2019年33回目のハゼ釣りは今シーズンラスト!

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2019年シーズンラストのハゼの穴釣り

2020年1月5日。
2019年33回目のハゼ釣りに行ってきました。


釣り場:「秘密の花園」
※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。
天気:晴れ
釣行時間:9時30分(潮位:130cm上げ5分)〜12時00分くらい(潮位:165cm満潮)若潮
釣果:マハゼ2匹(16・16.5cm)  



竿:OGK(大阪釣具)「小魚名人」1.5m 
道糸:フロロ1.5号 ハリス:ナイロン1号 ハリ:袖スレ4号 
オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ 
エサ:アオイソメとホタテのコラボ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け




あけましておめでとうございます。


2020年が始まりしょっぱなで申し訳ないですが、しつこかったハゼ釣りもいよいよラストハゼ釣りとなりました。


まぁ釣果はご覧の通り2匹とトホホな訳でして…


もちっと釣れていれば、もしくは内容が良ければもう少し続けようかなと思いはしますが、本日の釣果とアタリの少なさから鑑みるに「潮時だろう…」と判断しました。




多くの人がそうであるようにオッサンも明日から2020年仕事始めで、ダレきったお正月気分を修正すべく早起きして釣りに向かう!ということは全く無く、目覚めたら日は高く登っていた。


「誰もハゼ釣りなんぞしてないんだから、焦ってもしょうがなかろう」と、全身のムダ毛をチェック。靴を磨いてカラオケを一曲。俳句をひねってストレッチ。つまりチンタラしていた。


いっそのことハゼ釣りに行くのすらも面倒くさくなっていた。


しかし、いつものように行かねばならない理由があった。


それは先日、ご丁寧にオッサン2号がシロギス釣行の余ったアオイソメを持ってきやがった。


最初はソレをもらうとハゼ釣りに行かねばならない(オッサン have to go ハゼ釣り)ので断ったのだが、2号もイソメを持って帰ってきてしまった手前引くに引けず、無理やり押し付けられた。


2号のがぶり寄りに負けたオッサンは、のんびりしたかった正月休みにハゼ釣りに行くハメになってしまった。



海の中はひとシーズンずれるとは言うが、数十m以上も水深があるなら秋くらいの水温かもしれんが、岩場なんて水際は真冬の冷たさだろうて。


毎年思うが、穴釣りなんて年越ししてまでやるもんじゃないって
マジで!?



「5匹以上、もしくは20cmオーバーが釣れなかったら今シーズンは終了しよう!」と固く心に決めて愛車を漕ぐが、思いの外ポカポカ陽気で、現場に到着する頃は汗だくになっていた。


いつものように穴釣り場『秘密の花園』には誰も釣り人がいない。


「今日も貸し切りだぁ!!」と気分は良いが、裏を返せばもう釣れないという事。


複雑な心境で釣りの準備を始める。



今日もアオイソメとホタテのコラボエサ。

このエサで釣れなきゃ手の施しようがない


貰ったイソメは太くて立派なんだけど、その船宿はシロギス釣りとはいっても大型キス狙いの変わった船長だ。


当然エサにもこだわりがあり、配られるイソメは長くて太いやつを厳選したシロモノ。


船長曰く、「韓国産なんだけど、良いイソメは中国やヨーロッパ方面に優先的に行っちゃうからエサの確保も大変…」らしい。


こんなところにも反日運動の影が見え隠れするのである。



今日は快晴なんだけど、風が強い影響で狙うべく穴が見えづらい。

風が強くて波立ってて穴が見えないんですけど…


なのでオッサンの大脳の奥底にある海馬をフル回転させて実績穴を探しまくる。


ちなみに”海馬”とはタツノオトシゴの漢字表記でもあるけど、脳ミソ内の海馬は本当にタツノオトシゴのような形をしているらしい。



残念ながらオッサンのタツノオトシゴは大したことないらしく、深さのある良い穴がなかなか見つからない。


今日は最初から勝負エサとしてイソメ&ホタテのコラボエサでやってるが、穴から穴へ移動してゆくたびにホタテがハラリハラリとハリから外れて落ちてゆく…


やっと良穴が見つかった頃にゃ〜ホタテは無くなってイソメだけになってることも多々あり。


面倒くさいからそのままイソメだけで勝負するが音沙汰なし!



一応良穴だから、ホタテも付けて落とすとなんと!アタリあり!


ダボハゼのアタリが!!


フッ…、こんなもんだよ人生は…


せっかく見つけた良穴なもんだから粘ってみるものの、ダボとカニの猛攻で撃沈…


後ろ髪を引かれながら次の良穴を探す。



釣りを始めて1時間が過ぎた頃、やっとマハゼのアタリが来た!


いつもならよ〜く喰わせたりして、次のチャンスを待ったりするんだけど、この時期は積極的にエサアタックしてこないもんだから短期決戦で勝負を決めたいところ。


エサに興味があるうちにハリ掛かりさせねば!


一発勝負になるので慎重にアタリのタイミングを見計らう。


竿先が大きめに下がった時を見計らってアワセると掛かった!


暴れ加減から大したサイズじゃないと分かるが、マハゼであることは間違いない。


引きをいなしながら上がってきたのは16cmくらいの腹ボテマハゼ。

まだ抱卵しているお母さんハゼ


やっと釣れたよ〜!ボウズ逃れでひと安心。



そしてこれからが長かった…


相変わらずマハゼのアタリは皆無で、カニとダボは元気である。


分かっちゃいるけど、毎回イソメ&ホタテのコラボ餌をセットしてマハゼを待つんだけど全然来ないんだな〜


二匹目が釣れたのがまた1時間後くらいのことだった。




もうダメだ…今シーズンはもうヤメにしよう…


オッサンの脳ミソのシナプスも働かなくなってきた。


問題はいつ終了にするかだけど、釣れないもんだからエサはたっぷりあるし…


次根掛りして仕掛けをロストしたら終わりにしようと思ってるんだけど、こんな時に限って全然根掛りしねぇ〜でやんの。


結局50m以上も穴から穴へ移動してやっと根掛りロストして終了。


2時間30分くらいでやっと2匹…

ヒャ〜!厳しいな〜…


1匹水際まで上げながら外れたんだけど、それを考慮してももう終了かな。


型も数は言わずもがななんだけど、一番の理由はアタリ方。


16〜18cmくらいのサイズが一番派手にガツガツあたってくるんだけど、今日はこのサイズであんな大人しいアタリするということは、エサ自体にもう興味が無くなりつつあるんだと思います。


つまり、卵を生むために最後の旅に出てゆく準備がほぼ終わってるんだと思います。




「来シーズンもよろしく!」と抱卵ハゼが海に帰るのを見送りながら、次の出会いを約束しました。


という訳でオッサンの2019年シーズンのハゼ釣りもこれにて終了になります。


なんだかアッという間の穴釣りシーズンだったなぁ〜


釣果は冴えなかったけど、釣りができるだけでもヨシとしなくちゃ!



ダボハゼリリースのお願い

釣れてしまったダボハゼは海川にリリースしてあげてください。
ダボハゼとマハゼは密接な関係があり、ダボハゼがいなければマハゼは生きてゆけないのです。
マハゼが釣れるのはダボハゼのおかげなのです。
よろしくおねがいします!

2019年のハゼ釣りシーズンを振り返り

2019年のハゼ釣りシーズンも終了したことだし、昨年を振り返ってみたいと思います。


2019年は6月初めからハゼ釣りを開始したんだけど、6月〜7月いっぱいまでは”まだ”ハゼ釣りも好調だった。


毎回1束は当たり前に釣れていて、「これなら8月〜9月はサイズもアップすることだし、楽しい釣りになりそうだ!」と期待していた。


ところが…


8月に入った途端、激渋になり全くと言ってよいほどに釣れなくなった。


原因は水質。


妙に濁っていて、水温も生ぬるくて気持ち悪かった。


赤潮って感じでもないんだけど、青潮だったのかな…


ハゼも居ないわけじゃないんだけど、エサを喰わなくて喰い気のあるハゼを探して無理やり食わせる感じの釣りになった。


連日30匹程度の釣果で下手すりゃ〜ツ抜けすらも厳しい状況…


2019年はタイミングが悪いことに「しおじ磯」が園路工事のあおりで進入禁止となり釣りができなくなったので、ハゼ釣り人が「夕やけなぎさ」と「はぜつき磯」に集中してしまい、ハゼよりも釣り人の方が多い事態になった。




それでも秋になれば水温も落ち着いて少しは上向きになるかな…


と期待したが、今度は史上最強クラスの台風19号が関東直撃し、釣り場は壊滅的な被害を被った。


本格的な穴釣り季節の前の釣り場となる『森ヶ崎海岸公園』が釣りができる状況ではなくなり、10月中に最後のハゼ釣り場『秘密の花園』に行かざるを得なくなった。


ココが最後の砦となったがやはり台風被害で水が濁りっ放しで、狙うべき穴がほとんど見えないという事態。


それでもココしか釣りをするところがないんだからやるしかない!

これも台風被害の一部。『秘密の花園』にて


11月の本格的な穴釣りシーズンにはそこそこの釣果があった。


しかし問題は、仲間のハゼ釣り師達が20cmオーバーを上げているというのにオッサンだけが20cmが釣れない…


何でか知らんが、オッサンだけ大したことないのである。


リアリー?どうして?


この事態がキッカケでオッサンの釣りが迷走を始めた。


自分の釣りが分からなくなり、他の人の釣りばかりを意識しすぎるあまり、ますます迷宮をさまようオッサン。


当然釣果も悪くなる一方…



しかし、最後の最後で光明が見えた。


キッカケは穴師匠そのひとだった。


オッサンに穴釣りはおろか、釣りに関する全般の悟りを導いてくれるお師匠様。


今シーズンは全然会わなかったんだけど、何故か釣れなくなってきてから釣り場にき出したらしい。


正直に今までのことを吐露すると「迷うのは決して悪いことじゃないし、グルっと回って自分のやり方に戻るのも良いことだよ。自分のやってきたことを信じなよ!」と言ってスニッカーズ(ミニサイズ)をくれた。


オッサン的には羊羹の気分だったけど、この御方はチョコ系が好きなんだよな〜


スニッカーズを食べながらこの出会いに感謝した。


迷ったままシーズンを終わりたくなかったから…


まぁ、自分のやり方に戻したからといってすぐに釣れるわけじゃないけど、迷いがなくなったので釣りそのものを楽しめるようになりました。



というわけで、ハゼ釣り的にはなんだかパッとしない2019年シーズンでした。


2020年はどんな年になるやら…



オリンピックイヤーだからか知らんが、オッサンがウロチョロしている海沿いも護岸整備して公園ぽいのも作っていて釣り場が増えるかもしんまい!


ソレは期待してるんだけど穴師匠の一言がヤケに引っ掛かった。


「いろいろ整備するのは良いんだけど、オリンピックが終わるまでは警備を厳しくするみたいで、釣り人を締め出すかもしれないよ!


関係各位様へ
昔はオリンピック競技に釣りもあったらしいから、釣りもスポーツとしてお目こぼしお願いします!

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