2017年16回めのハゼ釣りは激渋だけど、これからが本番

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2017年16回めは沈黙のハゼ釣り

2017年8月27日。
2017年夏シーズン16回目のハゼ釣りに行ってきました。


釣り場:大井ふ頭中央海浜公園-はぜつき磯
天気:曇りのち晴れ
釣行時間:6時00分(潮位:144cm上げ6分くらい)〜8時30分くらい(潮位:177cm満潮) 中潮
釣果:マハゼ34匹(6〜11cm) 



竿:「そよ風」2m 


道糸:ホンテロン0.8号 ハリス:ナイロン0.6号 ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:ボイルベビーホタテ一時アオイソメ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け




本日の釣果は34匹。


一時間のタイムアタックではなく、ましてや30分の釣果でもない。


2時間30分間の釣果である。



毎週のようにハゼ釣りをしていると、ひとシーズンに1〜2回遭遇する激渋の日。


今日はそんな日だった。


潮は中潮で、釣りをしていた時間帯は上げ潮なので悪くないどころか、良い方の部類に入るだろう。


だけど全然釣れないのである。


水はきれいに澄みきっているし、何で釣れないのかさっぱり分からん!



毎日来ているリタイヤ層の常連曰く「ここ5日間は全然ダメだよ・・・」らしい。
※釣れない原因は先週から東京湾沿岸で続いている青潮の影響みたいですね。
早く回復してほしいものです。



このブログの記事を埋めようにも何のドラマもなかった(釣れないというドラマはあったが)し、トンチの利いたネタも思い浮かばない。



このブログに何かを求めている人はいないと思うけど、これ以上読み進んでも時間の無駄になるので、ヒマでヒマでどうしようもない方以外は読まないことをオススメします。

ハゼはいずこ?・・・

東京はそろそろ夏本番の陽気も薄らいだ気がする。


朝晩は少々過ごしやすくなってきた。



気持ちよく熟睡できるため、今日は起きるのが辛かった。


「今日はハゼ釣り止めようかな〜」とも思ったが、このブログの6人ほどいると思われる読者のためにも行かねばならない!





いつもの橋からハゼ釣り現場の”はぜつき磯”が見えてくるが、やっぱり人が多い・・・


オッサンの指定席に何人も入っていて、今日も他の場所でヤルことを覚悟する。

こんな朝早くよく起きれるもんだと感心する



オッサンの指定席にはいつものM氏がいたので、サツがてら、ハゼ釣り具合を聞いてみるとかな〜り厳しいとのこと。



う〜ん・・・ここ最近は”厳しい”というセリフ以外聞いたこと無いなぁ〜


でも何とかなるっしょ!とこの時までは気楽に考えていた。この時までは・・・




さすがに今日はお隣で失敬!という隙間はなかったので、いつもは行かない反対側方面へ行ってみる。

こちら方面は全然入る隙間がない!


だもんで反対側に来てみた



水はキレイに澄んでいるんだけど、全然ハゼの姿が見当たらない。


まぁ、夏もそろそろ終盤だからすぐ手前にはいないのかな〜っと気楽に考えていた。この時までは・・・

今日は水がすごくきれいに澄んでいた


まぁ、釣れるっしょ!とお気楽な第一投。


いくら誘っても音沙汰なし!


入れ替えて別のポイントへ落とすが、全くアタリがない・・・



アレ?っと思ったが、たまたまハゼが薄いところへ入れちゃったかな〜と思いながら、もう一度入れ直すと小さなアタリで上がってきたのはいつものサイズ。

いつも通り一匹目はこのサイズ


「なんだ!ちゃんといるじゃん!!」と思ったのもつかの間。次が続かない。


アタリはあることはあるんだけど、メダカサイズが突いているだけでアワせる気にもなれないし、アワせてもハリ掛かりしないで空振りばかり。



たま〜にハリ掛かりしたと思ったら、上がってきたのはコヤツだ。

ここまで釣れないとダボでも何となくトキメクもんだ


忘れた頃にポツリポツリと釣れるんだけど、連打なんて全然ないし、探っても探っても無反応・・・


あまりにヒマなもんで、分かっちゃいるけど手前の方でメダカサイズと戯れる。


もちろん即リリースなんだけど、生命反応があるだけでもうれしいもんだ。

挙句の果てにはダボもメダカサイズ・・・


タイムアタックなんて無駄なんだけど一応やっていて、一時間で16匹という悲惨な結果に・・・

ビクに入れるか入れないか迷うサイズも多い

今シーズンの最低釣果・・・

一時間過ぎた頃に釣り船が来たが、実は今日は船を待ち焦がれていた。


いつもなら「もう来やがった!」と憎まれ口を叩くところだが、今日みたいな日は”刺激になってハゼが釣れるかもしれない”と期待していた。


いつもじゃないけど、船の波が刺激になって却って釣れることもあるのだ。

救世主となるか!?


波をかぶらないような足場を確保しつつ、波の中で釣り糸を垂れる。


すると連打が来た!


光明が!と思ったのもつかの間。3匹の連打で終わった・・・



再び沈黙の時間が流れる。


他の釣り人も全然釣れてないもんだから、釣り場の全体の雰囲気もドヨ〜ンと重い。


こうなると釣れたハゼよりも釣り人のほうが多いんじゃないか!?という状況だ。



何で釣れないんだろう?・・・



さっきから鵜が7〜8m沖あたりでしきりに潜って魚を追っかけているようだ。


「あそこら辺にハゼもいるんだろうな・・・」と思うが、2mののべ竿なんて全く届きそうもない。


どうやらハゼは沖へ移動しているようである。



何でこの時期にあんな沖にいるんだろう?


やっぱり東京は全然晴れ間が出なかったから、ハゼのエサが少なくて沖に行ったのかな?




考えても釣れるわけでもなくボ〜っと周りを見渡してると、小学生らしきチビッコがチラホラと見える。



夏休みも最後の日曜日。お父さんに連れられてハゼ釣りか・・・


ん?通常ならば夏休みが終わるこの時期なんて宿題の追い込みだろう。


お母さんにガミガミ言われて半泣きで宿題をやっつけているチビッコがほとんどなはずだ。



オッサンもそのタイプだった。


否、むしろ夏休みの宿題は二学期に突入し、提出するまでの間に友達のを写すという鬼の追い込みでやっつけたもんだ。



ということは、今ここでハゼ釣りをしているチビッコはもう宿題が終わっているエリートということだ。


オッサンもエリート小学生の計画性を持ち合わせていたら、こんな歳になって毎週「今日もハゼ釣りどぇ〜〜す!!」とかは言ってないはずだ。




自分の当時を思い出しながら甘酸っぱくなっていると、知り合いのハゼ釣り氏が現れたのでしばし談笑する。


ついでにアオイソメをもらったので、今日の凍死寸前のハゼ釣りの救世主となるかもしれない。

頼むよ!イソメぇ〜


しかし釣れないときは何をやっても釣れないもんで・・・


ホタテよりはエサ持ちが良いので、ハゼにより喰わせて引きを楽しむ程度の違いしかない。



というわけで釣果は冒頭でご紹介した2時間30分で34匹。

8月でこの釣果は始めてだ!

動くべきか留まるべきか

今日のような激渋のときにはどうするべきか?


多くの釣り人は、より釣れる場所を探してポイント移動をするだろう。


オッサンもそうである。


しかし、移動するにも限度があります。




よくいるんだけど、ちょっと釣れないとチョロチョロと動きまくる人。


このタイプはいつまで経っても上達しないと思います。



よくオッサンの脇に来てやる人がいるんだけど、釣り方を見ていると「う〜ん、どうでしょう!」という感じで大して効果的なことをやっていない。


いつも同じ誘いとリズムでやっている。



つまり自分の型にその時の状況がハマらないと釣れないというタイプ。


多分このやり方で一度バシ〜っとハマった時があって、それ以来同じ事を繰り返してるんだろうけど、釣れる率は低いと思います。



ハゼは簡単お手軽に釣ることが出来ますが、あくまで入り口が広いというだけで、それなりの結果を求めるとなるとそれなりの技術と経験は必要です。


いつも同じことをやってれば、いつでも釣れるほど甘くはありません。




別に動くのが悪いということではなく、たまには腰を据えて餌の付け方や仕掛けの落とし方、誘いのバリエーション、アワセの入れ方などをじっくりと研究することも必要です。


例えその一日を無駄にしても、そこでやったことは自分の経験になるので無駄にはなりません。


自分の持ち駒をどんどん増やしてゆけば、その時の状況に合った釣り方に近づけることができると思います。




自分の狙い通りで釣れた時は気分が良いものです。



これから終盤までのハゼ釣りは、しっかり狙い定めて釣りができる時期に入ってきます。


逆に今まではどこに落としても釣れていたので、狙いなんかなくても結果は出ていたと思いますが、これからは適当にやっても自分の思うような結果は付いてこなくなります。



数は釣れないけど、これからが釣りの醍醐味が味わえる時期ですよ〜




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