2017年28回めのハゼ釣りは不思議な穴を発見!

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2017年28回めのハゼ釣りはまだ【しおじ磯】

2017年11月3日。
2017年28回めのハゼ釣りに行ってきました。


釣り場:大井ふ頭中央海浜公園-しおじ磯
天気:晴れ
釣行時間:7時30分(潮位:140cm下げ5分)〜9時30分くらい(潮位:75cm下げ9分) 大潮
釣果:マハゼ22匹(11〜14cm) メタブ8匹 ギンポ1匹  


竿:「清滝」2.1m 


道糸:PE0.6号+ナイロン1.0号 ハリス:ナイロン0.6号 ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:ボイル桜エビ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け



残念ながら、今年もハゼ釣りがシーズンインしてからほぼ毎週ハゼ釣りに行ってしまった。


オッサンとしてはもっと有意義に休日を過ごしたいのだが、「ハテ?有意義に過ごすとは何をすれば良いのだろう・・・」と毎週のように長考しているんだけど何も思い浮かばないので、結局はハゼと戯れることになる。



先々週は台風の隙をみて雨天のハゼ釣りを決行したが、消化不良に終わった・・・


先週はまたまた台風直撃でハゼ釣りに行けなかったので、このブログのトホホなハゼネタを作って終わった・・・


そして本日やっと晴れたので気分良くハゼ釣りに行ってしまった・・・


オッサンの休日は如何に!?




まだ薄明るい朝方にふと目が覚めると雨の音がしていた。


「ん?今日も雨降ってるからハゼ釣りは行けないか・・・」と布団の中でイモムシになっていたが、次に目覚めると雨がやんでいたのでノソノソと布団から脱皮する。


釣りの準備と言っても毎週のように出動しているから、歯磨きするのと同じ感覚で無意識に体が動き、気がつくと必要な道具が自転車のカゴに積み終わっていたりする。



自宅を出発するときはまだ曇っていたのでカッパを持っていくべきか悩んだけど、面倒くさかったので晴れに賭けたら、どんどん雲が切れてきたので良かった。


大井ふ頭中央海浜公園のはぜつき磯が見えてくるが、誰もハゼ釣り人がいなかったので、つくづくハゼシーズンも終わりなんだな〜っと少々センチになる。

誰もハゼ釣り人がいないのも寂しい風景だ


大井ふ頭中央海浜公園内のBBQエリアを通過していると、BBQ屋さんがBBQ道具やらテントやらをいそいそと準備している。


ハゼ釣りは終わってもBBQはまだ盛況らしい。


BBQゾーンを横目に見ながら夕やけなぎさは誰かいるか?っと思ったが誰もいなかった・・・

ここは遠浅なんだからハゼなんてもっと釣れんわな〜



んでやって来た本日の現場【しおじ磯】

今日はお日柄もよく釣日和だ!釣れればね・・・


モニュメントがあるいつものポイントに陣取る。

正面は東京モノレール「大井競馬場前駅」と「大井競馬場」


ちなみにしおじ磯にはもう一つモニュメントがある。



こちらは少々シュールな作品となっております。


見る人が見れば芸術なんだろうけど、感性がズレてるオッサンに言わせてもらうと「怖い」という感想しか出てこない。


顔の角度とか全体のフォルムとか物語性とか・・・とにかくダークなイメージである。


まぁいい、こちらには近づかないようにしよう。

う〜ん、イマイチパッとしないハゼ釣り

話をハゼ釣りに戻す。


今日は大潮で猛烈に潮が引いている最中なので、すぐにモニュメント側に渡れるようになるだろう。

あと10分もすれば向こう側に渡れるはず



本日のエサは安く手に入ったボイル桜エビ。


マメにスーパーを廻っていると、消費期限切れ直前ものが割引で売ってたりするのでそれを狙う。

オッサンみたいに暇じゃなきゃ割引ものはゲットできんわなぁ〜


ちょっとエビの粒が大きいので真夏の数釣り用というよりは、今の時期のハゼサイズにはちょうど良いかもしれない。

晩秋サイズのハゼにはちょうど良いエビの大きさ



まずは適当に落とすといきなりアタリがきて、本日の一匹目があがってきた。

ちょっと小さいけど一投目であがってきた良い奴だ


次も同じポイントに落とすとすぐにアタリあり!

この時期らしいサイズだ


お〜!今日はいいカモよ〜!!っと期待するが、すぐに萎えることになる。


原因は船・・・


休日にも拘らず作業船がやたらと通過してゆく。


その度に大きな波で砂が舞い上がり、ハゼがエサを喰わなくなる。



休日に工事なんてしとるんじゃない!


平日にしっかりやらないから休日出勤するハメになるんじゃ!しっかりせぇや!!

ちゃんと仕事せぇ〜!


波が来るとしばらくハゼが釣れなくなるが、かわりに釣れるのが、

カニ!


季節柄いつもよりも大きいカニもあがってくる。

このカニは形的にも大きさ的にも気持ち悪かった


まぁ、ハゼとカニのアタリはぜんぜん違うからすぐに分かるんだけど、カニがエサにくっついてるとハゼが喰わないから、竿を上げないわけにもいかない。




カニと遊んでいるとモニュメント側に渡れるようになったので移動。

こちら側は釣れるかな・・・


グルリとモニュメントの周りに仕掛けを落とすがイマイチな感じで、ポツリポツリとしかハゼが上がってこない。


運河側の深場はほとんどアタリがなかった。


まぁ、深場と言っても2.1mの短い竿を使ってるからせいぜい1mくらいの深さしか届かないんだけどさ。


今日は気温・水温共に温かいから陸地側の浅い方が良くて、ハゼが上がってくるのは浅い方だけだった。



グルリと一周してみたけどど〜しようもなくて、陸地に帰ることにする。


浅い岩場の周りで一匹づつ拾っていくしかないか・・・と思っていたんだけど、ある場所で立ち止まることになる。

不思議な穴を発見!

岩場のキワとか良さそうな穴でポツリポツリ釣っていたんだけど、その穴も何の変哲もないたたずまいだった。


否、むしろ”ちょっと小さくて狭いかな”っと思わせる程度の穴だった。



仕掛けを落とすと、すぐにゆっくりグ〜ン!グ〜ン!と引いてゆくマハゼのアタリで少々喰わせてから一匹上げた。


もう一匹いるかな?と同じ穴に落とすと、またマハゼのアタリで上がってくる。


もういないだろ・・・と期待薄で落とすと、またアタリが来てアワセると硬々調の竿がグン!っとしなった。


根に潜られないように竿を上げる方向に気をつけながらやり取りして、上がってきのが大型「メタブ」だった。

推定17〜18cmの大型「メタブ」


さすがにこのクラスになると1号の袖バリはゴックンと飲み込まれてる。


針外しで外すために口をパカッ!って開けた姿が蛇みたいで怖かった。

針外しが役に立たなかったので、指を口の中に突っ込んでハリを外した


リリース後「あんなデカイメタブも初めてだな〜」と思いながら同じ穴に落とすとまだアタリがある!


アワセると今度は今よりもズッシリと重くなり、さっきよりも竿がしなる!


根に潜られたか?っと思ったけど様子がおかしい。


重さはかなりあるんだけど道糸が移動している。


根掛かりしているんじゃない!何かが掛かってる!!



根に潜られたら抜けそうもないし、ハリスは0.6号なのでいつ切れるかもしれない。


引きをいなしながら岩場を避けて広めの場所に持って行く。


少しおとなしくなったので慎重に竿を上げると、何やら長細い物体が上がってきた。



その正体はギンポだった!


たまに7〜8cm程度の小さいギンポは上がってきたけど、このサイズは初めてだ。



やっぱりハリを飲み込んでいたから、口に指を入れないように慎重に針外しで外しました。


ギンポは噛んでくるので気をつけてください。


ギンポの種類によっては歯に毒腺を持つのもいるので注意が必要です。


このギンポは毒はないはずだけど、小さいギンポでも噛まれると出血することもあるので危ない奴です。


20cm強のギンポ。ウツボみたいで怖い


「あ〜びっくりした!」


気を取り直してまた同じ穴を攻めると、またまたアタリがある・・・



とにかくアタリがなくなるまでその穴でやり続けました。


結局その穴ひとつで、

  • マハゼ10匹(11〜14cm)
  • メタブ7匹(12〜17cm 全てメタブで小さい真っ黒なダボハゼは一匹も掛かりませんでした)
  • ギンポ1匹(20cm)

その他、2匹のマハゼを仕留め損ないました。


「この穴ど〜なってるの?」な穴でした。


見た目は見逃すような小さな穴で、周りの岩もそれ程大きくない・・・


岩の下は大きな空洞になっているのか長いトンネルでもあるのか?


そうじゃなきゃ20cmのギンポをはじめ、良型サイズのマハゼやメタブが20匹もの大所帯は住めないだろう。



こんなにぎやかな穴は初めてだ!自然の驚異を感じざるを得ない穴でした。


しばらくこの穴は放っておいて、穴がにぎやかになるだろう頃合いを見計らってまた来てみようと思います。



その後もポツリポツリと拾い釣りをしましたが、エサがなくなったので納竿になりました。


2時間でマハゼ22匹と数は伸びませんでしたが、大型ギンポやメタブなどのドラマがあって面白い釣行でした。




釣ったハゼは全て例の穴のそばにリリースしたので、また入り込んでいるかもしれません。


次来る時までこの穴の場所を覚えてるかな〜




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