2017年6回めのハゼ釣りは結果よりも楽しく(大井ふ頭中央海浜公園-はぜつき磯)

※ 当ページのリンクにはプロモーション(広告)が含まれています。

 

早朝のハゼ釣りをめざして今季一番の早起き

2017年7月16日。
2017年夏シーズン6回目のハゼ釣りに行ってきました。


釣り場:大井ふ頭中央海浜公園-はぜつき磯
天気:晴れ
釣行時間:5時30分(潮位:100cm上げ2分くらい)〜9時30分くらい(潮位:160cm満潮) 小潮
釣果:マハゼ120匹(6〜12cm) ベビーハゼリリース多数 



竿:「そよ風」2m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ナイロン0.6号 ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:イタヤ貝


ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け



夏の三連休突入ですが、オッサンはいつものようにどこに行くアテもないもんだからハゼ釣行の平常運転。


しかし本日は頑張って、早朝5時からのハゼ釣りスタートを目指して”超”早起きしてみた。



まだ暗い内に目覚しが鳴る。


一瞬「何でこんな暗いのに目覚ましが!」と混乱したが、すぐにハゼ釣りに行く用事を思い出す。


数分間、起きるべきかこのまま寝てしまおうか・・・と葛藤するが嫌々起き出した。



ゴソゴソと釣りの支度をして、日の出前の薄明の空の下、愛車(ママチャリ)を飛ばす。


しかし、まだ半分眠ってるもんで、身体はダルンダルンで脳ミソはズルンズルンなのですぐに失速し、フラフラと自転車をこぐハメになる。




現場が見える橋に到着すると、ちょうどおひさまが顔を出した。


こんなに早く現場に来たのは初めてだが、既に結構なハゼ釣り人がいてビックリだ!

もしかしてこのハゼ釣り人達は前日からinしてるのか?

エサから強烈な臭いが!

本日は結構なメンバーがやってくる。


@N氏:例年ははぜつき磯の常連だが、今年は遥か西の方に単身赴任中。この連休は帰ってきてるらしい。


AM氏:ブログ初登場の人物。他の氏同様にこのブログが原因で知り合ってしまった被害者。


Bこのブログに度々登場するオッサン2号:説明不要。



いつもの指定席を目指していたら、懐かしいN氏を見つけてしばし談笑する。



N氏も単身赴任先でハゼ釣りを考えていたらしいが、あっちにはあまりハゼを釣る文化がないらしい。


釣るとしても、こちらのようにのべ竿でハゼをポイポイ釣るのではなく、ちょい投げで狙う魚のようである。


よくよく考えてみれば、東京湾沿岸のようにのべ竿でハゼを釣るのは少数派なのかもしれない。




N氏と別れ指定席に戻ると、M氏は既にそこそこのハゼを釣り上げていた。


出会った頃は全くの初心者だったけど、結構腕をあげている。


聞けば、昨日もハゼ釣りしていたみたいでメキメキと上達しているようだ。



N氏は昨日も来てたし明日もハゼ釣りに来るみたいで、もしかしたらM氏も明日ここにいるかもしれない。



このおふた方には一緒にハゼ釣りをしてしまう年齢の子供がいるのだが、問題はせっかくの連休をフルに使ってハゼ釣りしとる場合か!?


確かにここは海の一部だが、いくら海の日がらみの連休だからといって、こんなシケた運河で休日を潰すのは情操教育上どうかな〜と甚だ疑問である。




まぁ、人のことより自分の心配である。


すっかり時間が過ぎてしまい、何のために早起きしたのか怪しくなってきた。
あわてて釣りの準備をする。



準備をしながら周りの釣れ具合をチェックするが、竿がなかなか上がっていない。


常連さんに曰く「今日は結構厳しいですよ!」らしい。



まぁ、今日は小潮だから潮にはあまり期待できないだろう。


釣果が期待できるこの時間でそう感じるということは、厳しい釣りを覚悟しなければならない。


どっちも見ても見たことある常連たちばかり



本日のエサもイタヤ貝である。


ホタテ高騰のための代替エサとして先週使ってみたが、問題点を解消すべく本日は策を練ってきた。


秘策の怪しい粉・・・

少々黄色みがかった怪しい粉


コイツで一発キメてからハゼ釣りに!というわけでなく、これは塩とにんにく粉を混ぜたもの。

粉の正体は塩とにんにく粉



先週イタヤ貝を使ってみたところ、貝柱がハリに引っかからずに切れてしまいました。


しょうがないので、貝柱にハリを刺したらハリごと貝柱の繊維をちぎるという方法でエサ付けをしていましたが、これが面倒くさい。


なので、もしかしたら貝柱の水分を少なくすれば、もう少しエサ付けがマシになるかもしれないと思ったわけであります。



かれこれ3シーズン前に”塩とうま味調味料”を混ぜたモノをホタテエサに振りかけて、もっと釣れるかどうかを実験したことがあります。


結果は別に変わらないというトホホだったのですが、塩でホタテの水分が抜けて身がしまりエサつけしやすくなった事を思い出したのです。



相方のにんにく粉は特にこだわりはありません。


塩だけじゃなくて、どうせなら何か味を付けたほうが良いことあるんじゃね?と思っただけです。



何かの味付けを探してお店に行ったとき、商品棚にはカモマイルやらターメリックやらオッサンにはイメージできないフレーバーが並んでいたんだけど、変なもん入れて全然釣れないのも困るので、イメージしやすいにんにくに落ち着いただけです。

にんにく塩を入れた途端にニンニク臭が!


にんにく塩を入れたからハリ掛かりしやすいなった!っということもなく普通にちぎるハメになった。

まぁ、入れてすぐには水分はなくならないよね〜

確かに厳しい釣れ具合

期待を込めて第一投!


・・・



・・・・



・・・・・



ん?アタリがない・・・


他のポイントに入れ直すがアタリがない・・・



ムムム、確かに厳しいハゼ釣りになりそうだ!


ハゼがいることはいるんだけれど、なかなか口を使わないみたいだ。



こうなると口を使うハゼを探すしかない。


広角的に探りを入れつつ、いつも以上に丁寧に【着水→着底→誘い】の後のわずかなアタリに集中するとモァ〜ンのアタリで本日の一匹目が上がった。

この一匹目が遠かった〜


一匹上がると3〜5匹程度は連打になる。


というのも、一匹がエサに喰い付くと、それまで無反応だったハゼ達が我先にとエサに群がってくるのだ。


なので、このブログ内で口をスッパマンにするほど言っている”ハゼポイントから10cm以上外さない”事が数を稼ぐキモであるのは言うまでもない。



しかし、今日は渋い釣りで数が伸びない。


さらに伸びない原因がやっと到着。オッサン2号登場!!



オッサンと2号はいつも実りのないバカ話ばかりしながら釣り糸を垂れてるもんだから、触りのアタリなんぞに集中できるはずもない。


だもんで明確なアタリでしかハゼが上がってこない始末。

最近は大ハゼよりもベビーサイズが掛かると心が踊るのはなぜだ?



結局、一時間のタイムアタックでトホホの38匹・・・


早起きした甲斐が全くなし!!

ヒャ〜、ビク内がスカスカだぁ

のんべんだらりんのハゼ釣りとガーリックアタック

タイムアタック後、そろそろ船も通過する時間帯だから休憩する。

いつもの羊かんとN氏からもらったアッチ方面の定番おみやげ


おやつをモグモグしながら少しだけ焦る。
「さて今日はどうしたもんか。このままではブログのネタにならんので、せめて一束は釣っとかないと・・・」と心を入れ替えるが釣り出した途端にまたバカ話が始まる。


まぁ、たまにはこんな日があってもいいやね〜っと既にあきらめの境地である。

ダラダラしすぎてカニが釣れる始末



結局はのんべんだらりんと4時間のハゼ釣りとなりました。


んで釣果が良ければまだ慰めにもなるけど、120匹と釣行時間の割には寂しい限りだ。

集中してないからハリが飲まれて昇天したハゼも多数。申し訳ない!



オッサンも2号も暑さでヘベレケになり、終わった後は岸辺でボ〜っとしてました。


真夏なんだから頑張っても3時間を限度にするべきだと思いました。




ところでイタヤ貝の水抜き作戦はどうだったかというと・・・


まぁ、一時間も塩漬けしておくと多少の水分は抜けるかなっといった感じ。


エサ付けも少々良くなるくらいで劇的に改善するわけでもない。

”改善”という程のことでもない


問題は言わずもがななんだけど、釣ってる間ず〜っとにんにく臭がエサ箱から上がってくる。


そして多分、近隣にも迷惑をかけているだろうガーリックアタック!



しかし、買ってきたガーリックパウダーはまだたんまり残ってるもんだから、しばらくはオッサンの周囲はニンニク臭が漂うのだろう。


この場をお借りして釈明させていただきますが、あくまでガーリックパウダーのせいであって、オッサンの加齢臭ではありません!



こんな訳もあって、やっぱりエサはホタテがベストだと再認識しました。




本日釣ったハゼ達は2号に渡しました。


2号は巨体に反比例してマメなので、ハゼ達は食材としてありがたくいただいたそうな。


左は定番の唐揚げ。右は白焼き干し(甘露煮にするらしい)

写真は2号提供




次の記事>>>「2017年7回めのハゼ釣り(大井ふ頭中央海浜公園-はぜつき磯)」へ

スポンサーリンク