アタらないんですけど…もしかしてアタリに気付いてないのかな?赤いケミホタルも小さくて良く見えないし、今晩はそこそこ風が吹いているので、竿も風に煽られる。でも竿を上げるたびにしっかり餌が付いたままだから、喰ってきて無いのか…マズイな、この雰囲気…焦ってもしょうがないので、とにかく喰ってくるハゼを探すしかない。先週の外房遠征のハゼ釣りで学んだように、焦るがあまり餌をチョンチョン動かさないで、こういう時はジ〜っと待つ方が良いこともある。先週に習い、竿を動かさないでモサ〜っとしているとスン…と手元に振動が伝わってくる。「お!」っと反射的にアワセるが空振り。ハゼ居るじゃん!昼間なら、アタったスポットに寸分違わずに落とせるが、夜は見ずらくて良く分からん!なので「ここら辺かな〜?」なだいたいのスポットへ落とすことになる。すると着底と同時にアタり、今度は針掛かりした!んだけど、どうみても良型サイズにあらず。記念すべき夜釣りの一匹目はトホホなサイズ。ムムム、このサイズか…夜の恐怖に耐えながら釣りしてこのサイズとは、ガッカリだ。とは言え、ハゼは起きてるらしい。アタリももっと分かりにくいのかな?と思ってたけど、このサイズでもしっかり手元に振動として伝わってくるくらいにハッキリしていた。このアタリだったら、分かりやすくて釣りやすい。次も同じスポットに落とすと、またしてもスン!とアタって来た!「いるいる」次の投入で針に掛けるとギュンギュン暴れ始める。「お〜!大型じゃね?」と引きをいなしながら、大人しくなるのを待つ。上がってきたのは16cmとあの引きの割には小さかった。本日最大クラスでもこのサイズなら、夜に来た甲斐があるってもんだ。なんとなく釣り方が分かって来たので、ここからボチボチ釣れ始める。ハゼは固まって無くてバラバラらしいが、お互いにそれほど離れてもいないらしく、釣れた付近から他のも釣れてくる感じ。アタリエリアが正しければ、着底と同時にアタって来るが、この着底時が良く分からん。明るければ穂先の動きで着底が分かるが、なにぶん暗いので穂先なんぞ見えやしない。なので手元の感覚だけが頼りになる。夜だからか知らんが、アタりを感じてアワセても空振りが多い。恐らくは、前アタリを見逃してて、ハゼが逃げる時の振動ではじめてアワセを入れてるんだと思う。コレじゃ〜空振るわけだ。なので、一番針に掛けやすい、着底と同時のアタリは見逃したくないところ。とにかく、着底時の判断はしっかり意識するようにやっていたら、釣れるようになって来た!10数cmも上がってくるが、ここらへんのサイズもけっこう上がってくる。このサイズなら夜釣りも良いね〜そこそこ釣れたが身体はヘトヘト…夜釣りに慣れてきた頃、時間は丑三つ時。急に空気が変わる。そこそこアタリはあったけど、この時間帯になると急にアタって来なくなった。”あ、近づいて来てる…”人の視線を感じる。かなり離れていたお隣りさんは釣れなかったらしく、ちょっと前に帰ってしまい、この釣り場にはオッサンひとり…ひとりなハズだけど人の気配がする。マズイな。やはり大漁祈願のお守りでは効果なかったか…オッサンが緊張しながら身構え、意識は向けてるんだけど、なるべくそちらを見ないようにしていた。”すぐそばまで近づいて来てる…”もう足音も聞こえてきた。そしてついに姿が…ルアーマンだった。こんな時間帯でもそこそこな人数のルアーマンがウロウロしてて、ヒュンヒュンとルアーを投げている。友人にも夜専のルアーマンがいるが、よくこんな時間までやってるよな〜!その友人も夜にナイスサイズを釣り上げているから、やはり夜は釣れるんだろうな〜釣れない原因を打開すべく餌をチェンジしてみる。と思って、遠くに置きっぱなしの荷物を取りに戻ってみると、アレ?見たことある自転車が停まっていた。T氏である。いつもの癖で「おはようございます!」とサツをするが、まだ夜中だし。そう言えばO氏が「Tさんは早めに行くって言ってたよ」だったな〜そうだよな〜、釣れる時間帯を知ってるし、ソレを逃すT氏ではないからな。物陰に隠れて見えなかっただけど、けっこう前から来てて、そこそこ釣れているらしい。こんな恐ろしい時間には、誰かしら同士が居ると心強い。これからは安心して釣りに専念できる。もうすぐするとO氏とH2氏も来るハズ。実はオッサンが夜釣り来る事を言ってたんだけど、この二人には早くから来ることを隠していた。『隠してた』というと聞こえは悪いので、『予定を変更した』が正しい。オッサンも三時頃を目安に来ようと思ってたんだけど、T氏の【潮の上げっぱな】情報を後から知ったので、騙した訳ではないが、ソレを訂正するのも面倒臭かったのでそのままにしておいた。まぁ、忘れた頃にくるんだろうて…んで、先週のハゼ遠征の余りのイソメ。そもそも本日無理してハゼ釣りに来たのも、このイソメを消費するためでもあった。んだけど、さすが先週の残りものでとっくに昇天してて、半分溶けたような状態で臭いも強烈!コレでも釣れなくは無いと思うが…餌をイソメに変えた途端、先程までの音沙汰なし状態が嘘のようにハゼが喰ってくる。いきなりこのサイズお!やはりイソメ餌が良いらしいな!ここから再び楽しいハゼ釣りが始まる。ただ、相変わらず空振りもあって、イソメ餌の垂らしの長さをいろいろ変えてみる。最初はアタリ重視で4cmくらいにしてたんだけど、アタっては来るが長過ぎて針に掛からない。次は1cm垂らしにすると掛かりは良いんだけど、少しアタリが遠くなるし、アタックしてくるハゼサイズも小さくなる印象。なので、イソメの垂らしは2cmに落ち着いた。しかし、なにぶん半分溶けたイソメなので餌持ちが悪く、アタったり釣れたりするたびに餌を付け直すことになり、アッという間にイソメが無くなった。頼みの綱のイソメが無くなり、手持ちのアミエビやホタテを使ってみるが、やはりここのハゼはアオイソメがお気にらしくアタリ方が鈍い。こんな時は、まさかの時の友こそ真の友。T氏にイソメを恵んで貰いに行くと、大量のイソメを分けてくれた。「釣具屋のポイント交換で全部イソメにチェンジした」との事。イソメも高価な餌にレベルアップした昨今。大きな餌箱に溢れんばかりの大量なイソメ。どんだけポイント貯めてたんだよ!貧乏臭いハゼ釣り人が多い中、T氏は持ってるアイテムもファッションも良品で揃えてるからポイント溜まったんだろうな〜ヨシ!コレなら餌の心配はいらないぞ。餌は無限にある!オッサンのガセネタに踊らされたO氏とH2氏も到着し、賑やかになる【秘密の花園3】コレで魑魅魍魎も近づいてこないだろうて。やはり餌は新鮮に限る!オッサンの腐ったイソメとは全然喰いが違う。ハゼの活性も良くなり、入れ喰いとまでは言えないが、明らかにアタリが多くなった。この頃になると【秘密の花園3】のポイントの傾向も見えてきて、なんとなく釣れるスポットも分かってくる。ただ、今後のために釣り場全体も見ておこうと広く探ってみる。って、また恐怖の夜釣り来る気か?オレ?釣り方としては、やはり餌を頻繁に動かすよりは、大人しくしている方が喰ってくるかな。落としてから30秒ほど待って、アタラなければ動かして誘ってみる感じ。誘いもチョン!と動かすのではなくて、その場で餌を揺らす程度が反応が良かった。釣り場の傾向と対策が分かってきたので、そこそこ釣れて楽しいハゼ釣りになるが、如何せん、1時からやってたもんだから夜に弱いオッサンは身体がダルくなってくる。眼もショボショボしてきて、餌付けがマトモに出来んぞ!空は白々して来て夜明けが近い。やっと夜が終わる!オッサンはもう満足するくらいに釣れてたんだけど、後から来たお二人はまだまだ納得してない様子。しょうがないよ!釣れる時間帯を逃してるんだから。いつもはすぐ釣りに飽きてダベりはじめてしまうO氏も、今晩は真面目に釣り糸を垂れている。まぁ、ダベる相手もいないもんだからしょうがなく釣りしてるんだろうけど、真面目にやればちゃんと釣れるんだから、普段からこうやってハゼ釣りするべきだろう。いよいよ明るくなり朝がやってきた!やっと朝だ!ハゼ釣りも終了!と思ってたんだけど、誰も終わろうとしないんですけど…明るくなるとアタリが無くなると言われた通り、ハゼのアタリも遠のき、釣れても10数cmサイズばかりになる。もう終わりにしようよ!無言の眼力で彼奴らを睨む。後から来たO氏H2氏はともかく、オッサンとほとんど同じ時間帯から釣りしているT氏も一向に止めようとしない。T氏はそこそこお歳を召しているが、オッサンはもうヘトヘトなんだけど、すげぇ〜バイタリティだな、この人!まぁ、最近のハゼ釣りは全然釣れてなくて皆な憤ってたから、そこそこ良いサイズがそこそこ釣れて面白いんだろうな〜オッサンはさすがにもうギブアップで納竿。地獄の夜釣りで5時間半ほどで73匹とけっこう釣れて楽しかった。ビクも賑やかだ!73匹の内訳は、15cmオーバーが1割、13〜15cmクラスが6割、それ以下サイズが3割といった感じ。欲を言えば、もっと大型サイズが上がって欲しかったし、一匹で良いから20cmオーバー釣りたかったな〜今後の課題としては、ケミホタルの付ける位置をどうするのか?・穂先付近の道糸にケミホタルを付ければ、オモリの挙動が分かる・ウキみたいに水面近くだと、だいたいの仕掛け(餌)の位置が分かる・仕掛けの上くらいだと、仕掛けを上げた時にキャッチしやすいって感じになる。いっそのこと、全部にケミホタル付ければ完璧じゃね?と思うが、ソレだと邪魔でしょうがないよね。餌はアオイソメが一番反応が良かった。アオイソメ>>>>ボイルベビーホタテ>>アミエビくらいな感じだった。まぁ、しばらく通ってみればもっと具体的な問題点や解決策も見えてくると思います。って、また夜釣り行く気か?オレ?次の記事>>>「2023年度28回目のハゼ釣りはオッサンはレベルアップした(と思う)」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度28回目のハゼ釣りはオッサンはレベルアップした(と思う)
    2023年28回目のハゼ釣りは「オッサンはレベルアップした」2023年11月3日。2023年28回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:1時00分くらい(潮位:37cmほぼ干潮)〜6時30分くらい(潮位:130cm上げ7分)中潮水温:19℃釣果:マハゼ61匹(10cm〜16cm)竿:3.6m(軽極ハゼ 硬式)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメ時々ベビーボイルホタテ&アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け前回に引き続き、今回も肝試し第二弾!いや…、別に肝試しでもなんでもなくて、単にハゼ釣りなんだけど、オッサンにとっての夜釣りは最恐のお化け屋敷に突入するくらいの覚悟です。なにせ、コッチは作り物ではなくてモノホンなもんで…よくyou tubeとかで心霊映像とか心霊スポットの映像が見受けられるが、アレって作り物がほとんどだと思う。若い頃にしょっちゅうモノホンを見ていたオッサンに言わせてもらうと、あんな見え方してなかったし、どうみても『その部分』が周囲の映像とマッチしてないというか、馴染んでないのが多い。まぁ、あの手の映像はお化け屋敷と同じで、ドキドキしながらも楽しんで観れば良いのであって、真偽を問うのは野暮ってもんだ!ただ、中には「コ、コレは!?」という奴もあったりもする。本当かどうかは知らないが、本物があまりにもハッキリと映り過ぎているのは公開できないらしい。なんでもそうなんだけど、チラリズム程度に抑えておく方が、視聴者は一番反応する。パンチラ、胸チラ、ブラチラ…etc、世間には様々なチラリズムがあるが、ふとした拍子に一瞬チラリと見えるという状況に、強い色気や魅力を感じるのがチラリズムの魔力。バッチリ見える「モロ見え」よりも、チラリと見える程度の方が風情と風流を感じる官能的な嗜好。見えそうで見えないんだけど、チラっと見えた!このさじ加減が肝なのである。あと、ついでに言わせてもらうんだけど、you tubeで心霊スポットとかよく行くじゃん!じゃん!って馴れ馴れしくすることもないんだけど、和洋問わず『心スポに突入してみた!』的な動画がよくある。不思議なのが、自ら率先してそんないわくつきのスポットに赴き、動画配信までしとるのにも関わらず、ちょっと物音がしたり、怪しい存在が見えただけで、尻尾巻いてそそくさと逃げ帰って来るってどうよ?一体何しに行っとるんじゃ?行くなら、その怪しい原因をしっかりと突き止め、映像に残して来いよ!ちょっと音がしただけとか、ちょっと変なのと出会いました程度で逃げてくるな!そもそもが、そんな程度の覚悟なら最初から行くな!期待して観ている方も、アチラの住民にも失礼だよ!んで、何だっけ?そう!肝試し、じゃなくてハゼ釣りである。今回もハゼの夜釣りに行ってきました。まぁ、前回は初の夜釣りで、夜通しハゼ釣りしたもんだからすごく疲れたけど、良型ハゼがけっこう釣れたので夜釣りの印象がジャンプアップ!今回も二匹目のドジョウならぬ、二匹目の良型・大型ハゼを目指して夜の闇へ突入! 潮が低すぎて釣りにならん!今回も夜釣りの現場は【秘密の花園3】夜釣りとは言え、釣れる釣り場はとても貴重で限られてるので、ここでの釣り場の発表は控えさせていただきます。あしからず!前回がそうであったように、今回も干潮からの上げ潮狙いと思って潮汐を調べてみたら、草木も眠る丑三つ時が干潮時間うわ!またこの時間かよ。釣り開始を2時からとする。この釣り場は空が明るくなると釣れなくなったり、せいぜい10数cm程度のハゼばかりが釣れるようになるので、納竿時間は6時までと仮定。するってぇと、4時間の釣行になり、ちょっぴり物足りないかな?昼間なら十分な釣行時間なんだけど、夜は暗いからか時間の感覚が麻痺するからなのか知らんが、アッという間に時間が過ぎる。という訳で、釣り開始時間を少し早めて1時に現場に到着するように行動開始。もう11月に突入したんだけど、本日の東京の気温は夏日なんて言われるくらいの予報。とは言え、よる夜中は寒くなるので今回も完全冬支度の体制で、腰には貼るカイロ&足元は防寒長靴を着用。ちなみに前回も冬仕様で臨んだけど、長靴は普通の奴だったので、足先が冷たかった苦い経験があった。なので、今回はオッサンが長年愛用している最強の防寒長靴を装備。リンクんで案の定、現場へ向かって愛車を漕いでると汗だくになった。まぁいい。コレくらいがちょうど良いのだ!釣り場で身体が冷えたら、どうしようもないからね。現場に到着すると、ルアーマンがひとりでハゼ釣り人はいなかった。ルアーマンってけっこうデカい音でビュン!ビュン!投げるもんで、おっかないから少し距離をとって釣りの準備を始める。本日も使う竿は『軽極ハゼ硬式 360』軽いんだけど、ちょっと柔ら過ぎるのが玉にキズ。良い竿なんだけどね〜仕掛けは、いつでもどこでも何度でも、ハリス3cmの胴突き仕掛け。軽極にシンプルな仕掛け夜釣りなもんだから、やはり光る目印は必須。なんだけど、ソレを付ける位置をどこにするのか?で結構悩む。前回は初めての夜釣りだったもんで、右も左もサッパリ分からなかったから、先達の教えに従ってウキを使った時と同じ感じの位置に付けてみた。しかし、どうにもパッとしなかったし、中途半端な位置だったので釣りの邪魔になっていた印象。そこで、今回は作戦を変更し、ハリスのすぐ上と道糸の一番上のダブルライト作戦。暗くて見えないと困るのが、竿先の挙動。オモリが着底した時とかハゼがアタった時が良く分からないと、釣果に影響する。アタリは手元の振動で分かるっちゃ〜分かるんだけど、やはり竿先でアタリが見えた方が楽しい。でも一番の理由は、オモリが着底した時が分からないのが困ったから。一番針に掛かりやすいアタリが、着底すぐのアタリ。なので、着底時には既にアタリが取れるよう、道糸を張っておかないとそのアタリが取れない。竿の穂先にライトをテープで取り付けるなんて情報もあったが、穂先はのべ竿の命だし、例え小さく軽いあんなライトでも釣りの邪魔になると思う。という訳で、道糸の一番上、つまりは穂先のすぐ下に取り付けてみました。取り付けたライトは二種類。釣具ではメジャーな『ケミホタル』と100均でお馴染みの『ケミカルライト』サイズはいずれも小さい25のタイプをチョイス。ケミホタルは色を選べるが、100均のはイエローしか見たことないな。でも100均は8本も入ってのお値段なのでとてもリーズナブル!だけど、ちゃんと発光するのかはちょっぴり心配ではある。左が『ケミホタル』で、右が100均『ケミカルライト』ハリスのすぐ上と道糸の一番上に装着発光具合はこんな感じ餌は前回でも印象が良かったアオイソメから始める。やはり新鮮なイソメが良いよね!水温は前回と同じ19℃今の時期はこの辺で安定してるのかな?さぁ、釣り開始じゃ〜!今日も爆釣day!!と思ったが、今現在は前回にも増して潮が低すぎるんですが…ここらは遠浅なので、潮が低いと釣りにならん!「まいったな〜、やはり来る時間が早すぎたか…」しょうがないので、水にジャブジャブ入り込んで、立ち込んでやるしかない。前回の長靴は浸水したが、今回のは問題ないようだ。思いっきり沖に向かって投げ込んでみるが、着水と同時に着底したので、水深なんてあってないようなもんである。当然、なんの音沙汰もない。「だよな〜。コレじゃ〜釣れんわな〜」と思ってたら、スン!とアタって来た!お!いたいた!次で掛けたが、上がってきたのはやはり小ハゼ。この浅場じゃ〜、こんなサイズだわなただ、今回のダブルライト作戦は調子良くて、ハリス上のライトがあるので狙ったスポットに寸分違わずに落とせるし、上のライトでオモリの着底が分かる。「良いね、ダブルライト!」と自画自賛なオッサン。しっかり狙えるからか、チョロチョロと釣れ出したんだけど、浅いからか上がってくるのは10数cmサイズばかり。一匹だけナイスサイズが釣れたが、コイツだけだった。コレくらいが釣れればな〜…程なくして、どこに落としても音沙汰が無くなる。けっこう歩き回って広範囲に探ってみたが、ここら一体は遠浅ばかりで変化がないので、どこもかしこも生命反応が無かった。干潮時間帯が終わり、潮がある程度まで上がって来ないと釣りにならんか?ってことは、あと2時間ほどこの地獄の釣り場で時間を潰すしかないのか?と気が重くなっていると、後ろからオッサンを呼ぶ声がする。O氏である。「うわ、また夜釣りに来てるのかこの人」確か、一昨日も夜釣りしていたような?いくら昼間は釣れないからと言って、夜ばかりじゃ身体がもたんだろう。もういい歳なんだから…しばらくはとりとめもない話をするが、本当にとりとめもない時間だった。新たな学びはありがたや〜ボケ〜っとしてても始まらないので、ちょっと気になっていたエリアに移動。ここからちょっと離れるんだけど、ネットの衛星画像で「ここら辺も釣れるんぢゃね?」と思っていたスポットがあった。O氏もソコは知っていたが、O氏的にはどうやら気に入らないご様子。まだ潮が上がってくるには時間があるので、とにかくそちらへ向かう。そちらには二人の釣り人がいたんだけど、ひとりはルアーマンでもう一人はのべ竿を握っているようだった。「ん〜?ハゼ釣ってるの?」暗いので良く見えないけど、目を凝らしてよく見るとなんか見たことのあるシルエット。TG氏だ!TG氏とは、地元の大井ふ頭の釣り場はもちろんのこと、普通の釣り人が行かないような釣り場にも通っている、神出鬼没なハゼ釣り師。もちろん夜釣りも厭わないというか、むしろ夜釣りが専門で、その勢いで昼間もハゼ釣りしている「この人、いつ寝てるの?」という感じのタフガイ。当然ながら【秘密の花園3】は知り尽くしているエキスパートである。この御方がここに居るということは、ココは釣りになるという事で希望が見えてきた!「潮が引いた時はココで釣れるよ!」とTG氏。ヨシ!一丁挽回しちゃる!!というオッサンのやる気は、阪神の森下なみの渾身のフルスイング空振り…どこに落としてもアタリがないのである。確かにこのスポットは水深もあって釣れそうなんだけど、アタらないんだな〜かたや、TG氏はさっきからコンスタントに良型ハゼを釣り上げている。「ハァ?なんで?」しばらく釣り方を眺めるが、オッサンとはまるっきり対極の釣り方。着底させるとすぐにチョン!チョン!と竿を小さく竿を煽りながら、手前に引いてくる。「こうしてるとアタって来たり、根掛かりみたいに動かなくなると、ハゼが喰って来てる」とTG氏。オッサンも真似してるんだけど、全然アタらないんですけど…そもそもが、そのチョンチョンが上手くいかない。TG氏の竿はそうとう硬いらしく、クイックに煽ることが出来ているようだったが、オッサンの竿はかなり柔らかいのでチョンチョンが出来ない。チョンチョンの間隔と、動かし方の幅がどうしても大きくなってしまう。「ムムム、難しいぞ!この動きではハゼが散ってしまう」全然釣れなくはないが、TG氏のような釣れ具合には程遠い…驚くべきは、この暗い中、TG氏はライトもケミホタルもな〜んも付けてないのである。それなのに餌付けや釣れたハゼを外したりと、暗闇の中、テキパキと作業している。さすがこのレベルになると夜目が利くようになるのか?はてまた、見聞色の覇気でも身に付けているのだろうか?たぶん長年の夜釣りで、夜行性の生き物にトランスフォームしてるんだろうと思う。TG氏がどんな悪魔の実を食ったのか知らんが、長い年月を掛け、暗闇の中でもライトを必要としないこのハゼ釣法を編み出したんだろうて。なので、オッサンがパッと見で真似できるシロモノではなく、こっちは釣れないわけだ。それでも、ハゼ釣りの引き出しを増やすべく、真似しながらやってみる。まぁ、釣れないんだけど、ここで諦めてしまっては自分の裾野を広げることは出来ない。何かを取得するには、それなりの時間と労力、諦めない粘りが絶対に必要であり、ハゼ釣りとてそうなのである。自分のやり方に固執するだけでは、あらゆる事態に対処するなんて出来まへん!しばらくTG釣法を練習していたが、そろそろ潮がいい塩梅になってきたので、最初のスポットに移動する。この時点で10匹ほどの貧果で、「今日は釣果は諦めよう。まぁ、新しい釣り方が見れたのがせめてもの慰めかな…」と諦めムードだった。んがしかし!ここから挽回開始!!どこでもという訳ではないが、アタリが頻発し始めた。釣れるハゼは10数cmが主だが、たまには15cm前後も上がってきて、楽しいハゼ釣りが始まる。いつものオッサンなら落としてしばらくアタリを待つんだけど、先程のTG釣法でやってみるとアタリが出るのが早くなる。今までのオッサンの釣り方が『静の釣り』とすれば、TG釣法は『動の釣り』という感じ。でも夏のハゼ釣りがそうであるように、もともとのオッサンの釣り方はチョンチョン餌を動かしてるんだから、コッチの方がオッサンには合っていると思う。しかしそのうちに、動かし続けるよりも、チョン!とやったら5秒ほど待って、またチョン!5秒待って(以後リピート)…、とハゼに喰わす間をあげた方が針掛かりが良くなるのに気づいた。人間日々成長だ!いつの間にかTG氏とO氏がコッチの釣り場に戻って来ていた。オッサンが気持ちよく釣っているのを見て、闘志が湧いたようである。TG氏は釣れていたが、O氏はお歳のせいか休み休みで「ちょっと休憩で座ってると、いつの間にか眠っちゃうんだよ!」聞けば、今週は本日で夜釣り3日目らしい。そりゃ〜身体にこたえるよ!空はすっかり明るくなり、朝になったが、さすがに釣れるハゼサイズは縮んだけど、アタリ自体は続いていた。まだまだ釣ろうと思えばいくらでも釣れる雰囲気だったが、キリがないので、アオイソメが無くなったタイミングで納竿。5時間半ほどで61匹と前回よりも釣れなかったけど、前半の貧果を考えれば挽回できたと思う。よくここまで挽回したな〜、オレ!ケミカルライトは、理想を言えば、仕掛け部の上と道糸の上にふたつ付けると釣りやすかったけど、ケミカルライトが根掛かりすることもあるらしく、ケミカルライトごとロストが発生。なので、今のところ道糸の一番上にひとつ付ければ良いかなと思ってます。ちなみに25タイプは3時間くらいしか光らないので、道糸の上に付けるのなら、もっと大きいサイズでも釣りの邪魔にならないカモね。まぁ、100均のは8本も入ってるんだから、見えづらくなったりチェンジすればいいか!そんなことよりも、オッサンもTG氏のように夜行性になればライトもいらなくなるな。今日はハゼが釣れたよりも、TG釣法(改良版)というお土産が一番の収穫だった。釣りでもなんでもだけど、人生の幅が広がるのはワクワクするよね!「テレレレッテッテッテー♪」帰り道、オッサンの頭の中でドラクエのレベルアップの効果音が鳴り響いていた。次の記事>>>「2023年度29回目のハゼ釣りは夜釣りってデリケート!?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度29回目のハゼ釣りは夜釣りってデリケート!?
    2023年29回目のハゼ釣りは「もしかして夜釣りってデリケート?」2023年11月5日。2023年29回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇りのち晴れ釣行時間:1時00分くらい(潮位:85cm下げ7分)〜6時30分くらい(潮位:90cm上げ5分)小潮水温:19℃釣果:マハゼ45匹くらい(10cm〜16cm)竿:3.5m(軽極ハゼ硬式 ぶった切り Ver.)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けもうすっかりお馴染みのハゼの夜釣り。昼間のハゼ釣りが数・サイズ共にパッとしないもんだから、夜の釣行に行き始めたんだけど、昼間より釣れるのは疑いようもない事実。例年なら、もう11月ともなればハゼの穴釣りが始まってて、調子が良ければ数も上がり、20cmオーバーも期待できる時期でもある。ところが2023年の穴釣りは、どうにもこうにもしっくりこない。んだば、いつものハゼ釣り場というと、もうほとんど終了なもんだから釣りにすらならん。最後の手段で夜釣りというパンドラの箱をオープンしてしまったオッサン。もう既に2回ばかり夜釣りに行ってるんだけど、実は、夜釣りってもっと簡単だと思っていた。ただでさえ『アホな魚の代表というイメージのハゼ』が、警戒心が薄れた夜の釣りともなれば、な〜んも考えないで本能のままに餌を喰いまくって来る、そんなイメージがあったのは否めない。とは言え、実際にはあの手この手で攻めないと釣れないし、すぐにスレて喰って来なくなるしで、それほどアホでもないんだけど、時にはアホみたいに釣れる事もある。「ハゼの夜釣りなんて苦労せずとも釣れるんだろうて…」と至極簡単に考えていた。ところが実際に釣り糸を垂れてみると…ほとんどはポツンポツンと忘れた頃釣れる程度で、ガンガンに釣れる!なんて夢のまた夢。竿先なんて見えなくて、アタリは手に伝わってくる振動で取るのが基本。なので、ハッキリしたアタリしか拾えない。※今日は居喰いのような雰囲気のアタリがいくつか拾えたけど。釣れたりとかアタリがあったスポットに寸分違わず落とす、なんてほぼ出来ないし、餌付けだってライトを使っているんだけど、暴れるアオイソメに正確に突き通すなんてなかなか上手くいかず、モタモタする始末。まぁ、餌付けがやりにくいのは、オッサンの老眼のせいでもあるんだけどサ!夜釣り時の困惑を体験すると、人間がいかに視覚に頼って生きているのか?を実感し、単に暗いというだけで、どれだけ行動や判断力が制限されてしまうのかを痛感する。釣り場って、明るいときでさえ少々危険が伴うんだけど、それが夜の暗闇ともなれば、危険度MAX!一応、オッサンが行ってる釣り場には街灯があって、適度には見えるんだけど、さすがに水に突き出た石組みとかに乗る時は、かなりの用心深さが求められる。明るければ、乗っても大丈夫な石と危ない石はすぐに見分けがつくんだけど、夜になると判断が難しい。なので一歩一歩がとても遅く重く、まるで絞首刑の十三階段のような重い足取りで移動しなくてはならない。このように夜釣りでは全ての行動が制限され、慎重さが求められるのである。こんな調子だから、「ヒャッハー!爆釣だぜえ〜!」なんてなるわけがないのだ。うわ〜、釣れないんですけど…オッサンは夜釣りの時は、必ず数時間の仮眠をとる。なにせ、神経をすり減らす夜釣りを朝までやるんだから、体力は温存しておきたいところ。日付が変わる頃に起き出すが、家族はまだ起きていた。最初の夜釣りの時は、ちょっぴり心配もしてくれたが、現在は「いってらっしゃい!」の言葉の奥に”あ〜、また行くんだ…。懲りないね〜”という、呆れというよりも軽蔑の部類の心情が見え隠れしている。コレも釣りあるあるで、多くの釣り人が経験する、まるで月面の昼夜のような家族との温度差。本日も完全防寒仕様で自宅を出発するが、東京では今日も季節外れの夏日らしく、もうこの時点で暑い。愛車を漕ぎ出すとさらに暑い!漕ぐこと40分ほどで汗だくで現場に到着するが、いつもの夜釣り現場には前回もいたルアーマンがひとりいただけ。肝心の潮位を目視すると、ギリギリ釣りになりそうな塩梅。しかし、今日はコレからもうちょっと潮が引くので、まずはスタートダッシュで釣り上げて、その後はまた考えることにしよう。いそいそと釣りの準備を始める。本日の竿もいつものように『軽極ハゼ 硬式 360』ではあるんだけど、竿に少々変化があります。一見いつもの竿だが…思い切って穂先を短くしました!バスン!とカット!っというのも、この竿は『硬式』と謳ってはいるんだけど、実際にはかなり柔らかい。柔らかいが故、誘いとかの操作が難しく、やりづらかった。ずっと気にはなっていたんだけど「コレがこの竿の特性だろうて…」と諦め、当然二軍落ちで、登板回数も激減気味だった。前回の夜釣り時に、すぐ隣りで仲間のTG氏が盛んに竿を煽り続ける釣法で、良型ハゼを釣りまくっているのを見せつけられた。オッサンも真似してみたんだけど、小刻みにクイックに操作できなくて難儀し、当然、たいして釣れなかった。原因のひとつに竿の硬さがあると思う。ある程度硬い竿じゃなきゃ、あんな操作が出来るハズもない。まぁ、TG氏が長い年月を掛けて編み出した釣法だろうから、そう簡単に真似出来るものでもないかも知れんが、アレをやるにはもっと硬い竿じゃなきゃダメぢゃね?「いつまでも使えない竿としてホコリを被っているくらいなら、メタモルフォーゼして少しでも使える竿にしてやろう!道具は使ってなんぼのもんじゃい!!」っと、ついに決心がついた。ではどれくらい短くするべきか?オッサンの一軍竿は『清流X 硬調 35』で、どうせなら長さを合わせれば仕掛けの互換性も出来て便利だ。多分、10cmくらいの違いだろうから、その分をカットすればいいから、ちょうど良いぢゃん?長さを二本の竿の長さを揃えてバスン!とカット。やったことがある方は分かるだろうけど、のべ竿ってビビって数cmカットしても何も変わらない。やるなら5cm単位じゃない変化がないんだよね〜実際には13cmほど切り落としました。内心”ちょっと切りすぎたかな…?”と、カットした後に不安になったのはナイショだよ!二本の竿の長さを揃えたんで、今回はエサ箱にもケミカルライトを付けてみました。今まではヘッドライトで照らしてたんだけど、エサ付けのたびに、ライトスイッチのオンオフも面倒なので、「もしかしたらケミカルライトで照明代わりになるカモ?」でやってみました。100均で一番大きいサイズテープで餌箱に固定怪しく光る餌箱イソメをライトアップ餌はアオイソメで垂らしは2cmが基準かな。針掛かり重視で短くすると喰ってこなくなるし、長くすると喰ってくるけど針掛かりが悪くなるし。垂らしはこんな感じ水温は19℃で3回とも同じ水温なのは、ここらへんで安定しているのかな?なぜがいつも同じ水温あと、ケミカルライトは穂先のすぐ下の道糸に、ひとつだけ付けることにしました。コレなら着底もアタリも分かるしね。準備完了にてハゼ釣り開始なんだけど、いつものお立ち台となる石組みが今日はやけに滑る。雨は降ってないはずなんだけど、全体的に濡れてるようで危ないな。夜中でこんな釣り場でドボン!したらシャレにならないので、一歩一歩慎重に足を踏み出す。やっとこさ目的の足場に到着し、周りに誰もいないのを確認して、水中にライトを照らしてみる。釣れる時ってハゼがチラホラ見えるんだけど、今日は全く見つからないんですけど…おまけに水が少し濁り気味だ。う〜ん厳しいかな?まずは適当に沖に向かって第一投。やはり水深は浅いが、喰ってくる時はこんな浅くてもアタってくる。んがしかし、本日はハゼのご機嫌はよろしくないようで…どこに落としても音沙汰なし。「これはマズイな〜」今現在はまだ潮が引いている状態で、干潮まではまだ時間があるので、状況の改善は期待できない。とにかく喰ってくるハゼを探すしかないんだけど、なかなか見つからないんだな。開始から20分ほど経った頃にやっと最初のアタリが来た!アワセると掛かったが、すぐに外れた。「チッ!なんだよ!!」次も同じスポットに落とすが、シ〜ン…と反応がない。アタって来ても針に掛からなければセカンドチャンスも期待できるが、中途半端に針に掛かってからバラすと、スレてもう喰ってこなくなる。方向を変えてみると、またしてもアタって来た。今度はしっかりと掛かって、本日の一匹目。一匹目はいつも小さい…すぐに次も釣れてくるが、10数cmサイズで小さいな〜この後はたま〜に上がってくるが、同じように10〜13cmくらいでつまらん!一匹だけ良型が来たけど、コイツだけだった。このサイズがコンスタントに釣れればな〜その後はプッツリとアタリが途切れた。今日は小潮で、まだ潮は引き続ける。ここで粘っても無駄と判断したので、移動開始!夜釣りの勘所は未だ分からじやってきたのは、仲間内では【島】と呼ばれるスポット。釣り場ではこのように、特定のスポットに常連にしか分からないニックネームが付いている事が多い。こうすると、お互いの情報交換時に、どこで釣り糸垂れたのかが分かりやすいからだ。前回は【島】を根城にしてるTG氏がいたんだけど、今日は誰もいなかった。ヨシ!ここから爆釣開始じゃ〜!の意気込みは、やっぱり空振り…相変わらず、ポッツリ…ポッツリ…程度なのでした。「ここでこの釣れ方なら、もう手の施しようがない…」もうお手上げ状態なオッサンは、ただ無気力に竿を握っているだけなのでした。すると、遠くから自転車のベルの音がしてくる。来たか!O氏とH2氏である。しかし、O氏は大丈夫か?この歳になると週イチでもキツイんだけど、O氏は今週は4度目の夜釣りなもんだから、疲労困憊らしく、前回なんて暗くても分かるような大きな穴に落ちて怪我したらしい。仲間内では「もう致死回数まで夜釣り行ってるから、いつ”ドザえもん”になってもおかしくない」とまで噂されている。そんなハゼ釣り仲間の心配をよそに、本日も夜釣りに登場のO氏。もう此奴が水に沈んでても、見て見ぬふりをしよう!ここにはカニもエビもたくさんいるし、ハゼも雑食性だから亡骸を完食してくれるだろう。O氏も釣り場で露となれば本望だろうて。サツを交わし、開口一番「今日はダメだよ!」とオッサン。まぁ、ダメと言われても、もうこんな夜中にこんな釣り場に来ちゃったもんだから、とにかくハゼ釣りをやるしかない。んですぐにH2氏が連打をぶちかましてくる。「なぬ!?こんチキショー、ここの次はまさにあそこをやる予定だったのに…」あんなのを隣りで見せつけられたら、コッチもやらん訳にはいかない。再び身体にバラ鞭打って、やる気復活。チョロチョロと釣れるようになるが、思うように数が上がらないな〜ハゼのかわりに喰ってくるのがコイツ。チンチン(クロダイの幼魚)と思いきや…小さなアタリでアワセると突然暴れだす。もう一発でハゼじゃないのは分かってて、細かく小さくだけど強烈に引いてくるそのアタリ方から、チンチンなのは明白。竿を立てて強い引きをいなすんだけど、柔らかい竿だとなかなか手前に寄ってこない。最後は道糸かハリスが切れると思ったけど、なんとか上がってきた。コイツの正体は【キビレ】クロダイと良く似てて、見分ける方法は「ヒレが黄色いとキビレ」なんて言われるけど、個体差があるので絶対ではない。なので、キビレとチンチンの見分け方は側線から上の鱗列の数でみると良いと思います。上の画像のように、3本くらいならキビレで、5本くらいならチンチン。でも、こいつが掛かると嫌なんだよな〜ヒレにトゲがあるから気を付けないと刺さるんだよね。人によっては、クロダイよりもキビレのほうが美味と言われてるが、オッサンは喰った事はないし、食う気もないから、一生分からんだろう。ちなみに今日はキビレが3匹釣れた。かわいいサイズのキビレこのサイズでも強烈に引いてくるぞ!ちなみに本日はウロハゼも釣れた。良いサイズだけどいらんわ!こんなかわいいウロは初めてだキビレも良型ウロも、あの強い引きがマハゼだったらな〜っと思うこと山の如し!的外れなブツが釣れてくすぶっていると、なんとMR氏が現れた。MR氏が夜釣りに来るなんて、想定外だった!聞けば、常連達が夜釣りに通っているので「そんなに夜釣りって楽しいの?」の真偽を確かめに来たらしい。ここへ来る前は【秘密の花園2】でやってたようだ。【秘密の花園2】→【秘密の花園3】と秘密を釣り歩く男。MR氏は絶対に夜釣りに来ないと思ってたのに、既にMR氏の身体に別の魂が入り込んでいるのかも知れない。ちなみに【秘密の花園2】での釣果はそこそこらしいがサイズが小さかったらしく、【秘密の花園3】の良型ハゼを釣り上げ「このサイズが釣れるなら、夜釣りに通うのも分かるわ〜」と納得のご様子。とは言え、ハゼが釣れるようになったわけでもなく、相変わらずパッとしない。そこで、さっきから気になっていたことを行動に移す。今までは3.5mの長竿でやってたんだけど、2.1mの竿にチェンジする。実はこの【島】エリアの傾向として、沖ではなく、手前の方が釣れやすい感じ。なので、長竿で手前を探ったら釣れ出したので、それならば!っと手前がやりやすい短い竿でやってみる。んでやっぱり、数が上がりはじめた。手前に仕掛けを垂直に落として、餌をフワフワ上下に揺らしてるとハゼが喰ってくる。穴釣りでよくこんな誘いをやるんだけど、まさにコレで、竿が短いから良型が掛かると竿がギュン!としなって楽しい。時には入れ喰いになり、「お〜!この釣り方も良いじゃんオレ!」と自画自賛。でも手前は岩場なので、ダボハゼや本日最大のウロハゼも上がってくる。「20cmオーバーのマハゼ来た〜」と思ったら…朝が来て、そんな短竿釣りもそろそろお開き。いつものように5時間半で45匹くらいと釣れなくはないが、釣れたともいい難い釣果。う〜ん、今日は厳しかったな〜”くらい”となっているのは、カウンターが壊れてしまい、初めはちゃんと数えてたんだけど、夜通しの釣りで頭がボケ〜っとなり数が分からなくなったから。100均カウンターはひとシーズンもたないな。安いから良いんだけど、オッサンは数が数えられないもんで、壊れた時に困るな〜本日お試しの『軽極ハゼ 硬式 360(カットVer.)』ですが、チョンチョンと煽る操作は格段にやりやすくなったが、竿が固くなったからか、ハゼを針に掛かってからのバラシが多かった。今日なんて、釣ったハゼと同じくらいのバラシ数で、コレが単にハゼの喰いが浅いが故なのか、もしくは本当に竿の影響なのかは謎。あと、当然ながら、餌箱のケミカルライトは全く役に立ちませんでした〜釣りの世界には『同じ釣り場に3回通えばもうベテラン』なんていう無責任な標語があったりするが、今回で【秘密の花園3】での夜釣りも3度目なんだけど、どこが釣れるのか?とか、どういう状況が釣れるのか?が全く掴めないぞ。この前はあそこでよくアタって来たから、と今回もやってみるが、全くの音沙汰なしなんて普通にある。と思えば、さっきは全然アタリさえなかったスポットで、突然入れ喰いになったり…夜釣りではよくあるんだけど、最初はどこに落としても全然アタリが無くて、しつこく落としまくり誘っていると、最初のアタリを皮切りにどんどんアタックしてくることがある。始めは餌に興味を示さなかったハゼが、餌がチョンチョン!いろいろな箇所で動き回っているから、ハゼの活性が上がるのだろうか?この状況ではどこが釣れて、何が良いのか悪いのか?未だに掴めないオッサン。もしかして、夜釣りって、とてもデリケートな釣りものなのかもしれないな…次の記事>>>「2023年度30回目のハゼ釣りは夜釣り最高記録更新!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度30回目のハゼ釣りは夜釣り最高記録更新!
    2023年30回目のハゼ釣りは夜釣り記録更新2023年11月12日。2023年30回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇り一時雨ちょっぴり雹釣行時間:1時00分くらい(潮位:91cm上げ3分)〜6時30分くらい(潮位:170cm下げ2分)大潮水温:測り忘れた釣果:マハゼ87匹(11cm〜17cm)竿:3.5m(清流X 硬調)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメのちベビーボイルホタテ&アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けつい先日、11月としては観測史上最高の27.5℃を叩き出した東京都心だったが、わずか4日で13℃以上も下がって晩秋の装い。昨日は、東京も寒い上に風が強くて、『木枯らし1号』カモ!?だったが、ギリギリ届かなかったらしい。とは言え、北海道や青森では初雪も降ったようで、秋どころか一気に冬に季節が進んだようだ。2023年は記録尽くしの異常な夏だったけど、「アレだけ暑かった夏だったけど、寒い冬は来るんだ…」と素早い自然の移り変わりに驚くとともに、少しホッとする。んで問題なのが、あの木枯らし1号もどきの強風の中、例のO氏は夜釣りに出撃したらしい。釣りの大敵は雨ではなく、風である。豪雨ではダメだけど、普通の雨程度ならなんとかなるどころか、ハゼ釣りではむしろ雨の方が釣れる気がする。んがしかし、強風はいかん!風で竿が煽られてアタリなんぞ取れやしない!ウキ釣りでも水面に波が立つから、アタリが分からん。風の中でもアタリの取り方がないわけではないが、『コレでも釣れなくはないが…』的な緊急事態なやり方なので、ポイポイ釣れるもんでもない。オッサンも雨天はハゼ釣りに行く可能性は高いが、強風は問題外なので諦めている。そんな釣り人の常識を全く無視するO氏の悪行。風だけならまだしも、夜釣りという、まさに悪行三昧!その時を述懐し、「全然釣れないし、釣りにならないよ!」あたり前だ!まだ、平日は仕事だから休日しか釣りに来れないという現役世代なら言い訳にもなるが、O氏はリタイヤ世代で、バイト的な事はやっているが毎日のように釣り場に来れる御身分。なんで強風&夜釣りというヤバい釣りをしようとするかな〜?と理解に苦しむ。ましてや、もう後期高齢者に片足突っ込んでて、身体も思うように動かないクセに見境なく徘徊するもんだから、危なっかしくて見てられん!「強風に煽られたら水にドボンだったよ!」「そのままドボンしてしまえ〜!」そんなトホホなやりとり後、オッサンも夜釣りの日がやってきた。しかし、雨予報…夏ならいざ知らず、季節は一気に冬に進み、しかも夜間釣行。少々迷ったが、覚悟を決めて出撃を決心する。そもそも、もうアオイソメ買っちゃったし!短竿でも十分釣れるぞぃ!マメに天気予報をチェックするが、さすがに当日の予報は覆りそうもない。どうみても雨が降る。っというわけで、完全防寒及びカッパを着込んで万全の体制にて出撃。現場に向かう途中は、いつものように愛車を漕ぎながら汗だくになる。あ、そう言えば、オッサンの愛車が少々リニューアル。ライトが昔懐かしの自家発電ダイナモ&豆電球だったのが、最新のLEDライトにレベルアップ。自家発電は相変わらずだけど、昨今のダイナモは漕いでても軽いね〜♪以前はウィ〜ん、ウィ〜ん鳴って、重かったからな〜あと、リアホイールをタイヤやブレーキ含めてまるごと全交換した。漕いでいるとよくガツンッ!とギア抜けみたいになったし、ブレーキなんてブーブー音がするだけで全然効かなかったし、ホイールが歪んでたし…まぁ、27年も乗ってるとこうなるわな…タイヤとかチューブなんて何回交換したか分からないけど、さすがにもうヤバいっしょ!問題はオッサンが作業したからすこぶる怪しくて、走っているうちに『チキチキマシン猛レース』みたいに、ボルトやらパーツやらが外れてゆくかもしんまい。気持ちよく快調に飛ばし、無事に夜釣り現場【秘密の花園3】に到着。本日は【島】エリアからのスタート。実は雨を覚悟でやってきたのは、いくつかお試しがありまして…まずは【島】エリアでの短竿釣行は有効なのか?の検証。基本的に【秘密の花園3】はほぼ全体が遠浅のポイントなので、3.6mとかの長竿での釣行となる。しかし前回、このエリアでやった時、手前でばかりハゼが釣れてて、ならば!と短竿でやってみたら気持ち良いくらいの入れ喰いになった。なので、今回はしっかり短竿で攻めるとどうなるのか?をやってみたいと思ってます。というわけで、取り出しましたる竿は、2.1mの長さの行雲流水と彩峰?の合体竿。一番数釣ってる信頼竿夜釣りなのでケミホタルを装着する。オッサンの場合は、アタリを取るのと着底を確認したいので竿先にひとつ。竿先にチョン!とおひとつこの目印の位置は人によってまちまちで、仲間内ではウキの位置に付ける人が多いかな?MR氏曰く「どこに付けるのが良いのか決まりはないけど、どこを見ながら釣りするのか?で決まるのんじゃないの〜」確かに!それが正解だ。今まであまり意識してなかったけど、ケミホタルを竿先に付けると釣りやすかったから、「いつも竿先を見てたんだ!」と改めて納得した。餌は当然アオイソメ。まぁ、餌は好き好きで良いと思う。オッサン的には良型大型狙いとなると、虫エサの方が良いかな?と思ってるだけ。釣り人ってなにかと「餌はやっぱり◯◯が釣れるよ!」と無責任に豪語してくるが、自分が釣れると信じている餌を使うのが一番釣れると思う。ただ、イソメの餌付けってライトの明かりでやるのに難儀する。昼間ならなんてことないんだけど、夜だと遠近感が掴めなくて上手く餌付けが出来ないんだな〜って、これはオッサンの老眼のせいでもあると思うが、やはりライトのせいだとも思う。餌はイソメが釣れる!と信じたい特にイソメの尻尾なんて、細いし暴れるし…準備完了にて、いざ検証開始。まずは【島】内でも実績ポイントからスタートする。ココはけっこう浅いから、着水すぐに着底。すぐにスン!スン!と数cm毎に引きながら誘いを入れ続ける。するとすぐにアタリが!?という事は全く無くて、アタらないな〜まぁ、夜釣りってこんなもんで、そのエリアの最初ってアタって来なくて、しばらくやってると途端に喰い始めてくる事が多い。っというわけで、諦めずに誘い続け「ここの美味しい餌ありまっせ〜」をアピールしていると、コン!と小さくアタって来た!すかさず電撃フッキング!は見事に空振り…アレ?アタリじゃなかったのかな?いまやっている釣り方は、着底したらひたすらに動かして誘い続け、コン!とかの振動や仕掛けが根掛かりみたく動かなくなったらアワセるというやり方。なので、底の石とか起伏とかをアタリと勘違いする事もあるんだけど、『疑わしくはアタリと思え!』で怪しい挙動はとにかくアワセてみる。否、アレは絶対にハゼのアタリだったと信じ切るオッサン。信じる者は救われるで、次も寸分違わず同じスポットに落とすとすぐに喰ってきた!やっぱりハゼじゃん!んで、次も同じスポットに落とすと二連打。サイズアップせんな…残念ながら、今晩はそれほど喰いが良くないらしく、これ以上の連打は無くて、少しづつ移動しながら探ってゆく。ちなみに深場エリアもあって、短竿だと深場で引っ張るなんて出来ないもんだから、垂直に落とし、そのまま上下にチョンチョン!と餌を踊らせる。一回の探りで20回くらい上下させて、何も音沙汰なければ次のスポットといった塩梅。まぁ、喰ってくる時ってだいたい10回以内で喰ってくる。さすがに深場ともなればサイズも少々アップしてくる。このサイズなら夜釣りも楽しいね!ココらへんが本日の最大サイズ竿が短いから細かい操作が出来て、釣りがし易い。前回のような入れ喰いにはならないけど、飽きない程度にはアタって来る。んで本日もゲストありマス。コイツはキビレではなくてチンチン(クロダイの幼魚)んで定番外道のウロハゼ。コイツはマハゼと同じ引きするんだよね〜【島】エリアにはオッサンひとりで恐いんだけど、あちらの通常エリアにはライトの人影が見える。アレは仲間が来てるんだろうて。ルアーマンはライトを点けっぱなしで釣りしないから、ハゼ釣り人に間違いない。オッサンもそろそろ移動を考え始める。というのも、潮が満ちると【島】エリアは水没し、帰れなくなるので気をつけねばならない。特に本日は大潮なのでアッという間に潮が満ちてくる。もう低い所には潮が乗り始めている。本日は【島】エリア全体の釣れ具合の調査も兼ねているので、とにかく全体的に釣り糸を垂れてみる。約2時間で20匹程度だったけど、なんとなく全体の感じは掴めたので、帰れなくなる前に撤収。終わってみれば夜釣り最高記録だが…んで、通常エリアにやって来るとT氏、H2氏、MR氏がいた。MR氏もすっかり夜釣りの人になってしまった。「昼間でも釣れないことないけど、今年は小さいのばかりだから夜釣りの方が楽しい!」とのこと。こちらでもボチボチ釣れているらしく、オッサンも参戦。まずは竿の準備から。こちらでは長竿になる。本日は一軍の長竿『清流X 硬調35』を持ってきた。っというのも、前回使った『軽極ハゼ 硬式360』の穂先を、清水の舞台からハイダイビングの覚悟で13cmカットした竿を使ってみたら、やたらポロリが多かった。原因は竿を切り過ぎて硬くなり、釣り上げたハゼが暴れ、硬い竿に弾かれてポロリしてるのかな?果たして、この現象は竿のせいなのか?それともスレ針のせいなのか?それともオッサンのやる気のなさなのか?をハッキリさせるのが本日のもうひとつの検証。この竿でやってみれば原因が分かるだろうてんで、やっぱり最初はアタリが無いんだよね〜まぁ、夜釣りってこんなもんだろう、と思うことにする。またしばらくハゼにイソメをアピールしていると、喰い始めてくる。さすがに使い慣れた一軍竿。数cm単位で引いてくる動きもスムーズでやりやすく、スン!…にも満たないモタレるようなアタリにも反応できる。「今までの夜釣りでも、この竿使ってたら釣果も全然違ったかもな〜」と実感した。最初はハゼサイズも10数cmばかりで「やはり遠浅エリアだとサイズが小さくなるな…」と思ってたら、そこそこサイズがアタリ出した。このサイズなら良いよね!基本的に夜釣りは移動しながらハゼを拾ってゆくので、とにかく喰ってくるハゼを見つけるのが仕事。自分の立ち位置から30度くらいの間隔で、少し場所を替えながら探り続ける。厄介なのが、さっきは全然アタって来なかったのに、同じエリアを次やってみたら喰ってきた!という現象が普通にあるということ。ココが夜釣りの面倒臭いところというか、単純に諦めきれないところ。潮位がかなり高くなってきて、さっきは全然釣りにならなかったエリアでもハゼがアタリ始める。この時が入れ喰いチャ〜ンス!沖からやってきたフレッシュなハゼが餌をバク!っと一気に喰ってくるから針掛かりも一発だし、連打にもなるし、何よりも良型ハゼが多い。この時間とスポットを見逃さないことが、夜釣りの肝でもある。そして見つけたらフル回転の手返しで一気に勝負を掛けるべし!今日もあるスポットを見つけて、「ココが今晩のクライマックス!」とばかりに一気に勝負を掛ける。上がってくるのは15cmクラスばかりで、落とした瞬間に沖に向かって仕掛けを引っ張ってゆくから、針掛かりも良いし、暴れまくるから釣り味も最高だ!長竿で良型ハゼを掛けると、グィ〜ん!と竿が大きくしなって楽しい瞬間!とにかく、掛かったスポットに落とし続け、着底すぐにアタって来るようにして、時間を無駄にしないこと。この入れ喰いタイムはアッという間に終わってしまいます。と思いながら両手をフル回転させていたら、まさかのイソメの餌が無くなり、餌箱内はエンプティ…まぁ分かっちゃいたけど「マジか!?」速攻、荷物置き場にダッシュ&予備のホタテとアミエビセットを補充しリターン。幸いにして入れ喰いは終わってなくて、またしばらくは楽しめたのでした。その後はまたボチボチ程度の釣りで、暇になったので、まだ探っていないエリアを徘徊し始めるオッサン。ソッチも釣れなくはないが、釣れるとは言い難い塩梅。夜が明けてくるが、本日は今にも雨が落ちてきそうな空模様で、爽やかな朝とは程通し…予報通り降ってきそうだな〜っと思ってたら、やはりポツリポツリと落ちてきたんだけど、「ん?なんかおかしくね?」雨じゃなくて雹が落ちてきた!うわ〜、こんなに気温が下がってたんだ。釣りしている最中は全然気づかなかったけど、雹が落ちてきたということは、そこそこ冷えてるよね。明るくなってくると、釣りがやりやすくなる反面、ハゼサイズが縮む。15cmクラスなんてどっかにいっちゃって、10数cmのハゼばかりになる。こうなるともう終わりの合図。本日も5時間半程で87匹と夜釣りの最高記録だったけど、ウロウロしてないで釣れるエリアでやり続けてたら1束いってたな〜!今日は1束狙えたな〜んで、問題のハゼポロリ事件の”引きあたり”の件ですが、確かに竿を替えてみたらポロリは少なくなった気がするが、やはりポロリはする。なので、コレは自然現象なのでしょうがない…、という玉虫色の結果にて勘弁してください。T氏も同じ軽極ハゼを使ってて、オッサンと同じように、竿が柔らか過ぎて不便を感じていたようだった。オッサンが穂先をぶった切ったもんだから、同じようにT氏も10cmカットしてみたところ…「スゴく使いやすくなった!今日はポロリも一回もないよ!やっぱり針のせいじゃないの?」とのたまわりやがった。試しに、T氏の竿をいじってみたが、明らかにオッサンのと挙動が違うんだよね〜この違いは10cmカットと13cmカットの違いなのか?それとも、持ち主のパーソナリティの違いが竿に出るのか?T氏は温和で柔らかい性格だからソレが竿に出ていて、オッサンの竿は自己主張が激しくて、角が立ってる感じ。持ち主の性格そのままやんけ!自動車とかでも、運転手の癖が車に反映されると言われるから、釣り竿でもそういう事かもしんまい。しかし、本日は小さなアタリが多かったな〜そこそこサイズのハゼとは言え、っていうか、そういうサイズのハゼだからこそ居食いが多くて、ソレを拾えないと数が伸びない感じだった。コレから冬本番になってくるので、夜釣りも厳しくなってくる。っていうか「まだ夜釣りやるの?」というのが正直なところ…今期通い始めた夜釣りはあくまで、『穴釣り本番までのつなぎ』という位置づけだったハズ。穴釣りに通っている仲間によると「数はそこそこ上がっているが、サイズが大きくならない…」とのこと。穴釣りの醍醐味は大型ハゼの強烈な引き!なので、コレがなければ「意気消沈」 「茫然自失」「炭酸の抜けたビール」である。もうこの時期で大型穴ハゼが上がってないということは、もしかしたら今期は穴ハゼが大きくならないかもしれない。大きいのも居るには居るんだろうけど、数が少ないのかな?っということは、このまま夜釣りで年越しも冗談ではないお話。ハゼ釣りしながら聞く除夜の鐘も風流だね〜って、そんなのシャレにならないって!マジで!!ちなみに、夏ハゼ釣り場の大井ふ頭中央海浜公園に生息していた野良ぬこの『ニャンキュッパJr』は無事に保護されました。若か知り頃の『ニャンキュッパJr』出会った頃は、まだ小さくて痩せこけた猫だった。最初は野良猫らしく人間が近づくとシャー!してたけど、ある日を境に「オラ、このままだと野垂れ死んじまう!」と改心したのか知らんが、すごく人懐っこくなった。その甲斐あってか、餌をくれる人が多くて、大きく太り、毛並みも良くなったらしい。とは言え、冬は厳しい季節なので、誰か早く保護してくれないかな〜っと思っていた。んで、今回の保護猫となり、良かった良かった。できれば、このような野良猫が居なくなるのが、一番良いんだろうな〜でも、野良ぬこが居なくなっても、かわりの野良が出てくるんだろう。千葉では野良キョンが大繁殖して、農作物にも被害が出て大変らしい。アレも見た目は可愛くはあるが、鳴き声が不気味だよね。野良猫は可愛いと思うが、野良キョンにスリスリされても嬉しくないわな。次の記事>>>「2023年度31回目のハゼ釣りは最悪の相性」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度31回目のハゼ釣りは最悪の相性
    2023年31回めのハゼ釣りは相性が悪かったか2023年11月19日。2023年31回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:1時00分くらい(潮位:51cm下げ8分)〜7時00分くらい(潮位:119cm上げ6分)小潮水温:14℃釣果:マハゼ37匹(10cm〜16cm)竿:3.5m(軽極ハゼ硬式 ぶった切り Ver.)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ6号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:芝エビのちアミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け何で聞いたか読んだかは忘れたけど、『神様はこの世で最悪の相手を結婚のパートナーに選ぶ』ようにいたずらするらしい。最悪の相手同士がお互いを想い合うよう、『その時だけ』恋愛感情をMAXにまでハッスルさせ、結婚させてしまうらしいのだ。よく占いなどで「最悪相性カップル」と言われたのに、いざ結婚したら夫婦円満ってのもよく聞く話である。そして、その逆もまたしかり。『結婚は修行の場』なんて言われたりするが、納得出来る部分も多々ある。他人様の夫婦関係をのぞき見したことはないので分からんが、ホヤホヤの時なんてホンの一瞬で、それ以降は惰性でひとつ屋根の下暮らしているのがほとんどだと思う。夫婦仲が良いとか悪いとかそういうレベルではなくて、「まぁ、別に…」といった塩梅なのではないだろうか。人間が複数人集まれば、そこには必ず人間関係が生まれるんだけど、その関係を司る一番の要因が『相性』であるのは間違いないと思う。どのような関係でも「あの人とは何となく相性が良さそうだな!」とか、「なんか、気が合いそうもないな…」とか、直感で感じたりするんだけど、意外とその直感が合たってたりするもんだから所在ない。とは言え、相性が良かろうが悪かろうが、付き合っていかなアカンのが人間社会なので、なんとかやっていかねばならない。職場とかの関係なら仕事と割り切れるが、夫婦関係ともなると簡単に割り切れるものでもなく、その関係性は複雑怪奇に入り組んでいる。かつて愛した人なれど、感情の通り過ぎた相手となった現在、日頃の鬱憤が蓄積し、表面張力だけで平和の均衡を維持しているような状態。しかし、些細な火種で一旦火がつけば、ノーガードの殴り合いのような、血で血を洗う言い争いに発展することも珍しくない。ココぞとばかりに鬱憤晴らしで、言わなくてもいいことまでも吐き出してスッキリしたい!下手すりゃ〜、婚前どころか付き合う前の不祥事までも俎上に上げられ、痛くない腹まで探られることになる。という訳で、人間関係は相性で成り立っていると言っても過言ではない。この相性はなにも人と人だけでなく、人とモノの関係性にも成り立つ。例えば、化粧品や衣服、自動車とかでも相性が存在する。言ってしまえば、身の回り全てのモノが自分と相性がある。当然、釣りにおいても。オッサンはせっかちなので、ヒラメとかマゴチとかの喰わせる系の釣りは苦手。最初のアタリから、カジカジとゆっくりと餌の端っこをカジリつきながら、針に掛かる本アタリまで喰わせる…なんて釣りは相性が悪いのだ。魚が餌を突付いとるのに、アワセを入れないなんて我慢ならん!もうアワセたくてアワセたくて、手がピクピクしているくらいだ。挙句の果てにゃ〜、前アタリだけで音沙汰なくなって、本アタリが来なかった…なんて洒落にならんよ!「イチかバチかで、さっきの前アタリでアワセてみりゃ〜良かったじゃんよ〜!」と文句を垂れる始末。そんな喰わせの釣りだけでなく、ハゼ釣りに置いても相性が存在する。今日はソレを痛感したハゼ釣行だった。全然釣れないんですけど…昨日の【秘密の花園3】でのハゼ釣りは良くなかったらしい。とにかく強風でアタリが取れないし、雨の影響で水が濁ってアタリが少なかったようだ。本日はオッサンも出撃なんだけど、風は弱くなるが、水の濁りはまだ残ってるんだろうな〜との予想。日付が変わる頃に自宅を出発するが、思ったよりも風が強いので「街中でこの風じゃ〜、釣り場はもっと強く吹いてるだろうな…」と心配になる。そして、その予感が的中。釣り現場ではしっかり風が吹いてやがって、おまけに想像していたよりも潮位が低い。釣りに行く際は多くの釣り人がタイドグラフをチェックすると思いますが、アレは計算からの予想値だし、あくまで代表地点での潮位。実際は、釣りをするエリアによってかなりズレることも多い。なので、釣り場に到着するまでは油断ならないのである。「あ〜、やっぱり【島】から始めないと釣りにならないや…」【島】とは【秘密の花園3】内のあるエリアの呼称で、潮位が低い時はほぼココでしか釣りにならない。釣り場を見渡すが、今日はルアーマンが全然いない。普段は結構いて、釣り場のそこここでヒュンヒュン投げてるんだけど。まぁ、この風の強さだと釣りにならないよね〜って、それはハゼ釣りも同じなのでは…誰もいない暗い水辺にオッサンひとりで恐いんだけど、我慢していればその内に仲間もやって来るだろうて。まずは釣りの準備から。本日の竿は、【島】なので2.1mから。3.5mの長竿だと風も強いし厳しいけど、短竿ならアタリも取れるからちょうどイイね!2.1mの竿なら釣りになると思う仕掛けはいつものハリス3cmの胴付き仕掛けなんだけど、本日は針が袖スレの6号と少しサイズアップしています。何故か?針が大きくなった!実は本日使う餌は芝エビ。以前からO氏が「よく釣れるよ!」としつこく宣伝していた。オッサン的には「またか…」と流してたんだけど、【秘密の花園3】を知り尽くしているTG氏も芝エビを愛用してて、以前、この餌を使って眼の前でガンガンに釣りあげていた。O氏の自画自賛だけならその効果も玉虫色だが、実力者のTG氏も愛用しているとなると信憑性が増す。だけど、ここの釣り場ではアオイソメが釣れると思っているから、芝エビを使おうとは思ってなかった。しかし昨日、O氏がオッサンちまでデリバリーしてくれたので、そこまでしてくれるなら!と使ってみることにした。んがしかし、問題が!?この手のエビ餌って仕込みが必要になるので面倒臭い。殻を剥いて、適度なサイズに切らなくてはならない。「んな程度が手間になるかよ!」ですが、オッサンは面倒臭がりなので、こんな程度でもやりたくないのだ。O氏もどうせならすぐに使える状態で渡してくれれば良いのに…、とタダで貰った分際でブツブツと文句を垂れるオッサン。しょうがないので仕込みをば。季節モノで手に入りづらいらしい。このボリュームでこのお値段!ちょっと小ぶり頭を取って殻を剥くとさらにダウンサイジングひとパックに40匹くらい入ってた使うサイズにカット!10匹分を小分けにした感触はブラックタイガーみたいな感じで、ネチョネチョで粘りがあるから、釣りには向いているかもしんまい。オッサンがこの手のエビ餌を使わなかったのにはもうひとつ理由があって、針掛かりが悪いから。オッサンが使ってる針は、一般的に使われるハゼ釣りの針としては小さい方。穴釣りでもこの夜釣りでも、使っている針は袖の4号。なので、アミエビとか桜エビならまだしも、大きめのエビ餌だと立体的過ぎて、小さい針の針先が少ししか出ないから、掛かりがすこぶるよろしくない。という訳で、この手のエビ餌は避けてきたのである。しかし、今回は袖6号針にチェンジしたので、釣れると期待したい!頼むぞ!芝エビぃ!!こんな感じになる。使う時は指で少し潰します夜釣りの必需品のケミホタルは、竿の穂先のすぐ下の道糸部に装着。怪しく光る水温は14℃と一気に冷たくなった。ひゃ〜冷たくなったね!いざ!釣り開始なんだけど、ライトで水中を照らしてみるが、すごく水が濁ってるんですけど…水の冷たさといい、濁りといい、コレはちょっとマズイかな…スルスルと仕掛けを落とす。このエリアはすぐ目の前が切り立った深場なので、短竿で垂直に落としても1.5mくらいの水深がある。スンスンと餌を上下に踊らせて誘う。すると!いきなりクン!とアタって来て、反射的にアワセるとギュンギュン!と暴れだす。なんだコレ?ハゼではないからキビレかチンチン(クロダイの幼魚)かな?と思いながら、強い引きをいなし、弱らせてから上げてみるとセイゴ(スズキの幼魚)だった。このサイズでも結構暴れるハゼじゃなくて残念だけど、一投目から釣れたから期待できるぞ!次も同じスポットに落とすと、着底と同時にアタリあり!間違いなくハゼのアタリだったけど、空振り。ムムム…、次こそ!と同じスポットに落としてみると、またしてもアタって来た!少し小さいが、夜釣りの最初っていつも小さめから釣れるから、まぁこんなもんでしょ。小さいけど、すぐに釣れたからヨシとしましょう!開始すぐに釣れたので「今日は良いかもよ〜!」と期待したんだけど、ここから地獄が始まるのでした。どこに落としてもアタリが全くない。【島】全体をひと通り丁寧に探ってみたんだけど、アタリが全くない無の世界。マジか!?駄目だこりゃ〜なので、【島】エリアから通常エリアに移動しようとしているとMR氏が現れた。「今日は酷いよ!アタリが全くないからダメ元でアッチに移動する」通常エリアは遠浅なので、今現在の潮位だと全く期待できないんだけど、とにかく【島】エリアがお話にならないので、コッチよりは何かしらあるかもしんまい。通常エリアでは3.5mの長竿を使うんだけど、この強風でまともにアタリが取れるかな?3.6mをぶった切って3.5mになった竿案の定、潮位が低すぎていつもは釣れるエリアがすっかり陸地になっている。ギリギリまで水に立ち込んで、思いっきり沖に向かって投入するが、やはりアタリは皆無。おまけに強風に吹かれて竿先が3D的に曲げられ、アタリなんぞ分かりゃ〜しない。んでやっぱり、こちらでも生命反応なし!「まいったな。どうしよう…」しょうがないので、ダメ元で【島】で長竿やってみるか…再び【島】へやって来ると、MR氏がいたんだけど、いつのまにかTG氏が来ていた。さすがのTG氏も「全然ダメだね〜」と諦めムード。んでやっぱり、長竿でやってもウンともスンともアタリが無いのでした。「コレまた、どうしよう…」今日は諦めて帰るか?とまで考えたが、干潮から上げ潮になれば通常エリアで釣れるハズ!という淡い期待がないわけでもない。しかし、上げ潮までにはまだ時間があるが、ここにいても状況変わらずなので、大きく移動を決断する。少しは挽回したものの…やってきたのは【秘密の花園2】ここはハゼの穴釣り場なんだけど、ほぼ干潮時間帯なので釣りになるかどうかが怪しかったが、到着してすぐに絶望に変わる。想像よりも遥かに潮が引いてて、「ココってこんなに潮が無くなるんだ!」とビックリしたほど。少しくらいは釣りになるかと思ってたんだけど、コレでは全く釣りにならんではないか!まぁ、考えてみればそうだよね〜潮汐現象は地球規模。オッサンが自転車で移動する距離なんぞは、地球規模で考えれば無いも同然。アッチの潮が大きく引けば、コッチも同様に引くのは当たり前の話である。せっかくの機会なので、どうせなら【秘密の花園2】の地形でも確認しておこう!と釣り場全体をウロウロする。最後にちょっと釣りになりそうなエリアを見つけたので、釣り糸を垂れてみる。すると、そこそこにハゼがアタって来るではありませんか!?全く期待してなかったので嬉しいオッサン。ところが…全然針掛かりしないのである。芝エビ餌に喰っては来るんだけど、針に掛からないぞ!確かに、餌を突いてくるのは10cm程度の小ハゼなんだけど、ここまで掛からないかな?原因はやはり餌にあると思う。エビ餌の立体的な形状が、針掛かりを悪くしてるんだと思う。ムキになって何度もやってるんだけど、結局一回も掛からなかった。アタリは10回以上はあったけど、ゼロは酷過ぎね!?ダメじゃん!芝エビって!!もう怒りを通り越して、O氏に対して殺意が芽生えたくらいである。そろそろ上げ潮になってきたので再び【秘密の花園3】にリターン。戻ってきたら、O氏・T氏・H2氏が来ていたが、MR氏はまだいたんだけど、TG氏は行方不明になっていた。TG氏は神出鬼没で、この状況を鑑みて、きっとどこかの自分だけの秘密の花園へ行ったんだろうと思う。釣りの塩梅を伺うとボチボチ釣れているらしい。何!釣れているだと!?オッサンはこの時点で最初に釣れた1匹だけだった。んだば、オッサンも参戦する。役に立たない芝エビではなくアミエビ餌にチェンジするが、こんな事ならアオイソメ持ってくれば良かったな〜潮が上げ始めているとは言え、まだまだ潮位が低いので実績ポイントでは釣りにならない。いつもとは違うエリアでやってみると、本当にボチボチ程度の釣れ具合。とは言え、今までの悲惨なハゼ釣りを思えば、釣れるだけマシである。ボチボチとは言え、上がればそこそこサイズなので慰めになる。このサイズなら良いか…やはり、針に掛からなかったのは餌のせいだよ!アミエビに替えたらちゃんと釣れるもん!ここから一気に挽回とはいかず、既に無駄にした時間の代償が大き過ぎた。それでもたまには入れ喰いタイムもあって、そこそこには釣れていた。結局は朝まで粘って、6時間で37匹とトホホだったけど、今日の状況でよくここまで挽回したな!と自分で自分を褒めた。結果的にはダメだけど、よくここまで…ビクの底が見えてしまう釣果だと、とても悔しいなぁ〜まぁ本日の敗因は、いきなり水温が低下したのと、水の濁りかな。そもそもが、この釣り場で釣りをする潮回りでは無かったと言えばそうだけど、ソレは分かっていたことで…でも【島】では問題ない潮位だったけど、全く釣れなかったのが大誤算だった。あとはオッサンのいつもの悪い癖で、釣り場を動き過ぎ。今日なんて同じ釣り場ではなくて、違う釣り場まで足を伸ばしてたもんだから、時間のムダが大きかった。でも唯一の収穫が、いつもはやらないエリアで面白いスポットを見つけたのが良かったか。んで、オッサンが酷評した芝エビ評ですが、これこそ人それぞれでして…【秘密の花園3】のご意見番TG氏は芝エビ餌メインでいつも結果を出してるし、本日のMR氏はず〜っと芝エビ餌でやってけっこう釣ってたし、O氏に至っては19cmの大型ハゼまで上げやがって!O氏が上げた19cm結局、芝エビで結果出してないのってオッサンだけじゃんかよ〜でもしょうがないのだ。単にオッサンと芝エビは相性が最悪ということだと思う。ただソレだけの事だ。釣りは餌だけを替えれば釣果が変わるというものではないと思う。その人の釣り方、仕掛け、竿など総合的に鑑みて、ならばこの餌!という事だと思います。オッサンの場合は、わずかなアタリや気配を捉える釣り方なので、小さな針を使ってのホタテ餌が筆頭餌になるということ。芝エビを勧めてきたO氏は、見釣りが主体で、大きい針と硬い竿を使って、仕掛けごと持っていくような派手なアタリを取る釣り方。同じハゼ釣りでも全然違うスタイルなので、餌が違うのも当然で、相性の良し悪しがあるのも当たり前。まぁ、いろいろ試すのは大事だけど、やってみて感じたことを素直に受け入れればソレで良いだけ。ここでムキになってアレはダメだ!と声を荒げるのはどうですかね〜、俺!追伸、本日MR氏が釣り場でずっこけて長年愛用した竿をぶっ壊したらしい。MR氏は少々ぽっちゃり体型で、天然のクッションを身に付けているので怪我は無くて良かった良かった。釣り場は危険なので、慎重に行動しましょう!くわばら、くわばら…次の記事>>>「2023年度32回目のハゼ釣りは雨天撤退!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度32回目のハゼ釣りは雨天撤退!
    2023年32回めのハゼ釣りは雨により撤収!2023年11月23日。2023年32回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇り一時雨釣行時間:1時00分くらい(潮位:153cm満潮)〜3時00分くらい(潮位:148cmほぼ満潮)若潮水温:16℃釣果:マハゼ18匹(11cm〜18cm)竿:3.5m(軽極ハゼ硬式 ぶった切り Ver.)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けハテ?ここで何を書きましょうかね?タイトル通り、本日はハゼ釣りしてたら雨が降ってきて、カッパを装着してなかったもんだから、さっさと逃げ帰ってきた。釣行時間はわずか2時間で、特にトピックも無いので、な〜んも書くことがない。しかし、こちとらもお客様商売。たぶん、このブログを読んでくれてる人はハゼ釣りもしてる人だと思うんだけど、変態的なハゼ釣り人はこのクソ寒い中でも釣り糸垂れてるが、常識的な人ならハゼ釣りもとっくに終了しているこの時期。「もう今期のハゼ釣りは終了!」とは言え、このブログをしつこく読んでくれている、両手両足で数えて余るほどの大観衆の読者のためにも、なんとかネタをひねり出してみようと思います。当然ながら、本日も夜釣りなんだけど、いつもは日曜日の夜中というか、土曜日から日曜日へ日付が変わった頃の時間帯からの夜釣り。週休二日が当たり前で当然のこのご時世。オッサンが勤めているブラック企業は、土曜日もありがたく出勤である。土曜日なんて多くの会社が休みだから、客電なんてほとんどないし、土曜日は無いという前提で仕事を進めているので、無理してまでやる業務なんてほぼない。社員は全員無駄な出勤と思ってるんだけど、時勢を読めない能無しTOPが頑なに休みにしない。土曜日に出勤したからといって給料が上がるわけでもないし、無駄な経費が掛かるだけなのに…このように、昭和の悪習をズルズル引きずってるだけで、その時代に対応した行動を起こす勇気を持ちあわせてない中小企業の経営者って、結構いると思うよ。ただ、土曜日は半ドンなので、午後はお休み。オッサンのサタデー・アフタヌーンは、銭湯行ったり、ハゼ釣り餌のアオイソメを買いに行ったり、釣りの仕掛けを作ってたりとのらりくらりと過ごしている。言い訳を言わせてもらえば、夜釣りに備えて体力を温存してるんだけど、傍から見れば、中年がモサ〜っとだらけているようにしか見えないだろう。しかし、本日は平日出勤終了後の夜釣り釣行。しかも、昨日はかなりヘビーな仕事内容だったので、身体はヘトヘトだ。「キツイし面倒臭いから、今晩の夜釣りは止めとこうかな…」一瞬弱気になったんだけど、実は明後日の土曜日の夜ハゼ釣りはある企画がありまして…成功すればかなり楽しいハゼ釣りになりそうだが、玉砕の確率もそこそこある、鬼が出るか蛇が出るかのギャンブル的な釣行なので、保険を掛けたいところ。っというわけで、本日も身体にバラ鞭打って夜釣り強硬でございやす!いつものように、日付が変わる頃に自宅を出発すると、すぐ友人にバッタリ出会う。この友人は夜チヌ専の釣り師で、今もチヌ釣りからの帰りだったらしい。「ちょうど良い所で!」と大きな餌箱いっぱいなアオイソメを恵んでくれた。地獄に仏とはこの事だ!実は昼間、近所の釣具屋にイソメを買いに行ったら、売り切れとホザキやがって!「売り切れだとぉ!っざけんな!!」と、釣具屋の親父に必殺のアバンストラッシュをぶち込んでやった!っということはないが、釣具屋にイソメが無いなんて聞いたことねぇ〜や。本当かどうか知らないが、生餌とPEラインは粗利が高いらしい。近所の釣具屋は大手チェーンではなく、地元に根付いたカビの生えた個人店舗なので、釣りアイテムの利益なんざ微々たるもんで、利益の主力は生餌だろうに。その生命線がネタ切れとは、この親父もヤキがまわったもんだ!っという訳で、主力餌のアオイソメが調達できなかったので、ホタテとアミエビでお茶を濁すつもりだった今夜の夜釣り。「大丈夫かな…」と一抹の不安を抱きながらだったが、思いがけずイソメを手に入れた事でやる気もアップ!「ヨシ!今夜は爆釣じゃ!!」と愛車を漕ぐ脚にも力が入り、気分は立ち漕ぎだ。今晩はけっこう暖かくて、現場に到着する頃にはまたもや汗だく。【秘密の花園3】にはハゼ釣り人どころかルアーマンすらもいなくて、寂しいというよりも恐いくらい。潮位は思ったよりも低いが、まともな釣りになりそうな高さはある。本日の竿は『軽極ハゼ硬式360』の穂先を10cm程カットしたぶった切りVer.使いやすくなったが、ちょっと硬くなり過ぎカモ…仕掛けはいつものミャク釣り仕掛けだけど、前回はエビ餌を使う都合で針が袖スレ6号だったが、本日は袖スレ4号と元に戻した。餌の関係もあるけど、また別の理由もありまして…ハゼに飲まれた時に自作の針外しを使って外すんだけど、ハゼの口の中で飲まれた針を回転させなければ針が外れない。その時に針が大きいと回しづらいし、なによりもハゼにダメージを与えてしまい、下手すりゃ〜ハゼが昇天してしまう。コレは不本意なので、なるべく小さい針を使います。そもそもが針を飲まれるということは、下手っぴの証拠なので、オッサンもまだまだだな〜針を元の袖スレ4号へあと、夜釣りだからケミホタル系のライト必須だけど、今までは小さい『25』のタイプを使っていた。極力釣りの邪魔しないようにという作戦だったが、25のタイプは発光時間が約3時間と短くて、ひと晩で2つ使うことになる。交換が面倒臭いのと、小さいからオッサンの老眼には見ずらかったので、今回はもう一つ上の『37』を使ってみる。某100均のケミライト『37』タイプコレなら大きくて見やすいぞぃ餌は当然、友人からのありがたい頂きもののアオイソメ。ありがたや〜、ありがたや〜イソメの垂らしは2cmくらい。注意したいのが、垂らしが2cmということは、一番最初の餌付け時はもっと短く1.5cmくらいにするということ。イソメ餌は水の中に入れると伸びるので、設定している垂らしよりも短めに付けるのが正解です。まぁ、釣りしながらカットしたりの微調整もできるが、餌を新しくした最初の投入で喰って来ることも多くて、その時にイソメがダラ〜んと長くなっていると、餌の端っこだけ咥えてて針に掛からない。夏場の食い意地が張ってるハゼならセカンド・チャンスもあるが、今の時期のハゼは一発で仕留めないと、次のチャンスはくれないことが多いです。なので、短めの餌付けを心掛けるが、逆に小さすぎても喰ってこないので加減が難しいな〜ちなみに、イソメの尻尾の方はダラ〜んと伸びる率が大きくて、「アレ?こんなに長かたっけ?」と思うこと山の如し。でも、尻尾の方は長めでも針掛かりは良好だから、ソレはソレで良いのかももしんまい。コレでもちょっと長いくらい水温は16℃と暖かめだから、今日は釣れるかもよ〜!気温同様、水温も温かいヨシ!今日は爆釣じゃ〜アレ?アタリが無いんですけど…期待を込めて夜の水面へぶん投げるが、その期待は一瞬にして萎えた。どこに落としても音沙汰なし…様々な角度でスンスン!と積極的に誘ってるんだけど、生命反応が無いんですけど…そう言えば、最近見たネット情報で、魚が釣れない原因のひとつに『仕掛けを動かしすぎ』とかあった。まぁ、その方が釣れる時もあるし、釣れない時もある。その時々で釣り方が違うし、もっと言えば、同じ状況なんてないんだから、釣れるやり方をいち早く見つけるのが釣れる方法とも言える。なので、釣れない原因はコレだぁ!と言い切れるなんてスゴイな〜と思う。このように、ネットの世界にはいろんな情報が飛び交っているが、正直、そんな事はど〜でもいい。一番確かなのは、自分でやってみて実感することであって、テキトーな一般論を信じる必要は全くない。人間の個性や人生と同じで、釣りもその人毎にそれぞれで、コレが絶対正解!なんてモノは全くない。自分に合ったアイテムやら釣り方を見つけるのが“釣り”なんだから、試行錯誤を繰り返し、苦労してソレを探すしかないのである。そしてソレを見つけられれば、あなたの釣りは宝物になると思いますよ〜たま〜に「どうやったらハゼが釣れるようになりますか?」と聞かれたりするが、オッサンはこういう考えだし、自分が正しいとも思ってないので、手とり足とり腰とり教えることなんてできなくて、「まぁ、頑張ってください!そのうち釣れますよ!たぶん…」としか言えないんだけど…と思いながらスンスンやってたら、ツン!とやっと微かなアタリが来た!やっとかよ!とアワセると針に掛かったけど、どうみても小さい…んで、やっぱり小さかった。小っさ!とは言え、一匹は一匹なので、とりあえずボウズのがれ。これからが爆釣!ということはなくて、次もスンスンやってると、忘れた頃に釣れてくる感じ。もうちょっと、やる気を出してくれんかね?その後もチョロチョロと釣れないことはないが、釣れるとは言い難い状況が続く。オッサンがくすぶっていると、MR氏がやってきた。「おはようございます!」と言ってくるが、時間は丑三つ時前。この場合は「おはようございます」なのかな?と違和感を感じつつ、こちらも「おはようございます」と違和に違和で返す。すぐ近所でMR氏も始めるが、どうやら釣れないらしくウロウロと動き始める。MR氏は見かけに反比例してフットワークが軽くて、釣れるスポットを探してけっこうな距離を動いている。一方、オッサンは最初からほぼ動いてない。もっとどこかに爆釣スポットがあるハズと悩みながら続けてて、「次でアタリがなかったら移動しよう!」と思ってるときに限って、アタって来るんだよね〜そして、どういう訳が本日の最大サイズも上がってくる。18cmってところでこういうのが、ホンマいやらしいわ〜しかし、やっと移動を決断。やってきたのは【島】エリア。やはりこちらにも誰もいなくて寂しくて恐い。このエリアではいつもは2.1mの短竿でやるんだけど、今日はそこそこ潮位が高いもんだから水際が遠く、引き続き3.5mの長竿にて。沖目を狙っても喰ってこないので、竿から垂直に仕掛けを落とし、手前をチョン!チョン!と餌を踊らせる感じで誘う。活性が良い時は、グン!と一気に持ってゆくんだけど、今日は喰いが大人しいので、チョンチョンが根掛かりみたく動かなるとハゼが餌を咥えているアタリ。すかさずアワセるとググン!ググン!と暴れる。このエリアは水深があり、ハゼも良型サイズだから暴れると面白い。コレくらいが普通に釣れるとは言え、今日はアタリも遠いな〜岩場だから当然こいつも居る。ウロハゼ君大きく太ってて、パワーがあるから、ウロハゼを掛けると「大型来たか!?」と期待させるニクイ奴。ハゼはハゼだけど、外道には変わりないので即リリース。「早くお帰り…」と優しく足元に逃してやる。すぐに次もアタって来て激しく暴れる。「お!今度こそ大型か!?」と期待させるが、またしてもウロハゼ…待て待て、コイツってさっきリリースした奴ぢゃね?サイズ感といい、柄といい、さっき見た感じですが…ふざけんな〜!と今度は沖に向かって遠投!画像でよく確認すると違うウロだったね。テヘペロ!気になるのが、さっきからパラパラと雨が落ちてきている。実はここへ来る移動中にもパラパラ来てて、「エ〜、降るの?でもコレくらいならすぐに止むっしょ!」と気にしてなかったけど、空はどんよりな重い曇り空になってきている。まぁ、降ったとしてもパラパラくらいでしょ!と思いたし、そう信じたい。なにせ、雨は予想してないもんだからカッパを着てないし、この寒い時期にずぶ濡れになり、遠方から帰るとしたらタダでは済まないだろうて。と心配になってると、「簡単には帰さんぞ!」とばかりにアタリが増えてくる。しかも、上がってくるのは良型〜大型手前サイズ。お〜!ナイスサイズだ!楽しいハゼ釣りではあるが、雨は一向に止まないどころか、雨音が大きくなってくる。「くそ〜!カッパ着てくりゃ〜良かった!」と後悔しても後のジャンボリー。まだまだ釣れるんだけど、雨は本降りになり、手足部に水が染み込んできている。コレ以上の浸水はマズイ。夏ならいざ知らず、この時期に身体の芯が冷えたら命に関わるので、泣く泣く撤収。すぐに移動し、まずは雨宿り。こちらにはMR氏とO氏が釣りしていて、なぜか二人とも雨対策は万全だった。O氏曰く「コッチは入れ喰いだよ!小さいけど…」とカッパを着ながら嬉しそうだった。かたやオッサンは寒くて、既に手はかじかんでいた。天気アプリで確認すると、あと20分ほどで雨雲は通り過ぎ、その後はもう降らない予報。しかし、濡れネズミのオッサンは雨が上がったタイミングで戦略的撤退を決めていた。確かに、O 氏MR氏は入れ喰いで楽しそうだったが、ここで無理して釣りを続行し、取り返しがつかない状況もあり得る。いくら都会の釣り場でも、自然相手には変わらず、釣り人は常に安全な行動を心掛け、早め早めの決断をしなければならない。予報通り、程なく雨が上がったので、このタイミングで帰路につく。予想外の雨により、2時間で18匹とトホホだったけど、サイズ的にはそこそこ楽しめた。数は少ないが、サイズは良かった備えあれば患いなしで、今後は使い捨てのビニールカッパくらいは常時携行するべきかな?オッサンは夜釣りを始めたばかりなのでエラそうな事は言えないが、なんとなくの今までの印象で、夜中の2時〜4時位の間のどこかで入れ喰いになるタイミングがある気がしている。逆に、この時間帯よりも前の時間はすごくアタリが遠くて、今までスタートダッシュの釣れ具合は皆無。釣りに『朝マズメ夕(ゆう)マズメ』という言葉があるように、もしかしたら『夜マズメ』もあるのかも知れない。無事オッサンが帰宅した後、釣り場に残ったO氏とMR氏がどうなったのかは知らない。もしかしたら、寒い雨天の強行ハゼ釣りがたたり、釣り場の藻屑になったかも…まぁ、釣り好きな二人ならソレも本望だろうて…オッサンは釣りでくたばるなんざ本望ではないので、絶対に生き延びちゃる!次の記事>>>「2023年度33回目のハゼ釣りは地獄のダブルヘッダー!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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