2020年2回めのタコ釣りはまぁまぁ釣れたよ

※ 当ページのリンクにはプロモーション(広告)が含まれています。

 

2020年2回めのタコ釣りはまぁまぁ楽しめたよ!

2020年7月23日。2020年シーズン2回めのタコ釣りに行ってきました。


釣り場:川崎新堤【2番辺り】
天気:雨のち曇り
釣行時間:5時30分(潮位:190cm満潮)〜
10時30分くらい(潮位:90cm下げ7分)中潮
釣果:マダコ9匹うち3匹リリース(0.2kg〜0.5kg) 


ロッド:アブガルシア-タコスフィールド TKFC-692MH-BS 
リール:アブガルシア-オーシャンフィールドBG 
ライン:PE4号 オモリ:自作スチール棒オモリ(30号相当)
ルアー:自作デビルパラシュートもどき【ツインVer.】
生餌:スープボーン(手羽先の先)一時イワシの切り身
デビルクロー:オレンジラメ&チャート



本日7月23日は「海の日」である。


制定当初は海の日は7月20日に固定だったけど、2003年に改正された祝日法のハッピーマンデー制度により7月の第3月曜日に移動。


”ハッピーマンデー!”
なんだそりゃ?安っぽいネーミングだし、居酒屋のビールが安くなる日ですか?と問いたくなるような響きだ。


そのハッピーも長くは続かなかったようで…


2020年はなぜか7月23日の木曜日にポジションチェンジ。


なんでも、東京オリンピック・パラリンピックの円滑な準備・運営のため、海の日は7月23日(第4木曜日)になったらしい。


一応東京オリンピック・パラリンピックは来年に持ち越しとなったから、海の日は来年も定位置を確保できないのかもしれない。



そんな不憫な海の日ですが、「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日」と定められているので、オッサンも海に感謝するべく何か行動を起こさなければならない。


しか〜し!現在、東京も大騒ぎで、例の訳の分からんウィルスの感染者が300人の大台に乗ったという本日。


都知事の百合子は「不要不急の外出は控えろ」と言うし、国はGoToキャンペーンやってるし…


イチ日本国民兼東京都民のオッサンとしてももう訳が分からんが、先日、オッサン2号から「タコ釣り行こうよ!」の誘いに簡単に乗っかるのでした。


まぁ、オッサンが行くタコ釣り場は全長3km以上もある沖堤で、お隣りの釣り人とは下手すりゃ〜数百mも離れてたりするから、”密”ではないだろうて…


県をまたいでの外出となるが、またぐって言っても地元から多摩川を超える程度のまたぎシロなので勘弁してください。



っというわけで、海の恩恵に感謝すべくGoToタコ釣り!っと軽いノリで出かけることにした。


オッサンのこの行動は、「オマエみたいのがウィルスを撒き散らすんだよ!」と世間に怒られそうですが、何かと我慢を強いられる現在の状況、我慢すべく事柄は出来る限り我慢していますが、我慢ばかりだと気が狂いそうになる。


なるべく人様の迷惑にならないよう、自分を開放する時も必要かと思います。


という言い訳で良いですかね…




向かうタコ釣り場はいつもの川崎新堤。


最近の釣果情報を調べてみると、小ダコが5匹程度とお寒い状況。


梅雨はまだ明けてないし、昨今の梅雨はシトシトではなくドバー!っと降るから真水を嫌うタコも活性が低いのかな…


でも爆釣だった昨年からの流れでタコはまだ多いと思うから「もしかしたら爆釣かもしんまい!」っと、釣り人特有のお花畑的発想がムクムクと湧き上がる。


問題は当日の雨予報である。


釣り場は海に浮かぶ(浮かんではいないが…)沖堤で、雨が降っても避難場所は一切ない。


雨が降ろうが、ヤリが降ろうが(いくらなんでも槍は降らないが…)帰ることも出来ない孤島(島ではないが…)である。


雨を避けて別日にするべきか迷うが、他の釣り人に荒らされていない連休初日が一番期待できるだろうて。


という訳で雨天決行の強行釣行。

お試しアイテム【生餌Ver2】

前回のタコ釣りに引き続き、朝というか夜中の3時半という地獄のような時間に出発。


行き道の車中でオッサン2号と作戦会議。


今回はいつもの6番ではなく1番に向かい、そこから3番方面へ移動するという作戦。


というのも、毎回毎回激しい根掛かりで仕掛けをロストしまくる。


それでもタコが釣れれば慰めになるが、タコは上がらないし仕掛けも無くなるしでは心が折れそうになるので、それなら根掛りがちょっとでも少ない1番方面でやってみよう!という事になった。



向かうは横浜新山下の山本釣船店さん。


到着したのは4時過ぎだったんだけど、船宿の前面道路には釣り客の車がズラリ停まっている。


「アレ?随分釣り客が多いな…」


いくら4連休初日とはいえ、今日は雨予報だし、こんな状況やさかい外出自粛すべきではないのだろうか?


自分を神棚に上げて文句を垂れるが、考えることは皆同じなんだろう。




受付を済ませ、渡船に乗り込むが例のごとくどの船がどこへ向かうのかは出船直前にならないと分からない。

ハテ?どの船に乗り込めばいいのかな?


まぁ、考えてもしょうがないので適当な船に乗り込んで2号と時間をつぶす。


「沖堤って何もないから、タイの水上マーケットみたいに食い物とか釣りアイテムとかを船に乗せて売ればいいじゃん!」


「え〜、おせんにキャラメル〜、ホットコーヒー、釣りエサもございやす〜。ご購入の方にはトイレサービスもございやすぅ〜」


「長い棒にカゴ付けて、金と商品のやり取りすれば良い商売じゃん!」


「絶対繁盛するよ!臨港警察に追っかけられるだろうけど…」


しょうもない話をしているうちに船が確定し、出発!


かなりの釣り人数なので船上は完全に密状態。


オッサンはマスク着用しているが、中にはこんな状態でも未着用な奴もいる。


屋外だし船は動いてるため空気は流れているから感染しづらい状況だとは思うが、こんな状況でもエチケットとしてマスクはするべきだろう。


いつもの習慣で横浜みなとみらいの風景を見るとハーバーの歌がパワープレイ。

♪ありあけ〜のを、ハァ〜ァァヴァ〜〜〜〜♪


気になるのがオッサンの隣に座っている太った奴が嫌な汗をかいている。


釣り用の防水スーツにライフジャケットを着てるから暑さの汗なのか?


それとも例のウィルス感染しているにも関わらず、釣りの魔力に負けて釣り強行に出ているのか?



コヤツは彼女いない歴27年、いままで彼女なんていたことがない。


実家から通勤してるので給料は安いが、実家に入れてるのは15,000円/月なので、後は全額自分で散財。


悪いことに夜の繁華街での遊びを覚えてしまい、ここ数年通っている。


なじみ客になり、お気に入りあの子との会話も毎回弾む。


行く度に言われるがまま入れるボトルは痛いけど、あの子の笑顔を見るためなら痛くも痒くもないさ!


だって、あの子が作ってくれるウィスキーを同じグラスで飲めるんだから最高さ!


でも最近あの子がお店にいないんだよね…


ちょっと体調がすぐれなくて休んでるみたい。


早く良くなってお店に出てこないかな〜


僕も最近ちょっと風邪っぽいんだけど、今日はせっかくの連休だから頑張って朝早く起きて釣りに来たんだよね〜!



船中が密状態なので神経を尖らせるオッサン。


尖った神経は想像力も膨らませるのでコヤツの嫌な汗を見てイマジンしみてたが、オッサンが感染されないうちにこの濃厚接触な小デブを海に沈めるべきか。


悩んでいるうちに川崎沖堤1番に到着。

こっちに来るのも久しぶりだな〜


さすがにクロダイ狙いとかはさっさと降りて、もう投げてる人もいる。


片やタコ釣り派はチンタラと移動開始。

タコ釣りはノンビリだね〜


目標は3番辺りだったんだけど、歩くのが面倒になり2番付近に基地を構える。


早速釣りの準備にかかるが、オッサンがチンタラやってるうちに準備万端の2号はとっととタコ釣りを始めていた。


まぁ、こういうところが経験というかやる気の差なんだろうな〜っと感じる。



タックルはいつものアブシリーズ。

今日も頼むぞ!


今日のお試しは自作ルアー【生餌Ver2】

コレが【生餌Ver2】だ


こういう感じ


片方はいつもの刺すだけのワームキーパーなんだけど、もう片方は生餌を挟み込むようにしました。


以前、生餌Ver1を作りましたが、土台にエサを固定するためにステンレス線を巻きつけるのが面倒臭かった。

コレが生餌Ver1だ


今回のVer2はセットして挟むだけなので簡単だ。


しかし懸念事項もありまして…


懸念@:作るのが面倒くさい
ご覧の通り複雑でパーツも細かいので、とにかく製作に手間がかかる。
今回は3つ作りましたが、「もう二度とやらねぇ!」と誓った程だ。


懸念A:イワシの切り身ってどうなんだろ…
できればもっとしっかりした小アジで試したかったんだけど、売ってなくて。
しょうがないからイワシの切り身を買ってきたんだけど、コレって弱いよね〜。
魚編に弱いって書くくらいだし…


とにかくやってみるしかない。


一応イワシに気を使って軽く投げ、10m程度沖にボチャ!と落ちる。


身はちぎれなかったようでホッとする。


いつものように誘うがタコの反応は無し。


まぁ、一投目からタコが来ることなんてないだろうからと回収するとやはり…


懸念が現実になる。


イワシの切り身がかなりボロボロになっていた。


さすがイワシ!魚編に弱いだけはある。


続けて投げるが、次に回収した時にはイワシは影も形も無かった。


そういえばVer1の時もかろうじてタコは釣れたんだけど、すぐにボロボロになって「イワシはダメだな〜」っという感想だったことを思い出した。


遠い記憶が蘇るが、時既に遅し!


もってきたイワシも結構あるからもったいないので頑張ってみるが、2投するとイワシが無くなるペース。


これではダブルの生餌でタコにアピールのコンセプトになっていないので意味がない。


当然、タコも釣れない。


ダメだ!生餌Ver2は失敗だ!


という訳でいつものダブルVer.にルアーチェンジ。


デビルクローのチャート色+生餌のスープボーンにチェンジするとすぐに本日の一匹目のタコが上がってきた。

500gくらいか


やっぱりこの組み合わせが安定だね〜っと思うが、そう簡単にはタコも上がってこない。


結構ブン投げて広く誘っているんだけど厳しいな〜


釣り出しから雨が降っているのでカッパを着込んでいるため、身体が蒸れてしょうがない。


ゴアテックスのような高級なレインスーツならいざしらず、オッサンのはカッパだ。



オッサンの誘いはフワリフワリと優しく誘うんだけど、一回一回が雑にならないように気をつけてます。


以前は、チョンチョン!とやっていて「ルアーが動いてればタコが乗ってくるんだろ!」的に雑だったんだけど、それだと根掛りとタコの区別が付かない。


でもフワリと丁寧にやることで毎回では無いんだけど、タコの乗りが分かるようになってきた。


タコ釣りは仕掛けが動かなくなったら、細かくロッドをシェイクして逃げるエサを演出してタコがそれを逃すまいとしっかりルアーを抱くような操作をします。


タコが乗るとちょっと引っ張られる事が多く、この引張りを感じる事ができればロッドのシェイキングにも身が入るってもんです。


コレが「ど〜せまた根掛りだろ!?」の疑心暗鬼のシェイクだとこれまた雑になってしまい、例えタコだったとしてもハリ掛かりが浅く途中でバレるというトホホな事態になる。


まぁ丁寧にやってもなかなか釣れないんだけど、釣りってどれだけ集中できるかが釣果に響くことが多いから雑にならないように気をつける。



程なくタコの引張りを感じられた2匹目が上がるが、今日も厳しいな〜

300gってところかな

釣り船の来襲で釣りにならん!

相変わらず雨は降り続き、タコはなかなか上がらない我慢の釣りになる。


希望は、そろそろ潮が動き始める時間なのでタコが動き出すかもしれない。


んで予想通りのサービスタイムが来た!


潮の動き始めでタコが上がり始めた。


本日最大だけど500gでした


雨も上がりコンディションも良くなった。


コレを逃してはいかん!と思うのも束の間、
すぐに邪魔が入った。


今日は沖堤の近くに釣り船が多い。


ちょっと離れている船はアジ船らしくそれは全然問題ないんだけど、堤防から投げられる範囲にタコ船が横付けして来るのはどうなんだろう?


そしてどういう了見なのか知らんが、釣り船って堤防で釣りをしている人間を何とも思ってないのか?お構いなしに目の前に船を流してくる。


酷いのになると、堤防から飛び移れるくらいの近距離でず〜っと流してくる船もいて、タコ釣りはおろか、ヘチをやっているクロダイ釣りすらも出来ない事態になる。


船が避けることはしないのでこちら側が避けることになるが、当然良い気はしない。


船の乗客もどうなんだろうか?


見ていてもたいして釣れてないし、上がっても小タコばかりだ。


何よりも、わざわざ大枚はたいて船に乗ってるのに、3000円で来れる奴らと同じポイントで釣りするハメになっている。


せっかく船に乗るんだから陸から狙えない珠玉のポイントに連れて行ってくれよ!と思うのが当然だろう。


こんな場所で船を流すなんてお客様をバカにしてるし、完全に手抜きだ。


釣り船の船長としてのプライドが無いのだろうか?


釣り船には大きく船宿の名前が書いてあるから、オッサンはそんな船宿は絶対に利用しないと誓った。

釣り船が多いぞ!こんな所に来るなよ!!


短いサービースタイムが終わってしまい、またタコが遠のいたので、ふてくされながらおやつの時間。

最近お気に入りのレア商品


今日はそこそこ釣れたので15時までの延長は無し。


オッサン二匹も早朝からの活動と雨に打たれてたので疲れてたし。


本日最後の1匹




という訳で5時間で9匹(うちリリース3匹)という結果でした。


目標はお持ち帰り5匹だったので、かろうじてセーフかな。


オッサン2号はさすがの13匹でコレが経験の差なんだろうな〜



今回初めて実感したんだけど、タコを掛けてリールを巻いてる時って今までは同じ重さが掛かっているように思ってたんだけど、少し重さが変わる時があった。


普通の魚同様に、きっとタコも何とか逃れようと必死になっているのかもしれない。


この重さが変わる時に気をつけながら、リールの巻くスピードを調整していたのが幸いしたのか、今日はバレたのが一回だけだった。


少しずつタコ釣りも成長している(と思う)オッサンなのでした。



今回お試しの生餌Ver2は、次回小アジで試してみたいと思います。

スポンサーリンク