2017年15回めのハゼ釣りは気分が悪くなった・・・

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2017年15回めのハゼ釣りは出発から事件発生!

2017年8月20日。
2017年夏シーズン15回目のハゼ釣りに行ってきました。


釣り場:大井ふ頭中央海浜公園-はぜつき磯
天気:曇り
釣行時間:6時00分(潮位:153cm下げ4分くらい)〜8時30分くらい(潮位:55cm下げ8分くらい) 大潮
釣果:マハゼ100匹(6〜13cm) 



竿:「そよ風」2m 


道糸:ホンテロン0.8号 ハリス:ナイロン0.6号 ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:ボイルベビーホタテ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け



あなたはスズカケノキという樹木を知っていますか?


街路樹として道路っぱたや公園などに植わってる奴です。



さらにその臭いを嗅いだことはありますか?


雨上がりの晴れた時、特に臭いを発します。



オッサンはその臭いが嫌いです。


ちょっと甘ったるいような何とも言えない異臭


”香り”という表現は似つかわしくない”臭い”です。



ちなみに花言葉は「天才」。


古代アテネで哲学者達がスズカケノキの木陰で哲学などを説いたことに由来するらしいが、そんな異臭漂うスポットで演説されても甚だ迷惑な話である。



これから先は少々気分が悪くなる話なので熟読することをぜひオススメします!


我が家では先週から何となく異臭がしていた。


その臭いはそこはかとなくスズカケノキの異臭に似ていたのだ。



近所の野良猫や極悪な愛犬家が我が家の植栽に糞を捨ててゆくこともあったので、オッサン的には犯人はそんな所だろうと思っていた。



そして本日、いつものようにハゼ釣りのために道具を愛車に積んでいた時に事件は起こった。



多くの釣り人がそうするように、ビクやエサ箱は臭うので家の外に干して保管していると思います。


オッサンもご多分に漏れずそうしていた。


干してあったビクとエサ箱をピックアップしようとした時だった。



異臭の原因が発覚!



もう想像がつくと思いますが、発生源はエサ箱・・・


前回のハゼ釣行のエサのベビーホタテを冷蔵庫に入れ忘れてそのまんまでしたぁ〜


しかもご丁寧にラップに包(パオ)してあったもんだから、乾燥もしないでそのまま朽ち果てていた。



想像してみてください。


夏場に一週間、ラップに包んだベビーホタテがじっくりと熟成してゆく姿と臭いを・・・




指でつまんで恐る恐るエサ箱を開けると、もうなんちゅうねん!な姿と強烈な激臭のアタック!!



すぐに封印し、オッサンは葛藤した。


「前に使っていたエサ箱は片付けてしまってすぐには出てこない」


→「エサ箱なしで行くべきか!? 否、エサ箱なしでは話しにならん!」


→「とにかく時間がない!やはりコレを何とかしなければならん!!」




オッサンはすぐに近所の公園に移動し、再びパンドラの箱を開封。


この時は鼻にフタをし、すでに涙目だ。



少々穴を掘って、ベビーホタテの成れの果てを埋葬。


トホホな好奇心からそれを凝視すると、茶色く変色し、大量のウジ(釣りエサ風に表現すると「白サシ」)が湧いていた。


白サシ達も丸々太ってプリンプリン。


テナガエビのエサにすればかなりの釣果をあげるだろう、そんな塩梅だった。



すばやく土葬し、水道にダッシュ!&エサ箱をウォッシュ!


言わずもがな、この間は息を止めての作業。


※このブログのネタに写真を撮ろうと思ったが、Yahooが閲覧禁止にするのでやめておきました。



オッサンの呼吸停止が続く限り何度もウォッシュしたが、激臭はそう簡単に消えるものでもなく、残り香モァ〜ン状態だがとにかくこれでやるしかない!


愛車のカゴに他のアイテムと接触しないようにブチこんで釣り場に向けて移動開始するが、たまに臭いが漂ってくる。



この臭いを表現すると、スズカケノキの異臭に納豆を混ぜて100倍に濃縮し、腐敗させたような感じ・・・



オッサンは乗りモノ酔いはしないが、運転中にプチゲロを何度ももよおしたのでした。

もう秋のハゼ釣り感

本日もいつも通りの曇りな陽気。


東京はいつになったら晴れるんだろう?


晴れたら晴れたで暑いんだろうけど、ここまでおひさまが出ないと不安になる。



いつもの橋から現場のはぜつき磯が見えてくるが、オッサンの指定席には既に他のハゼ釣り人がいた。

最近、指定席がオッサン専用じゃなくなったな〜



現場に到着すると指定席付近にM氏がいたので、お隣にちゃっかり陣取らせてもらう。


本日の釣れ具合を聞いてみると”かなり厳しい”とのこと。


周りの釣り人の竿も上がらない。



やはり昨日の雨の影響があるみたいだ。


水は濁ってるし、少々臭いもする。


今朝の事件でオッサンの鼻は壊れてるので、オッサンが臭うということは”少々”どころではないのかもしれない。


この時間の割にはハゼ釣り人が多い



水に入ると冷たい!夏の水温じゃないな〜


厳しい釣りを覚悟しての第一投。


着底すぐのアタリはなかったけど、3度めの誘いでアタリあり!上がってきたのは唐揚げサイズ。

まぁ一匹目はいつもこんなもんでしょ!


しかし後が続かない・・・



単発ばかりでポツリポツリと一匹づつの拾いながらのハゼ釣りとなる。


秋のハゼ釣りがこんな釣りになる。


8月も終わりに近づいてるからこんなもんかなぁ〜と思うが、もう少しハゼの活性があっても良いのではないかとも思う。




とにかくハゼのいる場所をしっかりと探り、アタリがあった場所ではハゼの喰い逃げを許さない必釣に徹するしかない。


その為には、アタリがあった場所から10cm以内を外さないという技術が必須である。



さらに今日はエサをいつもの倍の大きさに付けてハゼに強力アピールした。


いつもの大きさだといくら誘いを入れてもハゼが喰ってこない。


水が濁り過ぎてるからなんだろなぁ〜



バンバン釣れてれば忙しくてそれどころじゃないけれど、さっきからエサ箱から漂ってくる臭いが気になる。


ヒマなもんだから鼻に意識が集中してしまい、気分が悪くなる。


もしかして、イマイチ釣れないのはこの臭いがエサに移ってるからか?っと疑いたくもなるアタリの無さだ。




常連たちの会話も「ダメだね〜」系の内容ばかりだ。


いつもなら”否!釣れてるんだけどなぁ〜”だが今日に限っては同感です。


一時間のタイムアタックで痛恨の36匹でした。

ビク内の水深でもハゼが見えない程の濁り


本当に36匹いるか?っと疑いたくなるスカスカ感

厳しいながらも何とか1束

休憩しながら隣のM氏にちょっかいを出す。


この御仁が面白いのは会う度に違う竿を使っているのだ。


M氏も自転車移動なので小継ののべ竿というスタイルは一貫してるんだけど、軽量のタナゴ竿だったり、オッサンも使っていた「行雲流水」だったり、果ては「そよ風」を持っていたりする。


気になるものは使ってみなきゃ気が済まないらしいが、全て実行してみるところが素晴らしい。



オッサンも自分の理想の竿を追い求めてるんだけど、お店でいくらいじっても実際に釣ってみないと分からないもんで、買わずにトボトボ帰ってくることも多い。



片やM氏である。


とにかくやってみる!その真っ直ぐな精神が面白くもすばらしい。


オッサンもお財布さえ許せば見習いたいものである。



休憩もそこそこにして釣りを再開するとすぐに釣り船がやって来た。

写真を撮りながらハゼを掛けたさま



だもんで、しばらく水が落ち着くまでまた休憩。

休憩のお供はやっぱりコレ



一応、作戦を練ってみるが特に妙案も浮かばない。


とにかくハゼのいるスポットを丹念に探ってゆくしかない。



水温が上がってきたからなのか、朝イチよりハゼの活性も良くなり、アタリが多くなってきた。


良いスポットに当たれば連打も出てきた。



時おり、ズッシリサイズも上がってくる。

コレくらいが出るとやる気も出てくる



今日はエサを大きく付けているのでホタテの消費量が激しい。


あと10匹で1束なんだけどエサのホタテが足りるかどうか怪しくなってきた。


釣り上げたハゼの口からホタテを引っ張り出してリユースする。


それでもエサを取られたりしてヒヤヒヤものだ。


なんとか100匹釣り上げて納竿。


今日はダメかな〜と思ってたけど、1束に乗って良かった。

この季節ならもう少しサイズアップして欲しいところ



今日の感じからすると、どこに落としても釣れるシーズンも終了かもしれない。


これからは釣り人の技術と集中力とやる気が試されるシーズンに突入かな。


釣れる人は持っている技術と経験と勘でそこそこ釣るし、釣れない人は手も足も出ないお手上げ状態で全然ダメという二極化になってくる。




あれだけ楽しみにしていたハゼ釣りシーズンも、もう折り返し地点を過ぎたのかもしれません。



ちょっとセンチになり、ヌルつくオッサンなのでした。

道糸がホンテロンにチェンジ

たぶん皆さんが読みもしないで流している部分。


注意深い人は気づいたかもしれませんが、オッサンの仕掛けに変化がありました。


道糸がナイロンからホンテロンに変わりました。


いつも愛用している100均のナイロンラインが無くなったので代用品です。


別にこだわりはないので、手持ちの釣具をゴソゴソやってたら出てきたブツです。

左がいつもの100均のナイロンで右がホンテロン。お値段の差は10倍以上だ


何でホンテロンが出て来る?


0.8号という太さから推察するに、シロギス釣りに使ってみたけどお蔵入りしたのかもしれません。



ホンテロンは硬質で低伸度、高結束力というのが売りなんだけど、確かにその通りで、今日使ってみてナイロンとの違いが鮮明に出ました。



オッサンの使っている竿は柔らかいのでアワセを入れると少し遅れることがあります。


これはメリットでもありデメリットでもあるんだけれど、ホンテロンは伸びが少ないのでアワセがクイックになる感じでした。


ただ、ナイロンと同じ強さでアワセを入れると、勢い余ってハゼが水から飛び出してしまうことが数回ありました。




デメリットは、張りがあって硬いので極端な言い方をすれば針金で釣ってるような感じ。


釣り上げたハゼが暴れると、カラカラという乾いた感触が伝わってきます。


これは気分の問題かな・・・



これらは慣れの問題だろうから何とかなるでしょう。




しかし、こんなに早く100均ラインが無くなるとは思わなんだ!


オッサンのハゼ釣行回数が問題なのか、はたまた根掛かり頻発の自作オモリの形状が問題なのか・・・




追伸、エサ箱は何も入っていないことを指差し確認しておきました。



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