京浜運河のハゼ釣り 2nd(2015年18回めのハゼ釣り)

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京浜運河の海水は温かった!

2015年10月25日。2015年18回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:京浜運河
天気:晴れ《強風〜!》
釣行時間:8時30分〜11時(干潮9:32〜満潮15:53 中潮)
釣果:マハゼ28匹(10cm〜13cm)  【今シーズン総釣果:1,641匹】


竿:3.6m 道糸:1.0号 ハリス:0.6号 ハリ:袖1号(スレバリ) オモリ:ナス1号 エサ:ベビーホタテ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け



オッサンは休日になると朝6時前に自動的に目が覚める。


毎週のように行っているハゼ釣りの賜物といえばそうなのだが、平日は目覚ましがないと起きないのは本能が労働を拒否しているからだろう。



目が覚めたときは昨晩からのものすごい強風がまだ続いていたので、本日のハゼ釣りは半ば諦めて二度寝する。



二度目に起きた時は風の音が聞こえなかったので、「行くか!」とハゼ釣りの支度をして出発。



気温も寒く、まだ少々風は吹いているので、手袋をしてくればよかったと愛車(娘の自転車)を飛ばしながら反省する。




悪い予感は当たるもので、京浜運河に到着すると”少々の風”が強風になっている。


街中では風は弱くなるが、海沿いは強風になるのはよくあることだ。



そして思った通り、釣り人も皆無だ!


誰〜もいない海♪



「今日は貸し切りだぞ〜!」とちっぽけな満足感に浸るが、こんな日に釣りに来る奴の気が知れないと自分でも思う。



前回の続きのポイントにしようとおぼろげながら考えていたが、せっかく貸し切りなんだから常連さん達がいた中央付近に陣取ることにする。



鼻水をすすりながらキョロキョロすると、はるか遠くに一人だけ釣り人がいた。


こちら側は先週釣りに来た方角


はるか遠くに釣り人が見える。釣れてるかどうかなんて全くわからん



この長い釣り場に唯一変化が見られるポイントが本日の現場「排水口」付近。


常連さんがやっていたということは、シーズン中ならば釣れるポイントと思っていいだろう。


真中付近にポツンとある排水口。何が流れてくるんだ?


通常は排水口が流れ込む場所は、水深が深くなっていたりするけど、ここは他となんら変わらない護岸になっているだけ。


だから海の中も他と変わりはないはずだが、常連さんがここにたまるという事はそれなりに理由があるのだろう。




今日は寒いので冷凍したエサのベビーホタテは全く解凍する気が感じられない。


カッチカチのままのベビーホタテ。ヤル気あんのか!とツッコミを入れる



エサがなけりゃ始まらないので、バケツに海水を汲んで解凍作業を始める。


冷凍ベビーホタテを水に浸すと、海水がぬるま湯のように温かい。


っということは、外気は寒くても水温はそこそこ高いので、ハゼの喰いも良いかもしれないと期待をふくらませる。


海水が温ったけ〜!


愛車の運転で手が冷え切っていたので、しばらく海水に手を入れて温めることにする。


「あ〜温泉行きてぇなぁ〜」

思っていたよりもハゼの活性が高いぞ!

こんな調子でダラダラと釣りの準備をしていたので、釣り糸を垂れ始めたときは8時30分を過ぎていた。



潮は引いているので護岸の石が終わっている境目が見える。


狙うはその境目の落ち込んでいる部分だ。



先週は満潮の時間帯だったのでこの境目まで届かなかったが、今日は3.6mの竿でも十分に届くから釣れそうな予感はする。




しかし今日は風が強い!


風で振り込んだ仕掛けは戻されるわ、竿が持っていかれるわでアタリなんて分かりはしない!!


オッサンのハゼ釣りはミャク仕掛けだし、竿も柔らかいので風にはめっぽう弱い・・・



しか〜し!ダテに毎週のようにハゼ釣りに通っているわけではない!


ちゃんと風対策はあるのだ!!


ミャク釣りの風対策

其の壱《風下方向に竿を向けるべし!》
風に向かうとラインにテンションをかけられないので、風下側に竿を向けて風を受け流すようにすればテンションをかけられます。


其の弐《竿は立てずに竿先を水面に近づけるべし!》
竿を立てると風の抵抗が大きくなるので、これまたラインテンションが掛からない・・・
出来る限り水面に竿先を近づけると風の抵抗が弱くなります。



まぁ対策と言ってもこれくらいしかできることがありません。(どなたか良い方法があれば教えて下さい!)



風が吹いていなければ竿の水平方向・垂直方向の角度でポイント調整をしますが、風が強い時は竿の操作が限られるので、自分の立ち位置で細かいポイント調整をするようになります。


ミャク釣りはラインテンションが命になるので、風の中でいかにテンションをかけ続けられるかが勝負。


自然に逆らっても勝てないので、うまく受け流すようにすればなんとかなると思います。



というわけで、強風で鼻水を飛ばしながら二投目にしてアタリを感知!


アワセを入れたがきっちりエサをとられていた。



「フッ!このオッサンに居場所を知られたら終わりだ!お前はもう死んでいる・・・


と昭和なセリフが出てくるが、”北斗の拳”って未だに継承されているのはスゴイと思う。


特にパチンコの世界でだが、まぁ北斗の拳ドンピシャの世代が客層なんだろうなぁ〜



っと、こんな話はど〜でもいい!




「狙った獲物は必ず仕留める」とオッサンゴルゴは一気に集中する。


北斗の拳よりもゴルゴ13のほうがもっとスゴイなぁ〜!


連載開始から45年以上経ってるはずだよね。


未だに理髪店のバイブルとして・・・



っと、こんな話もど〜でもいい!!



仕留め損ねた場所に寸分の違いなくエサを落とすと、すぐにアタリが来る。


鬼アワセを入れると、本日の第一号は良型が釣れた!


良型キタ〜!一匹目がこれくらいだと今日は期待しちゃうなぁ



この時期はハゼはそれほど動き廻らないので、生体反応があった所にピンポイントで攻められるかどうかが勝負になる。


夏のトップシーズンなら浅場なのでピンポイントも狙いやすいが、深場ではオモリの動きを予想して落とさなければならない。


特に今日は強風対策のため竿を立てられないので、かなり気を使う。


オッサンのスーパーコンピューターも総動員だ。




同じポイントを攻め続けると連打が来た。


釣れれば良型があがってくる



やはりこのポイントは常連さんがタムロしているだけあって釣れるようだ。


このポイントを中心に5m位の範囲を攻めて、一時間で15匹釣れた。


なかなか良い滑りだしだ!

常連さんから情報を頂いたが・・・

この時期にしては良い釣果だったので、”ここで釣り続けるorポイント移動”かを悩みながら休憩していると、常連さんとおぼしき初老の方が声を掛けてきた。


初老人:「ほ〜結構釣れますね〜。朝、釣りに来たのですが風が強くてやめました。」


確かにこの御仁は釣りのスタイルではない。


オッサンの仕掛けやエサをシゲシゲと眺めながら話し込む。


どうやらこの釣り場では、ウキ仕掛けで浅い岩場を流しながら釣るというのがスタンダードらしい。



と言われても、オッサンはウキ仕掛けは持っていないし、ウキ釣りは苦手。


そもそも自分のスタイルを変える気もない。


【郷に入っては郷に従え】と申しますがハゼ釣りに関してはお断りします。




そしてこの御仁からとっておきの情報をゲット!


「もっとこっちのほうが釣れる。この釣り場で一番釣れる場所ですよ!」



オッサンの耳がピクピクと反応する。


【郷に入っては郷に従え】というわけで、早速そちらで釣り始める節操のないオッサンなのでした。




すると早速釣れた!


後ろで観ていた御仁にピースサインを送ると御仁も嬉しそうだった。



しばらくそのポイントを攻めるがひとつ気になることが・・・


確かに数は伸びそうなのだが型が小さいのだ。


ムムム・・・サイズが小さい・・・



こんな寒空にハゼ釣りをするメインテーマが「良型狙い」なのでこれではイカン!


チョロチョロと釣れては来るが、ちっともサイズアップしそうにない。



適当に場所移動をしてみるが、その範囲には13cm以上のクラスがあがってくる気がしない。


オッサンがはじめに釣っていたポイントの方が大型の気配がしていたぞ!



戻ろうかなと思っていたら、さっきのポイントにはいつの間にやらファミリーが陣取っていた。


この広い(長い)釣り場であの場所を選ぶということは、やはり釣れる場所なんだ!




まぁ、この釣り場での傾向が分かってきたし、本日は強風&寒いので納竿することにしました。


結局、2時間30分で28匹。


鼻水をたらしながら難しい環境でよく頑張ったと自分で自分をホメた。


型が良いのが多いので数は少なくてもバケツは賑やかに見える



しかし今日はダボハゼが一匹も釣れなかった。


今まで何十回とハゼ釣りに来ているが、これは初めての経験だ!


理由はサッパリわからないが、気持よく釣りができたのは確かでございます。



先週は満潮の時間帯で15cm級があがったし、今日は干潮で数があがった。


さて、どっちが良いのやら結論は出ないが釣れればそれでいいや!




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