2019年25回目のハゼ釣りはちょっと遅かった…

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2019年25回目のハゼの穴釣りはスタートさえ良ければ…

2019年11月3日。
2019年25回目のハゼ釣りに行ってきました。


釣り場:「秘密の花園」(KL-@)
※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。
天気:曇り
釣行時間:10時00分(潮位:164cm満潮)〜12時00分くらい(潮位:151cm下げ3分)小潮
釣果:マハゼ9匹(14〜17.5cm)  



竿:OGK(大阪釣具)「小魚名人」1.5m 
道糸:ナイロン1号 ハリス:ナイロン0.8号 ハリ:袖スレ4号 
オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ 
エサ:アオイソメ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け




2019年も11月に突入した。


11月といえばオッサンの誕生月で、またひとつ歳をくってしまったが、もう50年以上も生きていると誕生日なんてど〜でもよくなってくる。


んで11月といえばハゼの穴釣りの最盛期になる。


何を持って最盛期なのかは人それぞれだが、数が上がるのがこの11月である。


まだハゼの型としては18cmどまりって感じなんだけど、例年、11月は数だけは上がるから飽きない釣りができる。



オッサンも気合を入れて、いざ!ハゼ穴へ!!と思ってたんだけど、残念ながら家の野暮用で朝から出撃出来なかった。


そわそわしながら用事をやっつけ、先行して釣り場にいるH2氏に塩梅を聞いてみると既に、12匹と順調に釣れているようである。


急がねば!!



気は焦るがエサも買わなくちゃならないから、寄り道していつもの釣具屋でイソメをゲッチュ。


ダッシュで釣り場『秘密の花園』へ向かう。


今日は大きなイベントがあるようで、そこかしこの公園で催事をやっていて家族連れがうじゃうじゃいる。


自転車立ち漕ぎモードのオッサンは、邪魔なファミリー達を蹴散らしながら釣り場へ向かうが、時おりお子様が飛び出してきて轢きそうになる。


その度に親御さんが「すいません…」と詫びを入れてきて、「大丈夫ですよ!」とジェントルメンな対応のオッサンだが、内心は”ジャリをしっかり見とれよ!親子もろとも轢くぞ!!”と怒りのオニ太郎である。




現場に到着する頃には汗だくになっていたが、爽やかにH2氏とサツを交わし釣果を聞いてみると「18匹くらい!」と絶好釣らしい。


このH2氏って地味に釣るんだよね〜


格好は釣り師というより普通のオッサンだし、釣り道具にこだわってるわけでもないんだけど、集中力と粘りがあり、なによりも勘が鋭い。


ハゼが居そうなポイントを探るのがとても上手い。



この調子なら今日は20匹は楽に超えるだろうて。


オッサンも朝から来れば楽しめただろうに、くだらん家の用事でスタートダッシュをかませられなかったのが悔やまれる。



水は思ったよりも濁っていた。


釣り仲間から昨日は水の濁りがかなり改善されたとのタレコミがあったので期待してたんだけど、今日は結構濁っていた。


「朝は濁りが無かったんだけど、今頃になって濁ってきた」とH2氏。

なんで今頃になって濁るかな〜


フッ…、オッサンの登場とともに濁るとは、敵も警戒してるようである。


絶対釣っちゃる!

結果的にはそこそこ釣れたんだけど…

H2氏の邪魔にならないポイントに移動し、イソメをハリに刺し通して穴釣りスタート。


50cm以上の深さがある頃合いの穴を探し始める。


ちょうど満潮だから穴探しはそれほど苦労しないと思うが、満潮時って不思議と根掛りが多いから気をつけねば。



3つ目の頃合い穴でハゼのアタリが来た。


一発目はハリ掛かりしなかったけど、少々喰わせ気味にして次で掛けた。


ハゼの引き具合で17cmくらいかな…と思ったら、やっぱりソレくらいのハゼが上がってきた。


オッサンにしてはスタートよろしく、今日は期待できるか!?

一匹目にしてはまぁまぁサイズ


同じ穴でもう一匹釣れてきたが、この穴はそれまでで、その後はひとつの穴で複数釣れることはなく我慢の釣りになる。



今日はやたらとカニがイソメを突いてくるが、だからこそハゼの活性が良いということもあり、カニの反応がハゼ釣りのバロメーターにもなる。


ただカニって結構厄介で、少し竿にテンションを掛け気味にしてないとカニのアタリが分かりにくいし、カニが突いてるのに気付かないでボ〜っとしてるとイソメを千切られる。


なるべく早くカニに気付いて一度上げて除去すれば問題ないけど、遅れて慌てて竿を上げると根掛かりすることがあるから、そういう時はもう諦めてカニに好きなだけ喰わせておく事もある。


エサが無くなればカニはハリを放すから、根掛りせずに回収できることがほとんどだ。



オッサンは柔らかい竿を使ってるから、テンション掛け気味でやっててもハゼは違和感なく喰ってくるようである。


テンション強めで少しくらいエサが底から浮いても、狭い穴の中だからハゼは喰ってくる。


コレが夏ハゼだったらエサが底から離れ過ぎると喰ってこないが、穴ハゼは岩の壁とかにくっ付いてたりするから問題ない。



今日はアタリがちょくちょくあるから飽きないんだけど、アタる分だけ釣れる訳でもない所が穴釣りの面白くも悔しいところ。


一度チョン!とアタってきて、次のアタリで掛けよう!と待ち構えるが、もう二度と喰ってこなかったりする。


ここに間違いなくハゼが居るんだから粘ってみるが、突いてくるのはカニばかり…


チキショー!


広大な釣り場にオッサンの無念の叫びがこだまする。




ある穴で複数のハゼが釣れた時だった。


まだ居る!とばかりに竿を上げると釣れたのはギンポの稚魚だった。


たま〜にだけどハゼ釣りしてるとギンポが上がってくる時がある。


コイツは要注意だ!


背びれがが硬く短いトゲみたいになっていて、カミソリみたいに切れる事がある。


さらに厄介なのが、コイツは噛み付くのである。


俗称で”噛み付きハゼ”と言われるダボハゼがいるが、それはチチブのことでサイズにもよるけど、噛まれても大したことがなかったりする。


しかし、ギンポは稚魚でも危険である。


背びれはカミソリだし、歯が鋭く尖っているので噛まれると流血必至。


全身凶器みたいな奴である。



んで、今上がってきたギンポはハリがスレ掛かりとヤバい状態である。


口にハリが掛かってればギンポも口を出せないので比較的安全に外せるが、スレとなると口はFreeでいつでも攻撃可能なのである。

ヤバい奴がヤバい箇所にハリ掛かりしてる


でもまぁ小さい奴だし大丈夫だろ!噛まれても大して痛くもないだろ!と背びれを警戒しながらもタカを括っていたときだった。


ガブッ!!


ギンポの奴が小さい口で指に噛み付いてきやがった!


しかもスゲェ〜痛いではないか!!


こいつマジか!?


何とかギンポを指から離し、仕返しに岩に叩きつけてやろうか!と思ったが、こいつだって生きてるんだから…と仏心のオッサン菩薩。


大谷翔平なみの球速&大遠投で優しく海にリリースしてあげました。


もちろん「オオタニサ〜ン!」と叫びながら…


ちなみにメジャーリーグの実況で言ってる「オオタニサン!」は”OHTANI Slam!(大谷、打った〜!)”の空耳という噂があった。


しかし、実際に実況した担当に聞くと「大谷に敬意を表して『オオタニサン!』と実況してるんだ」らしい。



ギンポは無事に(たぶん無事だと思うけど…)海に帰ったが、問題はオッサンの指である。

出血大サービス!


毒があるわけじゃないから大丈夫だろう。


職業柄、財布にいつも絆創膏(ばんそうこう)が入ってるから適当に巻いておいた。


ちなみにその2なんだけど、「ばんそうこう」って地域や年代によっていろんな呼び方があるようだ。


「バンドエイド」、「リバテープ」、「サビオ」、「カットバン」、「キズバン」など…


オッサンは「ばんそうこう」なんだけど、↑って商品名ですよね。


ステプラーをホッチキス、ラミネートをパウチって言うのと同じようなもんか…


自分ちにあった”ばんそうこう名”でその後の呼び名が決まるんだな〜



まぁ、血だらけになりながらも2時間で9匹と普通に釣れた。


アタリ自体は頻繁にあったんだけど、喰いが悪くてハリ掛かりしなかったな〜

最大サイズが18cm弱。全体の写真を撮るのを忘れてました


朝から頑張っていたH2氏は、なんと25匹!

穴釣りでこれだけ釣れれば大したもんだ!


やはりH2氏は釣るな〜



オッサンも朝から来ていればコレだけ釣れたかな?


否、きっと飽きて野良猫と遊び始めてたかも知れない。


オッサンもギンポと戯れてないでもっと頑張らなきゃ!




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