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  • 2025年夏シーズン東京ハゼ釣りスタート!
    2025年夏シーズンの東京ハゼ釣り始まりました!2025年6月1日。2025年夏シーズンのハゼ釣り開幕でございます!釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【夕やけなぎさ】天気:薄曇り釣行時間:5時00分くらい(潮位:147cmほぼ満潮)〜8時30分くらい(潮位:160cm満潮)中潮釣果:一応ハゼ(ビリンゴ含む)87匹(4cm〜8cm)竿:2.0m(そよ風)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け2025年の夏シーズンハゼ釣りが、いよいよ始まりました!とは言うものの、オッサン界隈のハゼ釣りのゆかいな仲間たちには、もう既にハゼ釣りをやってる気の早い連中もいる。ハゼ釣りなんてやってるのはヒマ人ばかりで、休日なんてやることがないもんだから、スタートが早いのも納得。しかし、オッサンはなにかと愚鈍なもんで、「どうせ釣れても赤ちゃんみたいなのばかりだろ…」と、重い腰が上がらなかった。それでも一応はハゼの塩梅は気になっているので、既にやってる連中にその日の釣果を聞いてみると…基本的には針に掛からないようなのがほとんどだけど、日を追う毎にサイズアップし、釣れる数も少しずつ増えてきた。「そろそろ頃合いかな?…」と、自分の手を汚さずに良い思いをしようとするオッサン。っというわけで、本日から2025年の夏シーズンのハゼ釣り開幕でござりまする〜とは言え、開幕からズッコケるのも気分が悪いので作戦を練る。小っ恥ずかしいもんだから、オッサンは自分のこのブログを滅多に見ないんだけど、昨年のハゼ釣りの塩梅を確認してみる。フムフム…、やはりこの時期は赤ちゃんハゼばかりで針に掛からないとな!餌はホタテではなく、イソメの方がハリ掛かりが良いとな!マトモなのが釣れないから、沖狙いで3.5mの長竿を使って…って、そんなんダメだろ!アホかコイツ!と自分にツッコミを入れる。んで、案の定釣れないでやんの!こうして見ると、過去の自分が如何に青臭いかがみてとれる。裏を返せば、お歳を召したとは言え、それだけ自分が成長しているという事でもある。肉体は一年でも若返りたいと思うが、精神は一日でも戻りたくない。っというわけで、開幕戦は、・ウェーダー装着で水に立ち込み・アタリに素早く反応できる2mの短竿・餌はハリ掛かりの良いアオイソメという必勝作戦で臨む次第であります。問題は、釣り船が通過し始めると釣れなくなるので、その時間までが勝負らしい。するってぇ〜と、遅くとも早朝5時から釣りをスタートするべきだが、果たしてそんな早い時間に起きれるのか俺?同じ部屋で家族が寝ているので、休日早朝の目覚ましはご法度。オッサンは歳をとってる分際で、一度入眠すると、翌朝起きるまで何度も目が覚めてしまう中途覚醒がなく、グッスリ眠れるタイプ。ありがたいと言いばそうだけど、起きなきゃならない時にグ〜スカ惰眠を貪るのも困りもの。平気で10時間とか寝てるくせに、朝起きるとなんかいつも身体がダルいんだよね〜。寝過ぎかな?なので、通常の起床時間の2時間以上前に目が覚めてしまう早朝覚醒に期待するしかない。こんなんだから、昨晩は少々緊張の面持ちで布団に入る。んで、目が覚めると寝室の天窓から薄明かりが見えた。時間を確認するとピッタリ4時で、早朝覚醒は成功だ!でも相変わらずすぐには起きなくて、しばらくは布団でイモムシになり、ハゼ釣りに行くかどうか葛藤するのは毎度のこと。ハゼ釣りに行くいつもの言い訳「アオイソメ買っちゃったから…」で、渋々イモムシは起き出す。昨日から準備は万端だったので、さっさと着替えて釣り場へGo!愛車を漕ぎ出すが、予報通り今朝もちょっと冷える。上下ヒートテック&ウェーダーを装着してるからbodyは暖かいが、手が冷たくなる。「初日とは言え、もう6月なんですけど…」自然現象にブツブツ文句を垂れていると、釣り場が見えてくる。見えているのは、大井ふ頭中央海浜公園の【はぜつき磯】ハゼ釣りのハイシーズンになるとこの釣り場もズラリとハゼ釣り人が並ぶが、この時期は誰もいない。誰も釣り人がいないんで、気になったのが昨日の雨による影響。ここしばらくは土曜日の度に雨が降ってるんだけど、昨日もしっかり降りやがって…運河の水は濁った水潮になっていた。やはり水潮かでも本日の釣り場は【夕やけなぎさ】で浅場になるから、それほどは影響ないかな?「ど〜せ時期的にまだ早いんだから、マトモに釣れないだろうしよ!」っと、ハゼ釣りする前から不貞腐れ気味なオッサン。公園内に入るが、まだ早朝だから人影はなく静か。早朝の公園って気持ちが良いよね!んで、本日の釣り場【夕やけなぎさ】に到着すると、既に5人ほどのハゼ釣り人がいた。さすが早いデスネその中に、いつもの常連さんとやはりMR氏がいた。みんなもうそこそこの歳なので、お互いの息災と今年もハゼ釣りが出来る喜びを噛み締め、ハグしながらサツを交わすっという事はないが…んで、ハゼ釣りの塩梅を伺うと「ん〜…、釣れなくはないがハリに掛からない…」という分かりきったお返事。だよね〜!ちょっと眺めるが、アタリは頻繁にあるがハリに掛からないね〜この時期はハゼもまだ小さすぎるから、コレはしゃ〜ない!ココも時期が来ればズラリと人が並ぶではオッサンもハゼ釣りの準備をば。本日の竿は短竿の『そよ風(2.0m)』もう廃盤の竿だけど、とても軽くて持ちやすいミャク釣りの名竿。好みにもよるけど、オッサンにはちょっと柔らかくて、アワセが少し遅れる印象。良型ハゼの数釣りにはあまり向かないかな?と思ってて、ハゼがまだ小粒なシーズン序盤に使うことが多い。軽くて持ちやすいけどね仕掛けは、いつでもどこでもこの胴付き仕掛け。オモリは1号相当の自作のスチールオモリで、ハリは返しの無い1号の袖スレ針。今年もいつも通り餌は大枚はたいて買ったアオイソメ。先日仕入れてきた冷凍ベビーボイルホタテでも良いかな?と思ったけど、開幕を祝し、今回だけでもイソメでやってみます。近所の個人経営の釣具屋から買うんだけど、お値段は変わらずだけど量が減ってない?昨今の値上げラッシュは、イソメですらステルス値上げのシュリンクフレーションだ。まぁ、近所の釣具屋も残るは1軒だけになったから、頑張ってもらいたいものだ。イソメもシュリンクフレーションイソメも尻尾側の半分~1/3程度しか使わないっていうか使えない。太い頭部側は、今の時期の赤ちゃんハゼは喰ってきてもほぼハリ掛かりしないから、使っても時間の無駄。なので、もったいないけど頭側は使わずに、ハゼの成長を願って捨ててます。細い尻尾部を垂らし5mmの刺し通しにて。垂らしは短く本日のお試しは、先日製作したメッシュシートで底部を改造したズックビク。改造の顛末はこちら>>>「2025年もハゼ釣りの準備はじめまして!【ハゼ釣りではありません】」へ使い物になるのか!?準備完了にてジャブジャブと水に入る。ウェーダー着用なのでお気軽に水はちょっと冷たいな〜ちょっち冷た気味改造したビクは良い感じに沈んだ。イイね〜!う〜ん、まだ早いな…ジャブジャブと水の中を進むと、赤ちゃんハゼがピュッ!っと逃げるのが見えるんだけど、当たり前だけど、まだまだ小さ過ぎだネ〜では、2025年夏ハゼの始まり〜!っと第一投。ス〜っと仕掛けを円弧状に落として柔着底って、シーズン初日の第一投でそんな器用な事できなくてドスン!と着底する。ハゼもビックリ!だろうけど、気にしない。スンスン…と数cm移動のズル引きで誘っていると、ツン!と僅かにアタって来た!すかさず電撃フッキング!とばかりに派手にアワセるが、空振り…「まぁ、ハゼが小さい過ぎるから簡単にはいかないよね…」分かっちゃいたし、小ハゼ以下の赤ちゃんハゼなんて釣ってもしょうがないけど、それでも空振ると悔しい。「次で掛けちゃる!」と今と寸分違わないスポットに落とすつもりが20cmほどズレる。まだ手がハゼ釣り仕様になってないから、上手くいかないぞ。同じスポットに落とせば着底と同時に喰ってくるけど、ズレてるので誘いを入れなくちゃならない。チョン!チョン!と何度か餌を揺らすとクン!とアタって来た。オラ〜!っとアワセるとハリ掛かりしたが、何の抵抗もなく上がってきのは今シーズン一匹目の記念すべき小ハゼ様。今シーズン第一号!このサイズか…次も同じスポットに落とすとすぐに喰ってきて二連打。サイズアップ!「小さいけど、この時期でこのサイズなら良いんじゃね?」と思ってたら…次から赤ちゃん地獄の始まり…こんなのとかこんなんとかばっかこのサイズのほぼ全てがマハゼではなく、ビリンゴだと思う。ビリンゴもハゼ科ではあるんだけど、ハゼ釣りの対象魚であるマハゼとは違う魚。ハゼ釣りをしてて、5~6cm以下のハゼが釣れたら、ほぼビリンゴと決めつけて良いと思います。見分け方は、目から口にかけて斜めの線状の模様があるとか、下唇が上唇よりもしゃくれてるとかあるけど、個体差もあるし、釣りで忙しい時にそんなのマジマジと確認してらんない!なので、ハリ掛かりした奴は片っ端からビクに入れてゆく。当然、ビリンゴクラスはビクの網目から脱走するんだけど、それが選別になるからビク内に残っているのをマハゼと思うことにする。他にもウキゴリというまぎらわしいのもいるんだけど、ここらでウキゴリはほぼ見ないな〜ちなみに、ビリンゴやウキゴリは、ダボハゼとかウロハゼとは違う魚です。もっと言うと、マハゼの中でも、デキハゼ:その年の春に生まれた育ち盛りの夏ハゼヒネハゼ:冬に成熟せずに越冬した二年ものの夏ハゼ彼岸ハゼ:9月のお彼岸頃に釣れるハゼ落ちハゼ・ケタハゼ:11月頃から水深のある深場へと移動したハゼお歯黒ハゼ:真冬に婚姻色で口の周りが黒くなったハゼと呼ばれ方が違ったりするから面倒臭い。こういう風流な細分化って日本の文化には多くて、大体が季節に沿った分類になる。ハッキリ四季が分かれる日本らしいと言えばそうなんだけど、興味ない人にとってはただまぎらわしいだけだよね。とにかく、落としてスンスン誘うとほぼアタっては来るんだけど、ハリに掛からないのが多いし、掛かってもやはりビリンゴ!?いつの間にかY氏もやって来てて、オッサン三匹並んで釣ってるんだけど、掛からないやら、ビリンゴやらばっかで、三匹揃って無言で機械的に竿を上げ下げする単純作業を繰り返す。すぐ近くの親子がハゼが釣れるたびに楽しそうにはしゃぐのとは対局なオッサン三匹。誰かが呟く。「ハゼが釣れるたびに楽しかったあの頃に戻りたいね〜…」MR氏は昨日もここでハゼ釣りしてたんだけど、「昨日は17cmのヒネハゼが釣れたけど、感情が動かなかった…」との事。終わった時間をただただ貪る三匹のおっさん。まぁ、それでも忘れた頃にマハゼらしき良型が釣れるから、ソレを頼みの綱として釣り続ける。忘れた頃にマハゼが釣れる本日オッサンがイソメの尻尾を使っているのは、とにかくハリ掛かりを重視しているから。ホタテ餌も同じように喰ってくるんだけど、イソメ餌との一番の違いは餌付けの方向。ホタテは貝柱の繊維に直角にハリを刺すので、ハリと餌は直角方向になる。良型ハゼが大きなお口でバク!っと喰ってくれれば問題ないけど、この時期のハゼは小さいから、ホタテの端っこだけを突くだけでハリ掛かりはしにくい。片や、イソメは刺し通すのでハリとイソメが一直線上になって餌を吸い込みやすい。必然、ハリ掛かりがし易いという事です。っというわけで、小さなビリンゴもイチコロなんだけど、こんもん釣ってもしょうがないよね〜ビリンゴ祭りな本日だったけど、ある時からちょっとコツを掴んだ。アタって来てもアワセを入れず、ス〜っとゆっくり引きずり、グン!と引っ張り返してからアワセを入れればハリ掛かりするサイズが釣れるのに気づいた。ビリンゴクラスは餌の端っこを突くだけだけど、そこそこサイズは餌をバク!っと咥えて引っ張るからハリに掛かるんだと思う。本日最大サイズもコレでコレに気づいてからは、そこそこサイズを選んで釣れるようになったが、相変わらずビリンゴサイズが突く事も多々あり。ちなみに今日一番の引きでアワセを入れると重量感のある暴れ方。「お!オラにもヒネハゼ来たか!?」と思ったら、コイツだった。ダボかよ!いつもじゃないけど、そのスポットの最初はそこそこサイズが釣れて、ビリンゴサイズになったら即移動で一ケ所で粘らないようにした。やはり最初は身体の大きいマハゼが喰ってきて、ソレを釣り上げるとほぼビリンゴサイズになることが多かったと思う。なので、今日はチョロチョロと小移動を繰り返してたけど、【夕やけなぎさ】のどこが釣れるというのは無くて、ほぼ全体的に釣れたり釣れなかったり…結局、3時間半我慢して87匹。とにかく、ハリ掛かりしたのはカウントはするけど、ビリンゴらしき奴はビクの網目からいなくなるので、カウンターとビクの中の数が全然合わない。ビクの中に残ったのはこんな感じ本日はハゼ釣りというよりはビリンゴ釣りだったけど、まずはオッサンの勘を取り戻すリハビリを兼ねた開幕戦だから釣果は別にいいや!正直、まだ二週間くらいは時期尚早かな?できれば、7月に入ってからの方がストレスなくハゼ釣りが出来ると思います。少しだけ【はぜつき磯】でもやってみたけど、生命反応が全くありませんでした。仲間が【しおじ磯】でもやってみたけど、全然ダメだったらしい。毎年だけど、この時期は【夕やけなぎさ】くらいしか釣りにならないかな。いよいよ始まった2025年のハゼ釣り。今年はどんな年になるのやら…ちなみに、メッシュシートのビクはごきげんでした。水が貯まらないから移動時にはとても軽量だった。仲間の多くがビクの底にプラスチック製のザルを付けているのを使ってて、その気持が良く分かった。そのビクを製作したのは今は亡きO氏。O氏曰く、プラザルに合うビク網が手に入らないからもう作れないとのこと。まったく、残念な人をなくした…O氏へ。退院おめでとう!次の記事>>>「2025年夏シーズン2回目の東京ハゼ釣りは釣れませんが…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2025年夏シーズン2回目の東京ハゼ釣りは釣れませんが…
    2025年夏シーズン2回目の東京ハゼ釣りは釣れないっス!2025年6月8日。2025年夏シーズン2回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【夕やけなぎさ】→【しおじ磯】天気:曇り時々雨釣行時間:5時30分くらい(潮位:100cm下げ5分)〜9時00分くらい(潮位:34cm干潮)中潮釣果:マハゼ33匹(5cm〜9cm)竿:4.5m(初梅)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けここしばらくは土曜日の度に雨が降ってたんだけど、昨日の朝方は珍しく快晴だった。週休二日が当たり前のこのご時世、オッサンが勤めるブラック企業は土曜日も仕事なのでハゼ釣り出来ず。「今日はこんなに良い天気だから、絶対ハゼ釣れてんだろうな!」と、悔しさ100万倍の気持ちでMR氏に釣果を聞いてみると…「ビリンゴ込みで54匹…。型は先週より0.5cmくらい大きくなった!」というレスポンス。ムムム、ビリンゴ込みでそんな程度か…どうやら厳しいらしい。小ハゼとビリンゴはとてもよく似ている。ハゼ釣りでビリンゴは含めたくないが、釣れるたびにいちいち細部まで確認してられないので、便宜上、ビリンゴ含むというお返事になるのは納得。せめてもの救いは、先週よりもハゼが成長しているくらいか…とは言え、釣り人とは自分が釣りする時だけは爆釣間違いなし!と信じて疑わない人種。なので、明日のオッサンは爆釣間違いなし!と根拠のないやる気がムクムクと湧き上がる。今朝ふと目が覚めと、まだ暗い時間帯。時計を見ると、起き上がるにはまだ40分ほど早い。コレくらいが一番危ない。起きても時間を持て余すし、二度寝すると寝過ごす可能性大。っと迷っていたら、いつの間にか寝ていたらしく、次に目が覚めた時はもう出発の時間になっていた。慌てて道具を愛車にぶっ込み、自宅を飛び出す。もちろんチャリは立ち漕ぎだ!いつもの橋から釣り場を見渡すが、本日もこちらのハゼ釣り場【はぜつき磯】にハゼ釣り人は皆無だった。まぁ、こちらで釣れるようになるにはまだ少し早いからね〜こちらはまだ早いか…んで、本日の釣り場【夕やけなぎさ】にやって来ると、既に7~8人のハゼ釣り人がいた。みんな早いな〜ハイシーズンになれば、この【夕やけなぎさ】には釣り糸を垂れる隙間が無くなるほどのハゼ釣り人が繰り出す。まだまだ空いてるけどね半数以上は知ってる釣り人達で、挨拶がてら本日のハゼの塩梅を聞いてみると…「全然釣れない。昨日よりも酷い!」と、オッサンのやる気をポッキリへし折るレスポンス。こんな朝っぱらから、一日の終りを告げる死刑宣告。確かに、水が冷たいからコレじゃ〜ハゼは動かない。水が冷たいな~しばらく眺めるが、誰の竿も上がらない…「うわ〜酷いな〜…。んじゃ〜、帰ります。シタ!」っという訳にもいかんので、渋々オッサンも釣りの準備を始める。本日の竿は『初梅4.5m』から始める事にする。こんな時期に4.5m!?ハッキリ言ってアホの所業ですよ!通常は小ハゼばかりのこの状況で長竿なんて使いまへん!狙いはズレるわ、誘いは雑になるわ、アワセは遅れるわで、ますます釣れなくなるのは間違いなし!正直、オッサンもけっこう迷った。他の皆さんと同じ2mくらいの竿で、精度良く、手返し良く釣りをした方が、結果が出やすいのは自明の理。しかし、人と同じ事をやっても同じような結果にしかならないのもまた、言わずもがな。分かりきった結果にワクワクはない。ならば冒険すべし!と言えば格好良いが、要は沖ならハゼいるんぢゃね?と思っただけです。仕掛けはいつものようにハリス3cmの胴付き仕掛け。竿は変われどこの仕掛け餌はボイルベビーホタテ。ハゼ釣りの定番餌つい最近、今シーズン分のボイルベビーホタテを2kg仕入れたけど、まだ昨シーズンの残りが冷凍庫の奥底に残っていたので今のうちに消費します。2024年ものでず〜っと冷凍庫に入ってたから、すっかり冷凍焼けなホタテ。まだ朝イチだから全然解凍出来てない。冷凍焼け&まだカチカチなホタテいつもなら釣りの準備をしながら、ズックビクに入れた水の中に入れて解凍するんだけど、今シーズンのビクには水が貯まらない。このビクに水は貯まらないんだったなので、水に漬けて解凍。すぐに解凍完了まだハゼが小さいから、ホタテも小さめに付ける。こんな感じにオッサンはホタテ餌の時は、ホタテの端を指で潰してます。こうすると、ホタテが水中でフワっと広がってアピール力がアップするのと、針掛りが良くなる気がする。端っこを指で潰すんでは準備完了にて釣り開始!常連たちに並んで投入するが、4.5mの竿ってこんなに長かったっけ?って言うくらいに扱いづらい。冬の夜釣りで散々振り回してたくせに、しばらくやってないと感覚が鈍るもんだ。長竿だから他よりもかなり沖を狙える。いつものようにスンスン…と数cm刻みで誘ってるつもりだけど、長竿だとそうもいかなくて、少々雑になってまう。んで、すぐに根掛かり。この【夕やけなぎさ】は目に見える部分は砂浜になっているから、砂地の遠浅だと思われるけどさにあらず!水中は、ゴロタ石がゴロゴロと転がっているゴロタ石帯になってます。だからこそハゼが居付くんだろうけど、けっこう危なくて。慣れてないハゼ釣り人が、石につまずいて転んだり、怪我したりするのをたびたび目にします。皆さんお気をつけくださいね!実はこんな危険地帯んで、人の心配よりも自分のハゼ釣りである。たま〜にアタって来るんだけど、全く針に掛からず。コレはハゼではなく、ビリンゴが突いているだけだけど、何かのタイミングでビリンゴが掛かる事もある。こんなのだよ!ビリンゴを釣ってもしょうがないんだけど、アタって来たらアワセない訳にもいかないが、アワセてもアワセても掛からない。もうストレスMAX状態。そんなタイミングで、夜中から釣り糸垂れてた仲間のG氏がもう帰るらしいので、余ったアオイソメを貰った。コレでマハゼ釣れるんじゃね?長竿とエサ持ちの良いイソメは相性が良い。イソメの垂らしは僅かでさぁ、ここから挽回じゃ〜!と思ったものの、世の中そう甘くはなくて、相変わらずビリンゴ祭りなのでした。こんチクショ〜!もう我慢ならん!っというわけで、釣り場の移動を決断。この時点でマハゼは未だ釣れず…。マズイぞ!まぁ、釣れなくはないが…やって来たのは【しおじ磯】こちらはハゼ釣り人は誰もおらず、釣れる雰囲気も皆無だ。誰もいないんですが…まずは実績ポイントから始めると、一投目で本日一匹目のマハゼが上がってきた!やっとボウズ逃れ!ここから挽回じゃ〜!と思ったけど、そうはいかないんだな〜アタリがあったのはこの一匹だけで、生命反応が無くなった。今日も終わった…。と抜け殻になってくすぶっていると、いきなり竿ごとひったくられる!何〜!とビックリしながらも反射的にアワセを入れると、グイグイと持っていかれる。ヒネハゼか!?と思ったが、引っ張り方がハゼとは明らかに違う。ハテ〜?と思いながら、落ち着いてやり取りし、上がってきたその正体は。シロギスだったキスを釣ったと話には聞いたことはあるが、自分で釣ったのは初めてだった。本当にいたんだ!その後、【しおじ磯】中をウロウロしながら探ってみたが、深場浅場ともにパッとせず…最後の砦のラストミステリーで、やっとハゼが釣りになるエリアを発見!ありがたいことに、このエリアでのアタリはほぼマハゼばかりなので、腐らずに釣りが出来る。アタリがマハゼはありがたきかなまだシーズンインしてないからどこでもアタる訳じゃなくて、丁寧に探さなければならないけど、アタってくれば連打が期待できる。上がってくるハゼも7cm以上はあって、この時期にしては良型揃い。サイズもなかなか途中、O氏がハゼを持ちに来たのでお渡しする。途中経過。キスはすぐに昇天…その後も釣り続け、イソメが無くなったので納竿。3時間半で33匹とトホホだったけど、最後の最後に釣り場が発見できて良かった良かった。本日最大の9cmおかわり分結局、最初から最後まで4.5mの竿でやり通した。【しおじ磯】でのハゼが釣れるエリアはちょっと沖目だったから、結果的には長竿で正解だったけど、3.5mの竿の方が最適な長さだったと思う。でも竿をチェンジするのも面倒臭かったし、チェンジするほど釣れる訳でもなかったし。しかし、4.5mで休みなくミャク釣りが出来るこの『初梅450』は秀逸だと思う。オッサンは清水の舞台からクロコダイル・バンジーな覚悟で買った竿だけど、この竿と出会って以来4.5mの長竿を使う機会が激増。2mの竿でも釣れるのに、わざわざ長竿で釣りをする事が多くなった。一応理由があって、長竿の方が釣りをしてて面白いんですよ!短竿だとヒョイと竿を上げただけで終わりなんだけど、長竿だと基本的に深場での釣りが多いから、ハゼを水中から抜き上げる時のやり取りがたまらない。たかが小魚のハゼ釣りだけど、釣りをしている醍醐味が味わえるのが長竿の良いところだと思います。リンクしかし、今日は釣れると期待してたんだけどな〜今日は【しおじ磯】に移動するまでは、人生初のボウズを覚悟しました。マジで!一匹目が釣れた時は心の底からホッとしました。MR氏の言うように、ハゼも少しずつ大きくなっているから、今後は釣りする毎にハゼのサイズアップを実感出来ると思います。ハゼが大きくなってくれば、ハゼの迫力に押されてビリンゴもアタって来なくなるハズなので、ストレスのない釣りができるようになるかと。ハゼが釣れるようになって来ると、ソレに連れて常連たちも集まってきて、懐かしい顔ぶれが揃い出す。まぁ、暑苦しいおっさんどもを見ても面白くもないが、皆さん生き永らえていたようで安心しました。ハゼ釣り本番はもう少し先。ソレまでは我慢の釣りです。次の記事>>>「2025年夏シーズン3回目の東京ハゼ釣りは強風の最中」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2025年夏シーズン3回目の東京ハゼ釣りは強風の最中
    2025年夏シーズン3回目の東京ハゼ釣りはアタリが分からん!2025年6月22日。2025年夏シーズン3回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:晴れだけど強風!釣行時間:5時00分くらい(潮位:118cm下げ5分)〜9時00分くらい(潮位:31cm干潮)中潮釣果:マハゼ68匹(6cm〜11cm)竿:2.0m(そよ風)のち3.5m(清流X)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:拾ったオモリのち自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ボイルベビーホタテのちアオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けしかし暑い!特に今週は暑かった!関東は梅雨に入っているはずなのに梅雨前線が消えてしまい、雨が降らないどころか真夏日連発!しかしこんな真夏日でも、わが家の日中はエアコンを稼働させない(扇風機は可)という命の危険を顧みない掟がある。真夏になると高齢者が熱中症で亡くなったというニュースをよく聞くが、自宅にいると「こうやって死ぬんだろうな…」と実感する。「◯ぬよ!マジで!!」の域まで達すると、近所のスーパーやドラッグストアに避難し、クールダウンするのがオッサンの自衛策だ。別に何も買わないし、しょっちゅう行っているもんだから新鮮味がなくて、さすがに飽きる。なので、先日は図書館に避難した。館内の閲覧コーナーの椅子に陣取り、ぶ厚い哲学書や詩集を読みふける…という事は微塵もなくて、雑誌コーナーをプラプラする。手に取るのは、な〜んも考えなくて良い料理やパソコン雑誌、そしてやはり釣り雑誌。この手の釣り雑誌って、眺めていても「ふ〜ん…」って思うだけで、ほぼ自分の釣りの参考にはならないといつも思う。せいぜい、どこそこでこの釣りモノが始まりました〜!程度の情報。そこに掲載されている仕掛けや釣り方なんて、一般的で誰もが知っているシロモノ。せいぜい初心者〜中級者にもならない人が参考にするくらいで、それ以上のレベルは全く参考にならない。中級〜上級者になるとクセの強い仕掛けや釣り方になってくるので、確かに万人受けはしないわな〜情報を売る側としては、それじゃ〜商売にならないか…そんな釣り雑誌のあるコラムが目に留まる。巻末の方に文字が羅列されているだけで、恐らくは、この雑誌を手に取ったほとんどの人は飛ばしていると思う。テーマは『釣りと心の健康』釣りがメンタルヘルスに寄与し、釣りがレジャーやレクリエーションとして再評価されつつある昨今、釣りの社会的地位の向上や意義、価値を広く世間に知らせようではないか!といった内容。釣りなんてそこまでのものでもないし、そんなに気張らんでも…と思うが、どうやら本稿の筆者は日本の釣り文化が軽視されていることに憤っているらしい。釣りとメンタルヘルスの良好な関係性を裏付ける研究の例として、英国のおりこうそうな大学の調査結果を挙げている。それによると、釣行頻度が高い人ほどうつ病・統合失調症・自殺願望・自傷行為の受診の可能性が低いことや、良好な精神状態を示すテストのスコアが高いこと。このような統計学的な解析により、釣りの頻度と精神状態の良好さに相関関係が示されたらしい。あと、緑豊かな屋外活動がホルモン濃度・血圧・心拍数などが良好に緩和され、釣りがストレスの緩和に有効らしいとも。オッサンが思うに、そもそもがうつ病とか自殺を考えている人が釣り糸を垂れるか?という疑問が湧くし、釣りがストレスの緩和にひと役買っているというのも同意しかねる。筆者は文中で『私たち釣り人は、釣りがメンタルヘルスに良い影響を与えることを経験からも実感している』と言い切っている。ハァ?マジか?この人…オッサンなんて釣りの度にストレス満タンだよ!思い通りに釣れたことや、満足した事なんて一度もないぞ!そして『釣りを経験することで自己肯定感を育てられる』とも。オッサン的には自己肯定なんてトンデモなくて、「チッ!今日もダメだったよ、俺…」と自己否定ばかりさ!まぁ、オッサンみたいなネガティブな内容の記事なんて、誰も読みたくないだろうし、編集長からダメ出しを食らうし、そもそもが売れないだろうから、キレイ事を書くしかないんだろうて。人によって捉え方や感じ方は違うし、実はオッサンのこの行為は、文章や話の一部だけを切り取って、実際とは全く違う内容に操作する【ストローマン論法】にあたるかもしれない。筆者の主張には同意できる内容も多々あった。釣りという行為がレジャーやレクリエーションの枠を超え、いち個人のメンタルヘルスの向上のみならず、釣り場や水資源、水辺環境の保全といったパブリックヘルスにまで波及する。このような釣りの効能が公的な価値を見いだすとともに、釣りには社会に寄与・貢献する力がある!という理念は見習いたいものだ。っと言う大げさなものでもないが…思ったよりも状況は芳しくないらしい先週は野暮用により、ハゼ釣りは欠席だった。なので、今週はハゼ釣りに行けなかった禁断症状と、クソ暑い真夏日の連続でイライラMAXで過ごした。やっと本日のハゼ釣行日を迎え、いつもよりもちょっぴり早く自宅を出発。「今週はず〜っと暑かったから、ハゼもさぞ成長して大きくなり、絶対に活性が良いはずだから爆釣間違いなし!」とウキウキしながら、愛車は立ち漕ぎで現場へ急ぐ。移動しながら「ハテ?今日はどのポイントから始めようかな?」と考えていた。シーズンイン当初はほぼ【夕やけなぎさ】でしか釣りにならないんだけど、もうこの時期なら【はぜつき磯】や【しおじ磯】でも問題なく釣れるだろうて。いつもなら、昨日の土曜日にハゼ釣りした仲間から情報をゲットするんだけど、たまには他人の情報よりも自分の勘を信じてみようと思ったので、一切の情報を入れなかった。他人の情報ばかりをアテにしていると、他力本願な釣りになってしまうからね〜いつもの橋から釣り場が見えてくるが、今見えている【はぜつき磯】には誰も釣り人がいなかった。誰も見当たりませんが…あれ?まさか誰もいないとは思わなんだ…「こちらではまだ釣れないのかな?」と思いながら公園内の園路を移動していると、反対側からH2氏がやって来た。H2氏は今季から仕事をリタイヤしたんだけど、やることがないから暇すぎて、毎日のようにハゼ釣りをしているらしい。サツを交わし、しばらく話し込む。どうやら、他の常連たちはやはり【夕やけなぎさ】にいるようだ。今週のハゼ釣りのあんばいはというと、「どの釣り場もパッとしない…」らしい。「しばらくは赤潮で釣れなくて、昨日にやっと水質が澄んだけど、昨日もイマイチ…」とのこと。やっぱり赤潮だったんだ!いきなり真夏日が続き、雨も降らなかったから赤潮を心配していました。今日、橋の上から京浜運河を眺めたら、赤潮じゃなかったからホッとしていたんだけど、まだ赤潮の影響は残っているようですね〜H2氏は【はぜつき磯】から釣り始めるようだったので、オッサンは【夕やけなぎさ】の様子を見に行くことにする。【夕やけなぎさ】にはいつもの常連たちがズラリと並んでいた。みんなこっちにいたんだ!しばらく眺めるが、イマイチ竿が上がらないし、上がってもハゼが小さい。う〜ん、思っていたほどハゼは上調子ではないらしいぞ!【夕やけなぎさ】でやってもたかが知れているようなので、【はぜつき磯】に戻る。誰もいないのでやってみなくちゃ分からないが、ハゼが釣れないこともないだろうて。誰もいないからポイントは自由だでは釣りの準備をば。本日の竿は2.0mのそよ風から。まだハゼが小さいからこの柔らかい竿で遊べるというのと、本日は風が強いから。強風対策も兼ねて昨日からず〜っと強風が吹いている。みなさんご存知の通り、釣りの大敵は強風。実は常連たちが【夕やけなぎさ】に並んでいたのは、この強風を避けるためだと思う。しかし、今いる【はぜつき磯】は風の通り道で吹きさらしなもんだから、風が吹くと釣りづらいのは事実。「釣りにくいのは確かだけど、釣りができないわけじゃないから、なんとかなるっしょ!」のノリである。仕掛けはいつもの通りの胴突き仕掛け。いつもと違うオモリは、釣り場で拾ったやつ。3.5っていう表示はグラムのことかな?餌は昨シーズンのあまりのボイルベビーホタテ。使えるかどうかは怪しいハゼが小さいからといって、餌を小さく付けるとますます釣れないから、そこそこのサイズで餌付け。コレくらいかな強風でアタリが分からんがな準備完了にてハゼ釣り開始。本日から夏仕様で、短パン&サンダルスタイルで水に立ち込みます。まずは第一投で、着底からスンスンと数cm刻みで誘うが反応なし。二投目は着底から同じように数cm刻みではあるけど、刻み間隔を0.5秒くらいの少し遅めにやってみたが、これまた無反応。ムムム…、ハゼはいないのかな?と思っていたら、隣りのH2氏が「落とすとすぐに喰ってくるね!」とのたまう。マジかよ!こっちには喰ってこないんだけど…H2氏はアオイソメを使っているからかな?とも思うが、こっちだって餌を付けているんだからハゼがいれば喰ってくるだろう!オッサン的には、餌の違いでハゼが喰う喰わないはないと思ってる。よく常連などが「虫エサはよくアタるよ!」とか「やはりエビ餌だよね!」とか言っているけれど、別に餌なんてなんでもいいじゃん!と思う。餌によって釣果に違いが出るのは事実ではあるけれど、その釣り人の仕掛けとか釣り方と餌の相性で、釣れる釣れないの違いが出るのだと思います。ハゼなんて雑食なんだから、何でも喰うでしょ!んで三度目の正直で、今度はもっと遅く1秒おきくらいに刻んだら喰ってきた。本日の一匹目今日はちょっと遅めの誘いの方が良さそうで、こういう時はハゼが集団でなくて、一匹ずつ離れて散らばっている時。んでやっぱり次が続かない。全く同じスポットに落としてもアタって来ないぞ。なので、少しずつ角度を変えたり横にスライドしながらだと、どこかしらでアタってくる。サイズダウン…本日は基本的には単発のようで、一ヶ所で粘っても時間の無駄だから移動しながらの釣りを余儀なくされる。ハゼサイズも8cm前後が多く、まだ小さい印象。たまにこのクラスも上がるけどとは言え、頻繁にアタリはあるから飽きない釣りではあるが、問題はこの強風。予報では、これからますます風が強くなるらしい。風対策の釣り方としては、風に向かっても全然アタリが分からないし釣りづらいので、風下方向に釣り糸を垂れるのが基本。竿は寝かせてゆ〜くりズル引きするとアタリは取りやすいんだけど、この竿角度だとアワセてもなかなか針掛かりしないから、ここは我慢して竿を立てた方が釣れると思います。竿先が風にあおられてアタリが分かりづらいけど、集中していれば大体のアタリは取れるハズ、ハズ、ハズ…なんて感じでポツリポツリと釣っていたら、いつの間にか【夕やけなぎさ】組がこちらへ大移動して来ていた。どうやらいつものO氏が「【はぜつき磯】は入れ喰いだよ!」とガセネタを吹聴したらしく、それを信じてしまったらしい。隣りに来たMR氏に「ガセネタ信じちゃダメじゃん!」と言ったら、「だよね〜!そもそも言い出しっぺがこっちにいないんだから」とMR氏も分かっていたご様子。どうやら【夕やけなぎさ】も潮が引き過ぎて釣りにならなくなったので、こちらへ来たとのこと。今度は【はぜつき磯】にズラリと人が並ぶ。オッサンはいつものように移動しやすいよう端っこに陣取って、ウロウロと小移動を続ける。相変わらずポツリポツリ程度の釣りが続く。まだハゼが小さいのか空振りも多くて、たま〜に良型が掛かった!と思ったらコイツだったりするから力が抜ける。コイツかよ!でもたまには10cm弱クラスも上がるから、ハゼも成長しつつはある。このサイズばかりならね〜このままではラチがあかないので作戦変更を決断。取り出しましたるは3.5mの長竿。長竿で勝負じゃ!この竿はけっこう秀逸で、軽くて持ちやすく、そこそこに張りもあるから釣りやすい。オッサンが大げさに宣伝したら、仲間の多くが所有するようになったんだけど、良い竿だよマジで!リンク竿は良いとしても、この強風のさなか3.5mの長竿でハゼ釣りをするのも考えもので、普通はやろうとも思わないのが人情であり常識でもある。しか〜し!ずっと同じ事をやっていても現状打破はできないのであります!常識を打ち破ってこそ、次のステージに飛躍する第一歩であります!つまりは、もう飽きたのであります!っていうか、本日はアタるんだか、アタらないんだかハッキリしなくて、もっと沖なら違うんじゃね?と思ったから。っというわけで、掟破りの強風時の長竿登場。問題は、この長竿で今使っているホタテ餌だと、釣りにならないカモしんまいということ。新鮮なホタテならともかく、昨シーズンの余り物だし、前回の使い古しで冷凍解凍を繰り返しているものだから、パサパサで粘りがなくて、針からスルリと抜け落ちると思う。短竿ならともかく、長竿だと確実に抜けそう。と思っていたら、地獄に仏でミラクルなタイミングでH2氏が「イソメの方がアタるよ!」とイソメを分けてくれた。なんて良い人だ!あなたは!珠玉のイソメ餌をゲットしたオッサン。これで鬼に金棒とばかりに、ブ〜ン!と沖に振り込むと着底と同時にアタって来た!空振りしたけど、次で仕留めた。お〜!いるじゃん!やっぱり沖じゃん!しかもナイスサイズ!ず〜っとくすぶっていたけど、ほぼ一投ごとにアタって来るから、やる気を挽回。とは言え、この強風である。短竿でさえ釣りづらいのに、長竿という愚挙に出ているものだから、どんなに釣りがやり辛いかは想像に難くないと思います。強風で、竿先から3ブランクあたりまでがグニャ〜!っと立体的に四次元にひねられる。とは言え、アタリが全く取れないかと言うとそうでもない。慣れてくると、四次元の竿先でもハゼのアタリが見える。しかも風は強弱を繰り返すから、弱風のタイミングでアタって来れば全く問題なくアタリが取れる。でも強風の時はな〜んも分からんけど…本日の傾向は、着底や誘ってから4〜5秒ステイしているとアタって来たから、このタイミングで強風が来ると困る。確認のために竿を上げると、やはり餌が無くなっていることがよくあった。周りの常連からはアホの所業で白い目で見られるが、釣りは釣れたもん勝ちだ。唯一、Y氏がマネして長竿にチャレンジしたが、ほぼアタリが取れなくて釣れなかったらしい。そりゃ〜そうだよ!オッサンだって、この域になるまでどれだけ試行錯誤してきたか…簡単に結果を出された日にゃ〜、オッサンの立つ瀬がないじゃん!本日の最大サイズも長竿にて風はますます強くなるし、根掛かりで仕掛けをロストしまくり、持ってきた仕掛けがなくなったので納竿。4時間で68匹とイマイチな釣果でした。コレだけか…釣りをする前は、今日は1束行くと思ったんだけどな〜まぁ、この強風じゃしょうがないか…水もず〜っと濁っていたし。強風と濁りとオッサンの中では、条件の悪い時はとにかく長竿が合言葉。悪い時は、沖狙いならなんとかなることも多いと思います。そもそもが長竿釣りの方が面白いので、個人の好みの問題かな。あと、こんな日は切れない心と集中力が全て。釣りって、やる気がなくなると途端に釣れなくなるから、厳しい時ほど釣りに集中し続ける事が大事だと思います。別に強靭な精神力を身につけるとかじゃなくて、今やっていることに集中し、作業をし続けるという感じで良いと思います。おかげさまで、本日もストレスフルな釣りになりました。釣りとメンタルヘルスの良好な関係なんて、一体いつになったら実感するのやら…次の記事>>>「2025年夏シーズン4回目の東京ハゼ釣りはやっと初日」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったらのぞいてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年6回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは釣れはするが…
    2024年6回目の東京ハゼ釣りはとりあえずは釣れるんだけど…2024年6月30日。2024年夏シーズン6回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:曇り釣行時間:5時00分くらい(潮位:85cmほぼ干潮)〜9時00分くらい(潮位:111cm上げ5分)長潮釣果:マハゼ122匹(8cm〜11cm)竿:3.5m(清流X)のち2.0m(そよ風)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ボイルベビーホタテのちアオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け本日で6月もラストですが、今月から2024年の夏シーズンのハゼ釣りが始まり、サイズはともかく数は釣れているらしいので、そこそこは楽しいハゼ釣りになっているようだ。常連の中でもトップクラスの釣果は1束超えは当たり前で、調子が良ければ早くも2束釣りも出来ているらしい。「らしい、らしい」と歯切れが悪いのは、今期のオッサンのハゼ釣りがいまいちパッとしないから。釣りにおける最重要要素は、『喰ってくる魚がいるポイントで釣り糸を垂れること』オッサンに言われるまでもなく、至極当然のお話だ。コレに比べたら、仕掛けだの、餌だの、釣り方なんぞの御託は、取るに足らない馬の骨ようなお話である。一応、ハゼ釣りする前は作戦を練るんだけど、一番大切な「どこで釣り糸を垂れるのか?」は常に悩みどころ。今までの経験と実績、前日の釣果などを勘案し決定する。たいていはファーストセレクションはハズレで、セカンドセレクションの当たりが多い。んだけど、2024年はどういう訳かセカンドも外している。しかもファーストで妙に粘ったりするので、無駄な時間を浪費してしまい、結果的にパッとしないハゼ釣りになってしまう。「どうしたもんかな…?」錆びついたオッサンの勘が再び光り輝く事はもう無いのだろうか?ハゼ釣りにおいても年齢を重ねた衰えを実感し、自分自身に軽い失望感を抱き続けるオッサン。2024年のハゼ釣りや如何に!?本日も空振りからのスタートいつものように今朝目覚めると、もう出発しなければならない時間だった。「なんでこんな早くにハゼ釣り行かなアカンねん!」と憤るが、2024年はかなりの早朝から勝負をかけておかないと、パッタリ釣れなくなるらしい。「昔は7時頃から始めても全然余裕だったのに…」過ぎ去った輝かしい過去を懐かしむのも老人の特性である。愛車を漕ぎ出すが、まだライトを点けなければならない時間帯。足取り重く現場に向かって漕ぎ出すが、唯一の希望は昨日の釣果情報によると、そこそこ釣れたらしいとのこと。昨日釣れたから今日も釣れるとは限らないけど、釣れた!と聞けば少しはやる気にはなる。いつものようにハゼ釣り現場が見える橋から眺めると、こんな早い時間なのに既に15人以上のハゼ釣り人がズラリと並んでいた!マジか!?この人達は!!ホンのちょっと前までは、こちらの釣り場には人っ子ひとりいなかったけど、何でこんな状況になっとるんだ!?何?この人だかり?まぁ、この原因は想像がついて、たぶんO氏が吹聴したんだと思うよ。本日の釣り場【はぜつき磯】にやってくると、もう4〜5mおきに釣り人が並んでて、ハゼ釣り最盛期の景色だ。何?この人達のこのヤル気は?ひと通り【はぜつき磯】を通過しながら、常連たちにサツがてら釣果を聞いていると「釣れなくもないが釣れてもいない」という玉虫色のお返事。ムムム…、それほど良い状況でもないらしい。さて、この人だかりの状況でどこで釣ろうかな?10秒ほど考えるが、やはりいつもの深場エリアから始めることにする。こちらは【はぜつき磯】の端っこなもんだから、ハゼ釣り人も居ない。オッサンは混んでる所は苦手なので、なるべく人が居ない方へ動く習性がある。お目当てのエリアにやってくると、既にT氏がいた。このT氏はオッサンと同じ習性で、人の居ない方居ない方に動く。釣りの塩梅を伺うと「小さいけどアタリはある!」とコチラのやる気をくすぐるお返事。ならば!オッサンも!!とコチラに居を構えて釣りの準備。本日の竿は3.5mの清流Xから始める。こちらは深場ゾーンなので、この長さがあれば広く探れるから。長竿といえばこの一竿リンク実は本日持ってきた竿は、この三竿。豪華三本立てでございます!見る人が見れば、垂涎のラインナップ。上から、宇崎日新【ゼロサム初梅 450】ダイワ【清流X 硬調35】ダイワ【そよ風 硬調20SR】【ゼロサム初梅 450】は、使うチャンスがあれば本日デビュー戦のハズだったのですが、沖はアタリが遠かったので使わずじまい。また次の機会にでも。【そよ風 硬調20SR】は、既に廃盤の竿で、ミャク釣りの名竿と呼ばれたとか呼ばれないとか…仕掛けは、いつもの塙式のミャク釣り仕掛け。いつものね!餌はボイルベビーホタテ。やっと昨年の在庫を消費して、本日からは新鮮なホタテを使えます。まだ凍ってるぜ!さぁ、爆釣じゃ!の勢いでジャブジャブと水に立ち込むが、いきなり萎えた…水が冷たい!この冷たさじゃ〜ハゼのアタリが遠いわけだ。水が冷っこい!コレは、一昨日の大雨の影響が今日出ているんだと思う。水際をよくよく見ると、小さなアミがわんさと泳いでいる。あ〜、コレが赤潮の原因か…何日か前にO氏から「スゴイ赤潮で釣れない」と報告があった。「これだけアミが居るんだから、赤潮にもなるな〜」実際には赤潮の原因は、植物性プランクトンの異常繁殖に端を発した、動物性プランクトンの大発生で、そんなプランクトンを捕食するアミも大発生のご様子。コレで暑い日が続けば、またすぐに赤潮大発生になるだろうて…水際のアミを蹴散らし、ハゼ釣り開始。ス〜っと仕掛けが着底するが、何も起きない。スンスンと誘いを入れるが、なんもない…いつもの件だが、今日は本当に生命反応が皆無だった。「な〜んもアタらないんですけど!」少し離れたT氏に訴えるが、「コッチはアタるよ!」とそっけないのでした。一方、砂漠に釣り糸垂れるオッサン。ハテ?どうしたもんかいな?5mほど平行移動するとやっとアタって、本日の1匹目。やっとだよ〜!次も全く同じスポットに落とすと2匹目。サイズアップさらにもう3匹上がったところで、そのスポットは終了。その後も探りまくって、やっと見つけたスポットで数匹上がっただけ。ムムム…、厳しいぞ!平行移動しながら広く探るんだけど、全くアタリが無くて、空振りばかり。マズイぞ!気は焦るが時間だけが無為に過ぎてゆく…俯角と仰角最初の基地に戻ってきて、反対側の浅場エリアでやっていたO氏とMR氏に釣りの塩梅を聞いてみる。「いや〜、厳しいね…」を期待したんだけど「入れ喰いだよ!」とコチラの期待を裏切るナイスなお返事。聞けばO氏は50匹弱上げていて、MR氏に至っては既に70匹は釣り上げていたらしい。マジか!?MR氏はともかく、O氏に負けたとあってはもう生きていられない!今日は浅場で釣れるんだ!オッサンは全く逆の行動をしていたらしい。急いで短竿にジョブチェンジ。今日は短竿の日かよするとすぐにハゼが上がってきた!コッチに居たんだ!同じスポットで連打が続く。このサイズなら良いね〜続くとは言うものの、同じスポットからは5〜10匹くらいかな。そうなると次のホットスポットを探すんだけど、今日はこのスポットはある程度の範囲ではなくて極小の一点を見つけないとアタってこない。マメに探るしか無いんだけど、釣れるエリア内なら何点かあるようで、ホンの小移動だけで次のホットスポットが見つかる。しかし、今使っている【そよ風】という竿は、実は数釣りには向かない。ちょっと柔らかくてアタリには敏感なんだけど、柔らかいぶんアワセが遅れるから針に掛からない事も多々ある。悔しいったらありゃしないんだけど、針に掛けると10cm程度のハゼでも道糸をヒュン!ヒュン!鳴らすから面白い。このサイズでもヒュン!ヒュン!だよやっと釣れ始めたとは言え、既にかなりの時間が経っていて「今日も1束に届かずか…」と諦めムード。いつものように釣りに飽きたO氏は釣り場中をうろつき始め、遠くで何なら会話しているのが見える。「またいい加減な事言ってんだろうな〜」っと常連たちと噂をしているとO氏が帰ってきた。「ホタテじゃなくて虫エサだと入れ喰いだよ!」と馬の骨情報を持ってきた。”餌なんて喰って来るか来ないかだけなんだから、たいして違わないよ!”と聞き流していた。休憩中、夜中から釣りをしていたG氏から帰り際に余ったイソメを頂いたので、試しにイソメ餌を使ってみた。イソメもホタテも変わらんだろうに…すると、着底と同時にひったくるようなアタリが!一気にひったくっていった!本日三度目のマジか!?この後もホタテとは全く違うイソメ餌での喰い気が続き、釣れ具合が加速。一気に1束を超えてひと安心。他の常連たちもイソメ餌だと釣れたようだった。「たまにはOさんも本当の事言うんだね〜」と皆しみじみしていた。H2氏が「他の人が釣ったハゼって大きく見えるよね」と言っていた。この現象は多くの釣り人が経験していると思う。他のハゼは大きく見えて、自分の釣り上げたハゼは小さく見えるこの現象。実は、サイズが同じでもそう見えてしまうのには理由がある。この現象は『チン◯現象』と呼ばれているとかいないとか。否、そうは呼ばれてはいないが、誰しもが納得する理屈が身近にある。その現象が発生するプレイスは、銭湯もしくは宿泊したホテルとかの大浴場。他人様のチン◯がブラブラ揺れるスペースで実感する。「人のチン◯は大きく見えて、自分のソレは小さく見える」コトの大小にかかわらず、機能的に問題なければ気にしなくてもいいんだけど、同じ男として心理的にナーバスにならざるを得ない。ソコで繰り広げられるのは、ゆったりしたリラックススペースの舞台とは裏腹に、優越感と劣等感のせめぎ合い。しかし、よくよく考えて欲しい。同じ人種で一般的な人同士なら、サイズはそれほど変わらないはずである。オッサンは毎週のように銭湯に通ってて、よくよく観察するんだけど、コレは断言できます。形や色相の違いはあるにせよ、サイズはそうそう変わりません!「そんな事言っても、違く見えるよ!」違って見えるのは、見る角度が違うからです。自分のは上から見下げるから長さ的に短く見えてしまうが、他人様のは横から見るから長く見える。つまり、自分のは極端に見下げる角度『俯角』で見ることになり、他人様のは水平もしくは軽く見上げる『仰角』で見るからという事です。このように、対象を見る角度がその見えの長さを決定しているのであります。あくまで見える角度の違いであって、実際の長さとは違うというお話でございます。このように、釣り上げたハゼにも同じ現象が作用していると思われ、先のH2氏の台詞を実感する次第であります。っという話を釣り場で力説したんだけど、誰も反応してくれなかったので、恥を忍んでこの場をお借りして全世界に発信してみたけど、ダメだよね〜こんな話。唯一T氏が「膨張すると違うんじゃね?」と言ってきたが、リラックススペースでそうなるのはご法度であるし、ハゼは膨張しないし…っというわけで、本日は4時間で122匹と後半に挽回できてホッとしました。ハゼがみんな立ち泳ぎになった本日は常連たちは1束超えは当たり前だったので、釣れる日だったと思います。でも、釣れる釣れないってホンの僅かなサジ加減ですね〜釣れるスポットをどれだけ見つけられるかが釣果に直結するんだけど、どこで釣れるのか?なんて分からないから、マメに探すしかないですよね〜難しいのが、そのエリア全体で釣れないのか?釣れないにしても、エリア内のどこかに爆釣のホットスポットがあるのか?ソレを探す価値があるのか?の判断ですね。昔のように、どこでも釣れるなんて事はほぼ期待できなくなったから、ハゼ釣りも身近で気軽な釣りモノとも言えなくなりつつあると思います。今日もダメなオッサンで、隣りでギャンギャンに釣りまくっていたMR氏に「どうすればそんなに釣れるの?」と質問したら「日頃の行いですよ!」というお返事。そう言われちゃ〜身も蓋もないんだけど…とりあえずは、銭湯に行って身を清めてこようかとも思ったが、また揺れるチン◯が脳裏に浮かんだので今日はやめておいた。次の記事>>>「2024年7回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは長〜い竿にて」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度3回目のハゼ釣りはやっと初日(1束)が出ました
    2023年3回目のハゼ釣りはやっと1束超え2023年6月11日。2023年3回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【夕やけなぎさ】天気:雨釣行時間:5時30分くらい(潮位:110cm干潮)〜9時00分くらい(潮位:140cmほぼ満潮)小潮水温:22℃釣果:マハゼ104匹(4.5cm〜12.5cm)約半分が脱走竿:2.1m(行雲流水と彩峰?の合体竿)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレオモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け関東地方も梅雨入りしたようで。昔は『梅雨』と言えば、小雨がシトシトの長雨で、雨に濡れた紫陽花とカタツムリ的な風流なイメージだった。んがしかし、昨今の梅雨は結構な大雨だし、台風絡みともなれば豪雨になることも珍しくなく、風流とは程遠い災害もあり得るから恐ろしい。とは言え、この時期にしっかり雨が降ってくれないと、ダムなどに十分な水が貯まらずに水不足となる。ただでさえ、電気料金高騰のあおりで節電を余儀なくされ、扇風機とうちわでしのごうとしとるのに、その上、水も満足に使えんでは踏んだり蹴ったりである。という訳で、”適度な雨”は必要なんだけど、自然相手で適度は難しいよね〜2023年は4年ぶりにエルニーニョ現象が発生したみたいで、世界的な異常気象が懸念されています。しかも今回のエルニーニョはスーパーエルニーニョ現象の可能性があるらしい。何だ?そのスーパーエルニーニョって?調べてみると、『エルニーニョ監視海域の海面水温の基準値との差の5か月移動平均値の振り幅が大きい』ものを言うらしい。何だかよく分からんが、日本への影響としては、冷夏になり農産物への影響があるようだ。サイヤ人しかり、銭湯しかりで、スーパーが付くと意味は分からんが、ただ凄そうだ!日本でも勢力の強い台風が多くやってくるかも知れないので、「警戒を強く呼びかけています」とのこと。しかし、警戒しろって言われてもなぁ〜庶民に出来ることと言えば、玄関先に土のうを積んだり、乾パンと水を確保するくらいしかできんよ!ちなみに乾パンで思い出したんだけど、オッサンはなぜか乾パンが好きだ!異常に硬いあの食感といい、口の水分を全部持っていかれるあの感じといい…ずっと噛んでると味が濃くなっていく気がするんだよね〜んで、フィニッシュは一緒に入ってる氷砂糖でお口直し。実家にストックしてあった乾パン(小さい缶のやつじゃなくて、大袋Ver.ね)を食べ尽くしてしまい、母親に怒られた事も一度や二度ではなかったなぁ〜良き思ひ出だ!あの頃は「どうせ食わないんだからいいじゃん!」って思っていた。実家は飲食店をやっていたもんで、「イザって時はこんな貧乏臭い保存食じゃなくて、もっと他に食い物あるじゃん!」という自分勝手な理由で蛮行を繰り返していた。実際に使わなかったから良かったものの、本当にイザが来たら、オッサンは自力での食料調達を余儀なくされたんだろうな…危なかったな〜!っという訳で梅雨に突入したのですが、ハゼ釣りは梅雨だろうがカンケーない。むしろ雨歓迎!なくらいである。なぜなら雨の時はハゼが釣れるから。もちろん程度はありますよ!台風や雷雨じゃ〜、ハゼ釣りなんぞしとる場合ではなかろうて。ちなみに釣り仲間のO氏は雷雨時にハゼ釣りしてて、目の前の建物に雷が落ち、その電気が竿を伝ってきたらしい。「いや〜危なかったよ!死んだかと思ったよ」とその時を述懐していたが、その時に天に召されれば良かったのに…とオッサンは思った。『サンダーボルトを喰らっても竿を握りしめていたハゼ釣り師』として伝説となったろうに、生きてるのが惜しい男である。まぁ、普通の雨くらいならハゼは釣れるというか、通常よりも釣れる事が多いのは事実です。魚種にもよるんだけど、雨天時は晴天よりも暗いし、魚の警戒心が薄れるから釣れるという図式らしい。コレが冬の穴釣りだと寒くて雨天の釣りなんぞやってられんが、もうこの時期なら問題ないので雨予報は全然気にならない。という訳で、本日もハゼ釣り場へGo!の通常営業だ。やっとハゼ釣りになってきた!問題は釣り場をどうするのか?である。2023年の夏ハゼシーズンも3回目なんだけど、未だにてんでダメなハゼ釣りで、そろそろ結果を残したいところ…昨年のデータによると、この時期は羽田方面の釣り場で数を釣っているから、今期も!と狙っていた。んで、本日は羽田が良さそうな潮周なんだけど、いかんせん羽田ポイントはオッサンちから遠い。「この雨の中、カッパを着て愛車を40分漕ぐのか…」今朝自宅を出発する直前まで悩んだけど、結局は一番近い釣り場の大井ふ頭中央海浜公園へ向かっていた。こういうところが弱いというか、真剣味が足りないというか…だってしょうがないじゃん!たかがハゼ釣りだもん!下半身は戦闘服(ウェーダー)で上半身はカッパのヘンテコなスタイルで愛車を漕ぐ。時おり、雨が強く打ち付ける。”台風発電とか雷発電とか出来ないもんかな〜。スゴいエネルギーだと思うんだけど…”くだらん妄想をしながら愛車は釣り場へ向かう。いつもの橋から釣り場を見渡すがやっぱり誰もハゼ釣り人はいなかった。まぁ、こちらには釣り人いないわな〜ちなみに公園工事は今週も終わってません。先週と全く同じ風景本当に7月上旬で終わるのかな?まぁ、BBQ出来ないから、このままでも良いんだけどね。本日の釣り場【夕やけなぎさ】に到着すると、既に4人ものハゼ釣り師が釣り糸を垂れていた。やっぱり居るよね〜!すげぇな〜この人達!挨拶を交わし、ハゼ釣りの塩梅を伺うが「ダボハゼばかり!」のローレスポンス。う〜ん、厳しいか…昨日は結構釣れてて、各方面からナイス釣果の報告が来ていた。ありがたいことにオッサンは土曜日も仕事なので、そんな浮かれた報告を奥歯が噛み砕ける想いで受け取っていた。「チッ!土曜日が釣れる日が多いのは分かっとるんじゃ〜!」「しかし、こちとらは仕事なんじゃ〜!」心を落ち着けて釣りの準備を始める。本日の竿は行雲流水と彩峰?の合体竿。竿先側の半分が「行雲流水」で、持ち手側半分が「彩峰?」の構成。別に何かのこだわりがあるのではなく、単に「折れた竿同士で使えないかな?」とやってみたらピッタリ合ったので、こうなっただけ。でもバランスも良く使いやすいので、意外にお気にな一品。貧乏たらしくパーツをとっておくと、こういう事も起きるエサは当然ながらベビーボイルホタテ。やはりホタテ餌は安パイ仕掛けはいつも通りのハリス3cmの胴付きミャク釣り仕掛け。よくこんな仕掛けで釣れるもんだ水温は22℃と温かく感じる。もっと冷たいと思ってたから、今日は釣れるかもしんまい!思ったよりも温かいんだば、釣り開始。まずはこの時期に常連が集中する岩場ゾーンから始める。このエリアは岩がゴロゴロしてるんだけど、他のエリアと比べてハゼのサイズがちょっと大きいので、まだハゼが小さいこの時期はこちらに釣り人が集中する。ただ、ゴロタ石帯なので、斜めに仕掛けを落とすとすぐに根掛かりしてしまうのが玉にキズ。水中がよく見える時は岩を避ければいいんだけど、見えない時は仕掛けを垂直に落とせば根掛かりも回避できます。落として5秒ほどステイしているとすぐにアタって来た!即アワセで上がってきたのはいつものダボハゼ。だよね〜!このエリアは岩場だからダボがワンサといる。ソレでもハゼもいるんだろ?と同じスポットに落とすとまたしてもダボ。先客の常連が言ってた「今日はダボハゼだらけ!」の通りな感じ。やはりダボか…ダボと遊ぶ時間がもったいないのですぐに移動を決断。やってきたのは【夕やけなぎさ】の中央エリア。【夕やけなぎさ】は基本的に石が多いから、砂地という表現は正しくないけど、それほど岩が密になっていないエリア。ここらはちょっと深いエリアなので、釣れればチョッピリ型が良い傾向にある。釣れればね…ス〜っと円弧状に落として軟着底させるとすぐにアタってくる。そのアタリ加減からどうみても小ハゼなんだけど、アタって来たからにゃ〜見逃すわけにもいかん!一発目は空振りだったけど、次も寸分違わずにピンポイントで落とすとすぐに喰ってくる。前アタリの即アワセで上がってきのは、やっぱりなサイズだった。まぁ、このサイズだよね!同じスポットに落とすと連打が始まって、お次はこの時期では合格サイズ。このサイズならヨシとしましょう!雨中の変態たち今日は雨だからかハゼの活性が良くて、アタるスポットを間違わなければ連打になる。サイズは言わずもがななんだけど、喰いは良さそうなので釣りとしては楽しい。自分のいる地点から2〜3箇所はハゼが連打でアタって来るホットスポットが見つかる。サイズはマチマチで、全然針に掛からない赤ちゃんハゼばかりもあれば、ようやく針に掛かる5〜8cm前後クラスが上がってくる事もあり。基本的に赤ちゃんが突いてくればそのスポットはスルーになるかな。コレじゃ〜ね〜…今日は雨なのでハゼ釣り人は少なくて、今現在はH2氏、MR氏、HF氏とオッサンの4人だけ。なので釣り場は選びたい放題で、釣れなくなったり、赤ちゃんアタックだけになったらすぐに移動を繰り返す。しかし、オッサン以外の3人である。この御方々、揃いも揃って昨日もハゼ釣りに来てたらしい。オッサンは日曜日しか来れないから少々無理してでもやるけど、その他の連中は昨日そこそこ釣れたんだから、こんな雨の日に来なくてもいいじゃん!ガッツがあるというか、粘着質というか、変態というか…しかもMR氏は、こんな雨の中でも、相変わらず短パンサンダルスタイルでやっちゃってるし!今日は結構ハッキリとアタって来るからやりやすい。ス〜っと軟着底させたら5秒待ってアタらなければ、スッっと柔らかく2cmズル引きして5秒ステイ。数回ズル引きすると、ハゼが寄って来ていれば喰ってきました。チョン!とオモリを浮かせたり、動かし方が大きいと厳しくなるかな?アタリがハッキリとは言え、竿先を1cm拝ませる程度なんだけど、ミャク釣りではそのアタリ方で十分です。ただ、喰わせても針に掛からないので、しっかりと前アタリでアワセないと空振ります。8cm前後クラスなら比較的針掛かりしやすいけど、それ以下のサイズの場合はホタテの餌付けにひと工夫。基本的には貝柱の真ん中にチョン掛けだけど、小ハゼ相手の場合は針に2回通して団子状にした方が掛かりやすいと思います。まぁ、ここまでして小ハゼを狙うのもど〜かと思うが、『ハゼに食い逃げを許すな!』のハゼ名人の御言葉通り、喰ってきたからにゃ〜釣り上げるのがハゼ釣り人の性。釣り上げたらどんなに小さくてもビクに入れてるんだけど、異変を感じたのは休憩時に陸に上がった時だった。しばらくぶりにビクを覗いてみたら、カウンターとビクの中のハゼの数が明らかに合っていない。やっぱり脱走してたんだ!そう、今使っているビクの網目はそこそこ大きいタイプだから、小ハゼはその網目を抜けて逃げてたんですね〜この網目じゃ〜逃げるよねだいたい6cm以下は脱走していたようです。実はそんな気がしていて、釣ったハゼをビクに入れると、たま〜に何かの生物がコツン!と足に当たっていたから、アレは脱走したハゼだったんだと今更ながら気付いた。コレくらいは脱走サイズここら辺は豚箱サイズなんとか目標の一束(100匹)を達成し、気持ちに余裕が出来たのでちょっと型狙い。この【夕やけなぎさ】では、ナイスな型が上がるスポットがある。知ってる人は知ってるので、いつも常連が陣取ってることが多いんだけど、本日は釣り人が居ないので狙い放題。何でココで良型が釣れやすいのかは謎なんだけど、粘ってると上がるんだよね〜そして、一匹だけ上がってきたヒネハゼ(昨年遅く生まれたハゼが生き残って、年を越した個体)がコレ↓ヒネハゼにしては少々小さいが…身体は痩せて頭でっかちになっていたが、頑張って生き残ってきたと思うと感慨深い。結局、3時間半ほどで104匹。ビクに残ったのはこんな程度釣り上げた半分くらいは脱走したらしい。一生懸命釣り上げたハゼに逃げられたと思うと悔しいが、あの小ハゼ達が大きく成長し、再びオッサンと相まみえると思えば、ソレもまた良し!オッサンが帰る頃には【夕やけなぎさ】は誰も居なくなっていた。ハゼが釣れる時期に、この釣り場に誰も居ないのも珍しい光景だ。誰も居ない【夕やけなぎさ】いよいよハゼ釣りと言えるようになって来ました。毎週末ごとにサイズアップし、数も上がってきています。再来週くらいになれば、脱走ハゼサイズも釣らなくて済むようになるかな〜次の記事>>>「2023年度4回目のハゼ釣りは釣れない訳ではないんだけど…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度4回目のハゼ釣りは釣れない訳ではないんだけど…
    2023年4回目のハゼ釣りは釣れない訳じゃ〜ないんだけど…2023年6月18日。2023年4回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【夕やけなぎさ→はぜつき磯】天気:晴れ釣行時間:5時00分くらい(潮位:189cm満潮)〜9時30分くらい(潮位:35cm下げ8分)大潮水温:24℃釣果:マハゼ107匹(4.5cm〜10.5cm)また相当数が脱走した竿:2.1m(行雲流水)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレオモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け信用とか信頼とかは極めて玉虫色だ。人間関係って信用で成り立ってるみたいにキレイ事を言う輩がいるが、間違ってるとは言わんが、そんな単純でもないだろう。そもそも信用のレベルってとても幅広い。電車やバスの中で、見ず知らずの人と隣り合わせに座るのも、相手を信用している事に他ならないから、呑気にスマホをいぢくりながら座ってられるのである。街を歩いててアカの他人と普通にすれ違う時だって、相手が猟奇殺人鬼と思ったら、すれ違うことさえためらうだろう。例えば、生きるか死ぬかの瀬戸際でアカの他人に背中を預けられるか?ほとんどの人がNo!だろう。まぁコレは極端な例だけど、ほとんどの人が不信以上信用以下の人間関係で生活しているのが現実。薄っぺらいプチ信用社会で生きてるから、スマホをいぢくりながら平気で街を歩けるのである。昨今では自動運転の交通機関も登場しているが、多くは未だに人の手で運行している。オッサンも好きなんだけど、バスの運転手のすぐ横の少し高くなってる席が一等席で、そこに座ると前方も運ちゃんの操縦も見れるので楽しい。電車でもサービス精神がある運ちゃんだと、正面の窓から前方を見えるようにしてくれたりする。なので、オッサンはバスでも電車でも一番前がお気に入り。家族からは「もし事故が起きれば危ないから、一番前はヤメれ!」と警告されるが、事故になったらどこに居てもダメだろう…その時はその時である。こう考えると、その一番前の一等席に座ってる輩って、オッサンタイプの少々怪しい奴と疑ってかかるべきなのかもしんまい。電車なら運ちゃんと客の間に仕切りがあるからまだマシだが、バスになると運転手と乗客との間には壁などなく、完全に丸見えの丸腰。もし一等席の客が何かの拍子に発狂したら…以前バスに乗った時、狙っていた一等席には小太りのサラリーマンが陣取ってやがった。「チッ!オラの席を取りやがって!!さっさと降りやがれ!!」と後方から眼力で念を送るオッサン。念を送りながらソイツを観察すると、おかしな事に気付く。ソイツはエアコンの効いたバスの車中で、ずっと嫌な汗をかいている。小刻みに震えながら、挙動も不審。水色のYシャツは、来日したスティングのTシャツの脇の下のように汗ですっかり変色。”もし、こいつがこの場で発狂したら…”そう考えた途端、こっちが恐怖のあまり発狂しそうになった。なぜなら、ソイツの横には運ちゃんがスタンガンを携行するわけでもなく、丸腰で運転に集中している。隣りの挙動不審人物を警戒するでもなく、前方だけを見据えている。ソイツが手を伸ばせば、すぐに運転手の首。「調子に乗ってんじゃねぇぞコノヤロ〜!オレは降りる!!今すぐ降ろせ〜!!」と運ちゃんの首を締め始めれば、もう終わり。そうなる前に、未然にこの小デブをオッサンが締め殺すべきか!?車内は殺伐とした緊迫状態が続く…”もし、こいつがおかしくなったら…”よくよく考えてみると、我々の生活はある場面においては、完全に自分の命を人任せにしていることがある。車を運転している時だって、コッチは交通ルールを守っているが、逆走やセンターラインオーバーでもされた日にゃ〜、それでジ・エンドである。普通に生活している中でも、否が応でも見ず知らずの人を信用するしかない場面が多々ある。信用って奴は、意識するとなかなか実践しにくい事柄だ。一緒に過ごした時間が長ければ長いほど信用が深くなる?親しい関係ならば、絶対的に信用できる?んな訳無いじゃん!たったひとつの隠れたサムシングで、今まで培ってきた信用を一瞬で失うことだってある。そして、一度失った信用を取り戻すのは、ほぼ不可能と言って良いだろう。このように信用とは、形になりにくいものであり、かつ壊れやすいものでもある。とは言え、レベルの差はあるけれど、この世は信用で成り立っているのも事実。人を信用するのに長い時間やその人物との関係性は問題ではない。人を信用するのに必要なのは時間や関係ではなく、熱いドラマなのである。先週よりもミニマムなハゼたち本日は、梅雨のこの時期には珍しく、お天気な週末。昨日の土曜日はオッサンは仕事で「こんなに良い陽気ならハゼもさぞや釣れてんだろうな〜」と思ってたら、O氏から「水が濁ってて、ハゼも小さいのばかりで…」とローレスポンスな情報。とは言え、自分が釣り糸を垂れる時だけは爆釣に違いない!というおめでたい思考が釣り人。こんだけ晴れてるんだから釣れないわけないじゃん!と釣れないとは一ミリも疑わないオッサン。今朝は珍しく早くに目が覚めた。一応、ハゼ釣りに行く気があるらしいのは、自分でも分かっていた。速攻で準備完了して、愛車を漕ぎ出す。昨日に引き続き、本日も30℃超えの真夏日予報なので、いつもの戦闘服(ウェーダー)ではなく、短パン&サンダルのミッドサマースタイル。早朝だと少し肌寒いかな?と思ってたけど、全然寒くなくて、サイクリング運動が心地よい。いつもの橋から釣り場を見渡すと、4〜5人ほどの釣り人が見える。「もうコッチにも釣り人来てるんだな〜」と思いながら、運河を見下ろすと、情報通り水が濁っている。できれば水は澄んでたほうがハゼは釣れやすいんだけど、まぁなんとかなるっしょ!と深く考えない。水は濁ってますが…本日も目指す釣り場は【夕やけなぎさ】なので、そちらへ向かう。今週もBBQ会場はオープンならず…もうこのままでいいんじゃない?本日の釣り場【夕やけなぎさ】に到着すると、驚いたことに既に20人ほどのハゼ釣り人で賑わっていた。うわマジ!?今日は早めに来たから空いてるかな〜のノリだったのに、既にオッサンが釣り糸を垂れるスポットが限られている。うげ!スゴい人なんですが…まぁ、お天気な週末だからだと思うが、それにしてもまだ釣れるハゼが小さいんだから、無理してくることもないのに…まずは知ってる連中にご挨拶がてら、ハゼ釣り塩梅の情報収集。釣れないわけじゃないけど、小さくてアタリが遠い…との事。う〜ん、まだそんな感じなのかぁ…アタリ云々はしょうがないとして、今週はハゼもちょっぴり成長し、サイズが良くなってると思ってたんだけど、どうやら期待していたほどではないようだ。渋々釣りの準備を始める。本日の竿は本物の「行雲流水2.1m」いつもは半分行雲流水のなんちゃって合体竿だもんで、今日は期待ができる。懸念されるのは、本物は手持ち部分が細いんですよね〜細いと竿の微妙な操作がやりにくいので、それが今日の釣りにどう影響するのか?本日は本物で勝負じゃ!エサは当然ボイルベビーホタテ。まだハゼがミニマムなこの時期はホタテ一択。まぁ、そこまでして小ハゼ釣りたいか?と聞かれれば、そんな事ないんだけどホタテしかエサ持ってきてないし…そもそも、この釣り場ではホタテ餌率が異常に高い。お手軽だし、餌サイズとか調整できるからだろうね〜気をつけるべきは、ハゼが小さいからといって、付ける餌を小さくするとますますドツボにはまります。小ハゼ相手で針掛かりが悪いから、餌も小さくして…の釣り人も多いけど、ある程度の餌サイズにしないと、逆に喰いも掛かりも悪くなる。そしてコレが一番の問題なんだけど、基本的に餌サイズ=釣れるハゼサイズになるので、餌を小さくすると釣れるハゼも小さくなりますよ〜とは言え、デカけりゃ〜いいもんでもなく、バランスを取らなくちゃならないけど、餌は少し大きめが吉と思ってください。餌サイズは釣果にかなり影響します仕掛けはいつも通り!餌サイズは本日はこんな感じ水温は24℃と昨日から真夏日だったからか、温かい。やはり温かいな〜さぁ、釣り開始じゃ!今日は釣り船が動き出すまでが勝負じゃ〜っと、意気込んで水に立ち込むが、思ったよりも冷たく感じた。本当に24℃あるんかな?冷たいんですけど…出来れば岩場エリアでやりたかったが、既にオッサンが付け入る隙間が無かったので、ポッカリ空いてた【夕やけなぎさ】の中央付近から始める。ス〜っと円弧状に落として軟着底すると、すぐにアタって来る。そのアタリ方からどうみても小ハゼで、少々凹む。次で掛けたんだけどやっぱりだった。まぁ、このサイズだよね…アタリはそれほど遠くなくて、どこでもという訳でもないけど、そこそこアタっては来る。問題はハゼのサイズ。オッサンが使っている1号の袖針にさえ掛からない、赤ちゃんハゼの猛アタック!赤ちゃんは針に掛からなくていいんだけど、それでも中には掛かってくるサイズもあるかもしんまいとしつこくやってると、やはりなサイズが掛かってくる。コレくらいなら掛かるんだけど…先週もそうだったけど、だいたい6cm以下のハゼはオッサンのビクの網目から脱走する。オッサンが使っているのは普通のビクの網目よりも大きいので、そうなる。別に小ハゼはいらないんだけど、一応、このブログに捕れ高を載せなきゃならないじゃん?オッサンが「◯◯匹釣れましたぁ〜!」と書いたところで誰も信用しなくて、やはり画像で見せないとダメじゃん?でも、ハゼは脱走するじゃん?一応、小さくても釣れればビクに入れて、カウンターをひと押しするんだけど「絶対、ビクから逃げるよな…」と思いながら、虚しい作業を繰り返す。今日もかなりの脱走が見込まれるから、誰も信用しないんだろうな〜っと、開始30分もしないうちにもうふてくされモードである。このサイズだと脱走出来ないんだけど…あまりにも赤ちゃん〜小ハゼばかりなので、心が折れて移動を決断。まさかの延長戦突入!やってきたのは岩場エリア。こちらは型がちょっぴりアップするから常連ばかりで、知らない釣り人だとなかなか入りにくい。人見知りのオッサンも少々はにかんでしまうが、このままだと嘘つき呼ばわりのオオカミ少年ならぬオオカミジジィになってしまうので、ズカズカと押し入る。まぁ、知ってる常連ばかりなので、石投げようが泳ごうがど〜でもいいんだけど、一応、ハゼ釣りしようしとこうかな〜岩場なので、油断するとすぐに根掛かりロストになるので、注意深く水面を凝視し、岩と岩の間の平場に狙いを定める。ハゼがいるのはちょっと広めの平場になるんだけど、やはり今日も水が濁ってて見えにくい。なので、勘とオモリの挙動で探るしかない。余談ですが、水が澄んで見える時は、岩の上に乗って少し目線を高くすると平場が見つけやすいです。ただ、滑ったり転がる石も多いから、気をつけてくださいね。相変わらず小ハゼも釣れるけど、合格サイズも少しは上がってくる。コレくらいなら良いよねただ、岩場なのでダボハゼが多いのはしょうがないところ…ダボハゼは針掛かりも良好だ!今日はそこそこキチンとやらないと、アタリが出ないことが多かった。このエリアは浅いから、ドスン!と落としがちになるけど、それだとハゼが逃げてしまうので、丁寧に仕掛けを着底させる。あとはしっかりと誘うこと。しっかりというのは、大きくとか派手にという意味じゃなくて、明確に数cm動かすとか、オモリをしっかり起こしたり寝かしたりするということ。曖昧な動かし方だとアタリづらくて、小さくともハッキリ動かさないとアタらないことが多かった。当然、アタリ方もわずかで竿先を0.5〜1cm震わせる程度とか、竿先に出ないスン…!という振動だけのアタリも多かった。まぁ、派手はアタリはしてこないので、釣れるハゼも小ぶり。本日最小のハゼ大きくてもこんな程度かな…さすがにこんなハゼ釣りだとみんなやる気が失せて、おひさまが照る頃には諦めて納竿になる。オッサンもくすぶりながらも陸に上がる。ビク内はやはり、脱走ハゼサイズは居なくて、そこそこサイズしか残っていなかった。恐らくは2/3は脱走したと思う。【夕やけなぎさ】での釣果今日は小粒ばかりだったので、ビクの中は寂しい限りだった。どうしよう…いくらなんでも、このままではオオカミ少年確定だな。カウンターは85匹になっていたが、ビク内はどうみてもそんなビジュアルではない。人間は目で見たものを信じるので、ただでさえ信用がないオッサンだけど、ますます奈落の底へ落ちてゆくだろうて…そもそも1束いってないのが悔しい。なので、延長戦!常連たちに別れを告げ、向かうは【はぜつき磯】今日も相変わらずO氏はハゼ釣りもせんと、ウロウロして、しゃべってばかりだった。なんだけど、実はO氏は仕事で腰を痛めてしまい、釣りどころではなかったという事情も知っていただけに不憫ではあるが、同情するとつけ上がるので黙っておいた。そんなO氏情報によると、【はぜつき磯】のあるポイントではそこそこの良型が上がっていたらしい。っという訳で【はぜつき磯】にやってきたんだけど、オッサンがやってきたの良型ポイントではなく、お気に入りの深場エリア。実は、先々週も帰り際にココでやってみて、感触的には悪くはなかった。例年は【夕やけなぎさ】からひと月くらい遅れて【はぜつき磯】で釣れ始める。しかし、今年はそもそもが【夕やけなぎさ】のハゼが遅れてる感じで、それに加えて【はぜつき磯】でももう釣れている傾向にある。なので、今のこの潮位なら絶対釣れる!という確信があった。んでやってきたんだけど、コッチは【夕やけなぎさ】よりも濃厚に水が濁っていた。マズイかな…疑いながらス〜っと仕掛けを落とす。さすがに深場なので水深は2m弱といったところ。スンスン!と誘うといきなりクン!と分かりやすいアタリ。あまりに分かりやすかったので、ビックリしてアワセが遅れた。「お〜!良いサイズがいるじゃん!」ウキウキしながら同じスポットに落とすと、着底と同時にアタって来て、アワセると針に掛かって横走りする。「コレだよ!この感触が味わいたくて深場に来たんだよ!!」上がってきたのは合格サイズ。こんなサイズでも結構走る一か所で数匹程度で、そこそこサイズを上げたら小ハゼになり、針に掛からなくなるといった感じ。とは言え、最初の数匹は9cm前後だから釣ってて楽しい。なによりも、このエリアは狙いさえ間違わなければ、ダボハゼはまず来ないから、アタればハゼと思って間違いない。オッサンも早朝から釣りしてたので、少々お疲れモード。ホタテ餌ひとつだけ限定の延長戦だったので、餌が無くなり納竿。とは言え、なんだかんだで20匹ほど釣っていた。もちろん脱走サイズも居たけど、ほとんどはそこそこサイズで最後は楽しい釣りになりました。という訳で、4時間半ほど粘り107匹とカウンター数とビク内が一致してないのは心が痛い。まぁ、信じるか信じないかはあなた次第です!【はぜつき磯】でのおかわり分まぁ正直、こんなハゼ釣りでは釣れた釣れないなんてど〜でも良いんだけど、一応、常連たちはオッサンのカウンター数を信じてくれてるんだと思う。否…、信じてないかな…?まぁ、どうでもいいや!たかがハゼ釣りなんぞで熱いドラマは発生しないのだが、生ヌルい仲間意識は芽生える。その仲間意識はハゼが爆釣の時に「みんな釣れて楽しいね〜!」のソレではない。全くアタリが無い激渋や手がかじかみ鼻水をすすりながらの冬の穴釣りといった、厳しい中でも釣り糸を垂れ続けたつらい外圧によって磨かれた仲間意識である。『楽しい時だけが仲間じゃないだろ♪(byケツメイシ)』に通じるものがある。しかし、もうちょっとハゼが成長しててもいいんじゃね?6月も来週末で終わる。7月が数釣り本番だから、この調子で大丈夫なのかな〜ちょっぴり不安になるオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度5回目のハゼ釣りは上向きになってきたかな」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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