2019年9月1日。2019年夏シーズン14回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:多摩川本流羽田付近天気:薄曇り釣行時間:6時30分(潮位:220cm満潮)〜9時00分くらい(潮位:149cm下げ4分)中潮釣果:マハゼ6匹(8cmくらい)
竿:2.1m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ナイロン0.6号 ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
このブログに期待してる人なんていないと思うけど、本日はサラッ!っと済ませます。
ハゼが全然釣れないもんだから、な〜んも書くことがない。
ゼロではなく6匹というミジンコみたいな釣果だったけど、釣れた写真すらも撮る気にならなかった…
オッサン的には、釣れないというのも立派な釣果だと思っているので、一応報告はしておきますなノリである。
今日の潮位から多摩川の羽田ポイントが良さそうな気がしていたが、オッサンよりも羽田に詳しいH氏によると、今季の羽田も良くないらしい。
しかし、いつもの大井ふ頭中央海浜公園も全然ダメだから、いくらかはマシだろうという事で羽田方面へ向かう。
現場に到着するとH氏がいたので、ハゼの釣れ具合を聞いてみると「今季最悪!」とローレスポンス。
それでも釣れれば型は良いんじゃない?と喰い下がったが、H氏のバケツの中には唐揚げサイズのハゼが2匹いただけだった。
マジ!?羽田もダメか…
しばらく思考停止状態になるが、いまさら釣り場移動も面倒くさいのでダメ元でやることにする。
そこそこの釣り人がいるんだけど
全然釣れていないご様子
オッサンお気にの船宿”えさ政”の脇のウン○ポイントには珍しく船が横付けされてるし、船宿の人が流れてきて溜まった枯れ草やらゴミを掃除していて、とてもハゼ釣りどころではない。
しょうがないから適当に空いてる場所に陣取る。
釣り場の選択肢すらもない
水は濁りも少ないし、水温も適温だし、潮位も高いから潮的には文句なしであるが、コレで釣れないとは如何に?
今日はエサのホタテにひと工夫。
怪しい白い粉を振りかけまして
これは市販されてない薬物でハゼをアッパラパーにして釣り上げる、というネタはタチウオ釣りの時に使い倒したが、毎度おなじみの摂餌促進剤。
主成分はアミノ酸らしい
ハゼ釣りのエサなんぞにこんな小細工をするのもど〜なんだ?と思うが、昨今のハゼの釣れなさと最近読んだある書籍の影響が大きいと思う。
ある書籍とはコレ↓
『釣りエサのひみつ』
タイトル通り、釣りエサに特化した内容です。
今までは釣りエサの解説と言えば、釣り雑誌の釣りモノの特集ごとににスポット的に紹介さる程度な気がするけど、この本は一冊まるごとエサ(ルアー含む)の話をしてます。
筆者は、釣り人なら誰でも知ってる釣りエサ会社『マルキュー』に長年勤務し、エサの研究をしている長岡寛さん。
釣りエサの話って釣り人が各々の経験値で語るから、その人の好みであったり、その時その場限りでしか通用しない話だったりするんだけど、エサ会社の研究者に言われると説得力が違う。
オッサン的には、目からウロコというよりは「やっぱりそうだったんだ!」と自分がおぼろげに感じていたことを再認識させてくれる内容でした。
当然ながら一般論なので、その釣り場毎に工夫は必要かと思いますが、『釣りエサのひみつ』から得た知識をベースに試行錯誤をしていけば、間違った方向には行かないと思いますよ!
釣りをするなら是非一度ご購読あれ!
という訳で、さっそくオッサンもエサのパワーアップを実行する。
良く言えば「実行力あり」、悪く言えば「流されやすい」オッサンとしては、気になったことはすぐにやってみないと夜も眠れない困った性格である。
使った粉は、筆者さんの会社『マルキュー』の製品なので大丈夫だろうて。
早速、売上に大きく貢献したオッサンなのでした。
釣りの準備が終わり、いつものように護岸の縁に座り込むが満潮で潮位が高いため、オッサンの長〜い足が水に浸かりそうになる。
足が長すぎて困っちゃうな〜!
ちなみに「釣りエサのひみつ」によると、光の屈折効果により水中の魚からは水際の人間は丸見えになるので神経質な魚を釣る時は気をつけろ!と書いてあった気がする。
まぁ、相手は鈍くさいハゼだから大丈夫だと思う。たぶん…
これから先は、トホホ過ぎる釣りなので写真を撮る気にはなれませんでした。あしからず。
最初の一匹目が釣れたのが、開始から一時間以上経過してからでした。
それまでは本当にアタリすらなく、ただ単に川(半分海)に向かっているだけの悟りの時間。
時おり(って言っても数十分に一度だけど)、チョン!と持って行ようなアタリがあるけど、ハゼのアタリではなく、ウグイとかイナッコがエサをついばんでるんだと思う。
暇つぶしにそんなアタリにアワせたりするんだけど、全然ハリ掛かりしないんだな〜
場所を移動しながら探りまくるんだけど、どこもかしこも何の生命反応もない。
水底を凝視してもハゼの姿が全く見えない。
アミノ酸でパワーアップしたエサも、砂漠に釣り糸垂れてるんじゃ〜釣れるはずもない。
バケツの中では8cmの唐揚げサイズが1匹ジ〜っとしている。
もう今日は諦めてたんだけど、最後に水門脇まで大きく移動した。
ここは羽田ポイントでも水深がある場所。
オッサンの見立てによると、ハゼはかなり沖の深いところにいると思ったから、少しでも水深のある方が釣れる可能性があるカモしれない。
竿が水面に着くかつかないかくらいの水深2mの場所で、やっとハゼのアタリがあった。
しかしアタリはあるが喰いが浅いらしく、なかなかハリに掛からないぞ!
それでもしつこく攻めていると何とかハゼが上がってくるが、ここでも唐揚げサイズ。
この深さでもこんな小さいハゼしかいないということは、この時期の本命ハゼである10cm超えは、多分数10m沖の深場にいるんだろう。
ポツリポツリと唐揚げを釣り上げるが、それもつまらないから諦めて納竿。
2時間30分ほどで6匹と9月初日に見事にズッコるオッサン。
H氏とも話てたんだけど、釣れない原因が全く分からない。
赤潮とか水潮とかの分かりやすい原因ならまだ諦めもつくが、今日のこの潮の状態で、この悲惨な釣れ具合の原因がどうにもこうにも分からん!
どなたか教えて下さい!!マジで!