まずは一番大事で一番悩んだハリのパーツから。
【直径2.0mmのステンレス線を使用】
@まずは18cmでカット。9cmとなる真ん中にマーク
A左右の端はハリになるので削って尖らせます。
これはライトカッターという道具だが、通常はご家庭にはないハズだ
こんな感じに尖ればOK
Bバーナーでセンターの部分のみを炙って”焼なまし”を入れます。
これは焼くことによってステンレスを軟化させています。
さすがに2.0mmともなると、手作業で曲げるはメッチャ大変なもんで。
バーナーはキャンプ用を使った。ライター程度じゃ火力不足
C真ん中できっちり二つ折りにする。
なましを入れると結構楽に曲がる
ピッタリくっつくように曲げる
Dここからがハリの曲げ加工になります。
使う治具はコレ。
何じゃこりゃ?
真ん中に穴がふたつ
曲げ加工したハリが刺さるようになってます
パイプの直径は25mmと19mmの二種類あります
言わずもがな、ハリを曲げるための治具を作りました。
この部分はなましを入れないので力づくになります。
Eハリを万力にセッティング(25mmのパイプ治具を使用)
ハリを垂直にしっかりと固定します
Fパイプに沿うように手前に引きながら曲げていきます。
写真を撮るために片手だけど作業は両手でやってます
Gこんな感じになります。
真横からの図。よくあるタコバリと同じ形
G最初に曲げた部分を2cm残して広げてゆきます。
曲げ始めは手こずる
微調整しながら曲げてゆく
H完成!
微妙な角度とか細かいところは目をつぶる
このパーツを芯材として他のパーツが組み込まれてゆきます。
【直径2.0mmのステンレス線を使用】
@ハリと同じ2.0mm線を16cmでカット。
A片方のみハリになるので尖らせます。
一応、三本バリ仕様で考えているのでこのパーツもハリになります。
こんな感じの三本バリです
三本バリでタコを引っ掛ける「ジェットストリームアタック」作戦。
頼んだぞ!ガイア、オルテガ、マッシュ!!って程ではないが・・・
B今度は19mmのパイプ治具を使って、同じように曲げます。
一本のほうが楽ちん
C次にラインを結びつけるアイ側の加工です。
ハリとは反対側の先から2cmに焼なましを入れます。
タップリと焼いてください
D冷めてから2cmに印を付けます。
2cmピッタリじゃないと意外にやりづらいカモ
E印をした2cmから順番に曲げてゆきますが、ハリの方向と直角になるように曲げてゆきます。
曲げ初めの角度に注意
初めは一気に曲げるよりも段々に曲げる方が簡単
Fこんな感じ。
できれば先端の隙間は無くすべきだよね
G完成!
次にオモリが付くパーツ「V型のアーム」の加工です。
【直径1.2mmのステンレス線を使用】
@先ずは1.2mm線を22cmでカットします。
このパーツが一番ロング
A真ん中で二つ折りにします。
1.2mmはなましを入れなくても楽に曲がる
こんな風にピッタリとね!
B曲げたところから1.5cmに印を入れます。
C1.5cmの印からコレくらいに広げます。
何度?と聞かれても「コレくらい」としか答えられん
D上下方向にも角度を付けます。
コレくらいだ!
E次にその1.5cmの箇所から3.5cmに印を入れて、もう一段階曲げます。
コレくらいだ!その2
何でこの角度なのかはわからじ!
”お手本のデビルエイトがそ〜なってたから”としか言えないです。
F完成!
置いて3点でキレイに設置できていれば大丈夫です
最後のパーツ「ワームキーパー」部の製作です。
【直径1.2mmのステンレス線を使用】
このパーツは長さの微調整が出るかもしれませんが、12cmでカットしておけば足りなくなることはないと思います。
@12cmでカットしたら4.5cmに印&ワームを刺しやすいように、先端を軽く尖らせます。
A印で垂直に曲げます。
B次に4cmで印
Dもう一回直角に曲げます。
E次に8mmに印
F8mmの印よりも先から曲げ加工をしていきます。
ココはフックを引っ掛ける箇所になります
こんな感じ
長かったら適当にカットしてください。
G完成!
このパーツが一番気楽だわ〜
ですが、最初に曲げた4.5cmの部分は、直角のままにしていた方が組み立て時に邪魔になりません。