2017年18回めのハゼ釣り(大井ふ頭中央海浜公園-はぜつき磯)

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2017年18回目のハゼ釣りはダラダラと4時間

2017年9月10日。
2017年夏シーズン18回目のハゼ釣りに行ってきました。


釣り場:大井ふ頭中央海浜公園-はぜつき磯
天気:晴れ
釣行時間:6時00分(潮位:179cm上げ8分くらい)〜10時00分くらい(潮位:159cm下げ4分くらい) 中潮
釣果:マハゼ116匹(7〜12cm) 



竿:ダイワ「そよ風」2.0m 


道糸:ナイロン1.0号 ハリス:ナイロン0.6号 ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:ベビーホタテのちアオイソメ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け




東京は二ヶ月ぶりに晴れの土日を迎えました。


確かに、今年はハゼ釣りをしていて、晴れていた記憶がほとんどない。



人によって意見は別れると思うけど、オッサン的にはハゼ釣りは結構おひさまに影響されることが大きいと思う。


日が当たっている部分にハゼが集まっていたり、ハゼの喰いが悪くて渋い時でもおひさま部に仕掛けを入れると連打ということも少なくない。



特にこれから水温が低い季節になってくると、なおさらおひさまパワーに頼らざるをえない状況が増えてくるだろう。


今後のお天気に期待したいものである。




一昨日、昨日と晴れて気温も上がったので、今日のハゼ釣りは期待できると予想していた。


んが、潮は中潮なので動いてくれるのは良いけれど、はぜつき磯は潮が高いと立ち込む場所が限られるのでそれが悩みどころ。



いつもの指定席が取れれば問題ないが、先客がいたら厳しいかもしれない。


かといって、鬼のような早起きなんて出来ないし、する気もないので運任せのハゼ釣行。


わかっちゃいるけど、オッサンには”運”なんて全然無いので早くも諦めモード半分だが、「まぁ、なんとかなるっしょ!」と半分開き直りながら現場に向かっていた。

ハゼは見えてるんだけどなぁ〜

現場が見えてくると、はぜつき磯全体的には夏よりもハゼ釣り人が少ないが、やっぱり指定席には人がいるのが見える。

ハセ釣り人の少なさから夏の終わりを感じる


空いている場所を探しながら移動するが、今の時間は潮がかなり高いので釣り場も限られ、なかなか釣り糸を垂れる隙間がない。


指定席まで来ると、狭いけれどオッサン一人が入れる感じに空いていたので、ではではとお邪魔する。


すぐ近くにM氏もいたので釣れ具合を聞くと、今日は結構イケてるらしい。


お〜!やっぱり良い日なんだな〜っと、はやる気持ちを抑えながら朝ごはんをやっつけつつM氏の釣りを眺める。




M氏の釣りもかなり板についてきた。


初めて会ったときは全くの初心者で、マハゼとダボハゼの区別も付かなかったくらいだったけど、今ではすっかり常連の風格を漂わせている。


気になるのは、M氏はいつもイヤホン付けて釣りしてるんだけど何聞いてるんだろ?



オッサンも一度だけイヤホンしながらハゼ釣りしたことがある。


音楽を聞きながら優雅に釣りの時間を満喫しようと思っていたのだが、釣りに集中すると何の曲かも分からなくなるし、逆に音楽を聞いてるとアタリに気付かない・・・


釣りと音楽は、まるで焼きそばパンのようにお互いを主張し合い、全然噛み合わなかったのでそれ一度っきりで止めた。


残念ながらオッサンはゾウリムシ並みの単純な神経系しか持ち合わせていないらしく、M氏のような”ながら行動”が出来ないようである。



今年はこの指定席が結構人気らしいが、何で?


潮が高いと立ち位置が限られるので、釣り人のキャパシティが限られる



M氏が釣り上げたハゼをポロポロと落としている一人コントを見届けてから、オッサンも釣りを始める。


ベビーホタテはまだガチガチに凍っていたので、しばらく水につけて解凍しながら周りを見渡すと、結構な数のハゼが岩の上に張り付いているのが見える。


「どっちだろう?」


岩の上にいるハゼが口を使うか、それとも全然喰わないか・・・両極端になることが多い。



ホタテの解凍作業が終了したので、まずは岩の上のハゼをめがけて第一投。



ツ〜〜〜ン・・・


ハゼの口先にエサを落としても見向きもしなかった・・・



だよね〜!水温が低いもん!



見えるハゼが口を使うのは真夏とかに水温が高い時であって、今日みたいに冷たいときは見えてても喰わないことが多い。


まだハゼも活性が低いみたいで、これからおひさまが当たって水温が高くなってくれば、エサを喰い始めるだろうと予測する。



だもんで作戦変更。


岩場の影を攻めることにする。



活性が良くないので、なるべく岩場の際に仕掛けを落とすと本日の一匹目が上がってきた。

もうちょっとサイズアップが欲しいところ


同じポイントに寸分違わず落とすと連打になるが3匹で終了。


まぁ、こんな感じか・・・



真夏ならハゼがどんどん寄ってきて連打が続くのだが、これからの時期は寄ってくることもない。


せいぜい半径20cm程度の範囲のハゼを釣り上げると終了だし、まだ残っていたとしてもすぐにスレて喰わなくなる。


なので、釣れ始めたらハゼの喰い気がある内に素早く勝負をかけないと数が稼げない。



しかし、岩場のすぐ脇を狙っているのでカニがちょっかい出してくる。


カニって結構素早くてエサに飛びつく勢いはハゼといい勝負するし、ハゼを退かしたりするから、あなどれない奴である。

ボ〜っとしているとカニが上がってくる


オッサンがカニと勝負していると後ろから「おはようぅぅ〜〜・・・」とねぶたい声がした。


振り返るとオッサン2号がいた。



このブログを読んでいる方ならもうお分かりだと思いますが、オッサン2号が来るということはグダグダな釣りになる。


タイムアタック(←一応やってた)20分もしない内に2号登場である。



さて!期待してたよりも釣れないので良い言い訳ができた。


2号は今日のハゼ釣りは作戦があるらしく、2.7mの長い竿を持ってきている。


沖目をアオイソメエサで狙い大型ハゼをゲットしようというようで、オッサンも3.6mの竿を一応持ってきている。


2号の調子が良かったら、オッサンも3.6mにチェンジする他力本願な作戦である。


しかし、すぐに玉砕!開始10分で「ダメだこりゃ〜」っとすぐに短い竿にチェンジしていた。


全くアタリすらなかったようだ。



まぁ、スタンダードではない釣り方で結果を出すのは、余程条件が整った時じゃないとダメだから難しいわな〜


その条件をしっかり把握して、ピッタリ合致する状況で釣りができる事はそうそうあるわけではない。



っという訳でオッサンもいつも通りの釣り方で続けることにする。


相変わらずの岩場の際でハゼのホットスポットを見つけながらの拾い釣り。


一時間で44匹と微妙な結果のタイムアタックなのでした。

サイズはともかくハゼも太くなっている

暴れん坊な来訪者

エサ箱のベビーホタテも無くなり、釣り船も通過しだしたので休憩を入れる。

今日も爆走中



ここからは2号のアオイソメを分けてもらう。

少々手返しが悪くなりますが・・・


そろそろ水温も上がってきたので岩場上のハゼを狙ってみます。


口先にエサを落とすと相変わらず無反応だが、たまに興味を示してくるハゼもいる。


一匹エサに喰い付くと、他のハゼがそれに刺激されるのか今まで無視していたハゼもエサにかぶり付いてくる。


この状況が作れれば連打になるが、せいぜい3連チャンが良いところ。

もうちょっと連打が続けばな〜


んで岩場の際に落とすといつもの奴が喰い付いてきた。

まぁ、いるわな〜



今日はハゼのホットスポットを探しながら数匹の連打を繋げていくような釣り方で、ず〜っと同じようなペースで釣れたり釣れなかったりとまったりモード。


手前の岩場にハゼがいるので近場を隈なく探るが、時おり沖にも落としてみる。



ある時、小さなアタリでアワセるといきなり竿がググン!と曲がった。


根掛かりではなく何かが掛かったらしいが、引き方がハゼではないし、とにかく右に左にと暴れる!


柔らかい竿がヒュンヒュン!唸って半月状に曲がる。


オッサンは膝を曲げて竿を立て、対大型用の体制で正体の知れない何者かの引きを”いなし”ながら大人しくなるのを待つ。



静かになったので上げてみると15cmほどのクロダイの稚魚。


クロダイがいるのは聞いたことがあるんだけれど、釣れたのは始めてだ。


多分イソメエサを使ってたから喰ってきたんだろう。ホタテだったら喰ってこないと思う。

クロダイが釣れたのは初めてだ


こんなサイズでもかなりの引きで、これ以上デカイのが来れば竿が折れるよマジで!


そっとハリを外してリリース。


強い引きで面白かった〜っと思ってたら、再び強い引きが来る。


なんと!連続でクロダイの稚魚が掛かった。

先程よりはサイズダウン


引きを楽しめて面白いんだけど、こんなのが来て大事な竿が折れたりしたらたまんないっスよ!


なんか危ないなぁ〜。イソメエサって。


なるほど豆知識【クロダイとキビレの見分け方】

見分け方は、初めは腹ビレ・尻ビレ・尾ビレの下のほうが黄色をしているのが”キビレ”というのが基本なんだけど、個体差で黄色っぽくない奴もいる。


確実な見分け方は魚の中央部の側線から上のウロコの列の数です。


5.5枚以上ならクロダイ
3.5枚ならキビレ
になります。


なるほど!なるほど!

 



その後も2号とのらりくらりとダラダラな釣りを続け、気づけば4時間もやっていました。


結局、4時間で116匹という結果でした。


数はそれ程でもないけれど、ハゼが太くなっているので重量感はありました。

ハゼが太ってきているのでビクの中も密集地帯。冬の着膨れした満員電車のようだ


釣りを終えて2号とボ〜っと周りの釣りを眺める。


早朝とは違って、もうこの時間になるとハゼ釣り人もファミリー層になっている。


明らかに残念なタックルと仕掛けが多く、やっぱり全然竿が上がらない。



エサさえ付ければ自動的に釣れるハゼ釣りも、これからは狙うべきをしっかり狙わないと全然釣れなくなります。


釣れる人は釣るし、釣れない人は全然釣れない。


そんな季節になってきたんだな〜



ハゼは全て2号がもって帰りました。

2号もご満悦!!

本日のわらしべ長者

本日の頂きもの


たまに”お礼に”と頂くことがあります。


ハゼをあげたり、ハゼの釣り方などをお教えした”お礼”だと思いますが、お礼などとんでもない。お気持ちだけで十分です。



しかも今日は何もしていないのに頂いてしまって、恐縮すること山のごとしで、Give and Takeのわらしべ長者にもなっていない。



オッサンが物欲しそうな顔してるからかな〜




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