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  • 2025年はミジンコ繁殖作戦は成功だ!
    2025年のミジンコ繁殖は成功だ!いつも種ミジンコを採ってくる自然公園が立入禁止になって以来、ミジンコ繁殖作戦はパッとしなかった。それは、ミジンコ繁殖池と呼んでいる、ただの発泡スチロール箱内の生き残りだけでなんとかするしかなかったから…やはり、そこそこボリューミーな種ミジンコがいないとスタートからズッコける。しかし、2025年の今年は新たな種ミジンコ採取場を発見し、種ミジンコをゲット!今年は期待できるぞ!と意気込んでいた。ミジンコ採取の顛末はこちらから↓↓↓>>>「2025年もミジンコ繁殖がスタート!」へミジンコ採取からひと月ほど経った現状はというと…ミジンコ爆増!という結果に。爆増までにひと月の時間が掛かったのは、5月もけっこう寒い日とか天気が悪い日が多かったから。ミジンコ繁殖の適正水温は25℃と言われる。オッサンのミジンコ繁殖池は屋外にあるから、外気温の変化をモロに食らう。5月と言えども、朝晩は冷え込むことも多いから、ミジンコ的にも増えづらい水温だったと思う。しかし、5月も下旬になると夏日とかもあってミジンコ繁殖の季節が到来。なので爆増という結果になったと思う。ミジンコ繁殖池はオッサンちにあるのではなく、妻の実家の屋上の端っこで勝手に間借りしてやっている。まぁ、甚だ迷惑な話なのは重々承知だが、ミジンコだけしかいないからボウフラの巣窟、つまり蚊の発生源になるから自分ちではやりたくない。という理由と、その屋上は地上5階の高さになるから、蚊もそれほどやって来ないし屋上だからおひさまの影になるものは何も無いという好立地。種ミジンコを採取した当時はマメに様子を見に行ってたんだけど、期待したほど増えてなかったから、ミジンコの餌をあげにゆく4〜5日おき程度でしか訪れなくなっていた。見るたびに「う〜ん…、なかなか増えないな。今年も厳しいかな…」と思っていた。しかし、5月も下旬になってくると東京でも真夏日になることもあり、ミジンコ様が目に見えて増え始めた。もっともっと増やすために餌を大量投入し、ミジンコ繁殖にターボがかかる。っという訳で、6月に入ってミジンコ爆増という状態にまで持っていけたのである。コレがオッサンのミジンコ繁殖池。普通の発泡スチロール箱だけど底の方には大量のミジンコ様がウネウネとうごめいている。ちょっと見えづらいか…とても数えられないが、恐らくは万単位でいるんぢゃね?と思う。採取してきてから数十倍に増えているようだ。ペットボトルをカットしたコップでひとすくいすると、数百は入ってくる。コレも見えづらいか…試しに水温を測ってみるとジャスト25℃だった。ちょうど良い水加減ですな!ミジンコの餌は『ムックリワーク』というミジンコ繁殖促進飼料を使ってます。コレはミジンコの餌となる植物プランクトンを増やす栄養剤みたいなものなので、正確にはミジンコの餌の餌です。説明書によると『60cm水槽で1週間に1〜2回、耳かきすりきり一杯程度をふりかけてチョンマゲ!』と明記してある。当然ながら入れ過ぎると水質を悪くするかららしいが、正直、そんな耳クソ程度の投入量では現状維持が精一杯。オッサンはあくまでミジンコ爆増を目指している。っというわけで、毎回毎回おきて破りのムックリワーク大量投入を決行!玉砕覚悟の大量投入!おかげさまで最初の画像のように水が緑色に変色。つまり、植物プランクトンが大量に繁殖している様相にはなっている。リンクしかし、オッサンが目指す状態にはまだ程遠い…ネットの画像で見かけるミジンコのブリーダー(って言うのかな?ミジンコを繁殖させて販売してる人)のミジンコ水槽って、ほうれん草タップリinな緑野菜のポタージュスープのような濃厚な緑色になっている。アレくらい芳醇で濃厚な濃さじゃないとミジンコ爆増は難しいのでは?と思ったりする。でも、あの濃厚さを維持&ミジンコを活かし続けるのは至難の業だとも思う。オッサンもチャレンジした事があるんだけど、鶏糞が入っている肥料を水に溶かして液肥を作って…とかやったら、臭いわ、ミジンコはが全滅するわで見事に玉砕。ミジンコって、環境が悪いとたったひと晩で全滅するから手に負えない。だからこそ、そこら辺の微妙なサジ加減がブリーダーの腕の見せ所なんだろうな~今のところミジンコ全滅にはなってないけど、ミジンコ繁殖池をよ〜く観察すると、休眠卵を抱えている奴もチラホラ見えるから危険信号が灯り始めているかも知れない。休眠卵とは、乾燥とか不適な環境を乗り越えるため、絶滅する時に休眠卵を早めに産むことで長期に生き残るミジンコの戦略。ミジンコのお尻あたりにある黒いゴマみたいな小さな黒い点がソレで、コレを抱えたミジンコが増えると全滅近し!のサイン。ちょっと心配なので、今後はムックリワークの投入量を加減しながら様子を見ようと思ってます。ミジンコ繁殖の目的とは?さて、ペットボトルコップにすくったミジンコを持って移動開始。行先はオッサンち。オッサンちの庭は、『チボリ公園』に負けず劣らずの庭園というには程遠い建物の脇。猫の額と表現するには猫に申し訳ないほどの狭い隙間に、睡蓮鉢が置いてある。ソコでメダカを飼ってるんだけど、そのメダカ達の活き餌としての役割がこのミジンコ。ミジンコはメダカ達の活き餌当初はこの鉢で本当に睡蓮を育ててて、ボウフラが発生しないようにとメダカを投入。そもそも植物に興味のないオッサンが睡蓮に飽きるのに時間は掛からなくて、すぐに枯れ果てた。なんで「睡蓮を育てよう!」と思ったのか?今となっては皆目見当もつかないが、こんな睡蓮鉢まで用意したということは、当時のオッサンは「睡蓮育てるぞ!」と本腰だったらしい。この睡蓮鉢で生きているメダカ達も、もう何世代も世代交代し続けて生き永らえている。完全屋外飼育なので、夏は灼熱、冬は凍結し、生まれた卵や赤ちゃんメダカも放ったらかしなので、親メダカに狙われ放題のサバイバルで過酷な地獄のような環境。メダカが全滅したらやめようと思ってるんだけど、未だに全滅を逃れているしぶとさ。そんなメダカ達に、この時期だけのご褒美がこの活きミジンコ。ミジンコを投入ミジンコを投入すると、メダカは本能にスイッチが入るのか狂ったようにミジンコを追いかけてバクバクと食べ始める。コレ!コレ!コレを見たくて苦労してミジンコを育ててるんだよ!狂ったメダカたちいつもなら、睡蓮鉢に3m近寄ろうものならササッ!と逃げて水草の下に身を隠すシャイなメダカたちも、ミジンコを投入し始めると手元に寄ってくる。どころか、手でメダカをすくえるくらいにミジンコしか見えてないらしい。勢い余って赤ちゃんメダカをパクリとやることも多々あり。ソレを見てほくそ笑むオッサン。猟奇的というか、残酷というか、サディスティックな俺!この様子を見れる期間は極わずか…ミジンコ爆増はせいぜい7月いっぱいくらいまでで、それ以降は暑すぎてミジンコが増えなくなる。秋の気配が漂う頃には全滅し、ミジンコ繁殖池に生き物の気配は無くなります。気温が高くなって来る上りの25℃はミジンコが増えるんだけど、涼しくなってくる下りの25℃の頃にはミジンコはもう居ないんですよ。休眠卵は水中にあるから、冬を超え、春になってくるとミジンコが孵化し、ポツリポツリと泳いでいるのを見かける。とは言え、種ミジンコは他から採取して来ないと、繁殖時期に間に合わないからな〜とりあえず2025年のミジンコ繁殖は成功!らしいのでメダカもオッサンも大喜び。被害者は、妻の親と赤ちゃんメダカ。まぁ、その程度なら全く問題ないね!
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  • 2025年もミジンコ繁殖がスタート!
    2025年もミジンコ繁殖が始まりました2025年もゴールデンウィークがやって来た!ゴールデンウィークは海外のビーチリゾートでバカンス!っというのは微塵もなくて、単にミジンコの季節がやって来た!というだけ。オッサンにとってのゴールデンウィークは、まだハゼが釣れるわけでもないので、釣れないテナガエビ釣りをやって時間を潰すのみ…そして、もう一つの行事がミジンコ繁殖の準備を始めるのがこの時期。オッサンにとってのミジンコとは、ミジンコマニアのようにミジンコを飼って、暖かい瞳で愛でるというわけでなくて、メダカの活餌としてのポジション。オッサンちで飼っているメダカに活きたミジンコを投入すると、狂ったように追いかけ回してバクバクと食べるメダカたち。その姿が見たいがためだけに、活きたミジンコを繁殖させている。そのメダカの飼育も、完全屋内でセントラルヒーティング&ろ過フィルター付きのエアーポンプ完備のアクアリウムという恵まれた環境とは対局の環境。屋外の睡蓮鉢で、ほぼ放ったらかし状態。夏は灼熱、冬は凍結。『ビオトープ』と表現すれば聞こえは良いが、餌だけをチョロっとあげるだけで、産んだ卵も知らんぷりで、卵も稚魚も親メダカに捕食され放題。このサバイバルを生き抜くものだけが、オッサンちで生きてゆけるのである。そんな過酷な環境のメダカたちへのボーナス期間がミジンコの季節。いつもは市販の顆粒状の人工飼料なんだけど、この時期だけは活ミジンコを与えられる。メダカは本能にスイッチが入るのか、ミジンコを追っかけてバクバク食べるんだけど、その勢いで生まれたばかりの稚魚もバクッ!とやることも少なくない。稚魚にとっては、命を掛けた鬼ごっこの季節。それがミジンコボーナス期間である。ミジンコの繁殖とは言うものの、完全にゼロから始めるのは敷居が高いし、なによりも時間と手間がかかる。ミジンコ繁殖の時期ってせいぜい5月〜7月いっぱいくらいなので、短期間勝負。なので、時間のかかる事はやってらんない!というわけで、まずやるべきは種ミジンコを捕まえてくることから。しかし、オッサンは東京都区内のメトロポリスに住んでいるので、そこら辺の田んぼから捕まえてくるなんて不可能である。とは言え、この厳しいご時世、ネットで活きミジンコを購入するなんて贅沢はできまへん!なので自力で採取するしかないんだけど、ハテ?ミジンコってどこに居るの?と、近所の公園の池やらを物色しまくった。怪しいオッサンが、しゃがみ込んでジ〜っと池の端っこを見つめている姿は完全に不審者である。公園に遊びに来ている親子連れからは、刺さるような冷たい視線。時には、警官に職質された事も。それでもめげずに探し歩いた結果、やっと見つけたのはある自然公園内の大きめの水たまり。やっと見つけた喜びに、自分で自分を褒めた。その後は、毎年ソコで種ミジンコの採取がミジンコシーズンのスタートだったんだけど、2023年にその公園が立入禁止になってしまった。どうやら事故があったらしく、「足元が脆いので立入禁止!」と立て札に書かれてあり、2025年現在も未だに閉鎖中である。公共の公園なんだから、さっさと改善して再オープンしろよ!と憤るが、行政って責任をとるのを一番嫌がる。オッサンは以前は役人を相手にする仕事をしていたんだけど、とにかくこの人種は自分に責任が降りかかるのを極度に嫌い、できる限り避けようとする。社会人は当然ながら、人間とは生きてる間は自分の言動全てに責任を負っているし、その責任を果たすのが当たり前なんだけど、行政の人間にはこの思考が欠如しているとあの時に痛感した。コイツらは国民の税金を湯水のごとく使って、社会的に何の役割を果たしているつもりなんだろう?と常々思っていた。まぁ、コレは役人だけじゃなくて、よく居るよねこんな奴!責任からは逃げるくせに、金と権力は誰よりも欲しがる奴!こんな奴は誰にも相手されないのが世の常で、仲間・友達なんてひとりもいない孤独で惨めな人生を歩むことになる。自業自得だけど、当の本人は孤独なクセに孤高気取りの勘違いでお高くとまり、ますます周囲から敬遠される。こんな漫画的な人物ってあまりいないと思われるかも知れませんが、意外にも結構な確率で存在している。あなたの周りにもいつハズで、この手の奴のひとりやふたりは顔が思い浮かぶハズですよ〜!まぁそんな訳で、2025年も種ミジンコ探しからスタートしなくてはならない。まだ発見していないミジンコ池がどこかにあるハズだ!きっと、どこかに…っと、グレートジャーニー規模の壮大なミジンコ旅紀行を覚悟してたんだけど、意外にもすぐに見つかった!しかも、元祖ミジンコ池のすぐ近所で!「今年こそは!いつものミジンコ池で採れるハズ!」と意気込んで行ってみたんだけど、相変わらずの閉鎖中で玉砕…閉じられた門前で「ハテ?どうしたもんか…?」と途方に暮れながら、「このまま手ぶらで帰るのもなんだし…」とミジンコ入れのペットボトルを見つめながら思考を巡らせる。すると、「そう言えば、あそこに淡水池の排水口があったハズ!」と思い出した。さっそく移動すると、自然公園内からの排水口があった!よく通過するところだったけど、一度も園内に入ったことがなかった場所。園路を辿ると頃合いの池が見えて来る。「こんなところにこんな規模の池があったんだ!」と新鮮な驚き。水深があるところはカダヤシなどミジンコの捕食者がいていない事が多いけど、端っこの方の浅くて落ち葉とかが沈んでいる泥土地帯にはミジンコが湧いている可能性が高い。恐る恐る水をすくってみると…ビンゴ!水の中にけっこうな数のミジンコが、ウヨウヨ泳いでいるではないですか!?ヨシ!コレでスタートダッシュができるぞ!!ペットボトル2本にミジンコを入れて撤収。待望の種ミジンコゲット!けっこうな数入ってるぞ!ミジンコ繁殖池に投入!急いで帰宅し、オッサンちのミジンコ繁殖池へ。っという表現には少々語弊があって、ミジンコを繁殖させているスポットはオッサンちではなくて妻の実家の屋上。一応、妻の親に許可を得ているが、自分ちの屋上でミジンコを増やされたら迷惑だろうて。だから、自分ちでやらないんだけどサ!さらには繁殖池というようなシロモノではなくて、ただの発泡スチロールの箱。発泡スチロールの箱ですが…上にかぶせてあるのは、ステンレス製のパンチングメタル。カラスが行水に来るのを防ぐのと、適度な日陰を作る役割。前回はもっとどデカい発泡スチロール箱を使っていた。コレ!まぁ、小さいよりは大きい方が水温が安定しているから良いが、さすがにコレはデカすぎたね!っというのも、コレしか箱が手に入らなかったから。この箱が来たのは、ちょうどコロナ禍真っ最中の時。あの頃はなぜかメダカ飼育のブームがあって、屋外で飼育するには発泡スチロール箱が最適らしいとのデマが流れた。まぁ、金を掛けずに手軽にメダカを飼育するのに最適なケースということで、発泡スチロール箱に白羽の矢が立ち、街中から発泡スチロールの箱が消えた。ミジンコ繁殖箱は数年おきに新しくしてて、ちょうどこの時に入れ替えなければならなかった。しかし、オッサンはこの発泡スチロール争奪戦にすっかり出遅れ、ちょうど頃合いのサイズをゲットできず、友人からこの巨大な箱を支給されたのでした。こちとらはメダカじゃなくてミジンコに使うだけなので、ちょっち大きすぎたかな…現在ではすっかりメダカブームは過ぎ去り、以前のようにどこでも発泡箱が転がっている状態になったのはありがたい。昨年のミジンコ繁殖時期の終了から、ず〜っと放ったらかしだった箱を久しぶりに訪れる。一度、カラスが箱を突いて壊された事があるんだけど、まだ箱の形は残っていた。パンチングメタルの蓋を外すと、水はキレイだったけど藻みたいなのが繁殖していた。何?この物体?しかし、コレも自然現象なので気にしない。水底をよ〜く凝視すると、数える程度だけど、ミジンコがフヨフヨと泳いでいるのが見える。昨年からの生き残りらしい。さすがにこの過疎状態からの爆増は難しいと思われたので、種ミジンコを採れて良かった良かった。では、さっそく種ミジンコをば。頼むぞ!増えてくれよ〜種ミジンコをドボドボと投入!行ったれ〜!投入後、ミジンコの餌を入れる。コレは『ムックリワーク』というミジンコ繁殖促進飼料。早い話が、ミジンコの餌である植物プランクトンを増やす栄養剤みたいなもの。正確に表現すると、ミジンコの餌の餌です。本来なら、ミジンコを投入する前にムックリワークを使って植物プランクトンを増やしておくべきでしたが、すっかり忘れてたので今から開始でございます。もう何年も前に購入したものこの手の植物プランクトンを増やす奴って、鶏糞とかで臭いと見た目がキツイのが多いけど、このムックリワークはおがくずみたいな見た目と香りで使いやすい。原料は、日本海産紅ズワイカニ殻を主原料に、ぬか類・こう母類を独自の製法でブレンドしたものらしい。水も汚さないから、コレなら安心して人んちで出来るって感じ!もう何年か使ってるけど、ミジンコが爆増するほどでもないけど増えるは増えます。リンクムックリワークの詳しくはこちらから>>>「2020年ミジンコ繁殖に事件発生!」へどうせなら大量に散布!行ったれ~!その2ミジンコ繁殖池には大量のミジンコが投入された。さて、2025年はどれだけ増えるのか?それとも…爆増してくれ〜!あ、申し訳ないですがミジンコ採取の場所は秘密です。ミジンコ環境は貴重でデリケートなので、人が殺到すると環境が悪化するので。あしからず!
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  • 2023年もミンコ繁殖の季節が来た!
    2023年もミジンコ繁殖の季節がやってきた!が…!?毎年、だいたいゴールデンウィークが過ぎた辺りからミジンコを気にし始める。別に、ミジンコを飼育し、眺め、癒やされようという訳ではなくて、単に飼っているメダカの餌としての用途。最近は少し下火になってきたが、ちょうどコロナ禍の時にメダカ飼育が流行ったのは記憶に新しい。ブームが加熱し過ぎてしまい、アクセルベタ踏み状態で加速すると、何事も暴走するもんで…品種改良のメダカを爆誕させる”自称”ブリーダーみたいな輩が出現。次々に珍しいメダカが誕生し、気になるお値段もウナギ登り。1匹数万円は当たり前で、最高級メダカにもなると100万超えも珍しくないらしい。そうなると、そんなお宝メダカの盗難や販売詐欺などの犯罪も発生する狂いっぷり。何事も行き過ぎると波風が立つものである。片や、オッサンの飼っているメダカは、そんな喧騒とかけ離れた何の変哲もない黒メダカ。室内で水温完全管理のガラス張り水槽で飼ってるわけでもなく、屋外の睡蓮鉢で放ったらかし。夏は強烈な日差しを受けて灼熱地獄、冬は氷が張る極寒地獄。産卵したら、卵を別の容器に移して安心環境で孵化させるなんて甘ったれた事もなく、コレまた放ったらかし。自らを、涼しい顔で捕食してくる親メダカの餌食をかいくぐる者だけが生き延びられる、頼れるのは自分だけの世界。そんなスパルタンな環境でのサバイバル。こんな恵まれた環境だからか、オッサンちのメダカ達は野性味溢れている。活きミジンコを投与すると、追いかけ回し、本能のままに踊り喰い。この微笑ましい姿を見たくて、ミジンコを飼っているのである。久しぶりに訪れたミジンコ繁殖池オッサンのミジンコ繁殖池は、近所の義親の家の屋上に勝手に置いた発泡スチロールの箱。そこで例年、5月〜7月か8月くらいまでミジンコを飼育、繁殖させている。本来ならもっと長期間繁殖させたいのだが、完全屋外だからか、オッサンがいい加減過ぎるのか、どうガンバっても夏くらいまででミジンコ繁殖が頭打ちになる。んでこの期間が終わると、この箱は全く知らん顔の放ったらかし…義理の両親の家を間借りしている分際で酷いな〜と自分でも思うが、別に手を入れても意味ないし…昨シーズン以降、半年以上ぶりにお目にかかるミジンコ繁殖箱。久しぶりに見た発泡スチロール箱は、経年劣化でかなりくたびれていた。「この箱も今シーズン限りかな…」う〜ん…、かなりくたびれてるなこの発泡スチロールの箱は数年毎に取り替えている。いつもは近所のスーパーやらお店から貰ってくるんだけど、前回はメダカブームのあおりで全然手に入らなかった。考えることは皆同じらしく、メダカ飼育の箱としてスチロール箱は争奪戦だった。この箱は、友人が懇意にしているアクアショップで貰ってきてくれた。「コレしかなかった!」とありがたかったが、このサイズだと誰も貰い手が無いよな〜というビッグサイズ。ハテ?このサイズでミジンコ?と一瞬ひるんだが、中央に仕切りを設けてある実験をしていた。その実験とは↓↓↓「2021年のミジンコ繁殖スタートだが勇み足か!?【追加記事あり】」へ全然お手入れしてないのに、水量はほとんど変わってなくて「雨で補給されてるんだろうけど、自然は上手く出来てるな〜」と関心。恐る恐る覗いてみると、ある異変に気付く。片方は透明な水だけど、もう片方は濁った水になっている。なんで?同じ環境で放ったらかしだったのに、なんでこんなに見た目が違うの?濁っている方は、青汁に牛乳を少々混ぜて薄めたような感じで、水中に藻みたいのが繁殖している。全く同じ環境で放ったらかしだったハズ…こっちは透明なんだけど、こっちは牛乳inな青汁風昨年のミジンコ休眠卵が孵化しているらしく、透明な方は既に数100匹くらいのミジンコが湧いていた。しかし、濁り青汁側はよ〜く見れば数匹のミジンコが見える程度で、湧いているとは言い難い状況…濁った原因はやっぱアレか!?この濁り具合には見覚えがある。アレとは、昨年こっち側に入れていたミジンコ餌のドライイースト。水に溶けきらない、もしくはミジンコが食べきれないドライイーストが残っていて、この濁りの原因になったというのが多摩川オッサンコナンの推理。そうなんだよね〜、原因はオレ様だよ!オッサンはいつもコレなんだ!メダカの餌も与え過ぎでメタボメダカになるばかりか、食べ残しの餌で水が栄養過多になり、濃厚な緑色になっちゃうし。このドライイーストも入れ過ぎで、いつも水が白濁してたもんな〜だからオッサンは、犬とか猫とかペットを飼うのは及び腰になる。フードを嬉しそうに食べるのが見たくて、与え過ぎでブクブクに太るのが目に見えている。ペットは飼い主に似るで、飼い主が太ってるとペットも太ってる事が多い。食べる喜びと食事制限の辛さを知ってるが故の現象で、「一度きりの人生、食べなきゃ損!損!」とばかりにリミッター解除の牛飲馬食っぷり。一見、オッサンは太ってない様に見えるけど、内臓に貯める一番やばいタイプだからな〜とりあえず、透明な水の方には数100匹のミジンコは湧いているが、この程度では心もとないし、ミジンコシーズンは短いので一気に爆増させたい。なので、追いミジンコは必要だろうて。まずは透明感な方だけにミジンコ繁殖促進飼料の『ムックリワーク』を入れて時間を稼ぎ、追って種ミジンコを投入しよう!とりあえずムックリワーク投入!ムックリワークの記事はコチラ>>>「2020年ミジンコ繁殖に事件発生!」へリンク頼みの綱のミジンコ採取池が…数日後、いつもの秘密のミジンコ採取池に種ミジンコ採りに訪れる。このミジンコ採取池は、この大都会でも珍しく、ミジンコが湧いている池というか大きめの水たまり。オッサンが愛車を漕ぎまくり、やっと見つけたミジンコのパラダイス。ここを発見してからは、毎年のように種ミジンコを採りに来ていた。※とても貴重なスポットなので、残念ながら場所は秘密です。あしからず!入り口に近づくにつれ、違和感を覚える。ん〜?何か立ててあるぞ?嫌な予感がする。「足元が脆いので立入禁止!」と立て札に書かれてあった。オ〜マイガッ!入れないじゃん!!っざけんな〜!足元が脆いのでだとぉ〜!何言っとるんじゃ〜!こんな自然色が売りの公園内の足元をコンクリで固めたら、自然公園にならないじゃん!たぶん、何かしらの事故があったんだろうな…チビッコがザリガニを捕まえる時に落ちたとか。んで、アホなモンペ(モンスターペアレント)が管理側にキーキー言ったんだろうな。こんな浅い池なんぞで落ちても溺れねぇ〜よ!と思うが、ふと幼少期の苦い思い出が蘇る。オッサンもチビッコだった時に、池に落ちたことがある。当時、自宅の周りにはちょっとした大きさの池がいくつかあって、ソコでザリガニ釣りを楽しめた。ザリガニ”釣り”とは言っても、とてもチープでシンプルな仕掛け。竿は割り箸でそれにタコ糸を付け、餌はさきイカとかスルメを糸の先に結んで、糸をたるませ気味で沖に落としておく。そんな割り箸仕掛けを何本か地面に突き刺す。しばらく放っておくと糸がピーン!と張っていて、それがザリガニが付いてるというサイン。ここからの取り込みが如何にも子供の浅知恵で、ザリガニに気づかれないようゆ〜っくりと糸を引っ張って、届く所まで寄せてきたら素手で捕まえるというワイルドさ。網を使うのはド素人という訳の分からんプライドがあって、ザリガニに指を挟まれるリスクを負いながら、素手でとっ捕まえるのが上級者の証だった。当然、手を近づけると餌を離して逃げられることも多かったが、捕まえる時のザリガニとの微妙な駆け引きが楽しかった。その日も友人とザリガニ釣りに勤しんでいたヤングオッサン。その時は、岩場系のちょっと深さのあるポイント。岩を低めの椅子代わりに座りながらだったけど、ある時イスの高さを誤り、必要以上に深く屈んでしまった。尻の弾力でバウンドしてしまい、その勢いでもんどり打って頭から池にダイブ。池とは言っても清流が流れ込むキレイな水ではなく、ゴミも多い汚い水たまりみたいなもんで、そんなナイスな池に池江ばりにダイナミックなダイビング!臭いヘドロで全身真っ黒な濡れドブネズミ。頭にヘドロを乗せ、ちからなく這うように家路につく惨めなその姿は、『千と千尋の神隠し』に出てくる【オクサレ様】のようだったと思う。その一部始終を目撃していた友人曰く「水に落ちてから、もがいてたよ!」立ち上がると膝下程度の深さだったんだけど、人はパニックになると膝の深さでも溺れるという事実を、そのとき実践したオッサンなのでした。なので、皆さん気をつけましょう!まったく!役所ってとこは、何か問題あると改善策を考えずにすぐ閉鎖しやがる。ミジンコを確保できなかった憤りと、幼少期のウェットな思ひ出にブルーになるオッサン。さてどうしたもんか…ネットで活きミジンコを手に入れるべきか?と一瞬思ったが、ミジンコごときに出費は痛い。なので、まずは今いる数100匹を爆増させることに注力しよう!っという訳で、2023年は種ミジンコ無しからのスタートを余儀なくされたのでした。そしてまた、結果を焦るあまり、ドバドバと必要以上のムックリワークを投入するオッサンなのでした。
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  • 2022年もミジンコ繁殖はじめまして!【追加記事あり】
    2022年もミジンコ繁殖の季節がやって来た!しかし事件発生…毎年飽きもせずにやっているミジンコ繁殖作戦。世の中には観賞用としてミジンコを飼っている方もいるらしいが、オッサンの場合はそんなメルヒェンな理由ではなく、自宅の脇で飼っているメダカの活餌としてミジンコを飼育している。こちとらの手間を考えれば、単にホームセンターとかで売っている普通のメダカの餌を与えていれば話は簡単だ。メダカも普通に元気だし、赤ちゃんメダカも生まれてくるから世代交代も何の問題もない。しかし、思うのである。やっぱり活餌の方がメダカも活き活きしてるよね!例えば人間だって、栄養価を満足するサプリメントだけを採取するよりも、見た目も美味そうな作りたてのディッシュの方が満足するし、食事も楽しくなるハズ。まぁ、オッサンの場合はメダカの為を思ってではなく、単にメダカがミジンコを追っかけ回すのが見たいだけなんだけどサ!しかし、メダカの餌としてミジンコを飼っている人も少なからずいるようで、考えることは皆同じなんだな〜とつくづく思う。そして2022年も待ちに待ったミジンコの季節。昨年はミジンコ繁殖池の容器(って言ってもただの発泡スチロール箱なんだけど…)を代えたりで、ミジンコ繁殖の環境が変わってしまったからなのか、思うようにミジンコが繁殖しなかった。ミジンコを飼ったことがある方はご存知と思いますが、ミジンコってある日突然に全滅する。昨日までは順調に繁殖していたのが、次の日には一匹も残っていないなんて事がザラにある。全滅のキッカケは何なのか?いろいろ調べみた。水質のPH値やら水温やら日光の加減やら…自分なりにtrial-and-errorしてみたんだけど、ハッキリした原因は未だに謎。なので、自然現象と割り切って諦めるようにしている。毎年だいたい5月のGWから準備し始めて、7月の終わり頃に全滅して終わる感じ。なので短期決戦だ!もっと上手に環境を整えばより長期に渡って繁殖出来る気もするが、いかんせん飼育する場所が妻の実家の屋上、つまり人んちで勝手にやっているので好き勝手出来るものでもない。屋上の端っこに、ミジンコ繁殖用の発泡スチロール箱をチョコンと置いてあるだけの恵まれた飼育環境だ。飼育中はほぼ毎日、せっせとミジンコの餌やり&メダカ水槽に活ミジンコを放流&メダカがミジンコを追っかけ回すのを観察を繰り返す。全滅したらその年は終了なんだけど、ちゃんと休眠卵は残っていて、次の年にはちゃんと孵化する。年によっては孵化したミジンコがみるみる繁殖して、種ミジンコを捕ってくる必要がない時もある。しかし、2022年は残念ながら種ミジンコが必要なようだ。まぁ昨年はミジンコ不作だったから、休眠卵も少なかったのだろうて…っというわけで、今年もGWにミジンコ採取に出かけた。ミジンコを捕りに行く日には基準があって、雨が降った数日後の晴れの日。経験上、こんな日にはミジンコがワンサと湧いている事が多かった。いつものように秘密のミジンコ池へやってくる。※大都会東京で苦労して見つけた貴重なミジンコ池なので、場所は秘密です。あしからず〜!今年もやって来たミジンコ池確か去年はミジンコがすごく少なくて、大した成果は得られなかったんだよな〜。今年はどうかな?恐る恐る池を覗き込むと…ん〜〜〜?ミジンコが全然見当たらないぞ!一匹もいない…全くミジンコがいないんですけど…何で?っと思ったがすぐにその原因が判明する。さっきからオッサンが動くたびに水中で動く物体。カダヤシだ!「カダヤシ(蚊絶やし)」とは北米原産の外来種で、その昔、マラリア撲滅の目的で蚊を駆除するために日本に持ってきたらしい。メダカによく似ているがメダカとは似て非なる生物で、その適応力と繁殖力の高さから、現在では東北から沖縄まで分布を広げています。全国各地で在来種を駆逐する外来種が問題視されているけど、結局は人間が原因なんだよな〜現在は日本古来のメダカは本当にのどかな田舎の方しかいなくて、メダカに見えるほとんどはこのカダヤシと思って間違いないと思います。カダヤシは特定外来生物に指定されているので、採取することも飼育することも許されません。間違って採取したカダヤシを元の場所にリリースすることも禁止されています。このような行為をした場合は、罰金や懲役に罰せられる可能性もあります。ちなみにメダカとカダヤシの見分け方は、ヒレや目の形状などもありますが、一番わかりやすいのは背中です。メダカには頭から背中にかけて黒い線が入ってますが、カダヤシにはソレがありません。そもそも都会の池とかにはまずメダカはいないので、メダカらしき生物はカダヤシと思って間違いないです。しかし、日本に生息するミジンコもわずか4個体を起源とする北米からの帰化種らしいので、実はミジンコも外来種なんだよね〜オッサンが苦労して見つけたミジンコのオアシスに、カダヤシの魔の手が!実はコレを心配していました。すぐ近くに大きな池があって、そこにはカダヤシが生息していました。その池とミジンコのオアシスは繋がっていないので、ここにカダヤシがいるということは、人為的に運んで来られたという事になります。「何してくれとんじゃ〜!」恐らくは何も知らん輩が、捕まえたカダヤシをこっちに放流したんだろうな〜こちらにはミジンコがいっぱいいたから、ソレを餌にアッという間にカダヤシが増殖したんだと思う。かなりの数のカダヤシがオアシスを我が物顔で泳いでいた。やってくれたよ…犯人は悪気があってやったんじゃないだろうけど、下手人にそこはかとなく殺意が芽生えた。もう以前のようにミジンコが戻ってくることは無いと思います。頼みの綱は…ハァ〜……、ガッカリしながら次の作戦へ。頼みの綱はもうひとつのミジンコ池。こちらはもっと小さな池で、もう池というよりはただの水たまり。まぁ、ただの水たまりだしばらく雨が降らないと干上がってしまうようなサイズ感なので、たとえこちらにカダヤシが放流されても、干上がってしまえば悪魔(カダヤシ)も駆逐されるハズ。しかし、ミジンコは休眠卵として命を繋ぐので水が貯まれば復活!素晴らしい生命の神秘である。しばし目を凝らすが水生生物らしき姿は見当たらなかった。さらに視力を拡大させると見えてきた。いた!いるぞ!ミジンコ様が!!ミジンコを確認したので、さっそく捕獲開始。使うのはいつものようにペットボトルのセット。500mlを切ってコップにしたものと2リットルのボトル。水をすくって入れるだけだからね…ミジンコが濃そうな部分に狙いをすませてワンストローク。ちょっと少ないが、しっかりミジンコが入っている。まぁ捕れないよりはマシだわな何度も打つべし!打つべし!で2リットルボトルをいっぱいにするが、恐らくは数100匹といったところ…以前はひとすくいでコレくらいは捕れたのにな〜とりあえずは任務取完了!丁寧に持ち帰り、さっそくミジンコ繁殖の発泡スチロール箱に入れようと思ったら、底に藻みたいなのが大量に沈んでいる。う〜ん、ミジンコが藻に引っ掛かって溺れるかもしれないから、一応掃除しておくか…けっこう溜まっているず〜っと放ったらかしだったからだろうけど、いくら取ってもキレイになりそうもないので途中で諦めた。んで、ミジンコ投入。2つに分かれているので同じくらいの分量にて。今年は爆殖してくれよ〜ついに始まったミジンコ繁殖。今年はどうなるやら…増えてくれればいいんだけど…数日後、餌やりを開始する。今年も片方はドライイーストで、もう片方は「ムックリワーク」にて比較実験。『ムックリワーク』とはミジンコ繁殖促進飼料で、ミジンコ業者も使ってるシロモノ。昨年使ってみたんだけど、昨年はドライイーストもムックリも関係なしに全然ダメだったから、今年こそ真価が問われる。果たしてどちらに軍配が上がるのか?オッサンはせっかちなので、グリーンウォーターも投入してミジンコの餌となる植物プランクトンをブースト。濃厚なグリーンウォーターを投入さぁ、2022年のミジンコ繁殖計画はどうなるやら…ちなみにグリーンウォーターはオッサンちのメダカ池からすくってきたもの。オッサンは過保護なので、市販のメダカ餌を与え過ぎたらしく、水が富栄養化で濃厚な緑色になってしまった。グリーンウォーターは悪いものではないどころかメダカにはメリットでもあるんだけど、よくよく考えてみれば、こんな水の色だとミジンコを追いかける姿が見えないよね〜ハテ?どうしよう…開始から2週間後…【追加記事】新しくミジンコを投入してから2週間後。温かい日も続き、夏日なんて日もあったもんで、さぞかしミジンコも増えているだろうと期待しながら覗きに行くと…ん〜??あまり増えてない。全然変化なしというわけではないんだけど、こちらが期待したほどではない。確か昨年もこんな感じで、増えてないわけじゃないんだけど、メダカに活きエサとして投入できるほどの増え方ではなかった。なんでだろ?少々考え込むが、ある結論に達する。水を触ってみるとそこそこ冷たい。ミジンコって水が温かいとアッという間に全滅する事があって、逆に冷たい水には耐えると思う。現に真冬の寒い時、ミジンコ繁殖ケースの水面に氷が張っている状態でもミジンコが泳いでいるのを見たことがある。とは言え、水温が高すぎるのはダメだが、そこそこ暖かくないと増えないのも確かである。それが一体何℃なのかは知らんが、ミジンコを採取する秘密の池では水たまりのような浅い場所にいるんだから、けっこう温かい温度なんだと思う。ミジンコがいるのは浅い水中で、晴れの日にミジンコが活発に泳ぎ回っているから、増えない原因は水温が関係してるんだと思う。昨年立ち上げたミジンコ繁殖の発泡スチロール箱はかなりデカくて、当初は「これだけ大きければ水温が安定するから期待できるな!」と思ってたんだけど、実はこのサイズがネックなのでは?つまり低い水温で安定しているので、ミジンコが期待したように増えないのでは?という仮説のもと、行動開始!やることはごく単純で、発泡スチロール箱に横穴を開けて水位を低くしてみる。つまり、水を少なくすることによって水温を上げようという作戦である。ケースに穴を開けてしまうので失敗したら箱ごとオジャンで、背水の陣の覚悟である。しかしハテ?どれくらいの水位にすれば良いのか?10秒ほど考えるが、んなもん考えても分からんので実践あるのみ!中途半端にやってもしょうがないので、今現在の水位よりも上から1/3アタリに横穴をズボッ!っと開ける。ジョボ〜っと水が排出され、その勢いでついでにミジンコ達も外出してゆく…もったいない気もするが、彼らを救出する手立てはない。大きな事柄を達成するには、ある程度の犠牲はつきものなのである。水が少なくなり、残りの水深は15cmほどになった。思ったよりも減ったんだけど大丈夫なのかな?っと少々不安になるが、やっちまったもんはしょうがない。けっこう減ったけどいいのかな?適当にミジンコにエサをあげてその場を後にする。数日後、様子を見てみると…お〜〜!ミジンコが増えてるぞ!!水深が浅くなったからそう見えているだけなのかな?いや違う!絶対に増えてる!ミジンコが密集して水中にいるので、コレならメダカのエサとしてあげられるぞ!ミジンコが密になって水中に漂っているペットボトルのコップですくってみると、100匹は入ってくる。この数ならメダカ様も喜ぶだろうさっそくメダカに与えてみるが問題発生!まぁ分かっちゃいたけど、メダカ池の水が見事なグリーンウォーターなので、ミジンコを追いかけるメダカが見れない。フッ…、一難去ってまた一難。こんなもんだよ人生は。濃厚なグリーンウォーターだし!考えようによっては、グリーンウォーターはメダカの餌にもなるし、赤ちゃんメダカのカモフラージュにもなるし、それ自体がミジンコの餌にもなる。良いこと尽くめではあるんだけど、一番の目的であるミジンコを追いかけるメダカ鑑賞が果たせないのである。今回ミジンコの件は水位の調整にて解決したと言っても過言ではないが、次の問題はグリーンウォーターを解決しなければならない。しかしコッチのほうが厄介である。過去に何度もチャレンジしてみた。(まぁ、毎年のようにメダカのエサをやり過ぎてグリーンウォーター化してるんだけどサ!)しかし、人為的に解決したことがない。過去に解決した時は、台風時のゲリラ豪雨でメダカ池の水がほぼ全て入れ替わった時。もう一つが、メダカの季節が終わってエサをあげなくなった冬の時。とにかく自然に任せるしかないので、気長に待ちましょうや!っというわけで、ミジンコの増加には水温が大きく関係していると思います。ここで具体的に何℃です!と言いい切れれば説得力もあるのですが、水温なんて計ってないし、恐らくは全体の水量やどんな環境でミジンコを飼っているか?によっても違うんだろうから何とも言えんわな。水の量を少なくするというのは、逆に言えば水温が上がりやすいということでして…真夏の時期になればかなりのリスクはあるのですが、例え一時的にせよ、ミジンコを増やすために飼ってるんだから、実行してみる価値はあると思います。さて、2022年のミジンコ爆増計画はどこまで成功するのやら…
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