2015年版ハゼのミャク釣り竿

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タックルベリーで見かけた感触の良いのべ竿

愛用のハゼミャク釣り竿「行雲流水180」をあまりにもつまらない不注意で折ってしまって以来、初期の頃に買った竿でハゼ釣りをしていました。
その時の残念な記事はこちら


この竿も硬さは悪くはないのだけれど、バランスがあまり良くなく扱いづらいのは否めません。

硬さのフィーリングは良いのだけれども・・・



「行雲流水」を筆頭に同等以上の竿も探して入るのですがなかなか見つからず・・・


ネットを眺めていると良さそうな竿もチラホラ見かけるのですが、実際に触ってみないと買う気になりません。



そんなある日、いつものタックルベリーで量り売りの中古オモリを買いに行った時のこと。


レジ横のワゴンに小振りののべ竿が置いてある。


このタックルベリーで仕舞の短いのべ竿が置いてあることはなく、「アレ?珍しいな・・・」と思っていぢり始める。


振り出してみると、まだ穂先の糸も結んでいない。


これって新品じゃないのかな?
竿のボディには傷ひとつないし・・・



タックルベリーでは、たま〜に使っていない新品の竿が”新古品”として売っていることがあります。


オッサンが以前、タックルベリーでライトアジ用に買ったロッドも新古品でした。



竿を伸ばして振ってみると、とても感触が良くそして軽い。


ワゴンには、このシリーズの竿が20・24・27と3種類が置いてある。



オッサンが大井ふ頭中央海浜公園でハゼ釣りをする時は、1.8mの竿しか使わないから20(つまり2m)では少し長いのだが、フィーリングがとても気に入った。


気になるお値段は1,620円と中古(?)のハゼ釣り竿としては微妙な金額がついている。



いつも思うのだが、タックルベリーのお値段って買うのを迷わせる。


「少しがんばって新品を買うか、妥協して安いとは思わない中古のロッドを買うか・・・」という微妙なラインを突いてくる。



他の2本の竿は、長さ的には使わないだろうと思ったので、その時は眼中になかった。
(今思えば、この時一緒に買ってしまえばと激しく後悔しています)


結局、この時は中古の量り売りのオモリと20の竿を購入しました。

竿の正体はミャク釣りの名竿(らしい・・・)

帰宅し、早速伸ばして感触を楽しむ。



この竿の名前は「そよ風」。




一流メーカーのダイワ製だ。
「Daiwa」の旧ロゴがこの竿の歴史を物語っている。

グリップも太めで握り具合がとても手に馴染む


穂先の糸も結んでいなくて、スリ傷が全くないので使っていない竿だと思います。

全く傷が見当たらない・・・


長さは2mでオッサンが使うには少し長いけど、振ってみると長さは全く気にならない。


硬調と書いてあるけど”硬い”という印象はなく、グラスの穂先はかえって柔らかく、胴がしっかりしている感じ。


グリップの方に重心があって竿のバランスが秀逸だ。


竿のデータ

ダイワ「そよ風」硬調20SR

  • 全長:1.98m
  • 継数:5本
  • 仕舞:47cm
  • 自重:32g
  • 先径:0.7mm
  • 元経:19.4mm
  • ハリス:0.2〜0.6
  • カーボン:55%
  • グラスロッド穂先
  • 固着防止リング
  • ⇒これがすごく大事な機能だ!

  • 先調子


ネットでこのデータを調べていた時に「そよ風」についての評価を見つけた。


知る人ぞ知るハゼ釣り名人の間で伝説の名竿という事が書いてあった。


現在は廃盤で、今後も作る予定はなく後継モデルの生産予定もないらしい。


こんな記事を見つけるとあ〜っ!あの時3本まとめて買っておくべきだった!と悔やまれます。



売りに来た人はハゼ釣り師だったと思います。


今、この手にある竿の状態を見る限り、とても丁寧に使っていたか、もしくはほとんど使っていなかったのかもしれません。


後日、慌ててタックルベリーに行ってみましたが、すでにあと2本の姿はありませんでした・・・



オッサンはまだそよ風を実戦投入していないけれど、時折「そよ風」を出して”シャドーミャク釣り”をしながら、指折り数えながらハゼが大きくなるのを心待ちにしています。


早くハゼ釣りの季節が来ないかなぁ〜♪


今年は例年以上に楽しみなハゼ釣りになりそうです。



PS>>あれだけ探していた「行雲流水180」をネットで見つけました。
しかし伝説のアイテムを手に入れた今となってはもう・・・


こんなもんなんだよな〜人生は・・・

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