2025年夏シーズンの東京ハゼ釣り始まりました!2025年6月1日。2025年夏シーズンのハゼ釣り開幕でございます!釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【夕やけなぎさ】天気:薄曇り釣行時間:5時00分くらい(潮位:147cmほぼ満潮)〜8時30分くらい(潮位:160cm満潮)中潮釣果:一応ハゼ(ビリンゴ含む)87匹(4cm〜8cm)竿:2.0m(そよ風)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け2025年の夏シーズンハゼ釣りが、いよいよ始まりました!とは言うものの、オッサン界隈のハゼ釣りのゆかいな仲間たちには、もう既にハゼ釣りをやってる気の早い連中もいる。ハゼ釣りなんてやってるのはヒマ人ばかりで、休日なんてやることがないもんだから、スタートが早いのも納得。しかし、オッサンはなにかと愚鈍なもんで、「どうせ釣れても赤ちゃんみたいなのばかりだろ…」と、重い腰が上がらなかった。それでも一応はハゼの塩梅は気になっているので、既にやってる連中にその日の釣果を聞いてみると…基本的には針に掛からないようなのがほとんどだけど、日を追う毎にサイズアップし、釣れる数も少しずつ増えてきた。「そろそろ頃合いかな?…」と、自分の手を汚さずに良い思いをしようとするオッサン。っというわけで、本日から2025年の夏シーズンのハゼ釣り開幕でござりまする〜とは言え、開幕からズッコケるのも気分が悪いので作戦を練る。小っ恥ずかしいもんだから、オッサンは自分のこのブログを滅多に見ないんだけど、昨年のハゼ釣りの塩梅を確認してみる。フムフム…、やはりこの時期は赤ちゃんハゼばかりで針に掛からないとな!餌はホタテではなく、イソメの方がハリ掛かりが良いとな!マトモなのが釣れないから、沖狙いで3.5mの長竿を使って…って、そんなんダメだろ!アホかコイツ!と自分にツッコミを入れる。んで、案の定釣れないでやんの!こうして見ると、過去の自分が如何に青臭いかがみてとれる。裏を返せば、お歳を召したとは言え、それだけ自分が成長しているという事でもある。肉体は一年でも若返りたいと思うが、精神は一日でも戻りたくない。っというわけで、開幕戦は、・ウェーダー装着で水に立ち込み・アタリに素早く反応できる2mの短竿・餌はハリ掛かりの良いアオイソメという必勝作戦で臨む次第であります。問題は、釣り船が通過し始めると釣れなくなるので、その時間までが勝負らしい。するってぇ〜と、遅くとも早朝5時から釣りをスタートするべきだが、果たしてそんな早い時間に起きれるのか俺?同じ部屋で家族が寝ているので、休日早朝の目覚ましはご法度。オッサンは歳をとってる分際で、一度入眠すると、翌朝起きるまで何度も目が覚めてしまう中途覚醒がなく、グッスリ眠れるタイプ。ありがたいと言いばそうだけど、起きなきゃならない時にグ〜スカ惰眠を貪るのも困りもの。平気で10時間とか寝てるくせに、朝起きるとなんかいつも身体がダルいんだよね〜。寝過ぎかな?なので、通常の起床時間の2時間以上前に目が覚めてしまう早朝覚醒に期待するしかない。こんなんだから、昨晩は少々緊張の面持ちで布団に入る。んで、目が覚めると寝室の天窓から薄明かりが見えた。時間を確認するとピッタリ4時で、早朝覚醒は成功だ!でも相変わらずすぐには起きなくて、しばらくは布団でイモムシになり、ハゼ釣りに行くかどうか葛藤するのは毎度のこと。ハゼ釣りに行くいつもの言い訳「アオイソメ買っちゃったから…」で、渋々イモムシは起き出す。昨日から準備は万端だったので、さっさと着替えて釣り場へGo!愛車を漕ぎ出すが、予報通り今朝もちょっと冷える。上下ヒートテック&ウェーダーを装着してるからbodyは暖かいが、手が冷たくなる。「初日とは言え、もう6月なんですけど…」自然現象にブツブツ文句を垂れていると、釣り場が見えてくる。見えているのは、大井ふ頭中央海浜公園の【はぜつき磯】ハゼ釣りのハイシーズンになるとこの釣り場もズラリとハゼ釣り人が並ぶが、この時期は誰もいない。誰も釣り人がいないんで、気になったのが昨日の雨による影響。ここしばらくは土曜日の度に雨が降ってるんだけど、昨日もしっかり降りやがって…運河の水は濁った水潮になっていた。やはり水潮かでも本日の釣り場は【夕やけなぎさ】で浅場になるから、それほどは影響ないかな?「ど〜せ時期的にまだ早いんだから、マトモに釣れないだろうしよ!」っと、ハゼ釣りする前から不貞腐れ気味なオッサン。公園内に入るが、まだ早朝だから人影はなく静か。早朝の公園って気持ちが良いよね!んで、本日の釣り場【夕やけなぎさ】に到着すると、既に5人ほどのハゼ釣り人がいた。さすが早いデスネその中に、いつもの常連さんとやはりMR氏がいた。みんなもうそこそこの歳なので、お互いの息災と今年もハゼ釣りが出来る喜びを噛み締め、ハグしながらサツを交わすっという事はないが…んで、ハゼ釣りの塩梅を伺うと「ん〜…、釣れなくはないがハリに掛からない…」という分かりきったお返事。だよね〜!ちょっと眺めるが、アタリは頻繁にあるがハリに掛からないね〜この時期はハゼもまだ小さすぎるから、コレはしゃ〜ない!ココも時期が来ればズラリと人が並ぶではオッサンもハゼ釣りの準備をば。本日の竿は短竿の『そよ風(2.0m)』もう廃盤の竿だけど、とても軽くて持ちやすいミャク釣りの名竿。好みにもよるけど、オッサンにはちょっと柔らかくて、アワセが少し遅れる印象。良型ハゼの数釣りにはあまり向かないかな?と思ってて、ハゼがまだ小粒なシーズン序盤に使うことが多い。軽くて持ちやすいけどね仕掛けは、いつでもどこでもこの胴付き仕掛け。オモリは1号相当の自作のスチールオモリで、ハリは返しの無い1号の袖スレ針。今年もいつも通り餌は大枚はたいて買ったアオイソメ。先日仕入れてきた冷凍ベビーボイルホタテでも良いかな?と思ったけど、開幕を祝し、今回だけでもイソメでやってみます。近所の個人経営の釣具屋から買うんだけど、お値段は変わらずだけど量が減ってない?昨今の値上げラッシュは、イソメですらステルス値上げのシュリンクフレーションだ。まぁ、近所の釣具屋も残るは1軒だけになったから、頑張ってもらいたいものだ。イソメもシュリンクフレーションイソメも尻尾側の半分~1/3程度しか使わないっていうか使えない。太い頭部側は、今の時期の赤ちゃんハゼは喰ってきてもほぼハリ掛かりしないから、使っても時間の無駄。なので、もったいないけど頭側は使わずに、ハゼの成長を願って捨ててます。細い尻尾部を垂らし5mmの刺し通しにて。垂らしは短く本日のお試しは、先日製作したメッシュシートで底部を改造したズックビク。改造の顛末はこちら>>>「2025年もハゼ釣りの準備はじめまして!【ハゼ釣りではありません】」へ使い物になるのか!?準備完了にてジャブジャブと水に入る。ウェーダー着用なのでお気軽に水はちょっと冷たいな〜ちょっち冷た気味改造したビクは良い感じに沈んだ。イイね〜!う〜ん、まだ早いな…ジャブジャブと水の中を進むと、赤ちゃんハゼがピュッ!っと逃げるのが見えるんだけど、当たり前だけど、まだまだ小さ過ぎだネ〜では、2025年夏ハゼの始まり〜!っと第一投。ス〜っと仕掛けを円弧状に落として柔着底って、シーズン初日の第一投でそんな器用な事できなくてドスン!と着底する。ハゼもビックリ!だろうけど、気にしない。スンスン…と数cm移動のズル引きで誘っていると、ツン!と僅かにアタって来た!すかさず電撃フッキング!とばかりに派手にアワセるが、空振り…「まぁ、ハゼが小さい過ぎるから簡単にはいかないよね…」分かっちゃいたし、小ハゼ以下の赤ちゃんハゼなんて釣ってもしょうがないけど、それでも空振ると悔しい。「次で掛けちゃる!」と今と寸分違わないスポットに落とすつもりが20cmほどズレる。まだ手がハゼ釣り仕様になってないから、上手くいかないぞ。同じスポットに落とせば着底と同時に喰ってくるけど、ズレてるので誘いを入れなくちゃならない。チョン!チョン!と何度か餌を揺らすとクン!とアタって来た。オラ〜!っとアワセるとハリ掛かりしたが、何の抵抗もなく上がってきのは今シーズン一匹目の記念すべき小ハゼ様。今シーズン第一号!このサイズか…次も同じスポットに落とすとすぐに喰ってきて二連打。サイズアップ!「小さいけど、この時期でこのサイズなら良いんじゃね?」と思ってたら…次から赤ちゃん地獄の始まり…こんなのとかこんなんとかばっかこのサイズのほぼ全てがマハゼではなく、ビリンゴだと思う。ビリンゴもハゼ科ではあるんだけど、ハゼ釣りの対象魚であるマハゼとは違う魚。ハゼ釣りをしてて、5~6cm以下のハゼが釣れたら、ほぼビリンゴと決めつけて良いと思います。見分け方は、目から口にかけて斜めの線状の模様があるとか、下唇が上唇よりもしゃくれてるとかあるけど、個体差もあるし、釣りで忙しい時にそんなのマジマジと確認してらんない!なので、ハリ掛かりした奴は片っ端からビクに入れてゆく。当然、ビリンゴクラスはビクの網目から脱走するんだけど、それが選別になるからビク内に残っているのをマハゼと思うことにする。他にもウキゴリというまぎらわしいのもいるんだけど、ここらでウキゴリはほぼ見ないな〜ちなみに、ビリンゴやウキゴリは、ダボハゼとかウロハゼとは違う魚です。もっと言うと、マハゼの中でも、デキハゼ:その年の春に生まれた育ち盛りの夏ハゼヒネハゼ:冬に成熟せずに越冬した二年ものの夏ハゼ彼岸ハゼ:9月のお彼岸頃に釣れるハゼ落ちハゼ・ケタハゼ:11月頃から水深のある深場へと移動したハゼお歯黒ハゼ:真冬に婚姻色で口の周りが黒くなったハゼと呼ばれ方が違ったりするから面倒臭い。こういう風流な細分化って日本の文化には多くて、大体が季節に沿った分類になる。ハッキリ四季が分かれる日本らしいと言えばそうなんだけど、興味ない人にとってはただまぎらわしいだけだよね。とにかく、落としてスンスン誘うとほぼアタっては来るんだけど、ハリに掛からないのが多いし、掛かってもやはりビリンゴ!?いつの間にかY氏もやって来てて、オッサン三匹並んで釣ってるんだけど、掛からないやら、ビリンゴやらばっかで、三匹揃って無言で機械的に竿を上げ下げする単純作業を繰り返す。すぐ近くの親子がハゼが釣れるたびに楽しそうにはしゃぐのとは対局なオッサン三匹。誰かが呟く。「ハゼが釣れるたびに楽しかったあの頃に戻りたいね〜…」MR氏は昨日もここでハゼ釣りしてたんだけど、「昨日は17cmのヒネハゼが釣れたけど、感情が動かなかった…」との事。終わった時間をただただ貪る三匹のおっさん。まぁ、それでも忘れた頃にマハゼらしき良型が釣れるから、ソレを頼みの綱として釣り続ける。忘れた頃にマハゼが釣れる本日オッサンがイソメの尻尾を使っているのは、とにかくハリ掛かりを重視しているから。ホタテ餌も同じように喰ってくるんだけど、イソメ餌との一番の違いは餌付けの方向。ホタテは貝柱の繊維に直角にハリを刺すので、ハリと餌は直角方向になる。良型ハゼが大きなお口でバク!っと喰ってくれれば問題ないけど、この時期のハゼは小さいから、ホタテの端っこだけを突くだけでハリ掛かりはしにくい。片や、イソメは刺し通すのでハリとイソメが一直線上になって餌を吸い込みやすい。必然、ハリ掛かりがし易いという事です。っというわけで、小さなビリンゴもイチコロなんだけど、こんもん釣ってもしょうがないよね〜ビリンゴ祭りな本日だったけど、ある時からちょっとコツを掴んだ。アタって来てもアワセを入れず、ス〜っとゆっくり引きずり、グン!と引っ張り返してからアワセを入れればハリ掛かりするサイズが釣れるのに気づいた。ビリンゴクラスは餌の端っこを突くだけだけど、そこそこサイズは餌をバク!っと咥えて引っ張るからハリに掛かるんだと思う。本日最大サイズもコレでコレに気づいてからは、そこそこサイズを選んで釣れるようになったが、相変わらずビリンゴサイズが突く事も多々あり。ちなみに今日一番の引きでアワセを入れると重量感のある暴れ方。「お!オラにもヒネハゼ来たか!?」と思ったら、コイツだった。ダボかよ!いつもじゃないけど、そのスポットの最初はそこそこサイズが釣れて、ビリンゴサイズになったら即移動で一ケ所で粘らないようにした。やはり最初は身体の大きいマハゼが喰ってきて、ソレを釣り上げるとほぼビリンゴサイズになることが多かったと思う。なので、今日はチョロチョロと小移動を繰り返してたけど、【夕やけなぎさ】のどこが釣れるというのは無くて、ほぼ全体的に釣れたり釣れなかったり…結局、3時間半我慢して87匹。とにかく、ハリ掛かりしたのはカウントはするけど、ビリンゴらしき奴はビクの網目からいなくなるので、カウンターとビクの中の数が全然合わない。ビクの中に残ったのはこんな感じ本日はハゼ釣りというよりはビリンゴ釣りだったけど、まずはオッサンの勘を取り戻すリハビリを兼ねた開幕戦だから釣果は別にいいや!正直、まだ二週間くらいは時期尚早かな?できれば、7月に入ってからの方がストレスなくハゼ釣りが出来ると思います。少しだけ【はぜつき磯】でもやってみたけど、生命反応が全くありませんでした。仲間が【しおじ磯】でもやってみたけど、全然ダメだったらしい。毎年だけど、この時期は【夕やけなぎさ】くらいしか釣りにならないかな。いよいよ始まった2025年のハゼ釣り。今年はどんな年になるのやら…ちなみに、メッシュシートのビクはごきげんでした。水が貯まらないから移動時にはとても軽量だった。仲間の多くがビクの底にプラスチック製のザルを付けているのを使ってて、その気持が良く分かった。そのビクを製作したのは今は亡きO氏。O氏曰く、プラザルに合うビク網が手に入らないからもう作れないとのこと。まったく、残念な人をなくした…O氏へ。退院おめでとう!次の記事>>>「2025年夏シーズン2回目の東京ハゼ釣りは釣れませんが…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。