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  • 2025年多摩川テナガエビ釣り開幕でござ〜い!
    2025年多摩川のテナガエビ釣り開幕!2025年4月27日2025年最初のテナガエビ釣りに行ってきました。ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)天気:晴れ釣行時間:7時00分(潮位130cm下げ3分)〜8時30分(潮位70cm下げ7分)大潮釣果:7匹(8.5cm〜13cm)竿:「GR愁渓」2.1mと「清滝」2.1m道糸:フロロカーボン2号ハリス:ホンテロン0.8号ハリ:タナゴ針-極小新半月ウキ:発泡スチロールの玉浮きオモリ:中通し1号エサ:ミミズ(自己調達)仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛け世間ではいよいよ大型連休が始まった。オッサンのGWといえば、オーストラリアハミルトン島のホワイトヘブンビーチのリゾートでゆったりするのが定番の過ごし方って感じ。グレートバリアリーフのターコイズブルーの海と、対象的なコントラストの白く輝く砂浜にて、キンキンに冷えたモヒートで乾杯!毎年このビーチに来ているが、やっぱりこの時期はココが一番しっくりくるって感じかな。そうねぇ〜、このビーチが似合うのはオッサンの他にはキャシー中島くらいかな。おいおい、そんな羨望の眼差しで見るなよ!Palya! ( パリャ )※現地語で「こんにちは」の意っと、中途半端なボケをやるのも恥ずかしいんだけど、とにかく世の中ではGWが始まったらしい。この期間、飛行機国際線の予約数は100%超えで、メディアでは海外に羽ばたく日本人旅行者をしきりにアピールしている。「7泊8日。機内でも1泊!世界遺産が楽しみ♪」といった、景気の良いインタビューの数々…しかし実際は、そんなセレブな日本人はホンのひと握りで、貧乏になリ下がったこの国では、庶民は海外どころか国内旅行でさえ尻込みする昨今。インバウンドの外国人を横目に、日帰りレジャーすらままならず、近所のスーパーの特売に東奔西走する休日を過ごすハメになるのが現実だ。社会の底辺で蠢くオッサンも、GWはどこ行くアテも金もなく、あるのは怠惰に過ごす時間だけ…そんな訳で、テナガエビ釣りで時間を潰すのがオッサンの大型連休のおしゃれな過ごし方。まだ夏でもない中途半端なこの時期で、自転車圏の釣りモノってテナガエビくらいしかない。とは言え、毎年たいして釣れんのだが、釣れないエビ釣りでもしなけりゃ〜時間さえも潰れることがない。本日この日、テナガエビ釣りの開幕日を指折り数えて待ち焦がれていた!ということは全くなくて、「そう言えば、テナガエビ釣りっていつからだっけ?…」といった程度のノリ。昨年の開幕日を調べてみたらちょうど今だったので、慌ててテナガエビ釣りの準備を始めた始末。今年の1月までしつこくハゼの夜釣りをやっていて、その後はず〜っと冬眠してたもんだからすっかり頭がボケていた。今朝、久しぶりに早起きし、テナガセットを愛車にぶち込んで自宅を出発。もっと暖かいと思ってたんだけど、昨晩の雨の影響なのか、手が冷えるくらいに寒かった。「寒いし、ダルいな〜…」とブツブツ文句を垂れながらチンタラと愛車を漕ぐ。オッサンも歳をとったのか、思った以上に前進してなくて「こんなに遠かったっけ?」と憤る。多摩川河川敷に出ると本日の目的地が対岸に見えるが、橋を渡らなければならないので大きく迂回を余儀なくされる。「誰か、この最短距離に橋架けてくんないかな〜」っと思うが、誰しも老人になるとワガママになるのしょうがなかろうて…途中、河川敷に川崎競馬の練習馬場があって、しばらく競走馬を眺める。「ブルル、ブルル…」と馬が走るタイミングよく堤内側の厩舎からの移動にかち合うと、目の前で馬が見れる。競走馬ってカッコいいね〜!競走馬に勇気と元気をもらい、オッサンも「ブルル、ブルル…」言いながらテナガポイントへ向かう。程なく、オッサン指定のポイントに到着するが、相変わらずテナガエビ釣り人は誰もいない。かつてのテナガエビ釣りのメッカも現在は見る影もなくて、ず〜っと続くテトラポット帯に釣り人はオッサンひとり…今年も誰もいないね〜まぁ、たいして釣れないんだからしょうがないよね…今現在の潮位は思ったよりも低くて、本日は大潮だからこれからもドンドン下がってくる。コレを見越して早めに釣り場に来たつもりなんだけど、予想よりも潮位が無かったので、慌てて釣りの準備を始める。うわ〜、潮位低すぎるよ使う竿はいつものようにハゼ釣りで二軍落ちした奴。この釣りモノは竿の性能は重要ではないけど、テトラポット帯の上から釣り糸を垂れるので、長めの2.1mを使っている。岩の小さな隙間に落とすので、仕掛けは直線的な形。道糸は2号で少し太めなんだけど、コレは岩に擦れたり、ハリ掛かりしたテナガエビが暴れて岩の隙間に逃げ込んだりするのを無理やり引きずり出すため。目印の浮きと中通しオモリ、オモリ止めを兼ねたヨリモドシの先にハリス3cmの針を付けた、な〜んの変哲もない仕掛け。まぁ、普通の仕掛けですな浮きは発泡スチロール球に穴を開け、そこへ輪ゴムを通した貧乏臭い、浮きとも呼べないただの目印。テナガエビ釣りでは浮きなんてただの目印であれば良くて、エビが餌にちょっかい出してきたのが認識できればそれで良し!要注意なのが、浮きは小さい方が良いです。というのも、エビってその場で餌を食べることは少なくて、ハサミで餌を摘み、自分のテリトリーにお持ち帰りしてからやっと食べ始めます。浮きごと岩の隙間深くに持って行かれるから、浮きが大きいとその時に根掛かりする可能性が大。なので、オッサンみたいに貧乏臭いのは問題外だけど、玉浮きの小さい奴とかシモリ浮きとか、なるべく小さくて根掛かりしづらい形が良いと思います。どうにも貧乏臭いね!コレ!針はタナゴ針の新半月(極小)を使ってます。テナガエビ釣りハイシーズンのエビサイズならエビ針でも良いと思うけど、この時期はまだ小さいからタナゴ針を使います。エビってハリ掛かりが深いとすぐに死んじゃうから、なるべく小さく細い針でできる限りダメージを少なくする意味もあります。極小のタナゴ針あと、オッサンは竿二本を置き竿にしているので、テトラポットから竿が転がり落ちないようにしています。こんな感じにて…洗濯バサミにヒモを付け、スパイクオモリに接続して重しにしています。いろいろやったけど、コレが一番安定した。餌はいつものようにミミズ。タダだからイイね〜!コレは近所の公園で捕まえてきたズミミ様。ミミズって土を掘ればどこからでも顔を出すイメージだけど、最近はそうでもなくて、なかなか見つからなかった。公園で遊んでいるチビッコやその保護者達から不審者扱いの冷たい視線に耐えながら、広い公園内を土をほじくり返しながら、やっとズミミ様がいる場所を突き止めた。カナブンの幼虫はゴロゴロ出てくるけど…貴重なズミミ様ゲットぉ!使う時は、ミミズをハサミでみじん切りにします。【閲覧注意】なキモ悪さ!針に刺し通せばOK!正直、ミミズよりもテナガエビ釣りの定番餌であるアカムシの方が、ハリ掛かりが良いから釣れると思います。しかし、オッサン的にはテナガエビなんぞにビタ一文かけたくないので、タダで手に入るミミズを使ってます。釣れたテナガエビの入れ物は、使い古した水くみバケツ。オッサンはエビも持ち帰らないのですが、釣りが終わり活きたままリリースするために、そのバケツにシートの切れ端とエアポンプを入れてます。シートは入れるとエビが落ち着くため。かわりにそこら辺の草をむしって入れても良いです。エビが落ち着くのでソーラー式のエアーポンプで弱らないように。透明アクリルケースは自作このポンプも「数年もてばいいや!」と思ってたけど6年目に突入。未だ現役でございます思いのほか釣れた!このようにチンタラ準備していたらすっかり潮が引いてしまい、かなりやばい状態…果たして釣りになるのか?こういう時は、低潮位限定オッサン極秘のポイントへ。と行ってみたんだけど、アレ?ここだよね?と何度も見直すくらいに昨年と石組みが変わっていた。そこそこ大きな石組みなんだけど、以前とは違った景色になっていた。そりゃ〜、そうなるか…台風とか豪雨で増水&急流になれば、こんな大きな石でさえ簡単に動いてしまうのか…とは言え、なんとなく面影は残っているので、ココが珠玉のポイントに間違いないハズ。適当な石組みの穴にスルスルと仕掛けを落とすとすぐに発泡浮きがピョコン!と動いた。「お!いるいる!」テナガエビ釣りはココからが勝負。どれくらい喰わせの時間をとるのか?先ほど記述したように、テナガエビは餌をすぐに口に入れるわけじゃなくて、まずはハサミで摘んで自分のテリトリーにお持ち帰りし、そのあとに落ち着いて食事に入る。なので、浮きが反応したからといって、すぐに竿を上げても100%釣れない。浮きが移動した後に落ち着くのを待つ。浮きがピョコピョコ動いている内はまだ餌を口に入れていない証拠で、こういう時って他のエビと餌を奪い合っていたりする。餌をハサミで摘みながら他のエビから逃げているような情景をイメージしながら、とにかく待つ。浮きが止まるまで我慢なんだけど、浮きが岩の隙間に消えていって見えなくなる事も多い。でも、このパターンは良型エビであることも多いから期待が持てる。オッサンの場合の待ち時間は、だいたい90秒~2分くらい。オッサンはせっかちな性格だから、そろそろ…と思ってからもう30秒は待つようにしています。こんな事をやってるので腕時計は必須なのが、この釣りモノ。あ、ちなみにこの待ち時間はミミズ餌の場合で、アカムシ餌の場合はもっと短くて良いと思います。あまり長く喰わせても完食して針を吐き出すので、このサジ加減は経験と勘になります。頃合いで竿をゆ〜っくりス〜と上げると、ビクン!ビクン!と懐かしいテナガエビの小刻みな引き。確実なハリ掛かりを確信したら、多少強引に穴から引きずり出す。ココで躊躇すると穴の奥底に入られて根掛かりすることも多いから、躊躇は禁物。テナガエビってけっこう引きが強いから、慣れないうちはおっかなビックリになってしまい、仕掛けごと奥に引きずり込まれ、根掛かりでエビごと仕掛けロストになるんだけど、ここは心を鬼にして好きにやらせないこと!あと、エビが逃げる方向と反対方向に引っ張らないとコレまた根掛かります。とは言え、強引過ぎると今度は口が切れて針から外れる。こうなってしまったエビは、弱って昇天してしまうんだろうな…テナガエビってハリ掛かりするととにかく暴れまくるから、好きにやらせないかつ絶妙な引っ張り加減のやり取りがこの釣りモノの醍醐味かな。っという訳で、今シーズンの一匹目が上がってきた!今シーズン最初の一匹目。ありがとう!久しぶりだから針を外すのに手こずった。エビの口は摩訶不思議ワールドもう一本の竿も上げてみるとこちらも掛かっていて、二匹目。お!こっちも!テナガエビのハサミってこじんまりしているから挟まれて大した事ないって思うけど、意外に痛い!久しぶりの痛気持ち良さ!この後も二本の竿に絶え間なくアタリがあって、さすがは珠玉ポイントだ。立て続けに釣れる!昨年もそうだったけど、開幕戦って意外に釣れる。とは言え、潮位がみるみるうちに下がり続け、さすがの珠玉エリアも釣りにならなくなったので移動。次も実績エリアにやってきたんだけど、こっちも潮位が低すぎるな〜テナガエビはまだ残っていると思うんだけど、この低潮位だとハリ掛かりしない小エビばかりで、竿を上げるとピュン!という感触だけ残して消えてしまう事が多発。んで、やっと良型が掛かった!と思ったら、コイツだった。いつでもどこでも元気な奴コヤツはバクっと喰ってくるし、喰わせる時間を長くとってるから針をゴックン飲み込んでるんだよね〜面倒臭いな〜やっと掛かった本日最大サイズを最後に納竿。ラストは本日最大サイズこの潮位じゃ〜もう釣りにならんわな…もう無理っス!わずか90分の釣りだったけど7匹と予想よりは釣れた。コレだけ釣れればヨシとしましょう!今朝の寒さだったから、とりあえず顔だけ見れればヨシとしよう!と思ってたんだけど、予想外に釣れて楽しかった。釣れたエビ様たちは元気にお帰りになられました。願わくばもうちょっと粘りたかったけど、アレだけ水が無くなったら厳しいな〜テナガエビって多摩川本流の深いところには行かないと思うから、潮位が低くなってもどこか浅場の溜まり場みたいのがあると思います。ソレを探すのも面白そうだけど、エビの避難所を荒らすのもどうかとも思う。とりあえず、2025年のテナガエビシーズンが始まりました。今年はどれほど釣れるのか知らないが、短いエビ釣り期間を楽しみたいと思います。ど〜せ!GWはなんの予定もねぇ〜し!!次の記事>>>「2025年2回めの多摩川テナガエビ釣りは本日のゲストは!?」へここで宣伝です!オッサンがエビサイズの計測をしているスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?スケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2025年2回めの多摩川テナガエビ釣りは本日のゲストは!?
    2025年2回めの多摩川テナガエビ釣りはゲスト登場!2025年4月29日2025年2回めのテナガエビ釣りに行ってきました。ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)天気:晴れ釣行時間:7時30分(潮位150cm下げ2分)〜11時00分(潮位2cm下げ9分)大潮釣果:5匹(10cm〜13cm)竿:「GR愁渓」2.1mと「清滝」2.1m道糸:フロロカーボン2号ハリス:ホンテロン0.8号ハリ:タナゴ針-極小新半月ウキ:発泡スチロールの玉浮きオモリ:中通し1号エサ:アカムシ&ミミズ(自己調達)仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛け昨日は夕方から結構な雨降りだった。釣りにおいて、雨というキーワードは微妙だ。雨が降ると、釣れたり釣れなかったり…オッサンの拙い経験から言わせてもらうと、小雨程度なら普段よりも釣れる事が多い。晴天時よりも周りが暗いし、雨が水面に落ちていると魚の警戒心が薄れるのか餌をよく喰う気がする。ところが土砂降りともなると、雨水が大量に流入するためか、魚が動かなくなって餌を喰わなくなる。まぁ、オッサンが勝手にそう思っているだけかも知れないけど…昨晩アレだけ雨が降ったもんだから、”いつも”なら本日のテナガエビ釣行はお休みしていたハズだった。多摩川には流域からの雨水が集中して水が濁っているだろうし、増水で水流も速そうだ。しかも大潮だから、なおさら状況が悪い。普段でさえ釣れないテナガエビ釣りが、ますます釣れないのは目に見えている。しかし、ある理由により本日はエビ釣りに行かざるを得なかった。その理由とは…本日のテナガエビ釣りにはゲストがやって来る。コレがピチピチのギャルならオッサンもルンルン気分だけど、残念ながらオッサンよりもオッサンな人物。ハゼ釣り仲間のH2氏、その人である。まぁ、テナガエビ釣りごときにギャルなんぞが来るハズもないが…H2氏といえば、ハゼ釣りはおろか、アジ釣りや銭湯にも同行し、釣り仲間のうちでもダントツに顔を合わせている人物。なので、新鮮味が全く無いもんだから、ど〜でもよいと言えばいいんだけど…そんなH2氏は今年で仕事をリタイヤしたので毎日が暇らしく、事あるごとに「今度エビ釣りに誘ってくださいよ!」と言われていた。しかしオッサンは、そのたびにモゴモゴと歯切れの悪い言い訳で、H2氏からの誘いを煙に巻いていた。オッサンとしては、テナガエビ釣りに入れ込んでるどころか逆に冷めてるくらいだったし、たいして釣れる釣りモノでもないから、わざわざ他人様を道連れにするつもりは毛頭なかった。なんだけど、ついにH2氏とテナガエビ釣りに行くハメになった。H2氏は人当たりは良いんだけど、酒は飲むわ煙草は吸うわ、パチンコなどのギャンブルはやるわ、飲む!打つ!買う!の三拍子をコンプリートするような無頼派。まぁ、買う!の方は知らんけど…仕事を辞めてから、コレに拍車が掛かっているらしく少々心配していた。財政面はともかく、健康面には良くなかろうて…っという訳で、H2氏更生プログラムの一環として、テナガエビ釣りにご同行の運びとなりました。テナガエビ釣りとは言っても、使用するアイテムはハゼ釣りと似たようなもんで、餌と針さえエビ仕様ならなんとかなる程度の釣りモノ。なので、H2氏の仕掛けと針だけはオッサンが用意した。天気予報通り、日が変わる頃には雨はあがったけど、けっこう降り続いたからエビ釣りは厳しいだろうな〜朝、目覚めると爽やかな晴天。釣り場を知らないH2氏がオッサンちにやってきて、釣り場へ向けてチャリを漕ぎ出す。まだ朝方はけっこう冷えて、二人して「寒いね〜…」と言いながら多摩川を目指す。いつものように河川敷の川崎競馬の練習馬場で競走馬を眺める。昨日の雨で馬場には水たまりが出来ていた。競馬の事は何も知らないオッサンが「本日は重馬場ですな〜!」と言ったら、「この馬場じゃ〜、競争中止だよ!」とH2氏。そうなんだ…競走中止らしいぞ!今日のテナガエビは元気がないぞ!程なく、いつものエビ釣りポイントに到着。もうこの時点で本日のノルマは達成したようなもんだけど、「んじゃ〜、後はヨロシコ!」っと帰るのもなんだし、しょうがないのでエビ釣りでもやることにする。釣り場を見渡すと、珍しく先客がひとりいた。どうやらテナガエビ釣りをやっているらしい。同士がいると励みになる。お〜!同士よ!気になるお水をチェックすると、思っていたよりも濁りがなくて、流速もそれほどでもないので釣りにはなりそうだ。コレなら釣りになりそうだまずはオッサンよりもH2氏の準備に取り掛かる。仕掛けを渡して、餌付けのご指導。H2氏もそこそこなお歳しだから、細いアカムシを極小のタナゴ針に付けられるか懸念していたが、なんなくやっていた。この釣り場はテトラポット帯なので、足を踏み外して落ちないか心配だったけど、H2氏はお歳しの割にはフットワークが軽く、ヒョイヒョイと移動しながら釣り始めた。コレなら大丈夫か…んで、オッサンも釣りの準備を始める。竿は、ハゼ釣りからテナガエビ用に格下げになったいつもの2.1mの奴。二本竿仕掛けも、な〜んの変哲もない直線的な仕掛け。コレって何仕掛けって言うんだろう?餌はいつものように近所の公園からほじってきたミミズ。ミミズは細めを選んで捕まえるちなみにミミズ入れにカナブンの幼虫が紛れ込んでいた。コイツ、いつの間に!あとH2氏から恵んでもらったアカムシも試してみます。テナガエビ釣りの定番餌二匹をチョン掛けせっかくなので、二本竿のそれぞれにミミズとアカムシを付け、どちらがテナガエビの受けが良いかを検証してみます。竿尻部には、置き竿時に転げ落ちないように重しを付けておく。スパイクオモリが役に立つエビ入れは、いつもの水くみバケツ in ソーラー式エアポンプ。天気が良いとモーターがうなるぜぃ!まだ潮位が高いので、オッサン秘密のポイントへは近寄れない。なので、今まで釣れた実績穴をテトラポットの上から攻め、H2氏をギャフン!と言わせる作戦。だったんだけど、全然釣れないんですけど…アカムシだろうがミミズだろうが、全くの無反応…H2氏に「アタリある?」と聞いても、顔をしかめるばかり。恐ろしいことに、開始から一時間以上が経過しても、二人のエビ釣り氏の浮きに生命反応は皆無なのでした。「ギャフン!、ギャフン!…」オッサンが呪文を唱えると、『モーセの十戒』のように多摩川が割れ、オッサン珠玉のポイントへの道が開けた!っということはなくて、単に潮が引いて、ようやく秘密のポイントへ行けるようになった。「ヨシ!ここからがエビ釣りの開始じゃ〜!」と気合を入れ直すも、本日はそれほど甘くはなかった…一昨日もココで釣ってたんだけど、餌を落とした途端に浮きがピョコン!と反応してエビがお知らせしてくれた。本日も一昨日釣れた穴に落としてるんだけど、浮きが全く反応しない…うわ〜マズイな…、コレ!このポイントで釣れないんじゃ〜、もう手の施しようがないぞ!オッサンはともかく、テナガエビ釣りデビュー戦のH2氏に申し訳ないぞ。いくつかの実績穴を探っていると、ある穴でやっと本日の一匹目が釣れた!やっとだよ〜!すぐにH2氏を呼ぼうかと思ったが、一匹だけしかいないと困るので、もう一度同じ穴に落とすとすぐにまた釣れた。お〜!いるいる!テナガエビがいるにはいるんだけど、浮きが全く反応しなくて、餌を落としてしばらくして竿を上げるとエビが喰ってる感じ。う〜ん、これじゃ〜つまらないな〜…と思ったが、ちょっと離れたところで釣っていたH2氏を呼び寄せる。本日のメインテーマは『H2氏にテナガエビ釣りを経験してもらう』なので、とにかくH2氏にエビを釣ってもらわにゃ〜H2氏に「この穴にいるから、やってみて!」スルスルと実績穴に落とすが、いつもならエビがいればすぐに浮きが動くんだけど、やはり浮きが反応しない…なので頃合いで竿を上げてみたら、ピュン!って餌を摘んでいたエビが逃げた振動が来たらしい。「あ!今逃げられたみたい!まだ竿を上げるのが早かったか〜」とH2氏。さっきまで全然釣れなくて目が死んでたH2氏だったが、やはり釣り師で、生命反応があると俄然やる気が出てくる。再び同じ穴を攻め、今度は慎重に長めに喰わせ時間をとり、ス〜っとゆっくり竿を上げると…ビクン!っと先ほどとは違う強い振動に、反射的に強く反応してしまい、竿を素早く上げてしまった!「今のじゃ〜、ダメなんだよね?」と頭では理解しているけど、慣れないうちはハゼ釣りのように強くクイックにアワセてしまうのも仕方のないこと。ちょうどすぐ隣りでオッサンもやってて、釣れたオッサンのやり取りを見ていたH2氏。「なるほど!あそこまでゆっくりとやり取りするんだ!」と理解してくれたらしい。「基本はゆっくりなんだけど、掛かったエビに好き勝手させるんじゃなくて、ある程度引っ張ってテンションをかけないと、潜って出て来なくなるよ」っと、シロウトには分からないサジ加減を伝授。H2氏なら理解してくれるだろうて。んで、次でやっとH2氏も初テナガエビをゲットして満面の笑顔だった。おめでとうH2氏!やはり初物はどんな釣りモノでも嬉しいよね!思わず、オッサンが初めてテナガエビを釣り上げた時のことを思い出した。「うぉ!エビって竿で釣れるんだ!」って感動した。H2氏が釣れたので、オッサンもお役御免でホッとした。ついでに針の外し方もレクチャー。エビの口って、よく分からない構造してるから最初はビビるよね。さすがH2氏で、お次も針掛かりしたんだけど、今度はエビに潜られてしまい、引っ張っても出てこなくなった。お次の課題はコレで、針掛かりさせたら適度なテンションでやり取りしないとこうなる。まぁ、誰もが通る道ではある。しかし、やはり海千山千のハゼ釣り師。ハゼの穴釣りでもこのような事態を経験しているので、対処法を心得ている。この場合の対処法とは、一度テンションを緩めエビが動き出すのを待って、エビが動き始めたら再び引っ張って引きずり出すという感じ。もちろん他の原因、例えば、道糸や浮きが岩の隙間に引っ掛かって外れない場合は、エビごと諦めて道糸をぶった切るしかないです。ただ、エビが原因と普通の根掛かりを見分ける方法があって、少し緩めた時にモゾモゾとエビが動く振動が伝わってくる場合は、エビ次第で引きずり出せる可能性があります。んで、H2氏はこの方法で引っ掛かっていたエビを引きずり出した。さすがである。その後もいまいちパッとしないテナガエビ釣りが続く。釣れなくはないんだけど、釣れるとも言い難い…釣れなくはないんだけど…潮位はますます低くなり、既にほぼ釣りにならない状態に。オッサンひとりならとっくに帰ってる状況なんだけど、H2氏はまだ粘る。もう多摩川本流側でしか釣りにならないが、オッサンはウロウロ移動しながら、テトラポットの下に水が残っている箇所を覗き込みながら探す。何箇所か見つかって、比較的小さめのテナガエビがウロウロしている。そんなスポットに餌を垂らしてみるんだけど、エビの手先に餌を落としても全く見向きもしない。このように、もう餌に興味がない状態になってるから釣れるわけがない。悔しいから、しつこくやっているとやっと1匹だけ釣れた!コイツだけは餌に反応したっという訳で、3時間半も粘って僅かに5匹の貧果…二人でやっとこの程度…あまりに粘ったので、日向においてたバケツ内の水温が上昇し、2匹昇天してしまいました。エビはH2氏が持って帰りました。ボイルして塩をふり、ビールのおつまみで美味しくいただいたそうな。しかし本日のテナガエビは元気がなかった。活性が低いと言うか、やる気がないと言うか…通常なら、エビが餌にちょっかい出し始めると浮きがピョコン!ピョコン!動くんだけど、今日はほぼ動きがなかった。なので、数分待ってからス〜っと竿をゆっくり上げて掛かりを確認するしか出来ず…コレだと、なんか心がトキメかないんだよね〜たぶん、昨日の雨が影響してたんだと思う。手の届く範囲に餌があればちょっかい出す程度で、わざわざ移動してまで餌を求めてなかったんだと思います。でも、もう少しやる気出してよ!あと、ミミズ餌とアカムシ餌の違いですが、ミミズ餌の方がエビの反応が良かったです。今日はたまたまそういう日だっただけかも知れませんが、ミミズ餌=4匹に対して、アカムシ餌=1匹でした。さらには、ミミズ餌の方が釣れたエビサイズが大きかったです。でもコレは釣りのスタイルにもよるかな…オッサンは二本竿で置き竿だから、喰わせる時間が短いアカムシ餌だと時間を置きすぎて、餌だけを取られる事が頻発しました。なので、ボリュームがあって、お食事に時間がかかるミミズ餌の方が向いてるかな?もっとエビサイズが大きくなったら、サシ餌(ウジ虫)も試してみようと思ってます。手持ちの一本竿の場合は、勝負が早いアカムシ餌の方が楽しい釣りになると思いますよ。とは言え、本日のメインテーマ『H2氏にテナガエビを釣ってもらおう!』はかろうじて達成できたのでヨシとしましょう!次の記事>>>「2025年3回めの多摩川テナガエビ釣りはいつも通り!」へここで宣伝です!オッサンがエビサイズの計測をしているスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?スケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2025年3回めの多摩川テナガエビ釣りはいつも通り!
    2025年3回めの多摩川テナガエビ釣りはいつも同じくらいだな2025年5月11日2025年3回めのテナガエビ釣りに行ってきました。ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)天気:晴れ釣行時間:7時00分(潮位122cm下げ4分)〜9時00分(潮位44cm下げ8分)大潮釣果:7匹(7cm〜15cm)竿:「GR愁渓」2.1mと「清滝」2.1m道糸:フロロカーボン2号ハリス:ホンテロン0.8号ハリ:タナゴ針-極小新半月ウキ:発泡スチロールの玉浮きオモリ:中通し1号&ナスオモリ2号エサ:ミミズ(自己調達)仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛け&胴付き仕掛け本日もいつものように多摩川でのテナガエビ釣りだ。たぶんどんな釣りものにも共通していると思うけど、エビも昔ほどは釣れなくなった。魚の数自体が減っているのと、魚の生息環境が悪くなっているんだと思う。ただ、都市河川について言えば、昭和の時代には水質汚染が酷かったから、あの時代に比べれば水質だけは良くなっているハズ。なのに、数が減っているということは、魚が繁殖出来る環境が破壊されているから。つまり、河川の護岸工事等で生育できる環境にないということ。日本は台風の通り道だし、国土の地形的に河川傾斜がキツイから、大雨が降れば氾濫の危険性が高い。一度氾濫が起きれば、とてつもない被害となる。なので古来より、この国の河川事業は氾濫との戦い。国は国民の財産を守らなければならないから、河川整備は国家事業の最も重要な位置づけのひとつになっている。というわけで、お魚環境なんて度外視で、人間の生活優先の河川整備が進行しております。まぁ、国民の財産とお魚釣りを天秤にかければ、比べるべくもないよね〜オッサンの勝手な思い込みだけど、多摩川の土手やら護岸整備等の河川事業が目につくようになったのが、2020年くらいから。その原因は2019年10月、関東を直撃した過去最強クラスの台風19号。多くの河川で氾濫や堤防決壊被害を出したこの台風は、多摩川にも深い爪痕を残しました。氾濫や決壊は免れたものの、護岸などが少なくとも二十カ所でえぐられたり崩れたりする被害が発生。増水時に水が流れる高水敷部分が削り取られる「洗掘(せんくつ)」も起きていました。そもそも事前の計画通りなのかも知れんが、あの最強台風の被害以来、多摩川最下流域のいろんなところで工事してる気がするんだよね〜テナガエビが生息しているのは水際のゴロタ石帯。石組みが自然で複雑であればあるほど、テナガエビが生きてゆくには適していると思われる。蛇行した河川流路は複雑な流速を生み、河川断面も浅場や深みと変化に富む。そんな環境は、豊かな生物圏となっている。しかし、そんな環境は河川事業側にとっては無用の長物。流路や河川断面は直線かつ明瞭なのが理想で、複雑な石組みなんぞは水流の邪魔以外のなにものでもない。っというわけで、多摩川の其処此処で現在も人工的な工事が進行中なのであります。毎年のようにテナガエビ釣り場が無くなりつつあるこのご時世。オッサンにとってのテナガエビ釣りは、ハゼ釣り開幕までのつなぎ程度の位置づけではあるものの、壊れてゆくテナガ環境を目の当たりにすると複雑な想いです。本日もいつものテナガ釣り場で、ココはまだ工事の魔の手が及んでないパラダイス。とは言うものの、たいして釣れんのだが一応はエビ様は釣れるので、ココがいつ何時壊されやしないかヒヤヒヤだ。本日は早朝から午前中が引き潮だから、いつものオッサン秘密のお宝ポイントで釣りができる日。ただ、大潮だからアッという間に潮が引いて釣りにならなくなる。恐らくは、釣りになるのはせいぜい2時間ってところ…まぁ、大潮で大きく潮が引くからこそ、お宝ポイントで釣りができるのも事実ではあるが…なので、いつもよりも早めに自宅を出発。まだ朝は早いが、お日柄が良いもんだからそれほど寒くはない。気持ちは急いてるが、もうお歳なもんだから身体がついていかなくて、チンタラと愛車を漕ぐ。多摩川の河川敷に出ると、高齢者の集団がなにやら怪しい動きをしている。どうやらラジオ体操的なものらしいが、オッサンが知ってるラジオ体操第一ではない。「コレって何の踊り?第二?第三?」ちなみにオッサンは第一しか知らないけど、ラジオ体操は第一が一番ライトで、第二、第三となるにつれて激しくなるらしい。第三なんてかなりハード&複雑で、それ故に普及しなかったらしい。どうやら第一から第三のどれでもなさそうで、令和の時代にはラジオ体操は消滅しているのかも知れない。いつもより早いから、高齢者達の怪しい踊りが見れたらしい。中国では、健康目的で大音量で音楽を流しながら集団で同じ動きをする暴走団なる迷惑行為があるらしいが、事情を知らない外国人がこの朝のラジオ体操もどきを見たら、全く同じように思うのかもね。橋を渡り対岸に来ると、いつものように川崎競馬の練習場が見えてくる。んでこっちも朝早いからか、いつもと違って猛烈なスピードで走り込んでる馬もいる。中には鞭入れしてるのもいて、本腰モードらしい。スピードが増すと迫力が違うね〜!オッサンも身が締まる思いでエビ釣り場を目指す。程なくオッサンの指定席に到着するが、相変わらず釣り人は皆無だ。もうテナガエビシーズンですが…昨日は結構な雨降りだったので、上流から大量のゴミが流れてくる。大雨だったからね〜雨上がりだからテナガエビが釣れるか心配だが、そもそもがいつも釣れないから別に気にしない!まだ潮位が少し高いが、お宝ポイントへはかろうじてアプローチできた。とりあえず釣りにはなりそうだからまずはひと安心で、釣りの準備をば。本日の仕掛けはいつもの直線的な奴の他、胴付き仕掛けを使ってみます。っというのも、2号ナスオモリが大量に余っているのでソレを消費するため。なんでこのオモリが大量にあるのか?サッパリ見当がつかないが、何かトチ狂って手に入れたんだろうね〜ナスオモリ消費用の胴付き仕掛けハゼ釣りでもそうなんだけど、底から餌を浮かすと喰ってこないと思われるかも知れませんが、ハゼもテナガエビもけっこう上まで餌を突いてくるから問題なし!逆に、餌が水底から浮いてるから目立つし、ユラユラ揺れたりすれば良い誘いにもなるから、かえって釣れるんじゃね?という期待もある。絶対釣れるよ!たぶん…餌はいつものように近所の公園からほじくってきたミミズ。タダは偉大だ!ハサミでみじん切りにして使うんだけど、ブチュ!って中からなにかが出てきて気持ち悪い。タダで手に入るのはありがたいが、気持ち悪いのはカンベン…ミミズのみじん切りタナゴ針に刺し通し。この餌はちょっと大きいかなオッサンは二本竿を置き竿にしているから、竿安定グッズを使っている。竿安定グッズて…ご覧の通り、洗濯バサミに挟み、スパイクオモリで重しにしただけの物体。こんなモンでもいろいろとお試しし、行き着いた成れの果てがコレでございます。テナガエビの活性は上がりつつあるさてエビ釣り開始ですが、まずは実績穴からスタートダッシュ作戦。間違いなくテナガエビが釣れるであろう穴に落とすと、すぐに浮きがピョコン!と反応する。「しめしめ…、エビがおるわぃ…」テナガエビ釣りの定番餌のアカムシなら、30秒から長くても1分待ってから聞きアワセれば釣れるけど、オッサンのはミミズ餌なので数分は我慢の子。さっさと竿を上げたい気持ちを抑え、腕時計とにらめっこ。まずは長めに3分も待ってから、ゆ〜〜〜っくり&そ〜〜〜っと竿を上げるとピュン!と軽い振動を残してエビが逃げてしまった!「チッ!雑魚がぁ!!」アレだけ待ってもハリ掛かりしないということは、5cm級の小エビだろうて。気を取り直して、もう一本の竿を慎重に上げると、またしてもピュン!と逃げられた!「チッ!みそっカスがぁ!!」開始早々に連続で逃げられ、気分が悪いオッサン。ミミズ餌だとどうしても小物は拾えない。まぁ、そんな小さいのは釣れてもすぐ死んじゃうから別にいいんだけども…なんだけど、まだいるだろう…と同じ穴に落としても、また同じように逃げられるぞ。「コンチキショ〜!アカムシ餌なら釣れただろうに…」という気持ちがないわけではないが、ミミズしか餌がないんだからコレでやるしかない。しつこく同じ穴に落とし、いつもよりも長めに喰わせ時間をとる。すると…ビクン!ビクン!と派手に暴れて、やっと本日の一匹目が上がってきた。やっとだよ〜やはりミミズ餌の場合は、コレくらいのサイズじゃないとなかなかハリ掛りしない。と思ってたら、次は小エビが釣れた。お、珍しいサイズが釣れたちなみに、この二匹ともに胴突き仕掛けで釣れました。餌が底から浮いてても、ちゃんと釣れるんですよ!釣れた穴を攻め続けるのは、ハゼ釣りでもエビ釣りでも同じだけど、何度もやっているとさすがに反応がなくなる。コレは警戒されているためで、実績穴のような良穴なら複数匹はいるはずなので、反応が無くなったら一度その穴を休ませる。しばらく他の穴をやって、また戻って来ると釣れることが多い。また釣れるよ〜!同じ穴をザワつかせ過ぎるとスレるから、適度なインターバルをおくのが有効になります。しかしコイツは元気が良くて、ハリを外そうと掴んだらガシガシ!と攻撃してきた!元気良いな〜テナガエビのハサミって、小さいから大した事ないと思われるかも知れませんが、挟まれるとけっこう痛い!一投目からしつこくやっていた穴でも、アタリが無くなったのでしばらく他の穴を攻めて休ませ、頃合いで戻ってきたら今シーズン最大サイズが上がってきた。15cmクラスこのように、アタリがないからといってもうソコをやらないのはかなりもったいない。エビがいるということはソコは良物件なので、複数匹いることも多く、何度もチャレンジする価値はあると思います。本日は大潮なので、かなりのスピードで潮が引いてゆく。みるみるうちに良物件が浅くなり、釣りにならなくなる。焦りつつも沖側の穴に落として、なんとかしてテナガエビを探し出す。まだ釣れるには釣れるが…相変わらず小エビが突いてくる事も多くて、浮きは反応はするんだけど針には掛からない。このサイズだと厳しいミミズ餌だと小エビのお口には大きいので、長めに喰わせ時間を取ってるんだけど、長すぎると今度は完食されてしまう。いい食べっぷりだぜ!エビサイズによって喰わせる時間が違うから難しいんだよね〜どんなサイズが喰ってきてるか?なんて分からんし。最後はまた小エビにて終了。ラストも小エビ潮位が低くなり過ぎて釣りにならなくなり、2時間で7匹と相変わらずの貧果。ヒェ〜!15cmのエビは昇天してしまった。彼はちょっと針掛かりが深かったので、”マズイな〜…”って思ってたら案の定だった。ごめんなさい。一般的にテナガエビ釣りのハイシーズンは梅雨時と言われてるんだけど、今日の感じだとまだもう少し時間が掛かりそう。とは言え、少し前はウキが全く動かなくて居食いみたいな感じだったけど、本日はすぐに反応する時もあったし、しばらく放っておくとやっと反応することもあった。どちらにせよ、エビの活性が上がりつつあるのは間違いないと思います。いつもの一直線な仕掛けだと、エビが餌を持って移動すれば、浮きがグィ〜ン!って大きく動くのでテンションが上がる。でも胴付き仕掛けだと、浮きがピョン!って小さく動くだけなので、ビジュアル的に面白くない。やはり、いつもの仕掛けの方が釣りしてても面白いな〜今シーズンのテナガエビ釣りはまだ3回目だけど、いまだにツ抜けすらない。もしかして今年はツ抜けしないかもネ!まぁ、それでもいっかぁ〜!次の記事>>>「2025年4回めの多摩川テナガエビ釣りはビッグアーム登場!」へここで宣伝です!オッサンがエビサイズの計測をしているスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?スケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2025年4回めの多摩川テナガエビ釣りはビッグアーム登場!
    2025年4回めの多摩川テナガエビ釣りはビッグアームが釣れた!2025年5月18日2025年4回めのテナガエビ釣りに行ってきました。ポイント:三本鉄橋(川崎側)のち多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)天気:晴れ釣行時間:8時00分(潮位160cmほぼ満潮)〜11時30分(潮位85cm下げ6分)中潮釣果:7匹(8.5cm〜20cm)竿:「GR愁渓」2.1mと「清滝」2.1m道糸:フロロカーボン2号ハリス:ホンテロン0.8号ハリ:タナゴ針-極小新半月ウキ:発泡スチロールの玉浮きオモリ:中通し1号&ナスオモリ2号エサ:ミミズ(自己調達)のちイソミミズ仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛けここしばらくは、土曜日の度に雨が降っている。翌日の日曜日はテナガエビ釣りに行くもんだから、こちとらは気が気じゃない。「また雨かよ…。しかもしっかり降りやがって!」オッサンのテナガエビ釣りポイントは、メトロポリス東京を流下する一級河川多摩川の最下流域なので、雨が降るとアッという間に濁って釣りが難しくなる。「またどうせ、釣れないんだろうな…」釣りをする前からもう不貞腐れモード。人間、歳をとると卑屈になるから、歳はとりなくないやね〜んで今朝目覚めると、天気は良かったけど風がそこそこ吹いていた。釣りの大敵は雨よりも風である。とは言え、真夏のハゼ釣りならともかく、テナガエビ釣りごときで雨天釣行はやらないけどサ!本日は「さて!出掛けますか!」と爽やかに出発したのには理由がある。いつもは「もう行くの?ダル〜…」って感じでやる気なんて微塵も無いんだけど、本日のテナガエビ釣行はゲストが来る。ハゼ釣り仲間のSS氏である。SS氏がテナガエビ釣りもやるというのは聞いていたが、テナガ現場で会ったことは一度もなかった。ハゼ釣り仲間には、オッサン同様にハゼ釣り開幕までの時間潰しでテナガエビ釣りをやる輩がいるんだけど、誰一人としてエビ釣り場で見かけたことがなかった。それぞれにお気になポイントがあるからだろうけども、ここらでテナガエビが釣れるポイントは極々限られてるから、全く会わないというのも不自然なんだよね〜まぁ、オッサンがやってるポイントが、メインポイントから外れてるからだろうけども…そして、本日の現場はいつものオッサンポイントではなく、懐かしの三本鉄橋。『三本鉄橋』とはオッサンが勝手にネーミングしているだけで、上流から、京浜東北線多摩川橋、東海道線六郷川橋梁、京急線多摩川橋梁の三本の鉄道橋が並んでいる地点。いつものオッサンポイントは、本日朝の潮位だと高すぎるから恐らくは釣りにならないと思ったので、SS氏オススメのポイントである三本鉄橋下ということになった。オッサンがココでテナガエビを釣ってたのはもう4〜5年前になるかな?久しく行ってなかったけど、SS氏がココでやってるということは、まだ釣れるんだね。多摩川土手を軽快に立ち漕ぎしていると、いつもの川崎競馬の練習場が見えてくる。んが、本日は馬が一頭もいなかった。いつもは何頭もの競走馬がブルル!ブルル!言わせながら、走ったり歩いたり馬糞たれたりしてるんだけど、全く姿が見えず…昨日の雨で馬場がぬかるんでるから、本日の出走は取り消しです!なのかな?馬がいないと寂しいな…いつもはしばらく馬を眺めて元気をもらうから、今日は気が重いな…残念だけど、まずは目的地を目指す。程なく、本日の現場『三本鉄橋』に到着。懐かしいぜ!心配だった風は、ほぼ無風になっていた。待ち合わせ時間までは少々早いので、ちょっとうろつく。こちらのテトラポットは人が乗りやすい、人に優しい形をしている。平らだからイイね〜昨日の雨の影響で水は濁り気味基本的にはあまり変わってないんだけど、護岸工事をした箇所もあったので、そちらの方も様子を見に行ってみたが、テナガエビ釣りは出来そうもなかった。昔を思い出しながらいろいろと見て回ったが、釣り場としての様相が変わってしまい、テナガエビが居着きそうな箇所も少ない。う〜ん…、どうにも釣れそうな雰囲気ではないな…SS氏が来るまでボケ〜っとしててもしょうがないので、釣りの準備を始める。まず取り出しましたるはコレ!ハテ〜?コレは耳栓です。否、正確には耳栓ではなくて、バックアップ材です。建物とかの隙間に突っ込んで、その上からコーキングをする時に使う発泡ポリエチレンフォームです。現場で使ったり、工場で製作する時に本当に耳栓として使うこともあります。会社から失敬してきました。なにせ、頭上のすぐ上を鉄道がひっきりなしに行き来するもんだら、耳栓無しではうるさくてかなわん!耳栓してても、騒音が腹に響くくらいだし。本日は仕掛けが少々違う。何が?オモリにナス型2号を使い、誘導仕掛けにしています。何に使うつもりだったのか知らないが、ナス2号オモリの在庫がワンサとあったのでソレを消費する。テナガエビ釣りなんぞに一銭も掛ける気はないので、在庫だけで勝負じゃ!2号だと重すぎるから、本来なら1号程度で収めたいが、在庫だけしか使わんよ!在庫しか!エビが引っ張りやすいように誘導式んで、餌もタダさ!近所の公園でほじってきたズミミ様。ミミズもなかなか居ないんだよね〜ミミズをみじん切りにして針に装着。切り刻みまして針に刺し通し。ミミズは刺し通さないとねミミズを触ってると粘着質な物質が出てきて、体液やらドロみたいのが指にくっついて水で洗っても落ちないんだよね。ネバついてキモいぜ!釣りエサとはこのようにグロテスクなものが多いから、今の若い子なんてやらないよね〜。んで問題はエビを入れるバケツのエアポンプ。オッサンはソーラーパネル式のエアポンプを使ってるんだけど、橋の下は日陰なのでポンプが作動しない。日陰だと動かんぞ日向だと動く電池でも動くハイブリッドだから電池を入れろ!という話なんだけど、電池を入れるにはケースを開けたりしなくちゃなので面倒臭い。電池を入れろ!この透明アクリルケースはオッサンの手作りなんだけど、けっこう傷だらけになったな〜もう5年以上使ってるから、こうなるわな〜日向に置いて水温が上がると、バケツ内のエビが昇天する。かといって、エアーポンプが動かないとコレまたエビが昇天する。面倒を乗り越えて電池を入れるか?もしくはエビの命をとるのか?難しい選択を迫られたが、案外簡単に問題は解決した。日向と日陰の境目にバケツを置くことにした。真実はいつもひとつ!で解決した違いを見せつける男釣りする前から、やれやれで先が思いやられる。それではやっと釣り開始!と思っているとSS氏が到着した。ちょっと遅くなったのは、餌を採取していたからだそうな…SS氏もテナガエビの釣り餌は自己調達派。しかし、オッサンみたいに近所の公園で周囲の白い目が突き刺さりながらミミズをほじるなんて格好悪い事はしてないらしい。SS氏の餌は『イソミミズ』という物体。コレがイソミミズだ!オッサンがほじってるミミズの細いバージョンみたいな感じで、テナガエビには最適な細さ。生息域が限られてる貴重品らしく、どこでほじってきたのかは秘密。ちなみに、SS氏も二本の置き竿。なんだけど、違いがありまして…ありがたいことにオッサンのこのブログを参考にしているらしいが、オッサンみたいな貧乏臭さとは一線を画したアイテムの数々。竿尻につけているウェイトも基本的な形はオッサンと同じだけど、オッサンの昭和な洗濯バサミとは違って、アルミのカラビナを使ってたりして違いを見せつけてくるぜ!オッサンの貧乏アイテムSS氏のスマートなアイテムエビ入れでさえ、オッサンの10年選手の古ぼけた水くみバケツとは違って、某一流メーカーの透明な活かしバッカンだぜ!ケッ!釣りは釣れてなんぼのもんじゃい!と、やっとエビ釣り開始。このポイントはテトラポットの隙間に落とす感じになるんだけど、ちょっと潮位が高いし、水も濁っているからよく見えん。テトラポットの隙間に落とすんだけど…とりあえず落としてみると、テトラポットが重ねっている上に落ちる場合と、水底まで落ちる場合がある。今の潮位でテトラポット上だと水深が50cm程度だが、水底までとなると1m以上は落ちる。オッサンのいつもの感覚だと50cmでも十分深いんだけど、1mの水深なんてテナガエビが釣れると思えない。どちらが釣れる釣れないはやってみないと分からない。どちらにせよ、テナガエビが居着きそうな下がえぐれている隙間を見つければ、釣れる確率は高いと思います。まずは適当な隙間に落としてみると、すぐに浮きという名の発泡玉がピョコン!と反応した。お!居る居る。幸先のよいスタートだ。1分ほど喰わせてからそ〜っと聞きあげると、ピュン!という振動とともに逃げられた!チッ!小エビだったか。オッサンが使っているミミズ餌だと小エビはまず針掛りしない。逃げられはしたものの、間違いなくエビが居るスポットなので次に期待。次もすぐに浮きが反応する。今度は慎重に2分ほど我慢の子。オッサンはせっかちだから、腕統計とニラメッコしながら時間を測る。そ〜っと聞き上げるとビクン!ビクン!と今度は確実に針掛りしている反応。潜らせないように多少強引に竿を上げると本日の一匹目。まずは良型からこれがズミミ様の威力じゃ!とSS氏に自慢すると、SS氏がすぐに二連続で釣り上げた。アラ?そう来たか!どうやらこのポイントの勝手を知ってるSS氏の方に分があるようだ。気を取り直して自分の釣りに集中する。どうやらいきなりのアタリ穴というか隙間らしくて、落とせば反応するんだけど、長めに喰わせても聞いてみるとピュン!と逃げられる事が多発。SS氏の釣れ具合からすると、小エビが多いようなので、ミミズ餌を使っているオッサンにはちと厳しい。と思ってたら、あるアタリでグイグイ!と持っていかれた!引き加減から間違いなくテナガエビだから、コレは期待できるぞ!引きをいなしながらも潜られない微妙な引張り加減でやり取りし、上がってきたのは今シーズン最大サイズ!今季最大の17cmコイツにはダブルで手を挟まれた。かなり痛いんですけど…アタリは頻繁にあってなかなか針掛りしないんだけど、掛かれば良いサイズらしい。すっかりやる気になったオッサンだったが、遠くから嫌な音が聞こえてくる。はるか遠くからこちらへ近づいてくるのは、間違いなくウェイクボードのボート。「あ〜、来ちゃったか…」このボートは釣り人の敵で、釣りをしているとかなりの高確率で現れる。釣りをしてない所でやればいいのに、釣りをしている所を狙っているのか知らんが、釣りしている所にやって来るから、全ての釣り人から嫌われている。いつものオッサンスポットだとこのボートは来ないんだけど、本日はもっと下流で釣りしてるから眼の前を通ってゆく。当然ボートの高波が来て、水は濁り釣れなくなる。「ったく!邪魔なんだよ!」ボートが通過し、とりあえず竿を上げてみると根掛かり…ボートの波で仕掛けが煽られて根掛ったようだ。「ホラ見ろ!」ブツブツ言いながら、竿を操作するがどうしても外れない。しょうがないので。道糸を直接引っ張ってみると、ズルン!と抜けてきて突然ビクン!ビクン!と暴れ出す!何!?エビが付いてるじゃん!ビックリしながら上げると、明らかに今までとは次元の違うサイズのテナガエビ。コレはデカいぞ!「コレはいったんじゃね!?」テナガエビ釣りの目標ひとつに、ビッグアームと呼ばれる20cmオーバーのオスのテナガエビを釣り上げるという命題がある。ハゼ釣りでも同じことが言えるんだけど、地方の河川では大型も顔を出す事が多かったりするが、ここらの都市河川で大型はほぼ期待できない。でも、数シーズンに一匹程度という宝くじ並みの低確率で、大型が釣れることがある。オッサンがビッグアームを釣り上げたのは、5〜6年前のはるか昔と記憶しております。さてどうだ!SS氏と緊張の面持ちで計測すると…20cmのスケールギリギリいっぱいのジャスト20cm!!のビッグアーム。コレがビッグアームだ!やった〜!久しぶりにテナガエビ釣りで興奮しました。しかしその興奮の代償は…指から出血さすがビッグアーム。テナガエビに挟まれて出血したのは初めてだ。その後はアタリが遠のいて、チョロチョロ程度でしか釣れてこなかった。間違いなく、眼の前を何度も通過してくるこの◯ボートのせいだ!コレはオッサンの嫌悪感からのやっかみではなくて、テナガエビの生息域である浅場がボートの立波で荒らされ、エビの活性が悪くなったのが原因。だって、ソレまでは落とせばほぼアタって来てたんだから。そして、釣れたとしてもかなりのサイズダウンを余儀なくされた。抱卵メスは即リリース!釣れなくないがサイズダウン…SS氏も同じだったので、このタイミングでオッサンポイントへ移動を決断。まぁ、今いるポイントからは見えているから近いんだけどね。オッサンポイントにSS氏をご案内。ちょうど朝方は潮位が高かったけど、下げ潮だったのでギリギリアプローチできた。今季はハズレがない珠玉の穴にSS氏をお誘いすると、落としてすぐにアタって来たがいきなりの根掛かりロスト。気を取り直して、再び落とすと今度は仕掛けごと浮き上がってきたから、複数のエビが餌の争奪戦をしているらしい。「これほどハッキリしたアタリはスゴい!」とSS氏もやる気になっていた。んだけど、例の◯ボートがこちらへ近づいてくるではありませんか!?いつもなら、かなり手前でUターンしてこちらへは来ないんだけど、今日は眼の前を通ってゆく。しかも眼の前で沈しやがって!コイツらワザと嫌がらせしているのか?と思うほどの至近距離を通ってゆく。当然ながら、こちらでも底が荒れてアタリが遠のく…なんなんだよ一体!と殺意が芽生えた。ボートと言えば、釣りしていると朝方は釣りに行くプレジャーボートがよく前を通過していたんだけど、今シーズンは一艘も見ていない。たぶん、全て摘発されたんだろうね。ここら辺から上流のボートは全て違法係留なようだから、やっと国交省も重い腰を上げたようだ。多摩川最下流域は貴重なヨシ原とか干潟があるから、違法な船には厳しいみたいです。ついでに眼の前の◯ボートも捕まえてくれんかな?甚だ迷惑なんだけど…オッサンは自分のポイントへ来て、わずか一匹しか釣れなかった。コレしか釣れないんですが…暇だからSS氏の釣りを眺めていたら、なんと!テナガエビ釣りでアワセを入れてるではありませんか!?ス〜っと聞き上げてからピシ!って。それで釣り上げてるんですよ!テナガエビ釣りでアワセを入れるのを始めて見たので、新鮮な驚きだった。午後から用事があったので、オッサンだけ先に納竿。結局、3時間半で7匹だったけど、今日はビッグアームが釣れたので良かった良かった。ビッグアームの存在感!オッサンの釣り上げたエビはSS氏に差し上げました。なんか今シーズンはいつも7〜8匹の釣果ばかり…たぶん、コレで満足してるからこれ以上釣れないんだろうな〜後にSS氏からの報告で、オッサンのも入れて全部で25匹だったそうな。先週とは違い、確実にテナガエビの活性は上がっています。梅雨時のハイシーズンに向け、エビも調子良くなってきているようですね〜しかし、SS氏頑張ったな〜!負け惜しみじゃないけど、オッサンとSS氏の内容には違いがあって、釣れたエビサイズはオッサンの方が大きかった。コレは餌の違いで、ボリュームがあるミミズ餌は小エビはほぼ掛からないけど、SS氏が使っていたイソミミズは細いから小エビも拾えるという理由です。っというわけで、数はSS氏で型はオッサンという結果ですが、オッサンはエビを食べないから、サイズが良くて釣りが面白い方が楽しいな!っというのは、やっぱり負け惜しみだよね〜んで、SS氏の報告によると、持ち帰ったテナガエビは「超音波洗浄機をかけて甲羅等の汚れを落とし…」とあったが、エビに超音波洗浄機って!?時代は魚の洗浄に超音波なのか!?エビに超音波をかけると、なんか違うモンスターに変異しそうで怖いんですけど…っとバイオハザート的な妄想をしてしまったのだが、そんな変異したエビを食べて大丈夫なのかSS氏?ソレを食べたSS氏が、今度はクリーチャーに変異してしまうのでは!?SS氏の身を案ぜずにはいられないオッサンなのでした。ここで宣伝です!オッサンがエビサイズの計測をしているスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?スケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年第一回目の多摩川テナガエビ釣り開幕戦!
    2023年多摩川テナガエビ釣り開幕でございます!2023年4月23日2023年第一回目のテナガエビ釣りに行ってきました。ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)天気:くもり釣行時間:8時30分(潮位145cm下げ3分)〜10時30分(潮位84cm下げ6分)中潮水温:16℃釣果:9匹(13〜16.5cm)竿:「清滝」2.1m&「幸釣四五六」1.8m道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:タナゴ針-極小新半月ウキ:発泡玉浮き(自作)オモリ:ガン球-Bエサ:ミミズ(自己調達)仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛けまぁ、なんですよ…オッサンは面倒臭がりの愚鈍な性格なもんで、考えちゃうんですよ。”せっかくの休日に釣りなんぞに行くの、面倒臭ぇ〜なぁ〜〜〜…”追い打ちをかけるように、昨夜は友人と飲んでたもんで、いつもより余計に身体がダルい・重い・眠いの三拍子。もう50歳も半ばなもんで、若ぇ頃のように、日付が変わるまで飲んで騒いで壊れてビバ青春!なんて飲み方は出来ないし、話題も終活やら今後の暗い世界情勢やらの景気の悪い内容ばかりだ。オーダーするツマミも、唐揚げやポテトフライなんぞは胃がもたれるので、初っ端から枝豆やらおひたしやらお新香セットとしみったれてるぜぃ!そんないぶし銀な宴の翌日。いつものように布団でイモムシのオッサンは葛藤する。「なんでテナガエビ釣りなんぞに行かなあかんねん!」「しかし、ブログのネタが全く無いぞ!」「いいじゃん!ブログなんぞはど〜でもよ!」「いやいや…、待ってる人が居るかも知れんぞ!」「んな奴いね〜よ!」「いやしかし…」煮えきらずに、ゴロゴロ布団ごと転がってるうちにすっかり朝寝坊。「しょうがねぇな〜!」意を決して起き出す。そのしょうがない原因はズミミ様。オッサンは、昨シーズンからテナガエビ釣りのエサとしてミミズを使い始めた。やっぱりテナガエビ釣りにはミミズが釣れるぜ!っというわけではなく、単にエサ代がもったいないからというトホホな理由。テナガエビ釣りの一般的なエサといえばアカムシで、型が良くなってきたらサシ(ウジ虫)というのが定石。しかしシーズン初期は、釣れるかどうかも怪しいエビ釣り。そんな不確定な釣りものに、大枚はたいてエサを買うのも馬鹿らしい。だもんで、自宅近所の公園のすみっコでミミズをほじくり返し、エビ釣りのエサに使い始めたという次第でございます。よくよく考えてみれば、魚釣りのエサは現地調達という現実もけっこうあったりして、それが一番の特エサだったりするんだけど、まぁ、この場合は単にオッサンがセコいだけだろうて。そんなズミミ様を事前に捕まえてたもんだから、今日は釣りに行かなくちゃならない。でもミミズなんてどこにでもいるんだろうから、使わないならそこら辺にバラ撒いておけばいいんヂャね?妻が大切にしている花壇にリリースすれば、ズミミ様が良い土にしてくれるだろうよ!とも思ったが、万が一、ミミズが原因で花卉が全滅したらちょっぴり罪悪感…っというわけで、テナガエビ釣りにGo!釣れる要素がひとつも無い釣り場今朝はすこぶる寒い。ここしばらくは夏日も記録するほどの陽気だったが、昨日から突然の気温急降下。愛車のハンドルを握る手がかじかむくらいの寒さで、当然ジャンパーを羽織る冬の出で立ちだ。本日向かうは、多摩川下流域のJR線やら京急本線の鉄橋がある辺りの上流川崎サイド。ここらへんはテトラポットが1kmほど並んでいるテナガエビ釣りの聖地。というのはもう昔の話で、昨今は大して釣れないもんだから、釣り人もあまり来なくなったな〜そもそもが多摩川下流域は、何年も前の台風の影響でテナガスポットが激減した。誰もが知るような分かりやすいポイントでは、全然釣れなくなった。恐らくは知る人ぞ知るポイントはあるんだろうけど、そんな貴重なスポットは誰も教えてくれんだろう。中には、そんなオアシスをくだらんブログで全世界にバラすような怪しいオッサンもいるから、親切心で無闇矢鱈にゲロするのは危険である。なので、自力で開拓するか、それらしきエビ釣り釣り師を尾行するのが、ナイススポットを見つける方法。オッサンが通ってるこのポイントは誰でも知ってるんだけど、釣り場としてパッとしないから、エビ釣り人がほとんど居なくてお気楽だ。ほぼ一年ぶりに訪れた懐かしのテナガエビスポットだが、案の定、見渡す限り釣り人は皆無だった。う〜ん誰もいないな…寒いし、風も強いし、曇ってるしで釣れる要素が何ひとつ無いもんだから、誰もこんな日にエビ釣りなんぞしないだろうて…おまけに現在は潮位が高いから、狙うべきエビスポットなんぞ見えやしない。エビの居そうな岩陰が見えないんですけど…まずは狙うべきスポットの掃除から。テトラポットの隙間には、上流からの漂流物が堆積するのでソレらを取り除く。良さそうな場所に限ってゴミが溜まるんだよな〜掃除も終わったので釣りの準備。まずはズミミ様を5mmくらいの長さに切り刻む。近所でほじってきたズミミ様ハサミでカットするたびにブチョ!っと内容物が出てきて気持ち悪い。何で読んだのか忘れたが、ミミズって人間同様の臓器がひと通り揃っているから、医療の分野で重宝されているらしい。なんか見た目、口から肛門まで一本の管で繋がってるだけにしか見えんが、こんなキモい生物でも人類の役に立ってるらしい。本日の竿は清滝2.1mと幸釣四五六1.8m。いずれもハゼ釣りで落選した二軍の竿たち。第二の人生で頑張ってくれ!仕掛けは、何の変哲もないウキ仕掛け。以前は二本針でダブルを狙ったりしてたんだけど、この釣り場は小さな岩の隙間を狙うので、二本針だと根掛かりが多発。なので、針は一本にしました。そもそもココに来るということは、エビの姿が見れれば良いだけなので、数は期待してないし…こんな感じ小さなタナゴ針にちっちゃなミミズを刺し通すんだけど、まだエビ釣り初日で慣れてないもんだから全然出来なくてもどかしい。「タナゴ針ってこんな小さかったっけ?」寒くて手がかじかんでるし、老眼で見えないし…やっとこさミミズを刺し通し水温は意外に高くて16℃。水に触ると温かいくらい準備完了にて釣り開始なんだけど、大事なのがコレ↓ハテ?なんでしょう?コレは竿立てというか、竿を固定する三脚代わり。洗濯バサミで竿を安定させつつ、風とかで転がっていかないように高ナットのオモリを付けています。なにせこの釣り場はテトラポットの上でやるもんで、足場も竿を置くのもテトラポットの上。一本竿なら手で持っていれば良いんだけど、オッサンは二本竿なので置き竿になります。なので、風が吹いたり、竿の置き場所が悪かったりするとコロン!と落ちてしまうので、それを防止するアイテムです。こんな感じに使いますさぁ!2023年度もテナガエビ釣りの始まりじゃ!思ったよりも釣れたよ〜!理想を言えば、入り口は小さくて岩の下がエグれて広くなってる感じのスポットが良いんだけど、そんなもんは見た目で分かるはずもない。なので、適当な岩の隙間に適当に落とす。広さのあるポイントならウキの動きでエビが来たかどうか分かるんだけど、この釣り場みたいに石と石の小さな隙間に落とすポイントだとほとんど分からない。まぁ、ウキがチョン!と動いたり、ス〜っと石の下に持って行かれる事もあるけど、ほとんどはテナガエビが喰ってきてもその場で居喰いになるからウキに変化はない。だもんで、ココでは適当な頃合の時間で聞き上げる感じになります。まずは本日最初の聞き上げ開始。ス〜っとゆっくり竿を上げ、オモリの重さを感じ始めてからさらに上げる速度を落としてみると、オモリ以上の重さを感じる。おっ!っと思った瞬間に、クンッ!と竿が震えてエサを離された。テナガエビが付いてたんだけど、針に掛かってなくて逃げられた。こんチクショ〜!と思ったが、一発目からエビがちょっかい出してきたという事は期待できそうだぞ!その振動の感じから、小エビよりももう少しサイズがありそうだった。すぐに同じスポットに落としてしばらく様子見。慎重に長めに3分ほどしてから再度聞き上げてみると、ククン!ククン!と懐かしいテナガエビの感触が!?テナガエビってこんなに引いたっけ?というナイスな引きで上がって来た2023年度の一匹目は、良型だった。お〜!ナイスサイズ!テナガエビって集団で居ることが多いから、釣れたスポットは集中して攻める。お次もすぐに同じスポットから上がってくる。良いね〜!オッサンはエビは持って帰らないので、どなたかに差し上げるかリリースなんだけど、本日はオッサン以外に釣り人は居ないのでリリース確定。テナガエビって虚弱体質なのか、針が口深く刺さっててなかなか外れないとすぐにご臨終してしまう。できる限り丁寧に針を外すんだけど、エビの口って複雑怪奇な形状。思ったように外れないんだよね〜この口って、どうなってるんじゃ?スタートからいい感じで釣れてやる気になるんだけど、本日は中潮でドンドン潮位が低くなってゆく。さっきエビの反応があったスポットに、エサを付け直して落としても、あっという間に水が無くなってゆく。なので勝負は早めにつけなくてはならない。飽きない程度にアタリはあるんだけど、せっかちなオッサンはゆっくり喰わせないで、ついつい竿を必要以上に上げてしまい逃げられる。本来なら、ゆっくり竿を聞き上げ↓テナガエビの重さを感じたら↓よりゆ〜っくり竿を上げ、その時のエビの反応の強さに応じて、そのまま上げるか?orもう一度下げて喰わせるか?を慎重に見極めなければならない。しかし、まだシーズン初めなもんで、そこらへんの微妙な操作が出来ずにバラす事態が多発。釣り始めからそこそこアタリが続いてたんだけど、かなり潮位が下がってしまい、頃合いの水位ではなくなってしまった。当然アタリが遠のき、釣れなくなる。全く期待していなかったかんだけど、思った以上にテナガエビの反応が良かったので満足してしまい納竿。2時間で良型揃いの9匹という釣果。シーズン最初でコレだけ釣れればOK!最大サイズは16.5cmあり難いことに、皆さん元気に多摩川へお帰りになられました。例年なら、シーズン最初のテナガエビ釣りはボウズも珍しくない。その後も釣れたとしても小エビが突いてくるくらいの内容なんだけど、本日は良型ばかりでそこそこの釣果でした。しかも、外道のダボハゼが一匹も上がらなかったというのも珍しい。とは言え、一回目はだいたいが4月初旬なので、今シーズンは2週間ほど出遅れたから釣れたのかな?でも、釣れたのは単に時期だけが理由でも無い気もする。もしかして、2023年はテナガエビ釣りは当たり年なのかもしんまい!まぁ釣り人特有のお花畑思考なんだけど、この真偽は今後の釣果でハッキリするでしょう。とにかく始まった2023年のテナガエビ釣り。今後に期待したいが、この釣り場に通うのってキツイんだよね〜多摩川の反対側でちょっと遠いし、テトラ帯をチョロチョロ動き回るのって体力と筋力を使うし…どこか他に良いテナガスポット無いかな〜?次の記事>>>「2023年第二回目の多摩川テナガエビ釣りは玉砕!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼやテナガエビサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年第二回目の多摩川テナガエビ釣りは玉砕!
    2023年二回目の多摩川テナガエビ釣りはボウズだよ!2023年4月29日2023年第二回目のテナガエビ釣りに行ってきました。ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)天気:晴れ釣行時間:7時30分(潮位120cm)〜9時30分(潮位120cm)長潮水温:19℃釣果:ボウズだ〜!竿:「GR愁渓」2.4m道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:ナイロン0.8号ハリ:タナゴ針-極小新半月ウキ:シモリウキオモリ:ガン球-B2個エサ:ミミズ(自己調達)仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛け釣りはいつも釣れるとは限らない。たとえ大都会に位置する都市河川での釣りとは言え、自然相手は如何ともし難い。大自然に対しては、人間なんぞの欲望・野望・願い…はことごとく打ち砕かれてしまうのだ。釣りには、”一応”釣れる状況が確立されてるように言われる。代表的なのが、朝マズメ夕(ゆう)マズメや大潮・中潮などの潮汐や潮流。もっと細かくなると、そのポイントでの水中地形の変化や時期的な魚の習性…etc数多の釣り師が、長年の経験や知識から導き出された釣れると言われる状況は、確かに存在する。んがしかし、それが絶対か!?というとそうでもない。釣れる状況なんだけどサッパリだったり、逆に、全く期待してなかったけど爆釣!も何度も経験してきた。その不確定さが釣りの魅力であり、醍醐味であり、魔性でもあり、あなたを廃人へと引きずり込む。釣れなかったら「次は絶対リベンジしちゃる!」と闘志を燃やし、爆釣だったら「次も絶対大漁だぜ!」と意気込む。釣りが『悪魔の趣味』と呼ばれるのはこの麻薬性で、釣り沼にズルズルと引きずり込まれ、脱出不可能なミッション・インポッシブル。無自覚に金と時間をひたすらに浪費し続けるクイーン・オブ・ベルサイユ。全く終わりの見えないネバーエンディング・ストーリー。それが釣りだ!っと、いつものように前置きだけは長くて申し訳ないです。今回の釣果はボウズである。何度もバケツを見返すが、獲物が居ない虚無の世界。ちなみに釣り用語で釣れなかったことを「ボウズ」と表現するのは、やはりお坊さんの頭髪が無いことが所以らしい。でもアレは剃ってるから無いように見えるのであって、毛根はあるから、放っておけば毛は生えてくるんだろう。宗派によって違うらしいが、修行僧は、基本的には「四九日(しくにち)」といって、4と9の付く日、つまり4日、9日、14日、19日、24日、29日に剃るのが基本らしい。そして、修行が終われば剃らなくてもよい宗派もあるらしい。事情によっては、厳しい修行後、晴れて免許皆伝となっても、ソレだけで食っていけなくて会社員とか公務員になるケースもあるらしい。この厳しいご時世、坊主専業も厳しいようで、社会人との副業も珍しくなく、そうなると坊主頭では勤まらなくて普通の髪型の隠れ僧侶も多いらしい。ただ、オッサンの勝手なイメージなんだけど、頭髪がない坊主頭の方が、なんとなく有り難みがある気がするよね。同じように釣れなかった表現で「オデコ」もある。こちらも同じように、おでこには毛がないからというのが所以らしい。スネ毛やワキ毛、陰毛に至るまでムダ毛として処理されてしまう昨今であるが、頭髪はムダ毛ではないのか?ファッションの一部なのかも知れんし、毛にはその部位をガードするという意味もあるので、大事な頭を守る頭髪は必要なんだと思う。しかし、意に反して頭髪が減少してしまう方も多い現代。抜け毛はストレスが最大の要因とも言われるが、単にストレスだけではないと思う。昔なら投石や投擲、マンモスの攻撃から大事な頭を守るために頭髪はヘルメットの役割をしていたと思う。生死に直結する頭髪ヘルメットなので、おそらく原始人の頭髪存在率は、ほぼ100%だったに違いない。中にはハゲ原始人もいたかもしれないが、オッサンは見たことがない。まぁ実際に原始人を見たことがある人はいないと思うので、あくまでイラストとか画像での話なんだけど、ハゲてる原始人って表現されてるのを見たことないし、あの時代にも皆無だったと思う。よしんば存在したとしても、恐らく頭髪ヘルメット無しには長生きしなかったのではなかろうか?そして、そんな彼を生殖本能が選ぶはずもないので、女子からも相手にされず、生存競争には勝てなかっただろう。有史以前から脈々と続いてきた、恐るべしボウズ因果、ボウズ輪廻…翻って現代である。AGAの発症率は3人に1人と言われる現代。矢じりが飛んで来るわけでもないし、凶暴な野生動物が襲ってくるわけでもない都会生活では、頭髪で頭を守る必要性は皆無である。こんな世の中ではストレスによらずとも、頭髪が必要とされないのは必然なのかもしれない。んで何だっけ?そう!釣りの話である。2023年二回目の多摩川のテナガエビ釣行は、残念ながら釣れませんでした!本来ならこの時点で報告完了にて、この記事も任務完了で次回頑張りましょう!で終わるはずだし、終えなければならない。ボウズの分際でエラそうに御託を並べるのは許されないし、ご法度である。しかし、オッサンも暇だ!世間ではGWが始まり、空港は出国ラッシュで高速道路も渋滞が始まった。一方、オッサンはどこ行く予定もないし、そもそも出かける金が無い。なので、自宅でやることもなくモサ〜っとしてる訳でして…そして、こんなトホホなブログを覗いているということは、オッサン同様に世間から隔絶され、意に反した自宅待機状態なあなた。そんな同士の為に、オッサンはボウズテナガエビ釣行の顛末をふりしぼってる訳であります。言い訳無用先週、2023年度お初の多摩川テナガエビ釣行は、思いもよらず釣れた。釣れたとは言えせいぜい9匹なんだけど、例年なら第一回目のエビ釣りはボウズ当たり前で全く期待してなかったから、こんな釣果でも満足だった。当然、今回も釣れると信じて疑わなかったんだけど…事前情報によれば、天気は良さそうだけど風が強い。潮汐も長潮であまり潮が動かずちょっと厳しい感じ。でも、テナガエビ釣りは石の隙間に落とし、そこにエビがいれば喰ってくるんだろうから、釣りさえ出来れば問題ないっしょ!とお気楽に考えていた。朝、自宅を出発するが、思ったよりも風は吹いてなかった。「お、コレなら良い釣りになりそうだ!」と思いながら愛車を漕ぎ、多摩川の河川敷に出た途端に、そんなお気楽思考は吹き飛んだ。スゴイ風が吹いていた。うわ〜、マズイなコレ!「どうする…、このまま前進するか?引き換えすか?」「この強風じゃ〜、釣りにならないだろう…」「しかし、ここまで来ておきながら、引き返すのも面倒くさいぞ!」悩みながら愛車を漕ぐが、川の対岸に渡った時点で覚悟を決めた。「前進あるのみ!」現場に到着するが、今までに増して風が強くなっていた。テトラポットに仁王立ちすると、風で身体が持っていかれて危ない。「コレでエビ釣りやるの?」と思うな否や(=as soon as)被っていたキャップが飛ばされ、水没した。オッサンはエビ釣りの前に、帽子を釣り上げるハメになった。とりあえずやれる所までやってみよう、と釣りの準備を始める。本日の竿は釣り仲間のO氏からもらった2.4mの竿。このポイントはテトラポットの上から置き竿でやるので、先週持ってきた1.8mの竿だと短く置き場所に困ったので、本日はちょっと長めの竿を持ってきた。メーカー名も入ってないので、たぶん安物なんだろうと思う。なぜかこのシリーズが二本あったが、O氏は事あるごとにオッサンに自分のお気にな竿を使わせたがるので、いつの間にか増えてたらしい。オッサンはテナガエビ釣りに全くこだわりは無く、竿の感触なんぞはど〜でもよいから、単に使えればいい。この竿がなぜか二本あるんだけど…仕掛けはいつものウキ仕掛けなんだけど、強風対策でガン玉をもう一つ追加。コレで狙いの穴に落とせるかな?ウキもなんでもいいんだけど、使わないシモリウキがあったので、釣りアイテム断捨離のつもりで使ってみる。ただの目印だからなんでもいいや!エサは当然、近所の公園でほじってきたズミミ様。こんな感じに小さく取り付け本日はおひさまが出ているので、ソーラーエアーポンプ『おひさまの力』を持ってきた。透明アクリルケースはオッサンの自作で、使い始めてもう3年になるが、いまだに稼働しているタフな奴。コレでエビも元気って感じだね!リンク水温は19℃と温かいから、爆釣間違いなしだ!けっこう温かいぞ!本日も二本竿の布陣ですが、基本的に置き竿になるので、洗濯バサミの三脚もどきが活躍する。こういう感じ。高ナットは竿が落ちないようオモリの役割さぁ釣り開始じゃ〜!なんだけど、強風に仕掛けが煽られて狙いが定まりゃ〜しない。小さな岩陰とか石の隙間に落とそうとするんだけど、もう少しってタイミングで強風がビュ〜!って吹いてくるんだよね。やっと仕掛けを落として竿を置いとくんだけど、案の定、置き竿が風に煽られてカラン!と音を立てて落下しまくる。一応、高ナットのオモリを付けているが、身体が持っていかれる程の強風相手では焼け石に水だ。竿が落ちる度に救出に向かうんだけど、テトラポットの下まで降りなきゃならんから面倒で危なっかしい。一方の竿の面倒を見ていると、カラン!ともう一方の置き竿が落ちる音がする。んで、そそくさと落ちた竿を直していると、またもう一方がカラン!。以後リピート…こんな塩梅なもんで、傍から見てたらテトラポットからオッサンがピョコピョコ出たり入ったりと、【もぐらたたきゲーム】のように見えただろう。何よりも一番の問題は、竿が落下するということは道糸がビョン!ってなるので、落とした仕掛けがズレてしまう。っということは、餌のズミミ様にちょっかいを出しに来ていたエビが逃げてしまうということだ。そんな訳で、釣り開始から全く釣れないのでありまして…コレじゃ〜釣りにならないから手持ち竿にするべきか?でも手持ちということは一本竿になるということで…オッサンがテナガエビ釣りを一本竿でやらない理由は、ヒマで手持ち無沙汰だから。エビ釣りをやったことがある方は分かるだろうけど、この釣りモノって喰ってきたら即アワセ!ではなく、そこそこの時間喰わせないと針に掛からない、待ちの釣りになる。オッサンはせっかちなので、喰わせるタイプの釣りは性に合わない。『分かってんなら、そんな釣りやるなよ!』って感じですが、この時期に自宅からチャリ圏で出来るお手軽な釣りモノって他に無いんだもん!オッサンがくすぶっていると、グッドタイミングで一方の仕掛けが根掛かりラインブレーク。コレでやっと手持ちの一本竿でやる覚悟ができた。っというわけで、後半の一時間は手で持ってやってるんだけど、やっぱりヒマだよね〜落としてすぐにアタって来るならまだやる気も出るが、ウキがシ〜ン…と微動だにしない。そこに喰い気のあるエビがいれば、すぐにウキに変化があるんだけど、な〜んも無い。やっぱり釣れない原因は、強風という訳でもないんだな〜忘れた頃にウキがス〜っと石の下に持っていかれて、「お、来たぞ!」としばらく喰わせておく。オッサンはすぐに竿をいぢくろうとしちゃうから、こういう時は時計とニラめっこで、1分後に竿を上げてみる。今日は強風で微妙な竿操作なんてできないから、長めに喰わせた後に、イチかバチかで上げるしかない。ス〜っと上げると少々抵抗があって、テナガエビが餌を握っているらしいが、針に掛かった時のググン!ググン!が来なくて、スルン…とエビが逃げてしまう。「(針に)掛からないな〜…」今日はコレの繰り返しだった。結局、手持ち竿の根掛かりラインブレイクに根負けして納竿。このクソ強風の中、2時間粘ってみたがボウズでした。虚しい空バケツ仕掛けが強風に煽られ、全然手元に寄って来ない状況で釣りなんてするもんじゃないね〜強風、長潮、微妙な潮位…釣れなかった言い訳はいくらでも考えられるが、オッサンにもう少しのやる気があればきっとボウズは無かったと思います。釣りで一番肝心な集中力と諦めない気持ち。やる気がみなぎリ過ぎるのはダメだけど、極端にテンションが低いのも釣れないよね。この時期はそこそこの風が吹くこともあるから、ちょっと強風対策を考えなくちゃだわ!ハゼ釣りだと、なんとしてもボウズだけは回避しなくてはと思うんだけど、テナガエビ釣りだとそんな意気込みが湧かないだよね。いかんな〜、エビだって命懸けで餌に喰らいつくんだから、こちらもそれ相応の真剣さで望まなくては失礼にあたる。次回からはチャンとします。次の記事>>>「2023年第三回目の多摩川テナガエビ釣りは判断ミスか!?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼやテナガエビサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年第三回目の多摩川テナガエビ釣りは判断ミスか!?
    2023年3回目の多摩川テナガエビ釣りはポイント違ったかな?2023年5月4日2023年第三回目のテナガエビ釣りに行ってきました。ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)天気:晴れ釣行時間:7時30分(潮位100cm下げ5分)〜9時30分(潮位35cm下げ9分)大潮水温:水温計忘れた釣果:5匹(8cm〜14cm)竿:「GR愁渓」2.4m&「清滝」2.1m道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:ナイロン0.8号ハリ:タナゴ針-極小新半月ウキ:発泡スチロールの玉浮きオモリ:ガン球-Bエサ:ミミズ(自己調達)仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛け2023年の現在、世間では9連休のGWだったりするが、オッサンは暦通りのお休みなので、5月3日からやっとGW到来といった感じ。しかし考えてみれば、昭和の時代は『ゴールデンウィーク』なんて無かった。当時の祝日は、4月29日:天皇誕生日5月3日:憲法記念日5月5日:こどもの日程度で、『飛び石連休』と読ばれていた。週休二日制でも無かったし、その年によって、うまくいけば日曜日が飛び石に絡んでくると連休発生!といった感じ。そのうちに、5月4日が休みになる『国民の休日』となり、昭和天皇の崩御されて『みどりの日』となる。今現在は『みどりの日』は5月4日なんだけど、以前は4月29日だったと記憶しております。そして、オッサンの勤めているクソ会社は休みじゃないけど、土曜日も当たり前のように休日となる週休二日制となり、世間では9連休だ!10連休だ!の景気の良い話になった。メディアはこの時期には行楽地からの中継で、イベントやらで多くの人出で賑わってまっせ!的な誇大広告をタレ流す。楽しい!幸せ!ビバ・バケーション!をしきりにアピールするんだけど、余計なお世話とはこのことだ。どこへ行っても混んでるし、お高い特別料金設定、ムダな時間を浪費するばかり…ゆっくりなんてできやしない!なによりも、客側で一番納得出来ないのが、宿泊費や交通費が高く設定されてること。こちとらが受けるサービスは変わらないハズなのに、何で値段がこんなに違うんじゃ?足元見た卑しい商売しやがって!と皆が憤っていると思う。この腑に落ちない価格設定の内容は、サービスを提供する側の言い分だと「機会損失分が上乗せされているから」ということらしい。例えば、ある宿泊施設では、GWや年末年始などには多くの予約の申込みがあるのに、施設のキャパシティーを超えてしまっている分は予約をお断りしなければならない。「この客全員が宿泊することができたら、どれだけ儲かっただろう。」「そして断った分は、儲けにならないどころか損しちゃってる。」つまり、施設側にとって断った分は『機会損失=マイナス』になっているという発想で、その「損失」を取り戻す価格を付けるのが当たり前の当然というのがアッチ側の屁理屈である。んな訳ね〜じゃん!どんだけ自己中な発想なんだよ!繁忙期に望む利用客の全てを宿泊させるなんてことは、出来る訳ないじゃん!世の中には数多のヒット商品があるが、ウェーブ中は製作が追いつかず、品切れが続くことも珍しくない。製作側も、売り出す前はどれくらい売れるのか?なんてハッキリ分からないから、ある程度の制限はかける。思いのほか売れてしまえば、その時欲しい人全てに行き渡らせることは出来ない。「もっと作っておけばよかった…」と悔しがりながら追加生産や増産し、次に売り出す時でも、通常の発想なら「機会損失したんだから、値上げします!」なんてやらないはず。翻って、宿泊業界や交通業界はどうだ!繁忙期は、機会損失を言い訳に当たり前のように法外な価格設定をしてくる。この愚挙に、ほとんどの顧客が嫌悪感を抱いているハズである。コレが閑散期とは一味違うサービスでもあれば、納得はせずとも「しょうがねぇな〜」と振り上げた拳を納めるが、下手すりゃ〜、忙しいを理由にぞんざいな扱いを受けたりするもんだから、怒りの鬼(おに)太郎である。という納得できない特別価格もあるもんだから、オッサンは長めの連休時期は出掛ける気になれない。なので、いつものように近所でくすぶるしかないんだけど、昨日は2023年度GW唯一の大型企画だった横須賀の沖アジ釣りに行ってきた。つまりGW初日にしてオッサンの連休は打ち止め。残りはノープランで、無為なGWを満喫したいと思います。どうみても釣れる状況では…まぁ、やることはひとつで、多摩川へテナガエビ釣りに行くナイスな案しか思い浮かばない。んで、やっぱりそういう事になる。今朝起きると、昨日のアジ釣りの疲れが全然取れてない。アジ釣りとは言え、流行りのライトアジではなく、130号の重量感あふれるビシを半日中ブンブン振り回してるもんだから体力が削られる。おまけに帰宅するやいなや、釣ったアジを捌かなければならないから、任務完了時にはもうヘトヘトだった。オッサンももう歳なので、一晩寝れば精力回復!ということはなくて、ひたすらにダルい、眠い、かったるい…なんでこんな日にエビ釣りせにゃ〜ならんねん!自分でも憤るが、GW後半は天気が悪い予報なので、前半で頑張らなアカン!老体にバラ鞭打ってエビ釣りに出撃するが、愛車を漕ぐ足取りも重い。途中、コンクリ三面張りの都市河川をまたぐように、ちびっ子達の手作り鯉のぼりがはためいてて、気分がホッコリする。そうか!鯉のぼりの時期だったか多摩川河川敷では、川崎競馬場の練習馬場でサラブレッドが朝練していた。競走馬はかっちょエエな〜この標識もココでしか見ない目的のポイントへ到着すると、既に二人のエビ釣り人がいた。約1kmにもおよぶテトラポット帯に、なんと二人も釣り人がいるとは、さすがGWである。珍しく釣り人がおるぞ!その昔はテナガエビ釣りのメッカなんて呼ばれてた時代もあったが、最近はてんでパッとしないもんだから、誰も釣りなんぞに来やしない。まぁ、オッサンはエビ釣りにこだわってる訳でもなく、誰も来ないから気楽で良いや!のノリでココに来てるんだけどサ。しかし、問題は現在の潮位。思ったよりも潮位が低くて、このポイントで釣りになる状況ではなくなっている。到着した途端に「コレは終わったんちゃう?」を確信した。コレは釣りにならんな…とは言え、本日はアジ釣りの後遺症だもんで、いまさら移動する元気も瞬発力もないから、覚悟を決めて釣りの準備を始める。本日の竿は、釣り仲間のO氏からもらった訳の分からん2.4mの竿と清流2.1m。エビ釣りに竿の性能は求めてない現在の潮位だと、たぶんテトラポットの上からじゃなくて、地べたに降りて釣りする事になりそうだから、2.4mの竿は長いかな?仕掛けはいつもの一本針のウキ仕掛け。何の変哲もない、いつもの奴餌は当然ながらズミミ様。前回のテナガエビ釣行時に採取してきたそのまんまだったから、果たしてご存命なのか心配…ミミズ生きてんのかな?多少くたびれてたが、どうやら生きてたらしい。ミミズって意外に生命力あるな!とは言え、すぐにみじん切りにされるんだけどサ。可哀想に…本日はおひさまが出ているからソーラーエアーポンプ『おひさまの力』(←;勝手にネーミング)も持参。やっぱりコレがあるとエビが元気だリンクこんな感じにオッサンがチンタラ準備しているうちに、潮はドンドン引いてしまい、既に絶望的な状況。さぁ、希望を捨てずに釣り開始じゃ〜!ボウズよりはマシだけどまずはいつもの実績ポイントから始めたいのだが、残念ながら水が引いてしまって陸の一部と化していた。さすが大潮!アッという間って感じだね!!チクショ〜、どうすんだよ!コレ…とりあえず、適当な岩陰に落としてみるが、やはりな〜んもない。もうここまで水が引いてしまうと、岩と岩の間の穴らしいポイントも無くて、岩陰みたいなヘチみたいなところしか見当たらない。釣り開始から1時間が経過するものの、生命反応はゼロで無の世界。こういう時こそマメに餌は変えないと、釣れるもんも釣れないので餌替えだけはやってるんだけど、基地に帰る度にエアポンプの空バケツが虚しくブクブク音をたてている。さすがに前回に引き続き、ボウズの連チャンを覚悟し始める。すると、あるスポットで仕掛けを落としてすぐにウキが反応する。「やっと来たか!?コレを逃すとボウズだぞ!」必要以上に慎重に喰わせ、いつも以上にゆ〜っくりと竿を上げて聞いてみる。ビクン!ビクン!と針掛かりしている反応。針に掛かってるとは言え、油断できないのがエビ釣りである。エビが暴れて仕掛けが絡んでのラインブレイクもなきにしもあらずなので、慎重かつエビに主導権は渡さない竿の操作で本日の一匹めをゲット。やっと釣れたよ〜!ボウズ逃れでホッとするオッサン。すぐに同じスポットで二匹め。ヨシヨシ!しかし次が続かず、再び沈黙のエビ釣り。エビもけっこう居ると思うんだけど、喰ってこないんだよね〜忘れた頃に釣れる程度で、連打スポットは見つからず…可愛いサイズを最後に納竿。ミミズ餌には珍しいサイズ2時間で5匹と寂しい結果なのでした。いや〜、厳しいな〜まぁ、もともと爆釣する釣り場じゃないのは理解してるんだけど、もうちょっと反応があってもバチは当たらないと思うよ。テナガエビの特性上、潮位にとても敏感な釣りモノだから、その時の状況で全く違う釣果になるのは否めない。オッサンも多摩川でのテナガエビ釣り歴はかれこれ7〜8年にもなるので、釣り場の特徴や釣れる状況はある程度なら理解しているつもり。こういう潮位の時はあの釣り場で…という知識はあるんだけど、近年は多摩川の環境が激変し、その上護岸工事が頻繁に行われているのでエビ釣り場が激減。テナガエビが居付く環境ってキレイに整備された護岸ではなく、崩れた瓦礫やらゴロタ石帯だったりする。そういう地点は河川の治水サイドにとってはウィークポイントにあたるので、放っておくわけにはイカンらしい。最近はやたら護岸工事やってて、エビ釣り環境が悪化の一途。なので、釣り場の選択肢がほぼ無いに等しいので、こんな場末の釣れないエビ釣り場でお茶を濁すしかないのである。きっとどこかにエビパラダイスはあると思うんだけど、それを探す探究心も気力も無い。生きる環境を奪われたテナガエビが、たとえ細々にでも暮らしてゆける環境に土足で入り込むような事はしたくないので、今の釣り場でやっていくしかないかな…次の記事>>>「2023年第四回目の多摩川テナガエビ釣りは釣れないこともないが」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼやテナガエビサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年第四回目の多摩川テナガエビ釣りは釣れないこともないが
    2023年4回目の多摩川テナガエビ釣りは、ちょっとは釣れたが…2023年5月5日2023年第四回目のテナガエビ釣りに行ってきました。ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)天気:晴れ釣行時間:7時30分(潮位120cm下げ4分)〜10時00分(潮位35cm下げ8分)大潮水温:21℃釣果:10匹(11cm〜16.5cm)竿:「GR愁渓」2.4m×2道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:ナイロン0.8号ハリ:タナゴ針-極小新半月ウキ:発泡スチロールの玉浮きオモリ:中通しマル0.8号エサ:ミミズ(自己調達)仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛けそろそろGWも終りが見えてきた。行楽地に行ってた贅沢なブルジョアジー達も、今度は帰りの混雑に見舞われるハメになる。行きでも、行楽地でも、終いにゃ〜帰りでも混雑三昧で、高い金を払った割に窮屈な想いもされて、さぞや楽しいGWだったと思います。っという訳で、どこ行くアテも金も無いオッサンのねたみそねみのニヒルなコメント、大変申し訳ないです。出来ることなら、オッサンもワイハやセブ島あたりで、ピニャコラーダを飲みながらビーチでのんびりしたかった。しかし、如何せんパスポートすら持ってないうつけ者なので、国外脱出となると密航しなければならないので、ちょっち難しいかな…二度と祖国の地を踏めないかもしれない覚悟で海外に飛び出す皆さんのような勇気が無いオッサンは、やはり近所でくすぶるしかないのである。本日も、いつものように多摩川テナガエビ釣りで通常運転なオッサン。明日は強風、明後日は雨天予報なので、恐らくは本日でGWのエビ釣りも終了の予定。オッサンも死期が近いせいか、今朝は早く目が覚めてしまいしばらくグズグズしていたが、ようやく多摩川へ向けて愛車を漕ぎ出す。移動しながら悩む。昨日は5匹の貧果だったので、本日は河岸を変えて違う釣り場に行くべきか…?となると向かう先はアソコしかないんだけど、今現在の潮位を鑑みるに、少々潮位が高いのでエビ釣りをするエリアがかなり限られてしまう。万が一、そのエリアに先客が入ってたら釣りができないので、大きく移動しなければならない。そうなると面倒臭いぞ!分岐点の直前まで悩んだが、向かったのはいつもの釣り場だった。土手上のサイクリングロードから、悩んでいたもうひとつの釣り場を対岸から眺めるが、誰も釣り人はいなかったので「やっぱりアッチに行けばよかった…」とチョッピリ後悔。しかし今更引き返す訳にもいかないので、前進あるのみ!釣り場に到着すると、またしても二人ものテナガ釣りストが居て、大盛況な釣り場なのでした。さすがGWは違うね〜まずは潮位の確認から。今現在はまだ釣りになる潮加減だけど、大潮の引き潮でアッという間に水が無くなるので急がねば!まだなんとかなる潮加減本日使う竿は、O氏から貰った得体の知れない竿×2本。エビ釣りでは、使えれば何でもいいや!今日は仕掛けに少々手を加えた。いつものオモリはガン玉なんだけど、コレだと軽すぎて落とすポイントへの狙いが付けにくい。河川は風の通り道なので風が吹きやすく、軽いオモリだとすぐに流される。だもんで、今回は風に負けないよう0.8号の中通しの丸オモリをセットしてみた。少々重いので、微妙なさじ加減の聞き上げが出来るか怪しいが、狙い通りのポイントに落とせない事にゃ〜話にならんので、ターゲット重視の作戦。ちょっと重いけどね餌は当然ズミミ様。前々回採取したそのまんまのミミズ。前々回はボウズだし、前回は5匹だしで全然釣れないから、ミミズも一向に減らない。昨日は生きてたから、今日も大丈夫っしょ!なノリ。餌として使う時は切り刻まれるんだから生死は関係なくて、とりあえずミミズの体をなしていれば問題ない。ミミズの形であればOKださすがにかなり弱っていたが…水温は21℃と釣行の度に水温アップ。水温が高ければ釣れる訳でもないけど本日もソーラーエアポンプが大活躍してくれるハズだし、そうあってくれ〜!と願うしかない。釣れてくれよ〜ん!そう言えば、オッサンが持ってるのは電池も使えるハイブリッドタイプなんだけど、釣り場で電池入りで使ったことないな〜晴れてなきゃ〜、わざわざ持って来ないし…電池無しでも良かったかな?リンク準備完了にて、テナガエビ釣り開始。潮が引ききるまでに勝負付けちゃる!サイズは良いんだけどね〜まずは実績ポイントから始めると、すぐにエビの反応あり!一投目は針掛かりせずに逃したが、次で掛けて早速の一匹目。幸先良いね〜!すぐに同じポイントで二匹目。同じくらいのサイズ今日はけっこう釣れんじゃね?と思ってたら、後が続かず…アタリが無いわけではないんですよ。テナガエビは餌にちょっかいを出してくるんだけど、針に掛からないのが多発。コレはつまり餌が原因なのかと…ミミズ餌だと、短く刻んでいるとは言えある程度のボリュームになるので、小エビクラスの場合は針がなかなか口の中に入らない。つまり、ミミズ餌を使っていると小エビは拾わないということになります。コレを良しとするかは人によりけり。エビ資源確保を鑑みて小エビは釣らないとか、小エビは弱くて釣るとすぐに死んじゃうから、オッサンみたいに持って帰らずリリースします!なら小エビは避けた方が良いと思われます。片や、釣りなんだから数釣れてなんぼのもんじゃい!なら、ミミズ餌ではなくアカムシ餌を使えば、サイズに関係なく針に掛かりやすい。まぁ、オッサンの場合は単にエサ代をケチってるだけなので、何の主義主張も無い。だもんで、餌にくっついてたエビがピュッ!って逃げると「クソ〜!アカムシ餌だったら仕留めてたな!」と思うことしきり…コレを覚悟の上でミミズを使っているんだけど、逃げられるとやっぱり悔しいな〜オッサンは二本竿でやってるんだけど、不思議なことに、片方の竿ばかりで釣れることがよくある。二本とも平均的に釣れる事はほとんどなくて、どちらか一方に重心が傾く。釣れる方の竿って決まってるんだよね〜冒頭でご紹介したように、本日は中通しの丸いオモリを使ってます。なので、エビが餌をお持ち帰りすれば、ウキはス〜っと動くハズなんだけど、この釣り場ではほとんどウキが反応しない。つまりは、テナガエビが餌をその場で居喰いしているということでして…他の釣り場では、ソコに喰い気のあるエビがいれば、落としてすぐにウキに反応がある。複数のエビが争うようにして餌を持って行こうとするが故の反応であり、コレが無いということは、この釣り場は魚影が薄いという事なんだろうな…ど〜りで釣れないわけだ…とは言え、たま〜にだけどウキが反応すると「お!来たぞ!」と期待MAX。ここでアワセても絶対に針掛かりしないからしばらく喰わせるんだけど、オッサンはせっかちなのですぐに竿をいぢくりたくなる。その衝動を抑えに抑え、「あと30秒したら(竿を)聞き上げる」と腕時計とニラメッコ。なので、オッサンのテナガエビ釣りに時計はマストアイテムだ。潮がかなり引いてしまい、狙えるスポットも限られる。そして、ここまで引いてしまうと、狙いは多摩川の本流のヘリ近くになるので、流れの影響も受ける。しかし本日はオモリに重量があるので、狙いやすいし、強い流れにも耐えられる。なかなか使い勝手が良かったので、今後しばらくはこのオモリでのお試しが続きそうだ。本流の近くだからか、このサイズが上がってきた結局2時間半で10匹と釣れないこともなかった。数は…だが、サイズはまぁまぁ写真のバケツ内は8匹で、お隣さん(とは言え、数10m離れてるけど)が帰ろうとしていたので8匹差し上げ、その後のおかわりが2匹釣れたので計10匹。これでGWの釣りも終了。そろそろハゼ釣りの気配が近づいてて、釣り仲間にはもう待ちきれずに、釣り場でハゼにちょっかい出してるのもいる。オッサンはいつからハゼ釣りしよっかな?まぁ、あらゆる情報筋から釣れた釣れないの情報が入ってくるだろうから、ソレを聞いてから動くとするかな。次の記事>>>「2023年第五回目の多摩川テナガエビ釣りは、ラストを飾れず!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼやテナガエビサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年第五回目の多摩川テナガエビ釣りは、ラストを飾れず!
    2023年5回目の多摩川テナガエビ釣りは最後もやはり…2023年5月21日2023年第五回目のテナガエビ釣りに行ってきました。ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)天気:薄曇りのち晴れ釣行時間:7時30分(潮位145cm下げ3分)〜10時00分(潮位44cm下げ5分)大潮水温:21℃釣果:6匹(7cm〜17cm)竿:「GR愁渓」2.4m×2道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:ナイロン0.8号ハリ:タナゴ針-極小新半月ウキ:発泡スチロールの玉浮きオモリ:中通しマル0.8号エサ:ミミズ(自己調達)仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛けいよいよ2023年のテナガエビ釣りも最後となりました。テナガエビ釣りと言えば、本来ならこれからが本番のシーズンですが、オッサンはハゼ釣りが始まるのでそっちへ行ってしまう。そもそもが、オッサンの中でのテナガエビ釣りの位置付けは、ハゼ釣りが始まる前の手持ち無沙汰な時期の暇つぶし。このようなふざけた態度は、本気でテナガエビ釣りをやっている方に失礼千万であり、場合によってはエビを投げつけられるほど大激怒されるかもしれない。そもそもが、命を掛けてエサに喰らい付いてくるテナガエビ様に失礼である。とは言え、2023年度の貧果なテナガエビ釣りにおいて、釣り上げたエビ様は全員バケツの中でご存命でした。なので、オッサンが”直接”殺生したエビは皆無だけど、人に差し上げたエビがどうなったのか?は言わずもがなだけども…余命幾ばくも無いオッサンは、いつものように勝手に目が覚めるんだけど、今朝の目覚めには迷いがなかった。その理由は2023年のエビ釣りがラストだから。今期も例年のようにパッとしないテナガエビ釣りだったけど、最後くらいはひと花咲かせたいもんで、気合い充分である。そんなやる気を削ぐのが、『足』の不備である。昨日気付いたんだけど、オッサンの愛車がパンクしていた。つい最近、虫ゴムを交換したばかりなので、虫ゴムが原因でのエア漏れじゃないのは明らかだ。つまり原因は、やはりチューブだろうて…オッサンの愛車はもう27年目にもなる。別にこだわりはないんだけど、気がついたらそんな年数になっていた。よくよく考えてみれば、オッサンの人生の半分をこの愛車と過ごしてきたわけで…そう考えると感慨深く、熱いものが込み上げてくる、っということはなくて、スキあらば新しい自転車(しかも、今流行りの電気的自転車)が欲しいんだけど、いつものように”ちゃんころ”が無い。コレが自動車なら、重税やら毎年車検やら故障の頻発などで買い替えの余地はあるが、オッサンの愛車はど〜か?というほどにすこぶる調子が良く、付け入るスキが無い。という訳で現在に至り、このままではオッサンの棺桶にこのチャリも一緒に放り込まれてしまいそうな勢いである。いくら調子が良いとは言え、フレームとホイール以外は全て手を入れてて、タイヤなんて何回チェンジしてるのか覚えていないくらい。オッサンくらいの年代だと、チャリのメンテナンスは自分でやるのが当然の当たり前。たかがパンク修理に1,000円〜2,000円も出すなんて信じらんね!こんなノリだから、自転車の不調子なんてすぐに何が原因か?は分かるもんで。今回はチューブだろうけど、いかんせん、今履いてるのもオバケイドロ真っ青なパンク修理だらけだから、もうダメだろ…タイヤの溝もツルツルで、ヒビ割れている。ハゼシーズンも始まるし、一時的に修理しても現地先での不具合が一番困るから、もう全交換しよう!とリムバンド&チューブ&タイヤの前後セットを発注した。ちなみにタイヤの溝ですが、自転車くらいの細いタイヤだと、溝の有無で滑りやすいとかは関係ないらしい。それよりもゴムの質が滑りを左右するので、後輪は駆動側だから安くて硬いタイヤでも良いんだけど、前輪は滑りにくい質の良いタイヤにした方が良いと思います。っという訳で、今朝は妻のママチャリを漕いでるわけでして…オッサンの愛車は『シティサイクル』系でそこそこ軽快にスピードが出るんだけど、妻のソレは絵に描いたような普通のママチャリなので、一生懸命漕いでも漕いでもスピードが出ないぞ!「よくこんなのに乗ってるな〜。全然進まないじゃん!」いつもの倍の時間と労力をかけ、いつものテナガエビ釣り場へ汗だくで向かう。急がないと釣りが出来なくなるぞ!やっと到着したエビ釣り場。相変わらず見渡す限りのロンリー釣り場かと思ったら、数10m離れた所にもう一人の釣り人がいた。どうやら、テナガエビ釣りをやっているようで、なとなく見覚えがある人だったから、たぶん以前にも会ったんだろうね。全然釣り人いないな〜今現在は潮が引いてる状態で、本日は大潮だから、これからドンドン水位が低くなってゆく。急がないと、エビ穴が無くなるぞ!まだ釣りになるが、急がないと!空は薄曇りだから、ソーラーエアポンプは動くのかな?と思ってたら、しっかり息していた。曇でも動くんだよね!本日も使う竿は、釣り仲間から貰った訳の分からん2.4mの竿を2本。すっかりエビ釣り用の竿になった仕掛けは中通しオモリのウキ仕掛け。コレくらい重さがある方が使いやすいウキは輪ゴムを突っ込んだ、ただの丸い発泡スチロール。コレで十分だ問題は餌のミミズ。先週は雨でエビ釣り出来なくて、容器に入れたまま放っておいたけど、生きてるのかな?ミミズ生きてるんかな?まぁ、生死なんて関係なくて、すぐにミジン切りになるからどっちでもいいんだけど…土をほじくると、ミミズがピョンピョン跳ね回る!ミミズってノソ〜っとしてるイメージなんだけど、実はそんな事なくて、土から飛び出すとピョンピョン跳ねるんですよ!意外に俊敏なズミミ様水温は21℃と温かい。外気は暑くても水温はココらへんが上限かな?チンタラ準備している間にすっかり潮も引いてしまい、怪しいテナガエビ釣り開始。小エビば突いてくるばかり…まずはスタートダッシュを決めるべく、実績穴から始める。2本の竿をセッティングしてしばらくウキを眺めるが、相変わらずピクリとも動かない。この釣り場って小さい穴をピンポイントで攻めるから、エビが餌を突いてもウキが反応しないことが多い。なので、ある程度の時間が経ったら、適当に竿を上げて聞き上げることになる。ス〜っと竿をゆっくり上げると、ピクン!と道糸が振動して逃げられた!「あ〜、小エビが突いてたな…」使っているエサがミミズでボリュームがあるから、5cm以下くらいの小エビだとまず針掛かりしない。アカムシ餌なら掛かるんだろうけど、それすらも買うのがもったいないと思ってしまうセコいオッサン。なので、あくまでターゲットは良型、大型エビである。たいてい朝イチはエビの反応が良いんだけど、本日はイマイチ良くないな…居るには居るんですよ!ただ、型が小さいらしく、そこそこの時間喰わせてもピクン!って道糸が震えて、逃げられてばかり。「今日は小さいのばかりだな〜」「今期最後のエビ釣りくらいは、アカムシ餌でやるべきだったかな…?」開始30分以上経過してから、やっと釣れたのは小さめサイズ。やっと釣れたよ!すぐに同じスポットから同じサイズがもう一匹。う〜ん…、今日はこのサイズか…この二匹を最後にパッタリとアタリが止まる。どこに落としても、何の生命反応もない。うわ〜、厳しいな…もうひと通り、めぼしいスポットはやったけど、全然アタリが無いんだよね。あとは少し離れたエリアが最後の頼みの綱なんだけど、そちらを攻めるにはもう少し潮が引かないと釣りにならない。しばらくは望みのないエリアでやってみるが、案の定、何も反応がなかった。やっと頼みの綱エリアでやってみると、すぐにナイスサイズが上がってきた。本日最大サイズ!コイツは脱皮したばかりなのか、フニャフニャしてて気持ちが悪かった。すぐに同じスポットからもう一匹。やっぱりこのサイズだと針掛かりが良いね〜これから一気に挽回!と思ったが、そう上手くいかず…、またしてもアタリが遠のく。相変わらず、小エビが突いてくるだけで良型サイズは音沙汰なし!しょうがないので、小エビと遊び始める。オッサンの足元に小エビがいたので、竿を使わずに手だけで道糸をツ〜っと垂らして、鼻先に餌を置いてみる。すぐにハサミでちょっかい出して来たから、コイツはヤル気があるようだ!やはりエビもハリスとか針はしっかり見えていて、最初は邪魔なハリスをいぢくって退けようとしていた。しかし諦めたらしく、今度はエサを挟んで口に持ってゆく。コレからが勝負で、いつどのタイミングでアワセるか様子を伺う。エサを口の中に入れてモグモグやってるんだけど、針の向きが掛かるのと反対方向を向いているので、まだアワセられず…「早く喰えよ!」と思うが、モグモグやってるだけで針の向きが悪い。ミミズを完食すると針を吐き出すから、それだけはヤメてくれ〜と願いつつ見ていると、針がクルン!と回転し、掛かる方向に向いた!アワセたいのを我慢して、10秒後にス〜っと上げると掛かった!コレくらいがミミズエサで釣れる最小サイズかなもう一匹同じように遊んで掛け、飽きたので納竿。2時間半で僅かに6匹の貧果にて終了。ひゃ〜、今日も釣れなかったな!2023年最後のテナガエビ釣りも爆釣とは、程遠い釣果でした。しかし、この多摩川にテナガエビを爆釣出来るポイントはまだあるんかな?と疑いたくなるほど、どこにも釣り場がない。他のエビ釣り人に聞いても、「以前はアッチでも釣れたんだけど、釣れなくなった…」だの「工事が入って、釣り場が無くなった…」だの寂しいコメントばかり。かくして、エビ釣り場を求めて多摩川沿川を徘徊する『テナガ難民』ばかりになったのでした。でも、きっとどこかにあると思います。テナガエビのオアシスが!しかし、万が一オッサンがそのポイントを見つける、もしくは情報を得たとしても、そのポイントは【秘密のエビ園】として、公開はしないだろうな。真剣にエビ釣りと向き合っている釣り師に対して、オッサンみたいにふざけたのが興味本位で土足で荒らすようなマネはしたくないもんで。早くも終わってしまった2023年のテナガエビ釣り。今期は同じ釣り場だけでやってたんだけど、来年は新しい釣り場を求めて、もっと視野を広げてみようかな〜ここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼやテナガエビサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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