2014年4回めのハゼどん

そろそろハゼも大きくなってきました!

8月13日 本年度4度めのハゼ釣りに行ってきました。天気:曇りのち晴れ水温:結構温かい下げ潮:満潮-6:08 干潮-0:24釣行時間:3時間釣果:113匹(メインサイズ10cm)メダカサイズリリース5匹くらい

 

前回の釣行からちょうど1ヶ月たちました。週末になると天候が悪くなったり、やたら暑くて釣りする気にならないやらでダラダラとサボっていました。

 

ちょうど今日から会社がお盆休みに入り、帰省前日にポッカリと暇だったのでハゼの顔を見に行きました。

 

 

朝6時ちょうどに現場につくとチラホラと釣り人がいます。

さすがお盆休みですね。人が少ないですね。

 

 

驚いたのは釣り場ではなく、BBQ側です。一月前に来た時は、BBQの人たちで隙間がないくらいに賑わっていたのですが、今日は全く人がいない…

 

いつもならこの時間はBBQ屋さんが道具の準備をしているはずですが、今日は全くいない。みなさん帰省やらなにやらで忙しいでしょうが、BBQゼロとは思っていませんでした。

 

日本人は暦通りに律儀に行動するんだなぁ〜とつくづく思いました。

 

 

今日はオッサン特製のウェーダー(改)は未着用です。だって、暑くて着てられないんだもの。特に帰り道は地獄です。

 

なので短パン&クロックス(当然ニセモノ)のスタイルです。

 

 

到着した時はほぼ満潮で、潮が動いてなさそうでした。まぁ、そのうち動き出すだろうと釣り糸を垂れはじめます。

 

予想に反して、入れ喰い状態が20分ほど続きます。

 

ハゼも10cmオーバーで丸々太った良型があがってきます。

このくらいのサイズもかなり混ざってきました。ハゼの最盛期も近いですね。

 

オッサン愛用の柔らかい竿がギュン!ってしなり、ハゼの力強い引きが楽しめます。

 

そんな感じで楽しんでいると、パタっとアタリが止まります。「潮止まりかな… 場所移動したいな… 柵際に行きたいな…柵ぎわあいてるなぁ・・・」と思ったのですが、満潮で柵際までの道のりの通路(というか岩場ですが)に人がいて通過できません。

 

せっかく釣っている前の海をジャバ!ジャバ!と邪魔するのは迷惑なので、ジェントルメンのオッサンとしてはここは我慢です。

 

 

でも、丁寧に探ればハゼの群れに当たるもんで、そこそこは釣れてきます。

 

隣の常連は「釣れないなぁ〜エサは突くんだけどハリに掛からないなぁ〜」と仲間内で話しています。

 

いつも思うのですが、常連たちの会話で「絶好調!!」だとか「バリバリだぜ!!」という台詞は聞いたことがない。常に「釣れないねぇ〜」系ばかりです。

 

オッサン的には、ハリに掛かってくるし釣れているのだけれども、この人達は一体どんな仕掛けを使ってどんな釣りをしているのやら…まぁ、あまり気にしてないからどうでもいい。

 

 

常連にも二種類の人種がいて、上記の台詞が出るのはやたらと喋ってばかりいる人達。確かにあまり釣れていないから、釣りに来ているんじゃなくてしゃべりに来ているんだろうと勝手に解釈する。

 

片や、黙々と釣り続けている人もいます。こちらは職人です。動きに一切のムダがなく、無駄口も叩きません。その姿はフィッシングマシーンです。2束、3束はあたり前の世界の住民です。

 

オッサンはとてもそのレベルではないのだけれども、やはり職人を見ていると勉強になります。

 

釣りにはアタリがない時間帯は必ずあるのだけれども、こんなときにどういう行動を取るかでその人間性が出ます。

 

釣れない系はタバコふかし始めます。オッサンはタバコを吸わないので、タバコのニオイは大っ嫌いです。必然的にタバコのニオイには敏感です。「釣りながらタバコを吸うな!魚に失礼だろ!!吸いたいなら丘にあがれ!!」気の小さいオッサンは心で叫びます。

 

一方、職人は釣れない時間帯も集中しています。一見、同じことを繰り返しているように見えるけど、その実はエサやハリの大きさを替えていたり、色々なポイントを細かく探っているはずです。

 

 

釣りをする目的は人それぞれだけれども、オッサンの目指すフィッシングは職人系であり、魚と真摯に向き合いたいと思います。人間のほうは命がけではないけれども(命がけのフィッシングもありますが)、魚にしてみれば釣られるということは死を意味します。

 

釣りとは魚の命を頂いている行為だから、楽しみながらも真面目でありたいと思っています。

 

 

と、まぁ偉そうなことをたれてしまいましたが、いつもの様に釣ったハゼは持ち帰らずに差し上げてきました。差し上げた方の家族の胃袋におさまってくれれば何よりです。

 

合掌〜

 

 

歳をとってきたからか、2号のハリが小さすぎるからか、すぐに指がふやけてしまう。

オッサンの指は100匹くらいが限界かも知れません。

 

 

 

 

 

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