2018年最初のテナガエビ釣り【六郷橋-東京側】

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2018年最初の多摩川テナガエビ釣りは寒いんですけど・・・

2018年4月8日
2018年シーズン1回目のテナガエビ釣りに行ってきました。


ポイント:六郷橋(東京側)
天気:晴れ
釣行時間:8時(潮位146cm)〜10時00分くらい(潮位142cm)小潮
釣果:テナガエビ2匹 外道ダボハゼ2匹 


竿:1.8m(SZM「渓流」)&2.1m(シモツケ「清滝」) 
道糸:PE0.6号 ハリス:0.8号 ハリ:袖スレ1号 ウキ:玉ウキ8号 テナガエビ用十字テンビン(竿しば釣具店製を真似た自作もの) 
エサ:赤虫



いよいよ2018年のテナガエビ釣りがスタートしました。


んがしかし!釣果からするとまだ開幕には早かった・・・


時期が来れば勝手に開幕するプロ野球のようにはいかんらしい。



実は先週から多摩川テナガエビの塩梅を観察していて、数は少ないけど釣れるサイズがチョロチョロしていたもんだから、もう大丈夫だろうと思っていました。


ところがこの結果なので、あと2週間程待ったほうが良いかもしれませんね〜



釣り仲間のH氏はもう何回かテナガエビ釣りに出動しているんだけど、釣果的には、やっぱり・・・・・なんだけどね。


オッサン的にはもう少し様子を見たいとは思うけど、仲間が釣りに行ったとなれば黙っていられないので、昨日イソイソとエサの赤虫を買いに行ってしまった。


何よりもこのブログに書くネタも底を尽きたので、ネタ作りがてらにテナガエビ釣りをしなければならない、という理由もある。




起床すると予報通り寒い・・・


布団の中でイモムシになりながら「やっぱり釣りに行くのやめようかな〜。この寒さじゃ、どうせ釣れないし・・・」と30分程葛藤していた。


しかし、冷蔵庫に忍ばせた赤虫がバレるとマズイので、仕方なくイモムシは起き出した。



通常よりも一枚多く着込んで外に出るがやっぱり寒い。


愛車(ママチャリ)のハンドルを握る手がかじかむ。


こりゃ〜釣れんわ!と思うがもうここまで来ると戻るのも面倒くさい。



愛車を漕ぎながら一番近い多摩川大橋のポイントにしようか迷ったが、やっぱり期待ができる六郷橋に進路をとる。

2018年も仕掛けは十字テンビンの二本竿

手が冷たくて泣きそうななりながら、やっと現場「六郷橋(東京サイド)」に到着。


二人の先客さんがいたので挨拶がてら釣果を聞いてみると「全然だめだよ〜」とトホホなお返事。


「あ、やっぱりダメなんだ」っとオッサンは踵を返して帰宅の途についた。


っということは全くなく、”せっかく釣り場に来たんだし、もしかするとオッサンだけ爆釣ってこともあるし!”と根拠が微塵もない期待だけが膨らむ。


釣り場に来て、竿を出さずに逃げるのは釣り人にあらず



狙っていた”お立ち台”の一級ポイントが空いていたのでそこに陣取る。


気になったのが、このコンクリートの塊のヒビ割れが去年よりも増えて割れ目も大きくなっている気がするんだが・・・

オッサンがいるときだけは崩壊しないでほしい


さて、問題は上流側と下流側のどちらで釣り糸を垂れるかである。


先客さん達は下流側でやっていて、全然釣れていない様子。


っということは、人の入っていない上流側の方が希望があるのかな?


ポイントはまだ日陰だけど、おひさまが高くなってくれば日向になるのは上流側だ。


テナガエビ釣りは【日向の影を狙え!】という格言(オッサンが勝手にこう思ってるだけ)もある。


なので上流側に陣を取る。



今年も仕掛けは十字テンビン。


その形状から狭い隙間を狙うというのはできないけど、二本バリで広範囲に誘うので一本バリよりは釣れると思う。
十字テンビンについてはこちら↓
テナガエビ釣りの新兵器「十字天秤(テンビン)とは」

ダブルのお楽しみもあるぞぃ


エサはテナガエビ釣りではスタンダードな赤虫を使う。

すごい量入っているが爆釣の時は足りなくなったりする


地味だけど必至なのは、竿を安定させる洗濯バサミ。


二本竿でやる時は竿をず〜っと持ってる訳にもいかないし、テトラポットで釣りをする時には竿を置く時にスゴく重宝する。

大活躍の洗濯バサミ



先程から手こずっているのは、エサの赤虫をハリに付けたいのだが、さっきから全然付けられないぞ!


シーズン開幕日で慣れていないからか、老眼が進んでいるからか知らんが「こんなに袖バリの1号って小さかったっけ?」とシミジミ思う。


やっとの思いでハリに赤虫をぶっ刺して足元のポイントに投入。


2018年テナガエビ始まりじゃ〜!!

事件発生!&なんとかオデコ回避!!

早く釣れないかな〜っとエビキックの引きを期待してウキウキしていたのだが、30分程で厳しい現実を知ることになる。


全く何のアタリもない・・・


テナガエビはおろかダボハゼすら掛からないし、エサを突っついている気配さえない。


これはマズイ・・・



先程から何度か先客さんがこちらの様子を見に来るが「ダメですね〜」を繰り返す。


オッサンの眼の前のポイントにお日様が当たってきたので”水温が上がれば釣れるかも・・・”の期待も虚しく、全く変化なし。


このまま何の生体反応もなく1時間が経過する。



今日はオデコを覚悟する。


シビレを切らして、荷物は置きっぱなしで竿だけ持って少し違うポイントでやってみたが、そこも同じようにアタリがない。



しかし、元の陣地に帰ってきた時に事件発生!


オッサンの陣地からカラスが逃げてゆくのが見えた。


まさか!?


ナント!エサの赤虫が無くなっている!!


オッサンも油断していたけど、まさかカラスが赤虫を食べるとは思いもよらなかった。


カラスってビニール袋の中に食い物が入っているのを知ってるから、人の荷物のビニール袋を突っついていたりする。


しかし、オッサンの赤虫は濡れた新聞紙に包んでいて、カラスはその新聞紙を開いて赤虫だけ食べたらしい。

犯行現場の惨状



なんてこったい!!


泣きっ面にハチとはこのこったい!


”釣れないし、エサも無くなったので今日は終わった〜”と思ったが、ゲンジョウ(犯行現場)をよく見ると赤虫が何匹か散らかっている。


オッサンは泣きながら食い散らされた赤虫を丁寧にかき集めると、まだちょっとだけ釣りができそうだった。

やっとコレだけ集めた


チキショー!っと多摩川に向かってひと吠えしたが、アタリがないんだから掻き集めた赤虫も余るカモしれない。



脳ミソまっ白になりながら釣りを続けていると、やっとアタリがあった。


上がってきたのはやっぱりダボハゼ。

だよね〜!


いくらダボハゼでも何も釣れないよりはマシだ。


このあとダボがもう一匹釣れたが、エビの気配は感じられない。



先客のお二人が諦めて帰っていったので、オッサンは気分転換に先客さんのポイントに移動する。


するとすぐにエビのアタリがあった!


ハリ掛かりしなかったが、一気にやる気が出てくるオッサン。


もう一度同じポイントに落として上から様子を見ていると、水中でテンビンがクルン!と回転するのが見えた。


来た!


10秒ほど喰わせてから竿をゆ〜っくりと聞き上げると、懐かしいエビバックの引きが来る。


この感触だよ〜!!


上がってきたのはこの時期にしては良いサイズのテナガエビ。

今シーズン第一号エビ


やっと釣れたよ〜っとウキウキのオッサン。


俄然やる気が出てきたオッサンだが嫌な音が遠くから近づいてくる。


ウェイクボードのボートがやってきた。


んだよ!せっかくやる気になったのに!!


ボートの波で浅いテナガエビ釣りポイントに砂が舞い上がり、釣りにならなくなる。


なんでこんな狭い川にやってくるのか知らんが、もっと広い海でやれよ!といつも思う。


しかもご丁寧に二台もやってきては往復を繰り返す。

今年もコヤツらとの戦いは続く


ボートの妨害に耐えながらもう一匹釣り上げた。

可愛いサイズだがきれいなテナガエビだった


程なくエサが無くなり終了。


2時間でテナガエビが2匹となんとかオデコを回避。


まぁ、今日は寒かったから釣れなかったんだろうけど、まだエビシーズンには早かったかな〜



様子を見に来た常連釣り師が「そこのタケノコが成長してくるとテナガエビも釣れだすんだけど、まだタケノコが出てきてないからテナガエビもまだだね〜」と言っていた。


人間は何かと分かりやすい月日や時間といった数字で判断しがちだけど、自然には数字なんて関係なくて、その時々の日和で生きてるんだから人間ごときが釣れる釣れないなんて分かるはずもない。


釣れる釣れないは自然が判断することなので、人はただ釣りをさせて頂くだけなのだ。


ただ、その時は自分の持ち場は離れないようにするべきだろう。


エサを無くしたくないなら。




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