2019年の大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】は釣り不可!?

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意味もなくハゼ釣り場へ行ってみたんだけど…

「そろそろ6月になるから、ハゼ釣り場の様子でも見てみようかな…」


いつものように仕事中にふとひらめいた。


オッサン的には貴重な休日にこんな時間の無駄使いはしたくないので、このようなど〜でもいい暇つぶしは平日の業務中に行くことにしている。




早速、愛車を漕ぎ出しハゼ釣り現場の『大井ふ頭中央海浜公園』に向かう。


本日は各所で今年一番の暑さを記録しているようだが、「何でこんな暑い日にチャリンコ漕がなあかんねん!」とつくづく自分の行動に疑問を抱く。



久しぶりに訪れた大井ふ頭中央海浜公園はいつもよりも近く感じた。



まずは【はぜつき磯】から調査開始。


当然、釣り人なんていないんだけど、この暑さなら小さいながらもハゼが釣れそうな気もする。


でも水は濁っているし、少々赤っぽいから急な温度上昇も良くないな…と思いながら、海水に触ってみるとそれほど水温も高くなさそう。


水の匂いも悪くはないから、この赤色の濁りは一時的なものだと思う。


今年はどんなドラマが待ち受けているか!?




次に【夕やけなぎさ】に移動する。


なぎさ前では2組の団体がBBQをやっていた。


「今年もここはBBQでごった返すんだろうな…」


肉を焼く匂いを嗅ぎながら砂浜に降りてみる。



潮はドン引きなので水際まで近づけないが、まぁ、近づいた所で何が見えるわけでもないだろう。


イナッコ(ボラの稚魚)くらいはいるかもしれないが、ハゼは沖にいってしまってるだろう。


先程のはぜつき磯でもハゼは全く見ることができなかったし…


まぁ、再来週にはハゼ釣りも開幕し、これから嫌というほどハゼと戯れるから、今、無理してご対面することもなかろう。


でも水が引いてあらためて眺めると、渚と言うよりは瓦礫帯だよね。


ここでよく、BBQの酔っぱらいが潜ったりして泳いでるけど、マジで危ないので気を付けてください。


ココはそもそも遊泳禁止だけどサ!


調査とは言うものの、特に何を得るわけでもなく何かを期待してるわけでもなくて、ただ単に暇つぶしに来ただけなので、何もない事に妙に納得するオッサン。



んだば次は【しおじ磯】に行ってみようと移動開始するが、
ある異変が!!

しおじ磯は立入禁止!

愛車を漕いでいると何やら道路の歩道を工事していた。


まぁ、この反対側は東京オリンピック・パラリンピックのホッケー競技場になる予定なので、周辺道路もキレイにしてるのかな?と思っていた。


ちなみにホッケーって言われると、氷上の格闘技をイメージするかも知れませんが、それは冬季オリンピック種目の方。


ここが会場となる”ホッケー”とは、人工芝の上で野球のボールと同じようなサイズのボールをスティックを使って相手ゴールを目指す陸上競技。


まぁ、何でこんなところがオリンピック・パラリンピックの競技場に選ばれたんだろ?と呑気に構えていた。
この時点までは…



歩道からしおじ磯に向かうため、公園内の園路に入ると樹木に見慣れないサインが巻き付いていた。

何コレ?


「運河への通り抜けできません」ってどゆ事?
この路をいけば京浜運河に出るじゃん!


っと、このサインの意味がサッパリ理解できないオッサン。


いぶかしげに自転車を漕ぎ続けるとやっとその意味を理解する。

ガビ〜ン!行けないじゃん!!


そういう意味だったのか!


まぁ、冷静に考えてみれば分かるようなものだが、その時のオッサンにはココがこんな事になってるなんて夢にも思ってなかった。



んだば、反対側から行けばいいじゃん!っと踵を返して大井競馬場通りからのアプローチを試みる。



途中も歩道の工事をやってたんだけど、何やらベンチができてたり、自転車専用道ができてたりで結構本格的に工事をしているようだ。

こんなところに突然ベンチができとる!?


区とか都だけならココまで徹底した工事はしないだろうが、オリンピックともなると国家的プロジェクトであり、その予算も桁違いになるだろうからここまでやるんだろう。


世界中から様々な人達を迎える訳で、国としての威信が掛かってるから”おもてなし”も楽じゃないよね。


当初はスモール・オリンピックなんて言ってた気がするが、そんな程度の規模には全く収まらなくて、結局は税金を湯水の如くブチ込んで箱モノとその付属品を作りまくってるのが現実だ。


だったら最初からくだらないキレイ事言わないで「日本の威信を掛けて、徹底的に整備しまくりますよ!」で良かったじゃん!


そもそも、オリンピック・パラリンピックの組織委員会会長がアレじゃ〜どうしようもないわな…


積極的に税金を使われている一都民としては納得しようもないのだが、マイナーな競技でも良いから無料で一回だけ観覧しても良いですよ!的な都民特典を付けて欲しいものだ。



しかし、この工事内容で気になる箇所を発見!


道路の端に自転車専用道ができてるまでは良い。


ちょっと狭いと思うが、縁石で車道と区切られているので安全に配慮しているのは理解できる。

自転車専用道としては狭いが、狭い日本では贅沢も言えまいて…


問題はコレ↓

お分かりだろうか?


この狭さで対面通行だとぉ!?


なんで、ここを対面通行にする?


そもそも自転車も車両なんだから、本来なら自動車同様に左側通行なハズだ。


よく見ると反対側にも同じ自転車専用道が作られていた。


なので、わざわざここを対面にすることは全く無く、自動車と同じく片側通行にすれば良いだけなのである。


なんで行政ってこんなトンチンカンな事をするのかな?




実はオッサンの前職は都市計画コンサルタントでして、クライアントは100%役所だった。


なので行政・役所という組織を嫌というほど知っている。


こういうのって、みんなで何時間も難しい会議をして決定すると思われるかも知れませんが、さにあらず!


お偉方がその時の思い付きでチョロっと言った事が全ての始まりで、部下たちは誰もそれに異を唱えることは許されない。


発言した本人すらも記憶ないチョロの一言の方向性ですべてが進んで行き、一度スタートしたらもうドント・ストップなのである。


きっとこの訳の分からん自転車道もそんな感じで、世界の笑いものになるのがオチだろうて…



そんな事をイマジンしながら移動してゆくが、悪い予感が現実になる。

ガビ〜ン!コッチもだめじゃん!!


「お知らせ」によると、来年の1月までここら辺の園路・歩道の修景整備工事をするらしく立入禁止とのこと。


お役所仕事だから多分2月までずれ込むと思うけどサ。


なので2019年の夏はしおじ磯でのハゼ釣りは出来ないということなのであ〜る!


残念!


しおじ磯ってオッサンの中では「困ったときのしおじ磯」という位置づけで、はぜつき磯と夕やけなぎさが不漁の時はココへ来て何とかするという感じでした。


それが出来ないとなると、マジで集中して釣りをしなければならないかな…



工事内容を見ると護岸までは手を出さないみたいなので、釣り場が荒れることはないと思いますが、お偉方のチョロ発言で釣り場が破壊されないことを祈るばかりです。




昔の癖で計画図をマジマジと見てしまうのですが、たいして効果がある整備とは思えんな!


こんなの誰も求めてないよ!

来年1月までやるらしいよ!


お前ら、釣り場まで手を出さないだろうな!


まぁ、こんな感じなので今年の夏のハゼ釣りは、夕やけなぎさとはぜつき磯は混雑するかも知れませんね。



唯一の望みは、工事後の来年のしおじ磯は手付かずの状態なんだろうから、ハゼが爆釣の可能性もあります。


ただの希望ですが…

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