2019年6月23日。2019年夏シーズン4回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:大井ふ頭中央海浜公園(ハゼつき磯→夕やけなぎさ)天気:晴れ釣行時間:7時00分(潮位:162cmほぼ満潮)〜9時00分くらい(潮位:156cmほぼ満潮)中潮釣果:マハゼ14匹(6cm〜11cm)・ウロハゼ2匹(10・12cm)
竿:2.0m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ナイロン0.6号 ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
いつもこのブログでは、とりとめもない、あったり無かったりの事柄を意味も希望もやる気さえなく書いている。
いや、さすがに”無いこと”は書いてないが、1の事を100くらいに「内容を豊かにさせて」書いていることは否めない。
しかし、今日は本当に何も書くことがない。
釣果をご覧頂いてお分かりのようにハゼが釣れなかったのである。
釣りしてるんだから、釣れたり釣れなかったりはしょうがない。
しかし今日は違った!
全然釣れないのだ!!
冬の穴ハゼならいざ知らず、夏シーズンに突入しているにもかかわらず16匹(ウロハゼ含む)という信じがたい釣果。
今までどんなに釣れなかったとしても40〜50匹は釣っていたと記憶していますが、夏シーズンに16匹というのは最低記録だ。
だもんで、何の事件もトピックもないから(「ハゼが釣れない」という事件はあったけど)どうやってお話に尾ひれを付けるか、帰宅途中に愛車を漕ぎながら考えてたんだけど、何の妙案も浮かばず途方に暮れていた。
まぁいつも通り、くだらない話で引っ張るのでお仕事が忙しい方は読まないほうがいいです。
このブログは月曜日のお昼休みに読んでいる方が多いみたいで、週初めの気合を入れなきゃならん時にこんなの読んどる場合か!君ぃ!?とも思う。
いつものように布団でゴロゴロとイモムシになりながら、なかなか起き上がらないオッサン。
いっその事、雨が降ってくればあきらめもつくんだけど、降りそうで降らない煮え切らない天気。
しょうがないから起き出してハゼ釣りの準備をして愛車を漕ぎ出す。
漕ぎ出してから100mほどで、どちらの道に行くかの決断をしなければならない。
一方はいつものように大井ふ頭中央公園で、もう一方は多摩川河口の羽田方面。
そろそろ羽田の様子も見に行きたいと思ってるんだけど、まだちょっと早い気もしているが、大井ふ頭中央公園もたいしたことないんだよな〜、いやしかし…
分かれ道の直前まで答えは出なかったので、自然に身体が動く方に任せた。
結果は大井ふ頭中央公園方面になった。
コレが本日の1回目の判断ミスになることも知らずに…
身体は確実に釣れる方を選んだらしいのでチンタラと現場に向かう。
釣り場が見える橋から現場を見渡すと【ハゼつき磯】にはかなりのハゼ釣り人がいた。
もう本格的なハゼ釣りシーズンに突入か!?
ハゼつき磯もシーズンinか!?
今シーズンはまだハゼつき磯ではやってないから「そろそろいい感じかな?」と思いながらも、一応【夕やけなぎさ】の様子も見に行くことにする。
夕やけなぎさもハゼ釣り人はいたが、まぁそこそこ程度といった感じかな。
眼の前に『マゴチの人』がいたので挨拶がてらハゼの塩梅を聞いてみる。
「朝早くはハゼつき磯も良かったけど、釣れないからコッチへ来たけどたいして釣れない」とのこと。
ここで少々考える。
今現在はどうだか分からないが、ハゼつき磯も悪くはないらしい…
今までの釣行から夕やけなぎさは釣れないわけじゃないから、まずはハゼつき磯に行ってみることにしよう!
コレが本日2回目の判断ミスにつながることになる。
夕やけなぎさはいつでも釣れるから!のハズだった…
ハゼつき磯に戻り、いつものオッサンの指定席から始めることにする。
釣りの準備をしているとお隣には芸人風の釣り仲間が先行していた。
先週のブログ内で”多少”いぢったので、今日は開口一番に下手にいぢられないように予防線を張られてしまった。
このブログ内で顔見知りの釣り仲間を全世界経由でいぢるもんだから、オッサンを見ると皆さん警戒してくるようになった。
まぁ、そんなチッポケな抵抗をかいくぐり、いぢくるネタを見つけるのがオッサンの生き甲斐であり、ハゼ釣りそっちのけで人間観察してるんだけどサ!
今季最初のハゼつき磯
水は少々濁っているし昨日の雨の影響かちょっと冷たいが、これくらいなら問題ないだろうて。
お気楽に一時間のタイムアタックスタート!
定石通り、岩の脇に餌を軟着底させるがアタリなし。
ん?ここはダメか…と次のポイントに入れ替える。
丹念に岩の際を攻めるが、どこに落としてもアタリが無い…
あれ?おかしいな…
岩廻りから沖目までシラミつぶしに探るが小さなアタリひとつないぞ!
「これはマズイな!」
本格的に焦り始めるオッサン。
お隣りの芸人釣り人情報によると「今朝は5〜6時くらいは釣れてたみたいですよ!」らしい。
そんな時間はオッサンは寝てたし、そんな時間にハゼ釣りする気力もないし!!
早起きは三文の得というが、現代に換算すると三文=100円にも満たないから、それなら寝てたほうがマシだ!
しかし、ハゼが釣れないよりは釣れたほうが楽しいよね?
でもハゼの為にそんなに早く起きるか?
いやしかし…
ブツブツ言いながらアタリを探していると遠くから嫌な音が近づいてくる。
釣り船がやって来る時間帯だ
やっと船の立ち波がおさまったと思ったら、今度は根掛かりで仕掛けロスト!
ひとっつもアタリ無いのにロストかよ!!!
海にチョムチョムをくらわせたくなる程の怒りを覚える。
仕掛けを付け直して続けるが状況変わらず。
30分経過するがアタリがひとつもなく遂に移動を決断。
夕やけなぎさに向かう。
釣り船が来ると早朝からハゼ釣りをしている常連達は帰ってしまうので、釣り場はけっこう空いていた。
一番実績のあるポイントに陣取り、第一投着底と同時にアタリが来る!
嬉しい本日の一匹があがる。
この時期にしては良い10cmくらい
次も同じポイントに落とすとすぐにアタってくる!
アワセるとグン!と重くなり、しばらく暴れて上がってこないぞ!
竿を垂直に立てて対大型の体勢でいなしながら上がってきたのは12cm程のウロハゼ。
ウロハゼは岩場の方で上がることがあるけど、このポイントでウロハゼが釣れたのは始めてだ。
ここでウロハゼ!?
ちょっとビックリしたけど、重い引きを楽しめたから良かった。
ハゼつき磯はアタリすらなかったけど、やはり困った時の夕やけなぎさだ、釣れる!
と思ってたら、この後はパッタリと釣れなくなる。
あえなく一時間が経過しトホホの6匹…
6匹とはマジか!?ウロハゼの大きさが際立つ
休憩しながら「なんで釣れないのか?どうするべきか?」を考えるが答えは見つからず。
何の策もないまま釣りを続けるが、相変わらず釣れない…
どこを探ってもアタリはない…
たま〜にアタリが来て何とか引っ掛けてあがると、そのポイントでは2連打くらいはするがそれ以上は続かず…
とにかく探って喰い気のあるハゼを探すしかないんだけど、居ないんだな〜これが!
今日は水が濁っていて底が見えないけど、チョン!とアタルにはアタルからハゼが居ないことはない。
問題はそのアタリの少なさと喰いの浅さ。
今日は絶対数は少ないんだけど、ハゼがエサを咥えて動かなくジ〜っとしているのは分かる。
この時の感触は、竿に振動として伝わってこない事が多いし、ましてや竿先に目に見えてクン!と出ることもない。
これは、もう雰囲気としか言いようがないんだけど、とにかくハゼが来ている気配はある。
今日はこの雰囲気にアワセを入れてもハリ掛かりしないから、ハゼがエサを咥えたまま動くのを待つんだけど、そのままエサを離してしまうことが多い。
ハゼがエサを引っ張るのを待ち構えて、アワセる準備はしてるんだけど、ス〜っと居なくなってしまうのが悔しい。
よしんば、チョン!と動いたとしても、それでハリ掛かりさせないと一回目のチョン!を逃すとその次は喰ってこなくなる。
今日はこんな感じのストレスフルなハゼ釣りを展開しているオッサン。
もうストレスで円パゲどころか十二指腸潰瘍になりそうな勢いである。
結局、2時間粘ったが何も変わらず撤収。
16匹と夏ハゼシーズン最低記録となりました。
逆にスゲ〜!と思ってしまった
なんでここまで釣れなかったのか?
前日の雨、おひさまが出ない天気、満潮の潮止まりetc、etc…
原因はいろいろあるんだろうけど、それはお魚が決めることであって人間が考えたって答えは出ないと思う。
もし全く同じ状況でも、次は爆釣ということだってあるんだから。
でもひとつ気になったのはウロハゼが二匹も釣れたこと。
小さいけどウロハゼはもう一匹釣れた
このポイントでウロハゼが釣れたのは初めてだ。
オッサンが勝手に思ってるだけなんだけど、ウロハゼって岩場とか底が砂地じゃなくて牡蠣殻地帯とかの場所で釣れるもんだと思っていた。
夕やけなぎさは岩も多いけど、基本的には砂地帯だから今までウロハゼが釣れなかったと思うんだけど、これが釣れたということは環境に何かしらの変化があったのかも知れない。
今日、ハゼが釣れなかったのが、その何かしらの変化が原因でないことを望むばかりである。
でもダメだった一番の原因はオッサンが迷っていたからだろう。
『あっちに行けば良かった…』という釣り場の迷いがオッサンの逃げを誘い、集中力を削いでいたんだと思う。
釣り場に向かう時は覚悟を決めて行くべきである事を学んだ。
でも「まぁ、長いシーズンにはこんな日もあるさ!」と開き直るオッサン。
きっと今日はオッサンの日ではなかったのだろう。
でも、その分誰かが釣れてたんだと思う。
これでいいのだ!