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  • 2024年6回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは釣れはするが…
    2024年6回目の東京ハゼ釣りはとりあえずは釣れるんだけど…2024年6月30日。2024年夏シーズン6回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:曇り釣行時間:5時00分くらい(潮位:85cmほぼ干潮)〜9時00分くらい(潮位:111cm上げ5分)長潮釣果:マハゼ122匹(8cm〜11cm)竿:3.5m(清流X)のち2.0m(そよ風)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ボイルベビーホタテのちアオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け本日で6月もラストですが、今月から2024年の夏シーズンのハゼ釣りが始まり、サイズはともかく数は釣れているらしいので、そこそこは楽しいハゼ釣りになっているようだ。常連の中でもトップクラスの釣果は1束超えは当たり前で、調子が良ければ早くも2束釣りも出来ているらしい。「らしい、らしい」と歯切れが悪いのは、今期のオッサンのハゼ釣りがいまいちパッとしないから。釣りにおける最重要要素は、『喰ってくる魚がいるポイントで釣り糸を垂れること』オッサンに言われるまでもなく、至極当然のお話だ。コレに比べたら、仕掛けだの、餌だの、釣り方なんぞの御託は、取るに足らない馬の骨ようなお話である。一応、ハゼ釣りする前は作戦を練るんだけど、一番大切な「どこで釣り糸を垂れるのか?」は常に悩みどころ。今までの経験と実績、前日の釣果などを勘案し決定する。たいていはファーストセレクションはハズレで、セカンドセレクションの当たりが多い。んだけど、2024年はどういう訳かセカンドも外している。しかもファーストで妙に粘ったりするので、無駄な時間を浪費してしまい、結果的にパッとしないハゼ釣りになってしまう。「どうしたもんかな…?」錆びついたオッサンの勘が再び光り輝く事はもう無いのだろうか?ハゼ釣りにおいても年齢を重ねた衰えを実感し、自分自身に軽い失望感を抱き続けるオッサン。2024年のハゼ釣りや如何に!?本日も空振りからのスタートいつものように今朝目覚めると、もう出発しなければならない時間だった。「なんでこんな早くにハゼ釣り行かなアカンねん!」と憤るが、2024年はかなりの早朝から勝負をかけておかないと、パッタリ釣れなくなるらしい。「昔は7時頃から始めても全然余裕だったのに…」過ぎ去った輝かしい過去を懐かしむのも老人の特性である。愛車を漕ぎ出すが、まだライトを点けなければならない時間帯。足取り重く現場に向かって漕ぎ出すが、唯一の希望は昨日の釣果情報によると、そこそこ釣れたらしいとのこと。昨日釣れたから今日も釣れるとは限らないけど、釣れた!と聞けば少しはやる気にはなる。いつものようにハゼ釣り現場が見える橋から眺めると、こんな早い時間なのに既に15人以上のハゼ釣り人がズラリと並んでいた!マジか!?この人達は!!ホンのちょっと前までは、こちらの釣り場には人っ子ひとりいなかったけど、何でこんな状況になっとるんだ!?何?この人だかり?まぁ、この原因は想像がついて、たぶんO氏が吹聴したんだと思うよ。本日の釣り場【はぜつき磯】にやってくると、もう4〜5mおきに釣り人が並んでて、ハゼ釣り最盛期の景色だ。何?この人達のこのヤル気は?ひと通り【はぜつき磯】を通過しながら、常連たちにサツがてら釣果を聞いていると「釣れなくもないが釣れてもいない」という玉虫色のお返事。ムムム…、それほど良い状況でもないらしい。さて、この人だかりの状況でどこで釣ろうかな?10秒ほど考えるが、やはりいつもの深場エリアから始めることにする。こちらは【はぜつき磯】の端っこなもんだから、ハゼ釣り人も居ない。オッサンは混んでる所は苦手なので、なるべく人が居ない方へ動く習性がある。お目当てのエリアにやってくると、既にT氏がいた。このT氏はオッサンと同じ習性で、人の居ない方居ない方に動く。釣りの塩梅を伺うと「小さいけどアタリはある!」とコチラのやる気をくすぐるお返事。ならば!オッサンも!!とコチラに居を構えて釣りの準備。本日の竿は3.5mの清流Xから始める。こちらは深場ゾーンなので、この長さがあれば広く探れるから。長竿といえばこの一竿リンク実は本日持ってきた竿は、この三竿。豪華三本立てでございます!見る人が見れば、垂涎のラインナップ。上から、宇崎日新【ゼロサム初梅 450】ダイワ【清流X 硬調35】ダイワ【そよ風 硬調20SR】【ゼロサム初梅 450】は、使うチャンスがあれば本日デビュー戦のハズだったのですが、沖はアタリが遠かったので使わずじまい。また次の機会にでも。【そよ風 硬調20SR】は、既に廃盤の竿で、ミャク釣りの名竿と呼ばれたとか呼ばれないとか…仕掛けは、いつもの塙式のミャク釣り仕掛け。いつものね!餌はボイルベビーホタテ。やっと昨年の在庫を消費して、本日からは新鮮なホタテを使えます。まだ凍ってるぜ!さぁ、爆釣じゃ!の勢いでジャブジャブと水に立ち込むが、いきなり萎えた…水が冷たい!この冷たさじゃ〜ハゼのアタリが遠いわけだ。水が冷っこい!コレは、一昨日の大雨の影響が今日出ているんだと思う。水際をよくよく見ると、小さなアミがわんさと泳いでいる。あ〜、コレが赤潮の原因か…何日か前にO氏から「スゴイ赤潮で釣れない」と報告があった。「これだけアミが居るんだから、赤潮にもなるな〜」実際には赤潮の原因は、植物性プランクトンの異常繁殖に端を発した、動物性プランクトンの大発生で、そんなプランクトンを捕食するアミも大発生のご様子。コレで暑い日が続けば、またすぐに赤潮大発生になるだろうて…水際のアミを蹴散らし、ハゼ釣り開始。ス〜っと仕掛けが着底するが、何も起きない。スンスンと誘いを入れるが、なんもない…いつもの件だが、今日は本当に生命反応が皆無だった。「な〜んもアタらないんですけど!」少し離れたT氏に訴えるが、「コッチはアタるよ!」とそっけないのでした。一方、砂漠に釣り糸垂れるオッサン。ハテ?どうしたもんかいな?5mほど平行移動するとやっとアタって、本日の1匹目。やっとだよ〜!次も全く同じスポットに落とすと2匹目。サイズアップさらにもう3匹上がったところで、そのスポットは終了。その後も探りまくって、やっと見つけたスポットで数匹上がっただけ。ムムム…、厳しいぞ!平行移動しながら広く探るんだけど、全くアタリが無くて、空振りばかり。マズイぞ!気は焦るが時間だけが無為に過ぎてゆく…俯角と仰角最初の基地に戻ってきて、反対側の浅場エリアでやっていたO氏とMR氏に釣りの塩梅を聞いてみる。「いや〜、厳しいね…」を期待したんだけど「入れ喰いだよ!」とコチラの期待を裏切るナイスなお返事。聞けばO氏は50匹弱上げていて、MR氏に至っては既に70匹は釣り上げていたらしい。マジか!?MR氏はともかく、O氏に負けたとあってはもう生きていられない!今日は浅場で釣れるんだ!オッサンは全く逆の行動をしていたらしい。急いで短竿にジョブチェンジ。今日は短竿の日かよするとすぐにハゼが上がってきた!コッチに居たんだ!同じスポットで連打が続く。このサイズなら良いね〜続くとは言うものの、同じスポットからは5〜10匹くらいかな。そうなると次のホットスポットを探すんだけど、今日はこのスポットはある程度の範囲ではなくて極小の一点を見つけないとアタってこない。マメに探るしか無いんだけど、釣れるエリア内なら何点かあるようで、ホンの小移動だけで次のホットスポットが見つかる。しかし、今使っている【そよ風】という竿は、実は数釣りには向かない。ちょっと柔らかくてアタリには敏感なんだけど、柔らかいぶんアワセが遅れるから針に掛からない事も多々ある。悔しいったらありゃしないんだけど、針に掛けると10cm程度のハゼでも道糸をヒュン!ヒュン!鳴らすから面白い。このサイズでもヒュン!ヒュン!だよやっと釣れ始めたとは言え、既にかなりの時間が経っていて「今日も1束に届かずか…」と諦めムード。いつものように釣りに飽きたO氏は釣り場中をうろつき始め、遠くで何なら会話しているのが見える。「またいい加減な事言ってんだろうな〜」っと常連たちと噂をしているとO氏が帰ってきた。「ホタテじゃなくて虫エサだと入れ喰いだよ!」と馬の骨情報を持ってきた。”餌なんて喰って来るか来ないかだけなんだから、たいして違わないよ!”と聞き流していた。休憩中、夜中から釣りをしていたG氏から帰り際に余ったイソメを頂いたので、試しにイソメ餌を使ってみた。イソメもホタテも変わらんだろうに…すると、着底と同時にひったくるようなアタリが!一気にひったくっていった!本日三度目のマジか!?この後もホタテとは全く違うイソメ餌での喰い気が続き、釣れ具合が加速。一気に1束を超えてひと安心。他の常連たちもイソメ餌だと釣れたようだった。「たまにはOさんも本当の事言うんだね〜」と皆しみじみしていた。H2氏が「他の人が釣ったハゼって大きく見えるよね」と言っていた。この現象は多くの釣り人が経験していると思う。他のハゼは大きく見えて、自分の釣り上げたハゼは小さく見えるこの現象。実は、サイズが同じでもそう見えてしまうのには理由がある。この現象は『チン◯現象』と呼ばれているとかいないとか。否、そうは呼ばれてはいないが、誰しもが納得する理屈が身近にある。その現象が発生するプレイスは、銭湯もしくは宿泊したホテルとかの大浴場。他人様のチン◯がブラブラ揺れるスペースで実感する。「人のチン◯は大きく見えて、自分のソレは小さく見える」コトの大小にかかわらず、機能的に問題なければ気にしなくてもいいんだけど、同じ男として心理的にナーバスにならざるを得ない。ソコで繰り広げられるのは、ゆったりしたリラックススペースの舞台とは裏腹に、優越感と劣等感のせめぎ合い。しかし、よくよく考えて欲しい。同じ人種で一般的な人同士なら、サイズはそれほど変わらないはずである。オッサンは毎週のように銭湯に通ってて、よくよく観察するんだけど、コレは断言できます。形や色相の違いはあるにせよ、サイズはそうそう変わりません!「そんな事言っても、違く見えるよ!」違って見えるのは、見る角度が違うからです。自分のは上から見下げるから長さ的に短く見えてしまうが、他人様のは横から見るから長く見える。つまり、自分のは極端に見下げる角度『俯角』で見ることになり、他人様のは水平もしくは軽く見上げる『仰角』で見るからという事です。このように、対象を見る角度がその見えの長さを決定しているのであります。あくまで見える角度の違いであって、実際の長さとは違うというお話でございます。このように、釣り上げたハゼにも同じ現象が作用していると思われ、先のH2氏の台詞を実感する次第であります。っという話を釣り場で力説したんだけど、誰も反応してくれなかったので、恥を忍んでこの場をお借りして全世界に発信してみたけど、ダメだよね〜こんな話。唯一T氏が「膨張すると違うんじゃね?」と言ってきたが、リラックススペースでそうなるのはご法度であるし、ハゼは膨張しないし…っというわけで、本日は4時間で122匹と後半に挽回できてホッとしました。ハゼがみんな立ち泳ぎになった本日は常連たちは1束超えは当たり前だったので、釣れる日だったと思います。でも、釣れる釣れないってホンの僅かなサジ加減ですね〜釣れるスポットをどれだけ見つけられるかが釣果に直結するんだけど、どこで釣れるのか?なんて分からないから、マメに探すしかないですよね〜難しいのが、そのエリア全体で釣れないのか?釣れないにしても、エリア内のどこかに爆釣のホットスポットがあるのか?ソレを探す価値があるのか?の判断ですね。昔のように、どこでも釣れるなんて事はほぼ期待できなくなったから、ハゼ釣りも身近で気軽な釣りモノとも言えなくなりつつあると思います。今日もダメなオッサンで、隣りでギャンギャンに釣りまくっていたMR氏に「どうすればそんなに釣れるの?」と質問したら「日頃の行いですよ!」というお返事。そう言われちゃ〜身も蓋もないんだけど…とりあえずは、銭湯に行って身を清めてこようかとも思ったが、また揺れるチン◯が脳裏に浮かんだので今日はやめておいた。次の記事>>>「2024年7回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは長〜い竿にて」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度3回目のハゼ釣りはやっと初日(1束)が出ました
    2023年3回目のハゼ釣りはやっと1束超え2023年6月11日。2023年3回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【夕やけなぎさ】天気:雨釣行時間:5時30分くらい(潮位:110cm干潮)〜9時00分くらい(潮位:140cmほぼ満潮)小潮水温:22℃釣果:マハゼ104匹(4.5cm〜12.5cm)約半分が脱走竿:2.1m(行雲流水と彩峰?の合体竿)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレオモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け関東地方も梅雨入りしたようで。昔は『梅雨』と言えば、小雨がシトシトの長雨で、雨に濡れた紫陽花とカタツムリ的な風流なイメージだった。んがしかし、昨今の梅雨は結構な大雨だし、台風絡みともなれば豪雨になることも珍しくなく、風流とは程遠い災害もあり得るから恐ろしい。とは言え、この時期にしっかり雨が降ってくれないと、ダムなどに十分な水が貯まらずに水不足となる。ただでさえ、電気料金高騰のあおりで節電を余儀なくされ、扇風機とうちわでしのごうとしとるのに、その上、水も満足に使えんでは踏んだり蹴ったりである。という訳で、”適度な雨”は必要なんだけど、自然相手で適度は難しいよね〜2023年は4年ぶりにエルニーニョ現象が発生したみたいで、世界的な異常気象が懸念されています。しかも今回のエルニーニョはスーパーエルニーニョ現象の可能性があるらしい。何だ?そのスーパーエルニーニョって?調べてみると、『エルニーニョ監視海域の海面水温の基準値との差の5か月移動平均値の振り幅が大きい』ものを言うらしい。何だかよく分からんが、日本への影響としては、冷夏になり農産物への影響があるようだ。サイヤ人しかり、銭湯しかりで、スーパーが付くと意味は分からんが、ただ凄そうだ!日本でも勢力の強い台風が多くやってくるかも知れないので、「警戒を強く呼びかけています」とのこと。しかし、警戒しろって言われてもなぁ〜庶民に出来ることと言えば、玄関先に土のうを積んだり、乾パンと水を確保するくらいしかできんよ!ちなみに乾パンで思い出したんだけど、オッサンはなぜか乾パンが好きだ!異常に硬いあの食感といい、口の水分を全部持っていかれるあの感じといい…ずっと噛んでると味が濃くなっていく気がするんだよね〜んで、フィニッシュは一緒に入ってる氷砂糖でお口直し。実家にストックしてあった乾パン(小さい缶のやつじゃなくて、大袋Ver.ね)を食べ尽くしてしまい、母親に怒られた事も一度や二度ではなかったなぁ〜良き思ひ出だ!あの頃は「どうせ食わないんだからいいじゃん!」って思っていた。実家は飲食店をやっていたもんで、「イザって時はこんな貧乏臭い保存食じゃなくて、もっと他に食い物あるじゃん!」という自分勝手な理由で蛮行を繰り返していた。実際に使わなかったから良かったものの、本当にイザが来たら、オッサンは自力での食料調達を余儀なくされたんだろうな…危なかったな〜!っという訳で梅雨に突入したのですが、ハゼ釣りは梅雨だろうがカンケーない。むしろ雨歓迎!なくらいである。なぜなら雨の時はハゼが釣れるから。もちろん程度はありますよ!台風や雷雨じゃ〜、ハゼ釣りなんぞしとる場合ではなかろうて。ちなみに釣り仲間のO氏は雷雨時にハゼ釣りしてて、目の前の建物に雷が落ち、その電気が竿を伝ってきたらしい。「いや〜危なかったよ!死んだかと思ったよ」とその時を述懐していたが、その時に天に召されれば良かったのに…とオッサンは思った。『サンダーボルトを喰らっても竿を握りしめていたハゼ釣り師』として伝説となったろうに、生きてるのが惜しい男である。まぁ、普通の雨くらいならハゼは釣れるというか、通常よりも釣れる事が多いのは事実です。魚種にもよるんだけど、雨天時は晴天よりも暗いし、魚の警戒心が薄れるから釣れるという図式らしい。コレが冬の穴釣りだと寒くて雨天の釣りなんぞやってられんが、もうこの時期なら問題ないので雨予報は全然気にならない。という訳で、本日もハゼ釣り場へGo!の通常営業だ。やっとハゼ釣りになってきた!問題は釣り場をどうするのか?である。2023年の夏ハゼシーズンも3回目なんだけど、未だにてんでダメなハゼ釣りで、そろそろ結果を残したいところ…昨年のデータによると、この時期は羽田方面の釣り場で数を釣っているから、今期も!と狙っていた。んで、本日は羽田が良さそうな潮周なんだけど、いかんせん羽田ポイントはオッサンちから遠い。「この雨の中、カッパを着て愛車を40分漕ぐのか…」今朝自宅を出発する直前まで悩んだけど、結局は一番近い釣り場の大井ふ頭中央海浜公園へ向かっていた。こういうところが弱いというか、真剣味が足りないというか…だってしょうがないじゃん!たかがハゼ釣りだもん!下半身は戦闘服(ウェーダー)で上半身はカッパのヘンテコなスタイルで愛車を漕ぐ。時おり、雨が強く打ち付ける。”台風発電とか雷発電とか出来ないもんかな〜。スゴいエネルギーだと思うんだけど…”くだらん妄想をしながら愛車は釣り場へ向かう。いつもの橋から釣り場を見渡すがやっぱり誰もハゼ釣り人はいなかった。まぁ、こちらには釣り人いないわな〜ちなみに公園工事は今週も終わってません。先週と全く同じ風景本当に7月上旬で終わるのかな?まぁ、BBQ出来ないから、このままでも良いんだけどね。本日の釣り場【夕やけなぎさ】に到着すると、既に4人ものハゼ釣り師が釣り糸を垂れていた。やっぱり居るよね〜!すげぇな〜この人達!挨拶を交わし、ハゼ釣りの塩梅を伺うが「ダボハゼばかり!」のローレスポンス。う〜ん、厳しいか…昨日は結構釣れてて、各方面からナイス釣果の報告が来ていた。ありがたいことにオッサンは土曜日も仕事なので、そんな浮かれた報告を奥歯が噛み砕ける想いで受け取っていた。「チッ!土曜日が釣れる日が多いのは分かっとるんじゃ〜!」「しかし、こちとらは仕事なんじゃ〜!」心を落ち着けて釣りの準備を始める。本日の竿は行雲流水と彩峰?の合体竿。竿先側の半分が「行雲流水」で、持ち手側半分が「彩峰?」の構成。別に何かのこだわりがあるのではなく、単に「折れた竿同士で使えないかな?」とやってみたらピッタリ合ったので、こうなっただけ。でもバランスも良く使いやすいので、意外にお気にな一品。貧乏たらしくパーツをとっておくと、こういう事も起きるエサは当然ながらベビーボイルホタテ。やはりホタテ餌は安パイ仕掛けはいつも通りのハリス3cmの胴付きミャク釣り仕掛け。よくこんな仕掛けで釣れるもんだ水温は22℃と温かく感じる。もっと冷たいと思ってたから、今日は釣れるかもしんまい!思ったよりも温かいんだば、釣り開始。まずはこの時期に常連が集中する岩場ゾーンから始める。このエリアは岩がゴロゴロしてるんだけど、他のエリアと比べてハゼのサイズがちょっと大きいので、まだハゼが小さいこの時期はこちらに釣り人が集中する。ただ、ゴロタ石帯なので、斜めに仕掛けを落とすとすぐに根掛かりしてしまうのが玉にキズ。水中がよく見える時は岩を避ければいいんだけど、見えない時は仕掛けを垂直に落とせば根掛かりも回避できます。落として5秒ほどステイしているとすぐにアタって来た!即アワセで上がってきたのはいつものダボハゼ。だよね〜!このエリアは岩場だからダボがワンサといる。ソレでもハゼもいるんだろ?と同じスポットに落とすとまたしてもダボ。先客の常連が言ってた「今日はダボハゼだらけ!」の通りな感じ。やはりダボか…ダボと遊ぶ時間がもったいないのですぐに移動を決断。やってきたのは【夕やけなぎさ】の中央エリア。【夕やけなぎさ】は基本的に石が多いから、砂地という表現は正しくないけど、それほど岩が密になっていないエリア。ここらはちょっと深いエリアなので、釣れればチョッピリ型が良い傾向にある。釣れればね…ス〜っと円弧状に落として軟着底させるとすぐにアタってくる。そのアタリ加減からどうみても小ハゼなんだけど、アタって来たからにゃ〜見逃すわけにもいかん!一発目は空振りだったけど、次も寸分違わずにピンポイントで落とすとすぐに喰ってくる。前アタリの即アワセで上がってきのは、やっぱりなサイズだった。まぁ、このサイズだよね!同じスポットに落とすと連打が始まって、お次はこの時期では合格サイズ。このサイズならヨシとしましょう!雨中の変態たち今日は雨だからかハゼの活性が良くて、アタるスポットを間違わなければ連打になる。サイズは言わずもがななんだけど、喰いは良さそうなので釣りとしては楽しい。自分のいる地点から2〜3箇所はハゼが連打でアタって来るホットスポットが見つかる。サイズはマチマチで、全然針に掛からない赤ちゃんハゼばかりもあれば、ようやく針に掛かる5〜8cm前後クラスが上がってくる事もあり。基本的に赤ちゃんが突いてくればそのスポットはスルーになるかな。コレじゃ〜ね〜…今日は雨なのでハゼ釣り人は少なくて、今現在はH2氏、MR氏、HF氏とオッサンの4人だけ。なので釣り場は選びたい放題で、釣れなくなったり、赤ちゃんアタックだけになったらすぐに移動を繰り返す。しかし、オッサン以外の3人である。この御方々、揃いも揃って昨日もハゼ釣りに来てたらしい。オッサンは日曜日しか来れないから少々無理してでもやるけど、その他の連中は昨日そこそこ釣れたんだから、こんな雨の日に来なくてもいいじゃん!ガッツがあるというか、粘着質というか、変態というか…しかもMR氏は、こんな雨の中でも、相変わらず短パンサンダルスタイルでやっちゃってるし!今日は結構ハッキリとアタって来るからやりやすい。ス〜っと軟着底させたら5秒待ってアタらなければ、スッっと柔らかく2cmズル引きして5秒ステイ。数回ズル引きすると、ハゼが寄って来ていれば喰ってきました。チョン!とオモリを浮かせたり、動かし方が大きいと厳しくなるかな?アタリがハッキリとは言え、竿先を1cm拝ませる程度なんだけど、ミャク釣りではそのアタリ方で十分です。ただ、喰わせても針に掛からないので、しっかりと前アタリでアワセないと空振ります。8cm前後クラスなら比較的針掛かりしやすいけど、それ以下のサイズの場合はホタテの餌付けにひと工夫。基本的には貝柱の真ん中にチョン掛けだけど、小ハゼ相手の場合は針に2回通して団子状にした方が掛かりやすいと思います。まぁ、ここまでして小ハゼを狙うのもど〜かと思うが、『ハゼに食い逃げを許すな!』のハゼ名人の御言葉通り、喰ってきたからにゃ〜釣り上げるのがハゼ釣り人の性。釣り上げたらどんなに小さくてもビクに入れてるんだけど、異変を感じたのは休憩時に陸に上がった時だった。しばらくぶりにビクを覗いてみたら、カウンターとビクの中のハゼの数が明らかに合っていない。やっぱり脱走してたんだ!そう、今使っているビクの網目はそこそこ大きいタイプだから、小ハゼはその網目を抜けて逃げてたんですね〜この網目じゃ〜逃げるよねだいたい6cm以下は脱走していたようです。実はそんな気がしていて、釣ったハゼをビクに入れると、たま〜に何かの生物がコツン!と足に当たっていたから、アレは脱走したハゼだったんだと今更ながら気付いた。コレくらいは脱走サイズここら辺は豚箱サイズなんとか目標の一束(100匹)を達成し、気持ちに余裕が出来たのでちょっと型狙い。この【夕やけなぎさ】では、ナイスな型が上がるスポットがある。知ってる人は知ってるので、いつも常連が陣取ってることが多いんだけど、本日は釣り人が居ないので狙い放題。何でココで良型が釣れやすいのかは謎なんだけど、粘ってると上がるんだよね〜そして、一匹だけ上がってきたヒネハゼ(昨年遅く生まれたハゼが生き残って、年を越した個体)がコレ↓ヒネハゼにしては少々小さいが…身体は痩せて頭でっかちになっていたが、頑張って生き残ってきたと思うと感慨深い。結局、3時間半ほどで104匹。ビクに残ったのはこんな程度釣り上げた半分くらいは脱走したらしい。一生懸命釣り上げたハゼに逃げられたと思うと悔しいが、あの小ハゼ達が大きく成長し、再びオッサンと相まみえると思えば、ソレもまた良し!オッサンが帰る頃には【夕やけなぎさ】は誰も居なくなっていた。ハゼが釣れる時期に、この釣り場に誰も居ないのも珍しい光景だ。誰も居ない【夕やけなぎさ】いよいよハゼ釣りと言えるようになって来ました。毎週末ごとにサイズアップし、数も上がってきています。再来週くらいになれば、脱走ハゼサイズも釣らなくて済むようになるかな〜次の記事>>>「2023年度4回目のハゼ釣りは釣れない訳ではないんだけど…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度4回目のハゼ釣りは釣れない訳ではないんだけど…
    2023年4回目のハゼ釣りは釣れない訳じゃ〜ないんだけど…2023年6月18日。2023年4回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【夕やけなぎさ→はぜつき磯】天気:晴れ釣行時間:5時00分くらい(潮位:189cm満潮)〜9時30分くらい(潮位:35cm下げ8分)大潮水温:24℃釣果:マハゼ107匹(4.5cm〜10.5cm)また相当数が脱走した竿:2.1m(行雲流水)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレオモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け信用とか信頼とかは極めて玉虫色だ。人間関係って信用で成り立ってるみたいにキレイ事を言う輩がいるが、間違ってるとは言わんが、そんな単純でもないだろう。そもそも信用のレベルってとても幅広い。電車やバスの中で、見ず知らずの人と隣り合わせに座るのも、相手を信用している事に他ならないから、呑気にスマホをいぢくりながら座ってられるのである。街を歩いててアカの他人と普通にすれ違う時だって、相手が猟奇殺人鬼と思ったら、すれ違うことさえためらうだろう。例えば、生きるか死ぬかの瀬戸際でアカの他人に背中を預けられるか?ほとんどの人がNo!だろう。まぁコレは極端な例だけど、ほとんどの人が不信以上信用以下の人間関係で生活しているのが現実。薄っぺらいプチ信用社会で生きてるから、スマホをいぢくりながら平気で街を歩けるのである。昨今では自動運転の交通機関も登場しているが、多くは未だに人の手で運行している。オッサンも好きなんだけど、バスの運転手のすぐ横の少し高くなってる席が一等席で、そこに座ると前方も運ちゃんの操縦も見れるので楽しい。電車でもサービス精神がある運ちゃんだと、正面の窓から前方を見えるようにしてくれたりする。なので、オッサンはバスでも電車でも一番前がお気に入り。家族からは「もし事故が起きれば危ないから、一番前はヤメれ!」と警告されるが、事故になったらどこに居てもダメだろう…その時はその時である。こう考えると、その一番前の一等席に座ってる輩って、オッサンタイプの少々怪しい奴と疑ってかかるべきなのかもしんまい。電車なら運ちゃんと客の間に仕切りがあるからまだマシだが、バスになると運転手と乗客との間には壁などなく、完全に丸見えの丸腰。もし一等席の客が何かの拍子に発狂したら…以前バスに乗った時、狙っていた一等席には小太りのサラリーマンが陣取ってやがった。「チッ!オラの席を取りやがって!!さっさと降りやがれ!!」と後方から眼力で念を送るオッサン。念を送りながらソイツを観察すると、おかしな事に気付く。ソイツはエアコンの効いたバスの車中で、ずっと嫌な汗をかいている。小刻みに震えながら、挙動も不審。水色のYシャツは、来日したスティングのTシャツの脇の下のように汗ですっかり変色。”もし、こいつがこの場で発狂したら…”そう考えた途端、こっちが恐怖のあまり発狂しそうになった。なぜなら、ソイツの横には運ちゃんがスタンガンを携行するわけでもなく、丸腰で運転に集中している。隣りの挙動不審人物を警戒するでもなく、前方だけを見据えている。ソイツが手を伸ばせば、すぐに運転手の首。「調子に乗ってんじゃねぇぞコノヤロ〜!オレは降りる!!今すぐ降ろせ〜!!」と運ちゃんの首を締め始めれば、もう終わり。そうなる前に、未然にこの小デブをオッサンが締め殺すべきか!?車内は殺伐とした緊迫状態が続く…”もし、こいつがおかしくなったら…”よくよく考えてみると、我々の生活はある場面においては、完全に自分の命を人任せにしていることがある。車を運転している時だって、コッチは交通ルールを守っているが、逆走やセンターラインオーバーでもされた日にゃ〜、それでジ・エンドである。普通に生活している中でも、否が応でも見ず知らずの人を信用するしかない場面が多々ある。信用って奴は、意識するとなかなか実践しにくい事柄だ。一緒に過ごした時間が長ければ長いほど信用が深くなる?親しい関係ならば、絶対的に信用できる?んな訳無いじゃん!たったひとつの隠れたサムシングで、今まで培ってきた信用を一瞬で失うことだってある。そして、一度失った信用を取り戻すのは、ほぼ不可能と言って良いだろう。このように信用とは、形になりにくいものであり、かつ壊れやすいものでもある。とは言え、レベルの差はあるけれど、この世は信用で成り立っているのも事実。人を信用するのに長い時間やその人物との関係性は問題ではない。人を信用するのに必要なのは時間や関係ではなく、熱いドラマなのである。先週よりもミニマムなハゼたち本日は、梅雨のこの時期には珍しく、お天気な週末。昨日の土曜日はオッサンは仕事で「こんなに良い陽気ならハゼもさぞや釣れてんだろうな〜」と思ってたら、O氏から「水が濁ってて、ハゼも小さいのばかりで…」とローレスポンスな情報。とは言え、自分が釣り糸を垂れる時だけは爆釣に違いない!というおめでたい思考が釣り人。こんだけ晴れてるんだから釣れないわけないじゃん!と釣れないとは一ミリも疑わないオッサン。今朝は珍しく早くに目が覚めた。一応、ハゼ釣りに行く気があるらしいのは、自分でも分かっていた。速攻で準備完了して、愛車を漕ぎ出す。昨日に引き続き、本日も30℃超えの真夏日予報なので、いつもの戦闘服(ウェーダー)ではなく、短パン&サンダルのミッドサマースタイル。早朝だと少し肌寒いかな?と思ってたけど、全然寒くなくて、サイクリング運動が心地よい。いつもの橋から釣り場を見渡すと、4〜5人ほどの釣り人が見える。「もうコッチにも釣り人来てるんだな〜」と思いながら、運河を見下ろすと、情報通り水が濁っている。できれば水は澄んでたほうがハゼは釣れやすいんだけど、まぁなんとかなるっしょ!と深く考えない。水は濁ってますが…本日も目指す釣り場は【夕やけなぎさ】なので、そちらへ向かう。今週もBBQ会場はオープンならず…もうこのままでいいんじゃない?本日の釣り場【夕やけなぎさ】に到着すると、驚いたことに既に20人ほどのハゼ釣り人で賑わっていた。うわマジ!?今日は早めに来たから空いてるかな〜のノリだったのに、既にオッサンが釣り糸を垂れるスポットが限られている。うげ!スゴい人なんですが…まぁ、お天気な週末だからだと思うが、それにしてもまだ釣れるハゼが小さいんだから、無理してくることもないのに…まずは知ってる連中にご挨拶がてら、ハゼ釣り塩梅の情報収集。釣れないわけじゃないけど、小さくてアタリが遠い…との事。う〜ん、まだそんな感じなのかぁ…アタリ云々はしょうがないとして、今週はハゼもちょっぴり成長し、サイズが良くなってると思ってたんだけど、どうやら期待していたほどではないようだ。渋々釣りの準備を始める。本日の竿は本物の「行雲流水2.1m」いつもは半分行雲流水のなんちゃって合体竿だもんで、今日は期待ができる。懸念されるのは、本物は手持ち部分が細いんですよね〜細いと竿の微妙な操作がやりにくいので、それが今日の釣りにどう影響するのか?本日は本物で勝負じゃ!エサは当然ボイルベビーホタテ。まだハゼがミニマムなこの時期はホタテ一択。まぁ、そこまでして小ハゼ釣りたいか?と聞かれれば、そんな事ないんだけどホタテしかエサ持ってきてないし…そもそも、この釣り場ではホタテ餌率が異常に高い。お手軽だし、餌サイズとか調整できるからだろうね〜気をつけるべきは、ハゼが小さいからといって、付ける餌を小さくするとますますドツボにはまります。小ハゼ相手で針掛かりが悪いから、餌も小さくして…の釣り人も多いけど、ある程度の餌サイズにしないと、逆に喰いも掛かりも悪くなる。そしてコレが一番の問題なんだけど、基本的に餌サイズ=釣れるハゼサイズになるので、餌を小さくすると釣れるハゼも小さくなりますよ〜とは言え、デカけりゃ〜いいもんでもなく、バランスを取らなくちゃならないけど、餌は少し大きめが吉と思ってください。餌サイズは釣果にかなり影響します仕掛けはいつも通り!餌サイズは本日はこんな感じ水温は24℃と昨日から真夏日だったからか、温かい。やはり温かいな〜さぁ、釣り開始じゃ!今日は釣り船が動き出すまでが勝負じゃ〜っと、意気込んで水に立ち込むが、思ったよりも冷たく感じた。本当に24℃あるんかな?冷たいんですけど…出来れば岩場エリアでやりたかったが、既にオッサンが付け入る隙間が無かったので、ポッカリ空いてた【夕やけなぎさ】の中央付近から始める。ス〜っと円弧状に落として軟着底すると、すぐにアタって来る。そのアタリ方からどうみても小ハゼで、少々凹む。次で掛けたんだけどやっぱりだった。まぁ、このサイズだよね…アタリはそれほど遠くなくて、どこでもという訳でもないけど、そこそこアタっては来る。問題はハゼのサイズ。オッサンが使っている1号の袖針にさえ掛からない、赤ちゃんハゼの猛アタック!赤ちゃんは針に掛からなくていいんだけど、それでも中には掛かってくるサイズもあるかもしんまいとしつこくやってると、やはりなサイズが掛かってくる。コレくらいなら掛かるんだけど…先週もそうだったけど、だいたい6cm以下のハゼはオッサンのビクの網目から脱走する。オッサンが使っているのは普通のビクの網目よりも大きいので、そうなる。別に小ハゼはいらないんだけど、一応、このブログに捕れ高を載せなきゃならないじゃん?オッサンが「◯◯匹釣れましたぁ〜!」と書いたところで誰も信用しなくて、やはり画像で見せないとダメじゃん?でも、ハゼは脱走するじゃん?一応、小さくても釣れればビクに入れて、カウンターをひと押しするんだけど「絶対、ビクから逃げるよな…」と思いながら、虚しい作業を繰り返す。今日もかなりの脱走が見込まれるから、誰も信用しないんだろうな〜っと、開始30分もしないうちにもうふてくされモードである。このサイズだと脱走出来ないんだけど…あまりにも赤ちゃん〜小ハゼばかりなので、心が折れて移動を決断。まさかの延長戦突入!やってきたのは岩場エリア。こちらは型がちょっぴりアップするから常連ばかりで、知らない釣り人だとなかなか入りにくい。人見知りのオッサンも少々はにかんでしまうが、このままだと嘘つき呼ばわりのオオカミ少年ならぬオオカミジジィになってしまうので、ズカズカと押し入る。まぁ、知ってる常連ばかりなので、石投げようが泳ごうがど〜でもいいんだけど、一応、ハゼ釣りしようしとこうかな〜岩場なので、油断するとすぐに根掛かりロストになるので、注意深く水面を凝視し、岩と岩の間の平場に狙いを定める。ハゼがいるのはちょっと広めの平場になるんだけど、やはり今日も水が濁ってて見えにくい。なので、勘とオモリの挙動で探るしかない。余談ですが、水が澄んで見える時は、岩の上に乗って少し目線を高くすると平場が見つけやすいです。ただ、滑ったり転がる石も多いから、気をつけてくださいね。相変わらず小ハゼも釣れるけど、合格サイズも少しは上がってくる。コレくらいなら良いよねただ、岩場なのでダボハゼが多いのはしょうがないところ…ダボハゼは針掛かりも良好だ!今日はそこそこキチンとやらないと、アタリが出ないことが多かった。このエリアは浅いから、ドスン!と落としがちになるけど、それだとハゼが逃げてしまうので、丁寧に仕掛けを着底させる。あとはしっかりと誘うこと。しっかりというのは、大きくとか派手にという意味じゃなくて、明確に数cm動かすとか、オモリをしっかり起こしたり寝かしたりするということ。曖昧な動かし方だとアタリづらくて、小さくともハッキリ動かさないとアタらないことが多かった。当然、アタリ方もわずかで竿先を0.5〜1cm震わせる程度とか、竿先に出ないスン…!という振動だけのアタリも多かった。まぁ、派手はアタリはしてこないので、釣れるハゼも小ぶり。本日最小のハゼ大きくてもこんな程度かな…さすがにこんなハゼ釣りだとみんなやる気が失せて、おひさまが照る頃には諦めて納竿になる。オッサンもくすぶりながらも陸に上がる。ビク内はやはり、脱走ハゼサイズは居なくて、そこそこサイズしか残っていなかった。恐らくは2/3は脱走したと思う。【夕やけなぎさ】での釣果今日は小粒ばかりだったので、ビクの中は寂しい限りだった。どうしよう…いくらなんでも、このままではオオカミ少年確定だな。カウンターは85匹になっていたが、ビク内はどうみてもそんなビジュアルではない。人間は目で見たものを信じるので、ただでさえ信用がないオッサンだけど、ますます奈落の底へ落ちてゆくだろうて…そもそも1束いってないのが悔しい。なので、延長戦!常連たちに別れを告げ、向かうは【はぜつき磯】今日も相変わらずO氏はハゼ釣りもせんと、ウロウロして、しゃべってばかりだった。なんだけど、実はO氏は仕事で腰を痛めてしまい、釣りどころではなかったという事情も知っていただけに不憫ではあるが、同情するとつけ上がるので黙っておいた。そんなO氏情報によると、【はぜつき磯】のあるポイントではそこそこの良型が上がっていたらしい。っという訳で【はぜつき磯】にやってきたんだけど、オッサンがやってきたの良型ポイントではなく、お気に入りの深場エリア。実は、先々週も帰り際にココでやってみて、感触的には悪くはなかった。例年は【夕やけなぎさ】からひと月くらい遅れて【はぜつき磯】で釣れ始める。しかし、今年はそもそもが【夕やけなぎさ】のハゼが遅れてる感じで、それに加えて【はぜつき磯】でももう釣れている傾向にある。なので、今のこの潮位なら絶対釣れる!という確信があった。んでやってきたんだけど、コッチは【夕やけなぎさ】よりも濃厚に水が濁っていた。マズイかな…疑いながらス〜っと仕掛けを落とす。さすがに深場なので水深は2m弱といったところ。スンスン!と誘うといきなりクン!と分かりやすいアタリ。あまりに分かりやすかったので、ビックリしてアワセが遅れた。「お〜!良いサイズがいるじゃん!」ウキウキしながら同じスポットに落とすと、着底と同時にアタって来て、アワセると針に掛かって横走りする。「コレだよ!この感触が味わいたくて深場に来たんだよ!!」上がってきたのは合格サイズ。こんなサイズでも結構走る一か所で数匹程度で、そこそこサイズを上げたら小ハゼになり、針に掛からなくなるといった感じ。とは言え、最初の数匹は9cm前後だから釣ってて楽しい。なによりも、このエリアは狙いさえ間違わなければ、ダボハゼはまず来ないから、アタればハゼと思って間違いない。オッサンも早朝から釣りしてたので、少々お疲れモード。ホタテ餌ひとつだけ限定の延長戦だったので、餌が無くなり納竿。とは言え、なんだかんだで20匹ほど釣っていた。もちろん脱走サイズも居たけど、ほとんどはそこそこサイズで最後は楽しい釣りになりました。という訳で、4時間半ほど粘り107匹とカウンター数とビク内が一致してないのは心が痛い。まぁ、信じるか信じないかはあなた次第です!【はぜつき磯】でのおかわり分まぁ正直、こんなハゼ釣りでは釣れた釣れないなんてど〜でも良いんだけど、一応、常連たちはオッサンのカウンター数を信じてくれてるんだと思う。否…、信じてないかな…?まぁ、どうでもいいや!たかがハゼ釣りなんぞで熱いドラマは発生しないのだが、生ヌルい仲間意識は芽生える。その仲間意識はハゼが爆釣の時に「みんな釣れて楽しいね〜!」のソレではない。全くアタリが無い激渋や手がかじかみ鼻水をすすりながらの冬の穴釣りといった、厳しい中でも釣り糸を垂れ続けたつらい外圧によって磨かれた仲間意識である。『楽しい時だけが仲間じゃないだろ♪(byケツメイシ)』に通じるものがある。しかし、もうちょっとハゼが成長しててもいいんじゃね?6月も来週末で終わる。7月が数釣り本番だから、この調子で大丈夫なのかな〜ちょっぴり不安になるオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度5回目のハゼ釣りは上向きになってきたかな」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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