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  • 2025年夏シーズン4回目の東京ハゼ釣りはやっと初日
    2025年夏シーズン4回目の東京ハゼ釣りはやっと初日が出た!2025年6月29日。2025年夏シーズン4回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】天気:晴れ釣行時間:5時30分くらい(潮位:170cm上げ8分)〜9時30分くらい(潮位:140cm下げ4分)中潮釣果:マハゼ100匹(7cm〜10cm)竿:3.5m(清流X)のち4.5m(ゼロサム初梅)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け西日本では史上最早の梅雨明けのようだけれど、東日本はまだらしい。とは言うものの、「クソ暑いし雨も全く降る気配がないんだから、どう見ても梅雨は明けとるだろうが!」と思うが、気象庁としてはまだ粘るらしい。こちとらとしてはジメジメと長雨が降り続くよりは、暑いとは言え、カラッと晴れた方が気持ち的にはありがたいが、雨が降らなくて水不足でも困る。昨今は、台風が直撃すれば命の危険を伴う豪雨になる事も多いから、水不足だけの一点に関して言えばなんとかなるのかもしんまい。オッサンがこのブログを書いている部屋は、エアコンが設置されていない。オッサンの部屋ではあるんだけど、ウォークインクローゼットといえばオシャレであるが、早い話が物置部屋も兼ねている。つまり、物置の片隅にオッサンのPCがあって、そこでこのブログ作業をやっているのであった。ハードボイルド小説の作家が中東の隠れ家で、古参のアーティストがロンドンのカフェで作品を執筆するように、オッサンは家族の古着がうず高く積まれた物置部屋でこの作品を仕上げているのである。夏は灼熱地獄、冬は極寒地獄。いずれにせよ、この地獄のような環境で命を削りながらの作業。このブログを読まれる方は、オッサンのこの現実を知ったからにゃ〜、正座で背筋をピンと伸ばし、襟を正して読まねばならないのは言うまでもないだろう。んで、本日もいつものハゼ釣りである。先週同様に、今週も仲間からのホットでリアルなハゼ釣り情報を遮断していた。事前の情報を仕入れることなく、自分の予想を現場で直に確認する方がギャンブル的で面白いから。んで、本日も釣り場が見える橋から眺めた瞬間に思った。「やっぱりな〜…」何が「やっぱり」?赤潮だった。釣り場である京浜運河全体が、赤っぽく濁っている完璧な赤潮状態。この運河は雨が降らずに暑い日が何日続くと、赤潮になる事が多い。この光景を見た時点で、本日は厳しいハゼ釣りになることを覚悟した。んで、今見えている【はぜつき磯】には既に数人のハゼ釣り人が見えるんだけど、その中にMR氏がいた。あろうことか、MR氏が釣り糸を垂れているスポットは『赤潮だったらアソコでやろう!』と思っていた地点。「やっぱり良い所に陣取ってやがる!こんチキショー!」MR氏はオッサンを見つけるや手を振ってきた。オッサン的には石を投げつけたい気持ちだったが、爽やかに手を振り返して大人の対応。公園内に移動し、MR氏とサツを交わしつつハゼ釣りのあんばいを伺うと、「アタリはあるんだけど、針に掛からない小ハゼが多くてストレスが貯まる」らしい。ムムム…、やはりこの赤潮だと厳しいか…一応、【夕やけなぎさ】の様子を見に行ってみる。そこそこのハゼ釣り人がいるが、どう見てもこちらでは釣りにならないだろうて。厳しいだろうな〜その中にTZ氏もいて「釣れないよ!なんか臭いもあるし…」えッ!臭い?ニオイ系はヤバいな〜実は一昨年に、ここら一帯のハゼ釣り場でハゼが大量死する事件が起きた。原因は硫化水素。集中豪雨により浄水場で処理しきれない大量の処理水を放出したとか…はてまた、運河や都市河川の水底の汚泥が撹拌されたのが原因とか…とにかく、あの時は釣り場に嫌な臭いが立ち込めていたのを思い出す。そんなメモリーに白線を流しながら、ハテ?どこで釣り糸を垂れようか?作戦を練る。赤潮ということは、浅場では釣りにならないから深場での釣り一択になる。っということは、眼の前の【夕やけなぎさ】は問題外。MR氏がいた【はぜつき磯】か【しおじ磯】の深場エリアのどちらかになるんだけど、【しおじ磯】に向けて移動開始。っというのも、この状況だとアタって来るハゼを探しながら、チョロチョロ動き回る事になるハズ。先程の【はぜつき磯】だと、先行のMR氏の邪魔をするかも知れなかったから。【しおじ磯】にやって来ると、浅場エリアに二人のハゼ釣り人がいた。二人のみの寂しいハゼ釣り場オッサンは深場ゾーン目当てだから、この方にハゼのあんばいを伺っても意味がないと思ったので、お目当てのエリアに急ぐ。当然ながら、オッサンが目指すエリアに釣り人はいなかった。まずは釣りの準備をば。本日の竿は3.5mの清流Xから始める。まずはこの竿で様子見4.5mの竿もあるけど、たいていは「ちょっち長くね?」と思うことが多いから控えめにスタート。リンク仕掛けはいつも通りの胴突き仕掛け。長竿を使う場合は、ウキ釣りよりも胴付き仕掛けだよね。長竿には胴付き仕掛け餌はボイルベビーホタテ。まだカチンコチンできれば、長竿を使う場合はアオイソメを使いたいところ。っというのも、ホタテ餌は針から抜ける事があるから。長竿で深場狙いの場合は着水からフォール時間が長く、水の抵抗でホタテ餌が抜けやすくなる。特にオッサンが持ってきているホタテ餌は昨年のもので、粘りがなくてパサパサなもんだから余計に抜けやすい。水に漬けて解凍抜けるだろうな〜水は真っ赤っか!準備完了にて釣り開始。水に立ち込むが、水温はぬるいし、赤潮だから気持ちが悪い。この浅さでも赤がわかる期待はしてないけど、期待を込めて第一投。ス〜っと落ちて着底し、スンスンと数cm刻みでゆっくり目にズル引きするが、何も反応しない。角度を変えて何度かやってみるが、な〜んも無し。小移動を繰り返しながら探ってみるんだけど、全く生命反応がなかった…「駄目だこりゃ〜!」生命が死滅した釣り場になったらしい。というわけで、次の深場エリアへ移動開始。の途中でH2氏と出会った。H2氏は浅場エリアでやってみたらしいが、こちらも全くアタらなかったようだ。だよね〜!なので一緒に深場エリアに来たら、こちらではK氏が釣り糸を垂れていた。「今来たばかりだけど、全然アタリがないよ!」とのこと。ムムム…、このエリアが最後の砦なんですけど…こちらでダメなら【はぜつき磯】のMR氏の所だけになるな…ダメ元で深場でやってみるが、いつもの実績スポットも全くアタらないぞ!マズイな…、と思いながら、何の気なしにちょっと横へ逸れてやってみたらアタって来た!お!いたいた!突然やる気になるオッサン。次で仕留めて、やっと本日の一匹目。やっとだよ〜!ここから本日の苦行の始まり。基本的に、釣れたスポットを狙えば何匹かは連打になる。コレはハゼ釣りの基本ではあるんだけど、本日は狙うスポットの精度がスパルタンすぎて吐きそうになるくらいにシビア。釣れる時は半径20cm程度でもアタるんだけど、今日は半径5cmのピンポイントじゃないと喰ってこない。2mの短竿で浅場ならこの狙いは簡単だけど、3.5mの長竿を使い、水深2m以上の深場で半径5cmを狙い続けるのがどれくらい困難かお分かりだろうか?ゴルゴ13も真っ青な、超S級スナイパーとして【しおじ磯】を股にかけるオッサンのミッション・インポッシブル。まぁ、常日頃から無駄に長竿を使っているオッサンだからこそ可能なこの所業。ピンポイントできれば釣れるよ!とは言え、本日はピンポイントだけで釣れるほど甘くはなくて、4〜5回くらいは誘わないと喰って来ないことも多い。赤潮の影響もあるけど、本日のハゼは反応が鈍いらしく数cm動かしたら数秒ステイして喰わせる時間をとることも有効だった。ポツリポツリと釣り上げるオッサンだったが、お隣りのK氏もH2氏も釣れなくて【はぜつき磯】に移動してしまった。確かにK氏のポイントはアタリがなかったし、H2氏は短竿しか持ってきてないんだからそもそもが釣りにならない。っという訳で、オッサンひとりぼっちになってしまったこのエリア。しかし気になるのがこのニオイ。この【しおじ磯】の対岸には大井競馬場が立地している。競走馬の厩舎もあるもんで、時おり、競走馬のカッポレ!カッポレ!という蹄の音が聞こえてくるのは風情があるが、風の向きによっては臭いがやって来る。本日の風向きはアゲインストでちょうど良い頃合い。対岸から、生物から排泄された老廃物のフレグランスがプ〜〜〜ン…っと漂ってくる。オッサンはピンポイント狙いでとにかく超集中しているもんだから、身体のいろんな部位が敏感になっていて、この香りも胸いっぱいに吸い込むことになる。「硫化水素よりもマシだけど、コレはコレでキツイものがあるな…」さすがに一ヶ所で釣れ続けることはないから、アタリが遠のいたタイミングで近所のエリアも探ってみるが、やはりアタリがあるのは釣れたこの1ヶ所しかない。いろいろと動いては帰ってきての繰り返し。飽きたので竿をチェンジ。お次は、もっと長い4.5mの竿を取り出す。さらなるインポッシブルだぜ!リンク当然ながら3.5mよりも困難なミッションではあるが、オッサンゴルゴもだてに釣りはしとらん!ピンポイントで狙えばしっかりと釣れてくる。ゴルゴなら釣れっぞ!とは言え、やはり心配だったホタテ餌が抜ける事態が頻発。絶対にアタって来るスポットに入ってるのにアタらないから確認すると、餌がなくなっている事も多かった。しかしO氏である。さっきからオッサンしかいないこのエリアに、O氏がやって来ては消えてゆく…この御方、釣り場に来てるにも関わらず釣りはろくすっぽやらない。そのかわり、ここらの釣りエリアを自転車で巡りまくって「誰々が何匹釣った!」だの「このままじゃ〜誰々に負けちゃうよ!」と頼みもしない情報をぶつけてきては、あおってくる。ハゼ釣り場のアオラー(あおり運転の常習者)とは、このO氏のことである。つい最近、O氏は命に関わる病気で無事退院したんだけど、この言動を鑑みるに、やはりICUから出すべきではなかったと思った。そんなアオラーを無視しながら、淡々と釣りを続けるオッサン。潮が動き始めたのと、4.5mの長竿が良かったのか、先程よりもペースアップ。調子が良いと5匹くらいは着底と同時にアタって来る入れ喰いもあって、着実に数を伸ばす。数だけでなくサイズもちょっぴり良くなってきた。このサイズが入れ喰いになるもちろん、コレは4.5mの長竿でも半径5cmを狙えるからでありまして、コレが出来ない場合は釣れるわけではござ〜せん!前半は「今日はダメだから、釣れるだけで時間になったら帰ろう…」と思ってたんだけど、後半の追い上げペースで「お!もしかして1束いけるかな?」と思い始めた。馬の臭いにクラクラしながら、80匹を超えた所で1束釣りを目指す事にしたんだけど、こういう時って途端に釣れなくなるんだよね〜さっきまで入れ喰いだったのに、欲望にかられると釣れなくなる釣りあるある。そんなハゼのイジメに負けることなくチョロチョロと釣り上げる。負けないぞ〜!ず〜っと日陰だったエリアに、おひさまが照らし始めた頃にやっと目標達成。4時間で100匹とやっと2025年夏シーズンの初日になりました。やっと初日が出たよ!久しぶりに集中して釣りしたもんだから疲れ切ったオッサン。釣り始めはあまりのアタリのなさに「今日は帰ろうかな?」と本気で思ったんだけど、まさか束釣りになるとは思わなんだ。【夕やけなぎさ】に戻ると【はぜつき磯】組も終了していた。聞くとやはりMR氏のエリアのみでしか釣りにならなくて、他は厳しかったらしい。まぁ、この赤潮で真っ赤な水の色を見れば、釣れないのは当然だよね。とは言え、どこかしらで釣れるスポットはあるはずだから、ソレを見つけるかどうかが運命の分かれ道。見つける方法は経験と勘としか言えないけど、やはり丁寧に探ったかどうかかな?このような状況だと、雑な釣りだとハゼが餌の眼の前にいても喰ってこないから、ハゼが思わず口を使ってしまうようなくすぐるような誘いが有効かと。後はやはりピンポイントでしっかりと狙い続けられるかどうか。コレはいつもオッサンが口酸っぱく言ってるんだけど、長竿でも半径5cmを狙い続けられる技術は必須ですよ!誰でも出来るんだから、意識してやるかどうかだけです。釣りが終わり、ほとんどは釣れなくて意気消沈している中、試しにO氏に釣果を聞いてみると…「ボウズのがれ!」とのこと。この男だけはICUに隔離しておくべきだと思った。次の記事>>>「2025年夏シーズン5回目の東京ハゼ釣りは釣れてきたよ!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったらのぞいてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2025年夏シーズン18回目の東京ハゼ釣りはまた大移動
    2025年夏シーズン18回目の東京ハゼ釣りはまたしても…2025年9月14日。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:曇り時々晴れ釣行時間:7時00分くらい(潮位:117cm上げ5分)〜10時00分くらい(潮位:160cm満潮)小潮釣果:マハゼ152匹(7cm〜15cm)竿:4.5m(ゼロサム初梅)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ(1号相当の重さ)エサ:ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けオッサンが住んでいる地域では、3日前にはメディアでニュースになるほどの集中豪雨が降った。一時間に120mmというとんでもない雨量で、記録的短時間大雨情報が発表されたくらいだった。オッサンはというと、ちょうどその時間帯に現場から車で帰社途中で、大雨が降る予報だったからフルスロットルでかっ飛ばしていた。「雨が降る前に帰らねば…」あと20分ほどで帰社出来る地点で、フロントガラスにポツリポツリと雨粒が落てきたと思ったら、突然ドワ〜っと大雨!それでもまだ車を動かせる程度だったんだけど、そのうちに強風も吹き始め、雷が激しく鳴り出す。凄まじい稲光とともにますます雨は酷くなる一方で、荒れ狂う雷雨に包まれるオッサン。ワイパーを最高速度にしても前が見えないくらいの壊滅的な雷雨になったので、安全第一で路肩に車を停める。前が真っ白になり、視界がきかないくらいの雨だった。しばらく様子見なんだけど、本当にものすごい豪雨で「バケツを引っくり返したような雨って、こういう事を言うんだろうな…」と実感した。まだ昼過ぎくらいの時間帯だったけど、周囲は日没くらいの暗さになり、雨が止む気配が全くない。横を通り過ぎる車両は全てライトオンだけど、「よくこんな中、車を動かす気になれるな…」と感心した。そのうちに雨音がおかしくなってきた。バチン!バチン!とどう聞いても水が落ちる音じゃなくて、固形物がぶつかってくる音だった。外を凝視すると、1cmくらい、大きいものは2cmはあろうかという大きな雹(ひょう)が落ちてきた。デカい!ちなみに、雹(ひょう):直径5mm以上の氷の粒霰(あられ):直径5mm未満の氷の粒霙(みぞれ):雪と雨が同時に降るさまという分類らしい。以前、海外の動画で、車がボコボコになるくらいの巨大なヒョウが降ってくるのを見たことがあった。「あのクラスが降ってきたら、オラもジ・エンドだな…」会社のこんなクソ軽トラに閉じ込められ、逃げることもできずに絶体絶命なオッサン。ほどなくヒョウは止むが、豪雨は降り続く…「うわ〜、帰れるかなコレ?」と心配していると、スマホから聞いたことがない警報が鳴り始める。あわてて見ると、この付近に避難情報で危険度が最も高い警戒レベル5の「緊急安全確保」が発令!ただちに避難してください!との表示が!?「避難って言われても、こちとらは動けねぇ〜んだよ!」とツッコミを入れる。ハテ?困ったな…オッサンが途方に暮れていると、少しばかり空が明るくなってきた。天気予報のレーダーによると、あと10分ほどで酷い雷雨が抜けるらしい。このタイミングで移動開始。ゆっく〜り安全運転なんだけど、道路が冠水している区間が何か所もあった。酷い所は膝上くらいまで道路に水が乗っていて、もう後戻りも出来ないから突っ込むしかないんだけど、「ここでタイヤが空回りしたら終わりだな…」と慎重かつ繊細なアクセルワークで突破する。アレほど緊張して車を運転したのは、コレまでの運転歴で初めてだったよ。横を走っていたスクーターは浸水でエンジンが止まったらしく、膝まで水に浸かりながら押していた。可哀想に…出来る限り広い幹線道路で帰ったんだけど、考えることは皆同じらしく大渋滞だった。無事に帰ったけど、近所には床上浸水した家屋や店舗もあって、コンビニなんてアイスやスイーツの冷凍冷蔵棚が未だに使えないままだからね〜アレほどの豪雨は生まれて初めての経験だったので、改めて自然の恐ろしさを実感したオッサンだったのでした。先週は台風による豪雨で、いつものハゼ釣り場『大井ふ頭中央海浜公園』は壊滅的な釣れっぷり。釣りにならんので大移動にて夜のハゼ釣り場【秘密の花園3】に行ってみたら、嘘のような1束釣りになった。んで前述の通り、本日も先日の地獄のような豪雨後なので、大井ふ頭中央海浜公園はダメだろうて…というのは、オッサンはおろか岩場をうろついているフナムシでさえわかるだろう。しかし、本日は大井ふ頭に行かねばならない理由があったので、いそいそと向かっているのであった。いつもの橋から釣り場を眺めるが、いつものようにけっこうなハゼ釣り人が見える。「どう考えても釣れるわけないじゃん!」と思いながら公園内に入る。釣れないよね〜…【はぜつき磯】にはズラリと常連が並んでいたので、サツがてらハゼのあんばいを聞いてみる。「ほとんど釣れない…。釣れても小さい…」とのこと。オッサンとしては逆に「あ、釣れるんだ!」と思った。【はぜつき磯】は釣り人ズラリとはいえ、オッサン的にはココで釣り糸を垂れる気にならず…お目当ては【しおじ磯】にいるだろうて…とそっち方向へ移動を始める。途中、【夕やけなぎさ】を通過するが、こちらも思ったよりも釣り人がいた。釣れないと思うけど…【しおじ磯】に到着するとこちらにも何人かの常連がいたんだけど、やはり「釣れない…」とのこと。でしょうね〜!問題はオッサンのお目当てが見当たらないぞ。まずいな…。さっさと用事を済ませて移動しなくちゃならないんだけど…しょうがないので、時間潰しでハゼ釣りでもやっちゃおっかな〜!と準備を始める。ちょっと風が吹いているので、竿は4.5mではなくて3.5mから。餌は定番のボイルベビーホタテ。地道に消費中仕掛けはいつもの胴突き仕掛け。コレも定番仕掛け水に立ち込むと、先週同様に冷たいくらい。9月の残暑厳しいらしいけど、水はしっかり冷たくなっているからハゼも活性が低いかな。水は冷たいくらい…まずは適当に落としてみるが、やはり全くアタリが無い…手を変え品を変え、探ってみるんだけどアタらないな〜とりあえずは一匹だけ、ビクに入れたくもない小ハゼが釣れただけだった。ダメだこりゃ〜っと思いながら仕掛けを回収していると、異変に気づく…アレ?竿の角度と仕掛けの位置関係がおかしいぞ?っと確認すると…ガビ〜ん!竿先が折れてしまった!リリアンの付け根あたりでポッキリと折れているではありませんか!!うわ〜マジか!?皆さんも経験あると思いますが、この部分から竿が折れるのはよくあるんですよ!一番負担が掛かる所だからね〜一気にオッサンのやる気スイッチがオフになる。ハァ〜…。もうダメだ…。移動しよ…っと【はぜつき磯】に戻って来る。相変わらず釣れないようだけど、とにかく用事が済むまではココらへんで待機していなくちゃならない。4.5mの竿を取り出し、形ばかりのハゼ釣りを始める。もうこの竿しかないとはいえ、全くアタらないからな〜んもやることがない。竿は折れるわ、アタリはないわで完全に不貞腐れモードになっていると、やっとお目当てのG氏がやってきた。本日はG氏がお土産をくれるというので、待ち合わせしていたのでした。その楽しみなお土産とは…ん?ナニコレ?花火?最初はマジで花火?かと思ったんだけど、花火にしてはズッシリと重くて…その正体は、知る人ぞ知る羊羹なのでした。調べてみると、函館の方では有名な羊羹らしい。このG氏は先日、なんと北海道へハゼ釣り旅行を決行してしまい、その時のお土産らしい。五勝手屋羊羹(ごかってやようかん)美味しゅうございました!ありがたや〜、ありがたや〜ではあるが、オッサンが物欲しそうな顔しているからか、いろいろと人様から頂く事が多い。しかも羊羹がダントツに多い。まぁ、このブログで羊羹羊羹言ってるからだろうけど…本当にありがたいのですが、考えてみれば、オッサンってみんなから餌付けされてるよね?とりあえず食い物恵んでやりゃ〜なつくだろ?のノリか!?オッサンは野良猫か!まぁ、オッサンも野良ぬこも同じようなもんだが、羊羹を筆頭にスイーツ全般いつでも受付中でございまふ!ヨロシコ!っというわけで、本日の用事が完遂したので移動開始。先週よりも元気なハゼ目指すは先週同様に【秘密の花園3】まさか二週連続で大移動するとは思わなんだ!先週は余計な寄り道をしたけれど、本日は【秘密の花園3】に直行でございます。愛車を立ち漕ぎで汗だくになりながら到着すると、なんと既にTG氏が釣り糸を垂れていた。サツを済ませハゼの様子を伺うと「う〜ん…、釣れなくもないけど…、入れ喰いでもあるし…」となんとも歯切れの悪いコメント。記録的な豪雨で水質が酷い有様だ!を危惧していたけれど、見る限りはそうでもなさそうで、ハゼも釣れるらしいからやる気にはなる。「夜釣りいつからやるの?」このTG氏は夜釣り専の変態ハゼ釣り師。オッサンのこの質問に「もうやってるよ!」とニコヤかに笑うのでした。では、さっそく釣り開始。ココからが本日のハゼ釣り本番じゃ!本日もそこそこの強風が吹いている。本来ならこの風だと3.5mの竿なんだけど、さっき折れたので4.5mの竿でやるしかない。とはいえ、オッサンは風対策はバッチリなので問題なかろうて。先週もココに書いたけれど、忘れやすい君へ!もう一度復習しておきます。強風時は基本的には風下方向へ竿を向けますが、釣り場や風向きによってはそうもいかない事が多々あると思います。そんな時は、思い切って風上真正面へ向きましょう!竿全体の角度を風向きと全く同じになるように向ければ、ハゼ釣りに支障のない程度にはアタリがとれるはずです。コレを知っていれば風も怖くないサ!なので、ぜひやってみてくださいませ。っという感じで第一投し、着底と同時にアタって来た!先週と同じパターンだったので心の準備は出来ていたから、「オラ来た!」とアワセるとハリ掛かりして暴れ始める。ナイスファイトで上がってきたのは、まるまる太ったナイスサイズの一匹目。ボウズ逃れの一匹目次も同じスポットに落とすと、着底前に竿先を拝ませる欲しがりなハゼ君。すかさずアワセると一匹目よりも重量感のある引きで、少々やりとりしながら上がってきたのは、サイズアップのコレまた良型ハゼ。良い型だね〜!お次も三連打で、一投一匹ペースで楽しいオッサン。一投一匹って気持ち良いよね〜同じスポットへ落とせば連打が始まるので、今週も束釣りを期待する。「コレって先週と同じくらい。否、先週よりも活性が高いよね!」先程、大井ふ頭の釣り場でくすぶっていた連中が可哀想になってくる。彼奴らを相憐れみながら、楽しいハゼ釣りは続く。TG氏が言うように「入れ喰いか?」と聞かれれば、確かに迷う釣れ具合ではある。どこでもアタるわけではなくて、アタる所もあれば全然アタらない所もある。良型が続くスポットもあれば、ハリ掛かりしない小ハゼばかり突いてくるスポットもある。コレばっかりは、どんなに釣れててもハゼ釣りとはそういうもんだと思うしかない。オッサン的には、コレだけハゼの活性が高いのであれば、良型ハゼを釣り切って10cm以下の小ハゼが釣れるようになったら、即次のスポットを探すようにしました。粘って釣り上げても小ハゼじゃ〜面白くないし、何度も粘るのは労力と時間の無駄だと思うから。すぐそばで良型ハゼが餌が落ちてくるのを待ち構えているのに、ハリ掛かりしずらい小ハゼを相手にするなんて笑止千万、ヘソが茶を沸かすぜぃ!このような釣れ具合の時は、仕掛けの着底前後が一番アタリやすいから、そのタイミングは絶対にアタリが取れるように準備しておかなければならない。具体的には、円弧状に仕掛けを落とすようにして、水深がどれくらいかを予想しながら、着底しそうなタイミングの時は道糸がピンと張っていなければならないということ。ミャク釣りやってる人でけっこう見かけるのが、着底時に糸ふけが出ているのが多いんだよね。仕掛けが落ちたのを確認してから、やっと道糸を張り始める人。これじゃ〜何のためのミャク釣りなのか?そんな釣り方するなら、ウキ釣りにした方が良いと思いますよ。マジで。一番アタリやすく一番ハリ掛かりしやすいのがこの着底前後のアタリなんだから、ココを見逃すのはとてつもない損失ですよ〜ココを見逃すのとしっかり取れるのでは、釣果が倍違うと言っても過言ではないと思います。本日も多彩なゲストがお目見えした。まずはこの釣り場の定番ゲストのクサフグ君。まさかの二連打。「ン、ケケケ…」定番ゲストのウロハゼ。大型来た!と思ったのに…んで、今シーズンお初のコトヒキ君。背びれが痛い風は強いし、ハゼの型が良いので、4.5mの長竿だと竿を持つ手がキツくなってくる。数10匹程度なら竿尻を握る持ち方でも良いけど、1束以上の釣りとなると竿を持つ手の負担はことさらだ。なので、こういう時はオッサンは竿を短く持っています。竿の握り部よりも上を持ち、竿尻を二の腕の側面に当てて安定させる感じになります。こうすると手や手首がかなり楽になりますよ。アタリは手に伝わってくるから問題はないと思います。ただ多少アワセが遅れるんだけど、長竿を使っている時点でソレは覚悟の上。それよりも手に負担を掛けずに、キッチリ釣りをやり切るほうが大事だと思います。こんな感じ本日は型が良くて、秋が近くなってくるとハゼもまるまる太ってくる。アベレージサイズは12cmくらい。ここら辺がアベレージサイズ最大は15cmとハゼも成長しています。本日の最大サイズ型が良いね〜!と思ってたら、こんなんが釣れたりもする…ちっさ…でも、このサイズのバリエーションは、この釣り場のハゼが豊富で世代交代が出来ているという証です。なので、夜釣りも楽しみだな〜!釣り始めからず〜っとコンスタントに釣れ続け、3時間で152匹と先週を上回りました。ナイスサイズ揃い!ここへ来てから休憩なしで釣り続けていたのでヘトヘト…釣り後の羊羹は最高だじぇ!今週もよく釣れたので、大移動が吉と出ました。確かに、大井ふ頭から【秘密の花園3】へ大移動するのは勇気がいるし、正直、面倒臭いと思う。しかし、その勇気ある一歩を踏み出すのか?留まるのか?で結果は変わります。まぁ、そこまで狂奔してハゼ釣りたいのか?と問われれば、ひとそれぞれだと思うけども…でも、先週コレをやったから、オッサンにはある程度「今日も釣れる!」という確信はありました。釣れると分かっていれば、大移動も苦じゃなくなるし、移動距離も短く感じるものです。釣りなんだから絶対釣れる保証はないけれど、一度経験すれば次はもっと気楽に行動出来るハズですよ。一度やってみたらどうでしょう?ただ、釣れなくて玉砕しても、オッサンに責任はないのは言うまでもない。ここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったらのぞいてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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