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  • 祝!2024年夏シーズンのハゼ釣り開幕でござりまするぅ〜!
    2024年夏シーズンのハゼ釣り開幕!2024年5月26日。2024年夏シーズン最初のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【夕やけなぎさ】天気:晴れ釣行時間:5時00分くらい(潮位:185cmほぼ満潮)〜8時00分くらい(潮位:154cm下げ3分)中潮釣果:マハゼ14匹(6cm〜8.5cm)竿:2.1(行雲流水と彩峰?の合体竿)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテ(昨シーズンあまりもの)ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けいよいよというか、やっとというか、ついにというか…2024年夏シーズンのハゼ釣りが始まりました。まぁ、毎年の事だから特に新鮮味はないんだけど、コンスタントにハゼ釣りが出来るというのは嬉しくもあり、「また始まるのか…」というアンニュイな気持ちが無いわけでもない。なんて事を書くと、「また、つまらなそうに釣りしてる!」って仲間から言われたりするんだけど、ハゼ釣りしてる時はいろいろな心境が入り混じっている。みなさんも同じだと思うけど、基本的には釣れてる時は楽しいし、探っても探ってもアタリが無い時はつまらない。ただこの逆も然りで、あまりに爆釣だと飽きる事もあるし、アタリが遠くても自分の狙い通りに釣れたりすると楽しかったりもする。ここら辺が釣りの奥深くもいやらしいところで、釣れりゃ〜良い!ってもんでもない。でも、釣れないよりは釣れたほうがマシなのは間違いないかな…んで、本日から夏シーズンのハゼ釣りが始まったんだけど、第一回目を記念してオッサンの仕掛けをご紹介。別に記念しなくてもいいんだけど、今回初めてこのブログを見つけてしまった残念な方のためにご説明いたしまする。まぁ、このブログを読み飽きて、既に知ってる人は飛ばしてくださいね。オッサンがハゼ釣りに使っている仕掛けは”塙式のミャク釣り仕掛け”塙式とは、江戸川で10束(1,000匹)を釣りあげる故塙名人が生み出した仕掛け。ミャク釣りとは浮きを使わないで、竿からの振動や竿先の挙動で魚のアタリを捉える釣り方。ハゼ釣りでは少数派だけど、考えてみれば、釣りってミャク釣りの方が圧倒的に多いよね?んで、塙式とはオモリが一番下に来る胴突き仕掛けなんだけど、枝スの長さが3cmで、オモリから枝スまでがこれまた3cmとごく短い構成。こんな感じハリスは3cmこの仕掛けの秀逸なところは、ハゼの僅かなアタリも感じられるところ。コレを可能にしているのが、ハゼがアタックしてくるギリギリの短いハリスと、このハリスが水底から少し浮いているという構成。ちなみに、間違っている”塙もどき”の仕掛けをよく見かける。それはオモリ部のフックにハリスを取り付けてるタイプ。まぁ、ハリスを掛けやすいからやりたい気持ちは分かるが、コレはハゼがオモリごと引っ張っていかないとアタリが取れないから、アタリ数が激減します。こういうのはアタリが取れない常連でもこんな感じのを使ってるのがいて、「アタリが少ないね〜」とか言ってるけど、んなもん当たり前じゃん!オッサンがこの仕掛けを使い始めた当初は、ハゼ釣りのホームグラウンド『大井ふ頭中央海浜公園』ではこの仕掛けを使ってる人を見たことがなかった。っていうか、そもそもがミャク釣り自体がメジャーではなく、ほとんどが浮き釣りで、常連たちはシモリ浮きがメインだった。オッサンがこの仕掛けでハゼを釣ってると、よく不思議な顔をされたのを思い出す。現在ではオッサンの布教活動が実り、ミャク釣りもかなりの地位を築いてて、めでたし、めでたし。画像でも出ているけど、オッサンが使っているのは自作の1号相当の鉄オモリ。鉛は環境に悪いからという心意気からなんだけど、作るのがすこぶる面倒臭いのは否めない。そのうち市販の鉛オモリを使い始めるのは、目に見えているが…今シーズン分針は袖針のカエシのないスレ針の1号。スレ針1号でハリスが巻いてある商品なんて市販されてないから、針だけ取り寄せて自分で巻いている。針だけお取り寄せ老眼にはきつい作業だが、コレをやらんと釣りが始まらん!仲間からは「スレ針だと掛けても外れる」と言われるが、オッサン的には特に外れ易いとは思わない。スレ針を使ってる理由は、釣れたハゼから針を外しやすいから。カエシが付いていると、外す時に力を入れなきゃならないから指の爪が割れるんですよ!スレ針ならスムーズに外れるから、手返しも抜群って感じだね!まぁ、「今のはカエシが付いてたら取り込めてたな…」と思うことが無いわけでもないが、スレ針を使って外れるか外れないかのやり取りも緊張感があって良くってよ!ハリスはナイロンでもフロロカーボンでもなく、ポリエステルの【ホンテロン】を使ってます。ハリスはホンテロンを愛用張りがあって高感度なので、この仕掛けにマッチしています。わずか3cm程度のハリスで、「何もそこまでしなくても…」という気がしないでもないですが…でも、ちゃんとメリットもあって、ナイロンで数釣りするとハリスが陰毛みたいになってアタリが鈍くなりますが、ホンテロンだとけっこう持ちが良いです。「そうなる前に針を換えろよ!」というご意見、ごもっともでございます。値段はそこそこしますが、ひと巻きで2シーズンくらいは持つのでコスパは悪くはないと思います。リンクっというわけで、オッサンはこの塙式の仕掛けを夏シーズンは当然ながら、冬の穴釣りでもず〜っと使っている。隙あらば改良しようと思ってるんだけど、この仕掛けってシンプル過ぎてこれ以上進化しようがないんですよね〜明け方のロードランナー時間は早朝明け方の4時半を少しまわったところ…こんな異常な時間に、オッサンは居眠り運転でハゼ釣り場へ向かってます。気の早い常連たちは先週あたりからハゼ釣りを始めていて、彼奴ら曰く「7時にはほとんど釣れなくなるから、釣りたきゃ早く来い!」らしい。「いくらなんでも、こんな時間からじゃなくても…」と思うが、開幕戦でズッコケるのも気分が悪い。今日くらいは先行者のアドヴァイス通りにやってみるか…釣りは素直な方が上達が早い。釣り場に到着し、まだ薄暗い【はぜつき磯】を眺めるが、こちらは誰もハゼ釣りをやっていない。ハゼ釣り開幕当初は、ほぼ【夕やけなぎさ】でしか釣りにならないからこうなるわな。誰もいない【はぜつき磯】公園内に入ると、様子見に来た先月とは違った変化があった。BBQエリアと園路を仕切っていた簡易柵が無くなっていた。つまりは、BBQ場もいよいよ利用者が増えてきたのかな?汚い柵は景観的に良くなかったから、いいんじゃないの?柵が無くなってサッパリ!BBQサイトにはこんな早朝からテントが張ってあって、盛況のようだった。もうテントがある本日のハゼ釣り場【夕やけなぎさ】に到着すると、こんな早朝にも拘らず既に7〜8人程の釣り人がいた。よくよく見ると全員知ってる常連たちで、「まだハゼ釣りには早い時期に、こんな早朝から来てるなんて、しょうがねぇな〜…」と思うこと山の如しだった。異常だぜ!この人達は!サツを交わしてハゼ釣りの塩梅を伺うと「釣れなくはないが、針に掛からない!」とのこと。ですよね!この時期なんて、針に掛からないサイズが餌を突いてるだけだもん!思った通りの展開に納得しながら釣りの準備。本日の竿は、長さ2.1mの竿先側半分が『行雲流水』で、手元側半分が『彩峰?』の合体竿。壊れた竿同士を合わせてみたらピッタリ合体したので、そのまま使ってるんだけど、何気に一番数を釣り上げている竿でもある。この竿に今シーズンはお試しで、金属製の回転穂先を装着している。釣り仲間のY氏にそそのかされて取り付けてみたんだけど、これを見たK氏が「ソレダメだよ!俺も前に付けてたけど元に戻しちゃったよ!」とのこと。なんでも、回転穂先で道糸の絡みを解消!という謳い文句だったけど、やっぱり絡むみたいで、この絡みをほどこうとして竿を回転させても穂先が回転するもんだから、いっこうにほどけないらしい。言われてみれば、確かにそうなるというのもガッテン!ガッテン!だが、まだ一度も使ってないのに指摘されると凹むよね…こうなったら、もうひとつの謳い文句『感度抜群!』に望みを託すしかないぞ!せっかく取り付けたのに、ショボリだ…リンクんがしかし!万が一使いモノにならない事態を予想して、本日はもう一本予備の竿『行雲流水2.1m』も持ってきています。本物の『行雲流水』もあるでよ!リンク今シーズンからエサ箱もリニューアル。いつもは安っぽいプラスチックな奴を使ってたんだけど、ぶっ壊れまして…そんな半壊なエサ箱を使ってるもんだから不憫に思ったのか、友人がナイスなエサ箱を恵んでくれた。一流メーカーの優れもの本日使うエサはボイルベビーホタテ。この時期のハゼサイズと針掛かりを鑑みると、ホタテ一択でしょう。問題は、持ってきたホタテは昨年からず〜っと冷凍庫に眠ってたシロモノ。すっかり冷凍焼けし、真っ白になってヒビ割れていた。風味も完全に飛んでるだろうから、コレで釣れるんかね?大丈夫かな?もうひとつの問題があり、こちらの方が深刻なんだけど、本日のオッサンは腰痛でございます。昨日ギックリ気味にやってしまいまして、身体は真っ直ぐに立てなくて、クネ!って曲がってる状態。本来なら自宅で静養すべきだろうが、記念すべき開幕戦が不戦敗では悔やまれるので、無理を押してのハゼ釣行。果たして、釣りになるのでしょうか?アタリはあるんだけど…準備完了にていよいよハゼ釣り開始。ジャブジャブと水に立ち込むが、思ったよりも冷たくて腰に響くぜ!ちなみに本日はウェーダーを装着しているんだけど、それでも冷たいな〜冷たっ!ほとんどの釣り人が立ち込んで釣り糸を垂れていて、長靴かウェーダーを装着しているが、MR氏は短パン&サンダルスタイルで夏を先取りだ!この御方は、秋の夜釣りでも水に立ち込んで釣りしているくらいに寒さを感じない体質らしい。まぁいい…いよいよ夏シーズンのハゼ釣り開始。まずは針にホタテを取り付けるが、久しぶりなので1号の針が極小に見えるし、ホタテ餌ってこんなに付けづらかったっけ?っていうくらいに餌付けがおぼつかない。餌付けってこんなに難かった?やっと餌を付けて第一投。ス〜っと円弧状に落として着底するが反応がない。スンスンと誘うが無反応。ムムム…、はずれエリアなのか?オッサンの誘いが悪いのか?小移動すると、今度はすぐにアタって来た!んだけど、やっぱり小ハゼが突いてる感じ。「あ〜、やっぱりこのサイズだよね…」アタって来るからアワセてみるんだけど、やっぱり針に掛からない。落とすたびにツンツンとアタって来るが、何度やっても掛からない。小ハゼを掛けたところでしょうがないんだけど、アタるもんだから竿を上げるしかない。でも掛からない…試しにしばらく喰わせてみたが、餌は残ってるんだけど、今度はすぐに喰わなくなる。なんなんだよ…しばらくは不毛な竿の上げ下げをしていたが、何かの拍子にやっと針に掛かった!と思ったらビリンゴだった。かわいいビリンゴ君コイツはウキゴリと並んで多い外道なんだけど、マハゼに似ているので一見すると見分けがつかない。まぁ、この時期に4〜5cmのメダカみたいなハゼが釣れたら、ビリンゴと思ってだいたい正解です。本日は基本的にコイツが突きまくってるんだけど、コイツに混じってマハゼが釣れてくるのを期待するしかない。しかし、落としても落としても、アタリはあるけど針に掛からず。手応えを感じてやっとマハゼが!?と思ったら、ダボハゼだったりする。オマエはいらんのじゃ!それでも腐らずに続けていると、やっと待望のマハゼが釣れた!今期第1号のマハゼやっとだよ〜!っとホッとひと安心。ただ相変わらす、ビリンゴの猛攻に耐えながら、マハゼが喰ってくるのを待つしか出来ない。とにかく今日はこんな調子でビリンゴの中からマハゼを拾う感じ。アワセてもアワセてもビリンゴばかりで、どこかにマハゼスポットはないものか?と腰痛の分際で【夕やけなぎさ】中を行ったり来たりするんだけど、状況変わらず。ハゼは釣れないわ、水が冷たくて腰に響くわで、年寄りの冷や水とはまさにこの事だ。気をつけるべきは、ハゼが小さいからと言って、餌も小さくするとビリンゴしか喰って来なかったり、アタリが遠くなったりするから、餌は小粒にしないでそこそこサイズをキープするようにしています。オッサンがウロウロしながらくすぶっていると、いつの間にかハゼ釣り人が増えていた。って言っても、ほとんどは知ってる顔ばかりで、中にはファミリーフィッシング的な人もいるが、こんな時期にハゼ釣りに来るべきではないだろう。知ってる人ばかりなんですけど…んで、そやつらがいつものように決まり文句「昨日は釣れたんだけどな〜!」昨日はオッサンは居ないんじゃ〜!このご時世にオッサンは土曜日も仕事なんじゃ〜!!いつも思うが、日曜日よりも平日明けの土曜日の方が釣れるよ。日曜日なんて、土曜日の残りカスしか釣れないじゃん…しかし、K氏とMR氏である。この二人は常連の中でもかなりの手練れで、この絶望的な状況の中、ビリンゴも含めてポイポイ釣り上げている。MR氏に至っては、昨日に引き続き今日も意地になって1束(100匹)釣りやがって。全然掛けられないオッサンは、悔しいったらありゃしない!んで言われた通り、7時に釣り船が通るようになるとぱったりアタリが無くなった。結局、3時間で14匹と開幕戦は木っ端微塵なのでした。MR氏との合算だが、ほとんどはMR氏が釣ったオッサンなんて、ビリンゴを入れてもせいぜい30匹がいいところだった…”ハゼ釣りってこんなに難しかったっけ?”呆然とするオッサンに「開幕はそんな感じですよ!私も先週は全然掛けられなかったから、来週はきっと釣れるようになりますよ!」とMR氏が慰めてくれた。そんなもんかな〜?開幕戦で久しぶりだから、ハゼ感覚が鈍ってるだけなのかな〜?ソレだけじゃないような気がするんだよね〜とにかく2024年夏シーズンのハゼ釣りが始まりました。チキショー!来週は見てろよ〜!しかし、まずは腰を治さな…次の記事>>>「2024年2回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは至福の一時の」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度ハゼ釣り開幕ですが、どうにも…
    2023年のハゼ釣りもいよいよ開幕!だったけど…2023年5月28日。いよいよ2023年ハゼ釣り開幕でございます!釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯〜夕やけなぎさ】天気:晴れ釣行時間:6時30分くらい(潮位:114cm干潮)〜9時30分くらい(潮位:128cm上げ7分)小潮水温:21℃釣果:マハゼ15匹(4cm〜9cm)竿:2.0m(そよ風)→3.5m(清流X)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレオモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け2023年度も、いよいよ待ちに待ったハゼ釣りの開幕でございます!開幕っても、ハゼ釣りには渓魚みたいに解禁日とかが限られてるわけでもなく、「そろそろ釣れそうかな…?」の頃合いで出掛けてみる感じ。なんだけど、あてずっぽうに行ってるわけでもなくて、既に釣り糸垂れてる気の早い仲間からの情報をおもんぱかりながら、タイミングを見計らう。んで本日を開幕日に設定したんだけど…一応開幕日ということで、本日は爽やかなお目覚め。ピーカンではなさそうだけど、お天気も申し分ない。さっそうと愛車を漕ぎ出す。昨日は、オッサンの愛車の足回りを新調しまして。前後ともタイヤからチューブ、リムバンドまで新しく交換しました。当然ながらオッサンが作業したんだけど、どうせならのノリでいろいろバラしながらキレイに磨いたりしてたら、勢い余ってベアリングまで外すハメになってしまった。一応、見た目は元通りになったんだけど、得体の知れないパーツが余ってしまい、ソレは見なかったことにしたので、漫画みたいに走行中に分解し始めるかも知れない。そんなドキドキ感を味わいながら愛車を漕ぐが、本日は戦闘服(ウェーダー)を装着してるので漕ぎづらい。足回りのオーバーホールしたんだから、もっと軽快に進むハズなんだけど…と憤りながらも現場が見えてくる。橋の上から見渡すと二人ほどの釣り人が見えた。お!もう釣り人がおる!まだこちらの【はぜつき磯】では厳しいだろうて…、フッ!何も知らんと。本日のオッサンの釣り場は【夕やけなぎさ】。まだ開幕当初は【夕やけなぎさ】の方じゃないと釣りにならないから、園路を通りながら迷わずそちらへ向かっていると、さっき橋の上から見えた世間知らずの釣り人の一人はI氏だった。はぁ?何でアンタがここにおるん?I氏はかなりの手練で、オッサンの知ってる限りでは、この釣り場でもトップクラスの実力の持ち主。当然、この時期にこんな所に居てはいけない釣り師である。サツを交わして事情を伺うと「【夕やけなぎさ】は全然ダメで、【はぜつき磯】はアタリがある!」らしい。ナヌ!?そうなの?例年は開幕当初は【夕やけなぎさ】から釣れ始めて、ひと月ほど遅れてから【はぜつき磯】という流れ。今期は違うのかな?しかし、I氏ほどの手練が言うんだから間違いないだろう。とは言え、【夕やけなぎさ】の方も見てみたいので、まずはそちらへ向かう。ちなみに公園内の工事はまだ完了していません。表示板には7月上旬までの工事となっていて、関係者によると6月中くらいにはなんとか…といった感じらしい。未だ工事中でございますBBQサイトはオッサンの偽情報では人工芝を張ると豪語したが、実際は砂を敷き詰めて完了らしい。しかし、サイトにこんなに砂を厚盛したら使いづらい気もするが、たぶん火の対策だろうね。芝とか地べたの植物に火が燃え移ったら火事になりかねないから、砂を敷いただけにしたんだろうね。この砂の厚盛は使いずらいだろうな〜恐らくはギャルから「や〜ん!あたしのCELLINE(セリーヌ)のスニーカーに砂が入っちゃう〜!」と不平不満ブ〜ブ〜なのは目に見えている。BBQを企画しとる野郎どもへ!ここら辺の情報収集はキッチリしとかんと、君の気配り心配りが試されっぞ!『ミクロの決死圏』サイズなハゼ【夕やけなぎさ】に到着すると、さすがにコチラにはそこそこのハゼ釣り人がいた。さすが【夕やけなぎさ】とは言え、シーズン中は付け入る隙が無いほどの釣り人が繰り出すから、ソレに比べればガラガラと言っても良いくらいだ。何人かは知ってる顔で、皆さんお元気だったらしい。なんか時々思うんだけど、オッサンの目に見えないところでは時間が止まってて、何も動いてないような感じがすることがある。でも実際にそんな事はなくて、皆さんのいつもの日常が片時も休まず動いているのである。皆さんどこかで頑張って生きてたんだな〜!と感慨にふけるが、オッサンごときがノスタルジーに浸る事でもないか…久しぶりのサツを交わし、ハゼ釣りの塩梅を伺う。人によって「そこそこ釣れる」とか「厳しい」とかの意見が分かれる。釣りの感想とはこういうもので、釣り糸を垂れてる場所でアタリハズレがあるのはしょうがないところ。ビクの中には5〜6cmのハゼがチラホラ見える。まだこんなサイズか…オッサンは当然ながらウェーダーを履いてて、他の釣り人達もまだ水に立ち込むのは厳しい時期だから、それなりの出で立ちで釣りをしている。そんな中、MR氏。このお方、ひとりでTシャツ&短パンスタイルの夏の装いで水に立ち込んでて、ミッドサマーを独り占め!確かに見た目は良く言えばポッチャリ、悪く言えば……恐らく定期健康診断では、血清脂質、血糖値、血圧はかなりの数値を叩き出すであろう!体型だから寒さに強いのかも知れない。という訳で、オッサンはI氏とH2氏がやっている【はぜつき磯】に戻る。当然ながら、こちらにはほとんどハゼ釣り人が居ないわけで…全然釣り人居ないんですが…まぁ、人がいるから釣れる訳でもなく、逆に、全然人がいないエリアで一人で爆釣も何度も経験してるから気にしてない。まずは先ほど頂いたブースターを飲み干すと、熱いものが下半身に込み上げてきた。朝っぱらから熱いぜ!腰が引けながら釣りの準備。本日の竿は、開幕を記念してオッサンの一軍竿「そよ風」柔らかい竿なので、シーズン当初のハゼがまだ小振りな時期にちょうど良い。でも数釣りは苦手な竿仕掛けはいつものハリス3cmの胴突き仕掛け。もう進化しようがない仕掛けオモリは環境に配慮した自作の鉄製オモリ。鉄なもんで、使ってなくてもすぐに錆びるから、オッサンのオモリはいつもサビっぱなしである。まぁ、使えりゃ〜良いや!水温は21℃で、ハゼ釣りにしてはまだちょっと冷たいかな?シーズン初めだし、朝だしで冷たいな〜エサはベビーボイルホタテ。ハゼが小さい時期は、ホタテ一択でしょう。まだ凍ってるぜ!今年もホタテは豊洲市場に買いに行った。近所のスーパーの1kg入りだとちょっと大きいサイズしか売ってないし、ちょうどよいサイズはパック入りになるので割高だし…世界の豊洲市場なら、求めるサイズが確実にある。安くはないけど…今期は少し小さいホタテをチョイス。ひとシーズンで2kg使い切るくらい準備完了にて2023年のハゼ釣り開始!ちょっと緊張しながらの第一投。まだ身体感覚が馴染んでないので、流れるような振り込みとは程遠く、ボチャ!っと着水し、ドスン!と着底。う〜ん…、オッサンもまだまだだな〜!スンスン…と誘ってみるが、アタリは無い。適当に方向を変えて何度か入れ直してみるが、な〜んの反応もない。「ん〜?アタらないんですけど…」と隣りのI氏にブ〜たれると、「アタるよ!掛からないけど…」と竿を上げ下げしている。反対お隣りのH2氏もアタリがないらしく、腑に落ちないご様子。小移動をしながらアタってくるハゼを探すと、やっとアタリが来た!そのアタリ方が、しっかり集中してないと感知できないほどのミクロなアタリ。竿先が5mm拝むかどうかくらいで、手感覚でやっと取れるような感じ。まだ初日だから感覚も鈍くて、アタリをキャッチするのは至難の業だった。「コレか〜!」当然こんなアタリ方をするのは赤ちゃんハゼで、しかもやる気がないから引っ張らない、活性がとても低い時のアタリ加減。普通こんなん、針に掛からないよね?それでもムキになってなんとか掛けてみると、やっぱりなサイズだった。こんなの掛かるか!?どこかにもっと良いサイズがいないか?探ってみたが、基本的にアタリは無くて、よしんば、あったとしてもミクロなアタリばかり。H2氏はシモリウキだったもんで、さすがにウキ釣りだとこのアタリは取れないと思うよ。っという訳で、I氏にまんまとガセネタを掴まされた御一行様は、ハゼ釣りサイズを求めて【夕やけなぎさ】に移動開始したのでした。ほろ苦い開幕戦帰って来たよ【夕やけなぎさ】。少々ハゼ釣り人が増えてたが、まだまだ少ないね…相変わらずMR氏は朝イチと同じスポットで、Tシャツ短パンスタイルで釣ってて、「この人だけ時間止まってるんじゃねぇ〜かな?」と錯覚する。でも氏のビクの中は先程よりもハゼが増えてたから、動いてるんだ!となぜかホッとした。この釣り場のご意見番のO氏も来てるんだけど、今日も竿を出すことなく、ヒマそうな釣り人を捕まえては語り部と化している。O氏の自転車には、積載オーバーな釣り道具を満載してるくせに、今日も釣りをする気は皆無らしい。【夕やけなぎさ】はそこそこ広いエリアとは言え、この時期に釣れるスポットは限られてて、当然ながら常連たちはそのエリアに密集している。本日の状況では、赤ちゃんハゼを避け、ハゼ釣りになるサイズの一縷の望みを託せるのはココしか無い。しかしエリアは岩場なので、当然ながら外道のダボハゼ君がちょっかい出してくる。まるまる太ったナイスダボ!コレがまた、良いアタリ方で良い引きをするもんだから、こんな厳しい日にはチョッピリの慰めにもなるが、いらんもんはいらん!ダボハゼの猛攻に心が折れたので、沖ならばナイスサイズが居るのでは?と3.5mの竿でやってみる。沖狙いの長竿釣り歩きながら移動するんだけど、状況変わらずで相変わらず赤ちゃんハゼが突いてくるばかり…柵際までやってみたけど、な〜んも状況変わらず。柵際も釣れる時は釣れるんだけど…いつの間にか【夕やけなぎさ】にはひと握りの常連以外は居なくなっていた。いつの間にやら人が居なくなってたそりゃ〜そうだ!この状況じゃ〜、釣り糸垂れてもしゃ〜ないだろうて…水もなんだか濁っているし、シーズン初めという時期を除いても、今日は釣れない状況だったんだと思う。水も濁ってるし…という訳で、3時間で15匹とほろ苦い開幕戦でした。結局、オッサンのビクには一匹も入らなかった。ビクの網目から脱走するような赤ちゃんハゼ入れてもしょうがないし…、忘れた頃にビク入れサイズもあがるんだけど、片手で数える程度のハゼを入れても自分が可哀想になるので。このサイズが居ないこともないんだけど…MR氏なんて、小さいながらも50匹以上釣ってたので、居るところには居るんですよ!んでしっかりと集中すれば、釣れることは釣れるんですよ!オッサンみたいにチョロチョロしてるとダメなんですよね〜ただ、今日は試し釣りで、釣り場全体の塩梅を伺うという意味もあって、ウロウロしていたという理由でもあります。おかげさまで、【夕やけなぎさ】と【はぜつき磯】のほぼ全体を見れたので、次はしっかり集中したいと思います。まだ一回目だから何とも言えないけど、今年はちょっとハゼの成長が遅れてるのかな?という印象。ただ、数は居そうなので、成長すれば楽しいハゼ釣りになりそうな予感です。あと2週間後くらいならハゼ釣りになるかな〜?次の記事>>>「2023年度2回目のハゼ釣りはまだまだだね〜…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年第三回目のテナガエビ釣りは釣れないんですけど…
    2024年第三回目の多摩川テナガエビ釣りはますます釣れないぞ2024年5月4日2024年第三回目のテナガエビ釣りに行ってきました。ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)天気:晴れ釣行時間:7時30分(潮位80cm下げ8分)〜9時30分(潮位70cm干潮)若潮釣果:3匹(8cm〜16cm)竿:「GR愁渓」2.1mと「清滝」2.1m道糸:フロロカーボン2号ハリス:ナイロン0.8号ハリ:タナゴ針-極小新半月ウキ:発泡スチロールの玉浮きオモリ:中通しマル0.8号/ナス1号エサ:ミミズ(自己調達)仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛け/胴突き仕掛けGWも後半で、いよいよ5月に突入。東京都心の気温は27℃の夏日。『夏日』とは25℃以上を言うらしいが、、昨今の夏は25℃どころじゃないよね。30℃は当たり前で、40℃も珍しくなくなってきた感じ。コレが真夏だったら「今日は27℃だから、ちょっと涼しいよね…」だろうが、まだ暑さに身体が順応してないから27℃は暑い!オッサンのGWと言えば、毎年ギリシャ、ミコノス島のエーゲ海を見渡せるカーボ タグー ミコノスに泊まりながら、プライベートインフィニティプールでのんびりとって感じ。っということは全く無くて、どこへ行くアテも金もないもんだから、近所の多摩川でトホホなテナガエビ釣りで時間を潰している。まだハゼ釣りも始まってないもんだから、金をかけずに手軽に出来る釣りものと言えば、テナガエビ釣りくらいしか思いつかない。「別に釣りじゃなくてもいいじゃん!」なんだけど、釣り以外に思い浮かぶのは、近所の銭湯くらいしかなくて、つくづく狭い範囲で生きてるな〜っと痛感する。しかし、いつも思うがゴールデン・ウィークの釣りは釣れない。海釣りなんて特にそう思う。海の中は陸よりも1〜2ヶ月ほど季節が遅れているという理由から、この時期の海釣りは釣れないらしい。海の中はやっと冬から春になり始めた頃なので、海水温はまだちょっと低いからというのが釣れない理由らしい。でも、シロギスとかアジとかは冬にも結構釣れるから、問題ないのでは?と思われるかも知れない。しかし、現実に釣れない理由は、水温が低いなら低いなりに安定してれば釣れるけど、この時期は暖かくなったり冷たくなったりと不安定だから、魚の活性が良くないらしい。んじゃ〜、渓流釣りならいいんヂャね?確かに、この時期の渓流釣りは、新緑が気持ち良く、渓魚は冷たい水を好むから釣れる時期でもある。渓流釣りフリークにはもってこいの季節だが、残念ながらオッサンはフリークではない。渓流釣り場って遠いし、そもそもそこへ辿り着く足がない。電車?例え始発から行動しても、それなりに遅い時間になってしまうので、車移動の釣り人には敵わない。渓流釣りは早いもの勝ちの世界だし、警戒心が異常に高い渓魚相手だと、人が入った後に釣り糸を垂れても釣れないだろうて。このように、歳をとると否定的な理由を並べたててはチャレンジを拒否し、自分の殻に閉じこもろうとする。頭の老化を少しでも遅らせようとするなら、新しい事柄にチャレンジするのが一番!と何かで読んだが、そもそもが行動を起こすために腰を上げることが一番億劫になるのが、歳をとるということなのである。と言うわけで、本日もいつものように釣れないテナガエビ釣りへ行くハメになった。今年のGWはお日柄が良い日続きで絶好の行楽日和だが、どこ行く予定も金もないオッサンとしては、せめてテナガエビ釣りでもやらないと時間さえも潰れない。今朝は珍しく朝早くに目覚めた。そして、久しぶりに身体が軽い目覚めでもあった。普段は、いくら寝ても朝起きると身体がダルい重いで、爽やかな目覚めとは程遠いドヨ〜ンとした朝ばかり。しかし今日は違うぞ!コレは爆釣かもしんまい!さっそうと釣り場へ愛車を漕ぎ出す。途中、近所のドブ川にたくさんの可愛い鯉のぼりが泳いでいた。毎年恒例こどもの日のイベント鯉のぼり=魚としか出てこない頭の硬いオッサンだと、鯉のぼりの模様は鱗しか出てこないが、こちらの鯉のぼりにはいろんな柄があって見ていると楽しくなる。こういうのを見ていると、子どもの発想って柔軟で羨ましくなる。そして、いつものように多摩川河川敷の競走馬の練習馬場でひと休み。しばしサラブレッドの走りに見とれる。すげぇ速ぇ〜!並走する人の馬にムチを入れたりしているのも練習馬場での光景。堤内側の厩舎への移動は通常の横断歩道を渡るので、競走馬が目の前で見れるぞ!かっちょええ!この移動時は、コンクリートの場所を歩くもんだからカッポレ!カッポレ!音がするんだけど、馬によって微妙に音が違うんだよね。馬によって、蹄や歩き方が違うからからかな?何にせよ、カッコいい音には違いない!程なく、本日の釣り場に到着。さすがGWだ、今日はテナガエビ釣り人がひとりいた!広大な釣り場に、オッサンともうひとりの二人も釣り人がいて大盛況だ。今日は人が多いぞ!二人だけど…まずは釣り場のチェックだが、思ったよりも潮位が低かったので、釣りになるポイントが限られる。ん〜!水位が低いな勝手知ったる釣り場なので、この時点でどこから釣り始めるのかは決めていた。本日の竿はいつもの二本。「清流」と訳の分からん竿まぁ、竿の性能云々の釣りではないのでテキトーだ。んで、本日はいつもの一直線の仕掛けとは別に、ハゼ釣りでも使っている胴突き仕掛けも試してみる。歳をとってもチャレンジじゃ!っというのも、この釣りものは根掛かり必至なんだけど、少しでも根掛かりを軽減する方法はないものか?と思案した。根掛かりのほとんどはオモリ部で発生する。せっかくテナガエビが針掛かりしているのに、その上のオモリで根掛かりしてて、どうしても外れなくて、泣く泣く道糸をぶった切るという事態も少なくない。心配は針掛かりしていたエビは大丈夫か?なんだけど、多くの魚は自分で針を外すので、テナガエビも自分で外すと思う。なんなら、ハサミ付きの手もあることだし、きっと魚以上に器用に針を外すっしょ!「もしかして、オモリがエビに近ければ根掛かり率も少ないのでは?」と思ったので、胴突き仕掛けを試してみることにした。んで、もうひとつのお試しが竿を安定させるためのオモリ。いつもは高ナットを使ってたんだけど、本日は25号のスパイクオモリを装着。っというのも、テトラポットの上に竿を置いていると、風が吹いたり、斜め部だと竿がコロン!と落ちることがあった。高ナットだと平らな部分が多くて滑っていた。このスパイクオモリなら、スパイク部で引っ掛かって落下防止になるのでは?と期待している。アナゴ釣りで使ってたスパイクオモリんで、餌はいつものように近所の公園で捕まえてきたズミミ様。今日も餌はコレ。タダで助かるぜ!アタっても針に掛からないいよいよ釣り開始!まずは実績ポイントで、何匹か釣り上げて安心したいところ。んで、期待通りすぐに一匹目が釣れた。思った通り、すぐに一匹目ゲット!すぐにもう一本の竿からもう一匹。さすが実績ポイント!釣れたテナガエビの口から針を外すんだけど、エビの口って複雑怪奇で、どこに口があるのか意味不明である。訳の分からんエビの口テナガエビ釣りをはじめた頃は、この奇妙なエビの口で噛まれそうで怖かったので、ピンセットを使って針を外していた。今現在は針を指で摘んで外すんだけど、正直、針がどこに引っ掛かっているのか良く分からないので手早く上手く外せずに、エビが昇天してしまうこともある。とりあえず、本日はスタートダッシュ成功で、今日は爆釣Dayと思ったが、ここからが地獄のテナガエビ釣りになった。さすが一級ポイントだからエビは多いんだけど、問題なのはテナガエビって縄張り意識が強いのか、強欲なのか、性格が悪いのか、餌を巡って他のエビと争い始める。基本的に身体が大きい方が強いんだけど、そいつが餌に近寄ってくる他のエビを追っ払おうとする。追っ払われたエビは、エビ特有の後ろ向きでピュ〜!と跳ねるようにして遠くに逃げてしまう。せっかく何匹もいたエビが遠くに散ってしまい、残っているのは餌にかぶりついていた一匹のテナガエビのみになってしまう。んで、ソレを釣り上げたら、他のエビは居なくなってしまってるので、そのポイントは終了だ。それでも、釣れる日だったらすぐ隣りとかの穴から釣れるんだけど、本日は残念ながらそういう日ではなく、それっきり音沙汰なし。まぁ、居るには居るんですが、小エビ過ぎてミミズ餌だと針に掛からないサイズ。ミミズ餌には珍しく、この小サイズが釣れたこのサイズだと、餌にちょっかい出してきても浮きに反応は出なくて、竿を聞き上げた時にピク!と魚信はあるけど、針に掛かってないもんだから逃げられる。今日はそんなんばっかだった。「クソ〜!アカムシ餌だったら掛かってるのに…」と悔しさ100倍である。まぁ、餌代をケチってる報いではあるが、小エビって釣ってもすぐに昇天してしまうので、コレはコレでヨシとしましょう。あんまり釣れないもんだから、ポイントを移動しながら釣り歩いたんだけど、どこへ行っても釣れないんだよな〜そうこうしているうちに潮はますます引いてしまい、状況は悪くなるばかり…かなり厳しい状況だたま〜にアタリがあっても小エビが突いているだけで、いつものようにピク!という魚信だけで居なくなってしまう。結局、2時間でわずか3匹の貧果にて終了。うわ〜、これだけかよ!日が経つにつれ、テナガエビが釣れなくなっていくな〜…もっと釣れても良いと思うんだけど…来た時にいたもう一人の釣り人もさっさといなくなってしまった。かつてはテナガエビ釣りの聖地とまで言われたこの釣り場も、GWのかきいれ時にも関わらず、オッサン以外は誰もいない閑古鳥が絶叫するくらいの悲惨な状況。台風による河川の増水の影響や護岸工事でテナガエビ釣り場が無くなったということは、エビが繁殖できる環境も退廃したということでもあり、エビの個体数も激減しているんだと思う。本当に釣れなくなってしまった多摩川のテナガエビ釣り。以前にエビ釣り場で出会ったエビ釣り師たちは、今どこで何をしているのだろう?エビ釣りを諦めたのか?それとも別の釣りものに勤しんでいるのか?そもそもが、みんな年寄りばかりだったから、もうこの世にいないのかも知れない。オッサンの中では、ハゼ釣りまでの”つなぎ”のつもりで始めたテナガエビ釣り。こんな状況じゃ〜、つなぎどころか燻り続けるのみである。どっかにテナガエビ居ないかな〜?次の記事>>>「2024年第四回目の多摩川テナガエビ釣りはやはり餌!?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼ(テナガエビ)サイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年第四回目の多摩川テナガエビ釣りはやはり餌!?
    2024年第四回目の多摩川テナガエビ釣りは餌の違い2024年5月5日2024年第四回目のテナガエビ釣りに行ってきました。ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)天気:晴れ釣行時間:8時00分(潮位63cm下げ8分)〜10時00分(潮位45cm干潮)中潮釣果:10匹(6.5cm〜11cm)竿:「GR愁渓」2.1mと「清滝」2.1m道糸:フロロカーボン2号ハリス:ナイロン0.8号ハリ:タナゴ針-極小新半月ウキ:発泡スチロールの玉浮きオモリ:中通しマル0.8号/ナス1号エサ:アカムシ仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛け/胴突き仕掛け本日は5月5日。言わずもがな、『こどもの日』であり、祝日であり、GWの最後の日でもある。まぁ、2024年は振替休日で6日も休みだけどね。こどもの日は別名『端午の節句』とも呼ばれ、男の子の誕生をお祝いするとともに、その健やかな成長を祈る行事。鯉のぼりや鎧兜を飾る勇ましい日でもある。オッサンにももう社会人だけど息子がいて、毎年兜を出してお供えし、毎日兜に祈りを捧げている。実はオッサンちでは、この兜を飾っている期間が異常に長い。オッサンには娘もいるので、3月のひな祭りにもお雛様を飾るんだけど、3月3日におひなが終了し、おひな収納と同時に兜を出すのである。男女の子どもがいる多くのご家庭が同じだと思うが、おひなと兜もしくは鯉のぼりは同じスペースに収納してあると思う。当然、一年に一度だけ登場する低頻度のブツは、収納の奥底に仕舞ってあるはず。普通のご家庭でも大変なのに、オッサンちのサルガッソーのような混沌とした収納の奥底から、目的のブツを引っ張り出すのは至難の業。っというわけで、おひなの収納と同時に2ヶ月後の晴れ舞台に向け、兜を取り出しているのである。問題は、おひなも兜も飾ってあるのはオッサンの小部屋。けっして豪華絢爛とはいえない節句人形だけど、ただでさえ狭い部屋にセッティングすると、身動きのスペースすら無くなる。正直邪魔ではあるが、子どもたちの成長を見守ってきたありがたい節句人形なので、邪険には扱えない。今年もやっと兜を片付ける日がやって来て、ホッとしている。ところで、よく耳にするのが【雛人形の片付けが遅いと婚期が遅れる】という伝説。これはあくまで迷信の類で、その真意は「「こどもに雛人形を自分でしまえるようになってほしい」つまり、「大切なものを、正しく片付けられる」きちんとした大人に成長してほしいという親の思いからきたものらしい。オッサンの親類に、けっこうな年齢の独身女性がいて、その人の母親は毎年律儀に雛人形を飾り、3月3日が終わる前にダッシュでで雛人形を片付けていた。この甲斐あって、すぐに結婚!っということは全く無くて、未だに独身である。本人に結婚する気はさらさら無いらしいが、ある日突然に運命の出会いも無かったんだろうて…もう還暦に近いのでさすがの母親も諦めたらしく、今年も雛人形はけっこうな時期まで出しっぱだったらしい。そもそも自分でおひなを出し入れしてないんだから『きちんとした大人に成長』という願いもクソもないのだが…そう考えると、オッサンちも一緒で、娘の婚期が心配になるオッサンなのでした。ちなみに、五月人形にはこの手の迷信はないらしいが、万が一に備えて、オッサンは兜を5月5日に仕舞うようにしている。数とサイズそんな忙しい本日ですが、相変わらず用事も無いので、本日もテナガエビ釣りだ。向かうは多摩川だけど、たまには別のテナガポイントに行くべきか?愛車を漕ぎながら悩み続ける。ずっと悩んでいたが、考えるのも面倒臭くなったので、河川敷に出てから「気の向くまま自然に任せよう!」となった。んで多摩川に出るが、無意識に向かった先はいつものテナガポイントだった。まぁ、こうなるわな…別の釣り場だと、他の釣り人とバッティングするかも知れない。多摩川のテナガエビ釣り場はもう数えるくらいしかないので、かち合う可能性が高い。せっかくやって来たのに再びの移動も面倒臭いし、労力と時間の無駄だ。ならば、いつものテナガポイントなら安心だろうて。っというわけで、いつものオッサンの指定席にやって来ました。本日もココかよ!今現在の潮位は、思ったよりも低い。って、毎回同じ事言ってる気がするが、なんか今年はタイドグラフと実際の潮位が合ってない気がする。まぁ、タイドグラフは計算上の数値だから若干のズレが生じるんだけど、”若干”という程度のズレじゃないんだよな〜ずいぶん水位が低くね?今日はまだ潮位が下がるから、焦り気味で釣りの準備。二本竿なんだけど、本日も一本は胴突き仕掛けにて。ハゼ釣りでも使ってる仕掛け昨日はわずか3匹しか釣れなかったもんだから、仕掛けの検証なんてトンデモなかったので、本日も引き続き。ちなみに、昨日のもう一つの検証だったスパイクオモリは、実用に耐えうると判断したのでレギュラー入りでございます。スパイクオモリは使える!んで、本日はテナガエビ釣りの餌といえばコレ!アカムシでございます満を持して、真打ち餌の登場!今まではタダで手に入るミミズ餌でセコくやっていたんだけど、ミミズ餌は針掛りするエビをかな〜り選ぶ。そこそこの良型エビじゃないと針に掛からないので、かなりの小エビを弾いていた。そこそこ釣れてれば気にならないけど、今年も釣れないもんだから面白くない。っというわけで、大枚はたいてアカムシを購入し、小エビも一網打尽にする「釣りは釣れてなんぼのもんじゃい!」な非道な釣りにチェンジ。二匹ずつチョン掛けあとアカムシを使う理由はもう一つあって、売ってるアカムシってけっこうな量が入っている。爆釣なら一日で使い切る事もあるけど、今年の釣れ具体ではかなりのアカムシが余りまくるハズ。余った餌を持って帰っても次週までは保たないので、今回の2日連続の釣行で使い切る予定って、明日もテナガエビに来るの?俺?さっそくテナガエビ釣り開始!まずは実績ポイントでスタートダッシュを決めるつもりがズッコケル。昨日もスタートは釣れた実績エリアだけど、今日はどこに落としてもアタリが無い…アレ〜?ひとつもアタらないってどゆこと?マズイなコレ…とは言え、この低い潮位で釣りになりそうなスポットは唯一アソコしかない。でも、ココよりも厳しそうだから、なんとしてもここらで釣りたいところ。粘っていると、やっと浮きに反応が出た!ピョコン!と浮きが動いて、そのままズズ〜…と石の下に持っていかれる。間違いなくテナガエビの挙動。問題なのは、けっこう引っ張っていったんだよな〜オッサンの拙い経験上、あまりに持っていかれると、針掛りでエビが暴れて石の反対側から出てきちゃうと、いくら引っ張っても根掛かりみたくなって取れなくなる。「根がかるなよ〜!」っと雨乞いのような祈りを捧げながら、針がエビの口に掛かるのを待つ。ミミズ餌の場合は、エビが餌を喰い始めたと思われる時点から90秒〜2分くらい長めに喰わせる。アカムシ餌の場合は、40秒くらいか長くても1分までかな。それ以上喰わせるとアカムシを完食してしまうので、竿を上げても空針になってしまう。この時間てけっこう長く感じるから、せっかちなオッサンは毎回時計で計ってます。待つ時間って自分が思ってるよりも長いよ!マジで!浮きの持って行き方からそこそこの良型エビと思ったので、短めで40秒。出てくれよ〜!と願いながら竿をス〜っと上げてゆくと、ギュンギュン!と暴れ始める。マズイ!けっこう深い所で暴れ始めたな!こういう時って反対側からエビが飛び出すことが多いので、多少強引に引っ張らないと根掛かる。ズルん!とエビが岩の隙間から出てきてまだ暴れまくるんだけど、しっかり針掛りしていたので、さっさと水から上げてしまう。上がってきたのは11cm程度だったけど、元気だったな〜本日の一匹目やっとソーラーエアーポンプが使える。今日も出番があって良かったね!すぐに同じ穴から二匹目が上がってきた。コッチはおとなしかったんで、このエリアは全く音沙汰がなくなったので、泣く泣く移動。やってきたのは、セカンドベストのエリア。こちらでやるには潮位が低過ぎるんだけど、他に行くアテが無いのでとにかくやるしかない。案の定、アタリは遠かったのでシラミ潰しに穴や岩陰に落としゆく。最初に釣れたのはこんな小エビ。さすがアカムシ餌ミミズ餌だと絶対掛からないサイズも拾うのがアカムシ餌。多少心が痛むが、心をサターニャ(悪魔キャラ)にして釣り続行!やはり、小エビを拾うんだけど、このクラスのアタリって浮きに出ないんだよね。「エビ居ないな〜」と思って竿を上げるとくっついてる感じ。なので、テナガエビ釣り独特の「喰ってきた!まだ竿を上げるべきか?否か?」のドキドキ感が無いんだよね〜なかなかエビも見つからないもんだから、一か所で粘らずにポンポン移動しながら探ってゆく。上がってくるのは、10cmクラスと小エビクラス半々って感じ。このサイズなら楽しいがこのエリアも広くないから、探り切ってしまい納竿。2時間で10匹と、とりあえずツ抜けで、まぁ良いか。ツ抜け(10匹)だからヨシとしましょうう〜ん、アカムシ餌使ってるんだから、小さくてももっと拾えると思ってたけどな〜厳しいな〜やっぱりアカムシ餌だと、釣れるエビサイズが小さくなりますね。ミミズ餌だとサイズアップするけど、その分、数が上がらない。どっちを取るのか?人それぞれだけど、どちらにせよもうちょっと釣れて欲しいな〜余ったアカムシは妻に見つからないように冷蔵庫へ隠した。だもんで、明日もテナガエビ釣りに行くしかないオッサンなのでした。次の記事>>>「2024年第五回目の多摩川テナガエビ釣りはどうにも…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼ(テナガエビ)サイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年第五回目の多摩川テナガエビ釣りはどうにも…
    2024年第五回目の多摩川テナガエビ釣りはエビはいずこ?2024年5月6日2024年第五回目のテナガエビ釣りに行ってきました。ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)天気:曇り釣行時間:7時30分(潮位63cm下げ8分)〜9時00分(潮位45cm干潮)中潮釣果:7匹(7cm〜12cm)竿:「GR愁渓」2.1mと「清滝」2.1m道糸:フロロカーボン2号ハリス:ナイロン0.8号ハリ:タナゴ針-極小新半月ウキ:発泡スチロールの玉浮きオモリ:中通しマル0.8号エサ:アカムシ仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛け案の定というか…。やっぱりというか…。思った通りというか…。2024年のGWは、全日釣りのみで終わった。もっと充実した日々を過ごしたかったが、どこかへ出掛ける気力も金も瞬発力もない。もともと面倒臭がりな上、人混みは嫌いなので「GW中はどこへ行っても混んでるしな〜」と、タダでさえ無い行動力をますます消極的にさせていた。っというわけで、人混みを避ける”釣り”という逃げに走ったんだけど、近所でず〜っとテナガエビだけを相手にしていた訳ではございません!ちゃんと、船シロギス釣りと船アジ釣りにも行ってたんですよ!しかし、大枚はたいて船に乗ったにも拘らず、釣果は散々な玉砕…エビも釣れない、シロギスも釣れない、アジも釣れない…無い無い尽くしのGW釣行だったのでした。っというわけで、GWの釣りは釣れない!という都市伝説を実感したオッサン。本日はGW最終日で、最終日を記念して本日も多摩川にてテナガエビ釣りだ。否、別に記念しなくてもいつものエビ釣りなんだけどサ。せめて雨でも降ってくれりゃ〜釣りなんてしないんだけど、GW中は悲しいくらいの行楽日和ばかりで、結局は釣り三昧になってしまった。現場に向かって愛車を漕ぐが、本日の天気は曇りな上、風が強い。「こりゃ〜、本日のエビ釣りは厳しくなるな…」街中でこの強風だから、多摩川なんて吹きさらしだから、もっと風が強く吹いているだろうて…んで河川敷に出た途端、思った通りに強風が吹き荒れていた。釣り人ならみんな知ってるが、釣りの大敵は雨ではなく風。風が吹くと、とにかく釣りづらいったらありゃしない!一瞬、帰ろうかな…と弱気になるが、置き竿を安定させるためのスパイクオモリのテストが出来るかも…と、オッサンには珍しくポジティブシンキングで釣り場に向かう。運悪く向かい風なので、愛車を漕いでも漕いでも進まないが、やっと現場に到着。相変わらず、見渡す限り釣り人は皆無だった。やはり釣り人いないね本日はちょっと早めに釣り場に来ました。っというのも、連日潮位が低すぎて釣りにならなかったから。一応、毎回タイドグラフで潮位の確認はしてるんだけど、ソレよりも実際の潮位はかなり低かった。ここんところ釣れなかった原因は、低すぎる潮位もあると思ったので、本日は頑張って早くに来てみました。その甲斐あって、到着した頃はちょうどよい潮加減。この潮位なら釣れると思う。潮位も良さそうだぞ!風は強いし、今日は曇っているから狙うべきテナガポイントが見にくいが、なんとかなるっしょ!では釣りの準備をば。ここ2回ばかり胴突き仕掛けをお試ししてみたんだけど、確かに通常仕掛けに比べて根掛かり率は低いけど、針掛かり率も低かった印象。せっかくテナガエビが餌をついばんでいるのに、針掛かりが悪くて釣れなければ本末転倒。なので、いつもの通常仕掛けに戻しました。やはり、こちらの方が釣れやすいか餌は昨日の余りのアカムシ餌。今日もテナガエビ釣りに来るハメになった原因でもある。こいつのせいで!置き竿を安定させるスパイクオモリ。今日は風が強いから、スパイクオモリの本領発揮だ。こんな感じですあっという間に釣り終了まずは実績ポイントでさっさと釣りあげ、心に余裕をもって釣りしたかったが、昨日に引き続き今日もアタリが遠い…おかしいな〜、ココってテナガエビが集まってるハズなんだけど…連日叩いてるから警戒されてるのか、エビが居なくなったのか…30分ほど粘ったが、釣れたのは小エビ一匹のみ。これだけかよ…アタリもこの一匹だけで、あとは全く音沙汰なしだった。こりゃ〜だめだ!っと移動開始。もう一か所のお気になエリアにて始めるが、こちらでもアタリが遠い…とは言え、アタっては来るからやる気にはなる。アカムシ餌だから、仕掛けを落として40秒〜1分くらいで聞き上げるんだけど、ス〜っとゆっくり竿を上げているとピク!と魚信が来て、エビが餌を離して逃げてゆく。「まだ早かったか…」次はもうちょっと長めに喰わせてから竿を上げてみると、今度はアカムシを完食しやがって、空の針だけが虚しく揺れる。チッ!ちゃっかりしてやがるぜ!次で掛けちゃる!と意気込んでると、今度は喰ってこなくなるんだよね〜全くテナガエビって奴は性格が悪い。苦労してやっと掛かった!と思ったら、小エビばかりでちっとも面白くない。小エビすぎだよね…目に付く岩陰や隙間に片っ端から落としてるんだけど、そのほとんどは空振り。ハァ〜、今日もエビが居ないな〜例え居たとしても、小エビばかりで手応えがないんだけど、やっと良型が釣れた。せめてこのサイズ以上じゃないとね〜いつも思うが、良型になるとエビを掴んだ途端にいつもハサミに手を挟まれる。大きめにガッツリいってくれればそれほど痛くないんだけど、皮膚の表面だけをちょっぴり掴まれるとけっこう痛い。ちょっぴりだけ摘むのは痛いからやめてくれ!やっと良型が釣れてホッとしたが、これ以降はまた小エビばかり…ある深めの小さな穴に落とした時だった。落とした途端に浮きがピョコン!と反応した。「お!良型が居たぞ!」浮きに反応が出たということは、そこそこサイズが突いてるということ。期待しながら、早くも遅くもない絶妙なタイミングで竿を上げなくてはならない。実はコレが意外に難しい。早いと口に針が掛かってないので釣れないし、遅いと針を吐き出され、コレまた釣れない。良型以上になると、アカムシを食べるのも早いから短時間勝負になる。頃合いを見計らって、ス〜っと竿を上げるとビクン!ビクン!と引っ張ってくる。この重くて激しい引きは、20cmオーバーのビッグアームに違いない!好き勝手にやらせると潜られて出てこなくなるので、多少強引に抜き上げる。果たしてヌルン!と出てきたその姿は…20cm近くはあったチチブでした。なんだよ!コイツはよ〜っざけんな!と多摩川に向かってフル遠投し、優しくリリース。コヤツを最後に釣れなくなり納竿。本日は潮が引くのが早く、わずか90分で7匹で釣りにならなくなった。ムムム…、たったコレだけう〜ん、厳しすぎるな…アカムシ餌だと、細かいのを拾うからもっと釣れるハズなんだけど…もしかして、ボリュームのあるミミズ餌の方が目立つから、エビが寄ってくるかな?実際どうなんだろう?まぁ、おいおい検証しみてようと思います。ちなみに置き竿を安定させるスパイクオモリのテストは、成功でした。この強風の中でも、竿がコロンと転がり落ちることは一度もなく、しっかりと耐えてくれました。釣りを終え自宅に向かうが、90分の短時間釣行と7匹の貧果でくすぶっていた。ふと対岸に目をやると、以前は一級ポイントだったテナガエリアが視界に入る。「以前は釣れまくったけど、今は誰も釣りしてないから、きっと釣れないんだろうな〜」たぶん釣れないと思うが、実際にオッサンが試した訳ではなく、あくまで想像の範囲。連日の腐れ釣行と今日は強風に吹かれていたから身体はヘトヘトだったが、好奇心の方が勝ってしまった。「どうせあちら側に帰るんだから、ダメ元で行ってみよう!」久しぶりに訪れたかつての一級テナガエビ釣り場。以前の様相とは打って変わって、背の高い雑草がボウボウに生い茂り、釣り場は草陰に隠れて見えない。それでも人の出入りがあるらしく、いくつか獣道のような通路が出来ている。目的のエリアの通路を通り河川側に出るが、やはり以前のようなテナガエビが好みそうなナイスな石組みは見る影もなかった。ただ、所々に石組は残っているので、もしかしたらエビがいるかもしんまい。とりあえず竿を出して、目に付く岩陰に落としてみるが、生命反応は全く無かった…今現在は干潮なので、潮位が低すぎるからかも知れないが、以前だったらココは潮が引けば引くほど釣れたのだ。この惨状を見る限り、確かに厳しいとは思う。ただ、石組みが残っている箇所もあるので、状況によってはテナガエビが釣れる可能性はなきにしもあらず。本当にここらのテナガエビ釣り場は無くなったんだな〜っと悲観に暮れるが、きっと多摩川のどこかに誰も知らないテナガパラダイスがあると思いたい。釣りだけで終わった2024年のゴールデン・ウィーク。それでも釣れればまだ慰めにもなるが、揃いも揃って貧果の嵐!来年のGWは釣りなんぞしてないで、自分探しの旅に出ようっと!次の記事>>>「2024年第六回目の多摩川テナガエビ釣りは異常なし!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼ(テナガエビ)サイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年第七回目の多摩川テナガエビ釣りはラストぉ〜!
    2024年多摩川テナガエビ釣りもいよいよラストぉ!2024年5月19日2024年第七回目のテナガエビ釣りに行ってきました。ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)天気:曇り釣行時間:7時00分(潮位88cm下げ7分)〜10時00分(潮位66cmほぼ干潮)中潮釣果:10匹(9cm〜17.5cm)竿:「行雲流水」1.5mの2本竿道糸:フロロカーボン2号ハリス:ナイロン0.8号ハリ:タナゴ針-極小新半月ウキ:発泡スチロールの玉浮きオモリ:中通しオモリ0.8号エサ:ミミズ仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛け2024年の多摩川テナガエビ釣りもいよいよ最後になりました。本来なら、これから本格的なテナガエビ釣りシーズンに突入する時期ですが、そろそろハゼ釣りが始まるのでそっちを優先。オッサン的には「ハゼ釣り>>>>テナガエビ釣り」という位置づけなので、コレばっかりはしょうがない。できるなら、テナガエビ釣りとハゼ釣りの時期がズレてくれれば有り難いのだが、多くの生物が春先から活動を始めるので、ご都合よい訳にもいかんか…今年も全然パッとしなかった多摩川のテナガエビ釣りでしたが、まぁ暇つぶしにはなったかな?あまりにもエビが釣れなかったもんだから、テナガエビ釣り初の夜釣り作戦も考えてたんだけど、決行の日の夜に雨が降ってきて泣く泣く断念したという経緯もございます。ただ夜釣りっても、いつものエビ釣り場はテトラポット帯だから、「昼でさえ危ないのに夜なんておっねぇな〜」と思っていた。別のエビ釣りポイントで…という案もあったけど、「いつもの釣り場じゃないと昼と夜の違いの比較ができないしな〜」とも思っていた。まぁ、事故で怪我したら元も子もないから、中止になってかえって良かったのかも知れない。そんな訳で、いよいよラストのテナガエビ釣りですが、ラストを記念して!という企画も思いつかなかったもんだから、いつも通りな感じ。いつものように多摩川河川敷の競走馬の練習馬場を眺める。本日は結構な頭数が練習していて、眺め甲斐があった。この光景も見納めと思うと寂しい…「このまま馬を見てようかな?どうせエビ釣れないし…」とも思ったが、このブログの片手で数えられるくらいの多くの読者の期待を裏切るわけにもいかないので、後ろ髪を引かれながらいつものテナガエビ釣り場へ向かう。まぁ、期待なんぞしてないだろうけどサ!んで、本日もテナガエビ釣り場に到着。相変わらずエビ釣り人はいないが、たぶん仲間だろうけど二人組のルアーマンがブンブン投げていた。間違ってか?知らないのか?たま〜にココで投げてる人がいるんだけど、釣れてんの見たことないな…ココは釣れないだろうから、きっとこの人たちはキャストの練習をしてるんだろう!と思うことにする。ここも本日でお別れだんで、いつものように潮位は思ったよりも低い。潮、ずいぶん低くね?今年は潮汐表よりも、実際の潮位がかなり低めなんだよね。若干のズレがあるのはしょうがないけど、テナガエビ釣りって潮位命だから大きく違うとリンダこまっちゃう!と分かる人には分かるフレーズですな!「ウララ〜♪ウララ〜♪」と言うと、今の子達はアニメ『ちびまる子ちゃん』なんだろうけど、オッサンの年代では歌手山本リンダの『狙いうち』が元祖。この「狙いうち」というタイトルも相まって、高校野球や六大学野球のチャンステーマ曲として、耳に残っている方も多いかも知れませんね。実はこの「ウララ〜♪ウララ〜♪」の歌詞は、作曲時には「ウダダ〜、 ウダダ〜」だったらしい。なので、アニメ『ちびまる子ちゃん』で、次回告知前にまる子ちゃんが身体をクネクネさせながら「ウダダ ウダダ ウダウダダー ウダウダ ダーダー」と言ってるのも、まる子ちゃんがふざけて言ってるという訳ではないのである。っというわけで、オッサンの頭の中は「ウララ〜♪ウララ〜♪」をパワープレイしながら釣りの準備。本日の竿はいつもと違って、1.5mの短い竿を2本ご用意。いつもなら、この釣り場ではテトラポットの上から釣り糸を垂れるので、2.1mの竿に道糸を2.5mくらいにしています。しかし、本日は潮位が低いほぼ干潮時間帯なので、ほぼ水面に降りての釣行。こうなると短い竿の方が釣りやすいので、短竿にて決め打ちのテナガエビ釣りでございます。この竿は冬季のハゼの穴釣りで使っている竿で、穴釣りは根掛かり必須の釣りものだもんだから、いつなんどき竿がブチ折れるやもしれんので予備も含めて2本持っています。ハゼの穴釣り用の竿リンク仕掛けはいつも通り、発泡スチロール浮きに一本針の一直線。オモリは丸だったり長細かったりするが、別にこだわりはない。細い方が根掛かりにくいと思われるかも知れませんが、オッサンの経験上どちらも変わらないと思う。本日も安っぽい仕掛け餌は近所の公園でほじってきたミミズ。今年はなぜか少なくて、見つけるのに難儀した。意外に貴重な野良ミミズタダ餌だから助かるが、ボリューミーだからテナガエビ釣りの定番餌アカムシに比べると針掛かりが良くない。まぁ、これからの時期はエビも大きくなってくるから、ミミズとかサシ(ウジ虫)でも釣れてくると思います。ちなみにオッサン的には、テナガエビ餌は白サシが一番釣れると思ってます。参考文献:)手長エビ釣りのエサで一番釣れるのは?←単にオッサンの記事だけどね!ミミズをみじん切りにして針にセットしたら準備完了。実はミミズの端っこの方は針掛かりが良くないッス!ラストだからちょっとサービス今は足場の良いテトラポットの上で準備してたんだけど、オッサンお目当てのポイントはチョイと移動しなくちゃならない。今現在は潮が引いている状態だもんで、お目当てのポイントまではまだ濡れている石の上を伝ってゆく。乾いている石の上なら安心だけど、濡れてて苔も生えてるもんだからとても滑りやすい。おっかなびっくり一歩ずつ進み、やっと現場に到着。なんでこんな苦労せなあかんねん!っといつも思う。このエリアは見た目は広大なテトラポット帯で、どこにでもテナガエビが居そうな雰囲気を醸し出している。その昔は釣り雑誌とかでテナガエビ釣りの聖地なんて掲載されていたが、実は釣れるスポットはごくごく限られているのが現実。当然、釣り人って心が狭い人種だから、釣れる場所は自分だけの秘密で、なかなか教えてくれない。教えてくれないどころか、オッサンみたいにタチの悪い奴はガセネタを掴ませようとする輩すらいる。皆さんもお気をつけください。くわばら、くわばら…このスポットもオッサンが苦労して見つけた場所だから、教えてあげないよ!ジャン!オッサンの機嫌が良ければ教えるかも知れんが、知ったところで釣れる状況はとても限られてるし、いつでも気軽に入れるわけでもないんだけどね。まずは1本目の竿を落とすんだけど、本日は今期ラストのテナガエビ釣りだからちょっぴりサービス。そのまま狙いのスポットにストン!と落とすだけじゃなくて、オモリが底に着いたら、数cmチョンチョン!と5回ほど上下に揺らして餌を踊らせてください。コレがテナガエビ釣りの誘いになります。どんな釣りモノでも必ず誘いを入れますよね?誘いを入れるのと入れないのでは、釣果がまるで違う事になるのも珍しくありません。テナガエビ釣りでもソレは同じで、投入時に餌を揺らすとソコにやる気のあるエビが居ればすぐに手を出してきます。コレはエビ側のみならず、釣り人側にもメリットがあります。落としてすぐに反応があるとコッチもやる気が出るじゃん?じゃん?って馴れ馴れしくすることもないんだけど、やる気が出るじゃないですか?今期もたいして釣れないからかも知れないけど、落としてからエビが餌をいぢくるまでけっこう待つことが多い。仕掛けを落とし、1分ほど我慢して浮きを眺め、何も反応が無いと、「ここもエビ居ないか〜…」と竿を上げようとしたらピョコン!って反応してくる。「居るんならもっと早く反応しろよ!」と今期は何度も言いたくなった。コレはまだ良い方で、エビが居るのに待ちきれなくて竿を上げてしまったこともきっと多かったと思う。オッサンはとてもせっかちなので、エビがちょっかい出すまでチンタラ待ってらんないよ!っというわけで、この誘いをやるとエビの反応が良かったように思えたので、勝負が早くなるハズ。エビが居ないスポットに落としてジ〜っと待ってるなんて、砂漠に釣り糸垂れてるのと同じで時間の無駄じゃん!この誘いをやって駄目なら、さっさと次のエビスポットを探した方がポジティブだよ!ついでにもっとサービス。釣りの間中はよそ見してないで、眼の前のエリアにエビが居ないか良く見ていてください。エビって縄張り意識が強く、穴や岩陰から他のエビに追い出された奴が歩いてたリします。まぁ、そんなエビの鼻っ面に餌を垂れ下げて掛けてしまうという事もありますが、そのエビがどこに移動するのか?をよく観察してください。その移動先がエビの良い隠れ家になっていて、しかもかなりの優良物件という事が多いです。散々同じスポットで釣りしててかなり熟知していたはずなのに、「こんな所にエビの住処があったんだ!」という発見も少なくないです。あともうひとつ。狙いの穴や岩陰に落とす時は、水底付近を舐めるようにゆっくり目に横移動させながらやってみてください。っというのも、狙いの手前だったりすぐ近くの岩陰から、エビが手を伸ばしてくる事があるからです。横移動させていると、仕掛けや餌を目掛けてニュ〜!と長いハサミが伸びてきて「お!こんな所に居たんだ!」という事もあるんです。っというわけで、本日はラストだからかなりサービスしちゃったな〜!まぁまぁに釣れて終了話をエビ釣りに戻す。まずは実績穴に落とすと、着底&誘い後にすぐに反応あり!「お!居たぞ!しめしめ…」ミミズ餌だから少々喰わせないと針に掛からないから、90秒ほど我慢の子。その間にもう一本の竿も落とすと、こちらでも反応あり!しめしめその2。まずは2匹ゲット!と既に釣り上げた気分のオッサン。頃合いを見計らって最初の竿を上げてみる。ビクンビクン!と明らかに良型エビの強い引き。マズイ!っと思った時は、既にあとの盆踊り…引きの強さに竿が負けて一気に持って行かれ、エビが岩の反対側から見えてしまい根掛かり。やっちゃったよ!こういう時は無理をしないで、しばらく竿を置き、エビが動くと外れることがある。一本目の竿を「外れてくれ〜」と願いながら置き、二本めの竿を上げてみると、こちらもビクンビクン!と良型エビの反応!させるか〜!っと今度は強めに引っ張ってみるが時すでに遅し…こっちなんて反対側の穴から良型エビが飛び出て、一周回っての根掛かり…「アカン!コレは絶対に外れん…」と思ったが、一応こちらも置き竿にして、万が一の一縷の望みにかける。んで最初の竿を上げてみるが、エビの姿は見えないがますます深場に逃げたらしく外れそうにもない…泣く泣く道糸を切ってサヨナラ。もう一本も案の定外れなくて、こちらもサヨナラ2。「マジかよ…」のっけから天国から地獄に突き落とされ、萎えるオッサン。まぁ、コレはテナガエビ釣りではよくあることだが、初っ端の二連続とは、ダブルクロスカウンターを喰らった気分である。「真っ白な灰になったじぇ〜…」っと、しょっぱなから渋々仕掛けを作り直すオッサン。こうなると次が続かないだよな…穴の中でエビを暴れさせると他のエビが散って釣れなくなる。んで案の定、反応しなくなった。間違いなく釣れるであろうスポットの2つがいきなり玉砕だが、しばらく穴を休ませればまた釣れると思うので、その間は他をあたる。いくつか別の穴を探り、なかなかアタリが遠かったが、やっと本日の一匹目。やっとだよ!ハサミが取れちゃったし…同じ穴からすぐに二匹目。コッチも片腕まずは釣れてホッとする。本日も出番があって良かったソーラーエアポンプ『おひさまの力』。空が曇りだから元気はないが…リンクソーラーエアポンプの詳しくはこちら>>>「ミジンコ繁殖の新兵器「ソーラーエアーポンプ」投入!」へ本日はどこでもアタリがあるわけじゃないけど、エビの反応は良いみたい。とは言え、ミミズ餌だと小エビは針に掛からなくて、ス〜っと竿をゆっくり上げているとピクン!と魚信の後に逃げてゆく。ミミズ餌の宿命だが、アカムシ餌を使って小エビを釣り上げてもすぐに死んじゃうから、コレでいいのだ!と自分に言い聞かせる。ミミズ餌だとこのサイズ以上じゃないと釣れにくい釣れるのは10数cm以上だが、ここらへんになると、釣り上げて針を外していると100%手を挟まれる。エビも命掛けで、せめてもの抵抗なんだろうけど、けっこう痛いんだよね〜まぁ、この痛みも本日でラストと思えば快感だ!カ・イ・カ・ン!言わずもがな映画『セーラー服と機関銃』の名台詞だが、名作にはバッタもんが付きもので、「セーラー服と一晩中」や「セーラー服で一晩中」など秀逸だ。こういうの考える人はスゴイと思うよ!まぁ、オリジナル側から何を言われるのかは知らんが…最初の玉砕ポイントも落ち着いてきたのか釣れ始め、一発目は本日最大サイズが上がってきた。かなりの強烈な引きだったけど、今度は好き勝手させなくて、強引に穴から引きずり出した。その強引さに観念したのか、竿を上げたら既にホールドアップ!だった。「勘弁してくださいよ!旦那」ボディサイズは大した事ないが、手が異常に長い奴だった。本日最大サイズの17.5cm当然、手も挟まれる。カ・イ・カ・ン!その2そろそろ釣りきったらしく、このエリアもアタって来なくなり、小移動を繰り返す。とは言え、なかなか釣れないが忘れた頃にボチボチといった塩梅。潮位はますます低くなり、ほぼ干潮の時間帯。手前ではもう釣りにならないから、多摩川の本流付近でやらざるを得なくなるが、深め狙いとなるとダボハゼがちょっかい出してくる。んで、本日もけっこう深い穴から20cmクラスのチチブが上がってきた。またオマエか!?さらにはコチラも深い穴だったんだけど、短い竿を弓なりどころか、半円状にしならせる奴がいた。入口は小さいんだけど深さが60cm位あって、落とすとすぐに喰ってくる。なんだろう?テナガエビじゃないんだけど?釣り人の悪い性分で、反応があると釣り上げたくなる。落としてスンスンと誘うとグングン!と喰ってきて、そのうちにグ〜ン!と竿を半円状にしならせて持ってゆく。この持って行き方はたぶん20cmくらいのチンチン(クロダイの稚魚)っぽいんだけど、3回ほどアワセてみたんだけど針に掛からない。そりゃ〜そうだ!使ってるのは小さなタナゴ針で、先曲がり部なんてほとんど無いもんだから、掛かる方が間違っている。例え掛かっても、細い針を折られて終わりだろうて…っというわけで、その正体は分からじのままだった。本日はラストだから頑張って3時間やって10匹と釣れなくもないが…といった塩梅だった。サイズは良型揃い!みなさん元気に多摩川へお帰りになりました。良かった良かった。今期のテナガエビ釣りでは、以前のテナガエビ釣りみたいに落としてすぐに喰ってくるというのはなかなか無くて、しばらく放っておかないと手を出してこないというのが多かった。なので、待ち時間が多いから、複数本の竿を出しておかないと手持ち無沙汰になるかな?でもこれは、オッサンがミミズ餌を使っているからかも知れなくて、アカムシ餌だったらすぐに反応してくるのかも知れません。ただ、釣れたテナガエビを持って帰って食べるのならともかく、そうでないのなら小エビはすぐに死んじゃうから、小エビも拾ってしまうアカムシ餌はどうなんだろう?「んな事言うなら、釣りなんてするなよ!」というご意見、ごもっともでございます。オッサンの偽善な言い分でしたね。申し訳ないです。テナガエビって人間が思っているよりもウジャウジャ居るんだと思います。ただ釣れないだけで…こう言えるのも、あるエビがどこかの岩陰に移動してゆくと、その先に居たエビがピュッ!って出てくることが多いんですよ!「そんな程度の所に居たの?」って言うくらいに浅くて小さな岩陰とかに居るもんだから、こちらがビックリするくらい。たぶんあらゆる穴や岩陰に居るんじゃないかな?と思ってますが、これらが釣れるかどうかはまた別の問題。っというわけで、オッサンの2024年のテナガエビ釣りもこれで終了です。できればもっと釣りたかったけど、なかなか思い通りにはなりませんね〜来シーズンはどこか違うポイントを見つけられれば!という気がしないでもないですが、果たしてどっかにあるんかな?一度、梅雨時期のハイシーズンや夜釣りもやってみたい気もするんだけど、それはまた気が向いたらということで!とりあえず、オッサンに釣れてくれたテナガエビ様達、ありがとうございました。ここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼ(テナガエビ)サイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年第五回目の多摩川テナガエビ釣りは、ラストを飾れず!
    2023年5回目の多摩川テナガエビ釣りは最後もやはり…2023年5月21日2023年第五回目のテナガエビ釣りに行ってきました。ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)天気:薄曇りのち晴れ釣行時間:7時30分(潮位145cm下げ3分)〜10時00分(潮位44cm下げ5分)大潮水温:21℃釣果:6匹(7cm〜17cm)竿:「GR愁渓」2.4m×2道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:ナイロン0.8号ハリ:タナゴ針-極小新半月ウキ:発泡スチロールの玉浮きオモリ:中通しマル0.8号エサ:ミミズ(自己調達)仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛けいよいよ2023年のテナガエビ釣りも最後となりました。テナガエビ釣りと言えば、本来ならこれからが本番のシーズンですが、オッサンはハゼ釣りが始まるのでそっちへ行ってしまう。そもそもが、オッサンの中でのテナガエビ釣りの位置付けは、ハゼ釣りが始まる前の手持ち無沙汰な時期の暇つぶし。このようなふざけた態度は、本気でテナガエビ釣りをやっている方に失礼千万であり、場合によってはエビを投げつけられるほど大激怒されるかもしれない。そもそもが、命を掛けてエサに喰らい付いてくるテナガエビ様に失礼である。とは言え、2023年度の貧果なテナガエビ釣りにおいて、釣り上げたエビ様は全員バケツの中でご存命でした。なので、オッサンが”直接”殺生したエビは皆無だけど、人に差し上げたエビがどうなったのか?は言わずもがなだけども…余命幾ばくも無いオッサンは、いつものように勝手に目が覚めるんだけど、今朝の目覚めには迷いがなかった。その理由は2023年のエビ釣りがラストだから。今期も例年のようにパッとしないテナガエビ釣りだったけど、最後くらいはひと花咲かせたいもんで、気合い充分である。そんなやる気を削ぐのが、『足』の不備である。昨日気付いたんだけど、オッサンの愛車がパンクしていた。つい最近、虫ゴムを交換したばかりなので、虫ゴムが原因でのエア漏れじゃないのは明らかだ。つまり原因は、やはりチューブだろうて…オッサンの愛車はもう27年目にもなる。別にこだわりはないんだけど、気がついたらそんな年数になっていた。よくよく考えてみれば、オッサンの人生の半分をこの愛車と過ごしてきたわけで…そう考えると感慨深く、熱いものが込み上げてくる、っということはなくて、スキあらば新しい自転車(しかも、今流行りの電気的自転車)が欲しいんだけど、いつものように”ちゃんころ”が無い。コレが自動車なら、重税やら毎年車検やら故障の頻発などで買い替えの余地はあるが、オッサンの愛車はど〜か?というほどにすこぶる調子が良く、付け入るスキが無い。という訳で現在に至り、このままではオッサンの棺桶にこのチャリも一緒に放り込まれてしまいそうな勢いである。いくら調子が良いとは言え、フレームとホイール以外は全て手を入れてて、タイヤなんて何回チェンジしてるのか覚えていないくらい。オッサンくらいの年代だと、チャリのメンテナンスは自分でやるのが当然の当たり前。たかがパンク修理に1,000円〜2,000円も出すなんて信じらんね!こんなノリだから、自転車の不調子なんてすぐに何が原因か?は分かるもんで。今回はチューブだろうけど、いかんせん、今履いてるのもオバケイドロ真っ青なパンク修理だらけだから、もうダメだろ…タイヤの溝もツルツルで、ヒビ割れている。ハゼシーズンも始まるし、一時的に修理しても現地先での不具合が一番困るから、もう全交換しよう!とリムバンド&チューブ&タイヤの前後セットを発注した。ちなみにタイヤの溝ですが、自転車くらいの細いタイヤだと、溝の有無で滑りやすいとかは関係ないらしい。それよりもゴムの質が滑りを左右するので、後輪は駆動側だから安くて硬いタイヤでも良いんだけど、前輪は滑りにくい質の良いタイヤにした方が良いと思います。っという訳で、今朝は妻のママチャリを漕いでるわけでして…オッサンの愛車は『シティサイクル』系でそこそこ軽快にスピードが出るんだけど、妻のソレは絵に描いたような普通のママチャリなので、一生懸命漕いでも漕いでもスピードが出ないぞ!「よくこんなのに乗ってるな〜。全然進まないじゃん!」いつもの倍の時間と労力をかけ、いつものテナガエビ釣り場へ汗だくで向かう。急がないと釣りが出来なくなるぞ!やっと到着したエビ釣り場。相変わらず見渡す限りのロンリー釣り場かと思ったら、数10m離れた所にもう一人の釣り人がいた。どうやら、テナガエビ釣りをやっているようで、なとなく見覚えがある人だったから、たぶん以前にも会ったんだろうね。全然釣り人いないな〜今現在は潮が引いてる状態で、本日は大潮だから、これからドンドン水位が低くなってゆく。急がないと、エビ穴が無くなるぞ!まだ釣りになるが、急がないと!空は薄曇りだから、ソーラーエアポンプは動くのかな?と思ってたら、しっかり息していた。曇でも動くんだよね!本日も使う竿は、釣り仲間から貰った訳の分からん2.4mの竿を2本。すっかりエビ釣り用の竿になった仕掛けは中通しオモリのウキ仕掛け。コレくらい重さがある方が使いやすいウキは輪ゴムを突っ込んだ、ただの丸い発泡スチロール。コレで十分だ問題は餌のミミズ。先週は雨でエビ釣り出来なくて、容器に入れたまま放っておいたけど、生きてるのかな?ミミズ生きてるんかな?まぁ、生死なんて関係なくて、すぐにミジン切りになるからどっちでもいいんだけど…土をほじくると、ミミズがピョンピョン跳ね回る!ミミズってノソ〜っとしてるイメージなんだけど、実はそんな事なくて、土から飛び出すとピョンピョン跳ねるんですよ!意外に俊敏なズミミ様水温は21℃と温かい。外気は暑くても水温はココらへんが上限かな?チンタラ準備している間にすっかり潮も引いてしまい、怪しいテナガエビ釣り開始。小エビば突いてくるばかり…まずはスタートダッシュを決めるべく、実績穴から始める。2本の竿をセッティングしてしばらくウキを眺めるが、相変わらずピクリとも動かない。この釣り場って小さい穴をピンポイントで攻めるから、エビが餌を突いてもウキが反応しないことが多い。なので、ある程度の時間が経ったら、適当に竿を上げて聞き上げることになる。ス〜っと竿をゆっくり上げると、ピクン!と道糸が振動して逃げられた!「あ〜、小エビが突いてたな…」使っているエサがミミズでボリュームがあるから、5cm以下くらいの小エビだとまず針掛かりしない。アカムシ餌なら掛かるんだろうけど、それすらも買うのがもったいないと思ってしまうセコいオッサン。なので、あくまでターゲットは良型、大型エビである。たいてい朝イチはエビの反応が良いんだけど、本日はイマイチ良くないな…居るには居るんですよ!ただ、型が小さいらしく、そこそこの時間喰わせてもピクン!って道糸が震えて、逃げられてばかり。「今日は小さいのばかりだな〜」「今期最後のエビ釣りくらいは、アカムシ餌でやるべきだったかな…?」開始30分以上経過してから、やっと釣れたのは小さめサイズ。やっと釣れたよ!すぐに同じスポットから同じサイズがもう一匹。う〜ん…、今日はこのサイズか…この二匹を最後にパッタリとアタリが止まる。どこに落としても、何の生命反応もない。うわ〜、厳しいな…もうひと通り、めぼしいスポットはやったけど、全然アタリが無いんだよね。あとは少し離れたエリアが最後の頼みの綱なんだけど、そちらを攻めるにはもう少し潮が引かないと釣りにならない。しばらくは望みのないエリアでやってみるが、案の定、何も反応がなかった。やっと頼みの綱エリアでやってみると、すぐにナイスサイズが上がってきた。本日最大サイズ!コイツは脱皮したばかりなのか、フニャフニャしてて気持ちが悪かった。すぐに同じスポットからもう一匹。やっぱりこのサイズだと針掛かりが良いね〜これから一気に挽回!と思ったが、そう上手くいかず…、またしてもアタリが遠のく。相変わらず、小エビが突いてくるだけで良型サイズは音沙汰なし!しょうがないので、小エビと遊び始める。オッサンの足元に小エビがいたので、竿を使わずに手だけで道糸をツ〜っと垂らして、鼻先に餌を置いてみる。すぐにハサミでちょっかい出して来たから、コイツはヤル気があるようだ!やはりエビもハリスとか針はしっかり見えていて、最初は邪魔なハリスをいぢくって退けようとしていた。しかし諦めたらしく、今度はエサを挟んで口に持ってゆく。コレからが勝負で、いつどのタイミングでアワセるか様子を伺う。エサを口の中に入れてモグモグやってるんだけど、針の向きが掛かるのと反対方向を向いているので、まだアワセられず…「早く喰えよ!」と思うが、モグモグやってるだけで針の向きが悪い。ミミズを完食すると針を吐き出すから、それだけはヤメてくれ〜と願いつつ見ていると、針がクルン!と回転し、掛かる方向に向いた!アワセたいのを我慢して、10秒後にス〜っと上げると掛かった!コレくらいがミミズエサで釣れる最小サイズかなもう一匹同じように遊んで掛け、飽きたので納竿。2時間半で僅かに6匹の貧果にて終了。ひゃ〜、今日も釣れなかったな!2023年最後のテナガエビ釣りも爆釣とは、程遠い釣果でした。しかし、この多摩川にテナガエビを爆釣出来るポイントはまだあるんかな?と疑いたくなるほど、どこにも釣り場がない。他のエビ釣り人に聞いても、「以前はアッチでも釣れたんだけど、釣れなくなった…」だの「工事が入って、釣り場が無くなった…」だの寂しいコメントばかり。かくして、エビ釣り場を求めて多摩川沿川を徘徊する『テナガ難民』ばかりになったのでした。でも、きっとどこかにあると思います。テナガエビのオアシスが!しかし、万が一オッサンがそのポイントを見つける、もしくは情報を得たとしても、そのポイントは【秘密のエビ園】として、公開はしないだろうな。真剣にエビ釣りと向き合っている釣り師に対して、オッサンみたいにふざけたのが興味本位で土足で荒らすようなマネはしたくないもんで。早くも終わってしまった2023年のテナガエビ釣り。今期は同じ釣り場だけでやってたんだけど、来年は新しい釣り場を求めて、もっと視野を広げてみようかな〜ここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼやテナガエビサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年2回目の東京湾ビシアジ釣りはリベンジなるか!?
    2023年2回目の東京湾ビシアジ釣りはリベンジなるか!?2023年5月3日。2023年2回めのビシアジ釣りに行ってきました。釣り場:東京湾【走水沖】天気:晴れ釣行時間:7時30分(潮位:95cm下げ5分)〜13時00分くらい(潮位:100cm上げ5分)大潮釣果:マアジ35匹(15cm〜36cm) ロッド:ダイワ リーディング82H190リール:ダイワ ハイパータナコン400FBeライン:PE4号ハリス:フロロ4号ハリ:アジ針12号(三本針)エサ:アカタンアンドンビシ130号の天秤仕掛け本日は5月3日。世間では9連休だの景気の良いゴールデンウィークらしいが、オッサンとこのブラック企業は暦通りなのでフツーの連休。せっかくのGWとは言え、相変わらず何の予定もないが、唯一の大型企画が本日の横須賀走水沖でのアジ釣り。沖アジ釣りはいつも釣り仲間のH2氏と行くんだけど、H2氏曰く「アジ釣りはやっぱり大潮の方が釣れる!」らしい。実は先月もアジ釣りしてたんだけど、前回はわずか6匹と今までのアジ釣りでも最貧果にて玉砕…せめてもの救いは、上がれば30cm以上で型は良かったけどいかんせん釣れなくて、早急のリベンジを誓ったオッサン二匹。前回の反省点として、潮がほとんど動かない『若潮』に行ってしまったので、失敗は許されない今回は潮汐表とニラめっこ。GWの後半は天気が怪しいので、大潮&お天気な本日5月3日を天王山に設定。釣りの準備も万端、当日の時間毎の潮位・潮流も完全に把握、その状況に最適な釣り方をシュミレーションしたバーチャルアジ釣りも履行。ヨシ!完璧だ!!今回は並々ならぬ決意で臨んだアジ釣りのハズだったが、当日、待ち合わせの時間にH2氏から電話。「ゴメ〜ン!寝坊しちゃって!」出し抜けに不安を振りまくH2氏なのでした。出船時刻に遅れまいと、バットモービルをかっ飛ばす。追走してくるランボルギーニ・アヴェンタドールの高速隊を余裕で振り切り、光の速さで横須賀新安浦港に到着。全く反応が無いのですが…前回は、漁港の駐車場には釣り客の車が少なくて、その理由は釣れない日だったからと釣りの後に理解した。しかし、今回はかなりの車が停まっていたのでホッとひと安心。本日もアジ釣りの定番船宿『長谷川丸』さんにお世話になる。受付を済ませ、船に乗り込む。今回も『第一長谷川丸』さすがGWだから釣り客は多く、片舷7名ずつだが大型船なので少々ゆったりめ。オッサンは左舷ミヨシから三番目の釣座。トイレがすぐ真裏なので、尿近なオッサンも安心だ!さすがにお客さん多いなもう何度もアジ釣りしてるので、釣りの準備もスムーズって感じだね!オッサンのコックピット夏日もチラホラなこの時期にもかかわらず、オッサンは漁師さんが着るような分厚いレインスーツを着用している。もっと薄手の快適な透湿性レインスーツもあるんだけど、ソレを着たくない理由がある。原因はアジ釣りに必須のコマセ。コレって臭くてニオイが服に付くし、コレまた汚れる。使用後のナイススメル溢れるコマセレインスーツを、自分ちの洗濯機で洗いたくない。きっと釣りする人の中には、この理由で近所のコインランドリーでレインスーツ洗ってる人も多いと思うよ。なので、使用後は雑巾で拭くだけで済ませられる、動きづらく重いレインスーツを着ているのである。この強烈な臭い故に魚が集まってくるのは理解できるが、もうちょっと何か無いんかな?コレを解決できれば、もっとアジ釣りする客も増えると思うんだけど。コレがね〜…餌は船宿から配布されるアカタン。何でこんなモンに喰い付くんだろ?準備完了にてオッサンもブレックファースト。朝と昼ごはん(おやつ含む)はコレだけ。トホホだぜ!もぐもぐしながら若船長に最近の釣れ具合を確認。「前は厳しい日が多かったけど、最近は良くなってきましたよ。今日も大丈夫だと思いますよ!」と爽やかとはかけ離れたアンニュイな笑顔。この若船長、地味というか、いつも寝むたそうな顔をしているのは、朝が早い仕事柄なのかな?定刻チョイ過ぎに出船。続々と船が出港する向かう先は走水沖。今日は風もなく、海も穏やかだ。波もないから心地よいほどなくポイントに到着。さぁ、始まりだ!「水深64m。底から2〜3mで始めてください。潮が速いのでサミングお願いします!」とのアナウンス。よくよく考えてみれば、底から2〜3m以外聞いたことないんだけど、他の状況ってあるのかな?まぁ、その1mの間で”真ダナ”を見つけるのが勝負の分かれ目。しかし”サミング”って初心者に分かるのかな?と余計な心配をする。スルスルと仕掛けを落とすが、さすが潮流の早い走水の大潮。ラインが45度くらいの斜めの角度で落ちてゆく。すげぇ〜速い!いつもより強めのサミングをかけ、着底後すぐに2m巻き上げ、ラインが下方向に安定するまでそのまま10秒ほど待ってみる。クラッチを切り、もう一度底ダチを取ってみるがほとんど落ちず、既に底だったようだ。こんなにラインが斜めに出ていたんだ!恐るべし走水の大潮!まずはスタンダードなシャクリから。1m巻いて4回シャクリ、もう1m巻いて2回シャクリ、もう50cm巻いてアタリを待つ。コレが良いのか悪いのかよく分からんが、まぁ釣れないわけでもないから間違いでもなさそうだ。アジが喰ってくる時はすぐにアタリがあるから、30秒待ってアタらなければもう一度底ダチして繰り返し、3回やってアタらなければ回収といった流れ。ロッドの操作をしていると、いつもよりもロッドが重く、ビシやラインが強い水流の抵抗を受けてるのが分かる。斜め45度に落ちてゆく潮流といい、この重量感といい今日は手強そうだぞ!釣りはじめはコマセを撒いてアジを寄せるのが仕事だから、3セットくらいまでは落ち着いてたけど、釣り開始から30分ほど経つと雲行きが怪しくなる。全然アタらないんですけど…H2氏も感じ始めていて「今日もヤバいかもしんまい…」船中も反応が薄くて、上がってきてもイシモチだったりする。イシモチが釣れるということは、あながち棚が間違ってる訳でもないけど、肝心のアジが姿を見せない。しかし、このイシモチという魚は、釣り上げると口から内臓のようなものを出す事が多い。この臓器は浮き袋らしく、立体感のあるベロみたいに見えるもんだから、すこぶる気持ち悪い。ちなみにコイツは釣り上げると「グーグー」と音を出すこともあって、コレも鳴いているのではなく、浮き袋を振動させている音らしい。オッサン的には、釣っても困る魚だから「掛からないように!」と祈るしかない。しかし、アジがアタって来ない。棚を底から50cmにしたり、逆に5mくらいまで上げてみたり、25cmおきに探ってみたりするが、な〜んの反応もない。コレはマズイぞ…前回の悪夢がよぎる。やっと一匹目が姿を見せたのは、開始から1時間が経過した頃だった。底から2mで待っていると、プル!プル!と小さく竿先が震えたように見えた。ん?気のせいかな?波と船の揺れとのタイミングでアタリに見えることもあるから、どうだろう?と半信半疑でス〜っとロッドをゆっくり立ててみると、ククン!と持っていったので巻き上げ開始。時おり、ククン!ククン!と竿先を拝ませるから、アジに間違いない。いつもより慎重にゆっくりめに巻き上げ、終いにゃ〜タモまで用意して、アジを待ち構える。上がってきたのは25cmほどで、走水としては寂しいサイズだけど、一番美味しい頃合いだ。やっとだよ〜!コレを皮切りに連打が始まるっというほど甘くはなく、ポツリポツリとたま〜に釣れる程度。潮流の加減で、最初の2時間と最後の2時間が勝負と予想していたが、見事にスタートダッシュでズッコケたのでした。結果的にはそこそこ釣れた!前半の潮が動く時間帯はパッとせず。「これから2時間は潮がおとなしくなるから、期待できないな〜」っと早くも不貞腐れモードなオッサン。しかし、ここから状況が一転する。潮流がゆっくりになったので、棚が正確に取りやすくなり、同時にアジがアタリ始める。毎回というわけじゃないけど、格段にアジがアタってくるようになった。潮流の影響で重かったロッドの操作が、今では軽く感じる。やっぱり潮の影響で棚がズレてたんだよ!釣れれば走水のアジはサイズが良く、30cmオーバーは当たり前に上がってくる。コレを求めてここに来てるんだよ!潮止まりも何のそので、コンスタントにアタってくるから、小気味良い。釣れ始めた要因はアジ側だけにあらず。実はオッサンの釣り方もオカシイのに気付いた。ロッドの操作が重かったからか、必要以上に竿先を下げ過ぎてしまってて、棚取りが不正確かつやり辛くしてたらしい。もっと水平気味にして、ラインの目印が良く見えるようにしないと、正確に棚が取れないよね〜しかも小さなアタリにも気が付かないし…コレに気付いて水平にロッドを構えるようになったら、アタリ率が格段にアップ!って、今更そんなの気付くなよって感じですね。この話をH2氏にしたら、「だから落としたらすぐにロッドキーパーに置いちゃうんだよ!」と言われた。あ〜、そういう理由なんだ!確かに、H2氏は底ダチが終わるとすぐに竿をロッドキーパーにセットしてしまう。H2氏ももう歳だから、フルスペックの重量級ビシを背負ったロッドを操作し続けるのは大変なんだろうな〜っと、哀れみの目で見ていた。ビシアジ釣りで見かける御老体層も同じようにしてたから、この歳になってもこのタフな釣りモノに挑むバイタリティに感心と、身体がいうことをきかない憐憫の、複雑な心境で見守っていたオッサン。しかし、その行動の真意は加齢による衰えではなく、正確な棚取りというアジ釣りの極意が秘められていたのであった。とは言え、ソレもあるだろうけど、重くて持ってられないって言う理由の方が大きいと思うけどサ!今日は移動が多かったけど、時には走水サイズではなくライトアジサイズのポイントもあった。そんなポイントだとアジの活性が高く、2匹3匹の一荷は当たり前で、数釣りに走ることもあり。最初はコレも面白かったけど、やっぱりこの釣り場に来てるんだから小アジはね〜あとどういう訳か、オッサンやH2氏が調子良く釣ってるポイントでの速攻移動が多かった。「ココ釣れるな〜!」と気持ちよくやってると、「ハイ!上げてくださ〜い!」と理不尽なアナウンス。「え〜!ココでいいじゃん!」とブ〜垂れるが、海上では船長命令には絶対服従。後ろ髪引かれる思いで、ナイスポイントを後にするのでした。後半は飽きない程度に釣れて、前半の不釣を挽回!そんな中、終わりが近づいた30分前にオッサンのコマセがエンプティ。アジ釣りのしきたりを知らない世間知らずなオッサンは、コマセのおかわりがあるもんだと思ってた。餌のアカタンがそうであるように…しかしH2氏曰く「コマセが無くなったら終わりだよ!昔はおかわりもあったけど最近は無いね〜」と世知辛いコメント。「マジか!?」せっかく調子良く釣れ続けてるのに〜意気消沈するオッサンを哀れんで、H2氏がコマセを少し恵んでくれた。そのおかげで終了時間まで釣りを続けることが出来ました。ありがたや〜、ありがたや〜というわけで、5時間半で35匹とそこそこ釣れました。とは言え、ここら一帯の船宿では20cm以下はカウントしないルールなので、コレに則ると24匹でした。まぁまぁ釣れて良かった!この釣果ならリベンジ成功!と考えて良いっしょ!そして、今回は収穫も多かった。ロッドの操作や角度、モタレアタリへの反応、コマセは一杯限りの厳しい掟…次はコマセのペース配分を考えなくちゃだわ!なんだけど、いつ何時釣れるなんて分からないから、やりようもないよね。前半は、「釣れない時にこそコマセワークは大事!」とばかりに、ガンガン浪費してたからな〜帰り際に他の方のコマセバケツを覗いてみたら、1/3も余ってたりして…いかにオッサンが無駄使いしていたのか。どうやったら良いのか?次回のメインテーマだな。あと、ハリスは太い方がいいねとH2氏と意見が一致。走水サイズのアジには、4号とか5号のハリスだと安心してやり取り出来ます。太いと喰いが悪くなると聞いたりするが、ライトアジならともかく、ビシアジだと太くても喰いに影響はないと思う。正確な棚取りさえ出来れば、全然問題はないと思いますよ。あと今日は潮流が早かったからオマツリが頻発したけど、ハリスが太いから解きやすかった。コレが細いハリスだったら、切るハメになるのが多い。オッサンは、市販されてない4号とか5号で仕掛けを作ってるんだけど、今回は2回も枝スがすっぽ抜けてアジをバラしたのは秘密にしておきます。ちなみに今回のアジレシピは、○アジのなめろう○アジ焼売○アジの海苔巻き焼きアジの海苔巻き焼き○アジの蒲焼きアジの蒲焼き○アジのつみれ入り味噌汁アジのつみれ入り味噌汁を作りました。思ったよりもボリュームがあって、調理が大変だったけど、美味しゅうございました。命に感謝!ごちそうさまでした。
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