2017年41回めのハゼ釣りはボウズを覚悟

2017年41回めのハゼ釣りはボウズを覚悟した

2017年12月24日。2017年41回めのハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:「秘密の花園」(KJ-0)※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:曇り釣行時間:10時00分(潮位:175cm満潮)〜13時00分くらい(潮位:119cm下げ7分) 小潮釣果:マハゼ5匹(14.5×2・15・15.5・18.5cm)

 

 

竿:「行雲彩峰V」2.1m(「行雲流水」と「彩峰U」の合体竿)

 

道糸:PE0.6号+フロロ1.5号 ハリス:ナイロン1.0号 ハリ:流線7号 オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アオイソメ・ベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

昨日に引き続き、本日も元気にハゼ釣りに行ってまいりました。

 

今日は『クリスマスイブ』というイベントの日らしく、恋人たちが甘酸っくなる日でもある。

 

んがしかし、そんなイベントはとっくの昔に忘れ去ったオッサンには何の変哲もないフツーの休日であり、街中のイルミネーションなんぞ何の意味もない。

 

 

ちなみに今日は義父の命日でもあるのだが、こんなオシャレな日が命日というのもなんだかな〜

 

きっとお義父さんも、自分の命日に寒さに震えながらハゼ釣りをしている義理の息子を見て苦笑いだろう。

 

否!もしかして呆れ果てているかもしれない。

 

今日のハゼ釣りの内容をご覧いただければ、きっとあなたもそう思うもしれない。

 

 

 

釣りって空が曇ってたほうが釣れることが多いけど、さすがにこのクソ寒い時期におひさまが出ていないというのは体感温度がグッと下がる。

 

 

自宅を出発したのは朝も遅い時間だったけど、すごく寒くて泣きそうになりながら自転車を漕いでいた。

 

何が悲しくてこんな日にハゼ釣りせなアカンねん!

 

自分で自分を責めるが、他にやることもないからしょうがない・・・

お馴染みの釣り師が先客に

現場に到着すると、見たことのある人物が二人も釣り糸を垂れていた。

 

ひとりはハゼ釣り動画でおなじみのG氏。

 

オッサンが到着すると同時に大型のマハゼを上げていたから、今日は釣れるのかな?っと思っていたら本日の一匹目だったようだ。

 

このG氏は、夏ハゼ釣行時にはまだ真っ暗なうちから釣り始める、驚異的に朝型な釣り師である。

 

聞けば今日も朝の6時半からここにいたらしくビックリした。

 

「もう手がかじかんで動かない・・・」と言ってたが、そりゃそうだ!

 

こんな寒い日にそんな早朝からじゃ〜手も冷え切って動かなくなるわ!!

 

 

しかしこのG氏はまだ若いのだが、クリスマスにこんな寂しい釣り場でハゼ釣りなんぞしているということは、甘酸っぱくなる相手はいないのか?

 

「これからハゼ釣り動画の編集と有馬記念ですよ!」と爽やかに帰っていったが、そこはかとなくその背中に哀愁を漂わせていた。

 

G氏に幸あれ!って余計なお世話なんだけどサ。

 

 

 

そして、もう一人は穴師匠だった。

 

この人がいるということは釣れる可能性が高い訳で、否が応でも期待をしてしまう。っとこの時までは希望が膨らんではいた・・・

 

しばらく談笑するが、穴師匠は今シーズンの穴釣りで20cmオーバーを2匹上げていて、とてもうらやましいのである。

 

 

オッサンも負けてはいられないとイソイソと釣りの準備にかかる。

 

ニャンキュッパが寄ってきてスリスリしてくるが、早く釣りをしたいので適当にあしらっておく。

すげぇ〜暖けぇニャンキュッパ

 

ニャンキュッパで手を温めたらハゼ釣り開始。

 

今日は曇っているから穴がイマイチ見えづらい。

曇りの日は小さい穴は見えなくなる

 

本日のエサはベビーホタテと先程G氏からもらったアオイソメ。

 

しかしアオイソメは頭の部分ばっかりで少々不安になる。

ハゼの喰いの良い尻尾はG氏がちゃっかり使い果たしたようだ

 

 

何とかマハゼを釣り上げる

寒空のもと釣行開始とともにすぐにアタリが!!っということも全くなく、なんの反応もない通常営業。

 

この時までは、”スロースタートはいつものことだから、そのうち釣れるっしょ!”と呑気に構えていた。

 

 

異変に気付いたのは30分ほど経ってからだった。

 

ん?全くアタリがない・・・

 

マハゼはおろか、ダボやカニのアタリすらない・・・

 

いくらなんでもコレはちょっとマズイかもしんまい・・・

 

 

 

少々焦り始めるが、焦ったところで何の対策もない。

 

とにかく喰い気のあるハゼがいる穴を見つけるしかないのだ。

 

 

しかし肝心の穴が見えづらい。

 

なるべく目立たない小さな穴を探すのだがよく見えん!

 

 

このポイントにそこそこ通い詰めているので比較的大きめの穴は大体分かっているんだけど、今日みたいな困ったときは小さい穴で勝負を掛ける時がある。

 

残念ながら無数にある小さい穴を記憶するほど、オッサンの海馬のキャパは大きくない。

 

 

なるべくくまなく探っているつもりなんだけど、とにかくアタリがないのだ。

 

 

 

 

 

恐ろしいことにこのまま2時間経過・・・

 

 

ここまで粘るのも何だが、寒さで手はかじかむし、鼻水は流れっぱなしだしで泣きそうになる。

 

「そろそろ帰ります」と穴師匠がやって来た。

 

半泣きのオッサンを見て「運に見放されたか・・・まぁ、こんな時もあるよ!ガンバって!!」と笑顔で励ましてくれた。

 

穴師匠はこんな厳しい時に良型・大型を8匹も上げているのはさすがである。

 

 

 

ポツンっと独りぼっちになった釣り場。

 

いよいよハゼ釣り人生初のボウズか!?

 

いや、今回の釣行は人生から切り取ることにして無かったことにしよう!とも思ったが、G氏と穴師匠に会っちゃったからそうもいかないだろう。

 

 

なんとかせねばば!

 

 

そしてついに待望のマハゼのアタリが来た!!

 

しかし、ハリ掛かりさせて手元でハゼをつかむ瞬間にボトっと落ちてしまった。

 

「あぁ〜・・・」

 

無力感と脱力感の魂の叫びが冬の釣り場にこだまする。

 

 

苦節2時間の苦労が水泡と消えました。

 

マジで帰ろう!と思いましたが、釣れたということは状況が変わってきているのかもしれない。

 

 

あと少し粘ろう・・・自分に言い聞かせる。

 

 

 

するとすぐに本日の一匹目が上がってきた。

 

型は小さいがとにかく釣れた。

 

一匹のハゼがこんなに遠いのも久しぶりだ。

やっと釣れたよぉぉぉ〜

 

 

たぶん潮の状況が変わったんだと思う。

 

カニやダボハゼのアタリに混ざってマハゼのアタリも来るようになった。

 

 

アタリが来る喜びを噛み締めながら、”さぁお帰り!”とカニとダボは海へブン投げる。

 

なんとかラストの1時間で5匹のマハゼを上げて納竿。

本日最大18.5cm。いつ釣れたのか記憶がない・・・

 

15.5cm

 

14.5cm

 

14.5cm

 

15cm

 

全体的に型は小さいが釣れてよかった〜

 

本日はマジでボウズを覚悟しました。

 

一体どうやってこのブログでボウズを報告するのか・・・本当に悩みました。

 

でも釣れて良かった〜。ホッとひと安心のオッサンなのでした。

これが20cmオーバーのマハゼだ!

 

ついに20cmオーバーが来た!!!という訳ではなく、コレを釣り上げたのは穴師匠です。

 

後日、オッサンがいつものように仕事の合間に秘密の花園の様子を見に行った時、穴師匠が釣り上げていました。

 

初めて目の当たりにする20cmオーバーのマハゼは、やはり迫力が違います。

 

さらにこのクラスになるとフォルムも少々違う。

 

全体的に丸みを帯びていて、顔つきもボヨヨ〜ンとしていてそこはかとなく愛嬌がある。

 

 

穴師匠はこのハゼで今シーズン3匹の20cmオーバーを上げています。

 

 

オッサンと穴師匠では何が違うのか?をぶっちゃけ聞いてみました。

 

すると笑顔で「いるところを丹念に探すだけだよ!」と身もフタもない回答をされてしまいました。

 

しかし、そりゃそうだ!オッサンもそう思う。

 

例えオッサンが同じ質問をされたとしても、同じ答えしか返せないと思う。

 

 

しかし話している最中に穴師匠が重大なコメントをしてきた。

 

「大型は掛けた時に根掛かりと間違うことがある」

 

「ハゼは穴の中で踏ん張るからなかなか上がってこないのもいる。そういうヤツに限って大きかったりする」

 

「根掛かりだと思っても、もしかして大型かもしれないから根気よくやり取りしないと・・・」

 

 

なぬ!!!

 

オッサンも数え切れないほど根掛かりしてきたが、せっかちな性格なのですぐに道糸を引っ張ってブチ!とラインを切っていた。

 

しかし、それはもしかして大型の可能性がなきにしもあらずだったのか!?

 

もしかしたらオッサンのハリに20cmが来ていたのかもしれない!!

 

 

次回からは根掛かり時は慎重に見極めなければと心に誓ったのでした。

衝撃的な事件発生!!

その時なんですが、釣り場に到着するととんでもない事件が発生していました。

 

なんと!!浚渫工事をしている。

 

しかもここはオッサンがいつも釣り糸を垂れている場所です。

 

 

唖然とするとともに、「何してけつかんねん!」と殺意が込み上げてきました。

 

怒りの鬼太郎なオッサンでしたが、工事業者も仕事なんだからと自分を落ち着かせ情報収集。

 

暇そうにしていた現場監督風な奴に聞いてみたら、

 

@工事は1月中に終わる

 

A工事の範囲は3つある排水口部分の全て

 

B今日は寒いデスネ〜

 

ということだった。

 

 

何たることか!?

 

穴師匠曰く、来年は1月いっぱいくらいまで穴釣りが楽しめそうと言ってたけど、工事が入るとどうしようもないのか?

 

しかも3つの排水口廻りはこの釣り場の一級ポイントになっている。

 

 

考えれば考えるほど厳しい状況。

 

年末〜年始めの穴釣りは全滅なのか!?

 

 

終わりの香りが立ち込める秘密の花園なのでした。

 

 

 

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