ハゼ釣り仕掛けの基本構成

ハゼ釣りの仕掛け全体の構成とその理由

まずはハゼ釣りの仕掛け全体構成です。

 

この仕掛は、江戸川でハゼを1日10束以上釣りあげる「塙名人」の仕掛けをほんのチョット変えています。

 

ウキを使わない『ミャク釣り』になります。糸とオモリ、ハリだけで、ウキもヨリモドシなども一切使わないとてもシンプルな構成です。突き詰めていくと余計なものは一切いらないということなんですね。

 

 

 

大井ふ頭中央海浜公園では常連の方たちは「シモリウキ」を複数個つけて釣られている方が多いのですが、オッサンがシモリをやらない理由があるんです。

 

この理由については、あらかじめお断りしておきますが、あくまでオッサンの個人的な見解なので反対意見も多々あると思います。釣りは”コレが正解”というものがなく、釣り人の数だけ釣り方と思想があると思っています。

 

なので、一意見として聞き流す程度でお楽しみいただけたらと思います。

 

 

理由その壱:【ウキは波に弱いので使わない】

この釣り場は運河なので多くの船が行き交います。当然波が立ちます。しかも、結構高い波が立つこともあります。

 

そんな中でウキ釣りはアタリがよく分からないのです。

 

波がない時は問題ないし、「のんびりと釣り糸を垂れて、釣りのひとときを静かに楽しむ」というのであればウキ釣りは最適だと思います。

 

 

理由その弐:【安く済む】

糸・オモリ・ハリだけなので安いのは当たり前ですね。フロロカーボンの道糸などを使えばそれなりの値段にはなりますが、ハゼ釣りですからフツーの安価なナイロンで十分です。

 

 

理由その参:【アタリの感触が面白い】

コレが一番の理由なのですが、ミャク釣りは、ハゼのアタリが糸⇒竿を伝ってダイレクトに手に伝わってきます。

 

この感触がなんとも気持ち良いのです。ハゼが今何をしているのかが、文字通り「手に取るように」分かるのです。どのくらいの大きさのハゼがエサをつついているだけなのか、ガブッ!と咥えたのか、ペッ!とエサを吐き出したのか・・・。

 

分かっていてもハリ掛かりしないことは多々あるので、それは悔しいのですが、一旦逃げられたハゼを次で仕留めた時は快感です。

 

手に神経を集中させっぱなしなので疲れるのも事実です。3時間もやればヘトヘトになってしまいます。

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